JP3254740B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3254740B2
JP3254740B2 JP19820292A JP19820292A JP3254740B2 JP 3254740 B2 JP3254740 B2 JP 3254740B2 JP 19820292 A JP19820292 A JP 19820292A JP 19820292 A JP19820292 A JP 19820292A JP 3254740 B2 JP3254740 B2 JP 3254740B2
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JP
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signal
circuit
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image sensor
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拓 木原
秀明 村山
一郎 丹治
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラにおいては映像の輪
郭を明瞭にするため輪郭強調処理が行なわれている。図
3は従来のビデオカメラの構成を示す。同図において、
レンズ1から入力した光学像はミラー2およびハーフミ
ラー3で青色光、緑色光および赤色光に分解され、其々
CCD(固体撮像素子)4A〜4Cに入力される。CC
D4A〜4Cでは光電変換が行なわれ、これによって得
られた映像信号がプリアンプ5A〜5Cで増幅される。
【0003】プリアンプ5A〜5Cの出力は、プリニー
回路6A〜6Cでプリニー処理、すなわち高輝度側の圧
縮処理が行なわれ、図4(a)に示すような本線信号S
A〜SCが生成されて加算回路7A〜7Cに供給され
る。また、緑色光用および赤色光用のプリニー回路6
B,6Cの出力はディテール生成回路8に供給され、こ
こで、同図(b)に示すようなディテール信号SDが生
成される。
【0004】このディテール信号SDはアンプ9で増幅
されて加算回路7A〜7Cに入力され、ここで本線信号
SA〜SCに加算されて同図(c)に示すような映像信
号SE〜SGとなる。各加算回路7A〜7Cの出力はリ
ミッタ10A〜10Cおよびγ補正回路11A〜11C
を介してマトリックス回路12に供給され、ここでTV
信号に変換されて出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のビデ
オカメラでは、本線信号SA〜SCおよびディテール信
号SDが大きい場合には、加算回路7A〜7Cの出力信
号SE〜SGがダイナミックレンジを超えることがあ
る。この場合はリミッタ10A〜10Cでダイナミック
レンジを超えた範囲がカットされ、リミッタ10A〜1
0Cの出力は同図(d)に示すように幅の広いディテー
ル信号が付いた映像信号SH〜SJとなる。そのため、
このようなビデオカメラから出力される映像は、輪郭が
ボヤけて画質が劣化したものとなってしまう。
【0006】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、撮像素子からの出力信号と輪郭
強調信号の加算信号のレベルがダイナミックレンジを超
えるような場合でも、映像の輪郭を明瞭にして画質の劣
化を防止可能なビデオカメラを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、撮像素子か
らの出力信号を輪郭強調処理する輪郭強調処理回路を備
えたビデオカメラにおいて、前記撮像素子の出力信号に
基づいて輪郭強調信号を形成する輪郭強調信号生成回路
と、前記輪郭強調信号生成回路から出力される輪郭強調
信号のレベルを調整する可変利得回路と、前記撮像素子
の出力信号と輪郭強調信号とを加算した後の加算信号及
び所定のダイナミックレンジに基づいて前記可変利得回
路の利得を制御する制御回路と、前記制御回路によって
利得制御された前記可変利得回路の出力信号と前記撮像
素子の出力信号とを加算する加算回路とを有し、前記撮
像素子の出力信号と輪郭強調信号とを加算した加算信号
がダイナミックレンジを超えるかが前記制御回路によっ
て検出され、この検出に基づいて前記加算信号がダイナ
ミックレンジを超えないように前記可変利得回路におけ
る利得制御が行われることを特徴とするビデオカメラに
よって解決される。
【0008】
【作用】図1において、レンズ1から入力した光学像は
第1の固体撮像素子(以下でCCDという)4Aで青色
光に係る映像信号に変換され、プリアンプ5Aを介して
プリニー回路6Aに供給され、ここでプリニー処理が行
なわれる。プリニー回路6Aではプリニー処理後に青色
光に係る出力信号(以下で単に本線信号ともいう)SA
が生成される。この本線信号SAは加算回路7Aに供給
される。 同様にして、第2のCCD4Bで緑色光に係る
映像信号に変換され、プリアンプ5Bを介してプリニー
回路6Bに供給され、ここでプリニー処理が行なわれ
る。プリニー回路6Bではプリニー処理後に緑色光に係
る出力信号(以下で単に本線信号ともいう)SBが生成
される。この本線信号SBは加算回路7Bに供給され
る。同様にして、第3のCCD4Cで赤色光に係る映像
信号に変換され、プリアンプ5Cを介してプリニー回路
6Cに供給され、ここでプリニー処理が行なわれる。プ
リニー回路6Cではプリニー処理後に赤色光に係る出力
信号(以下で単に本線信号ともいう)SCが生成され
る。この本線信号SCは加算回路7Cに供給される。こ
れらの本線信号SA〜SCについては図2(a)参照の
こと。
【0009】一方、緑色光および赤色光の本線信号S
B,SCは輪郭強調信号生成回路の一例となるディテー
ル生成回路8に供給され、ここで輪郭強調信号(以下で
ディテール信号という)SD(図2(b))が生成さ
れ、これが可変利得回路の一例となるアンプ9に供給さ
れる。このディテール信号SDは制御回路の一方を構成
する加算回路13にも供給され、ここで緑色光の本線信
号SBに加算される(図2(c))。この加算信号SK
制御回路の他方を構成するサチレーションエリア検出
回路14に供給される。
【0010】そして、サチレーションエリア検出回路1
4では、加算信号SKがダイナミックレンジを超える場
合には、ダイナミックレンジを超える範囲を示すサチレ
ーション信号SL(図2(d))が生成される。このサ
チレーション信号SLはアンプ9に供給され、その供給
タイミングでアンプ9のゲインが下げられる。
【0011】このときのゲインは、本線信号SA〜SC
にアンプ9の出力SD'を加算したときの加算信号SE
〜SGがダイナミックレンジを超えないように決定され
る。このように通常より下げられたゲインでディテール
信号SDが増幅され(図2(e))、この増幅後のディ
テール信号SD'が加算回路7A〜7Cに供給されて本
線信号SA〜SCに加算される。
【0012】ここで得られた加算信号SE〜SG(図2
(f))はリミッタ10A〜10Cおよびγ補正回路1
1A〜11Cを介してマトリックス回路12に供給さ
れ、ここでTV信号に変換されて出力される。本発明で
は、本線信号SA〜SC及びディテール信号SDが大き
、加算回路7A〜7Cから出力される映像信号SE〜
SGがダイナミックレンジを越えるような場合でも、ダ
イナミックレンジ内に入れ込むことができるので、輪郭
強調部がカットされることなく、輪郭が明瞭な映像を得
ることが可能になる。
【0013】
【実施例】続いて、本発明に係わるビデオカメラの一実
施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、
上述と同様な部分には同一の符号を付して詳細な説明は
省略した。
【0014】図1は本発明によるビデオカメラの構成を
示す。同図において、レンズ1から入力した光学像は、
ミラー2、ハーフミラー3を介してCCD4A〜4Cに
入力する。ここから得られた映像信号はプリアンプ5A
〜5Cを介してプリニー回路6A〜6Cに供給され、こ
こで高輝度側が圧縮されて図2(a)に示すような本線
信号SA〜SCが生成されて加算回路7A〜7Cに供給
される。
【0015】また、緑色光用および赤色光用のプリニー
回路6B,6Cの出力SB,SCはディテール信号生成
回路8に供給され、ここで同図(b)に示すようなディ
テール信号SDが生成されてアンプ9に供給される。
【0016】一方、ディテール信号SDは加算回路13
に供給され、ここで緑色光の本線信号SBに加算されて
加算信号SK(同図(c))が生成される。この加算信
号SKは、サチレーションエリア検出回路14に供給さ
れる。そして、加算信号SKがダイナミックレンジ以下
の場合は、アンプ9のゲインが通常の値に保持されてデ
ィテール信号SDが増幅され、これが加算回路7A〜7
Cに供給される。
【0017】加算回路7A〜7Cから出力された加算信
号SE〜SGはリミッタ回路10A〜10Cおよびγ補
正回路11A〜11Cを介してマトリックス回路12に
供給され、ここでTV信号に変換されて出力される。
【0018】さて、加算回路13から出力される加算信
号SKがダイナミックレンジを超える場合は、サチレー
ションエリア検出回路14でこれが検出され、同図
(d)に示すようなサチレーション信号SLが生成され
る。このサチレーション信号SLは、加算信号SKのう
ちダイナミックレンジを超える範囲を示すものである。
【0019】このサチレーション信号SLはアンプ9に
供給され、この信号のタイミングでアンプ9のゲインが
通常より下げられる。このときのゲインは、本線信号S
A〜SCにアンプ9から出力されるディテール信号S
D′(同図(e))を加算したときに、ダイナミックレ
ンジを超えないように決定される。このゲインに基づい
てアンプ9でディテール信号SDが増幅され、これが加
算回路7A〜7Cに供給される。
【0020】そして、上述と同様に本線信号SA〜SC
とゲインを下げて増幅されたディテール信号SD′と
が、加算回路7A〜7Cで加算されて加算信号SE〜S
Gが生成される。この加算信SE〜SGは、リミッタ1
0A〜10Cおよびγ補正回路11A〜11Cを介して
マトリックス回路12に供給され、ここでTV信号に変
換されて出力される。
【0021】本発明では、本線信号SA〜SCおよびデ
ィテール信号SDが大きい場合でも、加算回路7A〜7
Cから出力される加算信号SE〜SGは常時ダイナミッ
クレンジを超えることがないので、輪郭強調部がリミッ
タ10A〜10Cでカットされることがない。したがっ
て、輪郭が明瞭な映像を得ることが可能になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るビデ
オカメラによれば、撮像素子の出力信号と輪郭強調信号
とを加算した後の加算信号と所定のダイナミックレンジ
とに基づいて可変利得回路の利得を制御する制御回路を
備え、撮像素子の出力信号と輪郭強調信号とを加算した
加算信号がダイナミックレンジを超えるかが検出され、
この検出に基づいてダイナミックレンジを超えないよう
に可変利得回路の利得が決定されるものである。
【0023】この構成によって、撮像素子の出力信号と
輪郭強調信号の加算信号のレベルがダイナミックレンジ
を超えるような場合に、可変利得回路の利得が通常より
も下げられるので、撮像素子の出力信号と可変利得回路
からの出力信号とを加算した後のこれらの出力信号のレ
ベルをダイナミックレンジ内に入れ込むことができる。
従って、輪郭強調部がカットされることなく、輪郭が明
瞭なカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるビデオカメラの構成図である。
【図2】本発明に係わるビデオカメラの信号波形を説明
する説明図である。
【図3】従来例に係わるビデオカメラの構成図である。
【図4】従来例に係わるビデオカメラの信号波形を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 ミラー 3 ハーフミラー 4A〜4C CCD 5A〜5C プリアンプ 6A〜6C プリニー回路 7A〜7C 加算回路 8 ディテール生成回路 9 アンプ 10A〜10C リミッタ 11A〜11C γ補正回路 12 マトリックス回路 13 加算回路 14 サチレーションエリア検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−145792(JP,A) 特開 平3−214973(JP,A) 特開 平2−81571(JP,A) 特開 平3−190475(JP,A) 特開 昭58−219872(JP,A) 特開 平2−285778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78 H04N 5/14 - 5/217

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子からの出力信号を輪郭強調処理
    する輪郭強調処理回路を備えたビデオカメラにおいて、 前記撮像素子の出力信号に基づいて輪郭強調信号を形成
    する輪郭強調信号生成回路と、 前記輪郭強調信号生成回路から出力される輪郭強調信号
    のレベルを調整する可変利得回路と、 前記撮像素子の出力信号と輪郭強調信号とを加算した後
    の加算信号及び所定のダイナミックレンジに基づいて前
    記可変利得回路の利得を制御する制御回路と、 前記制御回路によって利得制御された前記可変利得回路
    の出力信号と前記撮像素子の出力信号とを加算する加算
    回路とを有し、 前記撮像素子の出力信号と輪郭強調信号とを加算した加
    算信号がダイナミックレンジを超えるかが前記制御回路
    によって検出され、この検出に基づいて前記加算信号が
    ダイナミックレンジを超えないように前記可変利得回路
    における利得制御が行われる ことを特徴とするビデオカ
    メラ。
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