JP2003319269A - 固体撮像装置および撮像方法 - Google Patents

固体撮像装置および撮像方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効ダイナミックレンジが広く、画像ずれや
ノイズを抑えた画像を容易に得ることが可能な固体撮像
装置および撮像方法を提供する。 【解決手段】 単位画像21は全て、所定の単位露光時
間tで撮像される。連続する単位画像21のm枚(m=
1〜n)を加算することによって、露光時間が単位露光
時間tのm倍で、撮像期間が、加算した単位画像21の
撮像期間の合計となる合成用画像22が得られる。この
n枚の合成用画像22から、1枚の画像を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有効ダイナミック
レンジが拡張された画像信号を生成する撮像方法およ
び、この方法を用いたビデオカメラ等の固体撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】撮像装置は、撮像管あるいはCCD(Ch
arge Coupled Device )等の固体撮像素子によって構成
されており、デジタルカメラ,スキャナーあるいはビデ
オカメラ等の撮像部に広く使用されている。こうした撮
像装置は、旧来の銀塩写真システムと比較するとダイナ
ミックレンジが狭く、逆光時などに、被写体の明るい部
分では、輝度レベルが著しく高いために像が白くなり過
ぎたり(白とび)、被写体の暗い部分では、輝度レベル
が著しく低いために像が黒くなり過ぎたり(黒つぶれ)
することがあった。そこで、従来より、このような現象
を解消して画質低下を防ぐために、同一被写体から得ら
れた露光量の異なる複数の画像から1つの画像を合成す
る手法が採られている。
【0003】例えば、特開平2−174470号公報
や、特開平5−7336号公報には、画像合成を行う際
に問題となっていた手ぶれ等による画像のずれを補正す
る技術が記載されている。そこに採用されている画像合
成方法は、一般的なものである。上記特開平5−733
6号公報によれば、図11のように、1フレーム期間中
に1/1000秒と1/60秒の2種類の露光時間で撮像素子から
の信号を出力させ、1フレームを構成する奇(ODD)
フィールド,偶(EVEN)フィールドにそれぞれ、露
光時間が1/1000秒および1/60秒で撮影された画像をそれ
ぞれ割り当てるようになっている。これらの画像は露出
が異なるので、一方のフィールドに「白とび」もしくは
「黒つぶれ」が生じていても他方のフィールドには生じ
ていない。こうして、2つの画像の互いに利用可能な部
分を融通しあうことによりダイナミックレンジが拡張さ
れ、画質が改善される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、各画像を順に撮像していくことから、大きく
2つの問題点があった。1つ目の問題は、露光時間の異
なる画像が2枚程度しか得られないため、合成が困難で
ある点である。むろん、原理的には2枚以上の画像の合
成は可能であるが、画像数が増えるに従って撮像期間全
体が長くなってしまう。そのため、画像間の経時変化を
抑えたり、総撮像期間を1フィールドまたは1フレーム
内に収め、合成後の画像信号をNTSC方式などの規格
に対応させたりするには、画像を2〜3枚以上とするこ
とは難しい。よって、実用上は合成には2枚の画像を用
いることになるが、その場合、合成画像の有効ダイナミ
ックレンジを拡張するため、互いの露光時間は比較的大
きく異なるように選ばれる。またその場合には、両者の
境界部分で不自然なコントラスト変化が生じるのを防ぐ
ために、互いの画像信号の入射光量に対する特性を調整
する必要が生じる。すなわち、露光時間が短い方の特性
を増幅するなどしてゲイン調整を行うが、今度は、この
操作に伴って画像同士の境界にノイズがしばしば発生す
るという問題が生じていた。
【0005】2つ目の問題は、露出時間の異なる画像
が、それぞれ別の期間に撮られる点である。このため、
撮像対象に動きのある場合などでは、合成の際、対象の
境界部に情報の欠落が生じてしまう。前述した技術は、
主な被写体に合わせて画像同士をずらすような座標変換
を行うことによって、画像間の経時的な位置ずれを解消
するようにしている。ただし、各画像のずれた周辺部分
は切り捨てられ、2画像共通のエリアが元の画像サイズ
に拡大されるようになっている。
【0006】このように、従来では、合成の際にコント
ラストや位置ずれに対しても何らかの策を講じなければ
ならず、しかも、その結果、合成によって得ようとして
いた撮像対象を忠実に再現する画像ではなくなってい
た。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、有効ダイナミックレンジが広く、画
像ずれやノイズを抑えた画像を容易に得ることが可能な
固体撮像装置および撮像方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、所定時間内に複数回の撮像を連続して行い、順次撮
像された複数の単位画像を生成する撮像手段と、単位画
像を加算して、撮像期間が部分的に重複し、かつ、互い
に露光時間の異なる複数の合成用画像を生成する合成用
画像生成手段と、合成用画像を合成して、ダイナミック
レンジが拡張された合成画像を作成する合成手段とを備
えたものである。
【0009】本発明の撮像方法は、所定時間内に複数回
の撮像を連続して行い、順次撮像された複数の単位画像
を生成し、単位画像を加算して、撮像期間が部分的に重
複し、かつ、互いに露光時間の異なる複数の合成用画像
を生成し、さらに、合成用画像を合成して、ダイナミッ
クレンジが拡張された合成画像を作成するものである。
【0010】本発明の固体撮像装置および撮像方法で
は、単位画像が、その数と経時的位置とを考慮して加算
され、露光時間の異なる複数の合成用画像が部分的に撮
像期間を重複させるように生成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態に係る固体
撮像装置の構成を示すブロック図である。図2は、単位
画像から合成用画像を生成する様子を概念的に表してお
り、図3は、単位画像と合成用画像の間の撮像期間およ
び露光時間における関係を示したタイムチャートであ
る。この固体撮像装置では、実際に撮像して得た単位画
像21から、撮像期間が部分的に重複し、かつ、互いに
露光時間の異なる複数の合成用画像22が生成され、さ
らに、これを用いて合成画像23が生成される。なお、
「撮像期間」は時間軸上の撮像されている期間を指し、
「露光時間」は露光して撮像を行った時間の長さを指す
ものとして、以下の明細書においてはそれぞれを使い分
けるものとする。
【0013】光学系11は、入射した光線を撮像素子1
2に結像するものであり、撮像素子12は、CMOSセ
ンサやCCDセンサ等の固体撮像素子で構成され、結像
された画像の情報を電圧信号SV に変換してカメラ信号
前段処理回路13に出力するものである。
【0014】この撮像素子12は、所定時間内に撮像を
連続して複数回(n回)行い、n枚の単位画像21を順
次撮像するように(図3)、駆動回路16により制御さ
れている。その際の撮像条件、すなわち撮像期間全体の
長さ(総露光時間)や、単位画像の数、それぞれの露光
時間は、後述する合成用画像22の各露光時間や枚数と
の関係によって設定される。
【0015】例えば、一連の撮像は1フレームまたは1
フィールド期間内に行われ、さらには、そのうちの所定
期間にて行われる。また、ここでは、単位画像21は全
て、所定の単位露光時間tで撮像されるようになってい
る。単位露光時間tは適宜に設定可能であるが、例え
ば、従来の合成用画像の露光時間(1/1000 秒)と同程度
以下としてよい。一例を挙げると、撮像期間の長さが1/
60秒、単位露光時間1/6000秒、単位画像21を10枚な
どと設定することができる。こうした高速撮像は、一部
のCMOSセンサにおいては現時点でも充分に実現可能
である。
【0016】カメラ信号前段処理回路(前段処理回路)
13は、撮像素子12からの各単位画像21に相当する
電圧信号SV を、n枚の単位画像21に相当する画像デ
ータDu に変換する機能を有している。すなわち、前段
処理回路13では、電圧信号SV に対し、A/D変換を
始めとする通常のビデオカメラにおける信号処理と同様
の周知の処理が行なわれる。なお、ここで生成された単
位画像21の画像データDu は、画像メモリ14に出力
されるようになっている。
【0017】画像メモリ14は、前段処理回路13から
入力された単位画像データDu を格納すると共に、カメ
ラ信号後段処理回路(後段処理回路)15からの読み出
し/書き込み要求に応じて単位画像データDu を出力し
たり、後段処理回路15から入力される合成用画像デー
タDs を格納したりする機能を有する。また、後段処理
回路15に対しては、画像合成に伴う作業領域を提供す
る。画像メモリ14は、複数のデータを同時にリードラ
イト可能な装置であり、具体的にはハードディスク,半
導体メモリなどの記憶装置として構成されている。
【0018】後段処理回路15は、n枚の単位画像21
を撮像順に加算して、撮像期間が部分的に重複し、か
つ、互いに露光時間の異なる複数の合成用画像22を生
成する機能を有している。すなわち、連続する単位画像
21のm枚(m=1〜n)を加算することによって、露
光時間が単位露光時間tのm倍で、撮像期間が、加算し
た単位画像21の撮像期間の合計となる合成用画像22
が得られる。この操作は、画像メモリ14からn枚の単
位画像21の画像データDu を読み出し、これら画像デ
ータDu を露光時間および撮像期間に応じて画素単位に
加算し、合成用画像22に相当する画像データDs を生
成することで行われる。得られた画像データDs は、画
像メモリ14に格納される。
【0019】合成用画像22の生成に用いる単位画像2
1の選び方は種々考えられる。簡単な一例としては、図
2,図3に示したように、最後に撮られたものから1
枚,2枚,・・・,n枚をそれぞれ加算し、n枚の合成
用画像22とする方法が挙げられる。この場合の合成用
画像22は、少なくとも最後の単位画像21に相当する
撮像期間を共有しており、露光時間がそれぞれt,2
t,・・・,ntとなる。こうした合成用画像22は、
画像の合成に必要となる任意の数だけ生成されればよ
く、各合成用画像22の露光時間,撮像期間も、必要に
応じて適宜に設定可能である。ただし、最終的に滑らか
に合成された画像を得るには、ここで合成用画像22を
3枚以上得ておくことが望ましい。また、合成の際の被
写体の位置ずれ等を抑制するため、合成用画像22の撮
像期間は、互いの重複部分ができるだけ大きくなるよう
に設定するのが望ましい。
【0020】図4は、画像データDs の入射光量に対す
る特性を示している。このように、合成用画像22(以
下では画像22と略記)は、その露光時間に応じて、得
られる信号値すなわち画像データDs の値の特性が異な
っている。露光時間tである画像22のデータ特性43
に対し、露光時間2tの場合の特性42は傾きが2倍で
あり、露光時間ntの場合の特性41は傾きがn倍であ
る。つまり、入射光量が少なく被写体が暗いときには、
特性41のように露光時間を長くし、得られるデータ信
号値を十分に大きくすると、暗くとも階調が保たれるよ
うになる。逆に、入射光量が多く明るい被写体には、特
性43のように露光時間を短くすると、大きな入射光量
においてもデータ信号が飽和点に達しないために明るく
とも階調が保たれるようになる。
【0021】このように、各画像22は、露光時間すな
わちデータ特性が互いに異なることから、全体として、
広範な入射光量に対して適正な階調(特性の傾き)を与
えることが可能である。なお、これら画像データDs の
値は全て、ある上限値で飽和するようになっている。
【0022】さらに、後段処理回路15は、これら画像
22を用いて合成を行ない、有効ダイナミックレンジが
拡張された合成画像23を作成する機能を有する。その
合成方法はどのようなものであってもよいが、通常よく
用いられているように、不連続な特性を有する画像同士
の境界において一方の信号値を増幅して画像のつなぎ目
をなくすようにする方法では、この操作がうまくいかな
い場合に、接合される画像の信号値の大きさが相対的に
入れ替わるなどして不自然にしずんだ領域が生じること
がある。そこで、本実施の形態では、こうした問題点を
回避すべく以下のような方法を採用している。
【0023】すなわち、後段処理回路15は、各画像2
2の画像データDs から入射光量に適したものを画素単
位に選択して、合成に用いるようになっている。まず、
露光時間が最も長い画像22において、画像データDs
が設定上限値より小さい値であれば、そのまま採用され
る。ここで、設定上限値は、例えば画像データDs の飽
和点の値とされるが、飽和点より低い値に設定して画質
を保証するようにしてもよい。この露光時間ntの画像
22が採用されなかった画素に対しては、露光時間(n
ー1)tの画像22を用いて同様の操作が行われる。同
様の操作は、全ての画素に対して採用する画像データD
s が決定されるまで繰り返し行われる。最後に残った画
素に対しては、露光時間tの画像22の画像データDs
が採用される。
【0024】その際に、本実施の形態では、入射光量に
対するデータ特性が連続した一つの特性となるように、
各画像22の画像データDs の値に補正が行われる。詳
細は後述するが、画像22のうち露光時間がm番目に長
いもの(mは2以上の整数)の画像データDs は、同じ
画像における信号下限値からの自身の変位に、露光時間
が1番長いものからm−1番目に長いものまでの画像2
2各々における画像データDs の下限値から設定上限値
までの変位を全て積算した値に変換してから、合成され
る(図6を参照)。このように、各画像22のデータ信
号値の大きさは相対化され、切れ目なくつなぎ合わせら
れて、ダイナミックレンジの拡張が適正に行われる。
【0025】なお、後段処理回路15は、以上のような
画像の合成を、画像22を順に重ねるようにして行うほ
か、各画像22の画像データDs に施す処理は予めわか
っているので、各画像22それぞれの画像データDs の
処理を並列して行い、処理後の画像データDw を元の画
像データDs の画素位置にあてはめることで一枚の合成
画像23を作成するように構成されていてもよい。
【0026】また、この後段処理回路15では、そのほ
かに、ガンマ補正や、そのほか通常のビデオカメラの信
号処理と同様の周知の処理が行なわれるようになってい
る。なお、本実施の形態では、後段処理回路15が本発
明の「合成用画像生成手段」および「合成手段」に対応
している。
【0027】駆動回路16は、撮像素子12を駆動する
ための回路である。AE制御部17は、後段処理回路1
5から入力される露光状態の情報に基づき、光学系11
の絞り調整,駆動回路16の電子シャッタ制御,前段処
理回路13のゲイン調整などを行う機能を有し、画像2
1〜23の露光条件を調節するようになっている。
【0028】次に、この固体撮像装置の動作、および、
本実施の形態に係る撮像方法について説明する。
【0029】なお、以下ではより具体的な例として、図
5のように単位露光時間tで撮られた8枚の単位画像2
1から、最後の単位画像21Lに相当する撮像期間を共
有すると共に、露光時間がそれぞれt,2t,4t,8
t、つまり単位露光時間tの2n 倍(nは0以上の整
数)であるような4枚の画像22A,22B,22C,
22Dを生成し、画像合成に用いる場合の説明を行う。
【0030】まず、光学系11および撮像素子12は、
8枚の単位画像21を単位露光時間tで順次撮像する。
撮像素子12は、各単位画像21に相当する電圧信号S
V を、前段処理回路13に出力する。前段処理回路13
は、入力された電圧信号SVを、8枚の単位画像21に
相当する画像データDu に変換し、画像データDu を画
像メモリ14に格納する。
【0031】次に、後段処理回路15は、画像メモリ1
4から8枚の単位画像21の画像データDu を読み出
し、画像データDu を画素単位に加算することにより、
最後の単位画像21Lに相当する撮像期間を共有すると
共に露光時間がそれぞれt,2t,4t,8tであるよ
うな4枚の画像22A,22B,22C,22Dに相当
する画像データDs を生成する(図5)。これらの画像
22A〜22Dは、少なくとも1つの単位画像21(最
後の単位画像21L)の撮像期間を共有しているため、
その間に被写体の経時的な位置ずれが発生し難く、画像
の欠落が回避される。なお、得られた画像データDs
は、画像メモリ14に格納される。
【0032】さらに、後段処理回路15は、画像22A
〜22Dを合成して合成画像23を作成する。図6は、
この具体例に即したデータ信号の入射光量に対する特性
図であり、(A)が合成前、(B)が合成後に対応して
いる。なお、同図(A)の各特性は、対応する画像22
A〜22Dの末尾の符号によって区別をしている。
【0033】まず、露光時間が最も長い画像22Dにお
いて、画像データDs が画像データDs の飽和点の値m
より小さい値であれば、そのまま合成後の画像データD
w として採用する。よって、画像データDw における0
からmまでの範囲は、露光時間が最長である画像22D
の画像データDs で構成される。これは、入射光量の範
囲LDに対応している。
【0034】画像22Dの画像データDs が採用されな
かった画素に対しては、次に、露光時間4tである画像
22Cを参照し、画像データDs が飽和値mより小さい
値であれば、画像データDw として用いる。よって、画
像22Cの画像データDs で用いられるのは、画像22
Dだと飽和しているが画像22Cでは飽和していない入
射光量の範囲LCをカバーするものである。ここでは、
画像22Dと画像22Cの特性の傾きは2:1であるか
ら、用いられる画像データDs の範囲はm/2からmま
でである。
【0035】この範囲LCに対応する画像データDs
は、合成に際し、画像22Cにおける下限値m/2から
の自身の変位値(0〜m/2)に、範囲LDにおける画
像データDw の最高値mを足し合わせた値に変換して画
像データDw とする。これにより、図6(B)に示した
ように、合成後の画像データDw は、2つの異なる特性
D,Cが連続的に結合された特性を有するものとなる。
なお、画像22Cについては、m/2未満の低域の画像
データDs を使用しないので、画像データDw のノイズ
は低減される。
【0036】以下、用いる画像データDs が決定されて
ない画素がなくなるまで、画像22B,22Aを順に参
照して同様の操作を行う。画像22Bでは、画像データ
Dsのうち、入射光量の範囲LBに対応するm/2〜m
の部分を用いる。合成に際しては、画像22Bにおける
下限値m/2からの自身の変位値(0〜m/2)に、範
囲LCまでの画像データDw の最高値3m/2を足し合
わせた値に変換して画像データDw とする。
【0037】画像22Aでは、画像データDs のうち、
入射光量の範囲LAに対応するm/2〜mの部分を用い
る。合成に際しては、画像22Aにおける下限値m/2
からの自身の変位値(0〜m/2)に、範囲LBまでの
画像データDw の最高値2mを足し合わせた値に変換し
て画像データDw とする。
【0038】こうして合成が行われ、図6(B)に示し
たデータ信号特性を有する合成画像23が作成される。
なお、この合成方法では、各画像22A〜22Dの画像
データDs に施す処理は予めわかっているので、実際に
は各画像22A〜22Dそれぞれに対し、利用範囲(m
/2〜m)の画像データDs の処理を並列して行い、処
理後の画像データDw を画素にあてはめることで一枚の
合成画像23を作成するようにしてもよい。
【0039】この合成画像23では、各画像22A〜2
2Dの入射光量に対するデータ特性が連続してつなぎ合
わせられ、有効ダイナミックレンジが拡張される。ま
た、画像22Dを除く画像22A〜22Cについては、
m/2未満の低域の画像データDs を使用しないので、
画像データDw のノイズは全体として低減される。な
お、合成画像23は、後段処理回路15から画像データ
Dw として出力される。
【0040】このように本実施の形態では、単位画像2
1から互いに露光時間が異なる合成用画像22を生成す
るようにしたので、通常より多い3枚以上の合成用画像
22を容易に得ることができる。これら複数の合成用画
像22から得られる合成画像23では、より滑らかな中
間調を表現することができる。また、一連の合成用画像
22を少なくとも1つの単位画像21を共有するように
生成したので、合成用画像22の間の経時変化を軽減す
ることができ、被写体の位置ずれ等による画像の欠落を
回避することができる。
【0041】また、これら合成用画像22の枚数やそれ
ぞれの露光時間,撮像期間は、自在に変更可能である。
合成用画像22の各々の露光時間は、単位画像21の露
光時間の設定に基づいて互いに関数で表現されるような
一定の相関を与えることができるので、複数枚の合成用
画像22の露光時間(特性)を互いに関連付けて選択す
ることができる。また、そのような操作によって、例え
ば画像データDs の合成に用いる範囲が決まる。ここで
は、合成用画像22の露光時間を、単位露光時間tの2
n 倍としたので、各合成用画像22の使用可能なデータ
値を全てm/2〜mの一定範囲内に収めることができ
る。したがって、合成の際に各合成用画像22の低域成
分(0〜m/2)は使用しないので、画像23における
ノイズを低減することができる。また2n 倍とすること
で、ビットデータとして画像データ処理を行う場合に取
り扱いが簡単になる。
【0042】なお、本実施の形態では、合成用画像22
の露光時間を単位露光時間tのn倍または2n 倍(nは
共に0以上の整数)としたが、合成用画像相互の関係は
そのほかの関数で表されるものであってもよい。例え
ば、各合成用画像の露光時間を、単位露光時間tの3k
倍(1,3,9,・・・)などのnk 倍(nは固定値で
あり2以上の整数,kは変数であり0以上の整数)とし
てもよい。この場合には、2n 倍の場合と同じく合成へ
の適用範囲(上限値と下限値)が全ての合成用画像で一
致するために、合成手法として取り扱いやすい。
【0043】撮像期間の設定については、ここでは、合
成用画像22に共有される撮像期間を最後に撮像された
単位画像21の撮像期間であるようにしたが、本発明の
合成用画像は、その撮像期間の少なくとも一部が重複し
ていればよいので、例えば、図7に示したように共有期
間を全撮像期間の最初に設定してもよい。また、図8に
示したように、共有期間を全撮像期間の中央に設定して
もよい。この場合には、合成用画像間の時間差をほとん
ど考慮する必要がなくなり、撮像対象の経時的な位置ず
れを軽減する効果が高い。さらに、図9に示したよう
に、合成用画像が互いのうちいずれかに対し撮像期間が
部分的に重複するようにしてもよい。
【0044】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例について説明
する。なお、以下の実施例では、固体撮像装置全体の構
成、作用動作は、基本的に実施の形態と同様である。
【0045】図10は、本発明の実施例に係るデータ信
号の入射光量に対する特性図であり、(A)が合成前、
(B)が合成後である。本実施例では、単位露光時間t
で単位画像を順次撮像し、これら単位画像から、少なく
とも1枚の単位画像に相当する撮像期間を共有すると共
に露光時間がそれぞれt,2t,4t,8t,16tで
あるような5枚の合成用画像を生成した。
【0046】次に、これら合成用画像を合成するが、実
施の形態のように画像データをそのままの値で用いる
と、特に合成後のデータ長が大きくなってしまい、画像
メモリ内に大きな領域が必要になる。そこで、合成後の
データ信号特性が図7(B)のように正規化されたかた
ちで得られるように、各合成用画像の画像データを予め
一定の比率で縮小し、これらを用いて合成を行った。図
7(B)の実線部分が、合成後のデータ信号特性であ
る。同図から、ダイナミックレンジが16倍に拡張され
ていることが確認できる。
【0047】なお、合成後の画像データの特性は折れ線
となるため、対数曲線に補正する処理が有効である。こ
こでは、補正後の曲線を図7(B)に点線で示してい
る。この曲線は、(データ信号値)=log {50×(入
射光量)+1}}/log 51で表される対数曲線であ
る。これにより、合成後のデータ信号特性を平滑化する
ことができ、画質改善の効果が期待される。なお、一般
的に知られていることとして、人間は、目に入ってくる
光量を対数的特性でもって処理し、明るさとして感じて
いるので、対数補正は、合成画像を生理的な見え方に近
いものにするということができる。
【0048】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施の
形態では、単位画像21は全て単位露光時間tで撮像さ
れるようにしたが、各単位画像の露光時間は任意に選ぶ
ことができ、同一の値でなくともよい。ただし、実施の
形態のように、単位画像の露光時間を一定としておく
と、合成用画像の露光時間が、加算する単位画像の数に
比例するために制御しやすくなる。
【0049】また、単位画像の撮像条件および合成用画
像の生成に用いる単位画像の選び方は、固定条件として
予め定めておいてよいが、被写体の状況に応じて変化さ
せるようにすることも可能である。
【0050】さらに、上記実施の形態では、後段処理回
路15におけるデータ処理により合成用画像22を生成
するものとしたが、予め加算する単位画像がわかってい
る場合には、前段処理回路において、入力信号を画像デ
ータに変換するなり演算処理を行い、所定の単位画像が
加算された時点で、その値を合成用画像として画像メモ
リに格納してゆく方法をとることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固体撮像
装置および本発明の撮像方法によれば、所定時間内に複
数回の撮像を連続して行い、順次撮像された複数の単位
画像を生成し、単位画像を加算して、撮像期間が部分的
に重複し、かつ、互いに露光時間の異なる複数の合成用
画像を生成し、合成用画像を合成して、ダイナミックレ
ンジが拡張された画像を作成するようにしたので、複数
で、しかも互いの撮像期間が部分的に重複した合成用画
像が極めて平易な方法で得られる。従って、得られる画
像は、複数の合成用画像から合成されるので、単にダイ
ナミックレンジが拡張されているだけでなく、より滑ら
かな中間調を表現することが可能となる。また、複数の
合成用画像が用いられることにより、各合成用画像の信
号の低域成分は合成に使用されないので、得られる画像
のノイズを低減することが可能となる。同時に、合成用
画像の撮像期間は互いに部分的に重複しているので、互
いの経時変化が軽減され、被写体の位置ずれ等による画
像の欠落を回避することが可能となる。さらに、こうし
た合成用画像は、単位画像の露光時間等の撮像条件を変
えなくとも、その生成に用いる単位画像の数や経時的位
置を変更するだけで枚数や露光時間,撮像期間の設定を
変えることができる。このように、画像の合成における
条件設定の自由度が極めて高く、また容易に条件設定を
行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る固体撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した固体撮像装置における合成用画像
の生成手順を説明するための概念図である。
【図3】図1に示した固体撮像装置において生成される
合成用画像と単位画像との撮像期間および露光時間にお
ける関係を示すタイムチャートである。
【図4】図1に示した固体撮像装置にて生成される合成
用画像のデータ信号の特性図である。
【図5】図1に示した固体撮像装置にて生成される合成
用画像の具体例と単位画像との撮像期間および露光時間
における関係を示すタイムチャートである。
【図6】図5に示した合成用画像を用いた画像の合成方
法を説明するための図であり、(A)は合成前の特性
図、(B)は合成後の特性図である。
【図7】図3に示した合成用画像と単位画像との撮像期
間および露光時間における関係の第1の変形例を示すタ
イムチャートである。
【図8】図3に示した合成用画像と単位画像との撮像期
間および露光時間における関係の第2の変形例を示すタ
イムチャートである。
【図9】図3に示した合成用画像と単位画像との撮像期
間および露光時間における関係の第3の変形例を示すタ
イムチャートである。
【図10】本発明の実施例に係る固体撮像装置における
画像の合成方法を説明するための図であり、(A)は合
成前の特性図、(B)は合成後の特性図である。
【図11】従来の固体撮像装置における画像合成方法を
説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
11…光学系、12…撮像素子、13…カメラ信号前段
処理回路、14…画像メモリ、15…カメラ信号後段処
理回路、16…駆動回路、17…AE制御部、21…単
位画像、22,22A〜22D…合成用画像、23…合
成画像、41,42,43…合成用画像のデータ信号特
性、Sv …電圧信号、t…単位露光時間、Du …単位画
像の画像データ、Ds …合成用画像の画像データ、Dw
…合成画像の画像データ、LA〜LD…入射光量の範
囲。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間内に複数回の撮像を連続して行
    い、順次撮像された複数の単位画像を生成する撮像手段
    と、 前記単位画像を加算して、撮像期間が部分的に重複し、
    かつ、互いに露光時間の異なる複数の合成用画像を生成
    する合成用画像生成手段と、 前記合成用画像を合成して、ダイナミックレンジが拡張
    された合成画像を作成する合成手段とを備えたことを特
    徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記合成用画像生成手段は、前記合成用
    画像の各々を、互いの少なくともいずれかと撮像期間が
    部分的に重複するように生成することを特徴とする請求
    項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記合成用画像生成手段は、前記合成用
    画像の全てを、撮像期間に共通の重複部分があるように
    生成することを特徴とする請求項2記載の固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記共通の重複部分は、最初に撮像され
    た単位画像を含むことを特徴とする請求項3記載の固体
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記共通の重複部分は、最後に撮像され
    た単位画像を含むことを特徴とする請求項3記載の固体
    撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記共通の重複部分は、撮像順が中央に
    位置する単位画像を含むことを特徴とする請求項3記載
    の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記合成用画像生成手段は、前記合成用
    画像を3枚以上生成することを特徴とする請求項1記載
    の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記単位画像を全て同一の所定露光時間
    で撮像することを特徴とする請求項1記載の固体撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記合成用画像の各々の露光時間を、前
    記所定露光時間のn k 倍(nは固定値であり2以上の整
    数,kは変数であり0以上の整数)とすることを特徴と
    する請求項8記載の固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記合成用画像の各々の露光時間を、
    前記所定露光時間の2k 倍(kは変数であり0以上の整
    数)とすることを特徴とする請求項9記載の固体撮像装
    置。
  11. 【請求項11】 前記合成手段は、前記合成用画像の各
    々から、設定上限値より小さく、露光時間が最も長い画
    像に属する信号を画素ごとに抽出し、合成に用いること
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記合成用画像のうち露光時間がm番
    目に長いもの(mは2以上の整数)の信号値は、同じ画
    像における信号下限値からの自身の変位に、前記合成用
    画像のうちの露光時間が1番長いものからm−1番目に
    長いものまでの各々における信号の下限値から設定上限
    値までの変位を全て積算した値に変換され、合成に用い
    られることを特徴とする請求項11記載の固体撮像装
    置。
  13. 【請求項13】 前記画像信号の設定上限値は、入射光
    量に対する飽和点での信号値であることを特徴とする請
    求項11記載の固体撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記合成手段は、前記合成用画像を合
    成する前に、前記合成画像のダイナミックレンジが正規
    化されたものとなるように前記合成用画像の各々の画像
    信号を縮小することを特徴とする請求項11記載の固体
    撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段としてCCDセンサまた
    はCMOSセンサが用いられていることを特徴とする請
    求項1記載の固体撮像装置。
  16. 【請求項16】 被写体を撮像して得られる画像の画質
    補正を行う撮像方法であって、 所定時間内に複数回の撮像を連続して行い、順次撮像さ
    れた複数の単位画像を生成し、 前記単位画像を加算して、撮像期間が部分的に重複し、
    かつ、互いに露光時間の異なる複数の合成用画像を生成
    し、 さらに、前記合成用画像を合成して、ダイナミックレン
    ジが拡張された合成画像を作成することを特徴とする撮
    像方法。
  17. 【請求項17】 前記合成用画像の各々を、互いの少な
    くともいずれかと撮像期間が部分的に重複するように生
    成することを特徴とする請求項16記載の撮像方法。
  18. 【請求項18】 前記合成用画像の全てを、撮像期間に
    共通の重複部分を有するように生成することを特徴とす
    る請求項17記載の撮像方法。
  19. 【請求項19】 前記共通の重複部分は、最初に撮像さ
    れた単位画像を含むことを特徴とする請求項18記載の
    撮像方法。
  20. 【請求項20】 前記共通の重複部分は、最後に撮像さ
    れた単位画像を含むことを特徴とする請求項18記載の
    固体撮像装置。
  21. 【請求項21】 前記共通の重複部分は、撮像順が中央
    に位置する単位画像を含むことを特徴とする請求項18
    記載の撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記合成用画像を3枚以上生成するこ
    とを特徴とする請求項16記載の撮像方法。
  23. 【請求項23】 前記単位画像を全て同一の所定露光時
    間で撮像することを特徴とする請求項16記載の撮像方
    法。
  24. 【請求項24】 前記合成用画像の各々の露光時間を、
    前記所定露光時間のnk 倍(nは固定値であり2以上の
    整数,kは変数であり0以上の整数)とすることを特徴
    とする請求項23記載の撮像方法。
  25. 【請求項25】 前記合成用画像の各々の露光時間を、
    前記所定露光時間の2k 倍(kは変数であり0以上の整
    数)とすることを特徴とする請求項24記載の撮像方
    法。
  26. 【請求項26】 前記合成用画像の各々から、設定上限
    値より小さく、露光時間が最も長い画像に属する信号を
    画素ごとに抽出し、合成に用いることを特徴とする請求
    項16記載の撮像方法。
  27. 【請求項27】 前記合成用画像のうち露光時間がm番
    目に長いもの(mは2以上の整数)の信号値を、同じ画
    像における信号下限値からの自身の変位に、前記合成用
    画像のうちの露光時間が1番長いものからm−1番目に
    長いものまでの各々における信号の下限値から設定上限
    値までの変位を全て積算した値に変換して、合成に用い
    ることを特徴とする請求項26記載の撮像方法。
  28. 【請求項28】 前記画像信号の設定上限値を、入射光
    量に対する飽和点での信号値とすることを特徴とする請
    求項26記載の撮像方法。
  29. 【請求項29】 前記合成用画像を合成する前に、前記
    合成画像のダイナミックレンジが正規化されたものとな
    るように前記合成用画像の各々の画像信号を縮小するこ
    とを特徴とする請求項26記載の撮像方法。
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