JP2002033956A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002033956A
JP2002033956A JP2000214677A JP2000214677A JP2002033956A JP 2002033956 A JP2002033956 A JP 2002033956A JP 2000214677 A JP2000214677 A JP 2000214677A JP 2000214677 A JP2000214677 A JP 2000214677A JP 2002033956 A JP2002033956 A JP 2002033956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲインアップと階調変換特性の変更とを併せて
行うことにより、ダイナミックレンジの拡大を図る。 【解決手段】S/Nを考慮して低感度の標準ゲインを用
いる「標準撮影モード」に加え、「ゲインアップモー
ド」と「広ダイナミックレンジモード」という2つの撮
影モードが用意されている。「広ダイナミックレンジモ
ード」では、アナログゲインコントロールアンプ(GC
A)107aによるゲインアップが行われると共に、
「標準撮影モード」とは異なる階調変換特性を用いた階
調変換処理がγ回路108bによって施され、ゲインア
ップによって生じるCCD105の高輝度側の撮像レン
ジの拡大効果を画像に反映させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関し、特
にCCD等の撮像素子を用いて被写体像を撮像する撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広ダイナミックレンジの撮像画像
を得るために特殊な撮像を行う試みが、種々提案されて
いる。このような特殊撮像の一つには、2つのCCDを
用意し且つその一方に減光用のNDフィルタ等を配置す
ることによって被写体感度(輝度レンジ)を互いに異な
らせ、それら2つのCCDによる同時撮像によって得ら
れる2枚の画像を合成するという方法が知られている。
また1個のCCDによって露出量を変えながら2回の撮
像を時分割で行い、それによって得られた2枚の画像を
合成するという方法もある。
【0003】しかし、前者は2重の撮像系が必要となる
ためそれ自体大がかりな構成となり、装置規模の増大を
招くことになる。よって、いわゆるディジタルカメラと
しての実現には不向きである。一方後者は、装置規模の
増大は防止できるものの、2画像の撮影の間に被写体が
動いた場合には処理の破綻が生じるなどの制限があり、
一般被写体の撮影への応用には実際上困難である。この
ため特殊撮像ではなくではなく、あくまで通常の撮像で
ダイナミックレンジを拡大できるようにするための仕組
みの実現が望まれている。
【0004】ところで、従来より、ディジタルカメラに
おいては、露出補正によってもなお十分な感度が得られ
ないような低照度被写体の撮像のために、ゲインアップ
という感度向上技術が用いられている。これはCCDの
出力信号を増幅して輝度レンジを相対的に高めるという
ものであり、S/Nの低下は招くもののそれと引き換え
に低照度の被写体を撮影することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来ではゲイ
ンアップによって得られた撮像信号と標準ゲインで得ら
れた撮像信号のどちらに対しても常に同特性の階調変換
(γ)が施されるのが通常であり、ダイナミックレンジ
の拡大という観点からは、ゲインアップ時の階調変換
(γ)特性に対して何ら特別な工夫は行われていなかっ
た。以下、この点について詳述する。
【0006】すなわち、標準ゲインを使用する通常撮像
の場合にはS/Nの良い画像を得るためにゲインを上げ
ることはできないので、通常撮像で使用される標準露光
量は平均的(代表的)被写体からの光量を比較的増やし
た状態に設定されるのが通常である。このため、上記平
均的(代表的)被写体の露光量からCCDの飽和レベル
(飽和露光量=撮像レンジの上限)までの余裕が小さ
い、換言すれば、高輝度側の撮像レンジにはもともと余
裕が無いのが現状である。飽和レベル以上の情報を得る
ことはもとより不可能であるから、このような状態にお
いては、CCDの撮像レンジはもはやそれ以上拡大する
ことはできない。
【0007】一方、ゲインアップ時においては、露光量
を標準露光よりも低く設定することができるので、CC
Dによって撮像可能な被写体の高輝度側の撮像レンジが
相対的に拡大され、その撮像信号には標準ゲイン時には
得られない高輝度側の被写体の信号成分も十分に含める
ことができる。
【0008】しかし従来ではゲインアップ時においても
標準ゲイン時と同じ階調変換(γ)特性が用いられてお
り、また階調変換回路に入力される入力輝度レベルの有
効最大入力値は標準ゲイン時における高輝度側の撮像レ
ンジ限界を基準に決められていた。このため、階調変換
可能な被写体の高輝度側の撮像レンジが制限されてしま
い、ゲインアップによって生じる高輝度側の撮像レンジ
の拡大効果を画像に反映させることができなかった。
【0009】すなわち、従来の撮像装置においては、ゲ
インアップ時にも通常撮像時と同じ特性の画像を得る
(やむを得ないSNの劣化を別にすれば、ゲインアップ
によって画質が変化してはならない)ことが自然な要請
であったから、この点では同一の階調変換(γ)特性を
利用することは有効でありまた当然でもあったが、視点
を変えれば、ゲインアップ時にはそれによって生じるC
CDの撮像レンジの拡大効果が無駄となっていたことに
なる。
【0010】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、ゲインアップと階調変換特性の変更とを併せて
行うことにより被写体の高輝度側の再現域を拡大できる
ようにし、容易に広ダイナミックレンジの画像を得るこ
とが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子の
出力信号に基いた画像信号を第1のゲインとこれよりも
高い第2のゲインで増幅することが可能なゲイン可変手
段と、前記ゲイン可変手段の出力信号に基いて前記第1
のゲインに対応した第1の階調変換特性および前記第2
のゲインに対応した第2の階調変換特性で画像信号を生
成可能な階調変換手段とを具備し、前記第2の階調変換
特性の有効最大入力値は前記第1の階調変換特性の有効
最大入力値よりも高い特性であるように構成されたこと
を特徴とする。
【0012】このように高ゲイン時には階調変換特性の
有効最大入力値を高く設定するという階調変換特性の変
更を行うことにより、ゲインアップによって生じる撮像
素子の高輝度側の撮像レンジの拡大効果を、画像に反映
させることができるようになり、被写体の高輝度側の再
現域を拡大することが可能となる。
【0013】また、第2階調変換特性の有効最大入力値
は、前記第1の階調変換特性の有効最大入力値に前記第
2のゲインと前記第1のゲインの比を乗じた値に設定す
ることが望ましい。これにより、ゲインの比率に対応す
る分だけ高輝度側の再現域を広げることが可能となる。
【0014】また、前記第1および第2の階調変換特性
は、少なくとも出力値が所定値(ただし最大有効出力値
の1/2以上の値)未満までは同特性で、それ以上の領
域では前記第2の階調変換特性の階調圧縮度合が前記第
1の階調変換特性の階調圧縮度合よりも高く設定したも
のを使用することが好ましい。これにより、画像の特性
をほぼ揃えたまま、第2のゲイン使用時におけるダイナ
ミックレンジの拡大を図ることができるので、第2のゲ
イン使用時においては、主要被写体に対しては第1のゲ
イン使用時とほとんど変わらない画像が得られると共
に、白飛びの発生等を防止することが可能となる。
【0015】また、前記ゲイン可変手段としてはアナロ
グ可変ゲインアンプを使用し、前記階調変換手段として
はディジタル階調変換手段を使用する構成が好適であ
る。
【0016】また、本発明の撮像装置は、撮像素子と、
前記撮像素子の出力信号に基いて第1の階調変換特性お
よび第2の階調変換特性で画像信号を生成可能な階調変
換手段とを具備し、前記第1および第2の階調変換特性
は、少なくとも出力値が所定値(ただし最大有効出力値
の1/2以上の値)未満までは同じ出力値に対する前記
第2の階調変換特性の対応入力値が前記第1の階調変換
特性の対応入力値の1/k倍(kは1よりも大きい定
数)の関係に有り、出力値が前記所定値以上では前記第
2の階調変換特性の対応入力値が前記第1の階調変換特
性の対応入力値の1/k倍よりも大きい特性であるよう
に構成されたことを特徴とする。
【0017】この撮像装置においては、ゲインアップと
階調変換の双方を階調変換特性によって併せて行う構成
であり、所定の出力値を基準にしてそれ未満までは同じ
出力値に対する第2の階調変換特性の対応入力値が第1
の階調変換特性の対応入力値の1/k倍の関係とし、そ
れ以上では第2の階調変換特性の対応入力値が第1の階
調変換特性の対応入力値の1/k倍よりも大きくなるよ
うに設定することにより、結果的にゲインアップに併せ
て階調変換特性を変更する事ができるようになり、第2
の階調変換特性の使用時におけるダイナミックレンジの
拡大を図ることが可能となる。その際、主要被写体に対
しては階調特性がほとんど変わらない状態で、白飛びの
発生等を防止することが可能となる。このような階調変
換手段としてはディジタル階調変換手段が好適であり、
これにより回路構成の簡単化を図ることが可能となる。
【0018】また、本発明の撮像装置は、前記階調変換
手段における画像信号の生成に際して、前記第1の階調
変換特性を使用する第1の撮像モードと前記第2の階調
変換特性を使用する第2の撮像モードとを切換えるモー
ド切換え手段を有することが望ましい。これにより、S
Nをより重視した撮像とDレンジ(階調レンジ)をより
重視した撮影とを、必要に応じて容易に使い分けること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
わる撮像装置の構成が示されている。ここでは、ディジ
タルカメラとして実現した場合を例示して説明すること
にする。
【0020】図中101は各種レンズからなる撮像レン
ズ系、102はレンズ系101を駆動するためのレンズ
駆動機構、103はレンズ系101の絞りを制御するた
めの露出制御機構、104はローパスおよび赤外カット
用の光学フィルタ、105はベイヤ配列のカラーフィル
タを備えたCCDカラー撮像素子、106は撮像素子1
05を駆動するためのCCDドライバ、107はアナロ
グゲインコントロールアンプ(GCA)107a,A/
D変換器107b等を含むプリプロセス回路、108は
階調変換のためのγ回路108aなどの各種のディジタ
ル信号処理を行うための回路を含むディジタルプロセス
回路、109はカードインターフェース、110はメモ
リカード、111はLCD画像表示系を示している。
【0021】また、図中の112は各部を統括的に制御
するためのシステムコントローラ(CPU)、113は
各種スイッチからなる操作スイッチ系、114は操作状
態及びモード状態等を表示するための操作表示系、11
5はレンズ駆動機構102を制御するためのレンズドラ
イバ、116は発光手段としてのストロボ、117は露
出制御機構103およびストロボ116を制御するため
の露出制御ドライバ、118は各種設定情報等を記憶す
るための不揮発性メモリ(EEPROM)を示してい
る。
【0022】本実施形態のディジタルカメラにおいて
は、システムコントローラ112が全ての制御を統括的
に行っており、CCDドライバ106によるCCD撮像
素子105の駆動を制御して露光(電荷蓄積)及び信号
の読み出しを行い、それをプリプロセス回路107を介
してディジタルプロセス回路108に取込んで記録用の
画像信号を生成した後にカードインターフェース109
を介してメモリカード110に記録するようになってい
る。
【0023】本実施形態のディジタルカメラに於いて
は、S/Nを考慮して低感度の標準ゲインを用いる「標
準撮影モード」に加え、「ゲインアップモード」と「広
ダイナミックレンジモード」というゲインアップを用い
た2つの撮影モードが用意されている。これら「ゲイン
アップモード」および「広ダイナミックレンジモード」
は操作スイッチ113の操作によってデフォルトの「標
準撮影モード」から適宜切り替えることができる。
【0024】「ゲインアップモード」は従来公知のゲイ
ンアップ技術に相当するモードであって、CCD105
の出力に対するゲインアップは行うが、「標準撮影モー
ド」と同じ階調変換特性を用いてγ補正を行うものであ
り、主に低照度の被写体撮影に利用される。一方、「広
ダイナミックレンジモード」はゲインアップに併せて階
調変換特性も変更する撮影モードであり、例えば輝度変
化の大きい被写体などを白飛びを起こすことなく撮影す
るといった広ダイナミックレンジでの撮影に使用され
る。
【0025】(ゲインおよび階調変換特性)次に、図2
を参照して、ゲインと階調変換特性との関係について説
明する。
【0026】図2は、被写体の相対的な輝度レベルとC
CD出力(素子出力)との関係と、素子出力とゲインア
ンプ出力(γ入力)との関係、さらにゲインアンプ出力
とγ出力との関係を併せて示したものである。
【0027】ここで相対的な被写体輝度レベルとは、被
写体の絶対輝度では無く、輝度の相対的分布に対応する
概念であって、通常の反射被写体における反射率(透過
被写体であれば透過率)に相当するものである。被写体
照度が変化した場合、被写体の絶対輝度は変化するが、
輝度は反射率に比例するから、照明が一様であれば照度
が変化しても輝度の相対関係(比率)は変化しない。以
下、誤解を生じるおそれが無い場合、このような相対的
な被写体輝度レベルのことを単に輝度レベルと呼ぶ。
【0028】図2の右下に示されているように、素子出
力が飽和レベルに達するまでは被写体の輝度レベルと素
子出力は比例し、その特性は直線で与えられる。この直
線の傾きは、撮像時における被写体照度および露出量に
よって決定される。
【0029】「標準露光」は被写体照度が充分ある場合
(露出制御系の正常=追従制御=動作が可能な範囲の照
度:以下これを標準照度と呼ぶ)において、「標準撮影
モード」で使用される通常の露出制御によって得られる
特性を示している。すなわち標準照度下では露出制御系
は正常動作可能であるから、被写体の平均輝度レベル
(平均反射率)が所定の像面露光量(すなわち所定の素
子出力値)に対応するように露出制御が行われ、照度の
値によらず、一つの直線となる。この場合、CCD10
5の飽和レベル(CCD105自体の飽和レベルで規定
される場合の他、GCAやA/D変換器など回路の飽和
レベルで規定される場合もある)によって撮像可能な被
写体の最大輝度レベルが決まるので、その最大輝度レベ
ルまでが「標準撮影モード」で撮像可能な被写体の撮像
レンジ「通常Dレンジ」となる。
【0030】一方、「ゲインアップ時露光」は2倍のゲ
インアップ(=+6dB)を行う場合に通常使用される
露出量を示しており、自動露出制御機能を有するカメラ
の場合にはゲインアップ時にはこのように自動的に露出
量が低下される(標準露光の1/2)。すなわち、上述
の「ゲインアップモード」および「広ダイナミックレン
ジモード」で2倍のゲインアップを行う場合には、マニ
ュアル露出による特別な露出制御を行わない限り、「ゲ
インアップ時露光」が使用されることになる。この場
合、CCD105によって撮像可能な被写体の撮像レン
ジは「拡大Dレンジ」として示されているように、「標
準露光」の場合よりも高輝度側に拡大される。
【0031】図2の右上のグラフは素子出力とゲインア
ンプ出力(γ入力)との関係を示している。アナログゲ
インコントロールアンプ(GCA)107aはリニアな
変換特性を有しており、そのゲインアンプ107aのゲ
イン特性は図示のように直線で表すことができる。「標
準ゲイン」は「標準撮影モード」で使用されるゲイン特
性を示している。また「ゲインアップ」として記されて
いるゲイン特性は、「ゲインアップモード」および「広
ダイナミックレンジモード」それぞれにおいて2倍のゲ
インアップを行った場合のゲイン特性である。
【0032】図2の左上のグラフはゲインアンプ出力
(γ入力)とγ出力との関係、つまりγ回路108aに
よる階調変換特性(γ)を示している。「標準撮影モー
ド」および「ゲインアップモード」では、「標準γ特
性」が用いられる。この場合、「標準γ特性」で変換可
能な有効最大入力レベル(γ出力が飽和する入力レベ
ル)はAである。この有効最大入力レベルAは、上記C
CD105の飽和レベル(「標準撮影モード」における
最大輝度レベルに対応する)に「標準ゲイン」の値を乗
じた値(ゲインアンプ出力対応値の意)で規定されてい
る。
【0033】よって、「標準撮影モード」と同じ「標準
γ特性」を使用する「ゲインアップモード」において
は、最終的な画像の階調特性は「標準撮影モード」と全
く同じになるものの、従ってまた当然ながら、最終的な
画像に反映される被写体の撮像レンジは「標準撮影モー
ド」と同じ「通常Dレンジ」の範囲に制限されることに
なる。
【0034】もちろん、この場合も、上記したとおり、
標準露光の1/2の露光量であるから、例えば標準照度
下での撮影時には露出値(EV値=TV+AV)を1段
上げることができる(例えば同じ絞り値なら露光時間1
/2の高速シャッタを使用できる)し、また、上記標準
照度の下限のさらに1/2の低照度条件においては、
(露出制御が追従不可能のため、モードに関わらず露光
量は標準の1/2に低下してしまうから)標準撮影モー
ドでは充分な出力レベルを得ることができないところ、
この「ゲインアップモード」での撮像を行えば低照度の
被写体を標準照度下におけると同じく明るく撮影するこ
とが可能となるという従来公知の効果は得られている。
【0035】一方、「広ダイナミックレンジモード」で
は、図示のように、「広Dレンジ時γ特性」が用いられ
る。「広Dレンジ時γ特性」の有効最大入力レベルBは
「標準γ特性」の有効最大入力レベルAよりも大きく設
定されている(ゲインアップが2倍の場合には、有効最
大入力レベルBはAの2倍)。よって、「拡大Dレン
ジ」の範囲内の全ての輝度レベルを用いた階調変換が可
能となり、ゲインアップによるCCD105の輝度レン
ジの拡大効果を階調変換を経た最終的な画像に反映する
ことができる。よって、被写体の高輝度側の再現域を広
げることが可能となる。
【0036】また、「広Dレンジ時γ特性」は、図示の
ように、γ出力値において飽和値の1/2以上の値未
満、好ましくは75%までの低輝度側の領域までは「標
準γ特性」と同特性となっており、それ以上では「標準
γ特性」よりも階調の圧縮度合いが高くなるように設定
されている。これにより、人間の視覚特性上重要となる
低〜中輝度領域については「標準撮影モード」の場合と
同じ画像特性となるので、主要被写体に対しては「標準
撮影モード」とほとんど変わらない画像が得られると共
に、白飛びの発生等を防止することが可能となる。
【0037】(信号処理#1)次に、図3および図4を
参照して、本実施形態における具体的な信号処理の第1
の例について説明する。
【0038】本例は、図3に示すように、CCD105
からの出力信号をアナログゲインコントロールアンプ
(GCA)107aによって増幅した後にA/D変換器
107bによってディジタル信号に変換し、そのディジ
タル信号に対してγ回路108bによるディジタル階調
変換処理を施す構成である。A/D変換器107bとし
ては例えば10bit出力のものが用いられる。
【0039】γ回路108bにおいては、「標準撮影モ
ード」(標準ゲイン)および「ゲインアップモード」
(ゲインアップ)では、有効入力9bit/出力8bi
tのディジタル階調変換が「標準γ特性」に従って実行
される。一方、ゲインアップが行われる「広ダイナミッ
クレンジモード」では、有効入力10bit/出力8b
itのディジタル階調変換が「広Dレンジ時γ特性」に
従って実行される。γ回路108bにおける階調変換特
性を図4に示す。(図3、図4には顕には示していない
が、「有効入力9bit」の場合には、9bit以上に
相当する入力については、クリップされて9bitの最
大値511として扱われることを前提としている。以下
同様である。)出力8bitで表現可能な最大出力値2
55の75%である出力値192に対応する入力値28
8までは、「標準γ特性」と「広Dレンジ時γ特性」は
どちらも同特性である。「標準γ特性」では入力9bi
tで表現可能な最大入力値511の時に最大出力値25
5が得られるが、「広Dレンジ時γ特性」では出力値1
92以上の範囲においては階調が圧縮されるような特性
を持っており、入力10bitで表現可能な最大入力値
1023の時に最大出力値255が得られるような特性
となっている。
【0040】(信号処理#2)次に、図5および図6を
参照して、本実施形態における具体的な信号処理の第2
の例について説明する。
【0041】本例は、アナログゲインコントロールアン
プ(GCA)107aを用いずに、γ回路108bによ
るディジタル階調変換処理でゲインアップと階調変換を
併せて行う方式であり、図5に示すように、CCD10
5からの出力信号をA/D変換器107bによってディ
ジタル信号に変換した後、γ回路108bによるディジ
タル階調変換処理が施される。A/D変換器107bと
しては例えば10bit出力のものが用いられる。
【0042】γ回路108bによって実行される階調変
換の特性を図6に示す。γ回路108bでは、「標準撮
影モード」(標準ゲイン)では「標準γ特性」が、およ
びゲインアップが行われる「広ダイナミックレンジモー
ド」では「広Dレンジ時γ特性」がそれぞれ用いられ、
どちらにおいても有効入力10bit/出力8bitの
ディジタル階調変換が行われる。これに対して「ゲイン
アップモード」において使用されるγ特性(破線部以外
は「広Dレンジ時γ特性」と共通)は、511を越える
データはクリップされる(入力511と同じく出力25
5を生じる)から、実質的には有効入力9bitとして
処理されており、この変換特性は先の信号処理#1の例
(図4参照)における標準γ特性(有効入力9bit用
の標準γ特性)と同じものである。
【0043】そして本例の「標準γ特性」は、出力値の
全範囲に渡って、同じ出力値に対する対応入力値が「ゲ
インアップモード」時に使用する特性(有効入力9bi
t用の標準γ特性)の対応入力値の2倍となっている。
換言すれば、「ゲインアップモード」時の特性は、同じ
出力値に対する対応入力値が「標準γ特性」の対応入力
値の1/2倍となっており、入力値511で最大出力値
255が得られる。
【0044】一方「広Dレンジ時γ特性」を「標準γ特
性」と比較すれば、出力8bitで表現可能な最大出力
値255の75%となる出力値192の範囲までは、同
じ出力値に対する「広Dレンジ時γ特性」の対応入力値
は「標準γ特性」の対応入力値の1/2倍となってお
り、「広Dレンジ時γ特性」の使用時には「ゲインアッ
プモード」時と同じく「標準γ特性」使用時の半分の入
力値で同一の出力値が得られる。出力値192以上の範
囲では、同じ出力値に対する「広Dレンジ時γ特性」の
対応入力値は「標準γ特性」の対応入力値の1/2倍よ
りも大きくなっており、「広Dレンジ時γ特性」および
「標準γ特性」のどちらも最大出力値255に対応する
入力値は1023となっている。
【0045】なお本例の場合、実際には「標準撮影モー
ド」(標準ゲイン)時においては、内部的には一旦ビッ
トシフトによる9bit化処理(数値演算としては1/
2倍に相当)を施した後に、「ゲインアップモード」時
と同じ特性(有効入力9bit用の標準γ特性)の変換
を施すようにしても良い。(図5の添え書きはこのよう
な処理を想定したものである。)このような処理により
「ゲインアップモード」の場合と特性データを共通化で
き、例えばルックアップテーブル参照方式におけるテー
ブルデータ量を少なくできるという効果が得られる。な
お、同様の効果を得るためには、上記とは逆に、「ゲイ
ンアップモード」時において、内部的には上記実質有効
入力9bitを一旦ビットシフトにより10bit化
(数値演算としては2倍に相当)して後に図6の(すな
わち有効入力10bit用の)標準γ特性の変換を施す
ようにしても良い。
【0046】(各階調変換特性の詳細)次に、上述の各
階調変換特性を数式によって具体的に説明する。なお、
以下の説明では次のことを前提条件とする。
【0047】・γ回路108bのデジタル出力値DY=
255y(yは正規化出力:0≦y≦1)とし、またデ
ジタル入力値をDXと記す。 ・基準となる正規化γ特性(正規化入力x: 0≦x≦
1に対する出力yの関数関係)をγ0とする。すなわ
ち、 y=γ0(x) ここで、γ0は任意の変換特性を使用し得るが、本例で
はディジタル(スチル)カメラの標準規格である、JE
IDA DCF規格(その中で引用されているExif
規格(Ver2.1))に従って、 γ0(x)=1.099x0.45−0.099 (ただし、x<0.018の時に限りγ0(x)=4.
5x)を採用している。
【0048】・ゲインアップ量は2倍(+6dB)であ
る。
【0049】以下、各階調変換特性について個別に説明
する。図7において「γ1」は、前述の第1の例(アナ
ログゲイン可変+デジタル階調変換)における標準ゲイ
ン対応の階調変換特性(すなわち有効入力9bit用の
標準γ特性)である。
【0050】 y=γ1(DX)={ γ0(DX/511) 〜DX≦511の場合 { 511 〜DX>511の場合 (基本的には第1の例の標準ゲイン時は撮像素子など前
系の飽和によりDX>511の入力は無い筈だが、シス
テム上そのような入力も想定する。) 図7の「γ2」は、第2の例(全デジタル処理)におけ
る標準ゲイン対応の階調変換特性(すなわち有効入力1
0bit用の標準γ特性)である。
【0051】 y=γ2(DX)=γ0(DX/1023) 図7の「γ3」は第1、第2の例共通に使用される「ゲ
インアップに連動して高輝度レンジを広くした」、つま
り「広ダイナミックレンジモード」の階調変換特性
(「広Dレンジ時γ特性」)である。
【0052】出力値192(255の75%)未満では
γ1と同一の特性であるが、この点をknee(ニー)
ポイントとしてこれ以上の領域では図示のようにkne
e部の特性となる。
【0053】 y=γ3(DX) ={ γ0(DX/511) 〜DX<288の場合 { γknee(DX/1023) 〜DX≧288の場合 ここで、knee関数y=γknee(DX)はy≧0.7
5で定義され次式(一般式) γknee−1(y)= γ1−1(y)・{1−{(y−kp)/(1−kp)}} +γ2−1(y)・{(y−kp)/(1−kp)} を充たす特性である。ただし記号−1は逆関数を意味
し、kpはkneeポイントに対応する正規化出力値
(本例では0.75)である。またNは、kneeポイ
ントと最大値を滑らかにつなぐために、γ1上の点とγ
2上の点(同一のyに対応する2点)の加重内分点(入
力値の増加に応じて内分比率を可変)を求める際に、比
率係数に乗じる乗数となっている。1以上の任意の実数
を適当に選ぶことで高輝度域の圧縮の度合を変えること
ができ、特に1.5以上4以下程度でより自然な好まし
い特性を得ることができるが、本例では値として2を採
用した。
【0054】kp=0.75、N=2を代入した式を改
めて書き下して示せば γknee−1(y)= γ1−1(y)・{1−16(y−0.75)} +γ2−1(y)・16(y−0.75) となる。
【0055】すなわち、knee部の特性としては、 ・第1の例における標準γであるγ1の特性よりも階調
がより圧縮されている。
【0056】・第2の例においては、同一出力に対する
入力値の関係は、標準γであるγ2の入力値の1/2よ
りもγ3のknee部の方が大きい。
【0057】となっている。
【0058】なお、ゲイン設定に連動して露出量は自動
的に切り替えられる(ゲインk倍に対応して1/kにす
る。本実施形態ではゲインが2倍だから露出量は1/2
にしている)。
【0059】また、撮像レンジについて補足すれば、通
常の意味の撮像Dレンジは、低輝度側がノイズで決ま
り、高輝度側は飽和で決まる。すなわちノイズに対する
許容基準を固定的に考えた場合のDレンジは本発明によ
っても増大し得ないが、一方「ゲインアップした状態」
は、ノイズに対する許容基準を緩めることによって、実
用上の(階調特性としての)撮像レンジを低輝度側に拡
大していることに相当する。この意味で撮像Dレンジが
拡大したことに相当しているから、本発明のようにカメ
ラ全体の入出力特性を考慮してゲインに対応した階調制
御を行なった場合には(ゲインに対応した適切な露出レ
ベルが与えられるならば)拡大したレンジを被写体の高
輝度部分に割り当てて有効利用することが可能になるも
のである。
【0060】なお、この他にも様々な実施形態が考えら
れる。すなわち、 ・例えばゲイン2倍のとき、撮像レンジを2倍拡大しな
くても良い。(例えば1.5倍でも良い。) ・ゲイン2倍とか、所定値75%、A/Dビット数など
は例示値であり、設定は任意である。従って75%とい
うニーポイントの値は少なくとも最大値の50%以上の
値であれば任意の値を採用し得る。(ただしニーポイン
ト設定における、最大出力値の75%という値は、人の
視覚特性を前提にした写真表現を考慮した場合に特に効
果的な数値であることも同時に指摘しておく。) ・「ゲインアップモード」時や「広ダイナミックレンジ
モード」時に、ゲインに合わせて階調変換特性を切り替
える。
【0061】などの態様が考えられる。
【0062】・ディジタルスチルカメラ、ディジタル
(ムービー)ビデオカメラのどらちにも適用可能であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲインアップと階調変換特性の変更とを併せて行うこと
により被写体の高輝度側の再現域を拡大できるようにな
り、容易に広ダイナミックレンジの画像を得ることが可
能となる。特に、ゲインアップ時の階調変換特性として
少なくとも出力値が所定値未満までは標準ゲイン時と同
特性の階調変換特性を用いることにより、主要被写体に
対する階調特性を変えずに、白飛びの防止を図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る撮像装置の構成を示
すブロック図。
【図2】同実施形態で用いられるゲインと階調変換特性
との関係を示す図。
【図3】同実施形態においてアナログゲイン可変とデジ
タル階調変換を用いた場合の信号処理動作を説明するた
めの図。
【図4】図3のデジタル階調変換で用いられる階調変換
特性を説明するための図。
【図5】同実施形態において全デジタル処理を用いた場
合の信号処理動作を説明するための図。
【図6】図5の全デジタル処理で用いられる階調変換特
性を説明するための図。
【図7】同実施形態で用いられる各階調変換特性の具体
例を説明するための図。
【符号の説明】
101…レンズ 103…露出制御機構 105…CCD 107…プリプロセス回路 107a…アナログゲインコントロールアンプ 107b…A/D変換器 108…ディジタルプロセス回路 108a…γ回路 112…システムコントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子と、前記撮像素子の出力信号に基
    いた画像信号を第1のゲインとこれよりも高い第2のゲ
    インで増幅することが可能なゲイン可変手段と、前記ゲ
    イン可変手段の出力信号に基いて前記第1のゲインに対
    応した第1の階調変換特性および前記第2のゲインに対
    応した第2の階調変換特性で画像信号を生成可能な階調
    変換手段とを具備し、前記第2の階調変換特性の有効最
    大入力値は前記第1の階調変換特性の有効最大入力値よ
    りも高い特性であるように構成されたものであることを
    特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記第2階調変換特性の有効最大入力値
    は、前記第1の階調変換特性の有効最大入力値に前記第
    2のゲインと前記第1のゲインの比を乗じた値に設定さ
    れたものであることを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の階調変換特性は、少
    なくとも出力値が所定値(ただし最大有効出力値の1/
    2以上の値)未満までは同特性で、それ以上の領域では
    前記第2の階調変換特性の階調圧縮度合が前記第1の階
    調変換特性の階調圧縮度合よりも高く設定したものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】前記ゲイン可変手段はアナログ可変ゲイン
    アンプであり、前記階調変換手段はディジタル階調変換
    手段であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】撮像素子と、前記撮像素子の出力信号に基
    いて第1の階調変換特性および第2の階調変換特性で画
    像信号を生成可能な階調変換手段とを具備し、前記第1
    および第2の階調変換特性は、少なくとも出力値が所定
    値(ただし最大有効出力値の1/2以上の値)未満まで
    は同じ出力値に対する前記第2の階調変換特性の対応入
    力値が前記第1の階調変換特性の対応入力値の1/k倍
    (kは1よりも大きい定数)の関係に有り、出力値が前
    記所定値以上では前記第2の階調変換特性の対応入力値
    が前記第1の階調変換特性の対応入力値の1/k倍より
    も大きい特性であるように構成されたものであることを
    特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】前記階調変換手段はディジタル階調変換手
    段であることを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】前記階調変換手段における画像信号の生成
    に際して、前記第1の階調変換特性を使用する第1の撮
    像モードおよび前記第2の階調変換特性を使用する第2
    の撮像モードとをそれぞれ有し、前記第1の撮像モード
    と前記第2の撮像モードとを切換えるモード切換え手段
    を有したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
    項記載の撮像装置。
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