JP2003264739A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003264739A
JP2003264739A JP2002061280A JP2002061280A JP2003264739A JP 2003264739 A JP2003264739 A JP 2003264739A JP 2002061280 A JP2002061280 A JP 2002061280A JP 2002061280 A JP2002061280 A JP 2002061280A JP 2003264739 A JP2003264739 A JP 2003264739A
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dynamic range
brightness
exposure condition
digital camera
exposure
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JP2002061280A
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English (en)
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Tetsuya Toyoda
哲也 豊田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影者の希望に沿って、ダイナミックレンジ
拡大手段の利用の選択が行われ、適切な撮影処理ができ
るようにしたデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 同一被写体に対する異なる露光量で得ら
れる複数の撮影画像を合成して広ダイナミックレンジの
合成画像を生成するダイナミックレンジ拡大手段を有す
るデジタルカメラにおいて、撮影画面内で指定した複数
の特定位置の輝度値の差を算出して、該輝度差に基づい
てダイナミックレンジ拡大手段を利用した撮影を行うダ
イナミックレンジ拡大撮影モードと、ダイナミックレン
ジ拡大手段を利用しない通常撮影モードのいずれかを選
択し、ダイナミックレンジ拡大撮影モードの選択時に
は、指定特定位置の輝度に応じて露光条件を設定して、
撮影処理を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被写体領域の複
数の指示位置の輝度差に応じて適切な撮影モードを選択
できるようにしたデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラにおいては、C
CD撮像素子などの固体撮像素子が用いられているが、
固体撮像素子のダイナミックレンジは銀塩写真フィルム
に比べ極めて狭いという問題点がある。そこで、従来か
らデジタルカメラのダイナミックレンジ拡大のために種
々の技術が開発されている。
【0003】例えば、特開2000−92378号に開
示されているように、同一被写体に対して露光量の異な
る複数回、すなわち長時間露光と短時間露光の撮影を行
い合成処理をして、通常の撮影画像に比べてダイナミッ
クレンジの拡大を図るという方式がある。また、通常の
モニタ用ガンマ変換曲線とは別に、被写体の輝度分布に
応じて適応的な階調変換を行って、ダイナミックレンジ
の拡大を図る方式も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記複数回
撮影によるダイナミックレンジの拡大方式によれば、ダ
イナミックレンジの拡大効果は大であるが、動的な被写
体に不向きで、また露光時間が長くなるので、撮影時に
手ぶれが生じないように注意する必要があるという問題
点がある。また、後者の輝度分布に応じた階調変換を行
って、ダイナミックレンジの拡大を図る方式において
は、露光が1回なので手ぶれ等の発生の心配はないが、
前者の複数回撮影によるダイナミックレンジ拡大方式に
よるものほどの、拡大効果は得られないという問題点が
ある。また、被写体輝度差が小さい画面では、ダイナミ
ックレンジ拡大処理が不要であり、ダイナミックレンジ
拡大処理には処理時間が余分にかかるので、被写体輝度
差が小さい画面では使用しない方がよいが、上記従来技
術においては、かかる点については考慮がなされていな
い。
【0005】本発明は、従来のデジタルカメラのダイナ
ミックレンジ拡大方式における上記問題点を解消するた
めになされたもので、撮影者の希望に添って、ダイナミ
ックレンジ拡大手段の利用の選択が行われ、適切な撮影
処理ができるようにしたデジタルカメラを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に係る発明は、撮影画像のダイナミックレン
ジを拡大するダイナミックレンジ拡大手段と、撮影画面
内で特定の複数位置を指定する指定手段と、各指定位置
における輝度値を算出する輝度値算出手段と、各輝度値
の輝度差を算出する輝度差算出手段と、前記輝度差に基
づいて、前記ダイナミックレンジ拡大手段を利用した撮
影を行うダイナミックレンジ拡大撮影モードと、前記ダ
イナミックレンジ拡大手段を利用しない通常撮影モード
のいずれかを選択する撮影モード選択手段と、前記ダイ
ナミックレンジ拡大手段の使用撮影時に、前記指定され
た特定位置の被写体輝度に応じて露光条件を設定する露
光条件設定手段とでデジタルカメラを構成するものであ
る。
【0007】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、撮影者が指定した複数の特定位置における輝度値
の輝度差に基づいて、ダイナミックレンジ拡大撮影モー
ドと通常撮影モードのいずれかを選択し、輝度値に応じ
て露光条件を設定して撮影を行うようにしているので、
撮影者が狙った特定点に対応した適切な処理条件で撮影
処理された画像を得ることができる。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に係るデ
ジタルカメラにおいて、前記ダイナミックレンジ拡大手
段は、同一被写体に対する異なる露光量にて得られた複
数の撮影画像を合成して1の撮影画像を生成する手段で
あって、前記露光条件設定手段は、前記ダイナミックレ
ンジ拡大手段の使用時には、指定された特定位置の輝度
中の最大の輝度値に応じて短時間露光条件を、最小の輝
度値に応じて長時間露光条件をそれぞれ設定することを
特徴とする特徴とするものである。
【0009】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、同一被写体に対する異なる露光量で得られた複数
の撮影画像を合成して1の撮影画像を生成するダイナミ
ックレンジ拡大手段の使用時には、指定特定位置の輝度
中の最大の輝度値に応じて短時間露光条件を、最小輝度
値に応じて長時間露光条件をそれぞれ設定するようにし
ているので、撮影者の指定した特定位置の輝度に対応し
た適切な露光条件で撮影処理された合成画像を生成する
ことができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1に係るデ
ジタルカメラにおいて、前記ダイナミックレンジ拡大手
段は、撮影画像の被写体輝度に基づいて適応的な階調変
換を行う手段であって、前記露光条件設定手段は、前記
ダイナミックレンジ拡大手段の使用時には、指定された
特定位置の輝度中の最大の輝度値に応じて露光条件を設
定することを特徴とするものである。
【0011】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、撮影画像の被写体輝度に基づいて適応的な階調変
換を行うダイナミックレンジ拡大手段の使用時には、指
定特定位置の輝度中の最大輝度値に応じて露光条件を設
定するようにしているので、撮影者の指定した特定位置
の輝度に対応した適切な露光条件で撮影され、且つ階調
変換処理によりダイナミックレンジの拡大された画像が
得られる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1に係るデ
ジタルカメラにおいて、前記ダイナミックレンジ拡大手
段は、同一被写体に対する異なる露光量にて得られた複
数の撮影画像を合成して1の撮影画像を生成する複数回
露光合成手段、及び撮影画像の被写体輝度に基づいて適
応的な階調変換を行う適応階調変換手段の2つの手段を
有し、前記撮影モード選択手段は、更に、前記輝度差に
基づいて、前記ダイナミックレンジ拡大手段として、前
記複数回露光合成手段又は適応階調変換手段のいずれか
の手段を選択し、前記露光条件設定手段は、前記複数回
露光合成手段の選択の場合には、指定された特定位置の
輝度中の最大の輝度値に応じて短時間露光条件を、最小
の輝度値に応じて長時間露光条件を設定し、前記適応階
調変換手段の選択の場合には、指定された特定位置の輝
度中の最大の輝度値に応じて露光条件を設定することを
特徴とするものである。
【0013】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、複数回露光合成手段の選択の場合には、指定特定
位置の輝度中の最大輝度値に応じて短時間露光条件を、
最小輝度値に応じて長時間露光条件を設定し、適応階調
変換手段の選択の場合には、指定特定位置の輝度中の最
大輝度に応じて露光条件を設定するようにしているの
で、撮影者の指定した特定位置の輝度に対応した、適切
な露光条件で処理された広ダイナミックレンジの合成画
像、あるいは階調変換処理された広ダイナミックレンジ
の画像を生成することができる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項に係るデジタルカメラにおいて、通常撮影モ
ード選択時に、指定された特定位置の各輝度値の平均値
に基づいて露光条件を設定する第2の露光条件設定手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0015】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、通常撮影モード選択時には、指定された特定位置
の各輝度値の平均値に基づいて露光条件を設定するよう
にしているので、撮影者の指定した特定位置の輝度に対
応した適切な高精度の露光条件で通常撮影モードによる
撮影を行うことができる。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に係るデジタルカメラにおいて、前記選択さ
れた撮影モードに応じたダイナミックレンジを算出する
ダイナミックレンジ算出手段と、算出されたダイナミッ
クレンジに関する情報を表示する表示手段とを備えてい
ることを特徴とする特徴とするものである。
【0017】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、選択された撮影モードに応じたダイナミックレン
ジに関する情報を、表示手段に表示するようにしている
ので、選択された撮影モードの事前確認が容易となり、
また撮影モードの違いによる情報の比較も可能となる。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項6に係るデ
ジタルカメラにおいて、前記表示手段は、前記算出され
た輝度値に関する情報を更に表示し、前記ダイナミック
レンジに関する情報を前記輝度値に関する情報に対応す
るよう表示することを特徴とするものである。
【0019】このように構成したデジタルカメラにおい
ては、表示手段にダイナミックレンジに関する情報に、
撮影者が指定した特定位置の輝度値に関する情報を対応
して表示するようにしているので、輝度値に関する情報
とダイナミックレンジとの対応関係を容易に確認するこ
とができる。なお輝度値に関する情報は、数字や記号な
どいずれを用いて表示してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態について説明す
る。図1は、本発明に係るデジタルカメラの実施の形態
の電気的構成を示すブロック構成図で、実線部分は画像
信号・データの流れを、点線部分は制御信号の流れを示
している。図1において、1はレンズ系、2は絞り、3
は単板カラーCCD撮像素子で、絞り2及びCCD撮像
素子3は、CPUなどからなる制御部8からの制御信号
により、絞り制御及び露光時間制御が行われるようにな
っている。4はA/D変換器で、CCD撮像素子3から
のアナログ信号である撮像信号をデジタル信号に変換す
るものであり、5,6は第1画像用バッファ及び第2画
像用バッファで、露光条件を変えて2回撮影したときに
得られる2つの画像データをそれぞれ保持するものであ
る。
【0021】9は補間部で、上記第1及び第2画像用バ
ッファ5,6に保持されているCCD撮像素子3からの
単板カラーRGB画像データから、1画素3色のカラー
画像データを生成するためのもので、この補間部9で補
間処理された画像データは作業用バッファ9に保持され
る。通常撮影モードが選択されたときには、作業用バッ
ファ9に保持されている画像データは、直接ガンマ変換
部16へ入力され、このガンマ変換部16でガンマ変換され
た後、データ出力部17を介して、メモリカードへ記録さ
れるようになっている。
【0022】一方、広ダイナミックレンジ(以下、S
L: Super Latitude と略称する)撮影モードが選択さ
れた場合は、作業用バッファ9に保持されている2つの
画像データはY/C分離部11へ入力され、輝度信号Yと
色差信号CR ,CB に分離される。そして輝度信号Yは
輝度補正部12へ入力され、輝度補正が行われる。一方、
色差信号CR ,CB は色差補正部13へ入力され、色差補
正が行われる。補正された輝度信号及び色差信号は、Y
/C合成部14へ入力され、再び合成される。以上の処理
がそれぞれ行われた2つの画像データは、画像合成部15
に入力され、広ダイナミックレンジの合成画像が生成さ
れる。画像合成部15で生成されたSL合成画像は、通常
撮影モードの場合と同様にガンマ変換部16でガンマ変換
処理され、データ出力部17を介してメモリカードに記録
される。
【0023】図1において、10は測光評価部で、AEの
制御や、通常撮影を行うかSL撮影を行うかの撮影モー
ドの選択設定を行うものである。すなわち、CCD撮像
素子3で本撮影前に露出制御のための予備撮影を行い、
その画像データを用いて被写体の輝度分布を求め、その
輝度分布状態からAEの制御信号の生成及び撮影モード
の選択を行うようになっている。なお、図1において、
18は制御部8に対して各種の入力操作を行うための操作
部である。
【0024】次に、上記構成のデジタルカメラの撮影処
理の基本動作について、図2のフローチャートに基づい
て説明する。撮影処理動作としては、まずカメラのレリ
ーズがオンされるのを待機していて(ステップS1)、
リレーズがオンされると、SLモード判断処理が行われ
る(ステップS2)。ここでは、どの撮影モードで撮影
が行われるべきかの判定が行われる。次に、上記SLモ
ード判断処理ステップで設定された撮影モードで撮像処
理が行われ(ステップS3)、SL撮影モードの場合
は、合成処理等のSL処理が行われ(ステップS4)、
続いてガンマ変換処理が行われた後(ステップS5)、
画像データが出力されるようになっている(ステップS
6)。
【0025】次に、上記SLモード判断処理について、
図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。ま
ず、測光データの評価が行われる(ステップS11)。こ
の測光データの評価ステップにおいては、まず図4に示
すように、予備撮影で得られた一画面分の画像データを
複数エリアn,この図示例では3×3の9個のエリアa
1 〜a9 に分割し、それぞれのエリアについて、画像デ
ータのデジタル値から輝度値BVareaを算出する。次に、
それらの輝度値BVareaを用いて、平均値BVave =(ΣBV
area)/nを求め、また最大輝度値BVmax と最低輝度値
BVmin の差ΔBVを求める。
【0026】また、上記測光データ評価ステップS11に
おいては、通常のAE処理が行われ、撮影被写体に対す
る絞りとシャッター速度の組み合わせが算出され、それ
に基づいてストロボの発光の要否が判断される(ステッ
プS12)。ストロボ発光の必要がない場合、次に上記輝
度差ΔBVが第1の閾値Thresh1より大であるか否かの判
定が行われる(ステップS13)。ここで輝度差ΔBVが第
1の閾値Thresh1より大である場合、すなわち輝度差が
大きい場合は、SL2というSL撮影モードで撮影が実
行される(ステップS14)。このSL撮影モードSL2
は、2回露光を行って2つの撮影画像を合成処理すると
いう撮影モードである。
【0027】上記輝度差ΔBVが第1の閾値Thresh1より
大きいか否かの判断ステップ13において、輝度差ΔBVが
第1の閾値Thresh1より小さい場合は、次いで輝度差Δ
BVが第2の閾値Thresh2より大きいか否かの判断が行わ
れる(ステップS15)。ここで、第1の閾値Thresh1>
第2の閾値Thresh2である。この判定ステップS15にお
いて、輝度差ΔBVが第2の閾値Thresh2より大きい場合
は、SL1というSL撮影モードで撮影が実行される
(ステップS16)。このSL撮影モードSL1は、露光
自体は1回であるけれども、1回露光の後に被写体の輝
度分布状態に応じて適応的な階調曲線で階調変換処理を
行う撮影モードである。このSL撮影モードSL1につ
いては、後で詳細に説明する。次に、上記輝度差ΔBVが
第2の閾値Thresh2より大きいか否かの判断ステップS
15において、輝度差ΔBVが第2の閾値Thresh2より小さ
い場合は、輝度差が少ないと判断して、SL撮影モード
をOFFとし、通常撮影モードで撮影処理を実行する
(ステップS17)。
【0028】上記ストロボ発光の要否の判断ステップS
12において、ストロボ発光を要する場合、次に被写体が
逆光状態であるか否かの判断が行われる(ステップS1
8)。ここで逆光状態でない場合は、SL撮影モードS
L1で撮影が行われ(ステップS19)、上記逆光状態で
あるか否かの判定ステップS18において、逆光状態であ
ると判定された場合は、次にストロボの予備発光を行い
(ステップS20)、ストロボ発光時のリターンデーダか
ら被写体の輝度値を予め測定し、ストロボ発光時の輝度
差ΔBVstを算出する(ステップS21)。
【0029】次に、算出されたストロボ発光時の輝度差
ΔBVstに基づいて、次に示す判定式(1)〜(4)が成
立するか否かの判定が行われる(ステップS22)。な
お、判定式としては(1)〜(4)のいずれでも用いる
ことができる。 判定式(1) ΔBVst<Thresh2 判定式(2) ΔBV−ΔBVst<Thresh3 判定式(3) 判定式(1)or判定式(2) 判定式(4) 判定式(1)and 判定式(2) 但し、Thresh2>Thresh3
【0030】そして、上記判定式が成立するか否かの判
定ステップS22において、判定式が成立する場合は、輝
度差ΔBVstが小さいものと判断して、SL撮影モードを
用いず通常撮影モードで撮影を行い(ステップS23)、
判定式が成立しない場合は、SL撮影モードSL1で撮
影処理を行う(ステップS19)。以上のように、ストロ
ボを併用して撮影を行う場合は、2回露光の制御が難し
く、また、ストロボ使用時には少なくとも主要被写体は
適正露出に設定されるので、2回の露光を行う必要性は
少なくなるし、更にはまた、省電力等の理由で、SL撮
影モードSL2は用いず、SL撮影モードSL1あるい
はSL撮影モードをOFFとする通常撮影モードのいず
れかのモードで撮影が実行される。
【0031】次に、図2に示した基本撮影処理フローの
撮像処理ステップS3について、図5のフローチャート
を用いて詳細に説明する。この撮像処理ステップにおい
ては、まずSL撮影モードがSL撮影モードSL2であ
るか否かの判定が行われ(ステップS31)、SL撮影モ
ードSL2である場合は、最大輝度値BVmax 及び輝度差
ΔBVに基づいて、白飛びが生じないように短露光時間T
seを決定し、黒つぶれが生じないように長露光時間Tle
を決定する(ステップS32)。そして、決定された短露
光時間Tse及び長露光時間Tleの2回の撮像を実行する
(ステップS33)。
【0032】上記SL撮影モードがSL撮影モードSL
2であるか否かの判定ステップS31において、モードS
L2でない場合は、続いてSL撮影モードSL1である
か否かの判定が行われる(ステップS34)。SL撮影モ
ードSL1である場合は、最大輝度BVmax により短露光
時間Tseを決定し(ステップS35)、その短露光時間T
seで1回の撮像を行う(ステップS36)。上記SL撮影
モードがSL撮影モードSL1であるか否かの判定ステ
ップS34において、SL撮影モードSL1でない場合
は、平均輝度BVave を用いて短露光時間Tseを決定し
(ステップS37)、その短露光時間Tseで1回の撮影を
行う(ステップS36)。
【0033】次に、図2に示した基本撮影処理フローの
SL処理ステップS4について、図6のフローチャート
に基づいて詳細に説明する。なお、この図6のフローチ
ャートは、SL撮影モードSL2がSL撮影モードSL
1による階調変換処理を伴う場合のSL処理ステップを
示している。この場合のSL処理動作においては、まず
SL撮影モードがOFFであるか否かの判定が行われ
(ステップS41)、SL撮影モードがOFFの場合は、
何もせずに終了する。SL撮影モードがOFFでなく、
SL撮影モードが、モードSL1かモードSL1を伴う
モードSL2の場合は、まず作業用バッファ9に保持さ
れている画像データを、Y/C分離部11で輝度信号と色
差信号に分離する(ステップS42)。
【0034】次に、分離された輝度信号に基づいて、図
7に示すように、一画面分の画素値とその画素値の出力
頻度との関係を示す画素値のヒストグラムを生成する
(ステップS43)。図7に示すヒストグラムは、10ビッ
トのA/D変換器を用いていることを前提としたものを
例示している。次に、このヒストグラムに基づいて、図
8に示すような累積ヒストグラムを生成する(ステップ
S44)。そして、この累積ヒストグラムに基づいて、図
9に示すような階調変換曲線を算出し(ステップS4
5)、この階調変換曲線に基づいて輝度補正部12で輝度
変換を行う(ステップS46)。
【0035】ここで、図7に示した画素値のヒストグラ
ムの例は、逆光状態などで輝度差が大きく見栄えの悪い
画像のヒストグラムである。このようなヒストグラムに
対して、その山や谷部分が平坦化されるように階調変換
することにより、結果的にカメラのダイナミックレンジ
を拡げることができる。このようなヒストグラムの平坦
化処理を行うための階調変換曲線を算出ために、上記の
ように累積ヒストグラムが作成される。そして、その累
積ヒストグラムに対応した階調変換曲線が算出され、そ
れに基づき階調変換処理を行うことにより、平坦化され
たヒストグラムが得られるような画像に変換される。
【0036】次に、Y/C分離部11で分離された色差信
号に対して、色差補正係数が算出され(ステップS4
7)、その色差補正係数に基づいて色差補正部13で色差
補正が行われる(ステップS48)。色差補正係数として
は、種々の表現形式のものがあるが、一般的には(変換
後の輝度値Yproc)/(変換前の輝度値Yorg )で表さ
れる。したがって、色差補正後の色差値Cprocess は、
補正前の色差値をCorg とすると、次のように表され
る。 Cprocess =Corg ×(Yproc/Yorg )
【0037】上記色差補正処理を行った後、Y/C合成
部14で再び輝度信号と色差信号の合成処理を行い(ステ
ップS49)、次いで、SL撮影モードがモードSL2で
あるか否かの判定が行われ(ステップS50)、SL撮影
モードSL2の場合は、2回撮影した画像に対して同様
の処理が行われた後、合成処理が行われる(ステップS
51)。一方、SL撮影モードSL1の場合は、上記階調
変換に基づく処理が行われた後、SL処理は終了とな
る。
【0038】次に、SL処理において、SL撮影モード
SL2は2回露光合成処理のみで、SL撮影モードSL
1の適応的階調変換処理を伴わない場合の動作につい
て、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。こ
の場合は、SL撮影モードがOFFであるか否かの判定
ステップS41において、SL撮影モードはOFFではな
く、このSL撮影モードを選択している場合は、その次
に、選択されているSL撮影モードがSL撮影モードS
L1であるか否かの判定ステップS52が付加されてい
る。そして、この判断ステップS52において、SL撮影
モードSL1が選択されている場合は、図6に示した処
理と同様に、ステップS42からステップS49までの適応
的階調変換処理動作が行われ、SL処理を終了する。一
方、上記判定ステップS52において、SL撮影モードが
SL撮影モードSL1ではなくSL撮影モードSL2で
ある場合は、上記適応的階調変換処理を行わず、直接2
回露光画像の合成処理を行って(ステップS51)、SL
処理を終了する。
【0039】次に、図2に示した基本撮影処理フローの
ガンマ変換処理について説明する。このガンマ変換処理
は、モニタ表示部の非直線特性を補正するために行われ
るもので、図11に示すようなガンマ変換曲線を用いて、
その変換処理が行われる。
【0040】次に、多点スポット測光を行った場合の撮
影処理について説明する。現在のカメラにおいては、被
写体の明るさをユーザーが複数点指定して測光し、その
平均値で撮影条件を決める機能を備えているものがあ
る。本発明では、このような多点スポット測光を行った
場合、なるべく全ての測光点を含んだ被写体の態様が再
現されるように、撮影モードを適応的に適用するように
構成するものである。
【0041】図12の(A)は、多点スポット測光態様を
モニタ画面21で示す図である。●,▲,★印はユーザー
により指示された測光点で、モニタ上で確認できるよう
に表示されている。また[ ]印はモニタ画面上でスポ
ット測光を指示する領域を示しており、図示例では人物
の顔面を測光する態様を示している。またモニタ画面21
には、下縁部に露出インジケータ22が表示されていて、
指定された測光位置の輝度等を表示するようになってお
り、図12の(B),(C),(D)に、その拡大図を示
している。図12の(B),(C),(D)に示すよう
に、露出インジケータ22には目盛りが付されていて、中
央の太線23は、指定した多点スポット測定点の輝度の中
心値を示しており、●,▲,★印の位置は、それぞれ測
光した位置における輝度値を示しており、また網点で示
す領域は、それぞれの撮影モードにおける撮像可能輝度
範囲24を示している。
【0042】図12の(B)は、通常撮影モードにおける
撮影可能輝度範囲を示しており、測定点の★,▲印の輝
度を最小輝度値及び最大輝度値(BVmin ,BVmax )とし
た場合に、その幅が広くない場合に適用されることを示
している。図12の(C)は、SL撮影モードSL1にお
ける撮影可能輝度範囲を示しており、★,▲印の輝度の
幅がやや広い場合に適用されることを示している。図12
の(D)は、SL撮影モードSL2における撮影可能輝
度範囲を示しており、★,▲印の輝度の幅がかなり広い
場合に適用されることを示している。各撮影モードの選
択基準は、図3に示したSLモード判断処理における動
作基準と同じである。
【0043】次に、多点スポット測光時の撮影処理動作
を、図13に示すフローチャートに基づいて説明する。こ
の多点スポット測光時の撮影処理は、レリーズがオンさ
れる前に、ユーザーがスポット測光の指定を行って測光
を行い、SLモード判断処理を行う点である。すなわ
ち、カメラにはレリーズボタンの他にスポット測光用の
ボタンが設けられていて、このスポット測光用ボタンで
ユーザーが希望する測光位置を指示して設定し(ステッ
プS61)、測光が行われると、直ちにその測光結果に基
づいて、図3に示したと同様のステップでSLモード判
断処理が実行される(ステップS62)。なお、ここでΔ
BV値として、次式のいずれかで求められるものを用い
る。 ΔBV=BVmax −BVmin ΔBV=(BVmax −BVave )×2 ΔBV=(BVave −BVmin )×2 但し、BVave =(ΣBVspot)/n
【0044】そして、選択された撮影モードに対応した
露光インジケータが表示され(ステップS63)、レリー
ズがONされるのを待機する(ステップS64)。このよ
うに、レリーズが切られる段階で、既に撮影モードが決
定されており、レリーズがオンされると、図5に示した
と同様なステップで撮像処理が行われる(ステップS6
5)。但し、SL撮影モードSL2が選択された場合
は、最大輝度値BVmax に基づいて短露光時間Tseを決定
し、最小輝度値BVmin に基づいて長露光時間Tleを決定
するようにしている。続いて図6又は図10に示したと同
様なステップでSL処理が行われ(ステップS66)、画
像データが出力される(ステップS67)。
【0045】なお、上記実施の形態の説明においては、
被写体の輝度差に応じて、制御部が各撮影モードを自動
的に選択設定するようにしたものを示したが、各撮影モ
ードは、ユーザーが操作部からの入力によっても適宜設
定することができるように構成することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1に係る発明によれば、撮影者が指定した複
数の特定位置における輝度値の差に基づいてダイナミッ
クレンジ拡大撮影モードと通常撮影モードのいずれかを
選択し、輝度値に応じて露光条件を設定して撮影を行う
ようにしているので、撮影者が狙った特定点に対応した
適切な処理条件で撮影処理された画像を得ることができ
る。また請求項2に係る発明によれば、撮影者の指定し
た特定位置の輝度に対応した適切な露光条件で処理され
た広ダイナミックレンジの合成画像を生成することがで
きる。また請求項3に係る発明によれば、撮影者の指定
した特定位置の輝度に対応した適切な露光条件で撮影さ
れ、且つ階調変換処理された広ダイナミックレンジの画
像を得ることができる。また請求項4に係る発明によれ
ば、撮影者の指定した特定位置の輝度に対応した、適切
な露光条件で処理された広ダイナミックレンジの合成画
像、あるいは階調変換処理された広ダイナミックレンジ
の画像を生成することができる。また請求項5に係る発
明によれば、撮影者の指定した特定位置の輝度に対応し
た適切な高精度の露光条件で通常撮影モードによる撮影
を行うことができる。また請求項6に係る発明によれ
ば、選択された撮影モードの事前確認が容易となり、ま
た撮影モードの違いによる情報の比較も可能となる。ま
た請求項7に係る発明によれば、撮影者が指定した特定
位置の輝度値に関する情報とダイナミックレンジとの対
応関係を容易に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルカメラの実施の形態の電
気的構成を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示した実施の形態に係るデジタルカメラ
の撮影処理の基本動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】図2に示した撮影処理動作におけるSLモード
判断処理の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】測光評価部における輝度値算出のための一画面
分の画像データの分割態様を示す図である。
【図5】図2に示した撮影処理動作における撮像処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図2に示した撮影処理動作におけるSL処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】一画面分の画素値とその出力頻度との関係を表
すヒストグラムの一例を示す図である。
【図8】図7のヒストグラムより作成された累積ヒスト
グラムを示す図である。
【図9】図8に示した累積ヒストグラムに基づいて算出
された階調変換曲線を示す図である。
【図10】図2に示した撮影処理動作におけるSL処理の
他の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図11】図2に示した撮影処理動作におけるガンマ変換
処理において用いるガンマ変換曲線を示す図である。
【図12】多点スポット測光態様を表示したモニタ画面を
示す図である。
【図13】多点スポット測光時の撮影処理動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ系 2 絞り 3 CCD撮像素子 4 A/D変換器 5 第1画像用バッファ 6 第2画像用バッファ 7 補間部 8 制御部 9 作業用バッファ 10 測光評価部 11 Y/C分離部 12 輝度補正部 13 色差補正部 14 Y/C合成部 15 画像合成部 16 ガンマ変換部 17 データ出力部 18 操作部 21 モニタ画面 22 露出インジケータ 23 輝度中心値 24 撮像可能輝度範囲
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/07 H04N 9/07 C Fターム(参考) 2H002 DB25 2H102 AA16 5C022 AA13 AB17 AC31 AC42 AC52 5C024 CX47 GY01 HX14 HX23 HX57 5C065 BB08 BB48 DD02 DD17 EE06 GG13 GG18 GG26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像のダイナミックレンジを拡大す
    るダイナミックレンジ拡大手段と、撮影画面内で特定の
    複数位置を指定する指定手段と、各指定位置における輝
    度値を算出する輝度値算出手段と、各輝度値の輝度差を
    算出する輝度差算出手段と、前記輝度差に基づいて、前
    記ダイナミックレンジ拡大手段を利用した撮影を行うダ
    イナミックレンジ拡大撮影モードと、前記ダイナミック
    レンジ拡大手段を利用しない通常撮影モードのいずれか
    を選択する撮影モード選択手段と、前記ダイナミックレ
    ンジ拡大手段の使用撮影時に、前記指定された特定位置
    の被写体輝度に応じて露光条件を設定する露光条件設定
    手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記ダイナミックレンジ拡大手段は、同
    一被写体に対する異なる露光量にて得られた複数の撮影
    画像を合成して1の撮影画像を生成する手段であって、
    前記露光条件設定手段は、前記ダイナミックレンジ拡大
    手段の使用時には、指定された特定位置の輝度中の最大
    の輝度値に応じて短時間露光条件を、最小の輝度値に応
    じて長時間露光条件をそれぞれ設定することを特徴とす
    る請求項1に係るデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記ダイナミックレンジ拡大手段は、撮
    影画像の被写体輝度に基づいて適応的な階調変換を行う
    手段であって、前記露光条件設定手段は、前記ダイナミ
    ックレンジ拡大手段の使用時には、指定された特定位置
    の輝度中の最大の輝度値に応じて露光条件を設定するこ
    とを特徴とする請求項1に係るデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記ダイナミックレンジ拡大手段は、同
    一被写体に対する異なる露光量にて得られた複数の撮影
    画像を合成して1の撮影画像を生成する複数回露光合成
    手段、及び撮影画像の被写体輝度に基づいて適応的な階
    調変換を行う適応階調変換手段の2つの手段を有し、前
    記撮影モード選択手段は、更に、前記輝度差に基づい
    て、前記ダイナミックレンジ拡大手段として、前記複数
    回露光合成手段又は適応階調変換手段のいずれかの手段
    を選択し、前記露光条件設定手段は、前記複数回露光合
    成手段の選択の場合には、指定された特定位置の輝度中
    の最大の輝度値に応じて短時間露光条件を、最小の輝度
    値に応じて長時間露光条件を設定し、前記適応階調変換
    手段の選択の場合には、指定された特定位置の輝度中の
    最大の輝度値に応じて露光条件を設定することを特徴と
    する請求項1に係るデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 通常撮影モード選択時に、指定された特
    定位置の各輝度値の平均値に基づいて露光条件を設定す
    る第2の露光条件設定手段を備えたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に係るデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記選択された撮影モードに応じたダイ
    ナミックレンジを算出するダイナミックレンジ算出手段
    と、算出されたダイナミックレンジに関する情報を表示
    する表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に係るデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記算出された輝度値
    に関する情報を更に表示し、前記ダイナミックレンジに
    関する情報を前記輝度値に関する情報に対応するよう表
    示することを特徴とする請求項6に係るデジタルカメ
    ラ。
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