JP2000354250A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000354250A
JP2000354250A JP11165469A JP16546999A JP2000354250A JP 2000354250 A JP2000354250 A JP 2000354250A JP 11165469 A JP11165469 A JP 11165469A JP 16546999 A JP16546999 A JP 16546999A JP 2000354250 A JP2000354250 A JP 2000354250A
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Yasushi Sudo
靖 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホワイトバランス処理後のデータの飽和が原
因となって発生する色ずれを抑制し、違和感の少ない色
再現が可能な撮像装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る撮像装置は、被写体像を取
り込んでカラー画像データを出力するCCD101と、
カラー画像データのRとBのゲインを調整するゲイン調
整回路109、110と、ゲイン調整されたカラー画像
データのうち、データビット幅が所定値を超えている画
素データを補正する画素補正回路111とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像装置に関
し、詳細には、ホワイトバランス調整を行った後に、更
に画像データを補正する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD撮像素子においては、CC
D面上に貼り付けられているRGBそれぞれのフィルタ
ーの特性により、無彩色の被写体を撮影した場合にGの
データに比して、RとBのフィルタから得られる絶対光
量は少ないものとなっている。
【0003】ホワイトバランス処理を行う場合には、C
CD面上のフィルターの透過率の違いからRGBデータ
において、Gのデータに比べRのデータは2倍強、Bの
データも1〜2倍程度のゲインが必要となっている。こ
のことから、青空を含む画像を撮影した場合には青空部
分のBとGの値がCCD面上のデータで既に飽和に近い
値となってしまい、これに上記のようなゲインをかける
ことでBデータは飽和しているため、ホワイトバランス
処理の結果、Rデータのみ値が大きくなる。その結果、
青空が赤みをおびマゼンタ側に色ずれを起こしてしまい
撮影画像に違和感を生じる場合がある。
【0004】従来提案されているホワイトバランス調整
装置としては例えば、特開平10ー234052号公報
に記載されたガンマ補正装置がある。かかるガンマ補正
装置は、3原色信号からなるデジタル映像信号に各原色
毎に直線近似による変換特性を用いてデータ処理を施し
て表示階調の直線性を補正するガンマ補正等を行うガン
マ補正回路において、変換特性が飽和する信号値を設定
する飽和点設定部と、出力信号を一定値に飽和させるク
リップ部を設け、1つの色信号に対する変換特性が飽和
するときには、他の2つの色信号の出力信号を飽和させ
て出力することにより、高コントラスト比で表示すると
きでも、白ピークでの白バランスが崩れるのを防止して
いる。
【0005】また、特開平9−46584号公報に記載
された撮像装置は、規定の基準レベルより高輝度の階調
を抑圧して、撮像結果を出力する撮像装置において、前
記撮像結果の輝度レベルのピーク値により前記基準レベ
ルを設定し、前記撮像結果の輝度レベルの平均値によ
り、該設定した前記基準レベルを可変することにより、
画面中に蛍光灯等の光源が飛び込んだ場合でも、不自然
な主被写体の輝度レベルの変動を有効に回避するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、階調をニーやγ処理によって行っている
ため、色が変化してしまうことを無彩色に近くし、目立
たないようにしており、実際の色が再現できないという
問題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、ホワイトバランス処理後のデータの飽和が原因とな
って発生する色ずれを抑制し、違和感の少ない色再現が
可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、被写体像を取り込ん
でカラー画像データを出力する撮像手段と、前記カラー
画像データのゲインを調整するゲイン調整手段と、前記
ゲイン調整手段によりゲイン調整されたカラー画像デー
タのうち、データビット幅が所定値を超えている画素デ
ータを補正する画素補正手段と、を備えたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、被写体像
を取り込んでカラー画像データを出力する撮像手段と、
前記カラー画像データのうち、飽和している画素データ
を検出する飽和検出手段と、前記カラー画像データのゲ
インを調整するゲイン調整手段と、前記ゲイン調整手段
によりゲイン調整されたカラー画像データのうち、前記
飽和検出手段で飽和が検出された画素データを補正する
画素補正手段と、を備えものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、被写体像
を取り込んでカラー画像データを出力する撮像手段と、
前記カラー画像データのうち、飽和している画素データ
を検出する飽和検出手段と、前記カラー画像データのゲ
インを調整するゲイン調整手段と、前記ゲイン調整手段
によりゲイン調整されたカラー画像データのうち、前記
飽和検出手段で飽和が検出された画素データを補正する
画素補正手段と、前記画素補正手段による補正前後で、
前記カラー画像データの画素データ毎に輝度を比較し、
輝度差が所定値以上となる画素数を計数する輝度検出手
段と、前記輝度検出手段の計数結果が、規定値以上とな
る場合に、前記撮像手段の露光条件を変更して再度、撮
像を行わせる撮影条件設定手段と、を備えたものであ
る。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記条件設定手段は、予め設定
された露光条件範囲内で、前記撮像手段の露光条件を変
更して撮像を行わせるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を、(実施の形態1)、
(実施の形態2)、(実施の形態3)を参照して詳細に
説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図1に示
す撮像装置は、被写体像を電気信号(アナログのカラー
画像データ)に変換するCCD101と、CCD101
の出力のノイズを除去するCDS102と、アナログの
カラー画像データをデジタルのカラー画像データに変換
するA/D変換器103と、カラー画像データの画素を
補間する画素補間回路104と、Rデータのゲインを調
整するRゲイン調整回路105と、Bデータのゲインを
調整するBゲイン調整回路106と、RGBデータから
無彩色部分の検出を行う無彩色検出回路107と、Rゲ
イン調整回路109およびBゲイン調整回路110のゲ
イン制御値を設定するゲイン制御回路108と、Rデー
タのゲインを調整するRゲイン調整回路109、Bデー
タのゲインを調整するBゲイン調整回路110、データ
ビット幅が所定値を超えている画素データを補正する画
素補正回路111とを備えている。
【0014】つぎに、上記図1の撮像装置の動作を説明
する。まず、CCD101は、取り込んだ被写体像をア
ナログのカラー画像データに変換してCDS102に出
力する。CDS102は、入力されるアナログのカラー
画像データのノイズを除去してA/D変換器103に出
力する。A/D変換器103は入力されるアナログのカ
ラー画像データをデジタルのカラー画像データに変換し
て画素補間回路104に出力する。
【0015】画素補間回路104は、入力されるカラー
画像データの画素を補間し、各画素毎にRGBデータを
作成して出力する。画素補間回路104は、例えば、単
板式のCCDの場合には、CCD面上に貼り付けられた
フィルター以外のデータを周辺画素から補間によって算
出して各画素毎のRGBデータの作成を行う。
【0016】Rゲイン調整回路105とBゲイン調整回
路106は、画素補間回路104から入力されるRデー
タとGデータに対して、フィルター毎の透過率を考慮し
た色補正をそれぞれ行う。このRとBのゲイン値は撮影
シーンによって異なることがないので一般的には固定値
を与える。この時点では、CCDで撮像した画像は、人
間が風景等を見た場合に無意識のうちに色補正を行って
いるために人間の感覚と異なった色バランスになってし
まう。この影響を無すべく、以下のように、撮像した画
像から無彩色と思われる部分を抽出し、そのデータから
補正量を求めホワイトバランス処理を行う。
【0017】無彩色検出回路107は、画素補間回路1
04から入力されるRGBデータから無彩色部分の検出
を行い、ゲイン制御回路108に出力する。ゲイン制御
回路108は、無彩色部分からホワイトバランス処理に
必要なゲイン制御値を計算し、Rゲイン調整回路109
およびBゲイン調整回路110にゲイン制御値を設定
し、R,Bデータに対してゲイン制御処理を行ってホワ
イトバランス調整を行う。
【0018】なお、画素補間回路104とR,Bゲイン
調整回路109、110間のバス幅よりも、R,Bゲイ
ン調整回路109、110と画素補正回路111の間の
バス幅は広く設定されている。
【0019】画素補正回路111は、ゲイン制御前のデ
ータビット幅にあわせ、色ずれがなるべく生じないよう
に、彩度補正などの処理によって画素補正を行う。な
お、Rゲイン調整回路105とBゲイン調整回路106
を使用しないで、ゲイン制御回路108においてフィル
ターの固定ゲイン相当を加味したゲイン制御値を計算し
て、Rゲイン調整回路109とBゲイン調整回路110
に設定することにしても良い。
【0020】この画素補正回路111の詳細な動作を説
明する。画素補間回路104からの出力データのビット
幅を8ビットとし、RGBデータが、R=40、G=1
20、B=180、フィルターによる固定ゲイン値をそ
れぞれRcG,BcGとしたときに、RcG=2.7、
BcG=1.8(フィルターによるRGB各データのず
れは赤外カットフィルターなどの影響でRがGに対し
て、2.数倍、BがGに対して、1.数倍程度が一般的
である)、ホワイトバランス処理におけるゲイン制御値
をRwG,BwGとしたときに、RwG=1.2、Bw
G=0.9の場合を例に挙げて説明する。
【0021】上記の場合に、従来のホワイトバランス処
理では、各処理手段でのデータビット幅は入力ビット幅
と同じビット幅でクリップされてしまうため、入力ビッ
ト幅が8ビットの時は処理結果のデータは「255」で
クリップされてしまう。
【0022】そこで、従来のホワイトバランス処理後の
各画素のデータをR’,G’,B’とすると、R’,
G’,B’は下式で算出される。
【0023】 R’=R×RcG×RwG(if R’>255,R=255) =40×2.7×1.2 =130 G’=G =120 B’=B×BcG×BwG(if B’>255,B=255) =200×1.7×0.9 =306(if B’>255,B=255) =255
【0024】上記計算結果が示すように、Bデータは飽
和してしまうために255(8ビット)でクリップされ
るのに対して、Rデータは飽和していないためにゲイン
制御でその値が大きくなってしまい、実際の色とはカラ
ーバランスが崩れてしまうという不具合が生じる場合が
ある。
【0025】これに対して本発明では、R,Bゲイン調
整回路109、110における、ゲイン制御回路108
のゲイン制御値による演算結果を実際のデータビット幅
より広く保持し、データをクリップすることなく、以下
のように処理結果R’,G’,B’を求める。
【0026】
【0027】ここで、実際のデータビット幅は8ビット
であることからBデータが255を越えてしまい、従来
の方式では255にクリップされてしまうのに対して、
本発明では、出力ビット幅を広く保持しているため、演
算はデータをクリップせずに行う。このように演算結果
によってR’G’B’いずれかのデータが入力データビ
ット幅を超えている画素について彩度補正などの処理を
行ない、色ずれを防止する。
【0028】例えば、ゲイン制御の結果が、R=13
0,G=120,B=306のときは、RGBの比を変
えずにRGBの最大値を「255」にするような処理を
行う。
【0029】
【0030】このような処理を行うことで輝度レベルは
多少変化することが考えられるが、彩度を保ちながら色
補間を行うことが可能でホワイトバランス処理による飽
和データによる色ずれを抑制することが可能となる。
【0031】以上説明したように、実施の形態1におい
ては、ゲイン制御後のデータビット幅をゲイン制御前の
ビット幅より大きくし、画素補正回路111は、データ
がゲイン制御前のデータのビット幅に対して飽和する場
合に画素補正をおこなうこととしたので、処理後の飽和
画素に対して色ずれを起こさないような画素補間処理を
行うために違和感のない画像撮影が可能となる。
【0032】(実施の形態2)図2は、実施の形態2に
係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図2に示
す撮像装置において、実施の形態1の撮像装置(図1)
と同等部分は同一符号を付してある。実施の形態2に係
る撮像装置は、図2に示すように、実施の形態1の撮像
装置(図1)において、画素補間回路104とR,Bゲ
イン調整回路105、106間に、飽和検出回路112
を設けたものである。実施の形態1と同様な構成および
動作についてはその説明を省略し、異なる点についての
み説明する。
【0033】上記飽和検出回路112は、ゲイン制御処
理前にRGBデータの飽和している画素の検出を行い画
素補間回路111に出力する。画素補正回路111は、
飽和が検出された画素に対しては既に正確な色情報が失
われている可能性が高いため、実施の形態1の処理に加
えて、この飽和検出された画素について周辺画素のデー
タ等から画素補正を行う。
【0034】例えば、画素補間処理の出力データRGB
の各々に対して、画素補間処理の出力データ幅が8ビッ
トとしたとき、R>255,G>255,B>255の
いずれかの条件を満たした場合に、飽和検出回路112
は、画素補正回路11に対してこの画素は色情報が欠落
している可能性が高いという旨の信号を与える。
【0035】画素補正回路111は、飽和が検出された
画素に対しては周辺画素データを用いて画素補間処理を
おこなう。補間処理をおこなう直前の画素値をRpr
e,Bpre,Gpreとしたとき、一定値Cを予め設
定し、以下のような処理を行う。
【0036】 Rpre−C<R<Rpre+C・・・(1) Gpre−C<G<Gpre+C・・・(2) Bpre−C<B<Bpre+C・・・(3)
【0037】上記条件式(1)〜(3)のうち、2つ以
上の条件式を満たす場合は条件を満たさない画素につい
て置き換えを行う。例えば、上記条件式(2)だけ、条
件を満たさない場合は、G=Gpreとする。
【0038】上記条件式(1)〜(3)のうち、2つ以
上の条件式を満たさない場合は、R=Rpre,G=G
pre,B=Bpreとして、全てのデータを置き換え
る。
【0039】以上説明したように、実施の形態2におい
ては、飽和検出回路112はホワイトバランス処理前の
画素データが飽和しているか否かを検知し、画素補正回
路11は、飽和が検出された画素に対して補正を行うこ
ととしたので、撮影時に既に飽和している画素に対して
画素補正を行うために周辺画素との差が大きくならずに
違和感の少ない画像撮影が可能となる。
【0040】(実施の形態3)図3は、実施の形態3に
係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図3に示
す撮像装置において、実施の形態2の撮像装置(図2)
と同等部分は同一符号を付してある。実施の形態3に係
る撮像装置は、図3に示すように、実施の形態2の撮像
装置(図2)に、輝度検出回路113、撮影条件設定回
路114を追加したものである。実施の形態2と同様な
構成および動作についてはその説明を省略し、異なる点
についてのみ説明する。
【0041】輝度検出回路113は、補正前の画素デー
タと、画素補正回路111から出力される補正後の画素
データの輝度差の検出を行い、その輝度差がある一定値
以上となる画素数を計数し、その計数結果に応じて、撮
影条件設定回路114でCCD101の露光条件を変更
し、再度撮影を行う。
【0042】具体的には、輝度検出回路113は、画素
補正前後の輝度差の設定値をcmpとした場合に、輝度
差がcmp以上となる画素数nをカウントし、撮影条件
設定回路114は、このカウント数nがある一定値を越
える場合には、露光条件を変更して、撮影を行い、カウ
ント数nが、ある一定値を越えなくなるまで同じ処理を
繰り返す。
【0043】なお、撮影条件設定回路114は、撮影条
件(露光条件)を変更して撮影を行う場合に、撮影条件
の変更範囲を予め設定しておき、撮影条件の変更範囲内
で撮影条件を変更しても、カウント数nがある一定値を
越える場合には、露光条件の変更を行わずに、初期露光
条件で撮影を行うことにしても良い。
【0044】以上説明したように、実施の形態3におい
ては、輝度検出回路113は画素補正前後の画素の輝度
比較をおこない、ある一定値以上輝度が変化した画素を
計数し、撮影条件設定回路114は、計数値が所定値を
超える場合に撮影条件を変更して再度撮影を行うことと
したので、画素補間処理後に輝度変化が少ない撮影条件
で撮影を行うことができ、画素間の輝度の変化による違
和感が少ない画像撮影が可能となる。
【0045】また、実施の形態3においては、撮影条件
設定回路114は、再度撮影を行う場合に、予め露光条
件範囲を設定しておき、この条件範囲内で再撮影を行う
こととしたので、極度な撮影条件変更を無くし、違和感
の少ない画像撮影が可能となる。
【0046】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ゲイン調整手段はカラー画像データのゲ
インを調整し、画素補正手段は、ゲイン調整されたカラ
ー画像データのうち、データビット幅が所定値を超えて
いる画素データを補正することとしたので、色ずれがな
く、違和感のない色再現が可能となる。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、飽
和検出手段はカラー画像データのうち、飽和している画
素データを検出し、ゲイン調整手段はカラー画像データ
のゲインを調整し、画素補正手段はゲイン調整手段によ
りゲイン調整されたカラー画像データのうち、飽和が検
出された画素データを補正することとしたので、撮影時
に既に飽和している画素に対して画素補正を行うことに
より、周辺画素との差が大きくならずに違和感の少ない
色再現が可能となる。
【0049】また、請求項3に記載の発明によれば、飽
和検出手段はカラー画像データのうち、飽和している画
素データを検出し、ゲイン調整手段はカラー画像データ
のゲインを調整し、画素補正手段はゲイン調整手段によ
りゲイン調整されたカラー画像データのうち、飽和が検
出された画素データを補正し、輝度検出手段は画素補正
手段による補正前後で、カラー画像データの画素データ
毎に輝度を比較し、輝度差が所定値以上となる画素数を
計数し、撮影条件設定手段は輝度検出手段の計数結果が
規定値以上となる場合に、撮像手段の露光条件を変更し
て再度、撮像を行わせることとしたので、画素補間処理
後に輝度変化が少ない撮影条件で撮影を行うことがで
き、画素間の輝度の変化による違和感が少ない色再現が
可能となる。
【0050】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、撮影条件設定手段は、予
め設定された露光条件範囲内で、撮像手段の露光条件を
変更して撮像を行わせることとしたので、請求項3に記
載の発明の効果に加えて、極度な撮影条件の変更を防止
でき、より違和感の少ない色再現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】実施の形態2に係る撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】実施の形態3に係る撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
101 CCD 102 CDS 103 A/D変換器 104 画素補間回路 105 Rゲイン調整回路 106 Bゲイン調整回路 107 無彩色検出回路 108 ゲイン制御回路 109 Rゲイン調整回路 110 Bゲイン調整回路 111 画素補正回路 112 飽和検出回路 113 輝度検出回路 114 撮影条件設定回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を取り込んでカラー画像データ
    を出力する撮像手段と、 前記カラー画像データのゲインを調整するゲイン調整手
    段と、 前記ゲイン調整手段によりゲイン調整されたカラー画像
    データのうち、データビット幅が所定値を超えている画
    素データを補正する画素補正手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体像を取り込んでカラー画像データ
    を出力する撮像手段と、 前記カラー画像データのうち、飽和している画素データ
    を検出する飽和検出手段と、 前記カラー画像データのゲインを調整するゲイン調整手
    段と、 前記ゲイン調整手段によりゲイン調整されたカラー画像
    データのうち、前記飽和検出手段で飽和が検出された画
    素データを補正する画素補正手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体像を取り込んでカラー画像データ
    を出力する撮像手段と、 前記カラー画像データのうち、飽和している画素データ
    を検出する飽和検出手段と、 前記カラー画像データのゲインを調整するゲイン調整手
    段と、 前記ゲイン調整手段によりゲイン調整されたカラー画像
    データのうち、前記飽和検出手段で飽和が検出された画
    素データを補正する画素補正手段と、 前記画素補正手段による補正前後で、前記カラー画像デ
    ータの画素データ毎に輝度を比較し、輝度差が所定値以
    上となる画素数を計数する輝度検出手段と、 前記輝度検出手段の計数結果が、規定値以上となる場合
    に、前記撮像手段の露光条件を変更して再度、撮像を行
    わせる撮影条件設定手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記条件設定手段は、予め設定された露
    光条件範囲内で、前記撮像手段の露光条件を変更して撮
    像を行わせることを特徴とする請求項3に記載の撮像装
    置。
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