JPH01184697A - 音声録音再生回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声信号をディジタル化、更に符号化して外
部メモリに格納また、外部メモリに格納されている符号
化データを読み込み、それを復号化、アナログ信号に変
換して出力する音声録音再生ＩＣに関し、特に、符号化
処理において不要な無音データを情報圧縮する機能、そ
の情報圧縮された無音データな復号化する機能を有し、
更に情報圧縮された無音データが一定時間以上の無音と
なる場合は、それを一定値に置き換える機能を有する音
声録音再生ＩＣの構造に関する。

〔従来の技術〕

従来この種の音声録音再生ＩＣは、 外部から入力されるアナログ信号をディジタル化するＡ
／Ｄコンバータそのディジタル化されたデータを符号化
する符号化回路と、 符号化されたデータを外部メモリに書き込む、またはそ
のデータを読み込むメモリ制御回路と、メモリから読み
込んだ符号化データな復号化する復号化回路と、 復号化したデータをアナログ信号に変換して出カスるＤ
／Ａフンバータとを有し、Ａ／Ｄ変換されたディジタル
データは、そのデータが無音、有音に関わらずすべて入
力順に符号化し外部メモリに格納されていた。また、復
号化は外部メモリから読み込んだデータをすべて復号化
してアナログ信号として出力する構造となっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の音声録音再生ＩＣでは、入力された音声
データが無音か有音かを判定し、無音の場合にそのデー
タを圧縮する機能、また圧縮された無音データを復号す
る機能を有さないため、無音の場合でも有音と同様にデ
ータを外部メモリに格納する必要があった。

そのため、外部に大容量のメモリを必要とし１更に録音
されている音声を再生する場合には、無音部分の時間を
圧縮して聞くことができないため、留守番電話機などへ
応用した場合には外出先からの録音内容確認に長時間を
必要とする、等の欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の音声録音再生ＩＣは 外部から入力されるアナログ信号をディジタル化するＡ
／Ｄコンバータと、 そのディジタル化されたデータを符号化する符号化回路
と、 符号化されたデータを外部メモリに書き込む、またはそ
のデータを読み込むメモリ制御回路と、メモリから読み
込んだ符号化データを復号化する復号化回路と、復号化
したデータをアナログ信号に変換して出力するＤ／Ａコ
ンバータとを有し、更に、Ａ／Ｄ変換されたディジタル
データのレベルを一定個数毎のブロック単位で計測する
レベル検出器と、符号化回路の前段に設けられその一定
個数と同一のデータを一時格納するバッファメモリと、
入力された音声データが無音と判定された場合は、符号
化回路に対してその前段に設けたバッファメモリのデー
タの符号化を停止させ、継続する無音のブロック数を計
数し、そのブロック数を表すデータをメモリ制置回路に
伝達する無音圧縮器と、外部メモリから読み込んだデー
タの中から無音のブロック数を表すデータを検出し、そ
の場合は復号化回路の処理を一時停止させ、復号化デー
タの代わりにデータの表す長さの無音データをＤ／Ａコ
ンバータに出力させる無音復号器とを有し、また、前記
無音復号器は外部メモリからのデータが一定時間以上の
無音を示す場合はその時間を一定時間に置換する機能を
有し、その機能は外部から設定できる構造となっている
。

〔実施例〕

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

１はアナログ入力端子、２はＡ／Ｄコンバータ、３は符
号化回路４への入力データを一定個数保持するバッファ
メモリ、５は入力データのレベルを計測するレベル検出
器、６は無音データを圧縮する無音圧縮器、７は外部メ
モリのリード、ライトを行うメモリ制御回路、８はメモ
リに対するリード／ライト制御信号、９はメモリに対す
るアドレスバス、ＩＯはメモリに対するデータバスであ
る。

１１は復号化回路、１２は無音を復号する無音復号器、
１３はＤ／Ａコンバータ、１４はアナログ出力端子であ
る。

次に各部の動作を簡単に述べる。Ａ／Ｄコンバータ２は
アナログ入力端子１から入力される信号を一定周期毎に
ディジタル信号に変換する。

レベル検出器５は、Ａ／Ｄ変換されたディジタルデータ
のレベルを一定個数毎のブロック単位で計測する。

その一定個数と同一のデータを一時格納するバッファメ
モリ３を符号化回路４の前段に設け、入力された音声デ
ータが無音と判定された場合は、無音圧縮器６が符号化
回路に対してその前段に設けたバッファメモリのデータ
の符号化を停止させ、継続する無音のブロック数を計数
し、そのブロック数を表すデータをメモリ制御回路７に
伝達し、外部メモリに書き込む。

逆に入力された音声データが有音と判定された場合は符
号化回路は入力されたデータを順次符号化してメモリ制
御回路に伝達して外部メモリに書き込む。

無音復号器１２は、外部メモリから読み込んだデータの
中から無音のブロック数を表すデータを検出し、その場
合は復号化回路１１の処理を一時停止させ、復号化デー
タの代わりにデータの表す長さの無音データをＤ／Ａコ
ンバータ１３に出力する。

また、無音復号器は外部メモリからのデータが一定時間
以上の無音を示す場合はその時間を一定時間に置換して
Ｄ／Ａコンバータに出力する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は外部から入力された音声
信号をディジタルデータに変換した後、その信号が無音
か有音かを判定して有音の場合は符号化データをそのま
ま外部メモリに書き込み、無音の場合は無音復号器が処
理できる無音の長さを表すデータを外部メモリに書き込
む。

そのため外部メモリには情報として不要な無音部のデー
タをほとんど格納する必要が無上、メモリの小容量化あ
るいはより長時間の音声の録音が可能となる。

また、無音復号器は外部メモリから読み込んだデータが
一定時間以上の無音を示す場合にはその値を一定値に置
換してＤ／Ａコンバータに出力する機能を有しているた
め、録音されている音声をより短時間で聞き終えること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示めすブロック図である。 代理人　弁理士　　内　原　　　音

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部から入力されるアナログ信号をディジタル化
   するＡ／Ｄコンバータそのディジタル化されたデータを
   符号化する符号化回路と、符号化されたデータを外部メ
   モリに書き込む、またはそのデータを読み込むメモリ制
   御回路と、メモリから読み込んだ符号化データを復号化
   する復号化回路と、復号化したデータをアナログ信号に
   変換して出力するＤ／Ａコンバータとを有する音声録音
   再生ＩＣにおいて、 Ａ／Ｄ変換されたディジタルデータのレベルを一定個数
   毎のブロック単位で計測するレベル検出器と、上記符号
   化回路の前段に設けられ、その一定個数と同一のデータ
   を一時格納するバッファメモリと、入力された音声デー
   タが無音と判定された場合は、上記符号化回路に対して
   その前段に設けた上記バッファメモリのデータの符号化
   を停止させ、継続する無音のブロック数を計数してその
   ブロック数を表すデータを上記メモリ制御回路に伝達す
   る無音圧縮器と、外部メモリから読み込んだデータの中
   から無音のブロック数を表すデータを検出し、その場合
   は上記復号化回路の処理を一時停止させ、復号化データ
   の代わりにデータの表す長さの無音データをＤ／Ａコン
   バータに出力させる無音復号器とを設けたことを特徴と
   する音声録音再生回路。
2. （２）上記無音復号器は外部メモリからのデータが一定
   時間以上の無音を示す場合はその時間を一定時間に置換
   する機能を有し、その機能は外部から設定できることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の音声録音再生回
   路。