JPH01102500A - 音声圧縮装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声の固体録音等に利用する音声圧縮装置に
関する。

従来の技術 従来、この種の音声圧縮装置は、第２図に示すように、
適応形デルタ変調（Ａｄａｐｔｉｖｅ　Ｄｅｌｔａ　Ｍ
ｏｄｕｌａｔｉｏｎ　　：　ＡＤＭ）方法や、差分量子
化（Ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ　　Ｐ　ＣＭ）方法等の
音声符号化法により入力音声波形を符号化する符号化部
１と、符号化部ｌからの音声符号を記憶するための音声
データメモリ２と、音声データメモリ２に記憶された音
声符号を音声波形に再生する復号化部３により構成され
ている。

上記構成において、符号化部１がＡＤＭ方法やＤＰＣＭ
方法により音声波形を符号化することにより、単純なＰ
ＣＭ方法により符号化するのに比べて圧縮率が高く、し
たがって、少ないデータ量で音声符号を音声データメモ
リ２に記憶することができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の音声圧縮装置では、符号化部
１の符号化方法により圧縮率が決定されるために、符号
化部の圧縮率以上に音声を圧縮することができないとい
う問題点がある。

また、高い圧縮率を実現するためには、高い圧縮率の高
価な符号化部が必要となり、装置全体が高価となる問題
点がある。

本発明は上記問題点に鑑み、安価な構成で符号化部の圧
縮率以上に音声を圧縮することができる音声圧縮装置を
提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、音声符号を格納
するための第１の記憶手段の他に、無音である旨を示す
符号と、類似した有声音が連続した旨を示す符号と、類
似した有声音が連続しない旨を示す符号及び前記無音が
継続した時間、類似した有声音が連続した時間、類似し
た有声音が連続しない時間に対応する音声符号のデータ
長を格納するための第２の記憶手段を設け、音声波形の
周期的な時間間隔毎に音声波形が有音か無音か否かを判
別し、無音の場合に無音である旨を示す符号と前記時間
間隔に対応する音声符号のデータ長を前記第２の記憶手
段に格納し、有音である場合に類似した有声音が連続し
ているか否かを判別し、連続しているときはその旨を示
す符号及び前記時間間隔に対応する音声符号のデータ長
を前記第２の記憶手段に格納し、連続していないときは
前記符号化手段からの音声符号を前記第１の記憶手段に
格納するとともに、その旨を示す符号及び前記時間間隔
に対応する音声符号のデータ長を前記第２の記憶手段に
格納するようにしたものである。

作用 本発明は上記構成により、無音に対応する音声波形と有
声音に対応する音声波形をそれぞれ・その旨を示す符号
とその時間に対応する音声符号のデータ長として圧縮す
るために、符号化部の圧縮率以上に音声を圧縮すること
ができる・また・音声波形が有音か無音か否かを判別し
たり・類似した有声音が連続しているか否かを判別する
回路は、圧縮率の高い符号化部より安価に構成すること
ができるので、圧縮率の高い音声圧縮装置を安価に実現
することができる。

実施例 第１図は、本発明に係る音声圧縮装置の一実施例を示す
ブロック図である。

第１図において、１１は、後述するバッファ切換え信号
に同期して、アナログ信号である入力音声のレベルによ
り入力音声が有音か又は無音かを判別し、無音である場
合に書込み禁止指令をメモリ書込み制御部１５に出力す
るとともに、無音コードＰとバッファ切換え信号の時間
間隔に対応する音声符号のデータ長を合成制御メモリ１
７に出力する有音／無音判別部である。

１２は、入力音声の波形の周期的な時間間隔（例えば、
５鳳）の開始点を検出し、この開始点に同期したバッフ
ァ切換え信号を有音／無音判別部１１、録音バッファ１
４．〜１４ｎの入力切換え部１４ａに出力し、また、こ
の周期的な時間間隔の音声波形の類似性を判定するデー
タをメモリ書込み制御部１５に出力するバッファ切換え
制御部である。

この周期的な時間間隔の音声波形の類似性を判定するデ
ータは、例えば各開始点の波形の立ち上がりピーク値や
、立ち上がりピーク間の時間間隔である。

１３は、入力音声をＡＤＭ方法等により圧縮して符号化
する符号化部、１４１〜１４ｎはそれぞれ、バッファ切
換え制御部１２からのバッファ切換え信号の時間間隔で
符号化部１３からの音声符号を入力切換え部１４ａを介
して順次格納する録音バッファである・ １５は、バッファ切換え制御部１２からのデータが周期
的な時間間隔で類似しているか否かを判定し、８４ｍし
ている場合には１［＊コードＶとその時間間隔に対応す
る音声符号のデータ長を出力し、ＭＩＤしていない場合
には非類似コード！■とその時間間隔に対応する音声符
号のデータ長を出力し、また、判定結果により録音バッ
ファ１４．〜１４ｎの出力切換え部１４ｂを制御するメ
モリ書き込み制御部である。

１６は、音声符号を格納するための音声データメモリ、
１７は、前述した無音コードＰ％Ｉ１ｍコードｖ１非Ｍ
ｍコードＩＶより成る合成制御コードと、それぞれの時
間間隔に対応する音声符号のデータ長を格納するための
合成制御メモリである。

１８は、音声データメモリ１６に格納された音声符号と
、合成制御メモリ１７’に格納された合成制御コードＰ
％Ｖ％ＩＶとデータ長を読み出して音声符号列に変換す
るメモリ読込み制御部、１９は、音声データメモリ１６
に格納された音声符号を音声信号に再生するために一時
格納する再生バッファ、２０は、符号化部１３とは逆の
復号化法により音声符号を音声信号に再生する復号化部
である。

次に、上記実施例の動作を説明する。

第１図において、入力音声がそれぞれ、有音／無音判別
部１１、バッファ切換え制御部１２、符号化部１３に入
力すると、バッファ切換え制御部１２は、入力音声の波
形の周期的な時間間隔の開始点に同期したバッファ切換
え信号を有音／無音判別部１１、録音バッファ１４＋〜
１４ｆｉの入力切換え部１４ａに出力し、また、周期的
な時間間隔の音声波形のａｆｇｌ性を判定するデータを
メモリ書込み制御部１５に出力する。

他方、符号化部１３に入力した音声信号は符号化され、
バッファ切換え制御部１２からのバッファ切換え信号に
より順次切換えられた入力切換え部１４ａを介して録音
バッファ１４１４１４ｒｌに順次格納され、また、有音
／無音判別部１１に入力した音声信号は、有音か又は無
音かを判別され、無音である場合には、有音／無音判別
部１１は、書込み禁止指令をメモリ書込み制御部１５に
出力するとともに、無音コードＰとその無音時間に対応
する音声符号のデータ長を合成制御メモリ１７に書込む
。

メモリ書込み制御部１５は、周期的な時間間隔で音声波
形の類似性を判定し、例えば、隣接する時間間隔の波形
の立ち上がりピーク値の比が０゜８〜１．２以外の場合
は、ＩＩ像した音声波形が連続していないと判定し、有
音／無音判別部１１からの書き込み禁止指示がある場合
を除き、非類似コードＩＶとその時間に対応する音声符
号のデータ長を合成制御メモリ１７に書込むとともに、
録音バッファ１４ｔ〜１４ｎの出力切換え部１４ｂを順
次オンにすることにより、録音バッファ１４、〜１４ｎ
に格納されている音声符号を音声データメモリ１６に書
き込む。

他方、ｌ［４ＧＩシた音声波形が連続している場合には
メモリ書込み制御部１５は、類似コードＶとその時間に
対応する音声符号のデータ長を合成制御メモリ１７に書
込み、録音バッファ１４＋〜１４ｎの出力切換え部１４
ｂを全てオフにすることにより音声符号を音声データメ
鳴り１６に書き込まない。

次に、音声データメモ１月６に格納された音声と、合成
ｖｌＩ御メ子メモリに格納された合成制御コードｐ、ｔ
ｖ％Ｖ等を用いて再生する場合について説明する。

先ず、メモリ読込み制御部１８は、合成制御メモリ１７
に格納された各種合成制御コードＰ、　１ｖ、、■とそ
れぞれ対応するデータ長を読み出し、読み出したコード
が無音コードＰである場合にはそのデータ長だけ復号化
部２′０に無音を合成させ、非類似コード！■である場
合には音声データメモリ１６の音声符号を読み出して復
号化部２０により音声に復号化させるとともに再生バッ
ファ１９に格納し、類似コードＶである場合には再生バ
ッファ１９の音声符号を読み出してそのデータ長だけ復
号化部２０により音声に復号化させる。

したがって、入力音声の無音部は、無音コードとその時
間に対応する音声符号のデータ長として圧縮されて合成
制御メモリ１７に書込まれ、入力音声の有音部のうち類
似した音声波形が連続している部分は、ｍ４ＱコードＶ
とその時間に対応する音声符号のデータ長として圧縮さ
れて合成制御メモリ１７に書込まれるために、符号化部
１３の圧縮率以上で入力音声を圧縮することができ、ま
た、音声データメモリ６に格納される音声符号のデータ
量を少なくすることができる。

また、上記実施例では、録音バッファ１４．〜１４ｎ等
の回路を付加するのみで符号化部１３の圧縮率より高い
圧縮率で音声波形を圧縮することができるために、高価
となることもない。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、無音に対応する音声波形
と有声音に対応する音声波形をそれぞれ、その旨を示す
符号と無音、有声音の時間に対応する音声符号のデータ
長として圧縮するために、符号化部の圧縮率以上に音声
を圧縮することができ、また、音声波形が有音か無音か
否かを判別したり、類似した有声音が連続しているか否
かを判別する回路は、圧縮率の高い符号化部より安価に
構成することができるので、圧縮率の高い音声圧縮装置
を安価に実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る音声圧１１装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は、従来例の音声圧縮装置を示す
ブロック図である。 １１・・・有音／無音判別部、１２・・・バッファ切換
え制御部、１３・・・符号化部、１４１〜１４ｎ・・・
録音バッファ、１５・・・メモリ書込み制御部、１６・
・・音声データメモリ、１７・・・合成制御メモリ、１
８・・・メモリ読込み制御部、１９・・・再生バッファ
、２０・・・復号化部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 音声信号を符号化する手段と、 前記符号化手段からの音声符号を格納するための第１の
   記憶手段と、 無音である旨を示す符号と、類似した有声音が連続した
   旨を示す符号と、類似した有声音が連続しない旨を示す
   符号及び前記無音が継続した時間、類似した有声音が連
   続した時間、類似した有声音が連続しない時間に対応す
   る音声符号のデータ長を格納するための第２の記憶手段
   と、 音声波形の周期的な時間間隔毎に音声波形が有音か無音
   か否かを判別し、無音の場合に無音である旨を示す符号
   と前記時間間隔に対応する音声符号のデータ長を前記第
   ２の記憶手段に格納し、有音である場合に類似した有声
   音が連続しているか否かを判別し、連続しているときは
   その旨を示す符号及び前記時間間隔に対応する音声符号
   のデータ長を前記第２の記憶手段に格納し、連続してい
   ないときは前記符号化手段からの音声符号を前記第１の
   記憶手段に格納するとともに、その旨を示す符号及び前
   記時間間隔に対応する音声符号のデータ長を前記第２の
   記憶手段に格納する手段とを有する音声圧縮装置。