JPH10285272A - 通話記録再生装置 - Google Patents

通話記録再生装置

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JPH10285272A
JPH10285272A JP9102718A JP10271897A JPH10285272A JP H10285272 A JPH10285272 A JP H10285272A JP 9102718 A JP9102718 A JP 9102718A JP 10271897 A JP10271897 A JP 10271897A JP H10285272 A JPH10285272 A JP H10285272A
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JP
Japan
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data
recording
digital
voice
call
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Withdrawn
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JP9102718A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Sakino
利彦 崎野
Toshiaki Harai
利明 原井
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録するデータ量を圧縮して長時間の記録を
可能な通話記録再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 再生された通話信号のディジタル音声信
号からテキストデータを生成し、前記テキストデータを
情報記録媒体に記録することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話器を介して交
わされる通話内容を証拠として保全するために通話信号
を情報記録媒体を用いて記録再生する通話記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】人々が交わす多数の通話を連続して長時
間にわたり記録する目的のために、通話記録再生装置
は、情報記録媒体を交換することなく複数の通話を長時
間にわたり記録できる機能が必要とされ、通話記録再生
装置には長時間連続録音を行うための各種の技術が採用
されている。
【0003】その技術の一つとして、通話信号をディジ
タル音声データとし、このディジタル音声データをデー
タ圧縮する技術が採用されている。通話信号をアナログ
ディジタル変換(以下、「A/D変換」という。)によ
りディジタル音声データに変換する。このディジタル音
声データは、サンプリング周波数8kHz、量予化数8
bit、すなわち、64kビットのデータ量を有してい
る。ディジタル音声データを圧縮しない場合、情報記録
媒体の容量を仮に1.2Mバイトとすると、この情報記
録媒体に約150秒間の通話のディジタル音声データが
記録される。
【0004】さらに、通話中の無音部のデータをディジ
タル音声話データから削除し、ディジタル音声データの
データ量を削減している。電話を用いて会話を交わすと
き、人と人との会話時間は、統計的に、通話時間の約3
0%である。会話を交わさない無音部のディジタル音声
データの記録を行わないものとすれば、ディジタル音声
データの量は、無音部を記録したディジタル音声データ
量と比較し約30%のデータ量とすることができる。
【0005】また、ディジタル信号圧縮技術を使用する
と、ディジタル音声データを更に圧縮することができ
る。ITU(International Telecomunication Union)
のTシリーズ勧告のG.726に準拠したディジタル信
号圧縮技術を使用すれば、64kビットのディジタル音
声データを約1/4に圧縮することができる。無音部を
削除するディジタル音声データの圧縮技術と併せて、約
1/12のデータ量である約5.3kビットに圧縮でき
る。
【0006】しかし、従来の音質を保ちながら、1/1
2以下のデータ量に削減することは困難である。この理
由の一つとして、会話時間が通話時間の30%であると
いう数値は、統計による数値に過ぎず変動もあり得るた
めである。
【0007】また、ディジタル信号圧縮技術の圧縮率と
音質はトレードオフ関係にある。ディジタル音声データ
を高い圧縮率にすると音質の劣化が著しく、通話内容を
誤認するおそれがある。通話内容を証拠として保全する
通話記録再生装置には適さない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、通話内容の
認識を確実に行い、かつ、記録されるデータの圧縮率を
高めた通話記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、入力された通話信号をデ
ィジタル音声データに変換するA/D変換部と、前記デ
ィジタル音声データをテキストデータに変換する音声認
識部と、前記テキストデータに関する情報を示すヘッダ
ーデータを付加する書き込み変換部と、前記ヘッダーデ
ータとテキストデータを記録データとして情報記録媒体
に記録、または情報記録媒体から再生する記録再生部
と、前記ヘッダーデータをもと前記記録データを読み出
す読み出し変換部と、読み出された前記テキストデータ
をディジタル音声データに変換する音声変換部と、該音
声変換部から読み出された前記ディジタル音声データを
通話信号に変換するD/A変換部とを備えたことを特徴
とする。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、入力され
た通話信号をディジタル音声データに変換するA/D変
換部と、前記ディジタル音声データをテキストデータに
変換する音声認識部と、前記ディジタル音声データをデ
ィジタル圧縮データに変換するデータ圧縮部と、 前記
テキストデータと前記ディジタル圧縮データに関する情
報を示すヘッダーデータを付加する書き込み変換部と、
前記ヘッダーデータ、テキストデータ及び前記ディジタ
ル圧縮データを記録データとして情報記録媒体に記録、
または、情報記録媒体から再生する記録再生部と、前記
ヘッダーデータをもとに前記記録データを読み出す読み
出し変換部と、前記読み出し変換部から読み出されたテ
キストデータをディジタル音声データに変換する音声変
換部と、前記読み出し変換部から読み出されたディジタ
ル圧縮データをディジタル音声データに変換するデータ
伸張部と前記音声変換部および/または前記データ伸張
部から読み出されたディジタル音声データを通話信号に
変換するD/A変換部とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の通話記録再生装置において、前記テキストデー
タを出力するテキストデータ出力部を備えたことを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を用い
て説明する。図1は、本発明の一実施例の通話記録再生
装置のブロック図、図2は、本実施例の通話記録再生装
置の通話記録に関するフローチャート、図3は、本実施
例の通話記録再生装置の音声による通話再生に関するフ
ローチャート、図4は、本実施例の通話記録再生装置の
テキストデータ出力による通話再生に関するフローチャ
ート。図5は、本実施例の通話記録再生装置の情報記録
媒体に記録されるデータの構成図である。以下、図1か
ら図5までを用いて本実施例を説明する。
【0013】電話用インターフェイス部1は、呼び出し
信号を受信して電話回線を接続する。電話回線は、複数
チャンネルにわたり接続されており、複数の通話信号が
同時に入力され。アナログディジタル変換(以下、A/
D変換という。)部2は、この電話用インターフェース
部1から出力される複数チャンネルのアナログの通話信
号を、それぞれディジタル音声データへ変換する。
【0014】ディジタル音声データは図示しないメモリ
部に記憶され、各チャンネル毎にパラレル出力される。
この際、ディジタル音声データの記録位置、記録時間ま
たはチャンネルに関する情報を制御部3へ送る。
【0015】データ分離部4は、ディジタル音声データ
を、データ圧縮部5と音声認識部6へ出力する。データ
圧縮部5と音声認識部6へ出力されるディジタル音声デ
ータは、入力されたディジタル音声データと同じであ
る。
【0016】音声認識部5は、入力される各チャンネル
のディジタル音声データを各チャンネル毎にテキストデ
ータに変換し、書き込み変換部7へパラレル出力する。
また、データ圧縮部6は、入力される各チャンネルのデ
ィジタル音声データを各チャンネル毎にディジタル圧縮
データに変換し、書き込み変換部7へパラレル出力す
る。出力のタイミングは制御部3により制御される。
【0017】書き込み変換部7は、前記テキストデータ
と前記ディジタル圧縮データに関するへツダーデータを
生成しヘッダーデータ、テキストデータ及びディジタル
圧縮データからなる記録データとして記録再生部8へ出
力する。
【0018】ヘッダーデータは、ディジタル圧縮データ
とテキストデータ毎に記録位置、記録時間、チャンネル
番号、または、ディジタル圧縮データかテキストデータ
かを識別する情報等であり、制御部3が作成したもので
ある。このとき、テキストデータは通話信号の全ての内
容が記録されるのに対し、ディジタル圧縮データは通話
信号の一部の内容が記録される。記録データの構造につ
いては、後述する。
【0019】記録再生部8は、情報記録媒体に記録デー
タを記録する。記録再生部8に用いられる情報記録媒体
としては 、具体的には、磁気テープ、相変化型光ディ
スク、光磁気ディスクまたは追記型光ディスクなどを用
いることが可能である。
【0020】次に再生について説明する。記録再生部8
の情報記録媒体から読み出された記録データは、読み出
し変換部9へ入力される。読み出し変換部9は、記録デ
ータからヘッダーデータを取り出して、ヘッダーデータ
を制御部3へ出力し、ヘッダーデータに基づいて複数チ
ャンネルのディジタル圧縮データ及びテキストデータを
再生し、複数チャンネルのテキストデータを音声変換部
10及び記憶部11へ、複数チャンネルのディジタル圧
縮データをデータ伸張部12へそれぞれ出力する。
【0021】音声変換部10は、入力される複数チャン
ネルのテキストデータを複数チャンネルのディジタル音
声データに変換し、データ選択部13へパラレル出力す
る。また、データ伸張部12は、入力される複数チャン
ネルのディジタル圧縮データを複数チャンネルのディジ
タル音声データに変換し、データ選択部13へパラレル
出力する。出力のタイミングは制御部3により制御され
る。
【0022】データ選択部13は、音声変換部10とデ
ータ伸張部12から出力されたディジタル音声データか
ら所望のディジタル音声データを選択し、ディジタルア
ナログ変換(以下、D/A変換という。)部9へ出力す
る。D/A変換部9は、ディジタル音声データをアナロ
グの通話信号に変換する。
【0023】この通話信号は、電話用インターフェイス
部1へ出力され、電話回線に用いられる通話信号に変換
される。これにより、通話内容を電話の送信側と受信側
と双方が聞くことができるという利点を持つ。また、D
/A変換部9から出力された音声信号は、音声出力部1
5に出力され、通話信号が音声増幅されて図示しないス
ピーカを通じて出力され、通話内容を音声により確認す
る。
【0024】このとき、音声変換部10から出力された
ディジタル音声データをD/A変換して得た通話信号な
らば、全ての通話内容が確認できる。音声変換部10
は、テキストデータに対応した音声を発するものであり
少ないデータ量で音声信号に変換される。また、データ
伸張部12から出力されたディジタル音声データをD/
A変換して得た通話信号ならば、通話者の声が確認で
き、通話者の特定が可能である。
【0025】記憶部11は、制御部13が出力するタイ
ミング指示にしたがい、記憶しているテキストデータ
を、テキストデータ出力部16に出力する。テキストデ
ータ出力部16は、例えばパーソナルコンピュータであ
って、テキストデータを人間が認識可能な文字に変換し
て順次出力する機能を持つ。このとき制御部13は、音
声出力部16により出力された音声信号と略一致するよ
うなタイミングでテキストデータ出力部16がテキスト
データを表示するように制御する。
【0026】図2は、本実施例の通話記録再生装置の記
録動作に関するフローチャートである。ステップS1
は、通話記録に関するフローの開始である。通話記録再
生装置の電源を入れ、電話の呼び出し信号を待機してい
る状態である。ステップS2では、呼び出し信号を受信
し、電話回線を接続する。電話回線を通じて通話信号が
入力される。
【0027】ステップS3では、A/D変換部2におい
てアナログの通話信号をA/D変換処理してディジタル
音声データを生成する。ステップS4では、音声認識部
5において、ディジタル音声データをテキストデータに
変換し、また、データ圧縮部6においてディジタル音声
データをディジタル圧縮データに変換し、それぞれ、書
き込み変換部7へ出力する。
【0028】ステップS5では、制御部3において、記
録位置情報、記録時間情報またはチャンネルに関する情
報であるへツダデータを生成する。ステップS6では、
書き込み変換部7において、生成したヘッダーデータを
テキストデータおよびディジタル圧縮データに付加して
記録データを生成する。記録データは、記録再生部6へ
出力される。
【0029】ステップS7では、記録再生部6において
記録データを情報記録媒体に記録する。ステップS8で
は、通話の記録処理が終了したか否かを判定する。も
し、通話が終了したならば、記録処理を終了するとして
ステップS9へ進む。通話が終了していないならば、記
録処理を継続するとしてステップS3にジャンプし、以
下通話記録を継続する。ステップ9は、通話記録に関す
るフローの終了である。
【0030】図3は、本実施例の通話記録再生装置の音
声による通話再生に関するフローチャートである。ステ
ップS11は、通話再生に関するフローの開始である。
ステップS12では、記録再生部8が、情報記録媒体か
ら記録データを読み出し、読み出し変換部9に出力す
る。
【0031】ステップS13では、読み出された記録デ
ータから、読み出し変換部9がヘッダーデータを制御部
3へ出力し、ヘッダーデータに基づいて複数チャンネル
のテキストデータ及びディジタル圧縮データを再生す
る。そして、テキストデータを音声変換部10へ、ディ
ジタル圧縮データをデータ伸張部12へそれぞれ出力す
る。ステップS14では、音声変換部10においてテキ
ストデータが、データ伸張部12においてディジタル圧
縮データが、それぞれ、ディジタル音声データに変換さ
れる。
【0032】ステップS15では、データ選択部13に
おいて2つのディジタル音声データデータのなかから所
望のディジタル音声データを選択し、D/A変換部14
へ出力する。ステップS16では、D/A変換部14に
おいて、ディジタル音声データをアナログの音声信号に
変換し、音声出力部15において音声信号を再生し、音
声として出力する。
【0033】ステップS17では、再生処理が終了した
か否かを判定する。もし、再生が終了したならば、ステ
ップS18へ進む。再生が終了していないならば、再生
処理を継続するとしてステップS12にジャンプし、以
下再生処理を継続する。ステップ18は、通話再生に関
するフローの終了である。
【0034】図4は、本実施例の通話記録再生装置のテ
キストデータ出力よる通話再生に関するフローチャート
である。ステップS21では、通話再生に関するフロー
の開始である。ステップS22では、通話記録再生装置
から記録データを再生するため、情報記録媒体から記録
データを読み出し、読み出し変換部9に出力する。
【0035】ステップS23では、読み出された記録デ
ータから、読み出し変換部9がヘッダーデータを制御部
3へ出力し、ヘッダーデータに基づいて複数チャンネル
のテキストデータ及びディジタル圧縮データを再生す
る。ステップS24では、テキストデータを記憶部11
へ出力する。
【0036】ステップS25では、記憶部11は、制御
部13が出力するタイミング指示にしたがい、記憶して
いるテキストデータを、テキストデータ出力部16に出
力する。テキストデータ出力による再生は、音声による
再生より速いためタイミングを調整して略一致するよう
に出力する。
【0037】ステップS26では、再生処理が終了した
か否かを判定するステップである。もし、通話再生が終
了したならば、ステップS27へ進む。通話再生が終了
していないならば、再生処理を継続するものとしてステ
ップS22のにジャンプし、以下再生処理を継続する。
【0038】ステップ27は、通話再生に関するフロー
の終了である。以上にテキストデータ出力と音声による
通話再生に関する実施例を説明した。また、音声出力部
15とテキストデータ出力部16を同時に用いた通話再
生も可能である。
【0039】テキストデータは、通話信号の全ての内容
のデータであるのに対し、ディジタル圧縮データは通話
信号の一部の内容である。しかし、ディジタル圧縮デー
タは、通話者の声を聞くことにより、通話者を特定する
ために用いられる。
【0040】例えば、2分30秒間の通話信号が記録さ
れるとき2分30秒のうち前半30秒だけは、テキスト
データとディジタル圧縮データを共に記録し、後半2分
はテキストデータだけ記録する。日本語を話す速度は1
秒に5〜10語であり、1語2バイトの情報量とすると
テキストデータによる情報量は80〜160ビットとな
る。2分30秒で12kビット〜24kビットとなる。
【0041】また、ディジタル圧縮データは、30秒な
ので30×5.3kビット=約159ビットとなる。テ
キストデータとディジタル圧縮データの合計は約184
kビットとなる。全て、ディジタル圧縮データで記録し
たら、150×5.3=795kビットであり、大幅に
記録情報量を削減できる。
【0042】また、ディジタル圧縮データを全く記録せ
ず、全てをテキストデータとして、記録情報量を少なく
してもよい。この場合は、最大24kビットとなり、従
来のディジタル圧縮データの795kビットと比較して
約1/33となり、大幅に記録情報量を削減することが
できる。全ての通話内容を記録しているテキストデータ
に加えてディジタル圧縮データをどの程度の時間付加す
るかは、任意に選択される。本実施例では30秒間にわ
たりディジタル圧縮データを記録したが、ディジタル圧
縮データの記録時間は、実用を考えても10秒から2分
00秒くらいまでに設定が望ましい。また、0秒として
全ての記録データをテキストデータとしてもよい。
【0043】図5は、本実施例の通話記録再生装置の情
報記録媒体に記録されるデータの構成図である。図5
(a)では、あるチャンネルの通話信号の限られた時間
のディジタル音声データが、ディジタル圧縮データへ変
換されている。図5(b)は、あるチャンネルの全ての
ディジタル音声信号が、テキストデータへ変換されてい
る。図5(c)は、あるチャンネルにテキストデータと
ディジタル圧縮データが混合され、ヘッダーデータとと
もに記録されている。図5(d)は、あるチャンネルに
ヘッダーデータとテキストデータのみが記録されたとき
のデータ構造を示している。
【0044】テキストデータとディジタル圧縮信号は、
ヘッダーデータを付加して記録データになる。ヘッダー
データの記録内容の具体的説明例として、以下に続くデ
ータはテキストデータで平成×年×月×日×時×分×秒
から平成×年×月×日×時○分○秒までの通話時間が記
録されているとか、以下に続くデータはディジタル圧縮
データで平成×年×月×日×時×分×秒から平成×年×
月×日×時○分○秒までの通話時間が記録されているこ
とを伝える。
【0045】本実施例では、ある1つのチャンネルにつ
いて説明した。しかし、各チャンネルにおいて生成され
たテキストデータとディジタル圧縮データを混合して1
のチャンネルとして記録するようにしてもよい。ヘッダ
ーデータ、テキストデータ及び/またはディジタル圧縮
データが1つのチャンネルにどのように配置されても本
発明の実施は可能である。
【0046】本実施例では、記録再生部6に用いられる
情報記録媒体として、相変化型光ディスク、光磁気ディ
スクまたは追記型光ディスクなどを用いることも可能で
ある。以下、光磁気ディスクであるミニディスクを用い
る記録再生装置について説明する。
【0047】具体的には、平成×年×月×日×時×分×
秒から平成×年×月×日×時○分○秒までの通話情報か
らはテキストデータが作成され、平成×年×月×日×時
○分○秒から平成×年×月×日×時△分△秒までの通話
情報からディジタル圧縮データが作成される。ミニディ
スク上のメインデータのアドレスaからアドレスbまで
が、テキストデータが記録されており、ミニディスク上
のメインデータのアドレスcからアドレスdまでディジ
タル圧縮データが記録されていることを、ヘッダーデー
タとしてUTOC(Users Table Of Contents)に記録
する。このヘッダーデータにより、記録されているデー
タの種類や記録時間を判断することが出来る。
【0048】ディジタル圧縮データのチャンネル番号を
光ディスクのトラック番号として記録すれば、トラック
単位で管理が可能となる。また、通話1回分の記録デー
タを1トラックとして管理し、ディジタル圧縮データの
管理を光ディスクのインデクス単位で行うことも想定で
きる。
【0049】以上述べたように請求項1記載の発明によ
ると、ディジタル音声データをテキストデータに変換し
て情報記録媒体に記録したので、全記録データすべてが
ディジタル圧縮データにより記録された場合と比較して
記録情報量を削減でき、長時間の記録が可能になる。テ
キストデータが音声変換され、合成音声により通話内容
を確認する。圧縮率を高めたディジタル圧縮データを再
生する場合と比較し、同じ記録情報量で明瞭に通話信号
を聞くことができるので通話内容の認識を確実に行うこ
とができる。
【0050】また、請求項2に記載の発明によると、情
報記録媒体にテキストデータとともに限られた期間だけ
ディジタル圧縮データを記録する。このディジタル圧縮
データを伸張し、D/A変換して得た通話信号により、
通話者の声が確認でき、通話者を声により特定できる。
また、ディジタル圧縮データは限られた期間のみとし、
全ての通話内容はテキストデータにより記録した。全記
録データすべてがディジタル圧縮データにより記録され
た場合と比較しても記録情報量を削減できる。
【0051】また、請求項3に記載の発明によると、テ
キストデータ出力部において、テキストデータを映像に
より表示するため、通話内容を音声と共に文字として確
認することができ、音声のみの検証と比べてより正確に
検証することができる。また、映像のみで通話内容を確
認することも可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明の通話記録再生装置によると、通
話内容の認識を確実に行い、かつ、記録されるデータの
圧縮率を高めた通話記録再生装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の通話記録再生装置のブロッ
ク図。
【図2】本実施例の通話記録再生装置の通話記録に関す
るフローチャート。
【図3】本実施例の通話記録再生装置の音声を用いるこ
とによる通話再生に関するフローチャート。
【図4】本実施例の通話記録再生装置のテキストデータ
出力と音声による通話再生に関するフローチャート。
【図5】本実施例の通話記録再生装置の情報記録媒体に
記録されるデータの構成図。
【符号の説明】
1・・・電話用インターフェイス部 2・・・A/D変換部 3・・・制御部 4・・・データ分離部 5・・・音声認識部 6・・・データ圧縮部 7・・・書き込み変換部 8・・・記録再生部 9・・・読み出し変換部 10・・音声変換部 11・・記憶部 12・・データ伸張部 13・・データ選択部 14・・D/A変換部 15・・音声出力部 16・・テキストデータ出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された通話信号をディジタル音声デー
    タに変換するA/D変換部と、 前記ディジタル音声データをテキストデータに変換する
    音声認識部と、 前記テキストデータに関する情報を示すヘッダーデータ
    を付加する書き込み変換部と、 前記ヘッダーデータとテキストデータを記録データとし
    て情報記録媒体に記録、または情報記録媒体から再生す
    る記録再生部と、 前記ヘッダーデータをもとに前記記録データを読み出す
    読み出し変換部と、 読み出された前記テキストデータをディジタル音声デー
    タに変換する音声変換部と、 該音声変換部から読み出された前記ディジタル音声デー
    タを通話信号に変換するD/A変換部とを備えたことを
    特徴とする通話記録再生装置。
  2. 【請求項2】入力された通話信号をディジタル音声デー
    タに変換するA/D変換部と、 前記ディジタル音声データをテキストデータに変換する
    音声認識部と、 前記ディジタル音声データをディジタル圧縮データに変
    換するデータ圧縮部と、 前記テキストデータと前記ディジタル圧縮データに関す
    る情報を示すヘッダーデータを付加する書き込み変換部
    と、 前記ヘッダーデータ、テキストデータ及び前記ディジタ
    ル圧縮データを記録データとして情報記録媒体に記録、
    または、情報記録媒体から再生する記録再生部と、 前記ヘッダーデータをもとに前記記録データを読み出す
    読み出し変換部と、 前記読み出し変換部から読み出されたテキストデータを
    ディジタル音声データに変換する音声変換部と、 前記読み出し変換部から読み出されたディジタル圧縮デ
    ータをディジタル音声データに変換するデータ伸張部と
    前記音声変換部および/または前記データ伸張部から読
    み出されたディジタル音声データを通話信号に変換する
    D/A変換部とを備えたことを特徴とする通話記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の通話記録再生装置におい
    て、 前記テキストデータを出力するテキストデータ出力部を
    備えたことを特徴とする通話記録再生装置。
JP9102718A 1997-04-04 1997-04-04 通話記録再生装置 Withdrawn JPH10285272A (ja)

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JP9102718A JPH10285272A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 通話記録再生装置

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JP9102718A JPH10285272A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 通話記録再生装置

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JP9102718A Withdrawn JPH10285272A (ja) 1997-04-04 1997-04-04 通話記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037282A1 (en) * 1999-11-15 2001-05-25 Sony Electronics, Inc. Digital recording and playback system

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