JPH01183150A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH01183150A
JPH01183150A JP813488A JP813488A JPH01183150A JP H01183150 A JPH01183150 A JP H01183150A JP 813488 A JP813488 A JP 813488A JP 813488 A JP813488 A JP 813488A JP H01183150 A JPH01183150 A JP H01183150A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、バイポー
ラトランジスタ又は及びMISFETを有する半導体集
積回路装置に適用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
バイポーラトランジスタの高集積化及び高速化に最適な
技術として、rExtended Abstracts
 of the 16th Conference o
n 5olid 5tate Devices and
 Materials、論文番号A−4−2,Aug、
1984.Jに記載される技術がある。この技術に記載
されるバイポーラトランジスタの製造方法の概要は次の
とおりである。
まず、素子分離用絶縁膜で規定されたバイポーラトラン
ジスタ形成領域内において、n型エピタキシャル層の主
面上に窒化珪素膜を形成する。
次に、前記窒化珪素膜上に多結晶珪素膜を形成する。こ
の後、活性ベース領域、エミッタ領域の夫々の形成領域
が開口されるように、前記多結晶珪素膜をパターンニン
グしてベース電極を形成する。
次に、前記ベース電極にp型不純物であるBを導入する
。この後、活性ベース領域及びエミッタ領域の夫々の形
成領域から露出する前記窒化珪素膜を耐酸化マスクとし
て用い、ベース電極の表面を酸化して酸化珪素膜を形成
する。
次に、ベース電極の表面の酸化珪素膜を耐エツチングマ
スクとして用い、活性ベース領域及びエミッタ領域の夫
々の形成領域に露出する窒化珪素膜をエツチングで除去
すると共に、その除去した領域側のベース電極の端部の
下部の窒化珪素膜をサイドエツチングで除去してアンダ
ーカット部を形成する。
次に、前記アンダーカット部を埋込むように、基板全面
に多結晶珪素膜を堆積する。この後、アンダーカット部
を除き、平担な部分に堆積された多結晶珪素膜をRIE
等の異方性エツチングで除去し、活性ベース領域及びエ
ミッタ領域の夫々の形成領域のエピタキシャル層の表面
を露出させる。
次に、熱酸化を施し、アンダーカット部に埋込まれた多
結晶珪素膜の一部及び露出するエピタキシャル層の表面
に酸化珪素膜を形成する。
次に、ベース電極で規定された領域のエビタキャル層の
主面部にp型不純物を導入し、p型の活性ベース領域を
形成する。外部ベース領域は、ベース電極に導入された
p型不純物がアンダーカット部に埋込まれた多結晶珪素
膜を通してエピタキシャル層の主面部に拡散することに
よって形成される。前記活性ベース領域はこの外部ベー
ス領域に接続される。
次に、基板全面に酸化珪素膜、多結晶珪素膜の夫々を順
次積層した後、これらの膜をRIE等の異方性エツチン
グで除去し、ベース電極で規定される領域内にエミッタ
開口を形成する。
次に、前記エミッタ開口を通して活性ベース領域に接続
するように多結晶珪素膜を形成し、この多結晶珪素膜に
所定のパターンニングを施してエミッタ電極を形成する
。このエミッタ電極にはn型不純物が導入され、このn
型不純物は活性ベース領域に拡散されてn型エミッタ領
域を形成する。
このように構成されるバイポーラトランジスタは、外部
ベース領域、活性ベース領域、エミッタ領域、エミッタ
電極の夫々がベース電極に対して自己整合で形成するこ
とができるので、高集積化を図ることができる特徴があ
る。また、バイポーラトランジスタは、ベース電極下の
アンダーカット部のサイドエツチング量及びアンダーカ
ット部に埋込まれた多結晶珪素膜の一部を酸化する量で
ベース領域からのp型不純物の拡散する領域が規定され
るので、フォトリソグラフィ技術で形成される場合に比
べて小さい外部ベース領域を形成することができ、高集
積化を図ることができる特徴がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、前述のバイポーラトランジスタの製造方法
を応用してMISFETを形成することについて検討し
た結果、次のような問題点が生じることを見出した。
前記バイポーラトランジスタは、ベース電極の端部のア
ンダーカット部に多結晶珪素膜を埋込んだ後、活性ベー
ス領域及びエミッタ領域の夫々の形成領域の多結晶珪素
膜をRIE等の異方性エツチングで除去している。とこ
ろが、この異方性エツチングは、多結晶珪素膜とエピタ
キシャル層とのエツチング選択比が小さい。このため、
活性ベース領域及びエミッタ領域の夫々の領域において
エピタキシャル層の表面がかなりオーバーエツチングさ
れるので、その表面の荒れが著しく、バイポーラトラン
ジスタの電気的特性を劣化させる。
すなわち、MISFETに前述の技術を単純に応用した
場合、同様に、ベース電極に対応するソース電極及びド
レイン電極に規定された領域内のゲート電極形成領域の
基板表面が荒れるので、MISFETの電気的特性を劣
化させる。
本発明の目的は、MISFETを有する半導体集積回路
装置において、高集積化及び高速化を図ると共に、電気
的特性を向上することが可能な技術を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、前記MISFETのゲート電極形
成領域の基板表面の荒れを低減することによって、前記
目的を達成することが可能な技術を提供することにある
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
=7− MISFETを有する半導体集積回路装置において、珪
素基板の主面上に第1絶縁膜を介在させ珪素膜を主体と
する電極形成層を堆積させ、この電極形成層に前記珪素
基板と反対導電型の不純物を導入し、この電極形成層を
異方性エツチングでパターンニングし、所定の間隔で互
いに離隔されたソース電極、ドレイン電極の夫々を形成
し、互いに対向する側の前記ソース電極の端部、ドレイ
ン電極の端部の夫々の前記第1絶縁膜を等方性エツチン
グでサイドエツチングし、アンダーカット部を形成し、
このアンダーカット部を埋込むように、基板全面に珪素
膜を堆積させ、前記アンダーカット部分を除き、前記珪
素膜を第2絶縁膜に形成し、この絶縁膜のソース電極と
ドレイン電極との間をエツチングで除去し、珪素基板の
表面を露出させ、この露出させた珪素基板の表面にゲー
ト絶縁膜を介在させてゲート電極を形成する工程とを備
えると共に、前記第2絶縁膜を形成する工程と同一製造
工程若しくはそれ以後の工程で、前記アンダーカット部
に埋込まれた珪素膜を通して、=8− ソース電極、ドレイン電極の夫々に導入された不純物を
珪素基板の主面部に拡散させ、ソース領域、ドレイン領
域の夫々を形成する。
〔作 用〕
上述した手段によれば、前記電極形成層に異方性エツチ
ングを施してソース電極、ドレイン電極の夫々を形成す
る際に、電極形成層の下地の第1絶縁膜で珪素基板のゲ
ート絶縁膜形成領域の表面を被覆しているので、その表
面が荒れることを低減することができると共に、前記ア
ンダーカット部分は除き、前記珪素膜を第2絶縁膜に形
成した後、この第2絶縁膜のゲート電極形成領域をエツ
チングで除去したので、前記珪素基板と第2絶縁膜との
間のエツチング選択比を大きくし、珪素基板のゲート絶
縁膜形成領域の表面が荒れることを低減することができ
る。
また、前記アンダーカット部のサイドエツチング量及び
第2絶縁膜の形成量でソース電極、ドレイン電極の夫々
からソース領域、ドレイン領域の夫々を形成する不純物
を拡散する領域のサイズを規定することができるので、
ソース領域、ドレイン領域の夫々のサイズを縮小し、集
積度を向上することができる。
また、前記ソース領域、ドレイン領域の夫々と珪素基板
とのpn接合容量を低減することができるので、動作速
度の高速化を図ることができる。
また、前記ソース領域、トレイン領域の夫々とゲート電
極とをソース電極、ドレイン電極の夫々に対して自己整
合で形成することができるので、集積度を向上すること
ができる。
以下、本発明の構成について、一実施例とともに説明す
る。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
〔発明の実施例〕
(実施例I) 本実施例■は、バイポーラトランジスタを有する半導体
集積回路装置に本発明を適用した、本発明の第1実施例
である。
本発明の実施例Iである半導体集積回路装置のバイポー
ラトランジスタを第1図(要部断面図)で示す。
第1図に示すように、バイポーラトランジスタは珪素基
板の主面に構成されている。珪素基板は、P−型半導体
基板1及びその主面上に成長させたn−型エピタキシャ
ル層2で構成されている。バイポーラトランジスタ形成
領域において、半導体基板1とエピタキシャル層2との
間にはn1型半導体領域(埋込型コレクタ領域)3が設
けられている。
バイポーラトランジスタは、素子分離用絶縁膜5、p゛
型半導体領域4及び半導体基板1で構成される分離領域
でその領域を規定され、他の素子と電気的に分離されて
いる。素子分離用絶縁膜5はエピタキシャル層2を酸化
して形成されている。
半導体領域4は、素子分離用絶縁膜5下の半導体基板1
とエピタキシャル層2との間に設けられている。
バイポーラトランジスタは、主に、コレクタ領域、ベー
ス領域及びエミッタ領域からなるnpn型で構成されて
いる。
コレクタ領域は、半導体領域(埋込型コレクタ領域)3
、エピタキシャル層2、図示しない電位引上用n゛型半
遵体領域で構成されている。電位引用用半導体領域は、
第1図に示す領域と異なる領域に素子分離用絶縁膜5で
その領域を規定され、半導体領域3に接続されている。
図示しないが、コレクタ領域は、前記電位引上用半導体
領域にコレクタ配線が接続されるように構成されている
ベース領域は、外部ベース領域として使用されるp゛型
半導体領域12、活性ベース領域として使用されるP型
半導体領域15で構成されている。活性ベース領域であ
る半導体領域15は、外部ベース領域である半導体領域
12で周辺を囲まれたその中央部分に設けられている。
この活性ベース領域である半導体領域15は、外部ベー
ス領域である半導体領域12と電気的に接続して設けら
れている。半導体領域12.15の夫々は、エピタキシ
ャル層2の主面部に設けられている。
外部ベース領域である半導体領域12は、アンダ一カッ
ト部9に埋込まれた珪素膜10を介在させてベース電極
7に接続されている。ベース電極7は、一端側が活性ベ
ース領域である半導体領域15の周辺を囲むように絶縁
膜(第1絶縁膜)6上に設けられ、他端側か素子分離用
絶縁膜5の上部に引出されている。ベース電極7は、抵
抗値を低減するP型不純物(例えばB)が導入された多
結晶珪素膜で構成されている。前記珪素膜10は例えば
多結晶珪素膜で構成されている。ベース電極7の他端側
は、層間絶縁膜8及び17に形成された接続孔18を通
してベース配線19が接続されている。ベース配線19
は、例えばアルミニウム膜か、或はCu又は及びSiが
添加されたアルミニウム合金膜で形成されている。
エミッタ領域はn゛型半導体領域16で構成されている
。半導体領域16はベース電極7及びその側壁に形成さ
れた絶縁膜(第2絶縁膜、サイドウオールスペーサ)1
1に規定された領域内において、半導体領域15の主面
部に構成されている。半導体領域16は、絶縁膜11で
その領域が規定された接続孔(エミッタ開口)13を通
してエミッタ電極14が接続されている。エミッタ電極
14は例えばn型不純物(As又はP)が導入された多
結晶珪素膜で構成されている。エミッタ電極14とベー
ス電極7とは、ベース電極7の上部に設けられた絶縁膜
8及びベース電極7の側壁に形成された絶縁膜11で電
気的に分離されている。エミッタ電極14には、層間絶
縁膜17に形成された接続孔18を通してエミッタ配線
19が接続されている。エミッタ配線19は、前記ベー
ス配線19、図示しないコレクタ配線の夫々と同一導電
性材料で構成されている。
次に、前述のバイポーラトランジスタの製造方法につい
て、第2図乃至第9図(各製造工程毎に示す要部断面図
)を用いて簡単に説明する。
まず、単結晶珪素からなるP−型半導体基板1を用意す
る。
次に、バイポーラトランジスタ形成領域において、半導
体基板1の主面部にn型不純物を導入する。この後、バ
イポーラトランジスタ形成領域間において、半導体基板
1の主面部にp型不純物を導入する。
次に、前記半導体基板1の主面上にn−型エピタキシャ
ル層2を成長させ、珪素基板を構成する。
前記エピタキシャル層2を成長させる工程によって、前
記導入されたn型不純物が引き伸し拡散されてn゛型半
導体領域8が形成されど共に、前記導入されたp型不純
物が引き伸し拡散されてp1型型半体領域4が形成され
る。
次に、バイポーラトランジスタ形成領域間において、エ
ピタキシャル層2の主面を選択的に酸化し、素子分離用
絶縁膜5を形成する。素子分離用絶縁膜5は、半導体領
域4に接触する程度に形成される。
次に、□バイポーラトランジスタ形成領域において、第
2図に示すように、エピタキシャル層2の主面上に絶縁
膜6を形成する。絶縁膜6は、エピタキシャル層2の主
面を酸化した酸化珪素膜で形成し、400〜600[人
コ程度の膜厚で形成する。この絶縁膜6は、主に、エピ
タキシャル層2と後に形成されるベース電極(7)とを
電気的に分離すると共に、ベース電極(7)をパターン
ニングする際のエツチングストッパ層として使用する。
次に、絶縁膜6の上部を含む基板全面にベース電極形成
層7Aを形成する。ベース電極形成層7Aは、例えば常
圧(1,0[torrコ程度)CVDで堆積させた多結
晶珪素膜で形成し、2500〜35’OO[人]程度の
膜厚で形成する。なお、ベース電極形成層7Aは、多結
晶珪素膜の上部に高融点金属膜若しく高融点金属シリサ
イド膜を積層した、多結晶珪素膜を主体とする複合膜で
形成してもよい。
次に、前記ベース電極形成層7Aにp型不純物(例えば
B)を高濃度に導入し、その抵抗値を低減させる。
次に、第3図に示すように、ベース電極形成層7Aの上
部全面に絶縁膜8を形成する。絶縁膜8は、例えばCV
Dで堆積させた酸化珪素膜で形成し、2000〜300
0[人]程度の膜厚で形成する。
次に、第4図に示すように、前記絶縁膜8及びベース電
極形成層7Aに所定のパターンニングを施し、ベース電
極7を形成する。このパターンニー16= ングは、ベース電極形成層7Aの活性ベース領域、エミ
ッタ領域の夫々の形成領域を除去するように行う。パタ
ーンニングは、ベース電極7の加工精度を高め、しかも
ベース電極7の側壁に急峻な段差形状を有するように、
RIE等の異方性エツチングで行う。異方性エツチング
は、絶縁膜8、ベース電極形成層7Aの夫々を順次重ね
切りすることができる。エツチング液としては、例えば
CHF3.CF4を使用する。
この異方性エツチングを施す際にはベース電極形成層7
Aの下地に形成された絶縁膜6がエツチングストッパ層
として使用され、この絶縁膜6は活性ベース領域、エミ
ッタ領域の夫々の形成領域のエピタキシャル層2の表面
を保護するようになっている。
次に、第5図に示すように、ベース電極7から露出する
絶縁膜6を等方性エツチングでエツチングし除去すると
共に、この除去された側、すなわちベース電極7の活性
ベース領域、エミッタ領域及びエミッタ電極形成領域側
の端部の絶縁膜6をサイドエツチングで除去し、アンダ
ーカット部9を形成する。アンダーカット部9は、例え
ばベース電極7の端部から横方向に1000[人コ程度
のサイドエツチング量を有するように形成される。等方
性エツチング液としては、例えばフッ酸を使用する。
次に、第6図に示すように、前記アンダーカット部9を
埋込むように、基板全面に珪素膜10を形成する。珪素
膜10は、低圧(0,3[torr]程度又はそれ以下
)CVDで堆積した多結晶珪素膜で形成する。珪素膜1
0は、アンダーカット部9を実質的に完全に埋込めるよ
うに、例えば200〜300[人コ程度の膜厚で形成す
る。本発明者の基礎研究の結果によれば、低圧CVDで
堆積される多結晶珪素膜は、前述のように微細なサイズ
で形成されるアンダーカット部9の内部に確実に埋込む
ことができる。
アンダーカット部9に埋込まれた珪素膜10はベース電
極7の下面に接続される。
次に、第7図に示すように、少なくとも、前記アンダー
カット部9部分を除き、前記珪素膜10を絶縁膜11に
形成する。絶縁膜11は、珪素膜10の全表面を熱酸化
した酸化珪素膜で形成される。アンダーカット部9に埋
込まれた珪素膜10の一部具体的にはベース電極7の側
壁から横方向に約200〜300[人]程度は絶縁膜1
1に形成される。
この絶縁膜11を形成する熱酸化工程によって、同第7
図に示すように、ベース電極7に導入されたp型不純物
がアンダーカット部9に残存する珪素膜10を通してエ
ピタキシャル層2の主面部に拡散され、外部ベース領域
として使用されるp+型半導体領域12が形成される。
アンダーカット部9のサイドエツチング量及びアンダー
カット部9に埋込まれた珪素膜10の一部を絶縁膜11
に形成する酸化量でベース電極7からP型不純物を拡散
する領域のサイズ(横方向に約700〜800[人コ程
度)が規定されるので、この外部ベース領域として使用
される半導体領域12は、フォトリソグラフィ技術での
最小加工寸法に比べてかなり小さいサイズで形成するこ
とができる。この外部ベース領域である半導体領域12
は、ベース電極7に対して自己整合で形成することがで
きる。なお、外部ベース領域である半導体領域12は、
絶縁膜11を形成する工程に限らず、この後の工程例え
ば活性ベース領域やエミッタ領域を形成する工程と同一
工程、若しくは別工程で形成してもよい。
次に、活性ベース領域、エミッタ領域、エミッタ電極の
夫々の形成領域において、前記絶縁膜11をその膜厚に
相当する分だけ除去して接続孔13を形成した後、第8
図に示すように、除去された領域に活性ベース領域とし
て使用されるp型半導体領域15を形成する。
前記絶縁膜11の除去はRIE等の異方性エツチングで
行う。この異方性エツチングの使用によって、ベース電
極7の側壁にサイドウオールスペーサとして使用される
絶縁膜11の一部を残存されることができる。絶縁膜1
1の残存した一部はベース電極7に対して自己整合で形
成される。この絶縁膜11は、珪素膜10を利用して形
成されるので、ベース電極7と後に形成されるエミッタ
電極(14)とを電気的に分離するための絶縁膜を新た
に堆積さ=20= せる工程をなくすことができる。また、残存した一部の
絶縁膜11の膜厚は異方性エツチング量で簡単に制御す
ることができ、しかもその膜厚はベース電極7の側壁か
ら数千[人コ程度と薄い膜厚で形成することができる。
また、絶縁膜11は、酸化珪素膜(SiO3)で形成さ
れているので、異方性エツチングの際にエピタキシャル
層(Si)2とのエツチング選択比を大きくすることが
できる。エツチング選択比は、例えばSin、: 5i
=10:1程度である。したがって、活性ベース領域、
エミッタ領域、エミッタ電極の夫々の形成領域において
、絶縁膜11の除去に際してはエピタキシャル層2の表
面の荒れを低減することができる。
前記活性ベース領域である半導体領域15は、エピタキ
シャル層2の主面部にp型不純物をイオン打込みで導入
することによって形成することができる。このp型不純
物はベース電極7及びその側壁に残存する絶縁膜11に
規定された領域内つまり接続孔13内において導入され
るので、半導体装置15はベース電極7に対して自己整
合で形成される。
次に、接続孔13を通して活性ベース領域である半導体
領域15に接続するようにエミッタ電極14を形成し、
この後、第9図に示すように、エミッタ領域として使用
されるn゛型半遵体領域16を形成する。
前記エミッタ電極14は、常圧CVDで堆積した多結晶
珪素膜で形成され、n型不純物例えばAs又はPを導入
している。
前記エミッタ領域である半導体領域16は、エミッタ電
極14を通して半導体領域15の主面部にn型不純物を
導入して形成する。また、半導体領域16は、エミッタ
電極14に導入されたn型不純物を半導体領域16に拡
散して形成してもよい。
このように、バイポーラトランジスタを有する半導体集
積回路装置において、珪素基板(1,2)の主面上に絶
縁膜6を介在させ珪素膜を主体とするベース電極形成層
7Aを堆積させ、このベース電極形成層7Aを異方性エ
ツチングでパターンニングしてベース電極7を形成し、
このベース電極7のエミッタ電極形成領域側の端部の絶
縁膜6を等方性エツチングでサイドエツチングしてアン
ダーカット部9を形成し、このアンダーカット部9を埋
込むように基板全面に珪素膜10を堆積させ、前記アン
ダーカット部9部分を除き、前記珪素膜10を絶縁膜1
1に形成し、絶縁膜11のエミッタ電極形成領域をエツ
チングで除去して珪素基板(2)の表面を露出させ、こ
の露出させた珪素基板の表面にエミッタ電極14を形成
することにより、前記ベース電極形成層7Aに異方性エ
ツチングを施してベース電極7を形成する際に、ベース
電極形成層7Aの下地の絶縁膜6で珪素基板のエミッタ
電極形成領域の表面(2)を被覆しているので、その表
面が荒れることを低減することができると共に、前記ア
ンダーカット部9部分は除き、前記珪素膜10を絶縁膜
11に形成した後、この絶縁膜11のエミッタ電極形成
領域をエツチングで除去したので、前記珪素基板(2)
と絶縁膜11との間のエツチング選択比を大きくし、珪
素基板(2)のエミッタ電極形成領域の表面が荒れるこ
とを低減することができる。この結果、バイポーラトラ
ンジスタの電気的特性を向上することができる。
また、前記アンダーカット部9のサイドエツチング量及
び絶縁膜11の形成量(酸化量)でベース電極7からP
型不純物を拡散する領域のサイズを規定することができ
るので、外部ベース領域である半導体領域12のサイズ
を縮小し、高集積化を図ることができる。
また、前記外部ベース領域である半導体領域12、活性
ベース領域である半導体領域15、エミッタ領域である
半導体領域16、エミッタ電極14の夫々をベース電極
7に対して自己整合で形成することができるので、製造
工程におけるマスク合せ余裕寸法に相当する分、バイポ
ーラトランジスタの面積を縮小し、高集積化を図ること
ができる。
また、前記外部ベース領域である半導体領域12は、ア
ンダーカット部9部分だけに小さいサイズで形成するこ
とができるので、コレクタ領域であるエピタキシャル層
2とのpn接合容量を低減し、動作速度の高速化を図る
ことができる。
前記エミッタ領域である半導体領域16を形成する工程
の後に、層間絶縁膜17、接続孔18を順次形成する。
次に、前記第1図に示すように、エミッタ配線19、ベ
ース配線19及びコレクタ配線を形成する。
これら一連の製造工程を施すことによって、本実施例I
の半導体集積回路装置は完成する。
このように構成される半導体集積回路装置は、動作速度
の高速化を図る目的で構成する場合、バイポーラトラン
ジスタのみで構成することが望ましいが、これに限定さ
れずバイポーラトランジスタに相補型MISFET(C
MO3)を組合f タfi在型で構成してもよい。
なお、本発明は、npn型バイポーラトランジスタに限
定されず、pnp型バイポーラトランジスタに適用する
ことができる。この場合は、本発明は、主にコレクタ領
域の表面の荒れを低減することができる。
(実施例旧 本実施例■は、MISFETを有する半導体集積回路装
置に本発明を適用した、本発明の第2実施例である。
本発明の実施例■である半導体集積回路装置のMISF
ETを第10図(要部断面図)で示す。
第10図に示すように、MISFETは珪素基板の主面
に構成されている。珪素基板は、p−型半導体基板1及
びその主面部に形成されたn型ウェル領域20で構成さ
れている。
MISFETは、素子分離用絶縁膜21でその領域を規
定され、他の素子と電気的に分離されている。素子分離
用絶縁膜21はウェル領域20の主面を酸化して形成さ
れている。
MISFETは、主に、ウェル領域20、ゲート絶縁膜
24、ゲート電極26、ソース領域及びドレイン領域で
ある一対のP+型半導体領域23で構成されている。つ
まり、MISFETはpチャネルで構成されている。
ウェル領域20はチャネル形成領域として使用される。
ソース領域である半導体領域23は、アンダーカット部
9に埋込まれた珪素膜10を介在させてソース電極(S
)22に接続されている。同様に、ドレイン領域である
半導体領域23は、アンダーカット部9に埋込まれた珪
素膜10を介在させてドレイン電極(D)22に接続さ
れている。ソース電極22、ドレイン電極22の夫々は
、一端側が絶縁膜(第1絶縁膜)6上に設けられ、他端
側が素子分離用絶縁膜21の上部に引出されている。前
記実施例■のベース電極7と同様に、ソース電極22、
ドレイン電極22の夫々は、抵抗値を低減するp型不純
物が導入された多結晶珪素膜で構成されている。ソース
電極22の他端側は接続孔18を通してソース配線27
に接続され、ドレイン電極22の他端側は接続孔18を
通してドレイン配線27(図示しない)に接続されてい
る。ソース配線27、ドレイン配線27の夫々は、例え
ばアルミニウム膜か、戒はCu又は及びSiが添加され
たアルミニウム合金膜で形成されている。
ゲート電極26は、ソース電極22、ドレイン電極22
、及びそれらの側壁に形成された絶縁膜(第2絶縁膜)
11に規定された領域内つまり接続孔25内において、
ウェル領域20の主面上にゲート絶縁膜24を介在させ
て設けられている。ゲート電極26は、例えばn型不純
物(As又はP)が導入された多結晶珪素膜で構成され
ている。ゲート電極26には接続孔18を通してゲート
配線27が接続されている。
次に、前述のMISFETの製造方法について、第11
図乃至第18図(各製造工程毎に示す要部断面図)を用
いて簡単に説明する。
まず、単結晶珪素からなるp−型半導体基板1を用意す
る。
次に、MISFET形成領域において、前記半導体基板
1の主面部にn型ウェル領域20を形成し、珪素基板を
構成する。
次に、MISFET形成領域間において、ウェル領域2
0の主面を選択的に酸化し、素子分離用絶縁膜21を形
成する。
次に、MISFET形成領域において、第11図に示す
ように、ウェル領域20の主面上に絶縁膜6を形成する
。絶縁膜6は、前記実施例Iの絶縁膜6と同様に、ウェ
ル領域20と後に形成されるソース電極及びドレイン電
極(22)とを電気的に分離すると共に、ソース電極及
びドレイン電極(22)をパターンニングする際のエツ
チングストッパ層として使用する。
次に、絶縁膜6の上部を含む基板全面に電極形成層(ソ
ース及びドレイン電極形成層)22Aを形成する。電極
形成層22Aは、例えば常圧CVDで堆積させた多結晶
珪素膜で形成する。
次に、前記電極形成層22Aにp型不純物を高濃度に導
入し、その抵抗値を低減させる。
次に、第12図に示すように、電極形成層22Aの上部
全面に絶縁膜8を形成する。
次に、第13図に示すように、前記絶縁膜8及び電極形
成層22Aに所定のパターンニングを施し、ソース電極
(S)22及びドレイン電極(D)22を形成する。こ
のパターンニングは、電極形成層22Aのゲート電極形
成領域を除去するように行う。パターンニングはRIE
等の異方性エツチングで行う。
この異方性エツチングを施す際には電極形成層22Aの
下地に形成された絶縁膜6がエツチングストッパ層とし
て使用され、この絶縁膜6はゲート電極形成領域のウェ
ル領域20の表面を保護するようになっている。
次に、第14図に示すように、ソース電極(S)22、
ドレイン電極(D)22の夫々で規定された領域内に露
出する絶縁膜6を等方性エツチングでエツチングし除去
すると共に、この除去された側すなわちゲート電極形成
領域側の端部の絶縁膜6をサイドエツチングで除去し、
アンダーカット部9を形成する。
次に、第15図に示すように、前記アンダーカット部9
を埋込むように、基板全面に珪素膜10を形成する。珪
素膜10は低圧CVDで堆積した多結晶珪素膜で形成す
る。
次に、第16図に示すように、少なくとも、前記アンダ
ーカット部9部分を除き、前記珪素膜10を絶縁膜11
に形成する。絶縁膜11は珪素膜10の全表面を熱酸化
した酸化珪素膜で形成する。
この絶縁膜11を形成する熱酸化工程によって、同第1
6図に示すように、ソース電極22、ドレイン電極22
の夫々に導入されたp型不純物がアンダーカット部9に
残存する珪素膜10を通してウェル領域20の主面部に
拡散され、ソース領域及びドレイン領域である一対のP
゛型半導体領域23が形成される。
次に、ゲート電極形成領域において、前記絶縁膜11を
その膜厚に相当する分だけ除去して接続孔25を形成し
た後、第17図に示すように、除去されたウェル領域2
0の主面上にゲート絶縁膜24を形成する。ゲート絶縁
膜24は、ウェル領域20の主面を酸化した酸化珪素膜
で形成し、200〜300[人コ程度の膜厚で形成する
前記絶縁膜11の除去はRIE等の異方性エツチングで
行う。この異方性エツチングの使用によって、ソース電
極22、ドレイン電極22の夫々の側壁にサイドウオー
ルスペーサとして使用される絶縁膜11の一部を残存さ
れることができる。
また、前記実施例■と同様に、絶縁膜11は酸化珪素膜
で形成されているので、異方性エツチングの際にウェル
領域20とのエツチング選択比を大きくすることができ
る。したがって、ゲート電極形成領域において、絶縁膜
11の除去に際してはウェル領域20の表面の荒れを低
減することができる。
次に、第18図に示すように、接続孔25を通して、ウ
ェル領域20の主面上にゲート絶縁膜24を介在させて
ゲート電極26を形成する。ゲート電極26は、例えば
常圧CVDで堆積した多結晶珪素膜で形成され、n型不
純物例えばP又はAsを導入している。
このように、MISFETを有する半感体集積回路装置
において、珪素基板(1、20)の主面上に絶縁膜6を
介在させ、珪素膜を主体とする電極形成層22Aを堆積
させ、この電極形成層22Aに前記珪素基板と反対導電
型の不純物を導入し、この電極形成Mi22Aを異方性
エツチングでパターンニングし、所定の間隔で互いに離
隔されたソース電極(S)22、ドレイン電極(D)2
2の夫々を形成し、互いに対向する側の前記ソース電極
22の端部、ドレイン電極22の端部の夫々の絶縁膜6
を等方性エラチングそサイドエツチングし、アンダーカ
ット部9を形成し、このアンダーカット部9を埋込むよ
うに、基板全面に珪素膜10を堆積させ、前記アンダー
カット部9部分を除き、前記珪素膜10を絶縁膜11に
形成し、この絶縁膜11のソース電極22とドレイン電
極22との間をエツチングで除去し、珪素基板(20)
の表面を露出させ、この露出させた珪素基板の表面上に
ゲート絶縁膜24を介在させてゲート電極26を形成す
る工程を備え、前記絶縁膜11を形成する工程と同一製
造工程若しくはそれ以後の工程で、前記アンダーカッ1
一部9に埋込まれた珪素膜10を通して、ソース電極2
2、ドレイン電極22の夫々に導入された不純物を珪素
基板(20)の主面部に拡散させ、ソース領域、トレイ
ン領域の夫々である一対の半恋体領域23を形成するこ
とにより、前記電極形成層22Aに異方性エツチングを
施してソース電極22、ドレイン電極22の夫々を形成
する際に、電極形成層22Aの下地の絶縁膜6で珪素基
板(20)のゲート絶縁膜形成領域の表面を被覆してい
るので、その表面が荒れることを低減することができる
と共に、前記アンダーカット部9部分は除き、前記珪素
膜10を絶縁膜11に形成した後、この絶縁膜11のグ
ー1〜電極形成領域をエツチングで除去したので、前記
珪素基板(20)と絶縁膜11との間のエツチング選択
比を大きくし、珪素基板のゲート絶縁膜形成領域の表面
が荒れることを低減することができる。
また、前記アンダーカット部9のサイドエツチング量及
びその部分の絶縁膜11の形成量でソース電極22、ド
レイン電極22の夫々からソース領域及びドレイン領域
である一対の半導体領域23を形成する不純物を拡散す
る領域のサイズを規定することができるので、半導体領
域23のサイズを縮小し、MISFETの集積度を向上
することができる。
また、ソース領域及びトレイン領域である一対の半導体
領域23と珪素基板(20)とのpn接合容量を低減す
ることができるので、MISFETの動作速度の高速化
を図ることができる。
また、前記ソース領域及びドレイン領域である一対の半
導体領域23、ゲート電極26の夫々をソース電極22
、ドレイン電極22の夫々に対して自己整合で形成する
ことができるので、製造工程におけるマスク合せ余裕寸
法に相当する分、MISFETの集積度を向上すること
ができる。
前記ゲート電極26を形成する工程の後に、層間絶縁膜
17、接続孔18の夫々を順次形成し、この後、前記第
10図に示すように、接続孔18を通してソース配線2
7、ドレイン配線(図示しない)、ゲート配線27の夫
々を形成する。
これら一連の製造工程を施すことにより、本実施例■の
半導体集積回路装置は完成する。
なお、本発明は、pチャネルMISFETに限定されず
、nチャネルMISFETに適用することができる。
また、本発明は、前記実施例Iのバイポーラトランジス
タと実施例■のMISFETとを組合せた混在型の半導
体集積回路装置を構成してもよい。
この場合、ベース電極7を形成する工程とソース電極2
2及びドレイン電極22を形成する工程とを初め、多く
の製造工程を共通にすることができる特徴がある。
以上、本発明者によってなされた発明を前記実施例に基
づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々変形し得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本願において開示された発明のうち、代表的なものによ
って得ることができる効果を簡単に説明すれば、次のと
おりである。
MISFETを有する半導体集積回路装置において、高
集積化及び動作速度の高速化を図ること゛ができると共
に、ゲート電極形成領域の基板表面の荒れを低減し、電
気的特性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例■である半導体集積回路装置
のバイポーラトランジスタを示す要部断面図、 第2図乃至第9図は、前記パイボーラトランジ=36− スタを各製造工程毎に示す要部断面図、第10図は、本
発明の実施例■である半導体集積回路装置のMISFE
Tを示す要部断面図、第11図乃至第18図は、前記M
ISFETを各製造工程毎に示す要部断面図である。 図中、1・・・半導体基板、2・・・エピタキシャル層
、3 、4.12,15,16.23・・・半導体領域
、6 、8.11.・・絶縁膜、7・・ベース電極、7
A・・・ベース電極形成層、9・・・アンダーカット部
、1o・・珪素膜、14・・・エミッタ電極、20・・
・ウェル領域、22・・・ソース電極又はドレイン電極
、22A・・・電極形成層、24・・・ゲート絶縁膜、
26・・・ゲート電極である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、MISFETを有する半導体集積回路装置の製造方
    法において、珪素基板の主面上に第1絶縁膜を介在させ
    珪素膜を主体とする電極形成層を堆積させ、この電極形
    成層に前記珪素基板と反対導電型の不純物を導入する工
    程と、該電極形成層を異方性エッチングでパターンニン
    グし、所定の間隔で互いに離隔されたソース電極、ドレ
    イン電極の夫々を形成する工程と、互いに対向する側の
    前記ソース電極の端部、ドレイン電極の端部の夫々の前
    記第1絶縁膜を等方性エッチングでサイドエッチングし
    、アンダーカット部を形成する工程と、該アンダーカッ
    ト部を埋込むように、基板全面に珪素膜を堆積させる工
    程と、前記アンダーカット部分を除き、前記珪素膜を第
    2絶縁膜に形成する工程と、該絶縁膜のソース電極とド
    レイン電極との間をエッチングで除去し、珪素基板の表
    面を露出させる工程と、該露出させた珪素基板の表面に
    ゲート絶縁膜を介在させてゲート電極を形成する工程と
    を備えると共に、前記第2絶縁膜を形成する工程と同一
    製造工程若しくはそれ以後の工程で、前記アンダーカッ
    ト部に埋込まれた珪素膜を通して、ソース電極、ドレイ
    ン電極の夫々に導入された不純物を珪素基板の主面部に
    拡散させ、ソース領域、ドレイン領域の夫々を形成する
    工程を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置の製
    造方法。 2、前記アンダーカット部に埋込まれる珪素膜は、低圧
    CVDで堆積された多結晶珪素膜であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の半導体集積回路装置の
    製造方法。 3、前記第2絶縁膜のゲート電極形成領域のエッチング
    は、異方性エッチングが使用されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の半導体集積
    回路装置の製造方法。 4、前記ソース電極、ドレイン電極の夫々とゲート電極
    との電気的な分離は、前記第2絶縁膜を異方性エッチン
    グでエッチングした際にソース電極、ドレイン電極の夫
    々の側壁に残存する第2絶縁膜で行われていることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載の半導体集積回路
    装置の製造方法。 5、前記第1絶縁膜、第2絶縁膜の夫々は酸化珪素膜で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項
    に記載の夫々の半導体集積回路装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7534680B2 (en) 2003-11-19 2009-05-19 Electronics And Telecommunications Research Institute Bipolar transistor, BiCMOS device, and method for fabricating thereof

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