JPH01177416A - 水冷式ターボチャージャの冷却制御装置 - Google Patents

水冷式ターボチャージャの冷却制御装置

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JPH01177416A
JPH01177416A JP33292187A JP33292187A JPH01177416A JP H01177416 A JPH01177416 A JP H01177416A JP 33292187 A JP33292187 A JP 33292187A JP 33292187 A JP33292187 A JP 33292187A JP H01177416 A JPH01177416 A JP H01177416A
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JP
Japan
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engine
turbocharger
pump
water
temperature
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JP33292187A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Aihara
粟飯原 裕之
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水冷式ターボチャージャの冷却制御装置に関し
、特にエンジン停止後のターボチャージャの温度を適切
に制御する制御装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、ターボチャージャがその運転に伴って高温状態と
なり、その軸受部の焼付や潤滑油の炭化による潤滑性能
劣化等の熱害が発生するのを防止するために、エンジン
の運転時にポンプを駆動し、冷却水を循環させてターボ
チャージャを冷却するようにした水冷式ターボチャージ
ャの冷却制御装置が知られている。
また、かかる冷却制御装置において、エンジン停止後に
おいてもターボチャージャが慣性によって回転し続ける
ことによりターボチャージャの温度が上昇して前記熱害
が生ずることに着目し、これを回避するためにエンジン
停止後、ターボチャージャの高温時に所定時間、ポンプ
を駆動してターボチャージャを冷却するようにしたもの
も開示されている(例えば実開昭55−105029号
公報)。
しかしながら、該従来の制御装置は、エンジン停止後に
おけるターボチャージャの温度変化に応じてポンプを過
不足なく駆動することができず、したがってポンプを駆
動するバッテリが無駄に消費されるという問題点を有し
ていた。
即ち、エンジンの停止後におけるターボチャージャの温
度上昇の度合は、その停止前のエンジンの負荷状態に大
きく依存し、高負荷側になるほどより大きく、したがっ
て前述した熱害が発生し易い傾向にある。また、エンジ
ン停止時におけるターボチャージャの温度はエンジンの
負荷状態だけでなく、停止前にターボチャージャの冷却
作用を行う走行風、ラジェータファンの風量等の外的要
因に大きく影響される。この影響の度合は、ターボチャ
ージャの温度を、その冷却水温度によって検出する場合
には、該冷却水の比熱が小さいために、より大きくなる
これに対して、前記従来の制御装置はエンジンの停止時
におけるターボチャージャの温度、即ち上述の外的要因
の影響を受けた温度にのみ応じてポンプを駆動するよう
に構成されているので、停止前におけるエンジンの負荷
状態に応じた制御が行えず、したがってエンジン停止後
におけるターボチャージャの温度上昇に応じた過不足の
ないポンプ制御が行えない。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たものであり、軸受部の焼付や潤滑油の炭化による潤滑
性能劣化等の熱害の発生を防止できるだけでなく、バッ
テリを無駄に消費することなく効率の良い冷却を行える
ようにした水冷式ターボチャージャの冷却制御装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、エンジンの停止状態
を検知する検知手段と、ターボチャージャを冷却する冷
却水を循環させるポンプと、該冷却水の前記ターボチャ
ージャより下流側の温度を検出する水温検出手段と、前
記エンジンの潤滑油温度を検出する油温検出手段と、前
記ポンプを駆動させるポンプ駆動手段とを備えた水冷式
ターボチャージャの冷却制御装置において、前記検知手
 。
段がエンジンの停止状態を検知したときに、前記水温検
出手段及び前記油温検出手段の出力に応じて前記ポンプ
駆動手段を制御する制御手段を備えたものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の制御装置を適用した水冷式ターボチャ
ージャを備えた内燃エンジンの燃料供給制御装置の全体
構成図である。同図中の符号1は例えば6気筒の内燃エ
ンジンを示し、エンジン1の上流側には吸気管2、下流
側には排気管3が接続され、吸気管2及び排気管3の途
中にターボチャージャ4が介装されている。
吸気管2には上流側より順にエアクリーナ5、インター
クーラ6及びスロットル弁7が設けられている。
スロットル弁7にはスロットル弁開度(θT11)セン
サ8が連結されてスロットル弁7の弁開度を電気的信号
に変換し電子コントロールユニット(以下rEcUJと
いう)9に送るようにされている。
一方、スロットル弁7の下流には吸気管内絶対圧(PB
^)センサ10が設けられており、このPB^センサ1
0によって電気的信号に変換された絶対圧信号は前記E
CU9に送られる。また、その下流には吸気温(T^)
センサ11が取付けられており、吸気温T^を検出して
対応する電気信号を出力してEC:U 9に供給する。
吸気管2のエンジン1とスロットル弁7間には燃料噴射
弁12が設けられている。この燃料噴射弁12は吸気管
2の吸気弁13の少し上流側に気筒毎に設けられており
(2個のみ図示)、各噴射弁12は図示しない燃料ポン
プに接続されていると共にECU9に電気的に接続され
て、ECU9からの信号によって燃料噴射の開弁時間が
、即ち燃料供給量が制御される。
エンジン1本体にはエンジン冷却水温センサ(以下rT
wpセンサ」という)14が設けられ、このTWEセン
サ14はサーミスタ等から成り、冷却水が充満したエン
ジン気筒周壁内に挿着されて、その検出水温信号をEC
U9並びに本実施例においてポンプ駆動手段及び制御手
段を構成する、後述の冷却用電子コントロールユニット
(以下rECCUJという)15に供給する。
また、エンジン1本体にはその潤滑油温度を検出する、
油温検出手段としての潤滑油温センサ(以下rTou、
センサJという)16が設けられ、その検出油温信号を
前記ECCU15に供給する。
エンジン回転数センサ(以下rNeセンサ」という)1
7がエンジンlの図示しないカム軸周囲又はクランク軸
周囲に取付けられており、TDC信号、即ちエンジンl
のクランク軸の180”回転毎に所定のクランク角度位
置で1パルスを出力し、このパルスをECU9に供給す
る。
排気管3のエンジンlより直ぐ下流側には、02センサ
18,18が装着され、排気ガス中の酸素濃度を検出し
その検出値信号をECU9に供給する。また、排気管3
のターボチャージャ4より下流側には三元触媒19が配
置され、排気ガス中の・HC,Go、NOx成分の浄化
作用を行う。
ターボチャージャ4は後述するように可変容量型のもの
であり、該ターボチャージャ4にはウォータポンプ(ポ
ンプ)20及びサブラジェータ21を介装した管路22
が接続されている。即ち、ウォータポンプ20、サブラ
ジェータ21及び管路22は、図示しないエンジン用冷
却系とは別個独立した水冷式のターボチャージャ用冷却
系23を構成するものであり、該冷却系23により供給
される冷却水が、ターボチャージャ4の後述する潤滑部
ケーシング43に形成されたウォータージャケット57
(第3図)内を循環することにより、ターボチャージャ
4が冷却されるようになっている。
また、管路22は分岐してインタークーラー6内に配置
され、該インタークーラー6内を通る吸入空気を冷却す
る。ターボチャージャ用冷却系23のターボチャージャ
4の直ぐ下流側には、本実施例における水温検出手段と
してのターボチャージャ冷却水温センサ(以下rTwt
センサ」という)24が設けられており、その検出水温
信号をECCUI5に供給する。更にECCUI5には
イグニッションスイッチ(検知手段)25が接続され、
そのオン・オフ信号が供給される。
また、第2図に示すように、エンジンルーム26内には
、その前部に位置して前後力向に送風を行うラジェータ
ファン27、後側上部に位置して下向きの送風を行うボ
ンネットファン28が配されている。ラジェータファン
27は第1の電動機29によって駆動され11回転の正
逆及び強弱の調整が可能であり、ボンネットファン28
は第2の電動機3σによって駆動される。
前記EC:U 9はエンジンlの運転時に作動し、前述
の各種センサからの入力信号に基づいて、エンジンlの
運転状態を判別し、該判別された運転状態に応じた燃費
特性、加速特性等の緒特性の最適化が図られるように、
燃料噴射弁12の燃料噴射時間、点火装置31の点火時
期等を演算し、該演算結果に基づく駆動信号を燃料噴射
弁12、点火装置31に供給する。また、ECU9は、
各種センサからの入力信号に基づいてソレノイド弁32
に駆動信号を供給し、該ソレノイド弁32及びターボチ
ャージャ4とリンクされた図示しないアクチュエータを
駆動することにより、ターボチャージャ4の容量を最適
に制御する。
前記ECCU15はエンジン1の運転時及び停止後の所
定時間内において作動し、TWEセンサ14、TOIL
センサ16及びTwtセンサ24からの入力信号等に基
づいて、ウォータポンプ20の運転・停止、ラジェータ
ファン27の運転・停止、回転の正逆及び強弱及びボン
ネットファン28の運転・停止を決定し、その駆動信号
をウォータポンプ20、第1及び第2の電動機29.3
0に供給する。
また、ECCUI 5はECU9と電気的に接続されて
おり、エンジンlの運転時、ECU9はECCUI5を
介してボンネットファン28の運転・停止を制御すると
ともに、ECCUI5が異常を検知したときにそのフェ
イルセーフ処理を行う。
第3図はターボチャージャ4の全体構成図を示す。即ち
、ターボチャージャ4はコンプレッサ部分のスクロール
を形成するコンプレッサケーシング41と、該コンプレ
ッサケーシング41の背面を閉塞する背板42とからな
るケーシングと、ターボチャージャ4の主軸を軸支し、
その軸受を潤滑するとともに冷却水が循環する構造を内
蔵する潤滑部ケーシング43と、タービン部分のスクロ
ールを形成するタービンケーシング44とを有している
コンプレッサケーシング1の内部には、それぞれ吸気管
2が接続されたスクロール通路45及び軸線方向通路4
6が形成され、前者45は吸気出口をなし、後者46は
吸気入口をなしている。
タービンケーシング44の内部には、スクロール通路4
7と、接線方向に向けて開口するその入口開口47aと
、軸線方向に延在する出口通路48と、その出口開口4
8aとが形成され、入口開口47a及び出口開口48a
はそれぞれ排気管3に接続されている。
潤滑部ケーシング43の内部に形成された軸受孔49,
50には、ラジアル軸受メタル51によす、前記したよ
うに主軸52が枢支されている。
また、背板42と潤滑部ケーシング43の端面との間に
は、スラスト軸受メタル53が挟設されている。
潤滑部ケーシング43の第3図に於ける上端部には、潤
滑油導入孔54が穿設されており、図示されていない潤
滑部ポンプから供給されたエンジンlと共用の潤滑油を
、潤?11部ケーシング43の内部に穿設された潤滑油
通路55を経てラジアル軸受メタル51及びスラスト軸
受メタル53に供給している。各潤滑部から排出された
潤滑油は、潤滑部ケーシング43内に形成された潤滑油
排出口56から排出され、図示されていないオイルサン
プに回収される。
スラスト軸受メタル53に供給された潤滑油がコンプレ
ッサ側に流れ込むことを防ぐため、背板2の中心孔部に
はシールリング64が設けられている。
また、潤滑部ケーシング43内にはウォータージャケッ
ト57が形成されている。該ウォータージャケット57
は潤滑部ケーシング43のターピングケーシング44側
では断面環状をなし、これと連続する中央部では第3図
における上端部において断面0字状をなすとともに、前
記ターボチャージャ用冷却系23の管路22が図示しな
い接続部において接続され、冷却水が循環するようにな
っており、これによりターボチャージャ4が冷却される
第4図に併せて示されるように、スクロール通路47の
中心部に配設された固定ベーン部材58の外周部には、
タービンホイール59を同心的に外囲するように、4つ
の固定ベーン60が形成されている。これら固定ベーン
60は、それぞれが′部分弧状をなすとともに、円周方
向に沿って等幅かつ等間隔に設けられている。これら固
定ベーン60相互間の空隙は、背板61に回動自在に枢
着されたビン62の遊端に固着された可動ベーン63に
より開閉される。これら可動ベーン63は、固定ベーン
60と同等の曲率の弧状をなし、かつ概ね同一の円周上
に位置しているに れら可動ベーン63を支持するビン62は、それぞれ前
記ソレノイド弁32及び図示されない適宜な構造を有す
るアクチュエータに連結されており、EC:U9からソ
レノイド弁32へのn;1記制御信号により、これら可
動ベーン63の傾斜角度、即ちターボチャージャ4の容
量が調節される。
第5図は前述したECCU15の外部結線状態等を詳細
に示す配線図であり、ECCU15は端子B1〜B9.
Al〜A7を有する。端子B1はバッテリに接続され、
バッテリ電圧が印加される。端子B9はグランド(ボデ
ィアース)端子である。
端子B2は、通常のイグニッションスイッチ25のオン
・オフ端子に接続される。−・方、端子B3は、これと
は異なり、イグニッションスィッチ25オフ時でもバッ
テリと接続している。エンジンl運転中にイグニッショ
ンスイッチ25をオフすると、エンジンlは停止し、ま
たECU3もスイッチオフにより非作動状態(メモリ記
ta保持機能は除く)となるが、EC:Cu2Sは、既
述の如く、エンジン停止後も必要に応じ所定時間作動さ
せるため、イグニッションスイッチ25のオフ操作にか
かわらずバッテリとの接続がある上記端子B2が設けら
れている。ECCUl5のエンジン停止後の作動時間は
、イグニッションスイッチ25のオフ操作に伴って起動
されるタイマによって設定する。
エンジン停止後のECCUl 5作動用のタイマの設定
時間については、エンジン停止状態、従って車載発電機
による充電がなされない状態で電動のラジェータファン
27、ボンネットファン28、ウォータポンプ20のい
ずれか一つ以上が運転駆動されるものであるから、バッ
テリの消費がなるべく少なく、しかも冷却効果を上げら
れるように、これら両方の観点から適用する車両のエン
ジンルームの広狭、各部のレイアウト等をも考慮して決
定する。−例として、かかるECCUl 5の作動可能
時間は、15分に設定される。
ECCU15作動用のタイマにより設定された所定時間
中は、冷却統合ユニットとしてのECCUl5はイグニ
ッションスイッチの状態にかかわらず常にバッテリから
電圧を受け、制御可能状態となり、所定時間が経過した
時点で、ECCUl5による所定の冷却制御動作は打ち
切られる。
端子A1〜A3はTWEセンサ14、TWTセンサ24
及びTootセンサ16の検出信号入力用端子で、各セ
ンサに接続されている。端子A4はECCUl5の内部
回路の信号系のグランド端子である。また、端子A5は
エアコン(A/C)ユニット70に接続されており、エ
アコンのスイッチのオン・オフ信号が入力される。
端子84〜B6はラジェータファン27制御用端子で、
駆動回路290に接続されている。該駆動回路290は
、正転時の弱回転及び強回転切換え用のそれぞれコイル
291a、 292a、ノーマルオープン接点291 
b 、 292 bから成る第1及び第2のリレー回路
291及び292と、正逆回転切換え用のそれぞれコイ
ル293a、 294a、ノーマルクローズ端子203
b 。
294b及びノーマルオープン端子293c、 294
cから成る第3及び第4のリレー回路293.294と
抵抗295とを有しており、ラジェータファン低速(L
OW)回転指示用の端子B4が第1のリレー回路291
に、また同高速(III)回転指示用の端子B5が第2
の・リレー回路292に、更に同逆転(REV)指示用
の端子B6が第3及び第4の各リレー回路293.29
4と接続されている。
ラジェータファン27の回転の強弱、正逆は下記のよう
にして行われる。
正転時の弱回転の場合は、端子B4に低レベル出力が出
される。これにより、第1のリレー回路291が作動し
、第1の電動機29には抵抗295により低減された駆
動電流が流れ、ラジェータファン27ば低速回転する。
強回転の場合は、端子B5に低レベル出力が出され、第
2のリレー回路292が作動する。この場合には、電動
機29に大なる駆動電流が流れ、ラジェータファン27
は高速回転する。
逆回転の場合には、端子B6に高レベル出力が出され、
第3及び第4のリレー回路293.294が作動し、各
リレー接点がノーマルオープン端子293c 。
294c側に切換わる。これにより電動機29への印加
電圧の極性が反転し、かつ駆動電流は抵抗295により
低減され、ラジェータファン27は逆転低速回転する。
上記逆転駆動は、エンジン停止後の所定時間内において
、連続的にあるいは断続的に行われる。
該ラジェータファン27逆転時には、第2図に矢印で示
すように、エンジンルーム26内の空気は内部から車両
前方外部へ排出される。
端子B7はボンネットファン28制御用端子で、駆動回
路300中のコイル301aとノーマルオープン接点3
01bから成るリレー回路301に接続されている。ま
た、該駆動回路300には、専用のヒユーズ310が設
けられている。ボンネットファン28の駆動は上述と異
なり、第2の電動機30によるオン・オフ駆動のみであ
り、その運転・停止は端子B7に高レベル、低レベル出
力が出されることによってなされる。
該ボンネットファン28の駆動+lt+Jfilは、エ
ンジンlの運転時及びエンジン停止後の前記所定時間内
に連続的にあるいは断続的に行われる。
端子B6はウォータポンプ20制御用端子で、ウォータ
ポンプ20駆動用の第3の電動機201と、コイル20
2 a及びノーマルオープン接点202bから成るリレ
ー回路202とを有する駆動回路200に接続されてい
る。該駆動回路200も専用のヒユーズ210が設けら
れている。ウォータポンプ20の駆動も、上記ボンネッ
トファン28の場合と同様オン・オフ駆動のみであり、
その運転・停止は端子B8に高レベル、低レベル出力が
出されることによってなされる。
該ウォータポンプ20の駆動制御は、エンジン1の運転
時及びエンジン停止後の前記所定時間内に連続的にある
いは前記ボンネットファン28に代えて断続的に行われ
る。
端子AS、AyはECU9に接続されている。該端子A
6はECU9からの上記ウォータポンプ20制卿用の信
号入力端子であり、エンジンlの運転時におけるエンジ
ン回転数、エンジン水温、吸気温等に応じたエンジン運
転状態に基づく制御を行う場合、該運転状態に基づいて
得られたウォータポンプ20に対する制御14号が[’
:CU9から端子A6に供給される。端子A7はフェイ
ルセーフ出力端子であり、異常検出時には該端子Δ7か
らフェイルセーフ指示用の制御信号がECU9に送出さ
れ、ECU9がこれに基づいて所定のフェイルセーフ動
作を行えるようになっている。
EC:Cu2Sは、各種入力信号を供給され、入力信号
波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナ
ログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有す
る入力回路、中央演算処理回路(CPU) 、CI”U
で実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶
する記憶手段、及び前記端子84〜Be、A7に出力を
送出する出力回路等から構成され、更に、 nQ記ウォ
ータポンプ20などの断続制御を行う等の場合には、当
該制御のためのタイマ等をも含む構成とされる。
第6図はエンジン停止後におけるウォータポンプ20の
運転時間twr (以下「ポンプ運転時間」という)を
設定するサブルーチンのフローチャートを示す。本プロ
グラムはエンジン停止直後において1回のみ実行される
まず、ステップ601ではTwτセンサ24からの入力
信号により冷却水温Twτを、TO■Lセンサ16から
の入力信号により潤滑油温TOILをそれぞれ読み込む
。次に、このステップ601で読み込まれた冷却水温T
WT及び潤滑油温TOILに応じ、ECCU15に記憶
されたtwrマツプに基づいてポンプ運転時間tWPを
求め(ステップ602)、該ポンプ運転時間LWPに亘
すウオータボンブ20が運転されるようにして本プログ
ラムを終了する。
第7図は上述のtwrマツプを示す図である。同図に示
すように、tWPマツプは、冷却水温TWTに対する3
つの基準値TWTI、TWT2及びTWT3(例えば、
それぞれ90.95及び100℃)及び潤滑油温TOI
Lに対する2つの基準値TorLx及びTOIL2 (
例えば、それぞれ100及び105℃)により、TWT
値及びTOIL値に応じて12の領域に区分されており
、該区分された各領域に対し、ポンプ運転時間twrと
してt W P 1〜twr5(例えば、それぞれ0,
3,5.6及び8分)が設定されている。
即ち、同図から明らかなように、ポンプ運転時間UWP
は冷却水温TWTが高いほど、及び潤滑油温TOILが
高いほど、より大きな値に設定される。
このようにポンプ運転時間tWPを、冷却水温Twrだ
けでなく潤滑油温TOTLに応じて設定するのは、冷却
水温TWTは、冷却水の比熱が小さいために、走行風等
の外的要因の影響を反映した停止時のターボチャージャ
の温度を表す一力、潤滑油温To■t。
は、潤滑油の比熱が大きいために、外的要因にほとんど
左右されず、停止前におけるエンジンの負荷状態を反映
するためである。したがって、ポンプ運転時間t、wr
を、冷却水温Twr及び潤滑油温TorLに応じて上述
のように設定することにより、外的要因及びエンジンの
負荷状態を総合的に加味し、エンジン停止後のターボチ
ャージャの温度変化に対応してウォータポンプ20を過
不足なく運転させることができ、これにより軸受部の焼
付や潤滑油の炭化による潤滑性能劣化等のターボチャー
ジャの熱害の発生を防止できるだけでなく、バッテリを
無駄に消費することなく効率の良い冷却を行うことがで
きる。
なお、本実施例においては潤滑油温TOILを、エンジ
ン1近傍において検出しているが、潤滑油は上述したよ
うに外的要因による温度変化が少なく、またエンジンl
及びターボチャージャ4に共用されているので、これを
ターボチャージャ4近傍において検出しても、上述と同
等の効果を得ることができる。
また、本実施例ではウォータポンプ20の運転時間tw
rを設定するためのパラメータの一つを、ターボチャー
ジャ4の冷却水の温度であるターボチャージャ冷却水温
Twtとしているが、これに代えてエンジン冷却水温T
wεとし、且つ第7図に示すLWPI〜tWP5値を適
宜設定することにより、上述と同等の効果を得ることが
できる。
更に、ウォータポンプ20の運転は、エンジンlの停止
後、設定した運転時間twrに亘り連続して行っても良
く、又は該運転時間twr内で断続するようにしてもよ
い。この場合には、ポンプ停止時において冷却水の気化
熱によってターボチャー° ジャ4を冷却する効果も得
られ、冷却効果をより一層高めることができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、水冷式ターボチャージャ
の冷却制御装置において、エンジンの停止時のターボチ
ャージャ下流側における冷却水温度及びエンジンの潤滑
油温度に応じて、エンジン停止後、ターボチャージャを
冷却する冷却水を循環させるポンプの駆動を制御するよ
うにしたものであるので、エンジン停止前における外的
要因及びエンジンの負荷状態を総合的に加味し、エンジ
ン停止後におけるターボチャージャの温度上昇に応じて
過不足なくポンプを駆動させることができ、したがって
軸受部の焼付や潤滑油の炭化による潤滑性能劣化等の熱
害の発生を防止できるだけでなく、バッテリを無駄に消
費することなく効率の良い冷却を行える等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置を適用したターボチャージャ
を備えた内燃エンジンの燃料供給制御装置の全体構成図
、第2図は該エンジン搭載車両のエンジンルーム内の概
略構成図、第3図はターボチャージャの縦断面図、第4
図は第3図のIV−IV線からタービンケーシング側を
見た矢視図、第5図はECCUの外部結線状態等を示す
配線図、第6図はウォータポンプの運転時間を設定する
サブルーチンのフローチャート、第7図はウォータポン
プの運転時間を設定するための冷却水温TWT及び潤滑
油温TOILに応じたマツプである。 l・・・内燃エンジン、4・・・ターボチャージャ、1
5・・・冷却用電子コントロールユニット(ECCU)
(ポンプ駆動手段、制御手段)、16・・・潤滑油温(
Tolt)センサ(油温検出手段)、20・・・ウォー
タポンプ(ポンプ)、24・・・ターボチャージャ冷却
水温(Twt)センサ(水温検出手段)、25・・・イ
グニッションスイッチ(検知手段)。 出願人  本田技研工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンの停止状態を検知する検知手段と、ターボ
    チャージャを冷却する冷却水を循環させるポンプと、該
    冷却水の前記ターボチャージャより下流側の温度を検出
    する水温検出手段と、前記エンジンの潤滑油温度を検出
    する油温検出手段と、前記ポンプを駆動させるポンプ駆
    動手段とを備えた水冷式ターボチャージャの冷却制御装
    置において、前記検知手段がエンジンの停止状態を検知
    したときに、前記水温検出手段及び前記油温検出手段の
    出力に応じて前記ポンプ駆動手段を制御する制御手段を
    備えたことを特徴とする水冷式ターボチャージャの冷却
    制御装置。
JP33292187A 1987-12-28 1987-12-28 水冷式ターボチャージャの冷却制御装置 Pending JPH01177416A (ja)

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CA000586829A CA1332972C (en) 1987-12-28 1988-12-22 Cooling control system for internal combustion engines equipped with superchargers
US07/290,174 US4977743A (en) 1987-12-28 1988-12-23 Cooling control system for internal combustion engines equipped with superchargers
DE8888312344T DE3877734T2 (de) 1987-12-28 1988-12-28 Kuehlungsregelsystem fuer aufgeladene brennkraftmaschinen.
EP88312344A EP0323212B1 (en) 1987-12-28 1988-12-28 Cooling control system for internal combustion engines equipped with supercharges

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