JP2008075574A - 過給制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動機によって駆動可能な過給機において、電動機の駆動中に該電動機の機能失陥が生じたときに、吸気ロスの増大を抑制することが可能な過給制御装置を提供する。
【解決手段】 過給制御装置1は、エンジン10の吸気通路13上に配置されたコンプレッサ11bによって吸入空気の過給を行うターボチャージャ11と、コンプレッサ11bを駆動し得る電動機12と、コンプレッサ11bの上流と下流とを連通するバイパス通路23と、バイパス通路23を通過する空気量を調節するバイパスバルブ24と、電動機12の機能失陥を検知するモータコントローラ21とを備える。電動機12の機能失陥が検知された場合には、バイパスバルブ24が開弁され、バイパス通路23を通過する空気量が増大される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過給制御装置に関し、特に、電動機によって駆動可能な過給機の過給制御装置に関する。
排気ガスの圧力と流量とでタービンを回転させ、その動力でコンプレッサを駆動し、大気圧より高い圧力をエンジンに供給するターボチャージャには、アクセルペダルを踏み込んでからターボが効きはじめる(過給効果が現れる)までの時間遅れ、所謂ターボラグを解消するために、電動機を組み込んだものがある。このようなターボチャージャでは、加速時などに、電動機を駆動し、タービン/コンプレッサを強制的に回転駆動してターボチャージャによる過給をアシストする。
一方、電動機は、与えられた排気ガスエネルギを電気エネルギに変換する発電機としても機能する。特許文献1には、電動機が発電中に電動機あるいは電動機に関連する各部に異常が発生したときに、ウェイストゲートバルブおよび/またはバリアブルノズルを開き、タービンに作用する排気ガスエネルギを低下させることにより、異常度合いが助長されることを防止する技術が開示されている。
特開2004−162648号公報
ここで、電動機を駆動中に電動機などに異常(機能失陥)が生じた場合には、例えば、逆トルクが発生してコンプレッサによる吸気抵抗が生じることも考えられる。しかしながら、上記特許文献1では、このような状況において生じる吸気ロスを解消することができないおそれがある。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、電動機によって駆動可能な過給機において、電動機の駆動中に該電動機の機能失陥が生じたときに、吸気ロスの増大を抑制することが可能な過給制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る過給制御装置は、内燃機関の吸気通路上に配置されたコンプレッサを有し、該コンプレッサによって吸入空気の過給を行う過給機を制御する過給制御装置において、コンプレッサを駆動し得る電動機と、コンプレッサの上流と下流とを連通するバイパス通路と、バイパス通路を通過する空気量を調節するバイパス量制御手段と、電動機の機能失陥を検知する検知手段とを備え、バイパス量制御手段が、電動機の機能失陥が検知された場合に、バイパス通路を通過する空気量を増大させることを特徴とする。
本発明に係る過給制御装置によれば、電動機の機能失陥が検知された場合には、コンプレッサの上流と下流とを連通するバイパス通路を通過する空気量が増大され、コンプレッサに流入する空気量が減少されるため、例えば、逆トルクが発生してコンプレッサによる吸気抵抗が生じるような状況において、吸気ロスの増大を抑制することが可能となる。
上記過給機は、内燃機関の排気通路上に配置され、コンプレッサと連結されたタービンと、該タービンに供給される排気ガス量を調節する排気ガス量制御手段とを有し、上記排気ガス量制御手段が、電動機の機能失陥が検知された場合に、タービンに供給される排気ガス量を減少させることが好ましい。
このようにすれば、電動機の機能失陥が検知された場合に、タービンに供給される排気ガス量が減少されることによって、コンプレッサの回転、すなわち電動機の引きずりが抑制される。そのため、例えば、電動機が引きずられて負荷となっているような状況において、吸気ロスの増大をより効果的に抑制することができ、かつ、機能の一部または全部が失陥した電動機を保護することが可能となる。
本発明に係る過給制御装置は、内燃機関の吸気通路上に配置されたコンプレッサを有し、該コンプレッサによって吸入空気の過給を行う過給機を制御する過給制御装置において、コンプレッサを駆動し得る電動機と、電動機の機能失陥を検知する検知手段とを備え、過給機が、内燃機関の排気通路上に配置されコンプレッサと連結されたタービンと、該タービンに供給される排気ガス量を調節する排気ガス量制御手段とを有し、排気ガス量制御手段が、電動機の駆動中に電動機の機能失陥が検知された場合に、タービンに供給される排気ガス量を減少させることを特徴とする。
本発明に係る過給制御装置によれば、電動機の機能失陥が検知された場合に、タービンに供給される排気ガス量が減少されることによって、コンプレッサの回転、すなわち電動機の引きずりが抑制される。そのため、例えば、電動機が引きずられて負荷となっているような状況において、吸気ロスの増大を抑制するとともに、機能が失陥した電動機を保護することが可能となる。
本発明によれば、電動機によって駆動可能な過給機において、電動機の駆動中に該電動機の機能失陥が生じたときに、吸気ロスの増大を抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。
まず、図1を用いて、実施形態に係る過給制御装置1の構成について説明する。図1は過給制御装置1を含むエンジンシステムの構成を示すブロック図である。
このエンジンシステムは、車両に搭載され、エンジン10により車両を駆動するための駆動力を得るものである。このエンジンシステムでは、エンジン10での出力特性を高めるために、ターボチャージャ11によりエンジン10の吸入空気を過給している。また、このエンジンシステムでは、低回転域の過給圧の立ち上がりを向上させるために、電動機12によりターボチャージャ11を強制的に駆動することが可能となっている。本実施形態に係る過給制御装置1は、電動機12によって駆動可能なターボチャージャ11の過給制御を行う。
なお、本実施形態で用いたエンジン10はコンベンショナルなガソリンエンジンであるが、筒内噴射エンジンやリーンバーンエンジン、若しくはディーゼルエンジンなどであってもよい。
エンジン10は、吸気通路13から空気を吸入し、この吸入空気と燃料との混合気をシリンダ内で燃焼させて出力を得る。燃焼後の排気ガスは、排気通路14に排出される。吸気通路13上には、上流側からターボチャージャ11のコンプレッサ11b、インタークーラ(図示せず)、スロットルバルブ15などが配置されている。
また、吸気通路13には、コンプレッサ11bの上流と下流とを連通するバイパス通路23が設けられている。このバイパス通路23には、バイパス通路23を通過する空気量を調節するバイパスバルブ24が設けられている。バイパスバルブ24は、電子制御式バルブであり、エンジンECU17によって開度が決定され、エンジンECU17からのバイパスバルブ信号BSによってバルブを開閉するアクチュエータ24aが駆動されて開度が調整される。アクチュエータ24aは、バイパスバルブ信号BSに示される開度に応じてバイパスバルブ24を駆動する。すなわち、エンジンECU17、バイパスバルブ24、およびアクチュエータ24aは、特許請求の範囲に記載されたバイパス量制御手段として機能する。
電動機12に機能失陥が生じていない正常運転時には、バイパスバルブ24は閉弁されており、吸気通路13から吸入された空気は、ターボチャージャ11で過給される。ターボチャージャ11により過給される際に、過給による圧力上昇に伴ない吸入空気の温度も上昇する。そこで、温度が上昇した吸入空気をインタークーラで冷却することにより、充填効率を向上させる。続いて、スロットルバルブ15により、エンジン10への吸入空気量が調節される。この調節された空気が、エンジン10に吸入される。
スロットルバルブ15は、電子制御式バルブであり、エンジンECU17によって開度が決定され、エンジンECU17からのスロットルバルブ信号SSによってバルブを開閉するアクチュエータ15aが制御されて開度が調整される。アクチュエータ15aでは、スロットルバルブ信号SSに示される開度に応じてスロットルバルブ15を駆動する。
なお、ターボチャージャ11を構成する電動機12などの機能失陥が検知された場合にはバイパスバルブ24が開弁され、吸入空気がバイパス通路23を通って、すなわちターボチャージャ11のコンプレッサ11bを迂回してエンジン10に吸入される。詳細については後述する。
排気通路14には、上流側からウェイストゲートバルブ16、ターボチャージャ11のタービン11a、排気浄化触媒(図示せず)などが設けられている。
エンジン10から排出された排気ガスは、ターボチャージャ11のタービン11aを回転させる。この際、排気エネルギは、加速時等にはターボチャージャ11によって消費され、減速時には電動機12による発電によって消費される。タービン11aを通過した排気ガスは、排気浄化触媒で浄化される。
排気通路14のタービン11aの上流にはウェイストゲートバルブ16が設けられており、ウェイストゲートバルブ16が閉じている場合には排気ガスがタービン11aを通過して下流に流れ、ウェイストゲートバルブ16が開いている場合には排気ガスの一部又は全部がタービン11aをバイパスしてバイパス通路14aを通って下流に流れる。ウェイストゲートバルブ16は、タービン11aに作用する排気ガスを減少させることによって過給圧を制御するための電子制御式バルブであり、エンジンECU17によって開度が決定され、エンジンECU17からのウェイストゲートバルブ信号WSによってバルブを開閉するアクチュエータ16aが制御されて開度が調整される。アクチュエータ16aでは、ウェイストゲートバルブ信号WSに示される開度に応じてウェイストゲートバルブ16を駆動する。
また、ターボチャージャ11には、バリアブルノズル機構(図示せず)が設けられている。バリアブルノズル機構は、タービン11aの外方に位置するノズル部分に複数の可動ベーンが配置されており、そのバリアブルノズルからタービン11aに向かって流れる排気ガスの流速や圧力を調整することによって過給圧を制御する機構である。バリアブルノズル(可動ベーン)は、電子制御式であり、エンジンECU17によってノズル面積が決定され、エンジンECU17からのバリアブルノズル信号NSによって可動ベーンの角度を変化させるアクチュエータが制御されてノズル面積が調整される。このアクチュエータでは、バリアブルノズル信号NSに示されるノズル面積に応じて可動ベーンを駆動する。上述したウェイストゲートバルブ16およびバリアブルノズル機構は、特許請求の範囲に記載の排気ガス量制御手段として機能する。
ターボチャージャ11では、排気通路14に配置されたタービン11aと、吸気通路13に配置されたコンプレッサ11bとがシャフト11cで連結されている。このシャフト11cの外周部には、電動機12の一構成要素であるロータが固定されている。
電動機12は、例えば、三相交流モータであり、ターボチャージャ11による過給をアシストするとともに、回生時には発電機として機能しバッテリ18を充電する。電動機12では、磁石が設けられたロータの周囲にステータが配設されている。ステータは、複数枚の積層鋼板に三相線を巻いたものであり、ターボチャージャ11のハウジングに対して固定されている。電動機12は、ロータ及びステータを主たる構成要素とし、シャフト11cを出力軸としてターボチャージャ11のハウジングの内部に構築されている。電動機12では、インバータ19から三相線に電力が順次供給されると磁界が順次発生し、この三相に発生する磁界とロータの磁石との磁界との相互作用によってロータが回転する。また、電動機12では、タービン11aから排気エネルギに応じた回転エネルギが供給されると発電し、その発電した電力をインバータ19及びDC/DCコンバータ20を介してバッテリ18に充電する。
インバータ19は、電動機12とDC/DCコンバータ20との間に接続されており、モータコントローラ21からの制御信号Gcに基づいて、電動機12に電力を供給する。DC/DCコンバータ20は、バッテリ18とインバータ19との間に接続され、バッテリ18とインバータ19とで出入力される直流電力を変換する。
エンジンECU17は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットである。エンジンECU17には、各種センサが接続され、各種センサからの検出値に基づいて各種制御量を設定し、エンジン10及びエンジン10に関連する各部を制御する。
エンジンECU17は、エンジン10の吸入空気量や燃料噴射量などを調整し、エンジン10の出力を制御する。そのために、エンジンECU17では、アクセルペダルの操作量等に基づいてスロットルバルブ15の開度を設定し、その開度を示すスロットルバルブ信号SSをアクチュエータ15aに送信する。また、エンジンECU17では、吸入空気量等に基づいて燃料噴射量を設定し、その燃料噴射量を示す燃料噴射量信号JSを電子制御式の燃料噴射装置に送信する。
ここで、モータコントローラ21によりターボチャージャ11を構成する電動機12の機能失陥(フェイル)が検知され、機能失陥状態を示すフェイル信号FSがモータコントローラ21から受信された場合、エンジンECU17は、フェイル信号FSで示されるフェイルモードに従って制御を行う。すなわち、電動機12で電動駆動中のフェイルの場合、電動機12の電動駆動停止によって電動機12によるアシストが得られなくなるので、エンジンECU17では、各制御量を設定する際の制御マップを電動過給用制御マップからノーマル過給用制御マップ(電動機停止時)またはフェイル用制御マップ(電動機停止・バイパスバルブ開弁時)に切り換える。
また、エンジンECU17は、電動機12の制御量を決定する。そのために、エンジンECU17は、加速時等に、エンジン回転数等に基づいて電動機12によるアシスト量を設定し、そのアシスト量を示すアシスト量信号ASをモータコントローラ21に送信する。ここで、モータコントローラ21により電動機12の機能失陥が検知された場合、エンジンECU17は、電動機12によるアシストを停止する。なお、減速時などには、エンジンECU17は、バッテリ充電量等に基づいて電動機12による目標の回生量(発電量)を設定し、その回生量を示す回生量信号CSをモータコントローラ21に送信する。
また、エンジンECU17は、タービン11aに作用する排気エネルギを調整し、ターボチャージャ11の過給圧を制御する。そのために、エンジンECU17では、過給圧等に基づいてウェイストゲートバルブ16の開度を設定し、その開度を示すウェイストゲートバルブ信号WSをアクチュエータ16aに送信する。さらに、エンジンECU17では、過給圧等に基づいてバリアブルノズルのノズル面積を設定し、そのノズル面積を示すバリアブルノズル信号NSをアクチュエータに送信する。
ここで、モータコントローラ21により電動機12の機能失陥が検知された場合、エンジンECU17は、ウェイストゲートバルブ16を開くことを示すウェイストゲートバルブ信号WSをアクチュエータ16aに送信する。また、エンジンECU17は、バリアブルノズルを開くこと(ノズル面積を最大にすること)を示すバリアブルノズル信号NSをアクチュエータに送信する。なお、ウェイストゲートバルブ16を全開するのではなく、開度を徐々に大きくするように制御してもよいし、あるいは、バリアブルノズルを全開するのではなく、徐々に開度を大きくするように制御してもよい。
モータコントローラ21は、インバータ19による電動機12への電力供給を制御することによって、電動機12の電動駆動/発電を制御する。モータコントローラ21は、電動機12を電動駆動/発電を制御する際の目標となる制御量を取得するために、エンジンECU17からアシスト量信号ASまたは回生量信号CSを受信する。アシスト量信号ASを受信すると、アシスト量信号ASを示されるアシスト量に基づいて電動機12の目標回転数を決定する。一方、回生量信号CSを受信すると、モータコントローラ21では、回生量信号CSに示される回生量に基づいてゲート信号Ggのオン/オフの周期を決定し、その決定した周期からなるゲート信号GgをDC/DCコンバータ20に送信する。
モータコントローラ21には、電動機12の回転位置を検出する回転センサ22が接続されており、回転センサ22の検出結果が読み込まれる。回転センサとしては、レゾルバが好適に用いられる。また、モータコントローラ21では、一定時間内の位置の変化量から電動機12の回転数(回転速度)が演算される。
また、モータコントローラ21は、算出された電動機12の回転数の変化に基づいて、電動駆動中の電動機12の機能失陥(フェイル)を検知する。より具体的には、電動駆動時(加速時)に電動機12の回転数が上昇して行かない場合に、電動機12に機能失陥が生じていると判定される。なお、電動機12の機能失陥が検知された場合、モータコントローラ21は、機能失陥状態を示すフェイル信号FSをエンジンECU17に出力する。すなわち、回転センサ22およびモータコントローラ21は、特許請求の範囲に記載の検知手段として機能する。
次に、図2を参照して、電動機12に機能失陥が生じた場合における過給制御装置1の動作について説明する。図2は吸気ロス低減処理の処理手順を示すフローチャートである。この吸気ロス低減処理は、主としてエンジンECU17およびモータコントローラ21によって行われるものであり、電源がオンされてからオフされるまでの間、所定のタイミングで繰り返し実行される。
ステップS100では、回転センサ22の検出結果から電動機12の回転数が演算される。続いて、ステップS102では、電動機12が電動駆動中であるか否か、すなわちターボチャージャ11のアシスト中であるか否かについての判断が行われる。ここで、電動機12が電動駆動中の場合には、ステップS108に処理が移行する。一方、電動機12が電動駆動中ではないときには、ステップS104において、今回演算された電動機12の回転数が駆動開始前電動機回転数(以下、単に「駆動前回転数」という)Nt0にセットされる(駆動前回転数Nt0が更新される)とともに、ステップS106においてバイパスバルブ24が閉弁された後、本処理から一旦抜ける。
ステップS108では、電動機12の電動駆動が開始された後、本処理が3回以上回ったか否かについての判断が行われる。ここで、電動駆動開始後、本処理が既に3回以上回っている場合には、ステップS110に処理が移行する。一方、本処理がまだ3回以上回っていないときには本処理から一旦抜け、本処理が3回以上回るまで上述したステップS100、S102が繰り返し実行される。これは、駆動前回転数Nt0、及び後述する駆動開始後電動機回転数前回値(以下、単に「前回回転数」という)Nt1並びに駆動開始後電動機回転数今回値(以下、単に「今回回転数」という)Nt2それぞれに、電動機12の回転数(初期値)をセットするためである。
ステップS108が肯定された場合、ステップS110では、駆動前回転数Nt0が前回回転数Nt1以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、駆動前回転数Nt0が前回回転数Nt1未満である場合、すなわち前回回転数Nt1が駆動前回転数Nt0よりも上昇している場合には、電動機12は正常であると判定され、ステップS106においてバイパスバルブ24が閉弁された後、本処理から一旦抜ける。一方、駆動前回転数Nt0が前回回転数Nt1以上であるとき、すなわち前回回転数Nt1が駆動前回転数Nt0よりも上昇していないときには、ステップS112に処理が移行する。
ステップS112では、前回回転数Nt1が今回回転数Nt2よりも高いか否かについての判断が行われる。ここで、前回回転数Nt1が今回回転数Nt2以下である場合、すなわち今回回転数Nt2が前回回転数Nt1よりも上昇している場合には、電動機12は正常であると判定され、ステップS114において、前回回転数Nt1に今回回転数Nt2がセットされる(前回回転数Nt1が更新される)とともに、ステップS106においてバイパスバルブ24が閉弁された後、本処理から一旦抜ける。一方、前回回転数Nt1が今回回転数Nt2よりも高いとき、すなわち今回回転数Nt2が前回回転数Nt1よりも上昇していないときには、ステップS116に処理が移行する。
電動機12が電動駆動されているにも拘らず、電動機12の前回回転数Nt1が駆動前回転数Nt0よりも上昇しておらず、かつ今回回転数Nt2が前回回転数Nt1よりも上昇していないときには、電動機12に機能失陥が生じていると判断され、ステップS116において、電動機12の電動駆動が停止される。すなわち、インバータ19から電動機12への電力供給が停止される。また、電動機12に機能失陥が生じていることを示す電動機制御異常情報が出力される。また、ステップS116では、エンジンECU17において各制御量を設定する際の制御マップが電動過給用制御マップからノーマル過給用(電動機停止時用)制御マップに切換えられる。
続いて、ステップS118では、エンジン10に吸入される空気量が異常であるか否かについての判断が行われる。より具体的には、例えば、実吸入空気量が目標吸入空気量と比較して所定量以上少ないか否か、または実過給圧が目標過給圧と比較して所定圧以上低いか否かに基づいて判断が行われる。ここで、吸入空気量が異常ではないと判断された場合には、バイパスバルブ24が開弁されることなく、本処理から一旦抜ける。この場合、ターボチャージャ11は、電動機12によるアシストが行われない通常のターボチャージャとして機能する。
一方、吸入空気量が異常であると判断されたときには、例えば電動機12の逆トルクなどによって、吸気ロスが生じていると判断され、ステップS120に処理が移行する。
ステップS120では、アクチュエータ24aが駆動されてバイパスバルブ24が開弁される。そのため、吸入空気はバイパス通路23を通って、すなわちターボチャージャ11のコンプレッサ11bを迂回してエンジン10に吸入される。また、ステップS120では、アクチュエータ16aが駆動されてウェイストゲートバルブ16が開かれるとともに、バリアブルノズルが開かれる。ウェイストゲートバルブ16が開かれることにより、排気ガスがタービン11aをバイパスしてバイパス通路14aを流れ、タービン11aに作用する排気エネルギが低減される。また、バリアブルノイズが開かれることにより、タービン11aに流れる排気ガスの流速が低減され、タービン11aに作用する排気エネルギが更に低減される。さらに、ステップS120では、エンジンECU17において各制御量を設定する際の制御マップがフェイル用(電動機停止・バイパスバルブ開弁時用)制御マップに切換えられる。
本実施形態によれば、電動機12に機能失陥が生じていると判断された場合には、電動機12への電力供給が停止されるため、過電流などによる電動機の損傷を防止することができる。
本実施形態によれば、電動機12の機能失陥が検知され、かつ吸入空気量が異常であると判断された場合には、アクチュエータ24aが駆動されてバイパスバルブ24が開弁される。そのため、バイパス通路23を通ってエンジン10に吸入される空気量が増大され、ターボチャージャ11のコンプレッサ11bに流入する空気量が減少されるため、例えば、逆トルクが発生してコンプレッサ11bによる吸気抵抗が生じるような状況において、吸気ロスの増大を抑制することが可能となる。
また、本実施形態によれば、電動機12の機能失陥が検知され、かつ吸入空気量が異常であると判断された場合には、ウェイストゲートバルブ16が開かれるとともに、バリアブルノズルが開かれることにより、タービン11aに作用する排気エネルギが低減される。そのため、ターボチャージャ11のコンプレッサ11bの回転、すなわち電動機12の引きずりが抑制される。そのため、例えば、電動機が引きずられて負荷となっているような状況において、吸気ロスの増大をより効果的に抑制することが可能となる。また、機能の一部または全部が失陥した電動機12を保護することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、吸気ロスを低減させるために、バイパス通路23、ウェイストゲートバルブ16、およびバリアブルノズルを併用したが、バイパス通路23を有しない構成とすることもできる。この場合、既存のシステムを利用することができるので、製造工数やコストを低減することができる。また、ウェイストゲートバルブ16およびバリアブルノズルの内いずれか一方のみの構成とすることもできる。
上記実施形態では、電動機12の回転位置を検出する回転センサとしてレゾルバを用いたが、例えば、三相線の相電圧に基づいて電動機のロータの位置を検出するような構成としてもよい。
エンジンECU17、モータコントローラ21、インバータ19やDC/DCコンバータ20の構成や機能分担は上記実施形態に限られない。すなわち、複数の機能を例えば単一のハードウエアで構成してもよい。
また、バイパスバルブ24の開弁制御を行う際に、エンジン出力に対する影響を考慮してもよい。すなわち、エンジン出力に影響する運転領域ではエンジン出力に応じて開度変化を徐変させたり、該領域を避けて開弁制御を実施するようにしてもよい。
実施形態に係る過給制御装置を含むエンジンシステムの構成を示すブロック図である。 吸気ロス低減処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…過給制御装置、10…エンジン、11…ターボチャージャ、11a…タービン、11b…コンプレッサ、11c…シャフト、12…電動機、13…吸気通路、14…排気通路、15…スロットルバルブ、15a…アクチュエータ、16…ウェイストゲートバルブ、16a…アクチュエータ、17…エンジンECU、18…バッテリ、19…インバータ、21…モータコントローラ、22…回転センサ、23…バイパス通路、24…バイパスバルブ、24a…アクチュエータ。

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸気通路上に配置されたコンプレッサを有し、該コンプレッサによって吸入空気の過給を行う過給機を制御する過給制御装置において、
    前記コンプレッサを駆動し得る電動機と、
    前記コンプレッサの上流と下流とを連通するバイパス通路と、
    前記バイパス通路を通過する空気量を調節するバイパス量制御手段と、
    前記電動機の機能失陥を検知する検知手段と、を備え、
    前記バイパス量制御手段は、前記電動機の機能失陥が検知された場合に、前記バイパス通路を通過する空気量を増大させることを特徴とする過給制御装置。
  2. 前記過給機は、
    前記内燃機関の排気通路上に配置され、前記コンプレッサと連結されたタービンと、
    該タービンに供給される排気ガス量を調節する排気ガス量制御手段と、を有し、
    前記排気ガス量制御手段は、前記電動機の機能失陥が検知された場合に、前記タービンに供給される排気ガス量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の過給制御装置。
  3. 内燃機関の吸気通路上に配置されたコンプレッサを有し、該コンプレッサによって吸入空気の過給を行う過給機を制御する過給制御装置において、
    前記コンプレッサを駆動し得る電動機と、
    前記電動機の機能失陥を検知する検知手段と、を備え、
    前記過給機は、前記内燃機関の排気通路上に配置され前記コンプレッサと連結されたタービンと、該タービンに供給される排気ガス量を調節する排気ガス量制御手段と、を有し、
    前記排気ガス量制御手段は、前記電動機の駆動中に前記電動機の機能失陥が検知された場合に、前記タービンに供給される排気ガス量を減少させることを特徴とする過給制御装置。
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