JP2006188989A - 内燃機関用過給システム - Google Patents

内燃機関用過給システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006188989A
JP2006188989A JP2005001638A JP2005001638A JP2006188989A JP 2006188989 A JP2006188989 A JP 2006188989A JP 2005001638 A JP2005001638 A JP 2005001638A JP 2005001638 A JP2005001638 A JP 2005001638A JP 2006188989 A JP2006188989 A JP 2006188989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbocharger
electric compressor
compressor
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005001638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4483584B2 (ja
Inventor
Yusuke Hoki
雄介 伯耆
Hisashi Oki
久 大木
Kiyoshi Fujiwara
清 藤原
Takashi Matsumoto
崇志 松本
Tsugufumi Aikawa
嗣史 藍川
Takashi Koyama
崇 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2005001638A priority Critical patent/JP4483584B2/ja
Publication of JP2006188989A publication Critical patent/JP2006188989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4483584B2 publication Critical patent/JP4483584B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

【課題】 電動コンプレッサ又はターボ過給機の故障を検出し、これらの故障に対する対策をとることが可能な内燃機関用過給システムを提供する。
【解決手段】 本発明の内燃機関用過給システムは、内燃機関に対して過給するターボ過給機2と、ターボ過給機2のコンプレッサ2aの上流側の吸気管4に設けられた電動コンプレッサ3と、電動コンプレッサ3を迂回するバイパス通路6と、バイパス通路6を開閉するバイパス弁7と、電動コンプレッサ3の上流側の吸気管4に設けられて吸気流量を調整可能な第1スロットル弁11と、を備え、電動コンプレッサ3の故障が判定された場合には、電動コンプレッサ3の作動を停止するとともに、バイパス弁7の開度及び第1スロットル弁11の開度をそれぞれ開き側に制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関用過給システムに関する。
内燃機関用過給システムとして、ターボ過給機のコンプレッサの上流に電動コンプレッサを直列に配置し、電動コンプレッサの下流側吸気通路とターボ過給機のコンプレッサ上流側吸気通路との接合部にチェックバルブを設け、このチェックバルブにて上記下流側吸気通路又は上流側吸気通路の一方を選択的に閉じることにより、電動コンプレッサを経由する経路とこれを迂回する経路とに経路を切り替えるものが知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として、特許文献2〜4が存在する。
特表2001−518590号公報 特表2000−500544号公報 特表2001−509561号公報 特開2002−021573号公報
このようなシステムにおいては、電動コンプレッサが故障すると、故障した電動コンプレッサが吸気の抵抗となり圧損を生じて性能低下を来たす。また、電動コンプレッサの上流側及び下流側の圧力差が増大して電動コンプレッサの負荷が高まり損傷を助長する。一方、ターボ過給機が故障した場合には、故障の状況下でも電動コンプレッサの作動によりある程度過給圧が上昇するため、運転者がターボ過給機の故障に気が付くのが遅れ、故障したターボ過給機に負荷をかけて故障の程度を悪化させるおそれがある。しかしながら、上記の特許文献には、電動コンプレッサ又はターボ過給機の故障を検出する手段がなく、各部の故障に応じた対策をとることができない。
そこで、本発明は、電動コンプレッサ又はターボ過給機の故障を検出し、これらの故障に対する対策をとることが可能な内燃機関用過給システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の過給システムは、タービン及びコンプレッサを有し、内燃機関の排気エネルギを利用して内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記電動コンプレッサを迂回するバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉するバイパス弁と、前記電動コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられ、吸気流量を調整可能な調整弁と、前記バイパス弁の開度、前記調整弁の開度、及び前記電動コンプレッサの作動状態をそれぞれ制御する過給システム制御手段と、前記電動コンプレッサの故障を判定する電動コンプレッサ故障判定手段と、を備え、前記過給システム制御手段は、前記電動コンプレッサ故障判定手段にて前記電動コンプレッサの故障が判定された場合には、前記電動コンプレッサの作動を停止するとともに、前記バイパス弁の開度及び前記調整弁の開度をそれぞれ開き側に制御することにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
この発明によれば、電動コンプレッサの故障が判定された場合に、バイパス弁の開度及び調整弁の開度がそれぞれ開き側に制御されるので、故障が判定された電動コンプレッサを迂回して吸気が導かれ圧損を低減できる。しかも、電動コンプレッサの作動が停止されるので、無理に電動コンプレッサが駆動されることが回避されるので、電動コンプレッサの故障の程度を悪化させることが抑制される。
本発明の第1の過給システムにおいて、電動コンプレッサの故障の判定は種々の形態で実現してもよいが、例えば、電動コンプレッサ故障判定手段により、前記電動コンプレッサの作動時の機関運転状態に基づいて予め求められた前記電動コンプレッサの下流の基準下流圧と実際に検出された実下流圧との差が所定圧力よりも乖離した場合、又は前記電動コンプレッサの作動時の機関運転状態に基づいて予め求められた前記電動コンプレッサの上下流の基準差圧と実際に検出された実差圧との差が所定差圧よりも乖離した場合に、前記電動コンプレッサの故障を判定してもよい(請求項2)。
本発明の第2の過給システムは、タービン及びコンプレッサを有し、内燃機関の排気エネルギを利用して内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記内燃機関の運転状態及び前記電動コンプレッサの作動状態をそれぞれ制御する過給システム制御手段と、前記ターボ過給機の故障を判定するターボ過給機故障判定手段と、を備え、前記過給システム制御手段は、前記ターボ過給機故障判定手段にて前記ターボ過給機の故障が判定された場合には、前記電動コンプレッサの作動を停止するとともに、前記内燃機関の機関出力が制限される退避モードに切り替えられるように前記内燃機関の運転状態を制御することにより、上述した課題を解決する(請求項3)。
この発明によれば、ターボ過給機の故障が判定された場合には電動コンプレッサの作動が停止され、内燃機関の機関出力が制限されるので、ターボ過給機の損傷を助長することが抑制される。
本発明の第2の過給システムにおいて、ターボ過給機の故障の判定は種々の形態で実現してもよいが、例えば、ターボ過給機故障判定手段により、前記ターボ過給機の作動時の機関運転状態に基づいて予め求められた基準過給圧と、実際に検出された実過給圧との差が所定過給圧よりも乖離した場合に、前記ターボ過給機の故障を判定してもよい(請求項4)。
本発明の第2の過給システムにおいて、ターボ過給機の故障が判定された場合に切り替えられる退避モードとしては、内燃機関の機関出力が制限されるものであれば如何なる形態でもよい。例えば、アクセル開度を所定開度以下に制限する操作、燃料噴射量を所定量以下に制限する操作、及び前記タービンに導かれる排気流量を調整可能な絞り手段を所定量絞る操作の少なくとも一つが実行されてもよい(請求項5)。
本発明の第3の過給システムは、タービン及びコンプレッサを有し、内燃機関の排気エネルギを利用して内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの下流側の吸気通路に設けられ、吸気流量を調整可能なスロットル弁と、前記スロットル弁の開度及び前記電動コンプレッサの作動状態をそれぞれ制御する過給システム制御手段と、前記ターボ過給機の回転数を検出又は推定するターボ過給機回転数検出手段と、を備え、前記過給システム制御手段は、前記ターボ過給機回転数検出手段にて検出又は推定された結果に基づいて前記ターボ過給機の回転数を低下させる必要性を判定し、前記ターボ過給機の回転を低下させる必要があると判定した場合には、前記ターボ過給機の作動状態に応じて、前記電動コンプレッサを作動させる操作、又は前記スロットル弁の開度を閉じ側に制御する操作のいずれか一方を実行することにより、上述した課題を解決する(請求項6)。
電動コンプレッサを作動させると電動コンプレッサの下流側で、かつターボ過給機のコンプレッサの上流側の入口圧力が上昇する。このため、ターボ過給機のコンプレッサの下流側で、かつスロットル弁の上流側の出口圧力に対する入口圧力の圧力比(出口圧力/入口圧力)が低下する。また、スロットル弁の開度を閉じ側に制御すると出口圧力が高まり、圧力比(出口圧力/入口圧力)が上昇する。一般に、ターボ過給機のコンプレッサの仕事が一定の場合には、コンプレッサの効率が高くなるほどターボ過給機の回転数が上昇し、コンプレッサの効率が低くなるほどターボ過給機の回転数が低下する性質がある。そして、ターボ過給機の作動状態には、圧力比(出口圧力/入口圧力)が低下するとターボ過給機のコンプレッサの効率が低下する作動状態と、圧力比(出口圧力/入口圧力)が上昇するとターボ過給機のコンプレッサの効率が低下する作動状態が存在する。この発明によれば、ターボ過給機の作動状態に応じて、電動コンプレッサを作動させる操作、又はスロットル弁の開度を閉じ側に制御する操作のいずれか一方を実行することにより、ターボ過給機の効率を低下させてターボ過給機の回転数を低下できる。これにより、何らかの原因でターボ過給機の回転数が許容範囲を超える又は超えるおそれがある場合において、許容範囲を超えたターボ過給機の過回転を抑制又は回避できる。
以上説明したように、本発明によれば、電動コンプレッサの故障が判定された場合に、バイパス弁の開度及び調整弁の開度がそれぞれ開き側に制御されるので、故障が判定された電動コンプレッサを迂回して吸気が導かれ圧損を低減でき、しかも電動コンプレッサの作動が停止されるので、無理に電動コンプレッサが駆動されることが回避され、電動コンプレッサの故障の程度を悪化させることが抑制される。また、ターボ過給機の故障が判定された場合には電動コンプレッサの作動が停止され、内燃機関の機関出力が制限されるので、ターボ過給機の損傷を助長することが抑制される。更に、ターボ過給機の作動状態に応じて、電動コンプレッサを作動させる操作、又はスロットル弁の開度を閉じ側に制御する操作のいずれか一方を実行することにより、ターボ過給機の効率を低下させてターボ過給機の回転数を下げることができるので、何らかの原因でターボ過給機の回転数が許容範囲を超える又は超えるおそれがある場合において、許容範囲を超えたターボ過給機の過回転を抑制又は回避できる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の過給システムを内燃機関としてのディーゼルエンジン(以下、エンジンという。)1に適用した実施形態を示している。図1の過給システムは、エンジン1に対して過給するターボ過給機2と、電動コンプレッサ3とを備えている。なお、以下の説明において、電動コンプレッサ3をMCと略称する場合がある。ターボ過給機2は吸入した空気を圧縮するコンプレッサ2aとコンプレッサ2aを駆動するためのタービン2bとを有する周知の装置である。コンプレッサ2aは吸気通路としての吸気管4に設けられ、タービン2bは排気管5に設けられている。また、タービン2bのハウジング内には、タービン2bに導かれる排気流量を調整可能な可変ノズル(絞り手段)2cが設けられている。可変ノズル2cは図示しない複数の可動ベーンにより構成されており、これら可動ベーンの傾きを変更することにより、可変ノズルの開度(開口面積)が変更される。エンジン1の低回転域ではこの可変ノズル2cの開度を閉じ側とする(絞る)ことにより、過給圧を上げ低速トルクを向上することができる。そして、エンジン1の高回転域では可変ノズル2cの開度を開き側にすることにより、エンジン1の背圧を下げることができる。
電動コンプレッサ3はターボ過給機2の上流側の吸気管4に設けられている。電動コンプレッサ3はその駆動装置として電気モータ3aを備えている。電気モータ3aは図示しない電源に接続されている。電気モータ3aを駆動することにより、電動コンプレッサ3は作動し、吸気管4内の吸気を圧縮することができる。電動コンプレッサ3の上流側の吸気管4には圧力Pを検出する上流側圧力センサ21が、下流側の吸気管4には圧力Pを検出する下流側圧力センサ22がそれぞれ設けられている。ターボ過給機2は上述したように排気のエネルギーを利用しているため、所望の過給圧が得られるまでにタイムラグを生じる(いわゆるターボラグ)。特に、低速走行時に急加速が要求された場合に顕著である。そこで、このターボラグを補償し、所望の過給圧が得られるまでターボ過給機をアシストすべく電動コンプレッサ3により過給アシストが行われる。
図1の過給システムは、電動コンプレッサ3を迂回するバイパス通路6を備えている。バイパス通路6の途中には、バイパス通路6を開閉するバイパス弁7が設けられている。バイパス弁7は電動コンプレッサ3が作動中の場合には基本的に全閉され、バイパス通路6への空気の流入が禁止される。従って、電動コンプレッサ3の上流側の吸気は実質的に全て電動コンプレッサ3に導かれる。一方、バイパス弁7は電動コンプレッサ3が非作動の場合には基本的に全開され、バイパス通路6へ空気が導かれる。バイパス弁7はソレノイド等の駆動手段で最小開度から最大開度までの間をリニアに駆動してもよいが、開弁及び閉弁を切り替えることができればよい。また、バイパス弁7として、電動コンプレッサ3の下流の圧力と、バイパス通路6の入口の圧力との圧力のバランスで駆動するシャッターバルブを採用してもよい。この場合はバイパス弁7を駆動する駆動手段及びその制御手段が不要となるので、構成をシンプルにできる。
ターボ過給機2のコンプレッサ2aの下流側の吸気管4には、コンプレッサ2aにより圧縮された吸気を冷却するために第1インタークーラ8が設けられている。これにより過給効率を高めることができる。さらに、上記と同様の理由から電動コンプレッサ3とターボ過給機2のコンプレッサ2aの間の吸気管4に第2インタークーラ9が設けられている。第2インタークーラ9を設けることにより、更なる過給効率の向上を図ることができるが、常に設ける必要はない。また、電動コンプレッサ3の上流側の吸気管4には吸入空気の異物を除去するエアクリーナ10と、吸気流量に対応した信号を出力するエアフローメータ23とがそれぞれ設けられている。
電動コンプレッサ3の上流側の吸気管4には、第1スロットル弁(調整弁)11が設けられている。第1スロットル弁11は、その開度を最小開度から最大開度までの間でリニアに変更することができるように、ソレノイド等の駆動手段にて駆動されている。第1スロットル弁11の開度が最小開度に設定されたときに吸気管4は全閉状態とされ、第1スロットル弁11の開度を調整することにより吸気流量を調整できる。更に、第1インタークーラ8の下流側の吸気管4には、吸気流量を調整してエンジン1に導かれる吸気の圧力(過給圧)を調整可能な第2スロットル弁12が設けられている。第2スロットル弁12の構造は第1スロットル弁11の構造と同一であり、最大開度と最小開度との間で開度調整可能である。第2スロットル弁12を最小開度に設定した場合には吸気管4が全閉状態とされる。
ターボ過給機2のコンプレッサ2aの上流側で、かつ電動コンプレッサ3の下流側の吸気管4にはコンプレッサ2aの入口圧力Pを検出する入口圧力センサ24が、ターボ過給機2のコンプレッサ2aの下流側で、かつ第2スロットル弁12の上流側の吸気管4にはコンプレッサ2aの出口圧力Pを検出する出口圧力センサ25がそれぞれ設けられている。第2スロットル弁12の下流側の吸気管4には、過給圧Pに対応した信号を出力する過給圧センサ26が設けられている。その他、本実施形態に係る過給システムは、システム各部の故障を運転者に報知するためのチェックランプ(ウォーニングランプ)13を備えている。チェックランプ13は故障の発生に応じて後述のECU30にて明滅制御される。なお、チェックランプ13等の視覚に訴える警報装置の代わりに、視覚以外の他の五感に訴えて故障の有無を運転者に報知する警報装置を設けてもよい。なお、図1の符号27は機関回転数(回転速度)を検出する機関回転数センサである。
以上の過給システムは、エンジン1の制御手段として主に機能するECU30によって制御される。ECU30は、マイクロプロセッサ、ROM及びRAM等の周辺機器を備えたコンピュータユニットとして構成されている。ECU30は、主にROM等の記憶手段に格納された所定のプログラムに従ってエンジン1を適性な運転状態に制御することができる。ECU30には図1に示した各種センサ21〜27の出力信号が入力され、これらの信号に基づいてターボ過給機2の可変ノズル2cの開度、電動コンプレッサ3の作動状態、バイパス弁7の開度、第1スロットル弁11の開度、及び第2スロットル弁12の開度をそれぞれ制御する。但し、バイパス弁7として上述したシャッターバルブを採用した場合には、このバイパス弁7に対する制御は不要となる。なお、図1に示した各種のセンサは検出対象となる物理量そのものを検出するものでもよいし、この物理量を推定するものでもよい。
図2は、本実施形態に係る過給システムの制御ルーチンの概要を示したフローチャートである。本制御ルーチンはECU30のROM等に格納されたプログラムに従って所定間隔で繰り返し実行される。この制御ルーチンをECU30に実行させることにより、ECU30を本発明の過給システム制御手段及び電動コンプレッサ故障判定手段としてそれぞれ機能させることができる。図2に示したように、ECU30は、まずステップS11において、電動コンプレッサ3の故障を判定する。
電動コンプレッサ3の故障には、種々の態様があり、例えば電気モータ3aが空転して有効な過給アシストが実行できない態様や、電動コンプレッサ3のインペラーがハウジングに干渉してインペラーが回り難くなり吸気抵抗が増大する態様などが存在する。ここでは、吸気抵抗が増大する故障に関して説明する。このような故障の判定は適宜の形態で実施してよい。このような故障の場合には、電動コンプレッサ3を作動させてバイパス弁7を閉弁すると電動コンプレッサ3が吸気抵抗となる。このため吸気流量の増大に伴って電動コンプレッサ3の下流側の圧力(下流圧)Pが正常時よりも大幅に低下する状態を招く。そこで、例えば図3に示したように、正常時の下流圧Pを基準下流圧Sとし、これを吸気流量Gaに関連付けたマップを予めROMに記憶させておき、このマップを参照して現在の吸気流量に対応する基準下流圧Sを取得する。そして、取得された基準下流圧Sと現在の下流圧(実下流圧)Pとの差が所定圧力Dよりも乖離した場合に電動コンプレッサ3の故障を判定してもよい。つまり、実下流圧Pが図3の斜線部Aに該当する場合に電動コンプレッサ3の故障が判定される。ECU30は、実下流圧Pを下流側圧力センサ22から、吸気流量Gaをエアフローメータ23からそれぞれ取得できる。
なお、下流圧Pの代わりに電動コンプレッサ3の上流側と下流側の差圧ΔPmotを使用して電動コンプレッサ3の故障を判定してもよい。この形態においても、正常時の差圧ΔPmotを基準差圧として吸気流量に関連付けたマップを予めROMに記憶させておき、このマップを参照して現在の吸気流量に対応する基準差圧を取得する。そして、取得された基準差圧と現在の差圧(実差圧)との差が所定差圧よりも乖離した場合に電動コンプレッサ3の故障を判定してよい。差圧ΔPmotは、上流側圧力センサ21及び下流側圧力センサ22のそれぞれから算出してもよいし、これらの圧力センサ22、23の代わりに電動コンプレッサ3の上流側と下流側を跨ぐようにして差圧センサ(不図示)を設け、これに基づいて取得してもよい。電動コンプレッサ3の作動時の機関運転状態としては、電動コンプレッサ3の故障の有無が見分けられるものであれば如何なるものでもよく、上述した吸気流量の他に機関運転状態として機関回転数を用いてもよい。機関回転数は回転数センサ27からの入力信号に基づいて取得できる。所定下流圧及び所定差圧は、過給システムの仕様に応じて適宜に設定され、機関運転状態に関わらず一定でもよいし、機関運転状態に応じて変化させてもよい。
ステップS11において電動コンプレッサ3の故障を判定した場合には、ECU30は続くステップS12にて、チェックランプ13を点灯させ、電動コンプレッサ3の作動を停止させ、バイパス弁7を全開状態に制御し、かつ第1スロットル弁11を全開状態に制御する。バイパス弁7及び第1スロットル弁11のそれぞれの開度は必ずしも全開状態でなくてもよく、故障による弊害を緩和できる開度に適宜に設定してもよい。一方、ステップS11において故障を判定しない場合は電動コンプレッサ3が正常に動作していることになるので、ステップS12をスキップして今回のルーチンを終了する。
本実施形態によれば、電動コンプレッサ3の故障が判定された場合に、チェックランプ13が点灯されるので、運転者に故障の発生を知らせることができる。また、電動コンプレッサ3の作動が停止されるので、故障の程度を悪化させることを抑制できる。バイパス弁7及び第1スロットル弁11がそれぞれ全開状態に制御されるので、故障が判定された電動コンプレッサ3を迂回させて吸気を導くことができ、圧損を低減できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。この形態は、ターボ過給機2の故障を判定し、ターボ過給機2の故障に対する対策を実行する点で第1の実施形態とは相違する。システムの全体構成については第1の実施形態と同一であり、図1が参照される。
図4は、本実施形態に係る過給システムの制御ルーチンの概要を示したフローチャートである。本制御ルーチンはECU30のROM等に格納されたプログラムに従って所定間隔で繰り返し実行される。この制御ルーチンをECU30に実行させることにより、ECU30を本発明の過給システム制御手段及びターボ過給機故障判定手段としてそれぞれ機能させることができる。図4に示したように、ECU30は、まずステップS21において、ターボ過給機2の故障を判定する。故障の判定は種々の形態で実施してよい。ターボ過給機2が故障すると、所望の過給圧が得られない状態となる。このため、正常時の基準過給圧を、ターボ過給機の作動時の機関運転状態(例えば吸気流量)に関連付けたマップを予めROMに記憶させておき、このマップを参照して現在の吸気流量に対応する基準過給圧を取得する。そして、取得された基準過給圧と現在の過給圧(実過給圧)P(図1参照)との差が所定過給圧よりも乖離した場合にターボ過給機2の故障を判定してもよい。なお、ターボ過給機2の作動時の機関運転状態としては、ターボ過給機2の故障の有無が見分けられるものであれば如何なるものでもよく、上述した吸気流量の他に機関運転状態として機関回転数を用いてもよい。
ステップS21において、ターボ過給機2の故障を判定した場合には、ECU30は続くステップS22にて、チェックランプ13を点灯させ、電動コンプレッサ3の作動を停止させ、かつ、機関出力が制限される退避モードに切り替えられるようにエンジン1の運転状態を制御する。この場合、電動コンプレッサ3の作動の停止に伴いバイパス弁7の開度を全開状態に制御してもよい。退避モードは機関出力が制限される形態であれば、如何なる形態でもよく、例えば、アクセル開度を所定値に制限する操作、燃料噴射量を所定値に制限する操作、及び可変ノズル2cの開度を絞る操作のいずれか一つ、又はこれらを組合わせたものを退避モードとしてよい。本実施形態では、アクセル開度が25%に未満に制限されるようにエンジン1が制御される。一方、ステップS21において、故障を判定しない場合はターボ過給機2が正常に動作していることになるので、ステップS22をスキップして今回のルーチンを終了する。
本実施形態によれば、ターボ過給機2の故障が判定された場合には電動コンプレッサ3の作動が停止され、しかもエンジン1の運転状態が退避モードに切り替えられてエンジン1の機関出力が制限されるので、ターボ過給機2の故障の程度を悪化させる事態を回避できる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。この実施形態は、ターボ過給機2の回転数を低下させる必要性があると判定した場合に、ターボ過給機2の回転数を低下させるものである。ターボ過給機2の回転数を低下させることが必要となる状況は、ターボ過給機2の故障、電動コンプレッサ3の故障を原因としたものもあるがそれらには限定されず、本実施形態は、何らかの原因でこのような状況に陥った場合にも適用できる。過給システムの全体構成は第1の実施形態と同一であるので、図1が参照される。
図5は、本実施形態に係る過給システムの制御ルーチンの概要を示したフローチャートである。本制御ルーチンはECU30のROM等に格納されたプログラムに従って所定間隔で繰り返し実行される。この制御ルーチンをECU30に実行させることにより、ECU30を本発明の過給システム制御手段及びターボ過給機回転数検出手段としてそれぞれ機能させることができる。図5に示したように、ECU30は、まずステップS31においてターボ過給機2の回転数を低下させる必要性があるか否かを判定する。回転数を低下させる必要がある場合としては、ターボ過給機2の回転数が許容範囲を超える場合、又は超える可能性が高い場合が含まれる。ターボ過給機2の回転数は、過給圧センサ26が検出した過給圧Pから推定することができるが、ターボ過給機2に回転数センサ(不図示)を設けて、回転数を直接検出してもよい。許容範囲はターボ過給機2の仕様に応じて適宜に設定される。ECU30は、検出された過給圧Pが許容範囲を超えているか否かを判定する。又は、検出された過給圧Pの変化率を算出し、その後のターボ過給機2の回転数を予測して、許容範囲を超える可能性を予測する。その結果、現にターボ過給機2の回転数が許容範囲を超えている場合、又は許容範囲を超える可能性が高い場合にターボ過給機2の回転数を低下させる必要があると判定する。回転数を低下させる必要があると判定した場合には、ECU30は処理をステップS32に進める。一方、回転数を低下させる必要がないと判定したときは以後の処理をスキップして今回のルーチンを終了する。
ステップS32において、ECU30は、ターボ過給機2の作動状態を判定する。図6は、ターボ過給機2のコンプレッサ2aの効率ηcompを、コンプレッサ2aの出口圧力Pに対する入口圧力Pの圧力比P/P(図1も参照)及び吸気流量Gaに関連付けたマップの一例を示している。この図において、曲線L1〜L3はそれぞれ等効率線を示しており、曲線L1から曲線L3に向かって効率ηcompが順次高くなる。
ターボ過給機2において、コンプレッサ2aの消費仕事(タービン2bの供給仕事)Wは、吸気流量をGa、コンプレッサ2aの入口温度をT、定圧比熱をCpa、比熱比をκ、コンプレッサ2aの出口圧力をP、コンプレッサ2aの入口圧力P、及びコンプレッサ2aの効率をηcompとすると、式(1)で示される。
Figure 2006188989
また、ターボ過給機2の作動状態が1から2に変化した場合、ターボ過給機2の回転数Nには、式(2)の関係が成立する。なお、以下の説明において、添え字1は状態1の場合を、添え字2は状態2の場合をそれぞれ意味する。
Figure 2006188989
ここで、状態1から状態2への変化の時間が十分に短い場合、状態1から状態2への変化の過程で、吸気流量Ga、入口温度T、定圧比熱Cpa、比熱比κ、及びコンプレッサ消費仕事Wが一定であるとみなすことができるので、式(1)及び式(2)から次の式(3)が導かれる。
Figure 2006188989
式(3)から明らかなように、状態1から状態2へ作動状態が変化した場合、コンプレッサ2aの効率ηcompが上がればターボ過給機2の回転数が上がり、逆にコンプレッサ2aの効率ηcompが下がればターボ過給機2の回転数が下がることが分かる。従って、ターボ過給機2の回転数を低下させるには、コンプレッサ2aの効率ηcompを下げればよい。但し、図6から明らかなように、コンプレッサ2aの効率ηcompが下がる方向は、ターボ過給機2の作動状態、本実施形態では吸気流量Gaと圧力比P/Pに応じて変化する。
そこで、図5のステップS32の判定処理では、ターボ過給機2の作動状態に応じてコンプレッサ2aの効率ηcompを適切に下げることができるように、圧力比P/Pが上がることによりコンプレッサ2aの効率ηcompが下がる領域AR1に該当するか、又は圧力比P/Pが下がることによりコンプレッサ2aの効率ηcompが下がる領域AR2に該当するかをそれぞれ判定する。ターボ過給機2の作動状態が領域AR1に該当すると判定した場合には、ECU30は処理をステップS34に進め(ステップS33)、第2スロットル弁3の開度を閉じ側に制御する。これにより、図6に示したように、コンプレッサ2aの出口圧力Pが上昇して圧力比P/Pが矢印Q1に示した方向に上がりコンプレッサ2aの効率ηcompが下がるので、ターボ過給機2の回転数を低下できる。一方、ターボ過給機2の作動状態が領域AR2に該当すると判定した場合には、ECU30は処理をステップS35に進め(ステップS33)、電動コンプレッサ3を作動させる。電動コンプレッサ3が作動することにより、図6に示したように、コンプレッサ2aの入口圧力Pが上昇して圧力比P/Pが矢印Q2に示した方向に下がりコンプレッサ2aの効率ηcompが下がるので、ターボ過給機2の回転数を低下できる。
以上本発明の内燃機関用過給システムを第1〜3の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。例えば、上記の各実施形態においては、本発明の過給システムの適用対象としてディーゼルエンジン1としたが、内燃機関の形式は問わない。従って、本発明を火花点火式のガソリンエンジンに適用してもよいし、他のガソリンエンジンに適用してもよい。また、上述した第1〜3の実施形態はそれぞれ別々に実現することもできるし、適宜に組合わせて実現することもできる。
また、第1及び第2の実施形態においては、電動コンプレッサ3又はターボ過給機2の故障を判定するパラメータとして圧力又は圧力差を用いたが、特に制限はなく電動コンプレッサ3又はターボ過給機2の正常時と異常時で異なる挙動を示すパラメータであればどのようなものでもよい。例えば、図1に示した形態と同一箇所の温度又は温度差でもよい。また、これらのパラメータを検出するセンサ等を図示の位置以外に設けてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る過給システムの全体構成を示す図。 第1の実施形態に係る過給システムの制御ルーチンの概要を示したフローチャート。 基準下流圧を吸気流量に関連付けたマップの一例を示した説明図。 第2の実施形態に係る過給システムの制御ルーチンの概要を示したフローチャート。 第3の実施形態に係る過給システムの制御ルーチンの概要を示したフローチャート。 ターボ過給機のコンプレッサの効率を、コンプレッサの出口圧力に対する入口圧力の圧力比及び吸気流量に関連付けたマップの一例を示した説明図。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン(内燃機関)
2 ターボ過給機
2a コンプレッサ
2b タービン
2c 可変ノズル(絞り手段)
3 電動コンプレッサ
4 吸気管(吸気通路)
6 バイパス通路
7 バイパス弁
11 第1スロットル弁(調整弁)
12 第2スロットル弁(スロットル弁)
30 ECU(過給システム制御手段、電動コンプレッサ故障判定手段、ターボ過給機故障判定手段、ターボ過給機回転数検出手段)

Claims (6)

  1. タービン及びコンプレッサを有し、内燃機関の排気エネルギを利用して内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記電動コンプレッサを迂回するバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉するバイパス弁と、前記電動コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられ、吸気流量を調整可能な調整弁と、前記バイパス弁の開度、前記調整弁の開度、及び前記電動コンプレッサの作動状態をそれぞれ制御する過給システム制御手段と、前記電動コンプレッサの故障を判定する電動コンプレッサ故障判定手段と、を備え、
    前記過給システム制御手段は、前記電動コンプレッサ故障判定手段にて前記電動コンプレッサの故障が判定された場合には、前記電動コンプレッサの作動を停止するとともに、前記バイパス弁の開度及び前記調整弁の開度をそれぞれ開き側に制御することを特徴とする内燃機関用過給システム。
  2. 前記電動コンプレッサ故障判定手段は、前記電動コンプレッサの作動時の機関運転状態に基づいて予め求められた前記電動コンプレッサの下流の基準下流圧と実際に検出された実下流圧との差が所定圧力よりも乖離した場合、又は前記電動コンプレッサの作動時の機関運転状態に基づいて予め求められた前記電動コンプレッサの上下流の基準差圧と実際に検出された実差圧との差が所定差圧よりも乖離した場合に、前記電動コンプレッサの故障を判定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用過給システム。
  3. タービン及びコンプレッサを有し、内燃機関の排気エネルギを利用して内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記内燃機関の運転状態及び前記電動コンプレッサの作動状態をそれぞれ制御する過給システム制御手段と、前記ターボ過給機の故障を判定するターボ過給機故障判定手段と、を備え、
    前記過給システム制御手段は、前記ターボ過給機故障判定手段にて前記ターボ過給機の故障が判定された場合には、前記電動コンプレッサの作動を停止するとともに、前記内燃機関の機関出力が制限される退避モードに切り替えられるように前記内燃機関の運転状態を制御することを特徴とする内燃機関用過給システム。
  4. 前記ターボ過給機故障判定手段は、前記ターボ過給機の作動時の機関運転状態に基づいて予め求められた基準過給圧と、実際に検出された実過給圧との差が所定過給圧よりも乖離した場合に、前記ターボ過給機の故障を判定することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関用過給システム。
  5. 前記過給システム制御手段は、前記退避モードとして、アクセル開度を所定開度以下に制限する操作、燃料噴射量を所定量以下に制限する操作、及び前記タービンに導かれる排気流量を調整可能な絞り手段を所定量絞る操作の少なくとも一つを実行することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関用過給システム。
  6. タービン及びコンプレッサを有し、内燃機関の排気エネルギを利用して内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流側の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの下流側の吸気通路に設けられ、吸気流量を調整可能なスロットル弁と、前記スロットル弁の開度及び前記電動コンプレッサの作動状態をそれぞれ制御する過給システム制御手段と、前記ターボ過給機の回転数を検出又は推定するターボ過給機回転数検出手段と、を備え、
    前記過給システム制御手段は、前記ターボ過給機回転数検出手段にて検出又は推定された結果に基づいて前記ターボ過給機の回転数を低下させる必要性を判定し、前記ターボ過給機の回転を低下させる必要があると判定した場合には、前記ターボ過給機の作動状態に応じて、前記電動コンプレッサを作動させる操作、又は前記スロットル弁の開度を閉じ側に制御する操作のいずれか一方を実行することを特徴とする内燃機関用過給システム。
JP2005001638A 2005-01-06 2005-01-06 内燃機関用過給システム Expired - Fee Related JP4483584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005001638A JP4483584B2 (ja) 2005-01-06 2005-01-06 内燃機関用過給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005001638A JP4483584B2 (ja) 2005-01-06 2005-01-06 内燃機関用過給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006188989A true JP2006188989A (ja) 2006-07-20
JP4483584B2 JP4483584B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=36796416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005001638A Expired - Fee Related JP4483584B2 (ja) 2005-01-06 2005-01-06 内燃機関用過給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4483584B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075574A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Toyota Motor Corp 過給制御装置
WO2011108093A1 (ja) * 2010-03-03 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2012207614A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Mitsubishi Electric Corp 電動過給機の過熱保護システム
JP2013209886A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Electric Corp 電動過給機の保護制御装置
JP2015108333A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャの制御装置
US9194308B2 (en) 2010-03-03 2015-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine equipped with turbocharger
CN106337729A (zh) * 2015-07-07 2017-01-18 现代自动车株式会社 电动废气门致动器的控制方法
CN106640381A (zh) * 2015-10-28 2017-05-10 福特环球技术公司 减缓节气门劣化的方法和系统
US10006348B2 (en) 2013-12-04 2018-06-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbocharger device
US10047666B2 (en) 2013-12-04 2018-08-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control system for turbo-compound system
US10197003B2 (en) 2013-12-04 2019-02-05 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control device for supercharging system
US10428748B2 (en) 2013-12-04 2019-10-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control device for supercharging system

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075574A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Toyota Motor Corp 過給制御装置
US9194308B2 (en) 2010-03-03 2015-11-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus for internal combustion engine equipped with turbocharger
WO2011108093A1 (ja) * 2010-03-03 2011-09-09 トヨタ自動車株式会社 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP5051321B2 (ja) * 2010-03-03 2012-10-17 トヨタ自動車株式会社 過給機を有する内燃機関の制御装置
JPWO2011108093A1 (ja) * 2010-03-03 2013-06-20 トヨタ自動車株式会社 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP2012207614A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Mitsubishi Electric Corp 電動過給機の過熱保護システム
JP2013209886A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Electric Corp 電動過給機の保護制御装置
US10047666B2 (en) 2013-12-04 2018-08-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control system for turbo-compound system
WO2015083614A1 (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャの制御装置
US9903296B2 (en) 2013-12-04 2018-02-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control device for turbocharger
US10006348B2 (en) 2013-12-04 2018-06-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbocharger device
JP2015108333A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 三菱重工業株式会社 ターボチャージャの制御装置
US10197003B2 (en) 2013-12-04 2019-02-05 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control device for supercharging system
US10428748B2 (en) 2013-12-04 2019-10-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control device for supercharging system
CN106337729A (zh) * 2015-07-07 2017-01-18 现代自动车株式会社 电动废气门致动器的控制方法
KR101745105B1 (ko) * 2015-07-07 2017-06-21 현대자동차주식회사 전자식 웨이스트 게이트 액츄에이터 제어방법
US9816453B2 (en) 2015-07-07 2017-11-14 Hyundai Motor Company Control method of electronic waste gate actuator
CN106337729B (zh) * 2015-07-07 2019-11-12 现代自动车株式会社 电动废气门致动器的控制方法
CN106640381A (zh) * 2015-10-28 2017-05-10 福特环球技术公司 减缓节气门劣化的方法和系统
CN106640381B (zh) * 2015-10-28 2021-07-30 福特环球技术公司 减缓节气门劣化的方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4483584B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4483584B2 (ja) 内燃機関用過給システム
CN106662030B (zh) 用于增压器的异常诊断装置和异常诊断方法
JP4583038B2 (ja) 過給機付き内燃機関の過給圧推定装置
JP5170339B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP4254606B2 (ja) 内燃機関用多段過給システム
JP2010180781A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
US20040194767A1 (en) Control apparatus and control method for internal combustion engine
JP2008240576A (ja) 過給システムの故障診断装置
JP2009180162A (ja) 内燃機関のターボ過給機制御装置
CN107587947B (zh) 控制车辆增压器的方法和系统
JP5538712B2 (ja) 内燃機関のegr装置
JP6295855B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP4802239B2 (ja) ディーゼル機関の制御方法およびガバナー装置
US10662617B2 (en) Work machine
JP2007291961A (ja) 遠心式圧縮機を備える内燃機関の制御装置
JP5266039B2 (ja) インタークーラの異常検出装置
JP4518045B2 (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP5496057B2 (ja) ターボチャージャーの異常判定装置
JP5742178B2 (ja) 内燃機関のエンジンブレーキシステム及びその制御方法
JPWO2016129036A1 (ja) 内燃機関の過給システム及び過給システムの制御方法
KR20190135105A (ko) 차량의 서지 발생 방지방법
US20170363025A1 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP4311304B2 (ja) 内燃機関用過給システム
JP2005201092A (ja) 内燃機関用過給システム
JP4301024B2 (ja) 内燃機関用過給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees