JP4301024B2 - 内燃機関用過給システム - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態に係る内燃機関用過給システムを図1〜図9を参照しながら説明する。図1は本実施形態の全体構成を示す概略図である。本過給システムは内燃機関としてのディーゼルエンジン(以下エンジンと称することがある)1に適用される。エンジン1は内燃機関制御手段としてのエンジンコントロールユニット(ECU)2により制御される。ECU2はマイクロプロセッサ、ROM及びRAM等の周辺機器を備えたコンピュータユニットとして構成されている。ECU2は、ROM等に格納された所定のプログラムに従って、各種センサの入力情報に基づいてエンジン1の運転状態を制御する。
次に本発明の第2実施形態に係る内燃機関用過給システムについて図10〜図12を参照しながら説明する。本実施形態では、図10に示したように、電動コンプレッサ4がターボ過給機3のコンプレッサ3aの下流の吸気管5に設けられている。それに伴い、電動コンプレッサ4を迂回するバイパス通路7及びバイパス弁8もコンプレッサ3aの下流側に設けられている。また、本実施形態においては、動作特性を判断する物理量として、電動コンプレッサ4の前後(上流及び下流)の差圧ΔPiを採用している。コンプレッサ3aの下流に電動コンプレッサ4が配置されているためである。従って、この差圧ΔPiを測定するための差圧センサ25が設けられている。もっとも、ΔPiを得るために電動コンプレッサ4の前後にそれぞれ圧力センサを設け、これらの差をとってもよい。更に、本実施形態の場合には、導入管12及びスロットル弁13が設けられていない。以上の構成以外は上記第1実施形態と同一であるので、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
2 ECU
3 ターボ過給機
3a コンプレッサ
3b タービン
3c 可変ノズル
4 電動コンプレッサ
5 吸気管(吸気通路)
7 バイパス通路
8 バイパス弁(切替弁)
13 スロットル弁(調整弁)
23 圧力センサ
25 差圧センサ
Claims (15)
- 内燃機関の排気エネルギーを利用して該内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機のコンプレッサの上流又は下流の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記電動コンプレッサを迂回するバイパス通路と、前記バイパス通路に設けられ、前記電動コンプレッサが作動中の場合に該バイパス通路を閉じる一方、前記電動コンプレッサが非作動の場合に該バイパス通路を開放するように開閉可能な切替弁と、前記電動コンプレッサが作動中の第1状態又は前記電動コンプレッサが非作動の第2状態となるように該電動コンプレッサを制御する過給システム制御手段と、を具備する内燃機関用過給システムであって、
前記各状態におけるシステムの正常な動作特性として予め設定された正常値から許容範囲を超えて動作するシステムの異常を検出する異常検出手段と、前記第1状態に制御すべき条件として予め設定されたアシスト領域及び前記第2状態に制御すべき条件として予め設定された非アシスト領域のいずれの領域で前記異常が検出されたかを判断して、該アシスト領域のみで前記異常が検出される故障モードと該非アシスト領域のみで前記異常が検出される故障モードとを判別する故障モード判別手段と、を備える故障診断手段を具備することを特徴とする内燃機関用過給システム。 - 前記非アシスト領域のみで前記異常が検出される故障モードが、前記切替弁が全閉状態で固着する第1故障モードであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記故障モード判別手段は、前記アシスト領域のみで前記異常が検出される故障モードが複数種類存在する場合には、前記アシスト領域における前記電動コンプレッサの回転数を考慮して、該複数種類の故障モードから一つの故障モードを特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記複数種類の故障モードが、前記切替弁が全開状態で固着する第2故障モード及び前記電動コンプレッサが故障する第3故障モードであることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記故障モード判別手段は、前記異常が検出された場合には、前記異常が検出された領域以外の領域における前記異常の有無を判断して、前記アシスト領域及び前記非アシスト領域の両方で前記異常が検出される故障モードと前記アシスト領域のみで前記異常が検出される故障モード及び前記非アシスト領域のみで前記異常が検出される故障モードの少なくとも一つとを判別することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記電動コンプレッサは、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられており、
前記電動コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられ、該吸気通路への空気の流入量を調整する調整弁を更に具備し、
前記アシスト領域及び前記非アシスト領域の両方で前記異常が検出される故障モードが、前記調整弁が閉じ側状態で固着する第4故障モードであることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用過給システム。 - 前記電動コンプレッサは、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられており、
前記正常値は、前記吸気通路に流入する吸気流量に応じて定められ、前記電動コンプレッサと前記ターボ過給機の前記コンプレッサとの間の前記吸気通路内の圧力であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用過給システム。 - 前記正常値は、前記吸気通路に流入する吸気流量に応じて定められた前記電動コンプレッサの上流及び下流の差圧であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用過給システム。
- 内燃機関の運転状態を制御する内燃機関制御手段を備えた内燃機関に適用される内燃機関用過給システムであって、
コンプレッサ及びタービンと該タービンへの排気ガスの流量を変化させる可変ノズルとを備え前記内燃機関の排気エネルギーを利用して該内燃機関に対して過給するターボ過給機と、前記ターボ過給機のコンプレッサの上流又は下流の吸気通路に設けられた電動コンプレッサと、前記電動コンプレッサを迂回するバイパス通路と、前記バイパス通路に設けられ、前記電動コンプレッサが作動中の場合に該バイパス通路を閉じる一方、前記電動コンプレッサが非作動の場合に該バイパス通路を開放するように開閉可能な切替弁と、前記可変ノズルの開度及び前記電動コンプレッサの作動状態を制御する過給システム制御手段と、システムの異常が検出された場合に予め設定された複数の故障モードのいずれかを特定する故障診断手段と、前記故障診断手段により特定された故障モードに応じて前記可変ノズルの開度、前記電動コンプレッサの作動状態、及び前記内燃機関の運転状態の少なくとも一つに対する制御を変更する危険回避制御手段と、を具備することを特徴とする内燃機関用過給システム。 - 前記危険回避制御手段は、前記故障診断手段により前記切替弁が全閉状態で固着する第1故障モードが特定された場合には、前記可変ノズルの開度を全開状態に制御するノズル全開制御に変更するとともに、前記内燃機関の運転状態を所定出力未満に制限する運転制限制御に変更することを特徴とする請求項9に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記危険回避制御手段は、前記故障診断手段により前記切替弁が全開状態で固着する第2故障モードが特定された場合には、前記可変ノズルの開度を閉じ側状態に制御するノズル閉じ側制御に変更するとともに、前記電動コンプレッサの作動を禁止する電動コンプレッサ作動禁止制御に変更することを特徴とする請求項9に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記電動コンプレッサは、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられており、
前記電動コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられ、該吸気通路への空気の流入量を調整する調整弁を更に具備し、
前記制御手段は、更に前記調整弁の開度を制御し、
前記危険回避制御手段は、更に前記調整弁の開度を全開状態に制御する調整弁全開制御に変更することを特徴とする請求項10又は11に記載の内燃機関用過給システム。 - 前記危険回避制御手段は、前記故障診断手段により前記電動コンプレッサが故障する第3故障モードが特定された場合には、前記可変ノズルの開度を閉じ側状態に制御する閉じ側制御に変更するとともに、前記電動コンプレッサの作動を禁止する電動コンプレッサ作動禁止制御に変更することを特徴とする請求項9に記載の内燃機関用過給システム。
- 前記電動コンプレッサは、前記ターボ過給機の前記コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられており、
前記電動コンプレッサの上流の前記吸気通路に設けられ、該吸気通路への空気の流入量を調整する調整弁を更に具備し、
前記制御手段は、更に前記調整弁の開度を制御し、
前記危険回避制御手段は、前記故障診断手段により前記調整弁が閉じ側状態で固着する第4故障モードが特定された場合には前記可変ノズルの開度のフィードバック制御を禁止するフィードバック禁止制御に変更することを特徴とする請求項9に記載の内燃機関用過給システム。 - 前記ノズル閉じ側制御は、前記電動コンプレッサを作動して前記ターボ過給機の前記内燃機関に対する過給をアシストすべき領域として予め設定されたアシスト領域のみで行われることを特徴とする請求項11又は13に記載の内燃機関用過給システム。
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