JPWO2016129036A1 - 内燃機関の過給システム及び過給システムの制御方法 - Google Patents

内燃機関の過給システム及び過給システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】複数のターボ過給機を備える内燃機関の過給システムにおいて、内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出部と、状態量が第1の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値以上になった場合に第1の運転モードから第2の運転モードに遷移し、状態量が第2の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値未満になった場合に第2の運転モードから第1の運転モードに遷移するように、吸気流路切換弁及び排気流路切替弁の少なくとも一方を制御する制御部とを備える。第1の閾値関数及び第2の閾値関数は互いに異なるように設定されている。

Description

本開示は、複数段に亘って過給を行う内燃機関の過給システム及び該過給システムの制御方法に関する。
内燃機関の排気ガスによって排気タービンを駆動することで、該排気タービンに連結されたターボコンプレッサによって内燃機関を過給するターボ過給機が広く利用されている。また内燃機関の過給効率を向上するために、この種のターボ過給機を高圧側及び低圧側にそれぞれ設けることによって、2段階に亘って過給を行う、いわゆる2ステージターボシステムが知られている。
例えば特許文献1では、この種の2ステージターボシステムにおいて、運転状態に応じて複数の運転モードを選択的に実行することで、排気流路を切り換え制御することが記載されている。特許文献1では特に、排気流路には複数のバルブが設けられており、各運転モードにおいて制御対象となるバルブが異なるように規定されている。
特開2005−146906号公報
上記特許文献1では、運転状態をエンジン回転数及び燃料噴射量に基づいて把握している。しかしながら、エンジン回転数及び燃料噴射量はエンジンの特性上、厳密に一定に維持することが困難であり、少なからず変動を伴う。そのため、例えば運転状態が複数の運転モード間の境界付近にある場合、上記変動によってハンチングを引き起こしてしまい、制御が不安定になるおそれがある。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、内燃機関の運転状態に基づいて複数の運転モードを切り換え制御する際に、運転モード間の切り換えを安定的に実施可能な内燃機関の過給システム及び過給システムの制御方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態にかかる内燃機関の過給システムは上記課題を解決するために、内燃機関と、前記内燃機関の吸気ガスを多段過給可能に構成された複数のターボ過給機と、前記内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出部と、前記内燃機関の吸気ガスの吸気流路を切り替え可能に構成された吸気流路切換弁と、前記内燃機関の排気ガスの排気流路を切り替え可能に構成された排気流路切換弁と、前記状態量が第1の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値以上になった場合に前記運転状態に対応するように予め規定された複数の運転モードのうち第1の運転モードから第2の運転モードに遷移し、前記状態量が第2の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値未満になった場合に前記第2の運転モードから前記第1の運転モードに遷移するように、前記吸気流路切換弁及び前記排気流路切替弁の少なくとも一方を制御する制御部とを備え、前記第1の閾値関数及び第2の閾値関数は互いに異なるように設定されている。
上記(1)の構成によれば、第1の運転モードから第2の運転モードに遷移する際に基準となる第1の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値と第2の運転モードから低回転側モードに遷移する際に基準となる第2の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値とが互いに異なるように設定される。このように第1の閾値関数及び第2の閾値関数間に差を設けることによって、第2の運転モード及び第1の運転モードの一方から他方に遷移した際に、状態量の変動によって再び他方から一方に戻ることでハンチングが発生することを防止できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記運転状態は複数の前記状態量に基づいて規定されている。
上記(2)の構成によれば、内燃機関の運転状態が複数の状態量により規定されている場合において、ハンチングを効果的に防止でき、運転モード間の切り換えを安定的に実施できる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記複数のターボ過給機は、第1のターボ過給機と、前記排気流路において前記第1のターボ過給機の排気タービンより下流側に設けられた排気タービンを有する第2のターボ過給機とを含む。
上記(3)の構成によれば、第1のターボ過給機及び第2のターボ過給機を備える、いわゆる多段過給システムにおいて上記効果を享受できる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)の構成において、前記吸気流路は、外部から前記第1のターボ過給機のターボコンプレッサ及び前記第2のターボ過給機のターボコンプレッサを介して、前記内燃機関に接続される吸気用直列流路と、前記第1のターボ過給機のターボコンプレッサの出口側を前記第2のターボ過給機のターボコンプレッサの出口側に接続する吸気用バイパス流路とを備え、前記排気流路は、前記内燃機関から前記第2のターボ過給機の排気タービン及び前記第1のターボ過給機の排気タービンを介して外部に至るまでの排気用直列流路と、前記第2のターボ過給機の排気タービンの入口側と前記第1のターボ過給器のタービンの入口側とを接続する排気用第1バイパス流路と、前記排気用第1バイパス流路と前記排気用直列流路との下流側の接続ポイントより下流側と前記第2のターボ過給器の排気タービンの出口側とを接続する排気用第2バイパス流路とを備え、前記吸気流路切換弁は、前記吸気用バイパス流路に設けられたコンプレッサバイパスバルブであり、前記排気用切換弁は、前記排気用第1バイパス流路に設けられた排気流量制御バルブと、前記排気用第2バイパス流路に設けられたウエストゲートバルブとを含む。
上記(4)の構成によれば、吸気流路切換弁であるコンプレッサバイパスバルブ、排気用切換弁である排気流量制御バルブ及びウエストゲートバルブを切り替えることによって運転モード間を遷移する制御において、ハンチングを効果的に防止できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、前記制御装置は、前記コンプレッサバイパスバルブ、前記排気流量制御バルブ及び前記ウエストゲートバルブを閉状態に制御する第1の運転モードと、前記第1の運転モードより前記内燃機関が高回転側において、前記排気流量制御バルブ及び前記ウエストゲートバルブを閉状態に制御しながら、前記コンプレッサバイパスバルブの開度を制御する第2の運転モードと、前記第2の運転モードより前記内燃機関が高回転側において、前記ウエストゲートバルブを閉状態に制御しながら、前記コンプレッサバイパスバルブ及び前記排気流量制御バルブを開状態に制御する第3の運転モードと、前記第3の運転モードより前記内燃機関が高回転側において、前記コンプレッサバイパスバルブ及び前記排気流量制御バルブに開状態に制御しながら、前記ウエストゲートバルブの開度を制御する第4の運転モードとの間を遷移可能に制御する。
上記(5)の構成によれば、運転状態に応じて第1乃至第4の運転モード間を遷移する制御において、効果的にハンチングを防止できる。
(6)本発明の少なくとも一実施形態に係る過給システムの制御方法は上記課題を解決するために、内燃機関と、前記内燃機関の吸気ガスを多段過給可能に構成された複数のターボ過給機と、前記内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出部と、前記内燃機関の吸気ガスの吸気流路を切り替え可能に構成された吸気流路切換弁と、前記内燃機関の排気ガスの排気流路を切り替え可能に構成された排気流路切換弁とを備える過給システムの制御方法であって、前記状態量検出部によって、前記内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出工程と、前記状態量が第1の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値以上になった場合に前記運転状態に対応するように予め規定された複数の運転モードのうち第1の運転モードから第2の運転モードに遷移し、前記状態量が第2の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値未満になった場合に前記第2の運転モードから前記第1の運転モードに遷移するように、前記吸気流路切換弁及び前記排気流路切替弁の少なくとも一方を制御する制御工程とを備え、前記第1の閾値関数及び第2の閾値関数は互いに異なるように設定されている。
上記(6)の構成は、上述の内燃機関の過給システム(上記各種態様を含む)によって好適に実施可能である。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、内燃機関の運転状態に基づいて複数の運転モードを切り換え制御する際に、運転モード間の切り換えを安定的に実施可能な内燃機関の過給システム及び過給システムの制御方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の過給システムの全体構成を示す模式図である。 内燃機関の運転状態と各運転モードとの関係を示すグラフである。 各運転モードにおける制御対象を示す表である。 図1の過給システムにおいて、第1の運転モード時の流路を示す模式図である。 図1の過給システムにおいて、第2の運転モード時の流路を示す模式図である。 図1の過給システムにおいて、第3の運転モード時の流路を示す模式図である。 図1の過給システムにおいて、第4の運転モード時の流路を示す模式図である。 各運転モード間の関係を遷移判定用の閾値と共に示す模式図である。 第1の運転モードから第2の運転モードに遷移する様子を示す模式図である。 第2の運転モードから第1の運転モードに遷移する様子を示す模式図である。 閾値関数によって規定されるエンジン回転数と燃料噴射量用閾値との関係の一例である。 本発明の一実施形態に係る過給システムの制御方法を工程毎に示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関1の過給システム(2ステージターボシステム)2の全体構成を示す模式図である。
内燃機関1は4気筒ディーゼルエンジンであり、吸気系4から取り込まれた吸気が燃焼室6においてコモンレール(不図示)から供給された燃料と圧縮着火燃焼されることによって、動力が発生する。燃焼室6で生じた排気ガスは、排気系8を介して外部に排出される。
過給システム2は第1のターボ過給機10A及び第2のターボ過給機10Bを有する。第1のターボ過給機10Aはターボコンプレッサ12A及び排気タービン14Aを備える。第2のターボ過給機10Bはターボコンプレッサ12B及び排気タービン14Bを備える。これら2基のターボ過給機10A,10Bは、略同一タービン容量のターボ過給機であり、直列過給モードである場合、排気流路上流側に位置する第1のターボ過給機10Aは高圧ターボ過給機として機能し、排気流路下流側に位置する第2のターボ過給機10Bは低圧ターボ過給機として機能するように構成されている。
吸気系4は、外部から第1のターボ過給機10Aのターボコンプレッサ12A及び第2のターボ過給機10Bのターボコンプレッサ12Bを介して内燃機関1に接続される吸気用直列流路T1と、第1のターボ過給機10Aのターボコンプレッサ12Aの出口側を第2のターボ過給機10Bのターボコンプレッサ12Bの出口側に接続する吸気用バイパス流路T2とを備える。また、吸気用バイパス流路T2には吸気流路切換弁であるコンプレッサバイパスバルブV1が設けられている。コンプレッサバイパスバルブV1は比例制御弁であり、開度に応じて連続的に流量が制御可能に構成されている。
尚、吸気用直列流路T1と吸気用バイパス流路T2との下流側の合流地点13と内燃機関1との間には、ターボ過給機によって圧縮加熱された給気を冷却するためのインタークーラ16が設けられている。また吸気系4の入口近傍には、吸気を浄化するためのエアクリーナ18が設けられている。
排気系8は、内燃機関1から第2のターボ過給機10Bの排気タービン14B及び第1のターボ過給機10Aの排気タービン14Aを介して外部に至るまでの排気用直列流路T3と、第2のターボ過給機10Bの排気タービン14Bの入口側と第1のターボ過給器10Aの排気タービン14Aの入口側とを接続する排気用第1バイパス流路T4と、排気用第1バイパス流路T4と排気用直列流路T3との下流側の接続ポイントより下流側と第2のターボ過給器10Bの排気タービン14Bの出口側とを接続する排気用第2バイパス流路T5とを備える。また排気用第1バイパス流路T4には排気流量制御バルブV2が設けられており、排気用第2バイパス流路T5にはウエストゲートバルブV3が設けられている。排気流量制御バルブV2及びウエストゲートバルブV3は共に排気用切換弁であり、比例制御弁として、開度に応じて連続的に流量が制御可能に構成されている。
尚、排気系8のうち排気用直列流路T3と排気用第2バイパス流路T5との下流側の合流地点21より下流側には、消音用のマフラー19が設けられている。
過給システム1はコントロールユニットである制御装置20を備える。制御装置20は演算処理ユニットであり、例えばマイクロプロセッサのような演算処理装置から構成される。制御装置20は、コンプレッサバイパスバルブV1、排気流量制御バルブV2及びウエストゲートバルブV3を制御することにより、後述する第1乃至第4の運転モードに応じて吸気系4及び排気系8の流路を切り換え可能に構成されている。
具体的には制御装置20は、後述の制御を実施するために、内燃機関1の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出部22と、吸気流路切換弁及び排気流路切替弁の少なくとも一方を制御する制御部24とを備える。
ここで第1乃至第4の運転モードについて具体的に説明する。図2は内燃機関1の運転状態と各運転モードとの関係を示すグラフであり、図3は各運転モードにおける制御対象を示す表であり、図4乃至図7はそれぞれ第1乃至第4の運転モードにおける吸気系4及び排気系8の流路を示す模式図である。
尚、図4乃至図7では実現される流路をハッチングで模式的に示している。
制御装置20は内燃機関1の運転状態に応じて第1乃至第4の運転モードを選択的に実行する。運転状態は複数の状態量によって規定されており、図2に示される例では特に、エンジン回転数及び燃料噴射量の2つの状態量によって規定されている。第1の運転モードはエンジン回転数及び燃料噴射量が比較的小さい運転状態で実行され、エンジン回転数及び燃料噴射量が増加するに従って、第2乃至第4の運転モードに順に遷移するように規定されている。
尚、図2では運転モード間の関係を簡略的に示すために運転モード間の遷移判定用の第1の閾値関数J12、J23、J34と、第2の閾値関数J21,J32、J43とがそれぞれ等しくなるように記載しているが、後述しているようにこれらの閾値関数は互いに異なるように設定されている(図9A、図9Bを参照)。
第1の運転モードでは、コンプレッサバイパスバルブV1、排気流量制御バルブV2及びウエストゲートバルブV3は全て閉状態になるように制御される(図3を参照)。このとき吸気系4における流路は、図4に示されるように、外部からエアクリーナ18を介して導入された給気が、ターボ過給機10Bのターボコンプレッサ12B及びターボ過給機10Aのターボコンプレッサ10Aを介してインタークーラ16に流入し、その後、内燃機関2に流入するように構成される。一方、排気系8における流路は、内燃機関1からの排気ガスがターボ過給機10Aの排気タービン14A及びターボ過給機10Bの排気タービン14Bを介してマフラー19に流入し、その後、外部へ排出されるように構成される。
このように第1の運転モードでは、2基のターボ過給機10A,10Bが直列的に接続される直列過給モードが実施される。
第2の運転モードでは、コンプレッサバイパスバルブV1及びウエストゲートバルブV3は閉状態に制御される一方で、排気流量制御バルブV2の開度が制御される(図3を参照)。このとき吸気系4における流路は、図5に示されるように、上記第1の運転モードと同様であるが、排気系8における流路では、排気流量制御バルブV2の開度に応じて排気ガスの流量制御がなされる。すなわち、排気流量制御バルブV2の開度制御によって第1のターボ過給機10Aの排気タービン14Aへの排気ガスの流量が制御され、タービン出力が制御される。そして、第1のターボ過給機10Aを経由した排気ガスと、排気流量制御バルブV2を経由した排気ガスとは、合流した後、第2のターボ過給機10Bの排気タービン14Bに流入する。第2のターボ過給機10Bの排気タービン14Bに流入した排気ガスは、マフラー19を通過した後、外部に排出される。
第3の運転モードでは、ウエストゲートバルブV3は閉状態に制御される一方で、コンプレッサバイパスバルブV1及び排気流量制御バルブV2は開状態に制御される(図3を参照)。このとき、図6に示されるように、コンプレッサバイパスバルブV1及び排気流量制御バルブV2がある流路は、第1のターボ過給機10Aを通過する流路に比べて流路断面積が大きくなるので、大部分のエアと排気ガスはコンプレッサバイパスバルブV1及び排気流量制御バルブV2側を流れる。そのため、第1のターボ過給機10Aはあまり作動せず、アイドリング状態となる。
第4の運転モードでは、コンプレッサバイパスバルブV1及び排気流量制御バルブV2は開状態に制御される一方で、ウエストゲートバルブV3の開度が制御される(図3を参照)。このとき、図7に示されるように、ウエストゲートバルブV3の制御具合により第2のターボ過給機10Bの排気タービン14B側に流れる排気ガスの流量が制御され、第2のターボ過給機10Bの出力が制御される。
続いて、上述した運転モード間の遷移について図8乃至図10を参照して説明する。図8は各運転モード間の関係を遷移判定用の閾値と共に示す模式図であり、図9Aは第1の運転モードから第2の運転モードに遷移する様子を示す模式図であり、図9Bは第2の運転モードから第1の運転モードに遷移する様子を示す模式図であり、図10は閾値関数によって規定されるエンジン回転数と燃料噴射量用閾値との関係の一例である。
各運転モードは、上述したように、運転状態を規定するエンジン回転数及び燃料噴射量が大きくなるに従って、第1の運転モードから第4の運転モードに向かって遷移する。図8に示されるように、隣り合う運転モード間の遷移は、運転状態を規定する状態量を予め設定された遷移判定用の閾値と比較することによって行われる。ここで遷移判定用の閾値は、隣り合う運転モードのうち第1の運転モードから第2の運転モードへの遷移判定に用いられる第1の閾値関数J12、J23、J34と、第2の運転モードから第1の運転モードへの遷移判定に用いられる第2の閾値関数J21,J32、J43と、に基づいて設定されるように用意されている。
尚、第1の閾値関数J12、J23、J34及び第2の閾値関数J21,J32、J43は、予めメモリ等の記憶装置に記憶しておき、これら制御のために適宜読み出し可能に構成されるとよい。この場合、第1の閾値関数J12、J23、J34及び第2の閾値関数J21,J32、J43は、例えばエンジン回転数と燃料噴射量用閾値との関係を示す関数として規定されており、例えば図10に示される閾値関数の一例では、エンジン回転数の実測値に対応する燃料噴射量用閾値が選択されるように設定されている。
例えば第1の運転モード及び第2の運転モード間の遷移判定用の閾値としては、第1の運転モードから第2の運転モードへの遷移判定に用いられる第1の閾値関数J12と、第2の運転モードから第1の運転モードへの遷移判定に用いられる第2の閾値関数J21とが用意されており、それぞれエンジン回転数の実測値に対応する燃料噴射用閾値が選択される。また第2の運転モード及び第3の運転モード間の遷移判定用の閾値としては、第2の運転モードから第3の運転モードへの遷移判定に用いられる第1の閾値関数J23と、第3の運転モードから第2の運転モードへの遷移判定に用いられる第2の閾値関数J32とが用意されており、それぞれエンジン回転数の実測値に対応する燃料噴射用閾値が選択される。また第3の運転モード及び第4の運転モード間の遷移判定用の閾値としては、第3の運転モードから第4の運転モードへの遷移判定に用いられる第1の閾値関数J34と、第4の運転モードから第3の運転モードへの遷移判定に用いられる第2の閾値関数J43とが用意されており、それぞれエンジン回転数の実測値に対応する燃料噴射用閾値が選択される。
例えば図9Aに示されるように、内燃機関1の運転状態がP1(エンジン回転数R1、燃料噴射量F1)からP2(エンジン回転数R2、燃料噴射量F2)に変化することで状態量が第1の閾値関数J12に基づいて設定される閾値以上になると、第1の運転モードから第2の運転モードに遷移する。このとき内燃機関1の運転状態(すなわちエンジン回転数及び燃料噴射量)には少なからず変動成分が含まれる。そのため、仮にある特定のエンジン回転数の実測値が得られる場合に、第2の閾値関数J21に基づいて設定される閾値が第1の閾値関数J12に基づいて設定される閾値と等しい場合、第1の閾値関数J12に基づいて設定される閾値に対してP2が十分に近いと、当該変動成分によって第1の運転モードに戻ってしまい、ハンチングを招くおそれがある。
そこで本実施形態では、図9Bに示されるように、ある特定のエンジン回転数の実測値が得られる場合に、第2の閾値関数J21に基づいて設定される閾値を第1の閾値関数J12に基づいて設定される閾値より小さく設定することで、第1の閾値関数J12及び第2の閾値関数J21が互いに異なるように設定されている。これにより、内燃機関1の運転状態(すなわちエンジン回転数及び燃料噴射量)に変動成分が含まれていてもハンチングが防止できる。
また図9Bに示されるように、内燃機関1の運転状態がP2(エンジン回転数R2、燃料噴射量F2)からP3(エンジン回転数R3、燃料噴射量F3)に変化することで燃料噴射量の実測値が第2の閾値関数J21に基づいて設定される閾値未満になると、第2の運転モードから第1の運転モードに遷移する。この場合も第1の閾値関数J12が第2の閾値関数J21と異なるように設定されているので、内燃機関1の運転状態(すなわちエンジン回転数及び燃料噴射量)に変動成分が含まれていても、ハンチングが防止される。
尚、図9A及び図9Bでは第1の運転モード及び第2の運転モード間の遷移を例に説明したが、第2の運転モード及び第3の運転モード間の遷移、並びに、第3の運転モード及び第4の運転モード間の遷移についても、第1の閾値関数J23、J34及び第2の閾値関数J32、J43が異なるように設定されているため、ハンチングが効果的に防止される。
続いて上記構成を有する過給システム2の制御方法について、具体的に説明する。図11は本発明の一実施形態に係る過給システム2の制御方法を工程毎に示すフローチャートである。
まず状態量検出部22は、内燃機関1の運転状態に関する状態量を検出する(ステップS1)。本実施形態では状態量検出部22は、状態量としてエンジン回転数及び燃料噴射量を取得する。
尚、エンジン回転数は例えば内燃機関1に設けられた回転数センサから取得し、燃料噴射量は内燃機関1の燃料供給装置(不図示)に送信される制御信号に基づいて取得される。
続いて制御部24は、不図示のメモリ等の記憶装置から、予め記憶された運転状態と運転モードとの関係(図2を参照)を取得する(ステップS2)。そして、ステップS1で検出した状態量に基づいて、現在の運転状態が第1乃至第4の運転モードのいずれにあるかを特定する(ステップS3)。
続いて制御部24は運転状態を監視し(ステップS4)、当該運転モードに対応する第1の閾値及び第2の閾値との大小関係を比較することにより、遷移条件の成否を判定する(ステップS5)。その結果、遷移条件が成立した場合(ステップS5:YES)、条件に応じた運転モードへの遷移を実行する(ステップS6)。
尚、遷移条件が成立しない場合(ステップS5:NO)、運転モードの遷移は行われず、処理が戻される(RETURN)。
ここで図9Aのように第1の運転モードから第2の運転モードへの遷移が行われる場合について具体的に説明すると、制御部24は第1の閾値関数J12を取得し、燃料噴射量の実測値が当該第1の閾値関数J12に基づいてエンジン回転数の実測値に対応するように選択された閾値を超えた場合に遷移が実行される。このとき、第2の閾値関数J21は第1の閾値関数J12と異なるように設定されているため、ハンチングが生じることはない。一方、図9Bのように第2の運転モードから第1の運転モードへの遷移が行われる場合について具体的に説明すると、制御部24は第2の閾値関数J21を取得し、状態量が当該第2の閾値関数J21に基づいてエンジン回転数の実測値に対応するように選択された閾値を下回った場合に遷移が実行される。このとき、第2の閾値関数J21は第1の閾値関数J12と異なるように設定されているため、ハンチングが生じることはない。
尚、上記実施形態では図9Aの場合において、状態量が閾値関数J12に基づいてエンジン回転数の実測値に対応するように選択された閾値を超えた状態が予め設定された所定期間以上に亘って継続したときに遷移が実行されるようにしてもよい。このように状態量が閾値関数J12を継続的に超えた状態が継続すると、少なからずハンチングによる揺らぎの影響があるにしても、遷移条件が明確に成立しているとして遷移が実行される。同様に、図9Bの場合においても、状態量が閾値関数J21に基づいてエンジン回転数の実測値に対応するように選択された閾値を下回った状態が予め設定された所定期間以上に亘って継続したときに遷移が実行されるようにしてもよい。
尚、この場合に判定に用いられる所定期間は、ハンチングによる揺らぎ周期に比べて十分長く設定されることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、内燃機関1の運転状態に基づいて複数の運転モードを切り換え制御する際に、運転モード間の切り換えを安定的に実施可能な内燃機関の過給システム及び過給システムの制御方法を提供できる。
本開示は、複数段に亘って過給を行う内燃機関の過給システム及び該過給システムの制御方法に利用可能である。
1 過給システム
2 内燃機関(エンジン)
4 吸気系
6 燃焼室
8 排気系
10A 高圧側ターボ過給機
10B 低圧側ターボ過給機
12A 高圧側ターボコンプレッサ
12B 低圧側ターボコンプレッサ
13 合流地点
14A 高圧側排気タービン
14B 低圧側排気タービン
16 インタークーラ
18 エアクリーナ
19 マフラー
20 制御装置
21 合流地点
22 状態量検出部
24 制御部

Claims (6)

  1. 内燃機関と、
    前記内燃機関の吸気ガスを多段過給可能に構成された複数のターボ過給機と、
    前記内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出部と、
    前記内燃機関の吸気ガスの吸気流路を切り替え可能に構成された吸気流路切換弁と、
    前記内燃機関の排気ガスの排気流路を切り替え可能に構成された排気流路切換弁と、
    前記状態量が第1の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値以上になった場合に前記運転状態に対応するように予め規定された複数の運転モードのうち第1の運転モードから第2の運転モードに遷移し、前記状態量が第2の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値未満になった場合に前記第2の運転モードから前記第1の運転モードに遷移するように、前記吸気流路切換弁及び前記排気流路切替弁の少なくとも一方を制御する制御部と
    を備え、
    前記第1の閾値関数及び第2の閾値関数は互いに異なるように設定されていることを特徴とする内燃機関の過給システム。
  2. 前記運転状態は複数の前記状態量により規定されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の過給システム。
  3. 前記複数のターボ過給機は、
    第1のターボ過給機と、
    前記排気流路において前記第1のターボ過給機の排気タービンより下流側に設けられた排気タービンを有する第2のターボ過給機と
    を含むことを特徴とする請求項1又は2項に記載の内燃機関の過給システム。
  4. 前記吸気流路は、
    外部から前記第1のターボ過給機のターボコンプレッサ及び前記第2のターボ過給機のターボコンプレッサを介して、前記内燃機関に接続される吸気用直列流路と、
    前記第1のターボ過給機のターボコンプレッサの出口側を前記第2のターボ過給機のターボコンプレッサの出口側に接続する吸気用バイパス流路と
    を備え、
    前記排気流路は、
    前記内燃機関から前記第2のターボ過給機の排気タービン及び前記第1のターボ過給機の排気タービンを介して外部に至るまでの排気用直列流路と、
    前記第2のターボ過給機の排気タービンの入口側と前記第1のターボ過給器のタービンの入口側とを接続する排気用第1バイパス流路と、
    前記排気用第1バイパス流路と前記排気用直列流路との下流側の接続ポイントより下流側と前記第2のターボ過給器の排気タービンの出口側とを接続する排気用第2バイパス流路と
    を備え、
    前記吸気流路切換弁は、前記吸気用バイパス流路に設けられたコンプレッサバイパスバルブであり、
    前記排気用切換弁は、
    前記排気用第1バイパス流路に設けられた排気流量制御バルブと、
    前記排気用第2バイパス流路に設けられたウエストゲートバルブと
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の過給システム。
  5. 前記制御装置は、
    前記コンプレッサバイパスバルブ、前記排気流量制御バルブ及び前記ウエストゲートバルブを閉状態に制御する第1の運転モードと、
    前記第1の運転モードより前記内燃機関が高回転側において、前記排気流量制御バルブ及び前記ウエストゲートバルブを閉状態に制御しながら、前記コンプレッサバイパスバルブの開度を制御する第2の運転モードと、
    前記第2の運転モードより前記内燃機関が高回転側において、前記ウエストゲートバルブを閉状態に制御しながら、前記コンプレッサバイパスバルブ及び前記排気流量制御バルブを開状態に制御する第3の運転モードと、
    前記第3の運転モードより前記内燃機関が高回転側において、前記コンプレッサバイパスバルブ及び前記排気流量制御バルブに開状態に制御しながら、前記ウエストゲートバルブの開度を制御する第4の運転モードと
    の間を遷移可能に制御することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の過給システム。
  6. 内燃機関と、
    前記内燃機関の吸気ガスを多段過給可能に構成された複数のターボ過給機と、
    前記内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出部と、
    前記内燃機関の吸気ガスの吸気流路を切り替え可能に構成された吸気流路切換弁と、
    前記内燃機関の排気ガスの排気流路を切り替え可能に構成された排気流路切換弁と
    を備える過給システムの制御方法であって、
    前記状態量検出部によって、前記内燃機関の運転状態に関する状態量を検出する状態量検出工程と、
    前記状態量が第1の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値以上になった場合に前記運転状態に対応するように予め規定された複数の運転モードのうち第1の運転モードから第2の運転モードに遷移し、前記状態量が第2の閾値関数に基づいて前記状態量に対応して選択される閾値未満になった場合に前記第2の運転モードから前記第1の運転モードに遷移するように、前記吸気流路切換弁及び前記排気流路切替弁の少なくとも一方を制御する制御工程と
    を備え、
    前記第1の閾値関数及び第2の閾値関数は互いに異なるように設定されていることを特徴とする過給システムの制御方法。
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