JPH01172076A - トラックのあおり板の後部支持装置 - Google Patents

トラックのあおり板の後部支持装置

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JPH01172076A
JPH01172076A JP62328994A JP32899487A JPH01172076A JP H01172076 A JPH01172076 A JP H01172076A JP 62328994 A JP62328994 A JP 62328994A JP 32899487 A JP32899487 A JP 32899487A JP H01172076 A JPH01172076 A JP H01172076A
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truck
stopper
metal fitting
support device
tightening
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Masaki Hori
政樹 堀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (3−11産業上の利用分野 本発明は大型貨物自動車やトレーラ−等の荷台の後端部
の両側に設置され、その側部と後部のあおり板を支持す
るトラックのあおり板の後部支持装置に関する。
(3−21従来の技術 トラックなどの荷台にはその床板の左右に、側部あおり
板を蝶着し、後部には後部あおり板を蝶着したいわゆる
三方開きのあおり板(最近は側部あおり板が複数対に分
割された三方開きとか七方開き等のものもあるが、これ
らを総称して以下「三方開き等のあおり板」ということ
にする)がよく用いられている。この場合、側部あおり
板は荷台の前部において荷台に固定された部材に適宜の
緊締手段によってしっかりと固定されているが、荷台の
後部では側部あおり板と後部あおり板とを適宜の緊締手
段によって相互に固定している。従って積み荷が長尺物
であって、荷台より長い場合等、後部あおり板を開放し
て走行しなければならない場合では、側部あおり板は前
部のみで支持されているので不安定であり、激しく動揺
する欠点があった。
従来またこの欠点を解消するために次に示すような幾つ
かの提案が成されている。
■ 昭和48年実用新案登録出願公開第105216号
「貨物自動車のゲートホルダー」 ■ 昭和53年実用新案登録出願公開第60214号「
貨物自動車の荷台ゲート固定装置」 ■ 昭和58年実用新案登録出願公開第186947号
「トラック用荷台における煽戸支持装置」これらの提案
はいずれも荷台に水平でかつトラックの進行方向に直交
して取り付けられた軸の回りに回動自在に枢支されてい
る支持部材に対して適宜の緊締手段を使用してトラック
の側部のあおり板を固定することによって前記した欠点
を解消していた。第5図は上記した■の提案の概略を示
した斜視図である。同図においてトラック1の荷台2に
は側部あおり板3が蝶番4によって蝶着され、また後部
あおり板5が蝶番6によって蝶着されている。荷台の後
端部の両側には、軸7が水平でかつトラックの進行方向
に直交して設けられており、支持部材8がこの軸の回り
に回動可能なように枢支されている。この支持部材の端
部と、側部あおり板3の後端部との間には緊締手段9が
設けられており両者を着脱可能なように固定している。
上記したその他の提案にあっても、緊締手段を簡略化し
て原価の低減を計るとか、緊締手段の外部に対する突出
部を避けて荷役の便宜を計るなどの考慮が払われてはい
るが、基本的な構造はこの図示したものと余り異なって
はいない。
以上説明した従来の提案では、その支持部材はいずれも
その支持構造から、トラックの進行方向に対して前後方
向に回動自在であるので、側部あおり板に対しては支持
が可能であるが、後部あおり板に対しては支持が不可能
であり、後部あおり板は側部あおり板との間に適宜の緊
締手段を設けることによって支持されている。したがっ
て次のような欠点を免れることは出来なかった。
■ 両側の側部あおり板を開放し、後部あおり板を閉止
状態にしておくことは出来ない。
■ 一方の側部あおり板を開放し、他方の側部あおり板
と後部あおり板とを閉止状態にしたときには、後部あお
り板の開放端部は不安定な状態となる。
■ 側部あおり板を開放するには、荷台前部の緊締手段
を解除し、後部あおり板との緊締手段を解除するのに加
えて、支持部材と側部あおり板との緊締手段も解除しな
ければならず手間がかかる。側部あおり扱を開放状態か
ら閉止状態にするのも同様に手間がかかる。
(3−31発明が解決しようとする問題点本発明はトラ
ックの側部あおり板と、後部あおり板とを支持するトラ
ックのあおり板の後部支持装置の以上述べた従来の欠点
を解消し、2枚の側部あおり板と1枚の後部あおり板の
どの1枚または2枚も自由に開閉でき、しかも開放した
ときに他のあおり板が閉止状態で、しっかりと保持され
ており、操作が簡単であり手間の掛からないようなトラ
ックのあおり板の後部支持装置を提供しようとするもの
である。
(3−41問題点を解決するための手段およびそのイ乍
用 本発明はトラックの荷台の後端部の両側に設置され、ト
ラックの側部あおり板と後部あおり板とを支持するトラ
ックのあおり板の後部支持装置を次の(al〜(c)の
要素から構成することによって前記した問題点を解決し
ているのである。
(a)蝶番によって、トラックの荷台に設けられた軸の
回りに回動自在に取付けられ、かつ側部あおり板および
後部あおり板に対する緊締手段を備えている後柱 (bl一端が蝶番によって、トラックの荷台に設けられ
た軸の回りに回動自在に取り付けられ、他端には前記後
柱の外側面に当接する当接面を備えたストッパー (c)トラックの荷台と前記ストッパーとの間に設けら
れた緊締装置 このようにすれば、側部あおり板も後部あおり板も独自
の緊締手段によって後柱に緊締されており、また後柱は
緊締装置とストッパーとによって荷台にしっかりと固定
されているから、2枚の側部あおり板と1枚の後部あお
り板のどの1枚または2枚も自由に開閉でき、しかも開
放したときに他のあおり板が閉止状態で、しっかりと保
持されている。またあおり板の開閉に際してはあおり板
の両端の緊締手段を操作すれば良く、余計の手間は必要
としない。また後柱は荷台に取り付けられた軸の回りに
回動できるので、大きな貨物の荷役に際しては後柱も倒
して荷台上に何の障害物もないようにすることも出来る
後柱とストッパーとの間に適宜の緊締手段を設ければ、
後柱と荷台とは一層強固に固定することができる。スト
ッパーと後柱とはトラックの進行方向に対して前後方向
に回動することも左右方向に回動するようにすることも
可能である。この場合前記したように荷台上に何の障害
物もないようにしようとするときは、ストッパーと後柱
とは前後方向に回動出来る場合は後部あおり板と、左右
方向に回動出来る場合は側部あおり板と一緒に開閉する
ようにすれば余計な手数を掛けなくてすむ。
前記した荷台とストッパーとの間に設けられた緊締装置
としては、握り部を有するハンドル、U金具、スプリン
グなどから成るエビ型ロックがきわめて有効に使用でき
る。
また荷役のさいの作業員の安全をはかり、荷物の損傷を
防ぐためには後柱の上後方には大きなR部を設けること
が望ましい。
(3−51実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明に係るトラックのあおり板の後部支持装
置を例示した正面図、第2図はその一部断面を含む側面
図(ハツチングは省略しである)である。両図において
トラックの荷台の後端部の両側にはトラックの後柱11
が、その一端部12において蝶番21によって荷台2に
対してその端縁に平行な軸(トラックの進行方向に対し
て平行な軸)の回りに回動自在に取付けられている。後
柱11と側あおり板3とは適宜の緊締手段13(本例の
場合は後に詳細に説明するエビ型ロックが使用されてい
るが、外の緊締手段、例えば通常のあおり板によく使用
されている止め金と止め棒によるものでも差支えない)
によって着脱可能に固定されている。また後柱11と後
部あおり板5(両図には示されていない)とは同様に緊
締手段14によって着脱可能に固定されている。
後柱11の下部付近にはストッパーとの当接面15が設
けられている。
荷台2に固着されているブラケット31には蝶番21′
によってストッパー41の一端42が荷台の端縁に平行
な軸の回りに回動自在に取付けられている。ストッパー
の他端部には前記した当接面15に対応する当接面43
が設けられている。
ブラケット31とストッパー41とは緊締装置C本例の
場合はエビ型ロック)51によって着脱可能に固定され
ている。更に後柱11とストッパー41との間には緊締
手段61が設けられている。また後柱11の上後部は比
較的大きな曲率半径Rを有するR部分16が形成されて
おり、作業員の安全と荷物の損傷防止が計られている。
第3図は例示した装置の要部を拡大して示した正面図、
第4図はその側面の断面図(ハ・ンチングは省略しであ
る)である。両図において蝶番21は荷台2および中柱
の一端12に取付けられた蝶番本体22の中にビンボル
ト23を挿通し、それを座金24、割ビン25によって
固定して成っている。ストッパー41とブラケット31
の間に装着された蝶番21′も同様な構成となっている
エビ型ロック51は一端がビン52によってストッパー
41に回動自在に枢支され、他端が握り部53Aとなっ
ているハンドル53、略U字状の板から成り、その開放
端がビン54によってハンドル53の略中央部に相互に
回動自在に枢支されているU金具55、一端がU金具の
中に係合している接続金具56、一端が接続金具の他端
にビン57によって相互に回動自在に枢支され、他端部
58Aは四角環状をなしている固定金具58、U金具の
底部と接続金具56の一端との間に圧縮状態で弾装され
ているスプリング59およびブラケット31にボルトお
よび座金によって取付けられている鉤状のフック60等
から成っており、前記した固定金具の他端の四角環58
Aとフック60とが係合するようになっている。
後柱11とストッパー41との間に設けられている緊締
手段61は後柱11に取り付けられたフック62、一端
がビン63によってストッパー41に回動自在に枢支さ
れており、他端が握り部となっているハンドル64、一
端がハンドルの中央部付近に回動自在に枢支され、他端
が係合部となっている四角環状の掛は金65とから成っ
ている。ハンドル64を上に上げ、掛金65とフック6
2とを係合させてハンドルを下に下げれば後柱とストッ
パーとは固定される。
次に以上のような構成のトラックのあおり板の後部支持
装置の開閉操作について説明する。先ず第1図、第2図
に示すような側部あおり板および後部あおり板が全閉の
状態から出発する。この際エビ型ロックの固定金具58
とフック60とは第3図、第4図に示すような状態で互
いに係合している。この状態から側部あおり板を全開に
するには緊締手段13および側部あおり板と荷台前部と
の緊締手段を解除すれば良い。もう一方の側の側部あお
り板も同然である。また後部あおり板を全開にするには
、その両端の緊締手段14を解除すれば良い。いずれの
場合においても、後柱11は緊締装置51、緊締手段6
1の作用によって、荷台にしっかりと固定されているか
ら、側部あおり板と後部あおり板のいずれの1枚または
2枚を開放しても閉止されている他のあおり板はしっか
りと荷台に固定されて動揺したりするおそれはない。開
放したあおり板を閉止するには前記の逆の手順によれば
良い。
大きな荷物を扱う必要から荷台の上部に何も障害物を残
さずにあおり板を開放するには、先ず前記した手順によ
って、後部あおり板を開放した後、左右の側部あおり板
の荷台前部の緊締手段と、ストッパー41と荷台との間
の緊締装置51を解除して側部あおり板と、ストッパー
41、後柱11を一緒に開放すれば良い。緊締装置51
を解除するには、先ずハンドルの握り部53Aを手前に
引くとハンドル53はビン52を中心に回動し、U金具
55は第4図における左方に倒れながら上に動き、固定
金具58はU金具に押し上げられて固定金具58とフッ
ク60との係合が外れて緊締装置は解除される。
この場合にも開放したあおり板を閉止するには開放の場
合と逆の手順によれば良い。
以上述べた実施例においては、後柱とストッパーとの間
には緊締手段61が設けられており、荷台に対して後柱
を強固に固定しているが、場合によっては緊締手段61
はなくても、後柱の下面と荷台の上面との当接および後
柱とストッパーとの当接によって、その固定を十分に強
固にすることができ、その場合でも本発明は有効に実施
できる。また以上述べた実施例では後柱およびストッパ
ーはいずれも荷台の側縁に平行な軸の回りに回動可能な
ようにとりつけられていたが、荷台の後端縁に平行な軸
の回りに回動可能に取り付けても良く、この場合でも本
発明は有効に実施できる。
更に上記の実施例ではその緊締装置としてエビ型ロック
を使用していたがこれも他の緊締方法を用いることが可
能である。また上記の実施例ではエビ型ロックはそのハ
ンドルがストッパーに枢支され、フックが荷台のブラケ
ットに固定されていたが、ハンドルがブラケットに枢支
され、フックがストッパーに固定されるようにしても良
い。
(3−61発明の効果 本発明はトラックのあおり板の後部支持装置を後柱、ス
トッパー、ストッパーと荷台とを固定する緊締装置など
から構成することによって、次に示すような優れた効果
を奏するものである。
■ 三方開き等のあおり板を使用した場合に、どの1枚
ないし2枚を開放した場合でも他の閉止したあおり板を
しっかりと荷台に固定することができる。
■ 荷台の上部に何も障害物がないようにあおり板を開
放することができる。
■ 上記の■、■のいずれの場合も簡単な操作で行なう
ことができる。
■ 構造が簡単で低コストかが可能である。
■ 各部の強度を大きく取ることができるので大型のト
ラック用に適している。
■ ストッパーと荷台とを固定するエビ型ロックはハン
ドルを人為的な力で荷台の外方に操作しない限り外れな
いので、障害物などによって誤動作を起こす心配はなく
安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るトラックのあおり板の後部支持装
置を例示した正面図、第2図はその一部断面を含む側面
図、第3図その要部を拡大して示した正面図、第4図は
その側面の断面図、第5図は従来提示されているあおり
板の支持装置の一例を示した図である。 l・・・トラック   2・・・荷台 3−・・側部あおり板 4・・・蝶番 5・・−後部あおり板 6・・・蝶番 7・・・軸      8・−・支持部材9・・・緊締
手段 11・・・後柱    12・・・一端部13・・・緊
締手段  14・・・緊締手段15・・・当接面   
16・・・8部分21・・・蝶番    21′・−蝶
番22・・・本体    23・・・ビンボルト24−
・・座金    25・・・割ビン31・・・ブラケッ
ト 41・・・ストッパー 42・・・一端43・・・当接
面 51・・・緊締装置(エビ型ロック) 52・・・ビン    53・・・ハンドル53A・−
握り部   54・・・ビン55・・・U金具   5
6・・・接続金具57・・・ビン    58・・・固
定金具58A・・他端部   59・・・スプリング6
0・・・フック 61・・・緊締手段  62・・・フック63・・・ビ
ン    64・・・ハンドル65・・−掛金 特開平1〜172076 (7)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の(a)〜(c)の要素から構成され、トラッ
    クの荷台の後端部の両側に設置され、トラックの側部あ
    おり板と後部あおり板とを支持するトラックのあおり板
    の後部支持装置。 (a)蝶番によって、トラックの荷台に設けられた軸の
    回りに回動自在に取付けられ、かつ側部あおり板および
    後部あおり板に対する緊締手段を備えている後柱 (b)一端が蝶番によって、トラックの荷台に設けられ
    た軸の回りに回動自在に取り付けられ、他端には前記後
    柱の外側面に当接する当接面を備えたストッパー (c)トラックの荷台と前記ストッパーとの間に設けら
    れた緊締装置
  2. (2)前記後柱と前記ストッパーとの間に緊締手段が設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のトラックのあおり板の後部支持装置。
  3. (3)前記後柱の回動に対する中心軸と、前記ストッパ
    ーの回動に対する中心軸が共にトラックの進行方向に平
    行に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載のトラックのあおり板の後部支
    持装置。
  4. (4)前記後柱の回動に対する中心軸と、前記ストッパ
    ーの回動に対する中心軸が共にトラックの進行方向に直
    交しかつ水平に設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項に記載のトラックのあおり
    板の後部支持装置。
  5. (5)前記緊締装置は一端が前記ストッパーに枢支され
    他端が握り部となっているハンドルと、略U字状の板か
    らなりその開放端が前記ハンドルの中央部付近に枢支さ
    れているU金具と、一端が前記U金具と係合している接
    続金具と、一端が前記接続金具の他端に枢支されている
    固定金具と、前記U金具の底部と前記接続金具の一端と
    の間に弾装されているスプリングと、トラックの荷台に
    固定され、前記固定金具と係合するフックとから構成さ
    れているエビ型ロックであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかの一に記載のトラ
    ックのあおり板の後部支持装置。
  6. (6)前記緊締装置は一端がトラックの荷台に枢支され
    他端が握り部となっているハンドルと、略U字状の板か
    ら成りその開放端が前記ハンドルの中央部付近に枢支さ
    れているU金具と、一端が前記U金具と係合している接
    続金具と、一端が前記接続金具の他端に枢支されている
    固定金具と、前記U金具の底部と前記接続金具の一端と
    の間に弾装されているスプリングと、前記ストッパーの
    中央部付近に設けられ、前記固定金具と係合するフック
    とから構成されるエビ型ロックであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの一に記
    載のトラックのあおり板の後部支持装置。
  7. (7)前記後柱の上後方の稜線部分には所定の曲率半径
    のR部が形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項ないし第6項のいずれかの一に記載のトラック
    のあおり板の後部支持装置。
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