JPH08282549A - トラックの貨物室側板等の接続用ファスナー装置 - Google Patents
トラックの貨物室側板等の接続用ファスナー装置Info
- Publication number
- JPH08282549A JPH08282549A JP11515595A JP11515595A JPH08282549A JP H08282549 A JPH08282549 A JP H08282549A JP 11515595 A JP11515595 A JP 11515595A JP 11515595 A JP11515595 A JP 11515595A JP H08282549 A JPH08282549 A JP H08282549A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- horizontal pivot
- side plate
- side board
- connecting lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 他物体の引っ掛かり等の事故の危険性がな
く、側板を組立て状態に的確に保持できるトラックの貨
物室側板等の接続用ファスナー装置を提供する。 【構成】 上部側板2に設けた受金3と;下部側板1に
固着したケース4と;ケース4に摺動可能に嵌挿したラ
ッチ棒5と;基端部をロック棒5の下端部に水平枢軸1
0により枢着された連結レバー9と;上端部を連結レバ
ー9の先端部に水平枢軸11により枢着され、中間部を
ケース4に水平枢軸12により枢着されたハンドル8
と;下端部を連結レバー9に当接し、バネ6により下方
向に付勢されたプッシャー7とからなる。
く、側板を組立て状態に的確に保持できるトラックの貨
物室側板等の接続用ファスナー装置を提供する。 【構成】 上部側板2に設けた受金3と;下部側板1に
固着したケース4と;ケース4に摺動可能に嵌挿したラ
ッチ棒5と;基端部をロック棒5の下端部に水平枢軸1
0により枢着された連結レバー9と;上端部を連結レバ
ー9の先端部に水平枢軸11により枢着され、中間部を
ケース4に水平枢軸12により枢着されたハンドル8
と;下端部を連結レバー9に当接し、バネ6により下方
向に付勢されたプッシャー7とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷台の側面枠体に水平
枢軸で連結された貨物室の下部側板と、固定枠体の上部
に水平枢軸で連結された貨物室の上部側板を、所定の組
み立て状態に結合保持するのに使用されるトラックの貨
物室側板等の接続用ファスナー装置に関するものであ
る。
枢軸で連結された貨物室の下部側板と、固定枠体の上部
に水平枢軸で連結された貨物室の上部側板を、所定の組
み立て状態に結合保持するのに使用されるトラックの貨
物室側板等の接続用ファスナー装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】下部側板と上部側板が水平枢軸を中心に
開閉される従来の貨物室では、側板相互の接続用手段と
して実開昭59-82168号公報に開示されたようなファスナ
ー装置が使用されている。このファスナー装置は、基板
の軸受板部に操作ハンドルの基板部を枢軸で連結し、ロ
ックアームの先端部と受金との係合状態を保持するバネ
を操作ハンドルとロックアーム間に装備したものであ
り、基板は下部側板に固着され、受金は上部側板に固着
されている。
開閉される従来の貨物室では、側板相互の接続用手段と
して実開昭59-82168号公報に開示されたようなファスナ
ー装置が使用されている。このファスナー装置は、基板
の軸受板部に操作ハンドルの基板部を枢軸で連結し、ロ
ックアームの先端部と受金との係合状態を保持するバネ
を操作ハンドルとロックアーム間に装備したものであ
り、基板は下部側板に固着され、受金は上部側板に固着
されている。
【0003】しかしながら、このファスナー装置を用い
た側板の接続構造では、ロックアームやバネが側板の外
面に露出配置されており、また、開放時には自由状態と
なる為、歩行者等に引っ掛かるなどの事故を招く危険性
がある。
た側板の接続構造では、ロックアームやバネが側板の外
面に露出配置されており、また、開放時には自由状態と
なる為、歩行者等に引っ掛かるなどの事故を招く危険性
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、他物体の引っ掛かり等の事故の危険性がなく、側板
を所定の組み立て状態に的確に保持できるトラックの貨
物室側板の接続用ファスナー装置を提供することであ
る。
は、他物体の引っ掛かり等の事故の危険性がなく、側板
を所定の組み立て状態に的確に保持できるトラックの貨
物室側板の接続用ファスナー装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると本発明のトラックの貨物室側板
の接続用ファスナー装置では、上部側板2に受金3を設
ける。下部側板1に縦長に配置される中空のケース4内
に、上端部が受金3と係脱するラッチ棒5を上下方向に
摺動可能に収容する。連結レバー9の基端部をロック棒
5の下端部に水平枢軸10により枢着し、ハンドル8の
上端部を連結レバー9の先端部に水平枢軸11により枢
着し、ハンドル8の中間部をケース4に水平枢軸12に
より枢着する。下端部を連結レバー9に当接し、バネ6
により下方向に付勢されたプッシャー7をケース4内に
収容する。
符号を用いて説明すると本発明のトラックの貨物室側板
の接続用ファスナー装置では、上部側板2に受金3を設
ける。下部側板1に縦長に配置される中空のケース4内
に、上端部が受金3と係脱するラッチ棒5を上下方向に
摺動可能に収容する。連結レバー9の基端部をロック棒
5の下端部に水平枢軸10により枢着し、ハンドル8の
上端部を連結レバー9の先端部に水平枢軸11により枢
着し、ハンドル8の中間部をケース4に水平枢軸12に
より枢着する。下端部を連結レバー9に当接し、バネ6
により下方向に付勢されたプッシャー7をケース4内に
収容する。
【0006】
【作用】このファスナー装置では、デットポイント機構
を採用しており、閉鎖操作においては、水平枢軸12を
中心にバネ6に抗してハンドル8を引き下げ回転させ
る。すると、連結レバー9により連動されたラッチ棒5
が上昇する。さらに回転させると、ラッチ棒5の上端部
が受金3と係合し、水平枢軸10,12を結ぶデットポ
イントを水平枢軸11が越えると、バネ6は安定方向に
作用する。
を採用しており、閉鎖操作においては、水平枢軸12を
中心にバネ6に抗してハンドル8を引き下げ回転させ
る。すると、連結レバー9により連動されたラッチ棒5
が上昇する。さらに回転させると、ラッチ棒5の上端部
が受金3と係合し、水平枢軸10,12を結ぶデットポ
イントを水平枢軸11が越えると、バネ6は安定方向に
作用する。
【0007】
【実施例】図示の実施例では、プッシャー7の上端部に
は溝が切られており、その溝にケース4に固定したピン
13を嵌め、プッシャー7を摺動案内している。また、
バネ6の上端部はピン13に、下端部はプッシャー7の
下端部に当接しており、圧縮された状態で嵌め込まれて
いる。
は溝が切られており、その溝にケース4に固定したピン
13を嵌め、プッシャー7を摺動案内している。また、
バネ6の上端部はピン13に、下端部はプッシャー7の
下端部に当接しており、圧縮された状態で嵌め込まれて
いる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明のトラックの貨物室
側板の接続用ファスナー装置では、上部側板2に受金3
を設け、下部側板1に縦長に配置される中空のケース4
内に、上端部が受金3と係脱するラッチ棒5を上下方向
に摺動可能に収容し、連結レバー9の基端部をロック棒
5の下端部に水平枢軸10により枢着し、ハンドル8の
上端部を連結レバー9の先端部に水平枢軸11により枢
着し、ハンドル8の中間部をケース4に水平枢軸12に
より枢着し、下端部を連結レバー9に当接しバネ6によ
り下方向に付勢されたプッシャー7をケース4内に収容
することにより、バネ等が露出せずすっきりとした外観
であり、引っ掛かり等による事故の危険性がない。
側板の接続用ファスナー装置では、上部側板2に受金3
を設け、下部側板1に縦長に配置される中空のケース4
内に、上端部が受金3と係脱するラッチ棒5を上下方向
に摺動可能に収容し、連結レバー9の基端部をロック棒
5の下端部に水平枢軸10により枢着し、ハンドル8の
上端部を連結レバー9の先端部に水平枢軸11により枢
着し、ハンドル8の中間部をケース4に水平枢軸12に
より枢着し、下端部を連結レバー9に当接しバネ6によ
り下方向に付勢されたプッシャー7をケース4内に収容
することにより、バネ等が露出せずすっきりとした外観
であり、引っ掛かり等による事故の危険性がない。
【0009】さらに、従来のファスナー装置のようにフ
ックにかけたりする操作が必要なく、ハンドルを回転さ
せるだけの簡単操作であり、開放状態でもバネの力によ
り保持され、ほとんど突出しない。
ックにかけたりする操作が必要なく、ハンドルを回転さ
せるだけの簡単操作であり、開放状態でもバネの力によ
り保持され、ほとんど突出しない。
【図1】本発明の一実施例に係るトラックの貨物室側板
等の接続用ファスナー装置の正面図である。
等の接続用ファスナー装置の正面図である。
【図2】該ファスナー装置の右側面である。
【図3】該ファスナー装置の平面図である。
【図4】該ファスナー装置の縦方向断面図である。
1 下部側板 2 上部側板 3 受金 4 ケース 5 ラッチ棒 6 バネ 7 プッシャー 8 ハンドル 9 連結レバー 10 水平枢軸 11 水平枢軸 12 水平枢軸
Claims (1)
- 【請求項1】上部側板2に設けた受金3と;下部側板1
に固着したケース4と;ケース4に摺動可能に嵌挿した
ラッチ棒5と;基端部をロック棒5の下端部に水平枢軸
10により枢着された連結レバー9と;上端部を連結レ
バー9の先端部に水平枢軸11により枢着され、中間部
をケース4に水平枢軸12により枢着されたハンドル8
と;下端部を連結レバー9に当接し、バネ6により下方
向に付勢されたプッシャー7とからなるトラックの貨物
室側板等の接続用ファスナー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11515595A JPH08282549A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | トラックの貨物室側板等の接続用ファスナー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11515595A JPH08282549A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | トラックの貨物室側板等の接続用ファスナー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282549A true JPH08282549A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14655693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11515595A Pending JPH08282549A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | トラックの貨物室側板等の接続用ファスナー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08282549A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926510A (ja) * | 1982-08-03 | 1984-02-10 | Teijin Ltd | 磁界紡糸装置 |
JPH01122781A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-16 | Seiko Giken Kk | トラックの側あおり板の中間支持装置 |
JPH01172076A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-06 | Seiko Giken Kk | トラックのあおり板の後部支持装置 |
JPH0330538U (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-26 | ||
JPH0539833A (ja) * | 1991-08-01 | 1993-02-19 | Nissan Motor Co Ltd | トロイダル無段変速機 |
JPH0515193U (ja) * | 1991-05-17 | 1993-02-26 | ヤマハ株式会社 | デイスク装置 |
JPH05270450A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | Hino Shatai Kogyo Kk | ウイング車両に置ける中柱の構造 |
JPH0712226U (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-28 | 積水化学工業株式会社 | 横延伸機 |
JPH07301037A (ja) * | 1994-05-09 | 1995-11-14 | Nagata Buhin Seizo Kk | 貨物車における荷台用ロックハンドル装置 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP11515595A patent/JPH08282549A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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