JPH0540212Y2 - - Google Patents

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JPH0540212Y2
JPH0540212Y2 JP20428685U JP20428685U JPH0540212Y2 JP H0540212 Y2 JPH0540212 Y2 JP H0540212Y2 JP 20428685 U JP20428685 U JP 20428685U JP 20428685 U JP20428685 U JP 20428685U JP H0540212 Y2 JPH0540212 Y2 JP H0540212Y2
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shoji
bell crank
latch
stile
opening
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 この考案は外開き又は内開き窓、辷り出し窓等
揺動窓の引寄せ装置に関する。
「従来の技術」 従来の揺動窓には第5図、第6図に示す米国特
許明細書第2674452号に開示されている辷り出し
窓等がある。図において開閉装置の本体30に枢
支されるハンドル32の軸に設けたウオーム29
は本体30に枢着された互にかみ合う一対のギヤ
27の何れか一つとかみ合つている。本体30は
開口枠10の中桟10αに固定されている。開口
枠10の竪枠には辷り出し装置13を介して辷り
出し障子11が装置されている。辷り出し障子1
1の下框に自在継手で連結されたアーム19,1
9は前記本体30内のギヤ27,27に夫々剛結
されている。ハンドル32を回転するとウオーム
29は一つのギヤ27を回転させ、ギヤ27,2
7は互に逆方向に回転しアーム19,19は互に
反対方向に回動して、障子11の下端を内外部方
向に移動して障子11を開閉する。
「考案が解決しようとする問題点」 このような辷り出し窓では障子11の下部と窓
枠との間はアーム19,19を内部側へ回動する
ため強く引寄せられるが辷り出し窓の上部では辷
り出し装置13のリンク機構によつてのみ引き寄
せられている。このため障子11に負荷が加わる
と開口枠10と障子11の上部では隙間ができて
しまう。
このような点を解決する手段としては別に窓上
部に手操作による引寄せ具を備えてもよいが障子
の開閉の度に引寄せ具を操作しなければならず面
倒である。
この考案は上記従来の揺動窓の問題点に着目し
て、開き障子を閉めた場合に障子の閉止につれて
自動的に引寄せが行われ、障子の開放につれて自
動的に引寄せが解除される引寄せ装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
「問題点を解決するための手段」 この考案は、障子と該障子を収納する開口枠と
からなる揺動窓において、該障子の竪框にはその
長手方向に間隔を置いて当金と受金とが固定され
ており、該竪框と相対応する開口枠の竪枠には、
該竪框の当金と相対応する位置に常時障子の解放
側にばね力が付勢されたベルクランクと該竪框の
受金と相対応位置にフツク状の先端部を備えた掛
金がそれぞれ竪枠に固定された軸に回転可能に枢
着されており、該ベルクランクと掛金とは両者間
に配されたリンクにそれぞれ枢着されており、該
障子の開閉時、該ベルクランクの回転によつて該
掛金は該リンクを介して回転し、そのフツク状の
先端部を前記受金に係脱可能としたことを特徴と
する揺動窓の引寄せ装置である。
「作用」 障子を開く動作により、当金はベルクランクの
当接端から離れる方向に移動し、ベルクランクは
付勢されたばね力により当接端が障子の開く側に
回転(時計回り方向)する。該ベルクランクの回
転により、該ベルクランクにピンにより枢着され
たリンクは下方に移動し、該リンクにピンにより
枢着された掛金を回転(時計回り方向)させ、該
掛金を受金から解放する。
障子を閉める際は、上記と逆にベルクランクは
障子の下框に固定された当金との当接により、付
勢されたばね力に抗して押圧されて回転(反時計
回り方向)する。該ベルクランクの回転により、
該ベルクランクにピンにより枢着されたリンクは
上方に移動し、該リンクにピンにより枢着された
掛金を回転(反時計回り方向)させ、該掛金を受
金に係合させて障子は引寄せられる。
「実施例」 以下、図面により、この考案の実施例について
説明する。第1図は辷り出し窓の内外部方向の縦
断面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第2
図の右側面図であり、第4図は引寄せ装置の分解
斜視図である。
図に示される窓形式は辷り出し窓であるが辷り
出し装置及び開閉装置は図示されない。開閉装置
は例えば従来例の第5図、第6図に示す如くであ
る。
辷り出し障子(以下単に障子という)11の竪
框12の側面の開き端側には当金5が固定され、
開き端と反対端の辷り出し端には受金3が固定さ
れている。当金5はL型をしており、該当金の一
辺は竪框12に小ねじで止められており、他辺は
側方へ突出して作動片5aとなつている。受金3
は見付方向の円筒形突起3aを備えている。
該障子11の竪框12と同じ側の開口枠の竪枠
10bの内周には水平断面がL形のベース7の一
辺が固定されており、固定された水平断面がL形
のベース7には見付方向に突出固定されたピン8
を介してベルクランク6が回転可能に枢着されて
いる。ベルクランク6の下端は一端がベース7に
係止され、他端がベルクランク6の下端に係止さ
れた見込方向に配された圧縮ばね9により常時障
子の開放側に附勢されている。ベルクランク6の
他端にはピン14により竪枠10bに沿つて配さ
れたリンク4の一端が枢着され、リンク4の他端
はピン15により掛金1の後端に枢着されてい
る。掛金1の中間は竪枠10bに固定されたスタ
ンド2に植設された見付方向の軸2bに回転可能
に枢着されている。
当金5の作動片5aは障子11を閉める手前の
位置でベルクランク6の下端と当接するようにな
つており、受金3の突起3aは障子11を閉めた
位置で掛金1と係合する如くなつている。
掛金1はその先端が受金の突起3aに掛けられ
た状態で上下方向の面の締り部1b、締り部1b
よりも先端側に導入部1aを斜めに設けたフツク
状である。
つぎに、上述した構成からなる引寄せ装置の作
用について述べる。
第1図乃至第3図は閉まつた状態の揺動窓を示
している。
〔障子を解放する場合〕
開閉装置により障子11を開けると、開き端と
なる障子下框は外方に移動する。辷り出し窓の形
式により、障子11の上框側は直ちに下方に辷る
か障子下端が微小量回転してから解放されるかの
違いはあるが、障子下框の外方への移動により、
該障子下框に固定された当金5も外方へ移動する
から、該当金5の作動片5aはベルクランク6と
の当接を解除しようとする。
該ベルクランク6は圧縮ばね9により外方(障
子の解放方向)へばね力が付勢されているので、
該当金5との当接が解除されることによりピン8
回回りに回転(時計回り方向)し、その回転限度
位置まで該作動片5aに追従する。
該ベルクランク6の回転により、該ベルクラン
ク6にピン14により枢着されたリンク4は下方
に移動する。該リンク4の下方への移動により、
該リンク4の上端にピン15により枢着された掛
金1は軸2b回りにその先端が上昇する方向(時
計回り方向)に回転せしめられ、該掛金1は受金
3の突起3aから、まずその締り部1bが離れ
る。
さらに、障子11を開くと、掛金1の導入部1
aが受金3の突起3aに摺接しながら回転し、そ
の後障子上部の引寄せは解放され、さらに掛金1
の導入部1a端は受金3の突起3aよりも上方
で、かつ掛金1が受金3の突起3aの内部側に移
動するまで回転する。
かかる動作は、圧縮ばね9の伸長によるベルク
ランク6の回転限度内において行われる。
つづいて、ベルクランク6の回転限度におい
て、当金5の作動片5aはベルクランク6から離
れる。この後、障子11をさらに開くと、障子1
1の開き始めにおいて上述したように、掛金1と
受金3により障子11の框を内部側へ変位して開
口枠10に囲繞して配したパツキン16を主に圧
縮していた引寄せ状態は障子11を単に開くこと
によつて解除される。
〔障子を閉める場合〕
解放した障子11を閉めると、該障子下框に固
定された当金5の作動片5aはベルクランク6と
当接し、該ベルクランク6は圧縮ばね9のばね力
に抗してピン8回りに回転(反時計回り方向)す
る。
該ベルクランク6の回転により、該ベルクラン
ク6にピン14により枢着されたリンク4は上方
に移動し、該リンク4の上端にピン15により枢
着された掛金1の後端を押し上げるとともに掛金
1は軸2b回りに回転し、その先端が外斜め下方
の外方に向かう。
この時点では、障子11の上框及び竪框の上部
はパツキン16をわずかに変形させて弾圧してい
る。
ついで、開閉装置により障子11の下方を引く
動作により、掛金1の導入部1aが受金3の突起
3aの外斜め上に当接するととに掛金1の導入部
1aが受金3の突起3a上を摺動し、内部側に移
動する突起3aにより障子11の上部が引寄せら
れ、開口枠の上部側のパツキン16を圧すると同
時に障子11の下部を内部側へ引寄せるので、開
口枠10の下部側のパツキン16を圧して引寄せ
が行われる。
実施例は障子の竪框に当金と受金を固定し、開
口枠にベルクランク、掛金、リンクを備えた構成
について説明したが、これらの関係は開口枠に当
金と受金を固定し、竪框にベルクランク、掛金、
リンクを備えた構成とすることができることは勿
論で、本考案に含まれるものである。
〔考案の効果〕
この考案は、障子と該障子を収納する開口枠と
からなる揺動窓において、該障子の竪框にはその
長手方向に間隔を置いて当金と受金とが固定され
ており、該竪框と相対応する開口枠の竪枠には、
該竪框の当金と相対応する位置に常時障子の解放
側にばね力が付勢されたベルクランクと該竪框の
受金と相対応位置にフツク状の先端部を備えた掛
金がそれぞれ竪枠に固定された軸に回転可能に枢
着されており、該ベルクランクと掛金とは両者間
に配されたリンクにそれぞれ枢着されており、該
障子の開閉時、該ベルクランクの回転によつて該
掛金は該リンクを介して回転し、そのフツク状の
先端部を前記受金に係脱可能としたことを特徴と
する揺動窓の引寄せ装置としたから、障子の開き
端と反対端を内部側へ引寄せることができるの
で、障子と開口枠との間に隙間を生じることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図の正面図、第4
図は分解斜視図、第5図は従来例の斜視図、第6
図は開閉装置の平面図である。 1……掛金、1a……導入部、1b……締り
部、2……スタンド、2b……軸、3……受金、
3a……突起、4……リンク、5……当金、5a
……作動片、6……ベルクランク、7……ベー
ス、8……ピン、9……圧縮ばね、10……開口
枠、10b……竪枠、10α……中桟、11……
辷り出し障子、12……竪框、13……辷り出し
装置、14,15……ピン、16……パツキン、
19……アーム、27……ギヤ、29……ウオー
ムギヤ、30……本体、32……ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 障子と該障子を収納する開口枠とからなる揺動
    窓において、該障子の竪框にはその長手方向に間
    隔を置いて当金と受金とが固定されており、該竪
    框と相対応する開口枠の竪枠には、該竪框の当金
    と相対応する位置に常時障子の解放側にばね力が
    付勢されたベルクランクと該竪框の受金と相対応
    位置にフツク状の先端部を備えた掛金がそれぞれ
    竪枠に固定された軸に回転可能に枢着されてお
    り、該ベルクランクと掛金とは両者間に配された
    リンクにそれぞれ枢着されており、該障子の開閉
    時、該ベルクランクの回転によつて該掛金は該リ
    ンクを介して回転し、そのフツク状の先端部を前
    記受金に係脱可能としたことを特徴とする揺動窓
    の引寄せ装置。
JP20428685U 1985-12-28 1985-12-28 Expired - Lifetime JPH0540212Y2 (ja)

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JPH0540212Y2 true JPH0540212Y2 (ja) 1993-10-13

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