JPH01168347A - 3,3,3―トリフルオロプロペン―1の製造法,それに用いられる触媒組成物及びその触媒の製造法 - Google Patents

3,3,3―トリフルオロプロペン―1の製造法,それに用いられる触媒組成物及びその触媒の製造法

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JPH01168347A
JPH01168347A JP63282627A JP28262788A JPH01168347A JP H01168347 A JPH01168347 A JP H01168347A JP 63282627 A JP63282627 A JP 63282627A JP 28262788 A JP28262788 A JP 28262788A JP H01168347 A JPH01168347 A JP H01168347A
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tetrahalopropane
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マイケル ドワイト メドー
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/22Halogenating
    • B01J37/26Fluorinating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/06Halogens; Compounds thereof
    • B01J27/08Halides
    • B01J27/12Fluorides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1.1.1.3−テトラハロプロパンと無水
弗化水素との反応による3 、 3 、3−トリフルオ
ロプロペン−1の製造に関する。より詳しくは、本発明
は、当業界でこれまで知られているよりも単純で改良さ
れた触媒が使用される、3゜3.3−)リフルオロプロ
ペン−1の製造法に関する。
3.3.3−トリフルオロプロペン−1(TFP)は、
商業上の原料として有意な価値を有する化学的中間体で
ある。TFPの商業上の価値の第1の例は、フルオロシ
リコーン中間体、及びフルオロシリコーン流体及びフル
オロシリコーンゴムのような最終生成物の製造における
その使用である。Pierceなど、、Industr
ial and En 1neerin旦恒リリm工5
2す1960年9月)、783〜784ページは、TF
Pにより開始する、フルオロシリコーン物質に使用され
るフルオロアルキル置換性ポリジオルガノシロキサン中
間体の製造法を概説する。
弗素化剤としてHFを用いての1.1,1.3−テトラ
クロロプロパンからTFPの製造法は、少なくとも2段
階工程を存し、ここで弗素化反応の他に、プロパンのプ
ロペンへの脱ハロゲン化水素反応が、起こるにちがいな
い。従って、塩素化された炭化水素の弗素化への技術の
拡張は、一般的に不適切であるかも知れない。
水の不在下で弗化アルミニウム及び遷移金属化合物(該
化合物は、無水弗化水素との接触により遷移金属弗化物
に転換される)を機械的に混合することにより製造され
る3、3.3−トリフルオロプロペン−1の製造のため
の触媒は、当業界においてどこにも示されず又は提案さ
れていない。
本発明の目的は、1,1.1.3−テトラハロプロパン
と無水弗化水素(HF)との気相反応から3.3.3−
)リフルオロプロペン−1(TFP)の製造のためのよ
り効果的な触媒を提供することである。さらに本発明の
目的は、そのような改良された触媒の調製のためのより
簡単でより安価な製造方法を提供することである。
本発明は、弗化アルミニウムと遷移金属化合物との単純
な機械的混合及び無水HFによるその混合物の処理が、
この化学的ルートを通してのTFPの製造に関して、こ
れまで当業界において知られている触媒よりもより効果
的な触媒を生成するという発見に基すかれる。続く発見
は、本発明がその製造の間、約500℃以上の温度に暴
露されていない弗化アルミニウム材料により単に効果的
であることである。本発明者は、水和弗化アルミニウム
に起因する弗化アルミニウム材料を使用することがまた
好ましいことを示唆する。下記の例に示されるように、
弗化アルミニウムのみ又は遷移金属化合物、たとえば鉄
塩化物のみは、本発明のTFP製造方法のための触媒と
して効果的でない。
TFPの製造における従来技術のほとんどは、“湿”式
法又は水性法を通しての弗素化触媒の製造を論する。そ
のような方法においては、弗化アルミニウム又はアルミ
ナが、所望する金属化合物の水溶液により飽和される。
アルミナ又は金属化合物の弗化物含有材への転換は、通
常、加熱及びHFの存在によりもたらされる。HF、及
び特に水性HFのひじょうに腐蝕性性質のために、ひじ
ょうに高価な耐蝕装置及び特殊化された工程が必要とさ
れる。従って、本発明は、その工程をひじょうに単純化
し、そして製造費用を有意に減じる。
クロム材は、ハロゲン化されたプロパンからのTFPの
製造のための触媒への添加金属として当業界に知られて
いる。より広い範囲の金属化合物が利用され得ることが
本発明において見出された。
さらに、安価な金属化合物、たとえば鉄化合物の使用に
より、TFP製造の経済性がさらに改良される。
本発明によれば、無水弗化水素(HF)とハロゲン化プ
ロパンとの反応からの3.3.3−トリフルオロプロペ
ン−1(TFP)の製造のための改良された触媒の製造
方法が提供され、そしてこの詳細は下記に示されるであ
ろう。従って、記載される方法は、触媒を製造するため
の方法であり、該方法は: (A)約500°C以下の温度で調製された弗化アルミ
ニウムを供給し; (B)コバルト、クロム、鉄、マンガン、ニッケル、チ
タン及びバナジウムの化合物から成る群から選択された
遷移金属化合物と共に水なしで前記弗化アルミニウムを
機械的に混合し;そして(C)前記遷移金属化合物を遷
移金属弗化物に転換するために、前記弗化アルミニウム
と遷移金属化合物との機械的混合物と十分な気体性無水
弗化水素とを接触せしめることを含んで成る。
弗化アルミニウムは、加工された材料、たとえば約50
0℃以下の温度で乾燥された材料であるべきである。こ
れ以上の温度では、弗化アルミニウムの物理的形態及び
化学的形態が変化し、改良された触媒の有益性に損害を
与える。好ましくは、弗化アルミニウムは、約400℃
又はそれ以下の温度で加工された方が良い。その弗化ア
ルミニウムは、無水弗化アルミニウムである。好ましく
は、出発弗化アルミニウムは、水を除去するための工程
の間、その加工温度が400℃を越えないことを確保す
るために水和弗化アルミニウムであるべきである。上記
例として、TFPの製造における触媒の有効性と触媒表
面積との間の明確な関係が例示される。発明者は、触媒
表面積は、弗化アルミニウム表面積の直接的な結果であ
り、そしてその表面積は温度の関数であることを提示す
る。発明者が提示する市販の無水弗化アルミニウムは、
1000°C以上の温度で焼成され、TFPの製造のた
めの触媒として低表面積及び良好でない効能を有する触
媒をもたらされる。
本発明に関して、用語“遷移金属”とは、元素の周期表
の第4周期の遷移金属を意味する。その遷移金属化合物
は、コバルト、クロム、鉄、マンガン、ニッケル、チタ
ン及びバナジウムの化合物から成る群から選択される。
好ましくは、その遷移金属化合物は、コバルト、クロム
、鉄及びニッケルの化合物から成る群から選択される。
より好ましくは、その遷移金属化合物は、鉄化合物であ
る。好ましくは、その鉄化合物は、鉄の塩化物又は鉄の
酸化物である。
水和弗化アルミニウムが使用される場合、水の除去は、
約400’C以下の温度で行なわれるべきである。弗化
アルミニウムの水和水は、遷移金属化合物との機械的混
合の前、除去され得る。、水和水は、遷移金属化合物と
の機械的混合の後又は無水弗化水素とその機械的混合物
との接触の間、除去され得る。
弗化アルミニウム及び遷移金属化合物の水なしての機械
的混合は、乾燥固体混合のための既知手段、たとえば機
械的撹拌ミキサー、タンブラ−1流動層ミキサー及びミ
ルによりもたらされ得る。
弗化アルミニウム及び遷移金属化合物の混合物は、遷移
金属化合物のすべてを遷移金属弗化物に実質的に転換す
るために十分な量の無水II Fと接触されるべきであ
る。“十分な量゛′の無水HFとは、遷移金属化合物を
遷移金属弗化物に転換するのに必要とされるHFの理論
的過剰量よりも7倍、たとえば10倍の過剰量である。
その機械的混合物と過剰量のHFとの接触は、たとえば
約1時間よりも長い期間にわたって行なわれるべきであ
る。
弗化アルミニウム及び金属化合物の機械的混合物は、好
ましくは無水HFの存在下で少なくとも150°Cの温
度に加熱されるべきである。弗化アルミニウム及び遷移
金属化合物の混合物と無水HFとの接触は、従来の気体
/固体装置、たとえば撹拌ブレンダー、流動層ミキサー
及び同様のものにより別々の工程段階としてもたらされ
得る。その接触装置は、加熱及び冷却のための手段を有
すべきである。さらに、その接触装置は、乾燥及びHF
による固体の処理において発生する流出水及びHFを処
理するための手段を有すべきである。
その弗化アルミニウム及び金属化合物の混合物はまた、
TFPの製造のための反応器中でHFと接触せしめられ
得る。
本発明によれば、無水弗化水素(HF)とハロゲン化プ
ロパンとの反応から3.3.3−トリフルオロプロペン
−1(TFP)を製造するための改良された触媒もまた
提供される(この触媒の詳細は、下記に示される)、従
って、記載されているものは、上記方法に従って製造さ
れた触媒組成物である。
本発明の触媒は、弗化アルミニウムと固体遷移金属化合
物との機械的混合物である。それ自体は、水又は水性H
Fを必要としない、弗化アルミニウム及び遷移金属化合
物は、前記に示される。
遷移金属化合物は、その遷移金属化合物中の遷移金属の
含有量が触媒重量の約1%よりも高いような量で触媒組
成物中に存在すべきである。好ましくは、遷移金属含有
量は、触媒重量の約1〜9重量%の範囲で存在すべきで
ある。触媒の遷移金属台を量のための限界は、1.1,
1.3−テトラハロプロパンのTFPへの最大の転換、
再生が必要である前の最大の反応サイクル時間、及び最
大の触媒寿命の間にバランスが存在するような範囲であ
る。
最後に、本発明によれば、本明細書に示された条件下で
本発明の触媒を用いて3 、3 、3−)リフルオロプ
ロペン−1を製造するための方法が提供される。従って
、記載されている方法は、3゜3 、3−)リフルオロ
プロペン−1の製造のための方法であり、該方法とは: (A)下記式: %式%( 〔式中、それぞれのXは、塩素原子及び臭素原子から成
る群から独立して選択される〕で表わされる1、1.1
.3−テトラハロプロパン及び該1゜1.1.3−テト
ラハロプロパンに対して理論的過剰量の無水弗化水素を
、触媒を含む反応器に供給し、ここで前記触媒が、 (i)約500℃以下の温度で1製された弗化アルミニ
ウム;及び (ii)コバルト、クロム、鉄、マンガン、ニッケル、
チタン及びバナジウムの化合物から成る群から選択され
た遷移金属化合物(該化合物は、弗化アルミニウムと共
に水なしで機械的に混合され、そして該弗化アルミニウ
ムと遷移金属化合物との混合物が、十分な気体性無水弗
化水素により処理され、前記金属化合物が金属弗化物に
転換される)を含んで成り: (B)約200℃以上の温度で前記触媒の存在下で前記
1.1,1.3−テトラハロプロパンと前記無水弗化水
素とを接触せしめ; (C)前記1.1,1.3−テトラハロプロパンと無水
弗化水素との反応をもたらし;そして(D)前記(C)
からの混合物から3 、3 、3−トリフルオロプロペ
ン−1を回収することを含んで成る。
本発明の触媒との接触における高温での蒸気相における
無水HFと1.1,1.3−テトラハロプロパンとの反
応は、少なくとも2段階工程であり、ここでそのテトラ
ハロプロパンが脱ハロゲン化水素化され、プロペンが形
成され、そして残るハロゲン基、すなわち塩素又は臭素
が弗素化され、3 、3 、3−)リフルオロプロペン
−1が得られる。ハロゲン化水素、すなわち塩化水素又
は臭化水素のいづれかが、その反応の副産物である。わ
ずかな部分のテトラハロプロパンが触媒表面上に付着す
る炭素物質へと分解される。
1.1,1.3−テトラハロプロパンは、たとえば1,
1,1.3−テトラクロロプロパン、1゜1.1.3−
テトラブロモプロパン、1−ブロモ−1,1,3−)ジ
クロロプロパン、1,1−ジブロモ−1,3−ジクロロ
プロパン、1.1.1−トリブロモ−3−クロロプロパ
ン及び1.クロロ−1,1,3−トリブロモプロパンで
あり得る。
好ましいテトラハロプロパンは、1,1,1.3−テト
ラクロロプロパンである。
TFPを製造するための、1,1,1.3−テトラハロ
プロパンに対する無水HFの理論量は、テトラハロプロ
パン1モル当りHF3モルである。
約100%以上のHFの理論的過剰量、すなわちテトラ
ハロプロパン1モル当りHF6モルが、テトラハロプロ
パンのTFPへの転換を最大にし、そして触媒の再生及
び触媒活性の保持を促進するために好ましい。より好ま
しい理論的過剰量は、約100〜300%の範囲、すな
わちテトラハロプロパン1モル当りHF6〜18モルの
範囲である。より低い理論的過剰量が使用され得る;し
かしながら、触媒上に付着し、そしてその機能を妨害す
る炭素物質へのテトラハロプロパンのより高い分解が生
じる。より高い理論的過剰量は、テトラハロプロパンの
過度の希釈及び低められた生産速変をもたらす。
触媒の説明は、前記に示される。
1.1.1.3−テトラハロプロパン及びHFは約20
0℃以上の温度で触媒の存在下で接触せしめられ、そし
て反応せしめられるべきである。好ましくは、その接触
及び反応温度は、約250°C〜350°Cの範囲であ
るべきである。これらの温度限界は、TFPへのテトラ
ハロプロパンの最大の転換のための十分な反応性とテト
ラハロプロパンの分解からの炭素物質による触媒の障害
との間のバランスとして表わされる。より低い温度及び
より高い温度が使用され得る;しかしながら、本発明の
有益性は減じられる。
1.1,1.3−テトラハロプロパン及びHFが約20
0°C以上の温度で触媒と接触せしめられる期間は、約
0.1秒以上であるべきである。より好ましくは、その
接触時間は、約1〜10秒の範囲であるべきである。こ
れは、90%以上のテトラハロプロパンのTFPへの所
望する転換が維持される接触時間の範囲である。さらに
、10秒以上の接触時間は、テトラハロプロパンの分解
及び触媒の機能の障害を高める。
触媒の存在下でのテトラハロプロパン及び11 Fの接
触及びTFPを形成するための反応の実施は、既知の気
体一固体反応器構成体、たとえば流動層反応器、撹拌層
反応器、振動層反応器又は混合層反応器で行なわれ得る
。その反応器は、反応器システムを加熱し、そして冷却
するための手段を備えられるべきである。加熱及び冷却
のための従来の手段は、反応器を取り巻くジャケット又
は触媒層内の加熱交換器を通して流れる液体又はガスで
ある。その反応システムはまた、副生成物であるハロゲ
ン化水素の処理のための手段も備えられるべきである。
ハロゲン化水素処理は、得られた酸を中和するための手
段と共に結合された、水スクラバーのような従来の手段
であり得る。
3.3.’3−)リフルオロプロペン−1は、周囲温度
で気体である。従って、TFPの回収は、従来の熱交換
による気体の冷却、その冷却された気体の圧縮、及び液
体ガスとしてTFPを心線するためのその圧縮された気
体の冷却から成る工程の既知手段によりもたらされ得る
高温でのHFと1.1.1.3−テトラクロロプロパン
との蒸気相反応は、炭素物質の付着による触媒の欠陥を
もたらす。商業的に実行可能である触媒のためには、炭
素は二酸化炭素としてその炭素を除去するために、約4
00°Cの温度で空気又は酸素により定期的に処理され
るべきである。触媒表面の再生のためには、さらに (E)反応器への1.1,1.3−テトラハロプロパン
及び無水弗化水素の供給を定期的に中断し;(F)触媒
上の炭素付着物の酸化をもたらし、二酸化炭素として該
炭素を排除するために、約400°Cの温度で前記反応
器及び触媒を通して酸素含有性流れを通し;そして (G)(A)から(D)を再び続けることを含んで成る
工程を必要とする。この発熱性酸化反応が400℃以上
の温度にならないように注意が払われるべきである。高
い温度は、触媒の有効性を低める。酸素含有性流れの流
動性又は再生温度の段階的上昇の調整は、究極的な再生
温度を調整するための手段の例である。
3.3.3−)リフルオロプロペン−1の製造における
触媒の有効性の測定は、再生が必要である前、反応器シ
ステムが操作され得る時間の長さである。本発明におい
ては、11〜15時間までの長期の反応サイクル時間が
示された。この実施は、下記の例に示されるように既知
の弗素化触媒に関しては、2〜6時間の長期反応サイク
ルに匹敵され得る。
反応システムは、触媒を再生するための及び付着された
炭素物質を除去するためのシステムを備えられるべきで
ある。そのシステムは、触媒層に必要な空気又は他の酸
素含有性流れを供給するための従来の流動性調節システ
ムを含むべきである。
その手段として、触媒層に供給される再生ガスを予熱す
ることが必要である。温度調節は、触媒層を400°C
以上の温度に加熱しないように提供されるべきである。
触媒層から発生する再生ガス中の二酸化炭素含有量を制
御するための手段は、再生が完結された時間を決定する
ために提供され得る。
当業者が本発明をより理解するために、次の例が示され
る。これらの例は、例示的であって、制限するものでは
ない。
、LL:(本発明の範囲内でない) 1.1.1.3−テトラクロロプロパン(TCP)の蒸
気相弗素化を研究するための装置を、組立てた。その装
置は、(1)気体弗化水素(HF)及びTCP蒸気の一
定した流れを付与することができる供給システム;(2
)300°C〜400°Cの温度でHFに対して耐性の
ニッケル製撹拌反応器;及び(3)反応器の流出液を連
続的にサンプリングし、そして制御するためのガスクロ
マトグラフィー(GC)分析器から構成された。HF供
給システムは、圧力下でHFガスを供給するために加熱
されたキャビネット中にHFシリンダーを含んだ。加圧
されたHFガスは、従来の流れ制御手段により供給され
、そして制御された。TCP供給システムは、従来の容
量形ポンプ及び液体TCPを蒸気に転換するための気化
器から構成された。
TCP蒸気及びHFガスは、反応器中入る前、予熱を加
えられた。反応器は、固体、すなわち粒状物質を混合す
ることができる従来の撹拌反応器であった。その反応器
は、電気的に加熱され、そして反応器内の所望する温度
を維持するために従来の温度調節装置を備えた。反応器
の流出ガスは、その流出ガスから微量の触媒を除去する
ためにフィルターを通された。背圧バルブが、ガスクロ
マトグラフィー分析器を通して蒸気サンプルを通過せし
めるために十分な圧力を維持するためのガスベントライ
ンに使用された。
典型的な触媒評価実験においては、約300gの触媒を
反応器に充填した。その触媒及び反応器を、窒素パージ
下で400°Cに加熱した。窒素パージは約30分間、
続けられた。次に、ガスHFを用いて、窒素の代わりに
反応器をパージした。次にその反応器を、所望する反応
温度に冷却した。HF供給を安定化し、そして次にTC
Pポンプを所望する流速で開始せしめた。
供給は、GC分析器により決定される場合、所望する3
、3.3−トリフルオロプロペン−1(TFP)のTC
Pへの転換が90%以下に落ちるまで続けられた。TC
P供給を止め、そしてHF供給をさらに15〜20分間
続け、そして次に止めた。窒素パージを始め、そして反
応器の温度を350°Cに高めた。窒素パージを止め、
そして次に空気を反応器中に導入し、触媒表面上に付着
した炭素物質を酸化した。350°Cで1時間維持した
後、反応器の温度を400°Cに上げるために加熱した
空気の流れを、400°Cで4〜6時間続けた。この点
で、弗素化−再生サイクルは完結した。
触媒の評価のための基準を確立するために、1959年
11月11日に公開されたイギリス特許節823.51
9号に記載された触媒に類似する弗素化触媒を用いてT
FPを製造した。この触媒は、塩化コバルトの水溶液に
よりアルミナを飽和することによって調製された。この
湿潤混合物をHFにより飽和した。次にこの混合物を、
HF雰囲気中で加熱することによって乾燥せしめた。
この評価においては、上記で調製された触媒300gを
反応器中に充填した。反応温度は250°Cであった。
この触媒は、3.2重量%のコバルト含有率を有した。
TCP供給速度を76.7 g /時に調節し;そして
HF供給を70.2 g /時に調節し、HF/TCP
は8.4 / 1モルの割合であった。上記から、約7
秒の触媒の層中での滞留時間が計算される。4回の連続
した反応/再生サイクルを行なった。この一連の実験は
、サンプルAとして表示される。それぞれの反応サイク
ルは、TFPへのTCPの転換がGC分析に従って90
%以下に落ちるまで、続けられた。第1表は、90%以
下に落ちるまでのそれぞれの反応サイクルについての時
間の長さの一覧である。第1表のサイクル数は“′サイ
クル′°と表示され、そして90%以下に落ちる時間(
時)は、“時間”として表示される。
A        1      6.524.3 34.0 42.6 上記結果は、TCPと無水HFとの蒸気相反応からのT
FPの製造のための既知触媒の効能を示す。
flて 例1の装置及び方法を用いていくつかの一連の実験を行
ない、TFPを形成するためにTCPの弗素化のための
触媒としての弗化アルミニウム及び種々の遷移金属の塩
化物の機械的混合物を評価した。
弗化アルミニウムを、水酸化アルミニウムと水性HFと
の反応により製造した。テフロンOビーカー中において
、水性HF(水中において47〜52重量%)400 
gを、水1600ayj!により希釈した。そのHF溶
液を、磁気撹拌バーにより撹拌し、そして60゛Cに加
熱した。そのHF溶液に、水酸化アルミニウム200g
をゆっくりと添加した。その水酸化アルミニウムは、6
0°Cで反応体の温度を維持するために、ゆっくりと添
加された。その水酸化アルミニウムは溶解され、透明な
溶液を生成した。
その溶液を60°Cで一晩加熱した。この間、結晶物質
が形成された。固形物が、その水性物質をデカントし1
.そして次にフィルター紙上で乾燥せしめることにより
単離された。次にその固形物を真空オープン中において
100℃で4時間、乾燥せしめた。次に、その固形物を
空気循環オーブン中において400℃で一晩、乾燥せし
めた。X線回折によるその固形物の分析は、かなり小さ
な微結晶サイズのα−弗化アルミニウムの存在を示した
。この製造に使用される水酸化アルミニウム及びHFは
、市販されている材料である。
弗化アルミニウムと金属塩化物との混合物を、ボトル中
でそれらの2種の粉末を単純にトライブレンドする(振
盪する)ことにより製造した。多くの場合、金属塩は粗
大で且つ固まりであり、そして乳ばち及び乳棒を用いて
その固形物を粉砕した。これらの実験においては、弗化
アルミニウムに添加される遷移金属の塩化物の量は、触
媒中の遷移金属(すなわち、コバルト、クロム、銅、ニ
ッケル又は鉄)の含有率が3.2重量%であるように調
節された。弗化アルミニウム及び遷移金属化合物の機械
的混合物を反応器中に充填し、そして250°Cに加熱
した。HFを、加熱された触媒を通して約1時間通過せ
しめた。触媒層の温度を400°Cに上げ、そしてHF
供給をさらに約1時間続けた。次に、触媒を窒素パージ
下で250℃に冷却した。
例1と類似する反応温度及び供給条件が使用された。第
2表は、それぞれサンプルB、C,D。
E及びFと表示されるこれらの実験の一覧である。
第2表は、例1に使用されたのと同じ表示を用いる。さ
らに、、第2表は、弗化アルミニウムとの機械的混合物
に使用される遷移金属化合物を同定し;遷移金属の塩化
物を“化合物″として表示する。
B     CoC1,10゜1 26.0 36.8 46.5 CCrCh      1     0.125.0 35.1 45.0 D       CuC1t        1   
    0.12       2.8 32.0 41.2 E       NiC1z        1   
     028.2 3       4.8 43.8 F       FeCl3       1    
  34.52       12.5” 3       11.0婁 4       11.0” a:HF/TCPのモル比÷6/1 上記結果は、TFPの蒸気相製造のための触媒としての
弗化アルミニウム及び金属化合物の機械的混合物の効能
を示す。
1:(本発明の範囲内でない) 例1の装置及び方法を用いて、2種の一連の実験を行な
い、TFPを形成するためにTCPの弗素化のための触
媒として、それぞれ弗化アルミニウム及び塩化鉄を評価
した。
使用される弗化アルミニウムは、例2で評価したものと
同じである。塩化鉄(FeCi s)は、市販されてい
る試薬である。
例1におけるのと同じ温度及び供給条件を用いた。第3
表は、それぞれサンプルG及びHと表示されるこれらの
実験の一覧である。第3表は、例1に使用されたのと同
じ表示を使用する。さらに、第3表は使用される触媒を
同定し;その触媒を“触媒′°として表示する。
G     AfF、     1     032.
0 HFeC1x    1     0.5上記結果は、
TFPの製造のために触媒として別々に使用される、弗
化アルミニウム又は金属塩化物の良好でない効能を示す
班↓: (本発明の範囲内でない) いくつかの一連の実験を行ない、フラックスとして市販
され、そしてアルミニウム産業界で使用されている無水
弗化アルミニウムの使用を評価した。例1の装置及び方
法を用いて、TFPを形成するためにTCPの弗素化の
ための触媒としての無水弗化アルミニウムを単独で又は
金属化合物との機械的混合物として評価した。これらの
市販の無水弗化アルミニウムサンプルは、1000°C
以上の温度で乾燥された焼成材料のように見えた。
例1におけるのと類似する温度及び供給条件を用いた。
第4表は、それぞれサンプルJ、に、L及びMと表示さ
れるこれらの実験の一覧である。
第4表は、前記例に使用されたのと同じ表示を使用する
。さらに、第4表は無水弗化アルミニウムの源を同定し
、そしてこれを“′源”として表示する。
】−」L−表 J   Kaiser  ナシ    102    
 0.1 30.5 K    Kaiser   COCl2     1
      0.120.1 30.1 L    Kaiser   FeCl3     1
      0.12     0.4 31.0 M     Alcan    CoC1z     
 1       0上記結果は、水を除去するために
高温で処理された弗化アルミニウムの良好でない効能を
示す。
班1 2種の一連の実験を行ない、鉄化合物との機械的混合物
における市販の水和弗化アルミニウムの使用を評価した
。評価される水和弗化アルミニウムは、Amerjca
n HoechsL、an Amerfcan dts
tributorfor Re1del de Hoe
n of Germanyから購入された三水和物であ
った。例1の装置及び方法が使用された。
2種の触媒サンプルを調製し;そしてそれぞれサンプル
N及びPと表示する。サンプルNは、水和弗化アルミニ
ウムとFeC1xとをまず機械的に混合することによっ
て製造された。次に、その混合物を、180°Cで3日
間、オープン中で乾燥せしめた。次に、その混合物を弗
素化反応器中に充填し、ここで温度は、HFガスのパー
ジ下で約5時間にわたって150°Cから400°Cに
高められた。次に、その触媒混合物を窒素パージ下で4
00℃で4時間維持した。
サンプルPは、弗化アルミニウム三水和物及び酸化鉄(
Fezes)の機械的混合物であった。Fe、0゜は、
Mapico Rede (Columbian Ch
e+wicals、Tulsa。
Oklahoma)の商標名で購入された。その混合物
を弗素化反応器中に充填し、そして窒素によりパージし
た。反応器の温度を、6時間にわたって180°Cから
400°Cに上げた。次に、その反応器の温度を250
°Cにセットし、そしてHFを数時間、その混合物上に
通し、FezO1をPeF、に転換した。
サンプルM及びPの両者においては、鉄含有率は約3重
量%であった。
例1に類似する温度及び供給条件が使用された。
第5表は、これらの2種の実験の一覧である。第5表は
、前記例に使用されるのと同じ表示を使用する。
N         1      13.52   
   12.5 3      13.2 p         i       15.52  
    12.8 3      14.0 4       7.8’ 5      12.0 6      13.8 b:反応温度= 200’C。
上記結果は、鉄の酸化物及び鉄の塩化物がTFPの製造
のための触媒としての弗化アルミニウムとの機械的混合
物として等しく作用することを示す。
±工 前記例で使用された触媒のサンプルを、既知分析技法に
より表面積及び気孔体積について分析した。上記方法か
ら分析されるサンプルは、サンプルA、B、F、K及び
Nであった。第6表は、その得られた分析結果の一覧で
ある。第6表でMS、 A、 ”として表示されている
表面積は、1g当りの平方メーター(rrf/g)とし
て表わされる。“P、 V、”として第6表で表示され
る気孔体積は、Ig当りの立方センチメーター(cc/
 g )として表わされる。
1−」L−表 A           23         0.
028          42         0
.04F           49        
 0.07K            4      
     −N          57      
   0.02前記例の結果への表面積測定の結果の適
用は、より広い表面積を有する触媒(すなわち弗化アル
ミニウム)は、TFPの製造のための触媒としてより有
利に作用することを示す。
一連の実験を行ない、本発明の触媒に対する種々の鉄添
加物の影響力を評価した。例1の装置及び方法が使用さ
れた。
使用される弗化アルミニウムは、例2で調製されたもの
と類似するものであった。使用される鉄化合物は、塩化
第二鉄及び酸化第二鉄であった。
合計触媒の約1〜10重量%の鉄含有率を有する、弗化
アルミニウムの機械的混合物を調製した。
それぞれサンプルQ、R,S及びTと表示される4種の
一連の実験を行なった。第7表は、これらの一連の実験
の一覧である。例2の第2表に使用される表示が用いら
れる。さらに触媒中の鉄含有率は、重量%であり、そし
て第7表において“″wt%パとして表示される。
Q     FeC1z   9.6    1   
 5.9’2   3.1e 3    3.2c 4   11.5 5   11、O RFeC156,4110,Oc 2   11.0’ 3   14.0 4   10.4 S      FezO13,218,1212,5 39,5 43,0 T      FezOz   1.5     1 
   6.22    10.5 34.8 c、:HF/TCPの比=6/1゜ 上記結果は、TFP反応に対する触媒中の鉄含有率の影
響力を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、触媒を製造するための方法であって、 (A)約500℃以下の温度で調製された弗化アルミニ
    ウムを供給し; (B)コバルト、クロム、鉄、マンガン、ニッケル、チ
    タン及びバナジウムの化合物から成る群から選択された
    遷移金属化合物と共に水なしで前記弗化アルミニウムを
    機械的に混合し; そして(C)前記遷移金属化合物を遷移金属弗化物に転
    換するために、前記弗化アルミニウムと遷移金属化合物
    との機械的混合物と十分な気体性無水弗化水素とを接触
    せしめることを含んで成る方法。 2、請求項1記載の方法に従って製造された触媒組成物
    。 3、3,3,3−トリフルオロプロペン−1の製造方法
    であって、 (A)下記式: X_3CCH_2CH_2X 〔式中、それぞれのXは、塩素原子及び臭素原子から成
    る群から独立して選択される〕で表わされる1,1,1
    ,3−テトラハロプロパン及び該1,1,1,3−テト
    ラハロプロパンに対して理論的過剰量の無水弗化水素を
    、触媒を含む反応器に供給し、ここで前記触媒が、 (i)約500℃以下の温度で調製された弗化アルミニ
    ウム;及び (ii)コバルト、クロム、鉄、マンガン、ニッケル、
    チタン及びバナジウムから成る群から選択された遷移金
    属化合物(該化合物は、弗化アルミニウムと共に水なし
    で機械的に混合され、そして該弗化アルミニウムと遷移
    金属化合物との混合物が、十分な気体性無水弗化水素に
    より処理され、前記金属化合物が金属弗化物に転換され
    る)を含んで成り; (B)約200℃以上の温度で前記触媒の存在下で前記
    1,1,1,3−テトラハロプロパンと前記無水弗化水
    素とを接触せしめ; (C)前記1,1,1,3−テトラハロプロパンと無水
    弗化水素との反応をもたらし;そして(D)前記(C)
    からの混合物から3,3,3−トリフルオロプロペン−
    1を回収することを含んで成る方法。 4、(E)前記反応器への1,1,1,3−テトラハロ
    プロパンと無水弗化水素との供給を定期的に中断し; (F)触媒上の炭素付着物の酸化をもたらし、二酸化炭
    素として該炭素を排除するために、約400℃の温度で
    前記反応器及び触媒を通して酸素含有性流れを通し;そ
    して (G)(A)から(D)を再び続けることを含んで成る
    請求項3記載の方法。
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