JPH01164634A - 移動車輌の座席支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、移動車輛の座席支持装置に関する。

従来の技術 従来は、移動車輛の座席支持装置は、ばね材によって重
体側に支持させる下辺部から座席を支持する上辺部へ湾
曲形成する座席支持脚によって構成された座席支持装置
であった。

発明が解決しようとする問題点 例えば、トラクタでは、操縦者が操縦席に搭乗して操作
を行なうことによって、このトラクタが進行しこのトラ
クタ後部に装着した作業機に応じた作業が行なわれるが
、該操縦席はばね材によって湾曲形成した座席支持脚の
上辺部に座席を装着し、下辺部を機体に装着した構成で
あるため、この操縦席を回動させることができなかった
り、又該座席支持脚の該湾曲部で小振動が抜けないこと
があり、このため座り心地が悪くなることがあった。

問題点を解決するための手段。

この発明は、ばね材によって車体（１）側に支持させる
下辺部（２）から座席（３）を支持する上辺部（４）へ
湾曲（５）形成する座席支持脚（６）に、この湾曲（５
）部の内周部（７）に沿って弾性ロール（８）を設け、
この弾性ロール（８）と該座席（３）前端間を、支持ア
ーム（２４）で支持したことを特徴とする移動車輛の座
席支持装置の構成とする。

発明の作用 前記の如くトラクタでは、操縦者が操縦席の座席（３）
に搭乗して操作を行なうことによって、このトラクタは
進行しこのトラクタ後部に装着した作業機が回転駆動し
て、この作業機に応じた作業が行なわれる。

該座席（３）に操縦者が座ったときには、この座席の前
方部に掛る小荷重は座席支持脚（６）の内周部（７）に
設けた弾性ロール（８）が受け、大荷重はこの座席支持
脚（６）が受ける。又該座席（３）を回動させるときは
、背凭れ部を前方へ押すと該弾性ロール（８）の軸芯を
回動中心として、この座席（３）は前方へ回動する。

発明の効果 この発明は、座席支持脚（６）の内周部（７）にりｉ性
ロール（８）を設け、この弾性ロール（８）で座席（３
）の前部を支持した構成としたことにより、この座席（
３）は前方部へ回動させることができるし、又該座席（
３）前方部に掛る小荷重は、支持アーム（２４）を介し
て該弾性ロール（８）に作用し、該座席支持脚（６）に
関係なく、該弾性ロール（８）を押し引きすることによ
り小荷重を消し去るから、この座席（３）への座り心地
が良好となり快適なトラクタの操作ができる。

実施例 なお、回倒において、トラクタ（９）は車体フレーム（
１０）下側の左右両側には前輪（１１）を軸装し、上側
にはエンジン（１２）を設け、このエンジン（１２）の
後側には伝動機構を内装した伝動ケース（１３）を設け
、この伝動ケース（１３）後側には伝動機構を内装した
走行伝動ケース（１４）を設け、この走行伝動ケース（
１４）の左右両側には後輪（２９）を軸装した構成であ
り、該車体フレーム（１０）上側で該エンジン（１２）
を覆う状態にポンネッ）　（１５）を設け、このボンネ
ット（１５）後方部には操作ハンドル（１６）を設けた
構成である。

該走行伝動ケース（１４）上側には支持枠（２６）を設
け、この支持枠（２６）上側には操縦席を設け、この操
縦席はばね材によって車体（１）側の該支持枠（２６）
に支持させる下辺部（２）から座席（３）を支持する上
辺部（４）へ湾曲（５）形成する座席支持脚（６）と該
座席（３）とよりなる構成であり、この座席支持脚（６
）の該下辺部（２）には各長孔（１７）、（１８）を設
け、該長孔（１７）部にはピン（１８）を設け、このピ
ン（１９）で該支持枠（２６）と該座席支持脚（６）と
を接合させる構成であり、又該長孔（１８）部には締付
ポルト（２０）を設け、この締付ポル）　（２０）で該
座席支持脚（６）を該支持枠（２６）へ固着する構成で
あり、又この締付ポル）　（２０）を弛めることにより
、該座席支持脚（６）を前後移動調節可能な構成である
。

該座席支持脚（６）の該上辺部（４）の後端部には挿入
孔（２１）を設け、この挿入孔（２１）へ該座席（３）
下部の底板（２２）に設けた支持ピン（２３）を嵌入さ
せ、この底板（２２）の凸部（３０）の下面部と該上辺
部（４）の上面部とは接合させた構成であり、該座席支
持脚（６）の該湾曲（５）部の内周部（７）には、該座
席（３）の該底板（２２）前端部に設けた口字状の支持
アーム（２４）で軸（２５）を支持させ、この軸（２５
）に回動自在に設けた各弾性ロール（８）を嵌合させた
構成としている。

そして、この構成により、該座席（３）前端部に荷重が
作用した場合、荷重は、単に該支持アーム（２４）を下
方へ押し下げるか、又は、上方へ引き上げる方向に作用
するだけであり、該弾性ロール（８）が該軸（２５）に
より、上下方向に変形するだけで荷重を吸収する。

この時、該支持アーム（２４）上部の、該座席（３）の
該底板（２２）取付は部と、該座席支持脚（６）の該湾
曲（５）部分上部との間には十分な上下空間口を必要と
する。

次に、該座席（３）を前方へ回動したい場合は、該座席
（３）の背凭れ部を前方へ押すと、該軸（２５）を回動
中心としてこの座席（３）は前方へ回動する構成であり
、該支持アーム（２４）の下面部と該上辺部（４）の上
面部との間には所定の隙間（イ）を設けた構成である。

前記走行伝動ケース（１４）後側には連結装２１（２７
）で支持したロータリ装置（２８）を設けた構成である
。

トラクタ（９）作業は、操縦者が操縦席の座席（３）に
搭乗して操作ハンドル（１６）等を操作することによっ
て行なわれ、走行はエンジン（１２）の回転により前輪
（１１）及び後輪（２９）の回転駆動によって、このト
ラクタ（９）は進行し１例えば、本機の場合はロータリ
装置（２８）を所定位置まで下降させて、このロータリ
装置（２８）の回転駆動によって土壌面が耕耘される。

該座席（３）を回動させるときには、この座席（３）の
背凭れ部を前方へ押すと１弾性ロール（８）を受ける軸
（２５）を回動中心として、この座席（３）は前方へ回
動する。

前記座席（３）が回動することにより、前記トラクタ（
９）の点検及び修理等が容易である。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は一部
断面せる拡大側面図、第２図は一部断面せる拡大正面図
、第３図はトラクタの全体側面図である。 図中、符号（１）は車体、（２）は下辺部、（３）は座
席、（４）は上辺部、（５）は湾曲、（６）は座席支持
脚、（７）は内周部、（８）は弾性ロール、　　（２４
）は支持アームを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ばね材によって車体（１）側に支持させる下辺部（２）
   から座席（３）を支持する上辺部（４）へ湾曲（５）形
   成する座席支持脚（６）に、この湾曲（５）部の内周部
   （７）に沿って弾性ロール（８）を設け、この弾性ロー
   ル（８）と該座席（３）前端間を、支持アーム（２４）
   で支持したことを特徴とする移動車輛の座席支持装置。