JPH01163779A - 印刷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶シャッタアレイ又はＬＥＤアレイを用い
て、印刷情報を感光体表面に光潜像として蓄積し、この
潜像に粉状発色体を付着させ、これを印刷媒体に転写さ
せて印刷を行う電子写真式プリンタの制御方式に関する
。

〔従来の技術〕

近年、各種情報処理システムにおいて取り扱われるデー
タは、多種多様化が進んでおり、ドツト密度の異なる情
報を組みあわせ、処理する要求も生じている。例えば、
従来の処理装置で作成した２４０ｄｐｉの文字データと
、ファクシミリ装【ｒり得られた４００ｄｐｉの画像デ
ータを組み合わせて出力する様な場合である。本例の様
な、異種ドツト密度の混在するデータを、液晶シャッタ
アレイを用いた液晶プリンタにて印刷し、出力を得る手
段として、特開昭６２−６０３５６号公報に記載の様に
、異なるドツト密度で配列された液晶シャッタアレイを
複数組用意し、必要に応じて、機械的切替え手段により
所望のドツト密度を持つ液晶シャッタアレイを光源に対
応する位置に移動させて、感光体に所望のドツト密度の
光潜像を作成する方法がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術を用いて第５図に示される様な、２４０ｄ
ｐｉの画像データ２０と、３００ｄｐｉ（７）画像デー
タ２１が、同一ラスク上に混在する画像データを印刷す
る場合に生ずる問題点について述べる。

第６図は、第５図に示される２４０ｄｐｉ画像データ２
０と３００ｄｐｉ画像データ２１の境界部分２２を拡大
したものである。第４図は特開昭６２−６０３５６に示
される従来技術を表わす。第４図及び、第６図を用いて
、上記従来技術の問題点を述べる。

上記従来技術を用いて、第６図に示される様な光潜像を
ドラム１３に作る場合には、まず。

２４０ｄｐｉのドツト密度を持つ液晶シャッタアレイ１
１１を用いて、２４０ｄｐｉの画像データの第０ラスタ
データａ０゜〜ａｎｎまでの光潜像を作る。

その次に、３００ｄｐｉの画像データの第０ラスタデー
タａ０゜〜ｔ）ａｌｌの光潜像を作る為に、シャッタ位
置制御装置１１により、３００ｄｐｉのドツト密度を持
つ液晶シャッタアレイを光源１４下に移動させる必要が
あるが、この時のシャッタ移動速度がドラムの回転速度
に比べ、十分に小さくないと、ｂｏ。〜ｂＯｎの光潜像
が、ａｏ。〜ａｏｎの光潜像に比べてドラムの回転方向
に位置ずれを起こす。本問題を解決する為には、感光ド
ラムの回転速度より、高速にシャッタアレイを動かし、
かつ、感光ドラムの回転速度と、液晶シャッタアレイの
移動速度から求まる補正値によって、液晶シャッタアレ
イの位置制御及びシャッタ駆動タイミングの制御を行う
必要がある。本方式では、シャッタアレイの移動手段に
高速性が要求され、また移動体が感光ドラムとシャッタ
アレイの２種類である為に、位置ぎめ精度を確保する為
の複雑な制御を必要とし、コスト高の原因となる。また
、本方式の他にも、感光ドラムの回転を一時的に停止す
る方法で、位置ずれを防止する方法があるが、２４０ｄ
ｐｉの光潜像と３００ｄｐｉの光潜像の密度の関係から
、２４０ｄｐｉの光潜像を５ラスク得るたびに、−度は
感光ドラムの回転を停止しなければならなくなり、印刷
速度の向上は望めない。

以上述べた様に、上記従来技術は、同一ラスク上に異種
ドツト密度が混在する画像データの印刷時において、液
晶シャッタの切替え制御方式を、単純化する事が難しく
、高速性の要求される印刷制御装置には不向きである。

上記においては、液晶シャッタアレイを用いた液晶プリ
ンタについて述べたが、同様の原理で印刷を行う形式の
ＬＥＤプリンタにおいて上記従来技術を適用した場合に
おいても同様である。

また、上記特開昭６２−６０３５６号の様な複数組の液
晶シャッタアレイを用いず、単一のドツト密度を持つ液
晶シャッタアレイを有するプリンタ装置において、前記
異種のドツト密度が混在するデータを印刷する為には、
そのプリンタ特定のドツト密度に変換する為の変換装置
を用いる必要があるが、本変換装置は、高価であり、ま
た、３００ｄｐｉのデータを２４０ｄｐｉの液晶シャッ
タアレイを有する印刷装置で印刷する時には、ある−定
のアルゴリズムで、原データの間引きを行う場合があり
、変換後のデータは、原データにくらべ、信頼性が低下
する。

本発明の目的は、同一ラスク上に異種のドツト密度が混
在する画像データにおいても、単純な制御方式を用で高
速に印刷を行う事のできる液晶シャッタアレイやＬＥＤ
アレイ等の発光アレイによって感光体に光潜像をつくる
形式の印刷制御装置を提供する事にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ドツト密度の異なる各々のＬＥＤアレイ又
は各々個別の光源を有する液晶シャッタアレイを感光体
の周辺に固定配置し、各ＬＥＤアレイの駆動開始契機又
は各液晶シャッタの駆動開始契機を感光体の回転速度と
各ＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイのドツト密度と
各々のＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイの間隔から
求まる光潜像位置補正時間によって制御し、各ＬＥＤア
レイ又は液晶シャッタアレイを各々のＬＥＤアレイ又は
液晶シャッタアレイのドツト密度と感光体の回転速度よ
り求まる駆動パルスによって独立に駆動制御を行う事に
よって達成される。

〔作　用〕

液晶シャッタアレイに個別の光源を持たせ、感光ドラム
の周辺に固定する事によって、光源を共有した時に必要
とする液晶シャッタアレイの移動及び位置制御手段を不
要とした。なお、ＬＥＤアレイは光源を内蔵した発光シ
ャッタアレイであるので、ＬＥＤアレイを移動する必要
はない。

ＬＥＤアレイ、又は液晶シャッタアレイは、被印刷デー
タのドツト密度毎に用意されているので、単一ドツト密
度のＬＥＤアレイを使用する時に必要となるドツト密度
変換装置を必要とせず、かつドツト密度変換時の、ドツ
トデータ挿板処理による原画像データの欠落を防止でき
、高品質な印刷結果を得る事ができる。

ドツト密度毎に用意された各種ＬＥＤアレイ又は液晶シ
ャッタアレイの駆動開始契機を、感光体の回転速度と、
各々のＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイの間隔と、
ドツト密度より求まる光潜像位置補正時間によって制御
する事で、感光体上に作成される各種ドツト密度の光潜
像の位置ずれ補正を、タイマ、パルスカウンタ等の安価
な電気回路によって実現する事ができる。

駆動開始契機を、上記光潜像位置補正時間によって制御
された各種ＬＥＤアレイ又は、液晶シャッタアレイは、
光潜像の位置ずれ補正がすでに行われているので、感光
体の回転速度と、各々のＬＥＤアレイ又は液晶シャッタ
アレイのドツト密度により周期の求まる駆動パルスによ
って、各々のＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイを駆
動を独立にかつ並行して行うだけでよ＜、ＬＥＤアレイ
や液晶シャッタアレイを機械的移動手段によって制御す
る時の様な複雑な制御を行う必要はない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
。

第１図は、本発明によル２４０ｄｐｉト３００ｄｐｉの
異なるドツト密度の画像データを印刷可能とするＬＥＤ
プリンタの構成図である。３００ｄｐｉのドツト密度を
持つ３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ４８１及び２４０ｄ
ｐｉのドツト密度を持つ２４０ｄｐｉＬ　ＥＤアレイ４
８２は、共に感光ドラムの同心円上に。

θの角度を持って配置されている。３００ｄｐｉロツド
レンズアレイ４９１及び２４Ｏｄｐｉロツドレンズアレ
イ４９２は、共に、各ＬＥＤから放射された光をしぼり
こみ、感光ドラムに光潜像を得る為に用いられる１本装
置を用いて、３００ｄｐｆの画像データと、２４０’ｄ
ｐｉの画像データが混在する画像データの印刷方式につ
いて以下に述べる。

対ホストインタフェース制御回路４２は、ホストコンピ
ュータ等の上位装置から送られてくる情報をシステム制
御回路４１及びドツト展開回路４３に送る。ドツト展開
回路４３は、上位装置から送られてきｔ−３００ｄｐｉ
（７）画像データを３００ｄｐｉ用ページメモリ４４１
に、２４０ｄｐｉの画像データを２４０ｄｐｉ用ページ
メモリ４４２にそれぞれドツト展開する。印刷したい１
ペ一ジ分の画像データのドツト展開が終了すると、シス
テム制御回路４１は、　３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄ　７　
Ｌ、ｔ　イ［動制御口１４５１を起動する。

３００ｄｐｉ駆動制御回路４５１では、３００ｄｐｉペ
ージメモリ４４１より３００ｄｐｉの画像データを３０
０ｄｐｉラインバツフア４６１に読み出す為の３００ｄ
ｐｉページメモリ読出しパルスＣＫＯＯ及び、３．００
ｄｐｉ、Ｌ　Ｅ　Ｄアレイを駆動する為の３００ｄｐｉ
Ｌ　Ｅ　Ｄアレイ駆動パルスＧＫＯＬが作られる。３０
０ｄｐｉページメモリ読出しパルスＣＫＯＯと、３００
ｄｐｉＬＥＤ７Ｌｚイ駆動パ／Ｌ／　スＣＫＯＩは１位
相の異なる同一周期のパルスであり。

本パルスの周期τ１は、感光ドラム４０の回転角速度（
１）　（ｒａｄ／５ｅｅ）　、感光ドラムの半径７’　
（ｉｎｃｈ）　、円周率π、によって、 の様に表される。

上記３００ｄｐｉページメモリ読出しパルスＣＫ００に
よって、３００ｄｐｉページメモリ４４１の画像データ
が３００ｄｐｉラインバツフア４７１に取り込まれる。

３００ｄｐｉＬＥＤアレイ発光制御回路４７１は、３０
０ｄｐｉラインバツフアのデータにより、３００ｄｐｉ
ＬＥＤアレイ４８１内の各ＬＥＤ素子の点灯制御信号を
作成する。３００ｄｐｉＬＥＤ駆動パルスＧＫＯＬによ
って。３００ｄｐｉ　Ｌ　Ｅ　Ｄアレイ４８１をイネー
ブル状態とし。

３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ発光制御回路４７１によ
って作成された３　００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ４８’
ｌ内の各ＬＥＤ素子点灯制御信号が、３００ｄｐｉＬ　
ＥＤアレイ４８１で有効となり、ＬＥＤが点灯する。

３００ｄｐｉロツドレンズアレイ４９１でＬＥＤの光を
しぼりこみ、感光ドラム４ｏに光潜像を作る。

上記一連の動作をくりかえして、３００ｄｐｉ画像デー
タの光潜像を感光ドラム上に得る事ができる。

システム制御回路は、３００ｄｐｉＬＥＤアレイ駆動制
御回路４５１に起動をかけた後、光潜像位置補正時間ヱ
の経過後、２４０ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆動制御回路
４５２に起動をかける。これは、３００ｄｐｉＬ　Ｅ　
Ｄアレイ駆動制御回路４５１に起動をかけた後最初に作
られたページの先頭の３００ｄｐｉ画像データの光潜像
が、感光ドラム４０の回転によって移動し、２４０ｄｐ
ｉロツドレンズアレイ４９２の焦点下にきた時に２４０
ｄｐｉの画像データの光潜像を感光ドラム上に作って上
記、光潜像位置補正時間力は、前記３００ｄｐｉＬＥＤ
アレイ駆動制御回路４５１より得られる３００ｄｐｉペ
ージメモリ読出しパルスＣＫＯＯか、もしくは３００ｄ
ｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆動パルスＣＫ０１のパルス数を
カウントする事によって得られる。３００ｄｐｉＬＥＤ
７Ｌ／イ４８］１：２４０ｄｐｉＬＥＤアレイ４８２の
間の角度θ　（ｒａｄ）　、感光ドラム４０の半径をｐ
とすると、Ｔ×θＸ３００個の上記ＣＫＯＯ又はＧＫＯ
Ｌを検出する事によって、２４ｏｄｐｊＬＥＤアレイ駆
動制御回路４５２に起動をかける契機を得る事ができる
。又、感光ドラムの角速度ω（ｒａｄ／５ｅｃ）から求
まる時間θ Ａ　＝　−（ｓｅｅ） ω をカウントする事によって上記２４０ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄ
アレイ駆動制御回路４５２に起動をかける契機を得る事
も可能である。

２４０ｃｆｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆動制御回路は起動が
かかると、２４０ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ制御パルスＣ
Ｋ１０と２４０ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆動パルスＣＫ
１１を発生する。本パルスは３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄ駆
動パルス発生回路から得られるそれと同様に、位相の異
なる同一周期のパルスであり、パルスの周期τ２は、以
下の式で得られる。

上記２４０ｄｐｉページメモリ読出しパルスＣＫ１０及
び２４０ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆動パルスＣＫ１１が
得られた後の動作は、３００ｄｐｉの場合と同じである
ので省略する。第２図は、３００ｄｐｉページメモリ読
出しパルスＣＫＯ０，３００ｄｐｉＬＥＤアレイ駆動パ
ルスＣＫＯＩ、２４０ｄｐｉページメモリ読出しパルス
ＧＫＩＯ，２４０ｄｐｉＬＥＤアレイ駆動パルスＣＫ１
１の関係を示したものである。

第６図は、上記各種制御パルスＣＫＯＯ，ＣＫ０１、Ｇ
ＫＩＯ，ＣＫＩＩよタテ１発光制御が行われた時の各Ｌ
ＥＤアレイ４８１，４８２の発光状態を、時間軸にそっ
て示したものである。

本図より、各々のＬＥＤアレイの発生状態は、他方のＬ
ＥＤプレイの発光状態に関係なく、感光体の回転速度と
、各々のＬＥＤアレイのドツト密度より求まるＬＥＤア
レイ対応に与えられた駆動パルスによって独立に制御可
能である事が理解できる。

上記実施例においては、異種ドツト密度の画像データが
混在する場合印刷制御方式について述べたが、同一のド
ツト密度を持つＬＥＤアレイを複数組用意した場合にお
いても、上記光潜像位置ずれ補正方式が適用できる事は
容易に類推可能である。

また、上記実施例においては、ＬＥＤアレイによって感
光体に光潜像を得る事で印刷を行うＬＥＤプリンタにつ
いて述べたが、個別に光源を持つ複数の液晶シャッタア
レイを用いて感光体に光潜像を得る液晶プリンタにおい
ても、本方式が適用できる事はいうまでもない。

〔発明の効果〕 本発明によれば、ドツト密度毎に個別に用意されたＬＥ
Ｄアレイ又は各々個別の光源を有する液晶シャッタアレ
イを用いて、対応するドツト密度の画像データの光潜像
をつくり、印刷を行う為、単一のドツト密度のＬＥＤア
レイ又は液晶シャッタアレイを用いて異種ドツト密度の
混在する画像データを印刷するのに必要となるドツト密
度変換装置を必要とせず、かつドツト密度変換処理時に
行われる原画像の挿板によって発生するデータの欠落を
防止する事で、安価で、かつ高品質の印刷結果を得る事
ができる。

また、液晶シャッタアレイには各々個別の光源を与え、
ＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイを機械的に固定し
、複数のＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイの駆動開
始契機を、感光体の回転速度及び各種ＬＥＤアレイ又は
液晶シャッタアレイの間隔及びドツト密度から求まる光
層像位置補正時間をパルスカウンタ、タイヤ、等の安価
な電気回路を用いて与えるだけで、感光体上に作成され
る各種ドツト密度の光潜像の位置ずれ補正を行う事がで
きるので、感光体上に作成される光潜像の位置ずれ補正
を、ＬＥＤアレイ又は液晶シャッタアレイを機械的移動
手段によって実現するよりも。

安価で、かつ保守性にすぐれ、かつ単純な制御方式で、
かつより高速化に対応可能な印刷制御装置を実現する事
ができる。

また、電気回路を用いた位置ずれ補正手段は、マイクロ
コンピュータ等を用いたプログラム制御化が容易である
ので、光層像位置補正時間の監視をプログラム的に行う
事によって同一の印刷制御装置を用いて、低速から高速
までの各種印刷装置を制御できる広範な印刷制御装置と
する事が可能となり、プログラム、回路等の流用によっ
て開発期間の短縮が図れる等の種々の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図は、第１図
に示される本発明の実施例において、各ＬＥＤアレイを
駆動する為の駆動パルスのタイムチャート、第３図は、
第２図に示される駆動パルスを用いてＬＥＤアレイを駆
動した時に、各ＬＥＤアレイに与えられる画像データの
時間推移を示した説明図、第４図は従来技術を示す説明
図、第５図は異なるドツト密度の画像データが混在する
画像データ説明図、第６図は、第５図において異なるド
ツト密度の画像データの境界部分の拡大図である。 ４５１・・・３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄ駆動制御回路。 ４５２・・・２４０ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄ駆動制御回路、Ｃ
ＫＯＯ・・・３００ｄｐｉページメモリ読出しパルス、
ＣＫｏｌ・・・３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆動パル
ス、ＣＫ１０・・・２４０ｄｐｉページメモリ読出しパ
ルス、ＣＫ１１・・・３００ｄｐｉＬ　Ｅ　Ｄアレイ駆
動パルス、刀・・・光層像位置補正時間。 ）ｌ）Ｏｄｐｔ　　ｔＥフ７１イ　　　　　　　　２＃
４ｔ　　１１ρア’Ｖｌ　　　　１１２−２Ｊρべｄフ
ィ〉八−７１４７’−４！切１＊Ｐａ％　　　　　　　
　ａｌ’１ｆ５Ｆ［Ｅｌ＃　　　４８１−−−３〃Ｑ　
ｌ−巴ｚン７ＬｙｆΔｆ／−８つθ皐口９ドレンてアレ
イ　　４りｙ−２，ｔｐＩｔｐ４０シトレンズ’ｎＡ　
　　４ｇ２・−２４σべ〜ＬεＤアレイ易２区 拓５Ｉ！ｌｌ 殆４０ 易乙圓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、感光体周囲に固定された複数組のＬＥＤ、液晶シャ
   ッタ等を用いた発光アレイによる光潜像作成手段と、各
   発光アレイによって感光体に光潜像をつくる時の各発光
   アレイの駆動制御開始契機を与える駆動開始契機作成手
   段と、発光アレイによって感光ドラム上に作成される光
   潜像の位置ずれを補正する手段を持つ事によって、各々
   の光潜像作成手段によって得られた光潜像の論理和を感
   光体上に作成し印刷する事を特徴とする印刷制御装置。