JPH01161236A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH01161236A
JPH01161236A JP31973987A JP31973987A JPH01161236A JP H01161236 A JPH01161236 A JP H01161236A JP 31973987 A JP31973987 A JP 31973987A JP 31973987 A JP31973987 A JP 31973987A JP H01161236 A JPH01161236 A JP H01161236A
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JP
Japan
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group
image
dye
layer
compounds
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Application number
JP31973987A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shibata
剛 柴田
Toshiaki Aono
俊明 青野
Kazuma Takeno
数馬 武野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH01161236A publication Critical patent/JPH01161236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/40Development by heat ; Photo-thermographic processes
    • G03C8/4013Development by heat ; Photo-thermographic processes using photothermographic silver salt systems, e.g. dry silver
    • G03C8/4046Non-photosensitive layers
    • G03C8/4066Receiving layers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー画像形成方法に関するものであり、特に
熱現像を利用したカラー画像形成方法に関するものであ
る。
(先行技術とその問題点) 熱現像感光材料はこの技術分野では公知であり熱現像感
光材料とそのプロセスについては、たとえば「写真工学
の基礎」非銀塩写真1i(1982年コロナ社発行)の
242頁〜255頁に記@されている。
熱現像でカラー画像を得る方法についても、多くの方法
が提案されている。
例えば、米国特許3,531,286号、同3゜761
.270号、同4,021,240号、ヘルギー特許第
802,519号、リサーチディスクロージャー誌(以
下RDと略称する)1975年9月31〜32頁等には
現像薬の酸化体とカプラーとの結合により色画像を形成
する方法が提案されている。
しかし、上記のカラー画像を得る熱現像感光材料は非定
着型であるため画像形成後もハロゲン化銀が残っており
、強い光にさらされたり、長期保存をすると徐々に白地
が着色してくるとν1う重大な問題が引き起こされる。
さらに、以上の諸方法では一般に現像に比較的長時間を
要し、得られた画像も商いカブリと低い画像濃度しか得
られなり・という欠点を有しでいた。
これらの欠点を改善するため、加熱により画像状に拡散
性の色素を形成または放出させ、この拡散性の色素を、
水などの溶媒によって媒染剤を有する受像材料に転写す
る方法が提案されてり)る。
(米国特許4,500,626号、同4,483,91
4号、同4,503,137号、同4,559,290
号;特開昭59−165054号等)上記の方法では、
まだ現像温度が高く、感光材料の経時安定性も充分とは
言えなり1゜そこで塩基あるいは塩基プレカーサーと微
量の水の存在下で加熱現像し、色素の転写を行わせるこ
とにより現像促進、現像温度の低下、処理の簡易化をす
る方法が特開昭59−218,443号、同61−23
8056号、欧州特許210,660A2号等に開示さ
れている。
この方法においでは、関与させる水が微量であるために
、膜中の水の存在量が不均一になり、得られる画像がし
ばしは斑点状のムラになってしまうことがあった。これ
を防ぐために水を付与する感光材料や受像材料の搬送速
度を遅くして水の供給をゆっくり行う方法、感光材料や
受像材料を十分水に浸した後で余分な水をローラー等に
よって紋りとる方法などがあるが、いずれもトータルの
処理時間が増大するという欠点を持つ。
(発明の目的) 本発明の目的はトータルの処理時間が短いカラー画像形
成方法を提供することにあり、また転写色素画像の自抜
けや斑点状のムラのない画像を短時間で得る方法を提供
することである。
(発明の構成) 本発明の目的は、支持体上に少なくとも感光性ハロゲン
化銀、バイングーおよびハロゲン化銀が銀に還元される
反応に対応または逆対応して拡散性の色素を形成または
放出する色素供与性化合物を有してなる熱現像カラー感
光材料を画像露光し、塩基および/または塩基プレカー
サー並びに微量の水の存在下で熱現像して拡散性の色素
像を受像材料に転写する画像形成方法において、前記受
像材料のバイングーの塗布量が前記熱現像カラー感光材
料のバイングーの塗布量の2倍以下であり、かつ前記受
像材料の塗布膜の膨潤速度が前記熱現フ 像カラー感光材料の塗布膜の膨潤速度の0.1−倍〜1
.5倍であることを特徴とする画像形成方法によって達
成された。
上記において、受像材料のバイングーの塗布量とは色素
固定層を有する側の塗布層全体のバイングー量をいう。
すなわち、受像材料を処理f&感光材料から剥離する場
合には、剥離された後も受像材料の色素固定層側に残る
塗布膜全体のバインダー量をいう。また剥離不要のタイ
プのものでは通常感光材料側と受像材料側の間に白色反
射層が設けられるが、この場合には白色反射層を境とし
て色素固定層が存在する側の塗布層全体をいう(白色反
射層を含める)。また感光材料の塗布膜のバインダー量
とは、感光層を有する側の塗布膜全体のバインダー量を
いう。すなわち、処理後に剥離するタイプの場合には、
剥離したとき感光材料の感光層側に残る塗布膜全体のバ
インダー量をいい、剥離不要のタイプの場合には、白色
反射層を境として感光層の存在する側の塗布層全体をい
う。
このバインダー量が本発明の規定を越えると感光材料か
らの色素の拡散や受像材料から感光材料への塩基プレカ
ーサーなどの写真用素材の拡散が遅れ処理時間が長くな
ってしまうし、得られる色素画像もカブリが高くシャー
プネスに劣るものになってしまう。本発明では特に受像
材料のバインダー量が感光材料のバイングー量の0.1
倍〜1゜0倍の範囲にあることが望ましい。
本発明において膨潤速度とは、7オトグラフイツク・サ
イエンス・エンジニアリング、j71G巻、449頁(
1972年)に記載の方法で受像材料の色素固定層側の
全体の塗布III(上記と同義)の水に対する膨潤測定
を行ったときの、一定時間に対する膜厚の増加量である
。この方法で膨潤測定を行うと膨潤膜厚の時間に対する
変化量が記録される。
本発明においては25℃の条件下で測定を行った時の測
定開始後5秒後の膨潤膜厚をもって膨潤速度を規定して
いる。
本発明ではこの受像材料の膨潤速度が感光材料の感光肩
側の全体の塗布膜(上記と同義)の膨潤速度の0.2倍
〜1.5倍、好ましくは0.3倍〜1.0倍になるよう
に設計する。受像材料の膨潤速度が上記の下限値より低
いと熱現像処理中の水の分布が受像材料側に偏り、感光
材料から受像材料への色素の転写、特に感光材料の最下
層の色素の転写が遅れる。また短時間で均一な膨潤が得
られず画像に白抜けや斑点状のムラが発生する。また受
像材料から塩基プレカーサーのような現像に必要な写真
用試薬を供給するシステムを採用している場合には、そ
の写真用試薬の拡散が遅れ現像速度が遅くなる。一方、
受像材料の膨潤速度が上記の上限値よりも大きいと受像
材料がら塩基プレカーサーのような現像に必要な写真用
試薬を供給するシステムでは写真用試薬の感光材料への
拡散が遅れ現像が遅くなる。またシャープネスが落ちる
、カブリが増加する、処FI!後の受像材料の乾燥負荷
が増加するといった欠点が生じる。
従って、本発明の上記の規定を満たすバインダー量と膨
潤速度を有する受像材料によって、白抜けやムラのない
転写色素画像を短い処理時間で得ることができる。
なお上記においでバインダーとは受像材料構成層中の媒
染剤を除く親木性ポリマー成分をいう。
受像材料の塗布膜の膨潤度を前記の範囲に調整するには
、バインダーの量を調整すること以外にバインダーの架
橋度を調整することがよく行なわれる。具体的には硬膜
剤の量の調整、あるいはバインダーに応じて硬膜剤の種
類を選択することによって膨潤度を調整できる。また、
後述する高吸水性のポリマーの添加によっても膨潤度を
調整できる。一般に高吸水性ポリマーの添加量を増すと
膨潤度が大きくなる傾向がある。更に、塗布乾燥工程で
の乾燥条件を調整する(具体的には乾燥中のウエッ)I
II面の温度を調整する)ことで膨潤度を調整すること
ができる。
感光材料と受像材料とは、同一の支持体上に形成しても
よいし、また別々の支持体上に形成することもできる。
すなわち色素固定層と、感光層とは同一の支持体上に形
成することもできるし、別々の支持体上に形成すること
もできる。たとえば、像様鼻光後均−加熱現像し、その
後、色素固定層または感光層をひきはがすことができる
。また感光層を支持体上に塗布した感光材料と、色素固
定層を支持体上に塗布した受像材料とを別々に形成させ
た場合には、感光材料に像様露光して受像材料を重ね水
の存在下で均一加熱することにより拡散性色素を色素固
定層に移し、その後両者をひきはがすことができる。
感光層と色素固定層とが別個の支持体上に形成される形
態には大別して2つあシ、一方は剥離型であり他方は剥
離不要型である。前者の剥離型の場合には画像露光後、
感光材料の感光層の塗布面と受像材料の色素固定層の塗
布面とを重ね合せ、転写画像形成後は感光材料を受像要
素から剥離する。最終画像が光反射型であるか透過型で
あるか一ター によって、色素固定層の支持体は不透明支持体か透明支
持体かを選択できる。また必要に応じて白色反射層を塗
設してもよい。この場合、剥離しやすいように感光材料
と受像材料のサイズが異っていてもよい。後者の剥離不
要型の場合には感光材料中の感光層と受像材料中の色素
固定層との間に白色反射層が介在することが必要でアシ
、この白色反射層は感光材料、受像材料のいずれに塗設
されていてもよい。色素固定層の支持体は透明支持体で
あることが必要である。
感光層と色素固定層とが同一の支持体に塗設される形態
の代表的なものは、転写画像の形成後、感光材料を受像
材料から剥離する必要のない形態である。この場合には
、透明または不透明の支持体上に感光層、色素固定層と
白色反射層とが積層される。好ましい態様として、例え
ば、透明支持体/感光層/白色反射層/色素固定層/、
透明支持体/色素固定層/白色反射層/感光層などを挙
げることができる。
感光層と色素固定層とが同一の支持体上に塗設−/ O
− される別の代表的形態には、例えば特開昭jJ−171
4tO,カナダ特許第674’、01.2号、米国特許
第3,730,7/♂号に記載されている如く、感光材
料の一部または全部を受像材料から剥離する形態があシ
、適当な位置に剥離層が塗設されているものを挙げるこ
とができる。
本発明において、色素固定層は、現像によって放出され
た拡散性の色素を固定することのできるものである。色
素の固定のた。めには、ポリマー媒染剤や特開昭!7−
7りrittr号に記述されているような色素受容性の
ポリマーを用いることができる。色素固定層は支持体の
片側のみならず両側に設けてもよい。
本発明において、色素固定層に用いることのできる色素
受容性のポリマーは、ガラス転位温度が7000以上、
2!O0C以下の耐熱性の有機高分子物質より成る。本
発明において色素供与性物質から放出された色素がポリ
マー中に入り込む機構については、明らかになっていな
い点が多い。
−膜内には、ガラス転位点以上の処理温度に於いては、
高分子鎖の熱運動が大きくなり、その結果生ずる鎖状分
子間隙に色素が入り込むことができると考えられている
。このため、ガラス転位温度がび06C以上、2jo0
C以下の有機高分子物質より成る層を色素固定層として
用いることにょシ、色素供与性物質と色素とを区分し、
色素のみが色素固定層に入り込む鮮明な画像を形成する
ことができる。
本発明に用いられる有機高分子物質の例としては以下の
ものがある。それを列挙すると、分子量、2000〜r
soooのポリスチレン、炭素数ケ以下の置換基をもつ
ポリスチレン誘導体、ポリビニルシクロヘキサン、ポリ
ジビニルベンゼン、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
カルバゾル、ポリアリルベンゼン、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルホルマールおよびポリビニルブチラール
などのポリアセタール類、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ
エチレン、ポリ三基化ぶつ化エチレン、ポリアクリロニ
トリル、ポリーN、N−ジメチルアクリルアミド、p−
シアノフェニル基、ハンタクロロフェニル基およびコ、
≠−ジクロロフェニル基をもつポリアクリレート、ポリ
アクリルクロルアクリレート、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリエチルメタクリレート、ポリプロピルメタクリ
レート、ポリインプロピルメタクリレート、ポリイソブ
チルメタクリレート、ポリターシャリ−ブチルメタクリ
レート、ポリシクロへキシルメタクリレート、ポリエチ
レングリコールジメタクリレート、ポリーコーシアノー
エチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレートな
どのポリエステル類、ポリスルホン、ビスフェノールA
ポリカーボネート、ポリカーボネート類、ポリアンヒド
ライド、ポリアミド類並びにセルロースアセテート類が
挙げられる。また、ポリマーハンドブック第コ版ジエイ
・ブランドラップ、イー・エイチ・インメルグト(J、
 Brandrup、 E、 H,Immergut)
編、John Wiley & 5ons出版に記載さ
れティるガラス転位温度≠00C以上、2よQ0C以下
の合成ポリマーも有用である。これらの高分子物質は、
単独または混合して用いられても、また複数以上を組み
合せて共重合体として用いてもよい。
これらのポリマーは、後述の写真材料に適用される支持
体を兼ねていてもよいし、支持体とは独立な層を形成し
ていてもよい。
本発明において、受像材料は、媒染剤を含む色素固定層
を持つものであることが好ましい。
上記の場合媒染剤は、通常使用される媒染剤の中から任
意に選ぶことができるが、それらの中でも特にポリマー
媒染剤が好ましい。ここでポリマー媒染剤とは、三級ア
ミン基を含むポリマー、含窒素複素環部分を有するポリ
マー、およびこれらのび級カチオン基を含むポリマー等
である。
三級アミノ基を有するビニルモノマー単位を含むホモポ
リマーやコポリマーの好ましい具体例としては以下のも
のが挙げられる。モノマー単位の数字はモルチを表わす
(以下同じ。) H3 −/4’− など。
三級イミダゾール基を有するビニル七ツマー単位を含む
ホモポリマーやコポリマーの具体例としては、米国特許
第≠、21.2.303号、同第≠。
//j 、 /24を号、同第3.7グ1.Ot1号、
特開昭to−iirr3a号、同to−ハ―り77号、
特開昭tコーコ≠l/lo+3、特開昭t2−2114
t03Aなどに記載されている媒染剤を含め、以下のも
のが挙げられる。
一/ j− 一/ を− H3 H3 H3 −l ざ− など。
四級イミダゾリウム塩を有するビニルモノマー単位を含
むホモポリマーやコポリマーの好ましい具体例としては
、英国特許筒2.θIt、10/号、同第2,023.
θグツ号、同第1.jPII。
り6/号、米国特許第!、7.2グ、、 J r J号
、同第グ、//j、/コグ号、同第≠、、273.rj
3号、同第≠、1ljO,2コ弘号、特開昭≠r −,
2132j号などに記載されている媒染剤を含め以下の
ものが挙げられる。
一/ ター CH2−CH2−OH CH3 ♂H など。
その他、四級アンモニウム塩を有するビニルモノマー単
位を含むホモポリマーやコポリマーの好ましい具体例と
しては、米国特許第3,707゜tPo号、同第j 、
I9.r、011号、同第3゜911.225号、特開
昭40−j7g36号、同6O−tO64t3号、同6
0−/コ2り弘θ号、同40−/、2.2タグλ号、同
tO−+23j/J≠号などに記載されている媒染剤を
含め以下のものが挙げられる。
2 l − 6H13 一 −− など。
その他、米国特許箱2.jψf、3611号、同第、2
.JJ’4Z、44j17号、同第3./II!、It
1号、同第3,7jt、llII号明細書等に開示され
ているビニルピリジンポリマー、およびビニルピリジニ
ウムカチオンポリマー;米国特許箱3゜J、2j 、4
F<’号、同第3 、139 、05P1.号、同第’
I、/21,131号、英国特許筒1.277.113
3号明細書等に開示されているゼラチン等と架橋可能な
ポリマー媒染剤;米国特許箱3゜りsr、225号、同
第2,7コ/、ざ52号、同第2,7りt、043号、
特開昭!≠−//j2.2g号、同311−/IA!!
2り号、同!≠−2t0.27号明細書等に開示されて
いる水性ゾル型媒染剤;米国特許箱3.ざりr、org
号明細書に開示されている水不溶性媒染剤;米国特許第
V。
/1,1,976号(%開昭!ll−/37333号)
明細書等に開示の染料と共有結合を行うことのできる反
応性媒染剤;さらに米国特許箱3,702゜tりo号、
同第3.718’ 、163号、同第3゜6172、’
112号、同第3.4#r、706号、同第3.!!7
,01.を号、同第3.27/ 、/グツ号、同第3.
コア/、/グr号、特開昭!O−7/33λ号、同!3
−3032を号、同7.2−/3!!21r号、同!3
−/、Zj号、同!3−10.2j号明細書に開示しで
ある媒染剤を挙げることが出来る。
その他、米国特許箱2.&7j、J#;号、同第1,1
12,134号明細書に記載の媒染剤も挙げることがで
きる。
本発明のポリマー媒染剤の分子量け/、000〜/ 、
000.000が適当であシ、特に/θ。
000−200.θ00が好ましい。
上記のポリマー媒染剤は通常親水性コロイドと混合され
て用いられる。
親水性コロイドとしては後述する親水性コロイド、高吸
水性ポリマーあるいはそれらの両方が使用できるが、ゼ
ラチンが最も代表的である。ポリマー媒染剤と親水性コ
ロイドの混合比、およびポリマー媒染剤の塗布量は、媒
染されるべき色素の量、ポリマー媒染剤の種類や組成、
さらに用いられる画像形成過程等に応じて、機業者が容
易に定めることができるが、媒染剤/親水性コロイド比
が、λ0/lO〜to/、2o(重量比)、媒染剤塗布
量は0.2〜/ ! g / m 2が適当であシ、好
ましくはθ、!−rg/m2で使用するのが好ましい。
本発明において媒染剤は感光材料に添加することもでき
る。この場合、媒染剤は乳剤層、中間層、保護層いずれ
の層にも添加できるが、保護層が特に好ましい。感光材
料に媒染剤を添加することによりDminを抑制するこ
とができる。感光材料中への塗布量は0.00/〜/g
であシ、好ましくは0.0/〜0.3gである。
一、2j− 色素固定層は7層から構成されていても、2層以上から
構成されていてもよい。また、色素固定層の上部または
その下に色素固定層以外の補助層を設けてもよい。特に
媒染剤を有する色素固定層の上部に保護層を設け、画像
の機械操作に対する強度を改良するのが好ましい。
本発明において、受像材料の親水性コロイドバインダー
としては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以
外の親水性コロイドも用いることができる。
たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグラ
フトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質;ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
、セルロース硫酸エステル類等のようなセルロース誘導
体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体、ア
ラビアゴムのような天然物質、ポリビニルアルコール、
デキストラン、フルラン、ビニルアルコールとアクリル
酸ソーダの共重合体、ポリビニルアルコール部分アセタ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリ2t− アクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、
ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等水溶
性ポリビニル化合物あるいは水溶性のポリエステル化合
物等の単一あるいは共重合体のような多種の合成親水性
高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンやプリテン ソサイヤテイ オプザ サイエンティ
フィック フォトグラフィ オブ ジャパン(Bull
、 Soc、 Soi、 Phot。
J apan )、ナンバー(A)/l、  ピー(P
)30(/りJ&)に記載されたような酵素処理ゼラチ
ンを用いてもよく、また、ゼラチンの加水分解物や酵素
分解物も用いることができる。
また、写真用ゼラチンに関しては、[写真工学の基礎−
銀塩写真編」昭和j17年7月30日発行、コロナ社の
/ / A〜/ !0:−ジ、H,Amman 。
ed、 ”Re5trains  in Photog
raphicGelatin (/り7/)”に詳しく
記載されている。
ゼラチン中の不純物含量については、前者の文献/33
〜13≠は−ジに記載されている。
写真用ゼラチンとしては、好ましくは、石灰処理骨(オ
セイン)ゼラチンが用いられ、不純物含量についても前
述の記載範囲であることが特に好ましい。例えば、Ca
含量は、ゼラチン/gに対してo−toooμgである
ことが好ましい。
他の合成重合物質としては、ラテックスの形で、とくに
写真材料の寸度安定性を増加させる分散状ビニル化合物
がある。
他にリサーチ・ディスクロージャー誌/971年12月
号2を頁第■節Aに記載の化合物を用いることができる
本発明においては、特に高吸水性ポリマーを受像材料の
バインダーとして単独であるいは他の親水性コロイド(
例えばゼラチン)と共に用いると効果的である。これに
よって、例えば画像形成後に転写された色素が色素固定
層から外部へ再転写するのを防止する効果や、受像材料
構成層の塗布液の粘度調整(増粘)ができるという効果
を得ることができる。この高吸水性ポリマーは色素固定
層、保護層、色素固定層の下部に設けられる層あるいは
パック層のいずれにも添加できるが、再転写防止のため
には保護層に添加するのが最も効果的である。
上記高吸水性ポリマーとしては、−COOMまたは一8
03M (ここでMは水素原子またはアルカリ金属を表
わす)の少くとも1つを有するビニルモノマーの単独重
合体、共重合体(該ビニルモノマーの2種以上の共重合
体や他のモノマーとの共重合体)を用いる。
特に下記P−(1)で表わされる繰り返し単位を含有す
る重合体(単独重合体、共重合体を含む)が好ましく用
いられる。
R2R1 →C−C−)−P−(1) I E (−Z 沫、(YすdX” )p (X’−i六Y
 ’ )−fZ ’ t−D式中R’は水素原子、炭素
数1〜6個のアルキル基、塩素原子または−COOMを
表わし、R2は水素原子、炭素数1〜6個のアルキル基
、または塩素原子を表わす。)(+、)(2は−000
−1−CONR’ 、または置換もしくは無置換のフェ
ニレン基を表わす(ただし、R′は水素原子または置換
もしくは無置換のアルキル基またはアリール基を表わす
)。
Yl 、 Y2 、  Zl 、  7:2は2価の連
結基を表ねし、好ましくは置換もしくは無置換の、アル
キル基、アラルキレン基、フェニレン基、−R’COO
−5−R’QCO−1−R’0COR7−COO−1(
ただし、R4、R5、R6、R7、Re 、R9および
Rloは置換もしくは無置換の、アルキレン基、フェニ
レン基、アラルキレン基を表わす)。
Dは+R” )y−COOM、 +R”+T−3O3M
を表わし、Eは水素原子、+R+粁C00M又は千R目
り−SO3Mを表わす(ただし、Mは水素原子またはア
ルカリ金属を表わし、R”は置換もしくは無置換の、ア
ルキレン基、フェニレン基、アラルキレン基を表わす。
a、bは0または1を表わす)。
!、m、p、qは0または1を表わし、n、rはO〜3
0の整数を表わす。
上記R’、R’、R5、Rh、R7、R”、R9、R”
、R”における置tA基としては、アリール基(例えば
フェニル基)、ニトロ基、水酸基、シアノ基、スルホ基
、アルコキシ基(例えばメトキシ基)、アリールオキシ
基(例えばフェノキシ基)、アシルオキシ基(例えばア
セトキシ基)、アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ
基)、スルホンアミド基(例えばメタンスルホンアミド
基)、スルファモイル基(例えばメチルスルファモイル
基)、ハロゲン原子、カルボキシ基、カルバモイル基(
例えばメチルカルバモイル基)、アルコキシカルボニル
基(例えばメトキシカルボニル基)、スルホニル基(例
えばメタンスルホニル基)などが挙げられ、置換基が2
つ以上あるときは同じでも異なってもよい。
本発明では特に式(P−n)又は(P−111)で表わ
される繰り返し単位を含有する重合体(単独重合体、共
重合体を含む)が好ましい。
R’ ■ 一+CH2Cヒ            (P−III
)(X’缶−差R”)−r−S O* M! ここで、R’ 、X’ 、RIl、M、42.aは前記
と同じ意味を表わす。
本発明で用いる重合体は上記繰り返し単位の単独重合体
であってもよく、上記繰り返し単位の2種以上の共重合
体であってもよく、また他のモノマーとの共重合体であ
ってもよい。
0、− 共重合体を形成するための他のモノマーとしては、例え
ばアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、クロト
ン酸エステル、ビニルエステル、マレイン酸ジエステル
、アクリルアミド類、メタクリルアミド頻、ビニルエー
テル鎖、スチレン類、不飽和ニトリル類が挙げられる。
また、これらのモノマーより得られた共重合体のケン化
物も本発明の重合体として用いることができる。
これらのモノマーについて更に具体例を示スト、アクリ
ル酸エステルとしてはメチルアクリレート、エチルアク
リレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアク
リレート、tert−ブチルアクリレート、ヘキシルア
クリレート、2−エチルへキシルアクリレート、アセト
キシエチルアクリレート、フェニルアクリレート、2−
メトキシアクリレート、2−エトキシアクリレート、2
−(2−メトキシエトキシ)エチルアクリレート等が挙
げられる。メタクリル酸エステルとしてはメチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタク
リレート、n−ブチ、ルメタクリレート、tert−ブ
チルメタクリレート、シクロへキシルアクリレート、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−エトキシエチ
ルメタクリレート等が挙げられる。クロトン酸エステル
としてはクロトン酸ブチル、クロトン酸ヘキシルなどが
挙げられる。ビニルエステルとしてはビニルアセテート
、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニルメ
トキシアセテート、安息香酸ビニル等が挙げられる。マ
レイン酸ジエステルとしてはマレイン酸ジエチル、マレ
イン酸ジメチル、マレイン酸ジプチル等が挙げられる。
フマル酸ジエステルとしてはフマル酸ジエチル、フマル
酸ジメチル、フマル酸ジブチル等が挙げられる。イタコ
ン酸ジエステルとしてはイタコン酸ジエチル、イタコン
酸ジメチル、イタコン酸ジメチル等が挙げられる。アク
リルアミド類としてはアクリルアミド、メチルアクリル
アミド、エチルアクリルアミド、プロピルアクリルアミ
ド、n−ブチルアクリルアミド、tert−ブチルアク
リルアミド、シクロへキシルアクリルアミド、2−メト
キシエチルアクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、
ジエチルアクリルアミド、フェニルアクリルアミド等が
挙げられる。メタクリルアミド類としてはメチルメタク
リルアミド、エチルメタクリルアミド、n−ブチルメタ
クリルアミド、tert−ブチルメタクリルアミド、2
−メトキシメタクリルアミド、ジメチルメタクリルアミ
ド、ジエチルメタクリルアミド等が挙げられる。ビニル
エーテル類としてはメチルビニルエーテル、ブチルビニ
、ルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、メトキシエチ
ルビニルエーテル、ジメチルアミノエチルビニルエーテ
ル等が挙げられる。スチレン類としては、スチレン、メ
チルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチレン
、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ブチルスチ
レン、クロルメチルスチレン、メトキシスチレン、ブト
キシスチレン、アセトキシスチレン、クロルスチレン、
ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ビニル安息香酸メ
チルエステル、2−メチルスチレン等が挙げられる。
不飽和ニトリル類としては、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、α−エチルアクリロニトリル、α−メト
キシアクリロニトリル等が挙げられる。
本発明で用いる重合体の平均分子量はlXl0’〜2X
106程度が好ましい。また他の共重合性モノマーとの
共重合体の場合、−000M又は−3O,M基を持つビ
ニルモノマー単位は全モノマーの1モル%〜99.5モ
ル%、特に20モル%〜99モル%の範囲で含有されて
いることが望ましい。
本発明に用いる重合体の具体例を以下に示す。
1)    −+cH2−CH+− 0OH 2)    −+cHz−CH+− 0ONa D CH3 3)    −(CH2−C+ 0OH CH。
4)    −(CH,−C−+− 0ONa CH3 5)    −+CHz=C−戸 Coo(CH2)3COOK 6)   −十CH2−C1− C0NHCHCOONa CHl 7)    −+CHz   CH−汁■ C0NH(CH2)5COOH C 8) −千CH,−CH+ C00CHzCH20CCHzCHzCOONaCH’
s 9) −モCH,−C−)− C00(CH,CH20)9CHzCH2COONε0
OK 11) →CH,−CH−)− C00CI(zCHzCHzSO3NaCH。
C00(CHz)sso:+H CH。
16)   −+CH−CH−)− 0ONa COONa 18)  −÷CH2−−C+ ■ 0ONa CHzCOONa ■ 19)  −÷CH2−C−升 0ONa COONa   C00Na CHzCOONa 22)  →CH−C−+ I C0ONa   COONa しUUNa    しUUt′I J 24)   −(−CH2CHh丁−一÷CH−CHh
iCOONa      0H CH。
コ CH3 4! 較 CH:l 3j) (共重合比率はモル比率) 上記化合物例においてNa塩のほかにに塩、NH4塩、
ピリジニウム塩、テトラアルキルアンモニウム塩等の他
のカチオンイオン対の塩も例として挙げることができる
上記の重合体は、通常支持体/平方メートル当たシ0.
03gないし20g、特に0./ないしsgの範囲で使
用される。この範囲において本発明の効果は他の写真性
や塗布性に悪影響を与えることなく発揮される。上記の
重合体は他のバインダーとしての親水性コロイド物質と
併用するのが好ましい。
本発明において、受像材料の各種バインダー、各種媒染
剤、あるいは各種高吸水性ポリマーをさまざまな割合で
各層に1種以上併用して用いることができる。
この組み合わせおよび/又は、組み合わせの割合を変化
させることによシ、グロッシーな面を作ることもできる
し、マットの面を作ることも可能である。
マットの面を作る方法として、たとえば、特願昭12−
/711≠2に記載されているような、混合したときに
ミクロ相分離を起す高分子バインダーどうしの組合せを
用いる方法がある。ミクロ相分離を引起す高分子バイン
ダー物質の組合せとしては2種以上の高分子水溶液を2
0−1100cで等量づつ混合攪拌後シリンダーに入れ
て上記温度で静置した時λ和以上に分離するものあるい
は塗布乾燥時に2相以上に分離するものであればどのよ
うなものでもよいが、例えば、次のようなものがある。
ポリビニルアルコール/ゼラチン、ポリビニルアルコー
ル/ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール/ポリアク
リルアミド等の組合せである。
特に好ましくはポリビニルアルコール/ゼラチンの組合
せである。
これらミクロ相分離を引起す2種以上の高分子バインダ
ー物質の組合せにおける割合い(重量比)は各組合せに
おける高分子バインダー物質の種類によって異なるが、
例えば、ポリビニルアルコール/ゼラチンの組合せにお
いてはlO/りO〜ターグ !− 0/10(重量比)が好ましく、特に好ましくは20/
r O〜t O/II Oである。
ミクロ相分離を引起す2種以上の高分子バインダー物質
の組合せを用いる層は色素固定層、その上部又は下部に
位置する層又はそれらの複数層にわたって用いてもよい
ミクロ相分離を起す一種以上の高分子バインダー物質の
全塗布量は任意である。また媒染剤を用いる場合はその
媒染剤と高分子バインダー物質の混合比は、媒染される
べき色素の量、媒染剤の種類や組成、更に適用される画
像形成方法などに応じて、当業者が容易に定めることが
できる。一般に高分子バインダー物質の全塗布量は、約
O,S〜約10g/m2が好ましく、特に7〜3g7m
2が好ましい。媒染剤/高分子バインダー物質比は//
s−t//(重量比)が好ましく、特に//3〜3//
が好ましい。
また、ポリエチレンテレフタレートなどを支持体とした
、透過型の受像材料の場合には、相溶性がよく、透過光
でヘイズの少ない、組み合わせを一≠ t− 用いることが好ましい。
本発明において、色素固定層をマット化する別の方法と
して、色素固定層にマット剤を含有させる方法あるいは
、機械的に形成した画像面に凹凸を付与する方法がある
凹凸を付与する具体的な方法としては、表面に所望の微
細な凹凸が設けられた加熱ロールを用い、≠00〜2s
o 0c程度の温度、/〜10 o kg/cm2の圧
力、O1/〜to秒程度の時間加熱加圧処理してもよい
し、また、表面に上記と同様の凹凸が設けられた加熱板
で上記と同様の条件で加熱加圧処理してもよい。受像材
料が感光材料から剥離された直後、上記処理を行っても
よいし、剥離後、乾燥されたのち、上記処理を行っても
よい。
好ましくは、剥離された直後、水分が受像材料に十分残
っている時に上記処理を行うことが有効であシ、乾燥工
程を兼ねることができる。
また、後述するように熱現像の活性化のための塩基プレ
カーサーとして水に難溶な塩基性金属化合物と錯形成化
合物の組合せを採用し、錯形成化合物を受像材料に添加
する場合、錯形成化合物は、塩として用いられる場合に
は膜中で析出しやすいので、析出防止のため、特開昭t
2−47Ajり号記載のデキストランやプルランなどの
ポリマー、特開昭t2−t!03r号記載のポリアルキ
レンオキサイドを含む化合物を用いるのが好ましい。
デキストラン、プルランは多糖類の一種で、D−グルコ
ースの重合体である。本発明に用いるデキストランは分
子量2万〜200万のものが好ましく、特に10万〜1
0万のものが好ましい。またプルランは2万〜200万
のものが好ましい。
デキストランやプルラン誘導体としては、デキストラン
やプルランにスルフィン酸基やアミン基等を導入して硬
膜剤と容易に反応し得るようにしたものなどが挙げられ
る。
ポリアルキレンオキサイドまたはその誘導体は、分子量
が少なくとも100のものが好ましく、炭素数λ〜tリ
アルキレンオキサイド、たとえばエチレンオキサイド、
プロピレン−/、 、z−:t(サイド、ブチレン−/
、2−オキサイドなど、好ましくけエチレンオキサイド
の少なくとも70単位から成るポリアルキレンオキサイ
ドと、水と、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、脂
肪酸、有機アミン、ヘキシトール誘導体などの活性水素
原子を少なくとも1個有する化合物との縮合物あるいは
二種以上のポリアルキレンオキサイドのブロックコポリ
マーなどを包含する。すなわち、ポリアルキレンオキサ
イド化合物とし、具体的には、ポリアルキレングリコー
ル類 ポリアルキレングリコールアルキルエーテル類ポリアル
キレングリコールアリールエーテル類ホリアルキレング
リコール (アルキルアリール)エーテル類 ポリアルキレングリコールエステル類 ポリアルキレングリコール脂肪酸アミド類ポリアルキレ
ングリコールアミノ類 ポリアルキレングリコール・ブロック共重合体ポリアル
キレングリコールグラフト共重合体などを用いることが
できる。
ポリアルキレンオキサイド鎖は分子中に一つと−lター は限らず、二つ以上台まれてもよい。その場合側々のポ
リアルキレンオキサイド鎖が10よシ少ないアルキレン
オキサイド単位から成ってもよいが、分子中のアルキレ
ンオキサイド単位の合計は少なくとも10Qなければな
らない。分子中に二つ以上のポリアルキレンオキサイド
鎖を有する場合、それらの各々は異るアルキレンオキサ
イド単位、たとえばエチレンオキサイドとプロピレンオ
キサイドから成っていてもよい。ポリアルキレンオキサ
イド化合物は、好ましくは/+以上100までノアルキ
レンオキサイド単位を含むものである。
デキストラン、プルランおよびこれらの誘導体またはポ
リアルキレンオキサイド類を含有させる層は色素固定要
素中のいずれの層でもよいが、塩基および/または塩基
プレカーサーを添加した層が好ましく、特に塩基および
/または塩基プレカーサーと媒染剤を含有する層が好ま
しい。
デキストラン、プルランおよびこれらの誘導体またはポ
リアルキレンオキサイド類の使用量は。。
7〜1027m2、好ましくは0 、 j 〜j g 
7m2so − の範囲である。このような使用範囲とするのは、0.1
g7m2未満では本発明の実効がなく、10g/m2を
こえると膜質が逆に悪化するからである。
また、(塩基および塩基プレカーサー)/(デキストラ
ン、プルランおよびこれらの誘導体またはポリアルキレ
ンオキサイド類)比(重量比)は、0、/〜10.好ま
しくは0.2〜J′とするのがよい。
受像材料(バック層含む)に用いられる硬膜剤には特別
な制限はなく、公知の硬膜剤、例えばアルデヒド系(ホ
ルムアルデヒド、グリオキサール、ゲルタールアルデヒ
ドなど)、アジリジン系(例えば、PBレポート/り、
り、2/、米国特許筒λ。
!P30 、/27号、同第2,26μ、≠Oグ号、同
第2.り13.t//号、同第J、、27/、/7j号
の各明細書、特公昭≠+−1IOtりを号、特開昭jO
−タ/3/j号の各公報に記載のもの)、インオキサゾ
ール系(例えば、米国特許筒337゜to!P号明細書
に記載のもの)、エポキシ系(例えば、 例えば米国特許筒3.O’17,3911号、西独特許
筒1,03夕、ttE号、英国特許第1,033、!/
ざ号の各明細書、特公昭グ♂−35≠り5号公報に記載
のもの)、ビニールスルホン系(例えば、/、3.j−
トリアクリロイル−へキサヒドロ−S−トリアジン、ビ
ス(ビニルスルホニル)メチルエーテル、N、N/−エ
チレン−ビス(ビニルスルホニルアセタミド)エタン、
N。
N’−)IJメチレン−ビス(ビニルスルホニルアセタ
ミド)など また、例えば、PBレポート/り、り20
.西独特許筒1,100.りμλ号、同一、337.グ
/、2号、同一、j4# 、722号、同λ、t3j 
、111号、同一、 7412 、 Jor号、同λ、
7グタ、2tθ号、英国特許第1゜2!/、0り1号、
特願昭≠1−1グ23を号、同≠I−/10タタを号、
米国特許筒3.j3り。
x+p号、同第3.ゲタO2り77号の各明細書に記載
のもの)、アクリロイル系(例えば、特願昭グr−27
タグタ号、米国特許筒3 、 tllO。
720号の各明細書に記載のもの)、カルボジイミド系
(例えば、米国特許筒2,73♂、192号、同t、θ
グ3.♂/r号、同弘、Ot/、≠タタ号の各明細書、
特公昭≠6−3♂7/j号公報、特願昭ゲタ−/J′0
93号明細書に記載のもの)、トリアジン系(例えば、
コ、ケージクロルー4−ヒドロキシ−5−)リアジンな
ど、また例えば、西独特許筒2.≠10,273号、同
一。
!j3.り75号、米国特許筒3,32j、λr7号の
各明細書、特開昭62−/2’712号公報に記載のも
の)、N−メチロール系(ジメチロール尿素、メチロー
ルジメチルヒダントインなど)、ジオキサン誘導体(,
2,3−ジヒドロキシジオキサンナト)、ムコハロゲン
酸系(ムコクロル酸、ムコフェノキシクロル酸など)、
ジアルデヒドでん粉、l−クロル−6−ヒドロキシトリ
アジニル化ゼラチン、マレイミド系、アセチレン系、メ
タンスルホン酸エステル系の硬膜剤を用いることがj 
3 − できる。
また高分子硬膜剤としては、例えば、米国特許筒3,3
りt、OX2号に記載のアルデヒド基を有するポリマー
(例えばアクロレインの共重合体など)、同第J 、3
t2.1.27号、リサーチ・ディスクロージャー/7
333号(lり7♂)などに記載のジクロロトリアジン
基を有するポリマー、米国特許筒J 、t23 、Ir
71号に記載のエポキシ基を有するポリマー、リサーチ
・ディスクロージャー/A7コ!号(lり7r)、米国
特許第≠、/41.≠07号、特開昭57m63033
号、同tJ−/4’ltu!号公報などに記載の活性ビ
ニル基あるいはその前駆体となシ得る基を有するポリマ
ー、および特開昭tx−ttr≠/号公報に記載の活性
エステル基を有するポリマーなどが挙げられる。硬膜剤
の添加量は任意であるが、通常バインダーである親水性
コロイド中硬膜剤と反応しうるものの約0.1〜30w
t%、特に0.3〜70wt%が適当である。
本発明における受像材料に使用される支持体は−j グ
− 処理温度に耐えることのできるものである。−膜内には
紙、合成高分子(フィルム)が挙げられる。
合成高分子(フィルム)としては、例えばポリアクリレ
ート類(例えばポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸
エチル)、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリル−
スチレン共重合物、アクリロニトリル−ブタジェン−ス
チレン共重合物、ポリアセタール、塩化ポリエーテル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカル
バゾール、ポリスチレン、スチレン−ブタジェン共重合
物、セルローズエステル類、ポリ酢酸セルロース類、ポ
リアセタール類(例えばポリビニルブチラール、ポリビ
ニルホルマール)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
クロロトリフルオロエチレン、ポリエチレン、塩素化ポ
リエチレン、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリ
アクリレート類(例えばポリメチルメタクリレート、ポ
リエチルメタクリレート、ポリプロピルメタクリレート
、ポリイソプロピルメタクリレート、ポリ−t−ブチル
メタクリレート、ポリシクロへキシルメタクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリ−ノー
シアノ−エチルジメタクリレート等)、ポリエステル類
(例えばポリエチレンテレフタレート等)、ポリアミド
、ポリイミド、ポリスルホン等がある。これらの合成高
分子は単独でも混合物でもよく、マた共重合体としても
よい。
これらの合成高分子フィルムの中に酸化チタン、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、タルク等の顔料を含有された
支持体として用いてもよい。
本発明において、フィルム法合成紙も用いることができ
る。その中でも内部紙化方式(あるいは押し出し方式)
で延伸の際ミクロボイドを発生させながら成膜したもの
、また表面塗工方式でプラスチックフィルム上に白色ピ
グメントを含む多孔質表層を塗工形成させたものが好適
である。よシ具体的には、王子油化合成紙株式会社製の
SGG◆to、Φざθまたは4p/10.日清紡績株式
会社製(7)WE−/ / o 、WP−i t o 
、 5P−to 。
SPB−go 、5E−to 、5EB−toなどがあ
る(より詳しくは玉子油化合成紙■発行のカタログ「合
成紙「ユポ」について」または日清紡績■発行のカタロ
グ「日清結合成紙ビーチコートについて」などを参照で
きる)。
また、ポリエチレン等の合成樹脂パルプと天然パルプと
の混抄紙を用いることもできる。
支持体として用いられる紙は、写真用原紙、普通紙、上
質紙、ヤンキー紙、等あらゆる紙を用いることができる
特に好ましい支持体は平滑性を改良したものであシ、以
下に述べるものが好ましい。
すなわち、その支持体の平滑性についてJIS規格BO
A 10に従って測定された断面曲線からカットオフ値
o、rmmの条件で導かれるf波うね9曲線について、
基準長さ2.3mmとしてf波最大うねりを測定したと
き、その任意の測定点ioo個の中でその最太うねシの
≠μm以上である箇所が70個以内、特に好ましくは5
個以内であるような表面特性を有するものであシ、さら
に好ましくは、その最大うねりの2μm以上である箇所
が70個以内、特に5個以内であるような表−! 7− 面特性を有するものがよい。
ここで断面曲線は被測定面の平均表面に直角な平面で被
測定面を切断したときのその切口に表われる曲線であり
、f波うねり曲線とは上記の断面曲線から低域フィルタ
ーを用いて波長の短い表面粗さ成分を除去して得られる
曲線である。またカットオフ値はr波うねシ曲線を求め
るだめに減衰率−/、2dB10ctの低域フィルター
を用いたとき、その利得が70%になる周波数に対応す
る波長であシ、f波最大うねりとはf波うねシ曲線の一
定の長さ(基準長さ)(L)内における最大波高(’W
CM)をμm単位で表したものである。
前記のように支持体表面の凹凸を表わす方法として高域
カットオフ値を用いたF波うねり曲線を使用したのは、
濃度ムラがある波長よシ短い凹凸にはほとんど影響され
ないためである。
また基準長さをコ・3mmとしたのは濃度ムラが波長の
長い表面の凹凸に影響されにくいからである。この傾向
は支持体の長さが100μ以下のときに特に著しい。
−5g= 支持体の表面の平滑性は、J工5BO6lOの規格に従
い、触針法で測定したときの断面曲線として得られる。
これからカットオフ値θ、!mmの低域フィルターを使
用して、P波うね多曲線を得る。そして、基準長さをL
としたときのf波最太うねシの値を決定する。すなわち
f波うねり曲線においてLの長さの部分を任意に抜き取
り、平均線をもとめる。平均線はその線からf波うね多
曲線までの偏差の二乗和が最小になるように線を設定し
てもとめる。
そして最大波高をもつ波と最小波高をもつ波の高さの平
均線から偏差の和をもとめたものがr波最大うねりWc
Mとなる。
本発明ではこのようにして任意の位t100箇所で10
0個のWcMをもとめたとき、7μm以上の値をもつW
cMが10個以下であるところに特徴がある。
本発明において前記の特性を有する支持体としては例え
ばまずコーチイツトペーパξ−が挙げられる。コーチイ
ツトペーパーとは、白土などの鉱物性顔料と接着剤(例
えばカゼイン、澱粉、ラテックス、ポリビニルアルコー
ルまたはこれらの組合せ)を混合した塗料を原紙(例え
ば上質紙、中質紙など)の片面あるいは両面に塗工した
紙を言い、その塗料塗布量に応じて、アート紙(塗布量
/m2当り20g前後)、コート紙(塗布量/ m 2
当り10g前後)、軽量コート紙(塗布量/m2当り5
g前後)を含み、さらに塗料塗布後その可塑性がまだ残
っている間に鏡面に仕上げたドライヤーに圧着して乾燥
し、強光沢を持たせたキャストコート紙を含む(詳細は
紙パルプ技術協会編集・発行の「紙/ξルゾ技術便覧」
/りt2年版4t/!頁、!3j頁〜jet頁等を参照
)。
このコーチイツトぼ−、6−は原紙の厚みが薄いもので
も表面の平滑性が高いので(特にキャスコート紙は表面
平滑度が著しく高い)、この上に塗布された感光層や色
素固定層等の塗布膜表面も平滑になる。したがって、感
光材料と色素固定材料を重ね合わせた際の密着性が非常
に高くなシ、濃度ムラの発生が防止できるのである。
本発明に使用するコーチイツトペーパR−の厚みとして
は、秤量で、20g/rn2〜200g/m2、特に3
0g7m2〜/ 00g/m2の比較的薄い(軽い)も
のが好ましい。
他の支持体として、布類、ガラス類、アルミニウム等の
金属等を用いることができる。
以上の支持体は、単独で用いることもできるし、ポリエ
チレン等の合成高分子で片面あるいは両面ラミネートさ
れた支持体として用いることができる。この際、用いる
ポリエチレンは低密度のものから高密度のものまで有効
である。
さらに顔料を含んだ電子線硬化性樹脂組成物を塗布、硬
化させた支持体として用いることもできる。
これらの方法は、平滑性を良化させるため紙、混抄紙、
あるいはコーテッドイーノーに対して特に有効である。
本発明において、帯電防止あるいは/およびスベリ性を
付与するため、支持体表面にアルミナゾルやS n 0
2のような導電性金属酸化物をコーチイーt /− ングした支持体を用いることもできる。
支持体表面の面状は、グロッシーでもマットでもよい。
色素固定層側がグロッシーでもよいし、マットでもよい
。また、パック面側がグロッシーでもよいし、マットで
もよい。好ましくは、接着防止のため、パック層側をマ
ット面にする方がよい。
また、アルミ等の金属による蒸着による表面処理した支
持体を用いることもできる。
本発明において、受像材料のカールバランスを改良する
目的で、紙支持体に両面塗工したコーテッドS−/ξ−
が用いられる。具体的には両面コート紙、片面コート/
片面キャスト紙あるいは両面キャストした紙支持体を用
いることが有効である。
また、ポリエチレン等のポリマーにより、両面ラミネー
トした紙支持体を用いることが好ましく、さらに両面そ
れぞれのポリエチレン密度の異なるものを用いることが
有効な場合もある。
さらにパック層を用いることが有効であシ、この場合・
ζツク層にはコロイダルシリカ、高吸水性−&  、2
− ポリマー、ポリマーラテックス、界面活性剤、ノニオン
系ポリマー(ポリビニルピロリドン、デキストランなど
)などを含有することが特に効果がある。
このように、支持体あるいはバック層により、カールを
調整することができるが、特に搬送するだめのローラを
備えた熱現像画像形成装置を用いる場合には、受像材料
の搬送平面に対する鉛直上下方向のカール量が、昇沿状
態で当接する搬送口」ラーの直径以下であることが好ま
しい。
本発明において、受像材料のカールは色素固定層を下側
に向けた場合、周辺部が上側にカールする方向が好まし
い。
バック層は、色素固定層の反対側の支持体上に親水性コ
ロイド層を塗布し乾燥することによシ形成される。この
親水性コロイド物質としては、前述したものが挙げられ
る。
バック層は7層でもよく、1層またはそれ以上設けても
よい。バック層の膜厚には制限はないが、好ましくは0
.3−/jpm、特に1〜70μmである。
バック層のバインダー量には特別な制限はないが、通常
の0.3g/m2〜/jg/m2の範囲が適轟である。
本発明において、受像材料の−2ツク層に、帯電防止の
目的で、カチオン系ポリマーあるいは、アニオン系ポリ
マーを用いることができる。好ましくハ、カチオン系ポ
リマーを用いることであシ、具体的顛は、グ級アミン塩
を含むポリマーが有効である。ポリマーは水に溶かして
用いてもよいし、ラテックスとして用いてもよい。
上記ポリマーはバック層の全層へ添加してもよいし、7
層あるいは2層へ添加してもよい。最上層のみへ添加し
てもよい。
他の帯電防止剤として英国特許第1.!JJ。
300号、リサーチ・ディスクロージャー(Resea
rch Disclosure)/ 、t r 170
号、同/12!l’号、同/1t30号、米国特許第2
゜327 、js’21号、同2.It/、0!を号、
同j 、20t 、3層2号、同3.+2≠j、♂33
号、同3.112t、413/号、同3.77j、/λ
を号、同3.りt3.ayr号、同1t、023,3t
、2号、同グ、02!、グt3号、同≠、02jt。
6り7号、同グ、021.70≠号等に記載の化合物が
挙げられ、これらを好ましく用いることができる。
受像材料の構成層には色素画像の光堅牢性を向上される
ために褪色防止剤を含有させてもよい。
この褪色防止剤としては、例えば写真用酸化防止剤や、
紫外線吸収剤として使われるものや金属錯体が有効であ
る。これらは単独で使用されてもよいが2つ以上併用(
例えば酸化防止剤と紫外線吸収剤)してもよい。
本発明に使用するに適した酸化防止剤は下記−般式(I
)〜(V)で表わされる化合物である。
一般式(1) 〔式中 R1は水素原子、アルキル基、アシル基、スル
ホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルコ
キシカルボニル基、トリアルキルまたはt員環を完成す
るに必要な非金属原子を表わす。RXR、Rはそれぞれ
水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ
基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、ア
ラルコキシ基、アルケニル基、アルケノキシ基、アシル
アミノ基、ハロゲン原子、アルキルチオ基、ジアシルア
ミノ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、ア
シルオキシ基、アシル基、マタはスルホンアミド基を表
わし、これらは互いに同じでも異っていてもよい。さら
に一般式(1)で表わされる化合物にはAを含むj員ま
たはt員環のビススピロ化合物が包含される。〕 −,4A− 〔式中 R1は一般式(1)で定義したものと11)で
あムR5はアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
ボニル基、アリールチオ基、アリールスルフィニル、ア
リールスルホニル、アラルキル基、ハロゲン原子、アリ
ール基、アシル基を表わし R6は水素原子、アルキル
基、アルコキシ基(但し、R10−とR6が同一の置換
基であることはない)、アラルキルオキシ基(但し、R
”O−とR6が同一の置換基であることはない)、アル
キルチオ基、アラルキルチオ基、アシルアミノ基、アシ
ル基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、ヘテロ環
アミノを表わす。R7は水素原子、ハロゲン原子、アル
キル基、アリールチオ基、アルキルチオ基、アリールス
ルホニル基、アリールスルフィニル基、アラルキル基、
アリール基、アリールジチオ基またはアリールオキシ基
を表わす。〕 RI 〔式中 R8は水素原子、直鎖、分岐鎖アルキル基、ア
ルクニル基 R9は直鎖、分子鎖アルキル基、アルケニ
ル基を表わし、R8とR9は互いに同じでも異なってい
てもよい。またR1は一般式(1)のR1と同一の意味
を表わす。また上記置換基R8、R9は置換基内に−N
HCO−結合を有してもよい。〕 一般式(IV) 〔式中、R10はアルキル基、アルケニル基、アリール
基、アラルキル基、ヘテロ環基、またはR18CO,R
SO□もしくはRNHCOで表わされる基を表わす。こ
こでR18、R19およヒB 20は各々アルキル基、
アルケニル基、了り−ル基またはへテロ環基を表わす。
R11および112は各々水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、またはアルケ
ノキシ基を表わし、R、R、R、R、Rは 水素原子、アルキル基、アルケニル基、またはアリール
基を表わす。〕 一般式(V) 〔式中、Bはj員〜7員環を形成するのに必要な非金属
原子群を表わす。R30は水素原子、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、アシル基、スルホニル基、ス
ルフィニル基、オキシラシーtター カル基または水酸基を表わす。R31、R32、R33
およびRは互いに同一でも異なってもよく、それぞれ水
素原子またはアルキル基を表わす。〕以下に一般式(1
)〜(V)で表わされる褪色防止剤について詳しく説明
する。
ここで、Rは水素原子、好ましくは炭素数l〜22のア
ルキル基(例えばメチル、エチル、プロピル、n−オク
チル、ドデシル、ヘキサデシル等)、アシル基(例えば
、アセチル、ベンゾイル、ペンタノイル、(コ、≠−ジ
ーtert−アミルフェノキル)アセチルなト)、スル
ホニル基(例エバ、メタンスルホニル、メタンスルホニ
ル、ベンゼンスルホニル、トルエンスルホニル、ヘキサ
デカンスルホニルなど)、カルバモイル基(例工ば、N
−メチルカルバモイル、N、N−ジエチルカルバモイル
、N−ドデシルカルバモイル、N−フェニルカル/ζモ
イルなど)、スルファモイル基(例えばN−メチルスル
ファモイル、N、N−ジメチルスルファモイル、N−テ
トラデシルスルファモイル、N−フェニルスルファモイ
ルなど)、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、ベンジルオキシカル
ボニル、フェノキシカルボニルなト)、トリアルキルシ
リル基(例えば、トリメチルシリル、ジーC−C−0−
と共に夕員または6員環を完成するに必要な非金属原子
を表わし、この環は置換されていてもよく、好ましい置
換基としてアルキル基(例工ば、メチル、t−ブチル、
シクロヘキシル、オクチル、ドデシル、オクタデシルな
ど)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、ブトキシ、ド
デシルオキシなど)、アリール基(例えばフェニルなど
)、アリールオキシ基(例えばフェノキシなど)、アラ
ルキル基(例えば、ベンジル、フェネチルなど)、アラ
ルコキシ基(例えばベンジルオキシ、フェネチルオキシ
など)、アルケニル基(例えばアリルなと)、N−置換
アミノ基(例えばアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、
N−アルキル−N−アリールアミノ、レベラジノなど)
、ヘテロ環基(例えばベンゾチアゾリル、ベンゾオキサ
ゾイルなど)などが挙げられ、また、縮合環を形成する
残基によって置換されていてもよい。上記アルキル基及
びアリール基は好ましい置換基としてハロゲン原子、ヒ
ドロキシ基、゛カルボキシ基、アルコキシカルボニル基
、アシルオキシ基、スルホ基、スルホニルオキシ基、ア
ミド基(例えばアセトアミド、エタンスルホンアミド、
ベンゾアミドなど)、アルコキシ基、アリールオキシ基
などで置換されていてもよい。
R、R、Rはそれぞれ水素原子、アルキル基(例えば、
メチル、t−ブチル、シクロはメチル、n−オクチル、
t−オクチル、ドデシル、オクタデシルなど)、シクロ
アルキル基(例えば、シクロヘキシル基など)アルコキ
シ基(例えば、メトキシ、ブトキシ、ドデシルオキシな
ど)、アリール基(例えばフェニルなど)、アリールオ
キシ基(例えばフェノキシなど)、アラルキル基(例え
ば、ベンジル、7エネチルなど)、アラルコキシ基(例
えばベンジルオキシ、フェネチルオキシなど)、アルケ
ニル基(例えばアリルなど)、アルケノキシ基(例えば
、アリルオキシなど)、アシルアミノ基(例えばアセチ
ルアミノ、ベンズアミド、(22μmジーtert−ア
シルフェノキシ)アセチルアミノなど)、ハロゲン原子
(例えばクロル原子、ブロム原子など)、アルキルチオ
基(例えばエチルチオ、ドデシルチオ、オクタデシルチ
オなど)、ジアシルアミノ基(例えば、コハク酸イミド
、ヒダントイニルなど)、アリールチオ基(例えば、フ
ェニルチオなど)、アルコキシカルボニル基(例えばメ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、ベンジルオキ
シカルボニルなど)、アシルオキシ基(例えば、アセチ
ルオキシ、ベンゾイルオキシなど)、アシル基(例えば
メチルカルボニル)又はスルホンアミド基を表わしこれ
らは互いに同じでも異なっていてもよい。
さらに一般式(1)で表わされる化合物にはAを含むj
員またはt員環のビススピロ化合物が包含される。その
うちで本発明に有用なビススピロ化合物は次の一般式(
■′)で表わされる。
一般式(■′)におけるR1、R2R3R4R” 、R
”、R3′、R4/は一般式(1)におけるR1、R2
、R3、R4と同じ意味を表わす。
前記一般式(1)におけるR  、R、RおよびAに含
まれる好ましくは炭素原子の合計ざ以上のものおよび一
般式(■′)で表わされるものは拡散性が低く、色素固
定材料の特定の親水性層中に選択的に存在させるのに適
している。また通常の目的には、好ましくは分子中に含
まれる炭素原子の総数がpo程度までの前記一般式(I
)にお−7グー いてRおよびRの一方が水素原子である!−ヒドロキシ
クマラン類および2−ヒドロキシクロマン類、並びに一
般式(I′)で表わされるJ、J’−ジヒドロキシビス
−,2,,2’−スピロクロマン類が特に有用である。
更に好ましくは一般式(1)、並びに(I′)のR2、
R3、R4、R2′、R3′、R4/はアルキル基、ア
ルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基またはアル
キルチオ基である。
式中 R1は一般式(1)で定義したものと同じであり
’I R5は好ましくは、炭素数/〜2−の置換または
分枝鎖アルキル基(例えばメチル、t−ブチル、n−オ
クチル、t−オクチル、ドデシル、ヘキサデシルなど)
、炭素数/〜2.2のアルコキシ基(例えば、メトキシ
、エトキシ、オクチルオキシ、テトラデシルオキシなど
)、アルコキシカルボニル基(例えばエトキシカルボニ
ルなど)アリールチオ基(例えばフェニルチオなど)、
アリールスルフィニル(例えハ、フェニルスルフィニル
基ト)、アリールスルホニル(例、tばフェニルスルホ
ニル基ど)、アラルキル基(例えばベンジル、フェネチ
ルなど)、ノ・ロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子
など)、アリール基(例えばフェニル、α−1まタハβ
−ナフチルナト)、アシル基(例えば、アセチル、ブタ
ノイル、ベンゾイルなど)を表わし R6は好ましくは
、水素原子、炭素数/〜22のアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、t−ブチル、t−オクチル、n−ドデシル
、n−ヘキサデシルなど)、炭素数/〜、2.2のアル
コキシ基(例えばメトキシ、n−ブチルオキシ、n−オ
クチルオキシ、n−テトラデシルオキシ1.2−エチル
へキシルオキシなど、但シ、RIO−とR6が同一の置
換基であることはない)、炭素数7〜22のアラルキル
オキシ基(例えば、ベンジルオキシ、β−7エネチルオ
キシなど、但し、R10−とR6が同一の置換基である
ことはない)、炭素数/〜2.2のアルキルチオ基(例
えばメチルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基、
ヘキサデシルチオ基など)、アラルキルチオ基(例えば
、ベンジルチオ基、β−フェノキシチオ基など)、炭素
数λ〜22のアシルアミノ基(例えば、アセチルアミノ
基、ベンゾアミド基など)、炭素数2〜2.2のアシル
基(例えば、アセチル基、ブタノイル基、ベンゾイル基
など)、炭素数/〜、2.2のアルキルアミノ基(例え
ば、メチルアミノ基、エチルアミノ基、N、N−ジメチ
ルアミン基、N−メチル−N−ドデシルアミノ基など)
、炭素数6〜22のアリールアミノ基(例えば、フェニ
ルアミノ基、N−フェニル−N−メチルアミン基、β−
ナフチルアミノ基など)、ペテロ酸アミン(例えば R7は、好ましくは、水素原子、ハロゲン原子(例えば
塩素原子、臭素原子など)、炭素数l〜、2コのアルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基、t−ブチル基、t−
オクチル基、t−アミル基、t−ヘキシル基、n−ヘキ
サデシル基なト)、炭素数t−22のアリールチオ基(
例えばフェニルチオ基など)、炭素数/−2,2のアル
キルチオ基(例えばメチルチオ基、オクチルチオ基、ド
デシルチオ基、オクタデシルチオ基など)、炭素数t〜
2コのアリールスルホニル基(例えばフェニルスルホニ
ル基など)、炭素数J−,Jλのアリールスルフィニル
基(例えばフェニルスルフィニル基など)、炭素数7〜
3.2のアラルキル基(例えばベンジル基、α−または
β−フェネチル基など)、炭素数t〜32のアリール基
(例えばフェニル、α−まだはβ−ナフチルなど)炭素
数t〜3.2の−7ざ− アリールジチオ基又は炭素数t−2,2のアリールオキ
シ基を表わす。また上記RXRXRの置換基はさらにR
5、R6、R7の任意の置換基又はヒドロキシル基で置
換されていてもよい。
一般式(I[)で示されるもののうち本発明の効果の点
で好ましいのは一般式(■′)で表わされる化合物であ
る。
ここで、Bは−S−1−S−S−1−〇−1−CH2−
8−CH2−1−8o2−1−SO=、R21、R22
、R23、R24は好ましくは、各々水素原子または炭
素数/から、20のアルキル基、アリール基、アラルキ
ル基、アルキルチオ基、ハロゲン、アルコキシ基、アリ
ールチオ基、アラルコキシ基、アリルオキシ基、−〇〇
0R29、−NHCOR29、−NH802R29、−
8o2R29、−0−COR29、 +CHz−1yAを示す。R25は水素原子、アルキル
基又はアリール基を示し、RXRは各々水素原子、アル
キル基、アリール基または互いに結合し、置換された!
負もしくはt負の環を示す。
R28は水素原子またはメチル基を示す。R29はアル
キル基又はアリール基を示し、R、Rは各々水素原子、
アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アラルキル基ま
たは互いに結合し、前記した任意の置換基を有するj員
もしくは2員のへテロ環を示す。Aはエステル基まだは す。
式中、R8は、好ましくは、水素原子、炭素数/〜!−
の直鎖、分岐鎖アルキル基(例えば、メチル基、エチル
基、t−ブチル基、t−オクチル基、i−iロピル基、
t−はメチル基、t−ヘキシル基、n−オクタデシル基
、3−メチル−3−ペンチル基、3−エチル−3−ペン
チル基など)、炭素数3〜2−2のアルケニル基(例え
ばアリル基、/−1−ブチル−7−アリル基など)、R
は、好ましくは、炭素数7〜22の直鎖、分岐鎖アルキ
ル基(例えば、メチル基、エチル基、t−ブチル基、t
−オクチル基、i−プロピル基、t−ベーr / − メチル基、t−ヘキシル基、n−オクタデシル基、3−
メチル−3−はメチル基、3−エチル−3−はメチル基
など)、炭素数3〜22のアルケニル基(例えばアリル
基、/−t−ブチル−/−アリル基など)を表わしR8
とR9は互いに同じでも異なっていてもよい。またR1
は一般式(1)のR1と同一の意味を表わす。
また、上記置換基R8、R9は置換基内に−NHC0−
結合を有してもよい。
式中、R10はアルキル基(例えば、メチル、エチル、
プロピル、n−オクチル、tert−オクチル、ベンジ
ル、ヘキサデシル)、アルケニル基(例えば、アリル、
オクテニル、オレイル)、アリール基(例えば、フェニ
ル、ナフチル)アラルキル基(例えばベンジルなど)、
ヘテロ環基(例えば、テトラヒドロピラニル、ピリミジ
ル)またはR18CO1R19SO2、もしくはR20
NHCOで表わされる基を表わす。ここで、R18、R
19およばR20は各々アルキル基(例えば、メチル、
エチル、n−10ビル、n−−j’チル、n−オクチル
、tert−オクチル、ベンジル)、アルケニル基(例
えは、アリルオクテニル、オレイル)、アリール基(例
tば、フェニル、メトキシフェニル、ナフチル)または
へテロ塩基(例えば、ピリジル、ビIJ ミジル)を表
わす。R11およびR12は各々水素原子、ハロゲン原
子(例えば、酸素、塩素、臭素)、アルキル基(例えば
、メチル、エチル、n−ブチル、ベンジル)、アルケニ
ル基(例えば、アリル、ヘキセニル、オクテニル)、ア
ルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、ベンジルオ
キシ)、またはアルケノキシ基(例えば、J−プロ被二
ロキシ、ヘキセニロキシ) ヲ表ワL、R13、R14
、R15、R16、R17は水素原子、アルキル基(例
えば、メチル、エチル、n−ブチル、ベンジル)、アル
ケニル基(例えば、λ−プロペニル、ヘキセニル、オク
テニル)、またはアリール基(例エバ、フェニル、メト
キシフェニル、クロルフェニル、ナフチル)ヲ表ワス。
一般式(V) ? 式中、Bはj員〜7員環を形成するのに必要な非金属原
子群(例えばBによってピロリジン環、ビベンジン環、
モルホリン環、ピペリジン環を形成するもの)を表わす
。 Rは水素原子、アルキル基(例えばメチル、エチル
、n−オクチル、ベンジル、ヘキサデシル)、アルクニ
ル基(例、tはアリル、オレイル)、アルキニル基(例
えばエチニノペプロビニル)、アシル基(例えば、アシ
ル、ベンソイル、はンタノイル)、スルホニル基(例工
ばメタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、トルエンス
ルホニル、ヘキサデカンスルホニル)、スルフィニル基
(例tばメタンスルフィニル、ベンゼンスルフィニル、
メタンスルフィニル)、オキシラジカル基および水酸基
を表わす。R31、R32、R33およびR34は互い
に同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子またはア
ルキル基(例えばメチル、エチル、ブチル)を表わす。
このうち、Bによってピはリジン環を形成するものが好
ましく、さらに好ましくはBによってピはリジン環を形
成し、かっR31、R32、R33、R34のうちの少
なくとも2個以上がメチル基である場合である。
本発明に用いられる一般式(1’)、(II’)を含む
一般式(夏)から(V)の光褪色防止を助成する芳香環
をもつ有機化合物の具体例を以下に示すがこれに限定さ
れるものではない。
−ざ j− 1−/ ■−2 −,l’J− ■−ざ I−タ I−/。
I−/ / I−/、2 ■−73 I′−/ 1′−2 −gジタ ー′−3 1′−μ I′−よ −タO− I′−t I′−7 ■1  、r II−/ll−2 1−sI[−A I[−7I[−r ■−タ ■−/ / 2H5 1−/、2 ■′−/ −タ t− ■′−λ ■′−3 1[’  p −9+−− ■′−! 1/  t ■′−7 −9A − II’  r ■′−タ 11’−10 1’−// 11’−/2 1[’−/J −タr− ■′−/グ 1’−/j 1’−/7 11’−/7 ■′−/ざ ■′−/り m−/m−2 l−31−グ m−sm−+ 一10/  − 1[−7111−4 ■−タ           [1−101−// 11−/、2 ■−/3 [[−/ グ ■−/ ■−2 V−3 ■−グ ■−3 ■−+ l0K− ■−7 ■−g ■−タ 10t − ■−10 ■−/ / ■−/2 ■−/3 ■−/F ■−is ■−/l ■−/7 mV−/1 一10ター ■−/り W−、!。
■−27 −/10− ■−,2,2 ■−,23 IV−2グ V−/ ■−λ ■−グ −z −t ■−ざ 一//j− ■−IO −//4’− v−/2 ■−/3 V−/ グ −it ■−/6 ζ− 一//7− また一般式(I)で表わされるクロマン系化合物または
クマラン系化合物、一般式(II)で表わされるフェノ
ール系誘導体、または一般式([1)で表わされるハイ
ドロキノン系誘導体、または−般式(fV)で表わされ
るスピロインダン系誘導体、または一般式(V)で表わ
されるヒンダードアミン誘導体を1種類のみ単独で用い
ても、または2種以上併せ使用してもよい。更にまた一
般式(I’)、(II’)を含む一般式(I)〜(V)
で表わされる以外の褪色防止剤または酸化防止剤を併せ
使用してもかまわない。
さらに、米国特許λ、3tO,2り0号、同一。
1111 、t/3号、同、2.I!17j、3/II
号、同一、70/、/り7号、同一、70μ、773号
、同λ、72g、t3り号、同2,732,300号、
同、2.733.71を号、同、2,710,10/号
、同λ、l’/l、021号、英国特許/。
3t3.り2/号、等に記載された/・イドロキノン誘
導体、米国特許3.≠、!17,077号、同3゜06
り、2t2号、等に記載された没食子酸誘導−//  
ざ− 体、米国特許2.73! 、Vt6号、同J、&Pr、
yoり号、特公昭4Lji’−,20F 77号、同!
λ−t t、23号に記載されたp−アルコキシフェノ
ール類、米国特許3,113.2,300号、同3゜3
73.060号、同3.1711 、J、27号、同3
.7t≠、337号、特開昭j、2−3jA33号、同
、t、2−/グアμ3号、同jコー/jλコλj号に記
載されたp−オキシフェノール誘導体、等も用いること
ができ、光褪色防止剤として使用できる。
本発明に用いることのできる紫外線吸収剤としては例え
ば、アリール基で置換されたベンゾトリアゾール化合物
(例えば米国特許第3.j、33゜72≠号に記載のも
の)、クーチアシリドン化合物(例えば米国特許第3,
3/’1.7タグ号、同3.3!、2.t♂/号に記載
のもの)、ベンゾフェノン化合物(例えば特開昭4tJ
−27111号に記載のもの)、ケイヒ酸エステル化合
物(例えば米国特許第J 、703.10!号、同3.
707゜37!号に記載のもの)、ブタジェン化合物(
例えば米国特許第’1.O’l!、2.2り号に記載の
もの)、あるいは、ベンゾオキサゾール化合物(例えば
米国特許第J 、 700 、1ljj!−号に記載の
もの)を用いることができる。さらに、米国特許第3、
グタタ、7A、2号、特開昭!≠−1/−tj31号に
記載のものも用いることができる。紫外線吸収性のカプ
ラー(例えばα−ナフトール系のシアン色素形成カプラ
ー)や、紫外線吸収性のポリマー(たとえば特開昭62
−260/!λ)などを用いてもよい。
本発明において用いるに適した紫外線吸収剤は下記一般
式〔■〕、〔■〕、〔■〕、〔■〕で表わされる化合物
である。
一般式CI[] 一般式CI[[] 一般式[1) 一般式[V) 上記一般式[11]〜〔v〕において、R11〜R15
は同じでも異なっていてもよく水素原子、ハロゲン原子
、アシルオキシ基、脂肪族基、芳香族基、R270−ま
たはR27SO2−を表わし、R工。
〜R19は同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハ
ロゲン原子、ヒドロキシ基、脂肪族基、芳香族基、カル
ボンアミド基、スルホンアミド基、スルー/、2/− て用いられる置換基R0〜RZffの例を以下に示す。
すなわち、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素
原子等)、脂肪族基(メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、1−プロピル基、5ec−ブチル基、t−ブチル
基、t−アミル基、t−ヘキシル基、n−オクチル基、
2−エチルヘキシル基、L−オクチル基、ドデシル基、
ヘキサデシル基、トリフルオロアセデル基、ベンジル基
等)、芳香族基(フェニル基、トリル基、4−メトキシ
フェニル基、ナフチル基等)、アシルオキシ基(アセデ
ルオニ1−シ基、ベンツ゛イルオキシ基、p−クロロベ
ンゾイルオキシ基等)、カルボンアミド基(アセトアミ
ド基、ベンズアミド基、トリフルオロアセトアミド基等
)、スルホンアミド基(メタンスルホンアミド基、ベン
ゼンスルポンアミド恭、トルエンスルボンアミド基等)
、カルバモイル基(カルバモイル基、ジメヂル力ルバモ
イル基、ドデシルカルバモイル基等)、スルファモイル
基(スルファモイル基、ジメチルスルファモイル基、フ
ェニルスルファモイル恭等)である。
一般式(n)〜(Vlで示される化合物は置換% R+
 +〜R17のいずれかにおいて互いに結合して二量体
あるいはそれ以上の多量体を形成してもよ(、またR0
〜R2,のいずれかにおいて高分子主鎖に結合し高分子
状の化合物を形成してもよい。
一般式(n)〜(V)で示される化合物の例を以下に示
すがこれらに限定されることはない。
V−1 V−2 V−3 ■ (t)call、+ V−4 ■ (t)Csll++ V−5 C11゜ ■ (t)c4ov V−7 V−8 V−9 V−10 (−Cll2−C÷T−一÷C11,−C→y−C= 
OC00CII * V−11 V−12 V−13 V−14 V−15 UV−/A UV−/7 CH3CH3 x:y=IO:コO(重量比) UV−/ ざ 上記の紫外線吸収剤は、媒染剤を含有する層および/ま
たはその隣接層(例えば保護層)に含有させる。
紫外線吸収剤の添加量は、任意の割合でよいが、媒染剤
に対して、好ましくは、0.0/−410重量%、より
好ましくは0./−10重量%でおる。
ただし、媒染剤含有層とその隣接層の両方に添加する場
合は、合計量とする。
本発明に用いる紫外線吸収剤を色素固定材料中に添加す
るには以下の分散方法(特開昭!7−7j7.2’lj
号に記載)を適用することができる。
例えば、実質的に水に不溶な高沸点有機溶媒〔例えば、
フタール酸のアルキルエステル(例えば、ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレートなど)、トリメリド酸エ
ステル(例えば、トリーt−オクチルトリメリテート)
、芳香族エーテル、燐酸エステル(例エバ、ジフェニル
フォスフェート、トリフェニルフォスフェート、トリク
レジルフォスフェート、トリーコーエチルへキシルフォ
スフェート、ジオクチルブチルフォスフェート、レオフ
オスタ!(味の素■製))、クエン酸エステル(例えば
、アセチルクエン酸トリブチル)、アルキルアミド(例
えばN、N−ジエチルラウリルアミド)、シリコンオイ
ル等に溶解し、得られる溶液を親水性有機コロイド水溶
液中に乳化分散する方法(例えば、米国特許第2,3−
2,027号等)、補助溶媒(例えば、メタノール、ア
セトン、メチルセロソルブ等の水溶性溶媒、酢酸エチル
、酢酸7゛チル等の実質的に水に不溶な溶媒)をさらに
併用する水不溶性高沸点有機溶媒を用いた乳化分散方法
(例えば、米国特許第2,73り。
1rrr号、同第3,3!/、tl/号、特開昭タ/−
!タタグ3号等参照)、紫外線吸収剤を、有機溶媒(実
質的に水不溶性の高沸点有機溶媒、実質的に水不溶性の
低沸点有機溶媒、水混和性有機溶媒等)に溶かしくまた
はそれ自体清秋物であればそのままでもよい)、それを
ポリマーラテックス水性分散液中または親水性コロイド
を含有するポリマーラテックス中に添加して、本発明の
化合物をポリマーラテックス粒子中に含浸させた状態−
/2ター で分散するラテックス分散方法(例えば、特公昭!l−
37113号、特開昭j/−1ター1タタI、同jt/
−3タデt3号)、紫外線吸収剤を水に可溶な溶媒(例
えば、アセトン、メチルセロソルブ、メタノール、エタ
ノール等)に溶解し、色素固定材料の親水性有機コロイ
ド塗布液中に直接分散する方法、紫外線吸収剤自体が常
温で油状物である場合はそれ自体を親水性有機コロイド
溶液中に乳化分散して塗布液に添加する方法、等を挙げ
ることができる。とくに、実質的に水不溶性の高沸点有
機溶媒に溶解するか、またはさらに補助溶媒を併用して
溶解し、親水性有機コロイド水溶液中に乳化分散する方
法またはラテックス分散方法が好ましい。
本発明に用いる紫外線吸収剤は、7g当り乳化分散溶高
沸点有機溶媒約0./〜約10m1lを用い、好ましく
はOo、2〜41m1を用いて乳化分散する。また、紫
外線吸収剤と分散浴ポリマーラテックスの重量比を約0
./〜約/θg1好ましくはOl、2〜lAgの範囲で
用いてラテックス分散す−/30− る。
色素画像の褪色防止剤として金属錯体が有効である。金
属錯体としては、/〜グ座配位子から選ばれる配位子を
少なくとも7つもつキレート錯体が好ましい。このキレ
ート錯体の具体的な態様としては、λ座配位子がλ個配
位したもの、3座配位子が7個と/座配位子が/個配位
したもの、グ座配位子が/個配位したものである。
配位子原子としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、
ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子、沃素原子)
が好ましい。
金属錯体の要となる金属は、遷移金属、すなわち原子数
27のScから30のZnまで、3りのYからatのC
dまで、j7のLaからtoのHgまで、そして♂りの
Ac以上の原子数をもつ金属が有効であシ、なかでも、
Cu、Co、Ni。
PdXPtが好ましい。
金属錯体は、錯体全体(鉛基)としてアニオンを形成す
るか、または錯体内で電気的に中和されるのが好ましい
。金属錯体アニオンを形成する場合、その対カチオンは
7〜2価のカチオンが好ましい。
7〜2価のカチオンとしては、例えばアルカリ金属イオ
ン(L+  、Na  、 K  )、アルカリ土類金
属イオ:y(Mg  、Ca  、sT2+、2十 Ba  )、ヒスオニウムイオン(ビスアンモニウムイ
オンやビスホスホニウムイオン)、オニウムイオン(4
を級アンモニウムイオン、を級ホスホニウムイオン、3
級スルホニウムイオン)等を挙ケることができる。
遷移金属の錯体はそれ自身、可視波長域に吸収極大をも
ち、有色であるものが多いが、有色では色素固定層にス
ティンを生じさせることになるので、色素固定層に含有
される褪色防止剤は無色ないし、はとんど無色のものが
好ましい。
無色ないしほとんど無色の褪色防止剤は、以下に挙ける
一般式(/−1)、<2−1)〜(,2−IV)、C3
−1)および(3−11)で表わされる金属錯体である
(/−1) 上記式(/−1,)中、Mlは’Cu、Co、Ni、P
dまたはptであシ、Xは0またはSであ)、R11は
アルキル基、了り−ル基、アルコキシ基またはアリーロ
キシ基を表し、同一のPK子に結合したR11は互いに
連結して、P原子とともに6員環を形成してもよい。
この金属錯体の詳細については、米国特許第≠。
211/、133号明細書の第3欄〜第6欄に記載され
ておシ、具体例としては下記の化合物を挙げることがで
きる。
(t−y) 一/、33− (/−コ) (/−J) 一/3  弘− (,2−n) (,2−■) 上記式(2−1)〜(、z−IV)中、M2はMlと同
義である。RXR、RおよびR42は各々水素原子、ハ
ロゲン原子、シアン基、アルキル基、アリール基、シク
ロアルキル基、もしくは複素環基を表すが、これらの原
子もしくは基は直接または二価の連絡基を通してベンゼ
ン環の炭素原子に結合する。
R12とR22、R22とR32、またはR32とR4
2は互いに連絡してl員環を形成してもよい。
R52とR82は各々水素原子、アルキル基またはアリ
ール基を表わす。
B 62は水素原子、アルキル基、アリール基、まだは
ヒドロキシル基を表わす。
R72はアルキル基、またはアリール基を表す。
2は!またはl員環を形成するに必要な非金属原子団を
表す。
この金属錯体の詳細については、米国特許筒グ。
2≠よ、072号明細書の第3欄〜第3を欄に記載され
ており、具体例としては下記の化合物を挙げることがで
きる。
(2−/) (2−、り (−一3) (,2−グ) (j−1t) 上記式<3−I)および(3−II)中、M3は一般式
(/−I)のMlと同義であり、またR1R23、R3
3、およびR43は各々一般式(2−I)〜(、z−■
)のR12、R22、R32およびR42と同義である
。R53とR63は各々水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリーロキ
シカルボニル基、アルキルスルホニル基モしくハアリー
ルスルホニル基ヲ表わす。
この金属錯体の詳細については、米国特許第1゜2よ≠
、19!号明細書の第3欄〜第r欄に記載されており、
具体例としては下記の化合物を挙げることができる。
(J−/) (J−,2) (J−、J) (<z−1) (≠−■) (式中、(Cat1’)および[:CaLz:]は錯体
を中性ならしめるために必要な陽イオンを示し、M4は
Mlと同義である。nは1または−を表す。)(グー■
) (≠−■) 式中、〔Cat〕は錯体を中性ならしめるために必要な
陽イオンを示し、nは/または2を示し、M4はMlと
同義である。
R91は置換または無置換のアルキル基、アリール基ま
たは複素環基を示し、同一の配位子中の一つのR91は
互いに結合して環を形成してもよい。
この化合物の詳細は特開昭t2−/7゜グ7グ/−/4
L/− 号、特願昭t2−234t103号に記載されており、
具体例としては次の化合物を挙げることができる。
(弘−/) (グー2) (グー3) 一/4(,2− (グーμ) (≠−よ) (、t−1) 式中、R101〜R104は、それぞれ、水素原子、ハ
ロゲン原子、シアン基、水酸基、直接もしくは2価の連
結基を介して、間接的にベンゼン環上の炭素原子に結合
するアルキル基、アリール基、シクロアルキル基、複素
環基を示し、これらは、同じでも異っていてもよく、ま
た R101〜R104のうち、隣シ合った二つの置換
基は結合して環を形成してもよい。また、二つのR10
4は互いに結合して環を形成してもよい。
R105、R106は、水素原子、アルキル基、アルキ
ルチオ基、アリール基、アリールチオ基、複素環チオ基
、シアノ基を示し、これらは、それぞれ同じでも異って
いてもよく、RとRは結合して環を形成していてもよい
(j −m )       R109(j−IV) 一/ グ j− (式中、R107〜R111はハロゲン、水素原子、直
接もしくは2価の連結基を介して間接的にベンゼン環上
の炭素原子に結合するアルキル基、アリール基、シクロ
アルキル基、複素環基を示し、これらは同じでも異って
いてもよく、又、これらのうち隣シあった置換基は結合
して環を形成してもよく、1112、R113はアルキ
ル基、アリール基を示し、これらは同じでも異っていて
もよく、R114、R115は水素原子、アルキル基、
アリール基、シアノ基を示し、これらは、それぞれ同じ
でも異っていてもよく、RとRはそれぞれ結合して環を
形成していてもよい。)一般式(j−1)の詳細は特願
昭J、2−j102を号に、また一般式(s−I[)〜
(t−1t/)の詳細は特願昭tノー2304r!Pt
号に記載されている。これらの具体例としては次の化合
物が挙げられる。
−/+A− (1−/> (j−2) (j−、J) (j−グ) 6H5 (t−1) (r−7) C4H9 (A−11) 一/’dター (上式中、M6はMlと同義、X及びX′は、それぞれ
独立に、硫黄及び酸素からなる群よシ選の ばれる一員を表わし、Cat はカチオンを表わし、A
は下記式: (上式中 R120は水素又はアルキルを表わし、R1
21及B R122は、それぞれ独立に、水素、フェニ
ル、置換フェニル、ニトリル及ヒアルキルからなる群よ
シ選ばれる一員を表わす)の基を表わす) この化合物の詳細は特開昭3O−47tμり号に記載さ
れておりその具体例としては下記の化合物を挙げること
ができる。
iso− (g−/) (A−,2) (g−J) (2−グ) (J−、r) 本発明において用いられる蛍光増白剤としてはに、 V
eenRataraman lIi!”The Che
mistryof 5ynthetic Dyes”v
巻筒を章に記載されている化合物を用いることができる
。よシ具体的にはスチルベン系化合物、クマリン系化合
物、ビフェニル系化合物、ベンゾオキサシリル系化合物
、ナフタルイミド系化合物、ピラゾリン系化合物、カル
ボスチリル系化合物などが挙げられる。
本発明に用いる蛍光増白剤のうち水溶性のものは直接水
溶液で受像材料に加えたり、感光材料中に添加するか、
また後述の如く少量の溶媒を用いて現像と転写を同時ま
たは連続に行なう場合、この溶媒中に添加して受像材料
に転写してもよい。
水不溶性の蛍光増白剤の場合には高沸点有機溶剤に溶か
して色素固定材料中に添加することができる。
以下に具体的な化合物を挙げるが本発明はこれらの化合
物に限定されるものではない。
−/ 夕 3− −1Sb− // /3 一/!7− /グ 2よ C2H5 ,2& H3 +2g コタ 水不溶性の蛍光増白剤を添加する場合には、後述のよう
に高沸点有機溶剤が用いられるが、具体的には例えば米
国特許λ、3.22,027号に記載の方法などが用い
られる。例えばフタール酸アルキルエステル(ジブチル
フタレート、ジオクチルフタレートなど)、リン酸エス
テル(トリクレジスフオスフェート、ジオクチルブチル
フォスフェートなど)、クエン酸エステル(例えばアセ
チルクエン酸トリブチル)、安息香酸エステル(例えば
安息香酸オクチル)、アルキルアミド(例えばジエチル
ラウリルアミド)、脂肪酸エステル(例えばジブトキシ
エチルサクシネート)、トリメシン酸エステル類(例え
ばトリメシン酸トリブチル)、塩素化パラフィン(例え
ばエン・すJO味の素■など、または沸点的300Cな
いし/!O0Cの有機溶媒、例えば酢酸エチル、酢酸ブ
チルなどの低級アルキルアセテート、プロピオン酸エチ
ル、2級ブチルアルコール、メチルイソブチルケトン、
シクロヘキサノン、メチルセロソルブアセテート等を併
用して溶解したのち、親水性コロイドに分散され乳化物
として用いられる。
本発明の蛍光増白剤の使用量は0.7〜200mg/m
2存在するように添加するのが好ましく、!〜100m
g/m2の範囲で用いるのが最も好ましい。
本発明の受像材料の構成層(色素固定層、保護層、バッ
ク層など)にはすべり性の改良、耐接着性の改良、色素
固定要素と感光要素の剥離性の改良、媒染層の脆性の改
良、カールバランスの一層−/1/− の改良などの目的で、油滴を存在させてもよい。
本発明において、油滴とは、親水性コロイド中に微細に
分散された油状の独立した系で、実質的に水に不溶な液
状粒子をいう。油滴の大きさは微細なほど良く、好まし
くは平均粒径3μm以下、特に7μm以下、さらにはO
,Sμm以下がよい。
本発明における油滴は例えば、米国特許第2゜322.
027号、同第λ、’333.j/グ号、同第、2.1
12.137号、特公昭+J−23,233号、英国特
許筒り31,1711/号、同第1゜j、2.2.71
3号、特開昭30−8’、2071r号、米国特許第2
,333..26.2号、同第3.z74、/44.2
号、同第3.too、4#lI号、特開昭j/−21r
F2/号、同第j/ −/II/l、23号、特願昭t
o−7aprtaす号などに記載されテイルエステル類
(例えばフタル酸エステル類、リン酸エステル類、脂肪
酸エステル類など)、アミド類(例えば脂肪酸アミド類
、スルホアミド類ナト)、エーテル類、アルコール類、
パラフィン類、シリコーンオイルなどの常温で液体で、
加熱−/J、2− 処理温度では蒸発しない高沸点有機溶媒が好ましい。
屈折率が、/、!0〜/、60の高沸点有機溶媒が好ま
しく、より好ましくは、/、!3〜l。
j7である。
また単独では固体であっても、一種以上併用することに
よって融点降下を起こし塗布膜中で液状の滴となるもの
も油滴として包含される。
また、常温では固体であるが、親水性バインダー中に含
有された時、あるいは種々の写真用添加剤を含有させた
時に液状の滴として存在するものも油滴として包含され
る。例えば、蛍光増白剤、UV吸収剤、酸化防止剤など
を含む。
以下に油滴を構成するために用いる化合物の具体例を挙
げる。
(1)   流動/にラフイン (2)  塩素化パラフィン (≠) CH3−CH−C00CH2CHC8H,70HC6H
13 <s> CH3−CH−C00CH2CH−C1oH2□0HC
3H07 CH3−CHCα)CtsHa7−i s。
H C6H13CHCH2CH=CH−(CH2)7Cα℃
16H33−n景 H (lr) (り) (io) 0OR1 CHOH CHOHR’ ”’CtoH21−n C0OR” 一/1!− (/l) (n−C10H21)C−CH2Cα)C2H5(/3
) C13H27Cα)C1gH37−i s。
(/<t) (lり (/l) −/4J− (/7) (/r) (/り) (,2,2) (−≠) (λj) r/ (、z、r) ()5i′) (3/) (C4H90ヤp=。
一/A9− (3μ)    (CsH□70+i−P二〇(J j
 )   (1so−C10H21−)yP=0(JA
)    (n−CtsHaaOiP=0(37)  
 (n−C1sHa70−3yP=0(3り)   C
3H17CH=CH(CH2)11CONH2(≠O) −/70− (≠7) (グ2)C□、H23CONfC2H40CH3)2(
≠3)  レオフィス■jO(味の素■製)(+≠) 
 レオフィス■6よ(味の素■製)(≠S)   レオ
フィス■り5(味の素■製)(1)  レオフィスo/
lO(味の素■製)これらの化合物は公知でアシ、市販
品として入手できるかまたは公知の合成法によシ容易に
合成できる。
また、本発明で特に好ましく用いられるシリコーンオイ
ルとしてはジメチルシリコーンオイルからジメチルシロ
キサンに各種の有機基を導入した変性シリコーンオイル
まで全てのシリコーンオイルを挙げることができる。
本発明に使用される特に好ましいシリコーンオイルは下
記一般式〔I〕で表わされる。
一般式5−4i) CH3CH3 一般式〔I〕は次の一般式[1−/ :]で示されるシ
ロキサンユニットと次の一般式5−C1)で示される末
端基とを有する直鎖状シロキサンを包含する。
一般式5−(1−/) CR3 5i−0− 一般式5−CI−2〕 CR3 R1−8i−0− さR3 式中、R1は水素原子、アルキル基、置換アルキル基、
シクロアルキル基、アリール基、置換アリール基、アル
コキシ基、置換アルコキシ基、アルコキシカルボニル基
または置換アルコキシカルボニル基を表わす、lはOも
しくは7以上の数、mは7以上の数、l十mは/から1
000の数を表わす。
一般式5−C1)においてR1は同一種類であっても二
種類以上の異なる種類のものであってもよい。すなわち
、一般式S−[I)で表わされるシリコーンオイルは同
一種類のR1から々る一般式S−CI−/ )のシロキ
サンユニットで構成されていてもよいし、またR1の種
類が異なる二種類以上の一般式S−(■−i)のシロキ
サンユニットで構成されていてもよい。
一般式s−〔i〕で表わされるシリコーンオイルの中で
特に好ましいものは下記一般式5−(11)またはS−
[1[1)で表わされる。
−/73− 一般式S−〔n:] 一般式S−[I[[〕 式中、R1′は−CH3まだは前記一般式S−〔I〕の
R1と同義を表わし、pはOもしくは7以上の数、qは
1以上の数、aは/〜/7の数を表わす。
前記一般弐S−CIf )およびS−[11に於いて、
カルボキシル当量(カルボキシル当量とは分子量をその
中に含まれているカルボキシル基の数で割った値である
)が/2O−AOOOOものが好ましく、特に好ましく
は/λo−poθ0であ−/74’− る。
次に一般式S−〔■〕で表される化合物のうち、本発明
に使用される代表的な具体例を挙げるが勿論これらに限
定されるものではない。
/−/ CH3 CH3 / −λ CH3 CH3 /−3 CH3 C5H1□ / −≠ CH3CH3 C12H25CH3 /−3 /−A / −7 O(C3H&O)  1oCaI4q ■−13 17o。
\ NHCHzCHtNHz CH。
■−27 ■−28 CIIH3フ ■ (CHa)is i  O−+−3i −0→1−3 
i −+c H3) 。
CH2 ■−29 Hs ■ −f−3i−〇+−r     (環状)16HH ■−30 ■−31 1−32〜■−38 COOH NO−」シー−」シ□ ] −35303 CH*      CHs      CHzI   
     I        1■−40 CH,CHi      CHn :          1 本発明の受像材料の構成層(パック層を含む)には膜物
性改良の目的等でポリマーラテックスを含有させること
ができる。
本発明に使用するポリマーラテックスを構成する単量体
としては、例えば、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、クロトン酸エステル、ビニルエステル、マレ
イン酸ジエステル、フマル酸ジエステル、イタコン酸ジ
エステル、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、ビ
ニルエーテル類、スチレン類等が挙げられる。これらの
単量体についてさらに具体例を示すと、アクリル酸エス
テルとしてはメチルアクリレート、エチルアクリレート
、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレ−)
、tert−ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレー
ト、λ−エチルへキシルアクリレート、アセトキシエチ
ルアクリレート、フェニルアクリレート、−−メトキシ
アクリレート、コーエトキシアクリレート1,2−(J
−メトキシエトキシ)エチルアクリレート等が挙げられ
る。
−7ざ グー メタクリル酸エステルとしてはメチルメタクリレート、
エチルアクリレート、n−プロピルメタクリレート、n
−ブチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレ
ート、シクロヘキシルメタクリレート、λ−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、λ−エトキシエチルメタクリレ
ート等が挙げられる。クロトン酸エステルとしてはクロ
トン酸ブチル、クロトン酸ヘキシルなどが挙げられる。
ビニルエステルとしてはビニルアセテート、ビニルプロ
ピオネート、ビニルブチレート、ビニルメトキシアセテ
ート、安息香酸ビニル等が挙げられる。
マレイン酸ジエステルとしてはマレイン酸ジエチル、マ
レイン酸ジメチル、マレイン酸ジブチル等が挙げられる
。フマル酸ジエステルとしてハフマル酸ジエチル、フマ
ル酸ジメチル、フマル酸ジブチル等が挙げられる。イタ
コン酸ジエステルとしてはイタコン酸ジエチル、イタコ
ン酸ジメチル、イタコン酸ジブチル等が挙げられる。ア
クリルアミド類としてはアクリルアミド、メチルアクリ
ルアミド、エチルアクリルアミド、プロピルアクリ−/
I!− ルアミド、n−ブチルアクリルアミド、tert−ブチ
ルアクリルアミド、シクロヘキシルアクリルアミド、コ
ーメトキシエチルアクリルアミド、ジメチルアクリルア
ミド、ジエチルアクリルアミド、フェニルアクリルアミ
ド等が挙げられる。メタクリルアミド類としてはメチル
メタクリルアミド、エチルメタクリルアミド、n−ブチ
ルメタクリルアミド、tert−ブチルメタクリルアミ
ド、λ−メトキシメタクリルアミド、ジメチルメタクリ
ルアミド、ジエチルメタクリルアミド等が挙げられる。
ビニルエーテル類としてはメチルビニルエーテル、ブチ
ルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、メトキシ
エチルビニルエーテル、ジメチルアミンエチルビニルエ
ーテル等が挙げられる。スチレン類としては、スチレン
、メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチルスチ
レン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ブチル
スチレン、クロルメチルスチレン、メトキシスチレン、
メトキシスチレン、アセトキシスチレン、クロルスチレ
ン、ジクロルスチレン、ツロムスチー/ と 2− レン、ビニル安息香酸メチルエステル、−一メチルスチ
レン等が挙げられる。これらの単量体は本発明の目的に
したがって、単独重合体で(共重合体でもよい。好まし
くはアクリル酸エステル類、アクリル酸エステル類とメ
タクリル酸エステル類の共重合体、およびアクリル酸エ
ステル類とアクリル酸またはメタクリル酸との共重合体
である。
平均分子量は好ましくは10万以上、特に30万〜jO
万である。
ポリマーラテックスは種々の方法で製造できる。
エチレン系不飽和固体単量体のフリーラジカル重合は化
学的開始剤の熱分解または酸化性化合物における還元剤
の作用(レドックス開始剤)または物理的作用例えば紫
外線または他の高エネルギー輻射、高周波等によシ形成
されるフリーラジカルの単量体分子に付加することによ
って開始される。主な化学的開始剤としてはパーサルフ
ェート(アンモニウムおよびカリウムパーサルフェート
)、過酸化水素、”l≠′−アゾ、ビス(クーシアノバ
レリアン酸)等(これらは水溶性である。)、アゾイソ
ブチロニトリル、ペンジイルノミ−オキサイド、クロロ
はンゾイルパーオキサイドおよび他の化合物(これは水
に不溶性である。)がある。
普通のレドックス開始剤には過酸化水素−鉄(If)塩
、過硫酸カリ−重硫酸カリウム、セリウム塩アルコール
等がある。
開始剤の例およびその作用はF、 A、 Bovey著
1−Emulsion Polymerization
JInterscience Publishes  
Inc、 NewYork発行/ 9j発行年第jター
第23頁に記載されている。
乳化剤としては界面活性を持つ化合物が用いられ、好ま
しくは石けん、スルホネートおよびサルフェート、カチ
オン化合物、両性化合物および高分子保護コロイドが挙
げられる。これらの群の例およびそれらの作用はBe1
g1sche ChemischeIndustrie
第2を巻筒16〜第、20頁(/り43年)に記載され
ている。
上記のポリマーラテックスの中でもガラス転移点が低い
もの(例えばTg≦ao0Cのもの)は媒染剤含有層の
脆性(ひびわれ)の改良に有効である。ガラス転移点の
高いもの(例えばtio 0c〜/lO°C)はカール
バランス、耐接着性、寸度安定性等の改良に有効であり
、パック層に用いると特に有効である。
本発明に使用されるポリマーラテツク・スの具体例を以
下に記載するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
P−/ −J −itター P−≠ −z −J ― −r H3 一/りQー P−タ CH3 ■ ♂H P−/。
CH3 C00−C(CHa)a(t)     3グ&KP−
/2 CH3 −CH2−C−J J r K Cα)C2H5 P−/3 CH3 −CH2−C−t O/ K 〇〇0H P−/ ≠ CH3CH3 X/y=3 / 、0//−タ、O −7t CH3CH3 x/y=s3.≠/≠t、6 x / y = 7λ、グ/コアi P−/7 CH3 x/y/z=り3.θ/a、θ/3.θP−/r −CH2−CH− C0N−CH33A 2に ■ CH3 P−/り P−,2゜ CH3 ■ −CH2−C−3J 、r K Cα)C2H5 P−+2 / CH3 −CH2−C−Jり/に C0O−C(CH3)3 P−、z、z α 一/り3− CH3 −CH2−C−32gK C00CI(2CH20H P−一を 上記添加剤として用いられるポリマーラテックスは平均
粒径が20pm−200μmの水不溶性ポリマーの水分
散物で、好ましい使用量は前記親水性コロイドバインダ
ーに対して乾燥重量比で0゜0/〜コ、Oで特に好まし
くは0./〜/、0である。
受像材料の構成層(パック層を含む)には塗布性の改良
、スベリ性の改良、帯電防止、熱現像感光材料と受像材
料の剥離性の改良等のため有機フルオロ化合物を含有さ
せることができる。
有機フルオロ化合物は、少なくとも3個のフッ素原子と
少なくとも3個の炭素原子を含む鎖状ま一/りμ− たは環状化合物を包含し、カチオン系、ノニオン系、ア
ニオン系、ベタイン系のいずれのタイプも好ましく使用
できる。
本発明で用いられる有機フルオロ化合物の代表的なもの
は、例えば、米国特許筒3,18’り、りot号、同第
3.ttt、≠7を号、同第3,7タダ、タコ1号、同
第J 、 77j 、 タコを号、同第3,110.t
グθ号、英国特許第1.330゜3jt号明細書、特開
昭ji−ioぶ4(/り号公報に記載されている。
これらの有機フルオロ化合物の代表例については、特公
昭j7−20!3号公報の第r欄〜第77欄、特開昭J
/−20タグダ号等に記載されている。
特に好ましい有機フルオロ化合物は、アニオン系有機含
フツ素界面活性剤である。
有機フルオロ化合物の添加量は塗設される保護層/ m
 2当たり0./−J−00mgであり、好ましくは/
〜λoomgである。
具体的には以下の様々化合物がある。
−/りj− CH2−COONH4CF3−)−H Na035−CH−COOCH2+cF2 +i、−H
CF3 (CF2+−COONH4 CF3 (CFz+fH2喘C(イ)HCFa (CF
2−)−+CHz墳C■NaH(CF2CF2+−cO
ONa α (17(cF’2−cp−)、−cp2−COOK■ CF3(−CF2+−CH−CH−(−CH2−)、−
COONa−lり6− CF3 CH3。
0 (CF2CF2量CωNa C2H5゜ 3H7 3H7 一/り7− 2H5 (SO3にはo −、m−、またはp−位)(同 上) CF3(CF2+−803K CF3 (CF2 +1−i−CH2−08O3NaC
F3 (CFz−)=−COOCH2+−8O3Nak
l (CF2 vCH2−0−(−CH2#5O3Na
C16H33−OH−COOCH2−CF303Na −/9J’− C16H33−CH−00MCH2−CC16H33−
CH−CO CH3 (803Naはμ−位または!−位) CH2CH20,−COO+C:E(2CH20−)=
−HCH3 2H5 一/タター CFa +CF2 ヤa復−(−CH2CH20−)=
−CHaH+CF2CF2九−CH20H H−(−CH2CH2+−CH20H H3 C2F5 CF30F3 CF 3−C−CH−CF−COONa2F5 2F5 FCF CF3−C−C−CHF−CF3 C2F5  SO3Na 2F5 F3CF3 I CH3 一λ θ /− C2F’5 Coo(CH2CH20)4HCF3−C
−C−CHF−CF3 C2F5  C00Na −,202− 0H OHCH3 −,203− OH 別の有機フルオロ化合物として、疎水性フッ素化合物が
挙げられる。
ここでいうオイル状フッ素化合物や固体状フッ素化合物
樹脂等の微粒子であり、ラテックス状微粒子であること
が好ましい。
オイル状フッ素化合物の具体例としてはフッ素油が挙げ
られ、また固体状フッ素化合物樹脂の具体例としては四
フッ化エチレン樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、三フッ化
塩化エチレン樹脂、六フッ化プロピレン樹脂、フッ化エ
チレン−プロピレン共重合体樹脂等が挙げられる。
これら疎水性フッ素化合物は市販されており、容易に入
手することができる。例えば、フッ素油としては、ダイ
キン工業より商品名ダイア・イル■−一 〇 グー やデムナム0で市販されておシ、またデ=ポン社より商
品名クライトツクス■/!/II、同/32j1同2≠
OAC,同LPV、同/!06、同/  −All、同
/l≠!で市販されている。また四フッ化エチレン樹脂
としては、ダイキン工業よシ商品名ルブロン■やポリフ
ロン■で三井・デュポンフルオロケミカル社より商品名
テフロン■30−Jで;フッ化ビニリデン樹脂としては
、ダイキン工業よシ商品名ネオフロン■VDFで;三フ
ッ化塩化エチレン樹脂としては、ダイキン工業より商品
名ネオフロン■CTFEで;また六フッ化プロピレン樹
脂としては、ダイキン工業より商品名ネオフロン■FE
Pで:フツ化エチレンープロピレン共重合体樹脂として
は三井・デュポンフルオロケミカル社よりテフロン■/
20で市販されている。
これら疎水性フッ素化合物はその分子中に界面活性剤で
通常用いられる親水基部分(例えば、カルボシキル基、
スルホ基、スルホン酸基などのアニオン性基;アミン基
などのカチオン性基;ポリ20j− オキシエチレン鎖などのノニオン性基ニアミノ酸などの
両性基)をまったく含まず、水に不溶性であシ、界面活
性はまったく示さず、かつ含有するフッ素原子の作用に
より疎油性である。
フッ素油は写真分野で公知の乳化分散法により油滴状に
親水性コロイド中に分散される。
疎水性フッ素化合物の微粒子を添加する塗布層としては
受像材料の色素固定層および/またはパック層の最上層
が好ましい。受像材料の種類等により最上層は色素受容
層であったり、または表面保護層であったシするが、い
ずれの場合でも疎水性フッ素化合物微粒子は表面最外層
に添加されるのが好ましい。
画像形成前の画像形成用シート同志の接着故障を防止す
るには表面最外層および裏面最外層のいずれか一層に疎
水性フッ素化合物微粒子を添加すれば充分であるが、色
うつシ防止や転写後の剥離性を改良するには少なくとも
表面最外層に疎水性フッ素化合物微粒子を添加すること
が望ましい。
疎水性フッ素化合物の固形微粒子の平均粒径は−,20
t− 表面最外層に添加する場合には、約0.0/〜10μm
1好ましくはo、o、2〜J°μm1 特に好ましくは
O6θ!〜−μmである。裏面最外層に添加する場合に
は約0.0/〜30μm、好ましくは0.03〜/jμ
m1 特に好ましくは0.1〜10μmの粒径である。
フッ素油を用いる場合、その微粒子(油滴)の平均粒径
は約0.0/−10μm1 好ましくはθ。
Oコ〜spmである。
本発明に用いられる受像材料の保護層又はパック層に添
加されるマット剤は、従来公知のものを使用できる。
マット剤は写真技術分野に於てよく知られており、親水
性有機コロイドバインダー中に分散可能な無機または有
機材料の不連続固体粒子であると定義できる。無機のマ
ット剤の例としては酸化物(例えば二酸化珪素、酸化チ
タン、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム等)、アル
カリ土類金属塩(例えば硫酸塩や炭酸塩であって、具体
的には硫酸バリウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム等)、画像を形成しないノ・ロゲン
化銀粒子(塩化銀や臭化銀等でさらにハロゲン成分とし
て沃素原子がわずかながら加わってもよい)やガラス等
である。
このほかに西独特許!、j、2り、32/号、英国特許
第7AO,773号、同/、260,772号、米国特
許第1、.2(7/ 、り02号、同一。
19コ、2μ/号、同3,013.AtJ号、同3、O
t2.t≠り号、同3.λ37.20を号、同3.3.
22.333号、同3,313.Pjg号、同、3,3
70.り57号、同!、u//、207号、同3,17
37.lll’1号、同3,123゜0λλ号、同J、
t/j、j!≠号、同3.t3j、7/グ号、同3,7
tり、O,2O号、同t。
Oλ/、2グj号、同p、oコタ、to4L号等に記載
されている無機マット剤を用いることもできる。
また、有機のマット剤の例には澱粉、セルロースエステ
ル(例えば、セルロースアセテートプロピオネート等)
、セルロースエーテル(例えばエチルセルロース等)、
合成樹脂等である。合成樹脂の例としては、水不溶また
は難溶性合成ポリマーであり、たとえばアルキル(メタ
)アクリレート、アルコキシアルキル(メタ)アクリレ
ート、グリシシリル(メタ)アクリレート、(メタ)ア
クリルアミド、ビニルエステル(例えば酢酸ビニル)、
アクリロニトリル、オレフィン(例えばエチレン等)、
スチレン、ベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド縮食物
などの単独もしくは組合せ、またはこれらとアクリル酸
、メタクリル酸、α、β−不飽和ジカルボン酸、ヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート、スルホアルキル(
メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸等の組合せを
単量体成分とするポリマーを用いることができる。
その他エポキシ樹脂、ナイロン、ポリカーボネート、フ
ェノール樹脂、ポリビニルカルバゾール、ポリ塩化ビニ
リデン等も用いることができる。
このほかに英国特許第1.031.7/、3号、米国特
許第1.り3り、213号、同一、λ2/。
173号、同コ、λ4ff、4A2号、同コ、3コー2
0タ− コ、037号、同λ、37t、00j+号、同一。
39/ 、111号、同、2.70/ 、2113号、
同コ、タタ2,10/号、同3,07り、237号、同
3、.2/;コ、7ざコ号、同3.グ1LtJ、タグを
号、同3.よ/l、13.2号、同3.j3り、3tグ
号、同3.jり/、37り号、同3,7j4t。
り、2グ号、同3,7t7.lA4り号、特開昭ゲタ−
10A♂コ/号、同67−/4t133号等に記載され
ている有機マット剤を用いることができる。
なかでもポリメチルメタクリレート、ベンゾグアナミン
・ホルムアルデヒド縮合ポリマー(ベンゾグアナミン樹
脂、具体的には下記式で示されるもの、例えば商品名工
ポスター;日本触媒化学工業■製:既存化学物質7−3
/など)、ポリオレフィン(例えば商品名フロービーズ
LE−/C#o、CL−2oro、HE−sox3:製
鉄化学展あるいは商品名ケミパールV−100:三井石
油化学製)、 ポリスチレンビーズ (モリテックス社製)、ナイロン
ビーズ   (モリテックス社製)、ASm脂ビーズ 
  (モリテックス社製)、エポキシ樹脂ビーズ (モ
リテックス社製)、ポリカーボネート樹脂(モリテック
ス社製)等が好ましい。
アルカリ可溶性マット剤として特開昭33−723/号
、同!I−AA’?37号、同to−itり≠号記載の
メタアクリル酸アルキル/メタアクリル酸共重合体等の
アルカリ可溶マット剤、特開昭j♂−/lt3≠/号記
載のアニオン性基を有するアルカリ可溶性ポリマーを用
いることもできる。
これらのマット剤は併用してもよい。
(たとえば、特開昭j♂−/り!り3j号記載の、モー
ス硬度の異なるコ種以上の微粒子粉末の併用、特開昭!
ター/グ23jt号記載の平均粒径の異なる2種以上の
球形マット剤の併用、色素固定層にシリカの様な不定形
のマット剤とパック層にポリメチルメタクリレートの様
な球形のマット剤を併用するなど。) 受像材料のパック層にマット剤を用いる場合、特に粒径
が10μmをこえるもの、好ましくは/λ〜!Oμm1
 特に好ましくは72〜30μmのものが全粒子の0.
00.2 cm3/m2以上、好ましくはo 、 o 
o 夕〜o 、 j cm3/m2、特に好ましくは0
.07〜θ、J cm37m2である一rット剤を含有
させることが好ましい。
色素固定層にマット剤を用いる場合、粒径が70μm以
下であることが好ましい。添加量は0゜Jcm3/m2
以下であることが好ましい。
このようなマット剤の添加によシ、受像材料を重ね合わ
せて保存したとき等の塩基または塩基プレカーサーのパ
ック層の転移による画像ムラが格段と減少し、しかも接
着性も改良される。
また、とれらのマット剤と有機フルオロ化合物を併用し
て用いることもできる。
本発明の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、ス
ベリ性改良、乳化分散、接着防止および写真特性改良(
例えば現像促進、硬調化、増感)々ど種々の目的で種々
の界面活性剤を含んでもよい。
例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイ
ド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリ
エチレングリコールアルキルエーテル類まだはポリエチ
レングリコールアルキルアリールエーテル類、ポリエチ
レングリコールエステル類、ポリエチレングリコールソ
ルビタンエステル類、ポリアルキレングリコールアルキ
ルアミンまたはアミド類、シリコーンのポリエチレンオ
キサイド付加物類)、グリシドール誘導体(例えばアル
ケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポ
リグリセリド)、多価アルコ−2/3− 一ルの脂肪酸エステル類、等のアルキルエステル類など
の非イオン性界面活性剤;アルキルカルボン酸塩、アル
キルスルフォン酸塩、アルキルはンゼンスル7オン酸垣
、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、アルキル硫酸エ
ステル類、アルキルリン酸エステル類、N−アシル−N
−アルキルタウリン酸、スルホコハク酸エステル類、エ
スホアルキルポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル類、ポリオキシエチレンアルキルエイコサン酸エス
テル類などのようなカルボキシ基、スルホ基、ホスホ基
、硫酸エステル基、リン酸エステル基等の酸性基を含む
アニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノアルキルスル
ホン酸類、アミノアルキル硫酸またはリン酸エステル類
、アルキルベタイン類、アミンオキシド類などの両性界
面活性剤;アルキルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族
第7級アンモニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウ
ムなどの複素環筒グ級アンモニウム塩類および脂肪族も
しくは複素環を含むホスホニウムもしくはスルホニウム
塩類などのカチオン界面活性剤を用いる一2/  グー ことができる。
特に、特開昭7.2−/7j4’Jj、特開昭tロー/
r3≠!7、特開昭t2−/と3グj7等の界面活性剤
を用いると色素固定層との剥離性が改良される。
本発明の受像材料の構成層(パック層を含む)にはスベ
リ剤を加えてもよい。
スベリ剤としては、高級アルキル硫酸ソーダ、高級脂肪
酸高級アルコールエステル、カーボワックス、高級アル
キルリン酸エステル、シリコン系化合物などが挙げられ
る。特に米国特許筒2.a’1.2,117号、同第3
 、/2/ 、OtO号、同第3.130.6110号
、特開昭!/−/≠/J、23号などに記載の化合物は
単用または2種以上併用して特に有効である。
またフランス特許筒、2 、 /10 、≠tJ号、英
国特許筒りj!F、Ot1号、同/、/グ3.//♂号
、同/、270.!71号、同/、320゜11号、同
/ 、3.20.737号、特開昭ゲタ−jtO/7号
、同!/−/グ/ 7.2j号、同311−/!922
/号、同36−r/I’ll1号、リサーチ・ディスク
ロージャー(ResearchDisclosure 
)  / 3り47号、米国特許筒1゜コt3,722
号、同コ、j♂r、763号、同コ、73り、ざり1号
、同3,0/r、/71号、同3,0112,32λ号
、同3.θ10,377号、同3,01.2.0#7号
、同3,12/、Oto号、同j 、、222 、 /
7g’号、同3.コタタ。
り7り号、同3.グrり、り47号、同3.!/l、?
31号、同J、JオI、373号、同3゜t7り、4’
//号、同3,170.!27号等に記載のものを用い
ることができる。
スベリ剤の塗布量は、約!〜200mg/m2が適当で
ある。
本発明の受像材料の構成層(パック層を含む)には耐接
着性の改良、膜強度の改良、カールバランスの改良など
の目的でシリカ、特にコロイド状シリカを含有させても
よい。
コロイド状シリカは平均粒子径が7mμ〜/、2θmμ
で主成分は二酸化ケイ素であシ、少量成分としてアルミ
ナあるいはアルミン酸ナトリウム等を含んでいてもよい
。またこれらコロイド状シリカには安定剤として水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化
アンモニウム等の無機塩基やテトラメチルアンモニウム
イオンのよう々有機塩が含まれていても良い。特にコロ
イド状シリカの安定化剤としては水酸化カリウムあるい
は、水酸化アンモニウムからなるコロイド状シリカが好
ましい。これらコロイド状シリカについては例えば、イ
ーボン マテジエグイツク(Egon Matijev
ic)編、サーフイス アンドコロイド サイ:r−ン
ス(Surface andColloid 5cie
nce)の第を巻、3〜10O頁(/り73年、ジョン
 ウィリー アンド サンス(John Wiley 
& 5ons ):]  に詳細に述べられている。
コロイド状シリカの具体的な例としては、デュポン社(
E、 1. du pont de Nemours 
&Co、(USA))からLudox AM、 Lud
ox AS 。
LucLox LS、  Ludox TM、  Lu
dox H8等の一2/7− 商品名で、日量化学■(日本、東京)からはスノーテッ
クス20.スノーテックスC1スノーテックスN1スノ
ーテツクスO等の商品名で、Mon5anto Co、
 (USA)からは5yton  C−30,5yto
n 200等の商品名で、またNa1co Chem、
 Co、 (USA)からはNalcoag/ 030
. Nalcoag / 060. NalcoagI
D−2/−+<!等の商品名で市販されているものが挙
げられる。
コロイド状シリカの好ましい使用量はバインダーとして
用いられているゼラチンに対して乾燥重量比で0.OJ
〜/、0で、特に好ましくは0゜+2〜0.7でおる。
本発明において、受像材料には各種薬品の分散液あるい
は塗布液の泡の発生を防止し、塗布面状を良化するため
消泡剤を用いることが好ましい。
本発明に用いられる消泡剤としては、シリコーン油(ポ
リメチルシロキサン)、非イオン活性剤、例えばスパン
(米アトラス、パウダー社商品名)、ツルポン(東邦科
学工業■社商品名)、ンルゲン−,2/f− (第一工業農薬■社商品名)等が使用出来るが、化学的
に安定ですぐれた効果があるものとしてはシリコーン油
が最も好ましい。
また、外部から水を供給して、画像を得る方法において
は、その水の中へ、消泡剤を存在させる方法が好ましい
本発明において、各種薬品の分散液あるいは塗布液の腐
敗を防止するため、受像材料に防菌時パイ剤を用いるこ
とが好ましい。
本発明において使用される防菌時パイ剤としては水溶性
のものなら何でもよいが、具体的にはチアゾリルベンズ
イミダゾール系化合物、イソチアゾロ、ン系化合物、ク
ロロフェノール系化合物、ブロモフェノール系化合物、
チオシアン酸やイソチアン酸系化合物、酸アジド革化合
物、ダイアジンやトリアジン系化合物、チオ尿素系化合
物、アルキルグアニジン化合物、参級アンモニウム塩、
有機スズや有機亜鉛化合物、シクロヘキシルフェノール
系化合物、イミダゾール及びペン、ズイミダゾール系化
合物、スルファミド系化合物、塩素化イソシアヌル酸、
ナトリウム等の活性ハロゲン系化合物、キレート剤、亜
硫酸化合物、はニジリンに代表される抗生物質等積々の
防バクテリア剤や防カビ剤がある。またその他り、 E
、 ウェスト(L。
E、 West)、  ウォーター クォリティ クラ
イテイリ7 (”Water Quality Cr1
teria”)Phot、  Sci、  and E
ng、、 VolりJ7(/り4j)記載の殺菌剤:特
開昭17−It≠−号、同5r−iozijj号、同!
ター/2t、333号、同1j−///、タグλ号及び
同j7−/47.2 弘φ号記載の各種防パイ剤;堀口
博著「防菌防黴の化学」(昭和!7年三共出版)記載の
防菌防黴剤などを用いることができる。
また、外部から水を供給して、画像を得る方法において
は、その水の中へ、防菌時バイ剤を存在させる方法が好
ましい。
本発明の受像材料には、保存中あるいは熱現像によって
発生する悪臭をマスキングする目的で香料を添加しても
よい。香料としては、香料化学総覧、■、■、■(奥田
治著、床用書店)、香料化学(木村清三著、共立全書)
、香料ハンドブック(平泉定吉著、高砂香料)、新合成
香料化学(平尾子之吉著、フタバ書店)、香料の事典(
藤巻正生他著、朝食書店)、香料の化学(須賀恭−他著
、講談社)等に記載されているものを含め、あらゆる香
料が利用できる。
その他、本発明の受像材料には種々の添加剤を使用する
ことができる。例えば、後述するカブリ防止剤、現像抑
制剤やその前駆体、塩基また。は塩基プレカーサー、還
元剤(特に電子伝達剤やその前駆体)、画像形成促進剤
、色素移動助剤が挙げられる。
本発明において、色素固定層と感光層とが別個の支持体
にアシ、転写画像形成後は、受像材料を感光材料から剥
離する形態において、色素固定層と感光層の剥離性を良
化するため高沸点溶媒(シリコーンオイルなど)、界面
活性剤(フッ素系界面活性剤など)、高吸水性ポリマー
あるいはマット剤などを含有する方法が用いられる。
上記化合物を含有させる層は、色素固定層およ−2コ 
/ − び/又は感光層を構成する層の少なくとも7層、特に最
上層に含有させることが好ましい。
上記化合物を用いることにより、剥離性を調節すること
ができるが、色素固定層と感光層を剥離   □するに
要する力を特願昭tλ−O9コotpに記載の試験方法
により、10〜.tOOgにすることが好ましい。
−+2 JJ − 本発明の熱現像カラー感光材料は、基本的には拡散性(
可動性ということもある)の色素を形成あるいは放出す
る色素供与性化合物を有してなるものであり、さらに必
要に応じて育成金属塩酸化剤、還元剤(後述するように
色素供与性化合物が兼ねる場合がある)などを含有させ
ることができる。
これらの成分は同一の層に添加することが多いが、反応
可能な状態であれば別層に分割して添加することもでき
る。例えば着色している色素供与性化合物はハロゲン化
銀乳剤の下層に存在させると感度の低下を防げる。還元
剤は感光材料に内蔵するツカ好マしいが、例えば受像材
料から拡散させるなどの方法で、外部から供給するよう
にしてもよい。
イエロー、マゼンタ、シアンの3原色を用いて色度図内
の広範囲の色を得るためには、少なくとも3層のそれぞ
れ異なるスペクトル領域に感光性を持つハロゲン化銀乳
剤層を組み合わせて用いる。
例えば青感層、緑感層、赤感層の3層の組み合わせ、緑
感層、赤感層、赤外感光層の組み合わせなどがある。各
感光層は通常型のカラー感光材料で知られている種々の
配列順序を採ることができる。
また、これらの各感光層は必要に応じて2M以上に分割
しでもよい。
感光材料には、保護層、下塗り層、中間層、黄色フィル
ター屑、アンチハレーション屑、バック層などの種々の
補助層を設けることができる。
本発明の熱現像カラー感光材料に使用し得るノ1ハロゲ
ン組成が均一であっても良く、表面と内部で組成の異な
った多重構造であってもよい(特開昭57−15423
2号、同58−108533号、同59−48755号
、同59=52237号、米国特許第4,433,04
8号及び欧州特許第100,984号)。
コア/シェル乳剤を調整する場合は、まずコア粒子を形
成させ、その後そのままシェル部分の形成を行なっても
よいし、コア粒子に用いる乳剤を脱塩のために水洗した
後シェル部分の形成を行なってもよい。コア粒子を形成
させた後シェルを形成する方法については特開昭60−
143331号、同61−215540号に詳細に述べ
られている。
本発明に使用するハロゲン化銀の粒子形状には制限はな
く、立方体、八面体、十四面体、球状、板状、じゃがい
も型、不規則多面体、平板状〔粒子の厚みが0. 5μ
m以下は、径が少なくとも0122・1 6μmで、平均アスペクト比が5以上の平板粒子(米国
特許第4,414,310号、同第4,435.499
号、西独公開特許(OLS)第3゜241.646A1
、米国特許第4,386,156号、同第4,399,
215号、同第4,400.463号、同第4.435
,501号等)〕等のいずれもが使用できる。平板粒子
の場合、特願昭61−48590号、同61−2991
55号記載の単分散6角平板粒子が好ましく使用される
エピタキシャル接合型のハロゲン化銀粒子も使用するこ
とができる(特開昭56−16124号、米国特許第4
.o94,684号)。
本発明では、粒子サイズ分布が均一に近い単分散乳剤(
特開昭57−178235号、同58−100846号
、同58−14829号、国際公開83102338A
1号、欧州特許第64.412A3および同第83.3
77A1等)も多分散乳剤も使用し得る。
粒子形状、ハロゲン組成、粒子サイズ、粒子すイズ分布
などが異なった2種以上のハロゲン化銀を併用してもよ
い。粒子サイズの異なる2種以上の単分散乳剤を混合し
て、階調を調節することもできる。
さらに、階調やカブリ濃度などを調整する目的で、内部
のかぶったハロゲン化銀微粒子乳剤を、乳剤層又は隣接
層に併用することもできる。この目的に適した内部カブ
ラセ型微粒子乳剤は、米国特許第2,996,382号
、同第3,178゜282号、特開昭61−48832
号、同62−71946号、同62−71946号等に
記載されている。
上記特許記載の乳剤の組み合せも好ましく利用できる。
本発明で使用されるハロゲン化銀の粒子サイズは平均粒
径が0.1μから10μのものが好ましく、0.1μか
ら4μのものはさらに好ましい。
本発明で使用するハロゲン化銀乳剤は、主として潜像が
粒子表面に形成される表面潜像型であっても、粒子内部
に形成される内部潜像型であってもよい。内部潜像型乳
剤と造核剤及び/または光カブラセとを組合わせた直接
反転乳剤を使用することもできる。この目的に適した内
部潜像型乳剤は米国特許第2,592.250号、同3
,761.276号、特公昭5B−3534号および特
開昭57−136641号などに記載されている。
本発明において組合わせるのに好ましい造核剤は、米国
特許第3,227.552号、同4.245゜037号
、同4,255,511号、同4,266.013号、
同4,276.364号および西独特許出@(OLS)
2,635,316号等に記載されている。
また特開昭61−193143号、同61−14374
1号、同61−112140号、同61−137147
号、同61−148442号、同60−258535号
、同60−195541号、同60−192937号、
同60−125839号、同59−182446号、同
60−263927号記載の乳剤も本発明の乳剤として
好ましく用いられる。
と27  − さらに特開昭61−238056号、同62−4044
6号、同62.−30248号、同62−32454号
に記載されている乳剤も本発明の乳剤として好ましく用
いられる。
本発明に用いられる写真乳剤はピー グラフキデ(P、
 Glafkides)著、シミー エ フィシツクフ
ォトグラフィック(Chimie et Physiq
ue Photo−graphique) (ボール 
モンテル(Paul FIontel>社刊、1967
年)〕、シミーエフ デュフィン(G、 F、 Duf
fin)著、フォトグラフィック エマルジョン ケミ
ストリー(Photographic Emulsio
n、 Chemistry) (ザ フォーカル プレ
ス(jheFocal Press)社刊、1966年
〕、ヴイ エルツェリクマン他(V、 L、 Zeli
kman et al)著、メーキング アンド コー
ティング フォトグラフィック エマルジョン(Mak
ingand CoatingPhotographi
c Emulsion) (ザ フォーカル プレス(
The Focal Press)社刊、1964年)
などに記載された方法を用いて調製することができる。
すなわち酸性法、中性法、アンモニア法のいづれでもよ
く、可溶性根塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式と
しては片側混合法、同時混合法、それらの組合わせのい
ずれを用いてもよい。
粒子を銀イオン過剰、の下において形成させる方法(い
わゆる逆混合法)を用いることもできる。
同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成され
る液相中のpAgを一定に保つ方法、いわゆるコンドロ
ールド・ダブルジェット法を用いることも出来る。
また、粒子成長を速めるため、添加する銀塩およびハロ
ゲン塩の添加濃度、添加量または添加速度を上昇させて
もよい(特開昭55−142329号、同55−158
124号、米国特許第3゜650.757号等)。
粒子形成中または粒子形成後にハロゲン化銀粒子表面を
難溶性のハロゲン化銀粒子を形成するハロゲンで置換し
てもよい。
さらに反応液の撹拌方法は公知のいづれの撹拌法でも良
い、またハロゲン化銀粒子形成中の反応液の温度、pH
はどのように設定しても良い。
本発明で使用するハロゲン化銀粒子の形成段階において
、ハロゲン化銀溶剤としてアンモニア、1特公昭47−
11386号記載の有機チオエーテル誘導体または特開
昭53−144319号に記載されている含硫黄化合物
などを用いることができる。
粒子形成または物理熟成の過程において、カドミウム塩
、亜鉛塩、鉛塩、クリラム塩などを共存させてもよい。
さらに、高照度不軌、低照度不軌を改良する目的で塩化
イリジウム(II[、IV)、ヘキサクロロイリジウム
酸アンモニウムなどの水溶性イリジウム塩、あるいは塩
化ロジウムなどの水溶性ロジウム塩を用いることができ
る。
本発明で使用するハロゲン化銀粒子の形成段階において
特公昭46−7781号、特開昭60−222842号
、特開昭60−122935号に記載されているような
含窒素化合物を添加することもできる。
乳剤は沈殿形成後あるいは物理熟成後に通常可溶性塩類
を除去されるが、そのための手段としては古くから知ら
れたゼラチンをゲル化させて行うターデル水洗法を用い
てもよく、また多価アニオンより成る無機塩類、たとえ
ば硫酸ナトリウム、アニオン性界面活性剤、アニオン性
ポリマー(たとえばポリスチレンスルホン酸)、あるい
はゼラチン誘導体(たとえば脂肪族アシル化ゼラチン、
芳香族アシル化ゼラチン、芳香族カルバモイル化ゼラチ
ンなど)を利用した沈降法(フロキュレーション)を用
いてもよい。可溶性塩類除去の過程は省略してもよい。
本発明の乳剤の調製時に用いられる保護コロイドとして
およびその他の親水性コロイドのバインダーとしては、
ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性
コロイドも用いることができる。
たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグ
ラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質=ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、セルロース硫酸エステ3J ル頚等のようなセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、
澱粉誘導体などの糖誘導体;ポルビニルアルコール、ポ
リビニルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニル
ピロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニル
ピラゾール等の単一あるいは共重合体のような多種の合
成親水性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンやプリテン ソサイヤティ オブザ サイエンティ
フィック フォトグラフィ オブ ジャパン(Bull
、 Soc、 Sci、 Phot、 Japan)、
よく、また、ゼラチンの加水分解物や酵素分解物も用い
ることができる。
写真用ゼラチンとしては、好ましくは石灰処理骨ゼラチ
ンが用いられる。
写真用ゼラチン一般についてや、不純物含量については
、「写真工学の基礎−銀塩写真’AJ昭和233   
       −9゜。
54年1月30日発行コロナ社116〜150ページに
詳しく記載されている。
本発明に用いられる写真乳剤は、化学増感される。化学
増感のためには、例えばエイチフリーザー ()[、p
rieser)デイ−グルンドラー ゲンデア フォト
グラフィッシェン プロツェッセミット ジルバーハロ
ゲニデン(Die Grundlagender Ph
otographishen Prozesse mi
t Silderha−1ogeniden) (アカ
デミッシェフェアラーグスゲゼルシャフト(八kade
mische  Verlagsgesell−sch
aft) 、1968年刊)675〜734頁に記載の
硫黄増感法、還元増感法、セレン増感法、貴金属増悪法
などを単独または組合わせて用いることができる。
例えば硫黄増感においては、硫黄増感剤すなわち、活性
ゼラチンや銀と反応して得る硫黄を含む化合物としては
、例えば、チオ硫酸塩、アリルチオカルバミド、チオ尿
素、アリルイソチアシアナート、シスチン、p−トルエ
ンチオスルホン酸塩、ローダン、メルカプト化合物類な
どが用いられる。
。−234 その他、米国特許箱1. 574.944号、同第2.
410,689号、同第2,278,947号、同第2
,728,668号、同第3. 656゜955号等に
記載されたものも用いることができる。
これら、硫黄増感剤の添加量は、種々の条件の下で相当
の範囲にわたって変化するが、通常、銀1モルに対して
10−7〜10−2モル程度が好ましい。
金増感においては、金増感剤としては、金の酸化数が+
1価でも+3価でもよく、具体的には、塩化金酸類、カ
リウムクロロオーレート、オーリックトリクロライド、
カリウムオーリックチオシアネート、カリウムヨードオ
ーレート、テトラシアノオーリンクアシドなどが用いら
れる。
これらの金増感剤の添加量は、種々の条件下で相当の範
囲にわたって変化するが、通常は銀1モルに対して10
−9〜10−2モル程度が好ましい。
特願昭61−79687に記載されている如くハロゲン
化銀粒子相に金増感剤の80%以上が存在していること
が特に好ましい。
本発明においては、セレン増感も用いることができるが
、セレン増感剤は、アリルイソセレノシアネートのよう
な脂肪族イソセレノシアネート類、セレノ尿素類、セレ
ノケトン類、セレノアミド類、セレノカルボン酸類およ
びエステル類、セレノフォスフェート類、ジエチルセレ
ナイド、ジエチルセレナイド等のセレナイド類などを用
いることができ、それらの具体例は、米国特許箱1,5
74.944号、同第1,602,592号、同第1.
62’3,499号明細書に記載されている。
セレン増感剤の添加量は広い範囲から選ばれるが、通常
は銀1モル当り10−?〜10−2モルが好ましい。
上記の硫黄増惑、金増感、セレン増感の他、還元性物質
(例えば、第一すず塩、アミン類、ヒドラジン誘導体、
ホルムアミジンスルフィン酸、シラン化合物)を用いる
還元増感法;貴金属化合物(例えば、全錯塩のほかPt
、Ir、Pdなどの周期律表■族の金属の錯塩)を用い
る貴金属増感法などを併用することもできる。
還元増感法については米国特許箱2. 983゜609
号、同第2,419,974号、同第4゜054.45
8号等、貴金属増感法については米国特許箱2,399
,083号、同第2,448゜060号、米国特許箱6
18,061号等の各明細書に記載されている。
また、増感剤の組合せとしては金・硫黄増惑、金・セレ
ン増感が代表的であるが、その他の組合せも可能である
。金・硫黄増感に際しては、両者の増感剤の使用比率は
熟成条件等によって変化す金・セレン増感に際しては、
通常金増感剤1モルに対してセレン増S剤を1〜100
0モル程度用いるのが好ましい。
金・硫黄増感または金・セレン増感において金本発明に
おいて用いるのに特に好ましい化学増感は硫黄増感また
は金・硫黄増感である。
本発明において、これらの化学増感剤は常法によって、
ハロゲン化銀写真乳剤に添加される。すなわち水溶性の
化合物は水溶液として、有機溶剤溶解性の化合物は水と
混合し易い有機溶剤、たとえばメタノール、エタノール
などの溶液として添加する。
また化学増感時のp)I、pAg、温度等の条件に特に
制限はないが、pH値としては4〜9、特に5〜8が好
ましく、l)Ag値としては5〜11、特に7〜10に
保つのが好ましい。また、温度としては、40〜90°
C1特に45〜75°Cが好よしい。
さらにこれらの化学増感を含窒素複素環化合物の存在下
で行なうことも当業界では良べ知られている(米国特許
第1315755号、特開昭50−63914号、特開
昭51−77223号、特開昭58−126526号、
特開昭58−215644号)。
また特公昭3ター、220t7号、同3ター、2201
g号で述べられているようなアセチレン化合物の存在下
で化学増感を行なうこともカブリの低いハロゲン化銀乳
剤を得るのに有用である。
本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物をハロ
ゲン化銀乳剤の製造工程中あるいは、感光材料の製造工
程中に添加し含有させることができる。
すなわちアゾール類、例えばベンゾチアゾリウム塩、ニ
トロイミダゾール類、ニトロベンズイミダゾール類、ク
ロロはクズイミダゾール類、ブロモベンズイミダゾール
類、メルカプトチアゾール類、メルカプトベンゾチアゾ
ール類、メルカプトベンズイミダゾール類、メルカプト
チアジアゾール類、アミノトリアゾール類、ベンゾトリ
アゾール類、ニトロベンゾトリアゾール類、メルカプト
テトラゾール類(特に/−フェニル−!−メルカプトテ
トラゾール)など;メルカプトピリミジン類;メルカプ
トトリアジン類:たとえばオキサドリンチオンのような
チオケト化合物;アザインデン類、たとえばトリアザイ
ンデン類、テトラアザインデン類←特にl−ヒドロキシ
置換(/ 、3 。
3a、7)テトラアザインデン類)、ハンタアザインデ
ン類なト;ヘンゼンチオスルフォン酸、ベンゼンスルフ
ィン酸、ベンゼンスルフオン酸アミド等のよりなカブリ
防止剤または安定剤として知られた、多くの化合物を加
えることができる。たとえば米国特許3.りj≠、≠7
ψ号、同3.り12 、5;’!7号、特公昭j、2−
21ttO号等に記載されたものを用いることができる
。さらに特公昭3タ一22OA7号、同3ターココot
r号記載のアセチレン化合物もカブリ防止剤として有用
である。アセチレン化合物のさらに具体的な例は特開昭
7/−721133号を参考にすることができる。次に
代表的なカブリ防止剤を列挙する。
しlJ[Jfl HlC @ 24・1 0         [相] [相] I′IC+ b H3:l C=CH [相] ■ 以上の化合物に加え、後述の化合物(第226頁/り行
目から第230頁/、2行目に記載の現像抑制剤(AF
)および第331頁!行目から第312頁記載の難溶な
銀塩を形成する化合物)も単独あるいは複数組合せて使
用することができる。
これらの化合物の使用量は銀1モル轟1)10−8〜1
モル好ましくは10−6〜10−1モルである。
本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、または現像促進の目的で、タトエばポリ
アルキレンオキシドまたはそのエーテル、エステル、ア
ミンなどの誘導体、チオエーテル化合物、チオモルフォ
リン類、四級アンモニウム塩化化合物、ウレタン誘導体
、尿素誘導体、イミダゾール誘導体、3−ピラゾリドン
類等を含んでもよい。たとえば米国特許、2 、 ’1
00 、 、tj−2グざ− 2号、同2.グ23.!ゲタ号、同コ、7/l。
062号、同3.t/7.コto号、同3,772.0
2/号、同3 、rc# 、003号、英国特許/、μ
ざ♂、タタ1号に記載されたものを用いることができる
本発明の感光材料を形成する場合に異なった乳剤を混合
して感光層を形成することも可能であるし、感色性が同
じ異なった乳剤を別層に塗布して一24tター 同一感色層を多層構成として感光材料を形成することも
可能である。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、メチン色素類その
他によって分光増感されていてもよい。
用いられる色素には、シアニン色素、メロシアニン色素
、複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポー
ラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素お
よびヘミオキソノール色素が包含される。特に有用な色
素は、シアニン色素、メロシアニン色素、および複合メ
ロシアニン色素に属する色素である。
これらの色素類には、塩基性異節環核としてシアニン色
素類に通常利用される核のいずれをも適用できる。すな
わち、ピロリン核、オキサゾリン核、チアゾール核、セ
レナゾール核、イミダゾール核、テトラゾール核、ピリ
ジン核等;これらの核に脂環式炭化水素環が融合した核
;およびこれらの核に芳香族炭化水素環が融合した核、
すなわち、インドレニン核、ベンズインドレニン核、イ
ンドール核、ベンズオキサドール核、ナフトオキサゾー
ル核、ベンゾチアゾール核、ナフトチアゾール)亥、ベ
ンツ′セレナソ゛−ル核、ペンズイミダソ゛−ル核、キ
ノリン核などが通用できる。これらの核は炭素原子上に
置換されていてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造を有する核として、ピラゾリン−5−オン
核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2
,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ロ
ーダニン核、チオバルビツーツ酸核などの5〜6員異節
環核を通用することができる。
具体的には、特開昭59−180’550号、同60−
170335号、リサーチ・ディスクロージャー誌19
78年6月号12〜13頁(RD−1702,9)に記
載されている。また熱脱色性の色素としては特開昭6.
0−111239号、特願昭60−172967号に記
載のものが挙げられる。
これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組
み合せを用いてもよく、増感色素の組み合せは特に、強
色増感や感光波長の調整の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であって、
強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい。例えば、
含窒素異節環基で置換されたアミノスチリル化合物(例
えば米国特許第2゜933.390号、同第3,635
,721号等に記載のもの)、芳香族有機酸ホルムアル
デヒド縮合物(例えば米国特許第3,743,510号
等に記載のもの)、カドミウム塩、アザインデン化合物
などを含んでもよい。米国特許第3.615.613号
、同第3.615,641号、同第3.617,295
号、同第3,635,721号に記載の組み合せは特に
有用である。
これらの増感色素をハロゲン化銀写真乳剤中に含有させ
るには、それらを直接乳剤中に分散してもよいし、ある
いはそれらを水、メタノール、工タノール、アセトン、
メチルセロソルブなどの溶媒の単独もしくは混合溶媒に
溶解して乳剤へ添加してもよい。またそれらをフェノキ
シエタノール等の実質上水と不混和性の溶媒に溶解した
後、水または親水コロイド′に分散し、この分散物を乳
剤中に添加してもよい。
さらにそれらの増感色素を色素供与性化合物等の親油性
化合物と混合して同時に添加することもできる。また、
それらの増感色素を溶解する際には組み合せて用いる増
感色素を別々に溶解してもよいし、また混合したものを
溶解してもよい。また乳剤中に添加する場合にも混合体
として同時に添加してもよいし、別、々に添加してもよ
いし、他の添加物と同時に添加してもよい。乳剤中に添
加する時期は化学熟成時もしくはその前後でもよいし、
米国特許第4.183.756号、同第4゜225.6
66号に従ってハロゲン化銀粒子の核形成前後でもよい
添加量は一般にハロゲン化銀1モル当たり10−7ない
し10−2モル程度である。
増感色素化合物例 25,1 N E t z D−5 ■ Et 9ζζ NEt。
I Eむ    ヒ   Et −〇〇 57j 5G C2H5CH2CH2CO2− CH。
CH−3O,− CH。
D−/I CH3 D−/7 D−/lr \ 5O1− 1、シF1z)3SUz−Lシ4’izノ3S)U*l
Na−+2jター ン 2G! (CH2)ffSO,−(CH2)3SO,−(CH2
)、SO,−nC3H,。
すP噌 Cz Hs               C2Hs一
〇′I Cz Hs ■ zHs D−40 D−41 ’CzHs l (CH2)4503−          C2H5D
−51 (CH2):l503Na 2H5 し2H5 9卜゛ノ( D−59 CzHs ThH。
〕 D−69 2′79 00r) 〕コー 40iノ −7J 2H5 −2 g ! − Cz Hs 本発明においては、感光性ハロゲン化銀と共に、光に対
して比較的安定な有機銀塩を酸化剤として併用すること
もできる。。この場合、感光性ハロゲン化銀と有機銀塩
とは接舷状態もしくは接近した距離に条ることが必要で
ある。
このような有機金属塩の中、有機銀塩は、特に好ましく
用いられる。
このような有機金属塩は、熱現像感光材料を50℃以上
、好ましくは60℃以上の温度に加熱して現像する場合
に有効である。
、上記の有8!銀塩酸化剤を形成するのに使用し得る有
機化合物としては、脂肪族もしくは芳香族のカルボン酸
、メルカプト基もしくはα−水素を有するチオカルボニ
ル基含有化合物、およびイミノ基含有化合物などが挙げ
られる。
脂肪族カルボン酸の銀塩としては、ベヘン酸、 □ステ
アリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、カプリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、マレイン酸、フマール酸、酒
石酸、フロイン酸、リノール酸、リルン酸、アジピン酸
、セバシン酸、こはく酸、酢酸、プロピオール酸または
′ut脳酸から誘導される銀塩が典型例として挙げられ
る。これらの脂肪酸のハロゲン原子もしくは水素基置換
体、またはチオエーテル基を有する脂肪族カルボン酸な
どから誘導される銀塩もまた使用することができる。
芳香族カルボン酸およびその他のカルボキシル基含有化
合物の銀塩としては、安息香酸、3,5−ジヒドロキシ
安息香酸、o−lm−もしくはp−メチル安息香酸、2
.4−ジクロル安息香酸、アセトアミド安息香酸、p−
フェニル安息香酸、没食子酸、タンニン酸、フタル酸、
テレフタル酸、サルチル酸、フェニル酢酸、ピロメリッ
ト酸または3−カルボキシメチル−4−メチル−4−チ
アゾリン−2−チオンなどから誘導される銀塩が代表例
として挙げられる。メルカプトもしくはチオカルボニル
基を有する化合物の銀塩としては、3−メルカプト−4
−フェニル−1,2,4−)ルアゾール、2−メルカプ
トベンゾイミダゾール、2−メルカプト−5−アミノチ
アジアゾール、2−メルカプトペンゾチアゾール、S−
アルキルチオグリコール酸(アルキル基の炭素数12な
いし22)、ジチオ酢酸などのジチオカルボン酸類、チ
オステアロアミドなどチオアミド類、5−カルボキシ−
1−メチル−2−フェニル−4−チオピリジン、メルカ
プトトリアジン、2−メルカプトベンゾオキサゾール、
メルカプトオキサジアゾールまたは3−アミノ−5−ベ
ンジルチオ−1,2゜4−トリアゾールなど米国特許第
4. 123. 274号記載のメルカプト化合物など
から誘導される銀塩が挙げられる。
イミノ基を有する化合物の銀塩としては、特公昭44−
30270号または同45−18416号記載のベンゾ
トリアゾールもしくはそのtR”2体、例えばベンゾト
リアゾール、メチルベンゾトリアゾールなどアルキル置
換ベンゾオキサゾール頚、5−クロロベンゾトリアゾー
ルなどハロゲン置換ベンゾトリアゾール類、ブチルカル
ボイミドベンゾトリアゾールなどカルボイミドベンゾト
リアゾール類、特開昭58−118639号記載のニト
ロベンゾトリアゾール類、特開昭58−118638号
記載のスルホベンゾトリアゾール、カルボキシベンゾト
リアゾールもしくはその塩、またはヒドロキシベンゾト
リアゾールなど、米国特許第4.220,709号記載
の1.2..1)リアゾールやIH−テトラゾール、カ
ルバゾール、サッカリン、イミダゾールおよびそのM’
J体などから誘導される銀塩が代表例として挙げられる
またRD17029  (1978年6月)に記載され
ている銀塩やステアリン酸銅などの銀塩以外の有機金属
塩、特願昭58−221535号記載のフェニルプロピ
オール酸などアルキル基を有するカルボン酸の銀塩も本
発明で使用することができる。
さらに特開昭61−249044号記載のアセチレン銀
、特願昭60−238300号記載のピラゾロアゾール
銀も用いることができる。
以上の有NSm塩は、感光性ハロゲン化銀1モルあたり
、0.01ないし10モル、好ましくは0゜01ないし
1モルを併用することができる。感光性ハロゲン化銀と
有機銀塩の塗布量合計は50mgないし10g/m2が
適当である。
本発明で使用しうる色素供与性化合物の例としてはまず
、酸化カップリング反応によって色素を形成する化合物
(カプラー)を挙げることができる。このカプラーはl
邑量カプラーでも、コ当量カプラーでもよい。また、耐
拡散基を脱離基に持ち、酸化カップリング反応にょシ拡
散性色素を形成す 〜+2♂ター る2当量カプラーも好ましい。現像薬およびカプラーの
具体例はジェームズ者[ザセオリー オブザ7才トグラ
フィックプロセス」 第4版(T 、 I−1。
James ”Tbe Theory  of the
 Pl+otographicP rocess”)2
91−334頁、および354−361頁、特開昭58
−123533号、同58−149046号、同58−
149047号、同59−111148号、同59−1
24399号、同59−174835号、同59−23
11.539号、同59−231540号、同60−2
950号、同60−2951号、同60−14242号
、同60−23474号、同60−66249号等に詳
しく記載されている。
また、別の色素供与性化合物の例として、画像状に拡散
性色素を放出乃至拡散する機能を持つ化合物を挙げるこ
とができる。この型の化合物は次の一般式(LI)で表
わすことができる。
(Dye−Y) n−Z   CL I )Dyeは色
素基、−時的に短波化された色素基または色素前駆体基
を表わし、Yは単なる結合または連結基を表わし、Zは
画像状に潜像を有する感光性銀塩に対応または逆対応し
て (Dye−Y) n−Zで表わされる化合物の拡散性に
差を生じさせるか、または、Dyeを放出し、放出され
たDyeと(Dye−Y) n−Zとの間に拡散性にお
いて差を生じさせるような性質を有する基を表わし、n
は1または2を表わし、nが2の時、2つのDye−Y
は同一でも異なっていてもよい。
一般式[LI)で表わされる色素供与性化合物の具体例
としては下記の■〜■の化合物を挙げることができる。
なお、下記の■〜■はハロゲン化銀の現像に逆対応して
拡散性の色素像(ポジ色素像)を形成するものであり、
■とqはハロゲン化銀の現像に対応して拡散性の色素像
(ネガ色素像)を形成するものである。
■米国特許3,134,764号、同3,362゜81
9号、同3,597,200号、同3,544゜545
号、同3,482,972号等に記載されている、ハイ
ドロキノン系現像薬と色素成分を連結した色素現像薬。
この色素現像薬はアルカリ性の環境下で拡散性であるが
、ハロゲン化銀と反応すると非拡散性になるものである
■米国特許4,503,137号等に記されている通り
、アルカリ性の環境下で拡散性色素を放出するがハロゲ
ン化銀と反応するとその能力を失う非拡散性の化合物も
使用できる。その例としては、米国特許3,980,4
79号等に記載された分子内求核置換反応により拡散性
色素を放出する化合物、米国特許4,199,354号
等に記載されたインオキサシロン環の分子内8き換え反
応により拡散性色素を放出する化合物が挙げられる。
■米国特許4,559,290号、欧州特許220.7
46A2号、公開枝根87−6199等に記されている
通り、現像によって酸化されずに残った還元剤と反応し
て拡散性色素を放出する非拡散性の化合物も使用できる
その例としては、米国特許4,139,389号、同4
,139,379号、特開昭59−185333号、同
57−84453号等に記載されている還元された後に
分子内の求核置換反応によって拡散性の色素を放出する
化合物、米国特許4,232.107号、特開昭59−
101649号、同61−88257号、RD2402
5(1984年)等に記載された還元された後に分子内
の電子移動反応により拡散性の色素を放出する化合物、
西独特許3,008,588A号、特開昭56−142
530号、米国特許4,343,893号、同4.61
9,884号等に記載されている還元後に一重結合が開
裂して拡散性の色素を放出する化合物、米国特許4,4
50,223号等に記載されでいる電子受容後に拡散性
色素を放出するニトロ化合物、米国特許4,609,6
10号等に記載されている電子受容後に拡散性色素を放
出する化合物などが挙げられる。
また、より好ましいものとして、欧州特許220.74
6A2号、公開枝根87−6199、特願昭62−34
953号、同62−3495”4号等に記された一分子
内にN−X結合(Xは酸素、硫黄または窒素原子を表す
)と電子吸引−基を有する化合物、特願昭62−106
’885号に記された−分子内に5Q2−X(Xは上記
と同義)と電子吸引性基を有する化合物、特願昭62−
106895号に記された一分子内にpo−x結合(X
は上記と同a)と電子吸引性基を有する化合物゛、特願
昭62−106887号に記された一分子内にc−x’
結合(X’はXと同義かまたは−S O2−を表す)と
電子吸引性基を有する化合物が挙げ迄れる。
この中でも特に−分子内にN−X結合と電子吸引性基を
有する化合物が好ましい。その具体例は欧州特許220
,746A2に記載された化合物(1)〜(3)、(7
)〜(10)、(12)、(13)、(15)、(23
)〜(26)、(31)、(32)、(35)、(36
)、(40)、(41)、(44)、(53)〜(59
)、(84)、 (70)、公開枝根87−6199の
化合物(11)〜(23)などである。
■拡散性色素を脱離基に持つカプラーであって還元剤の
酸化体との反応により拡散性色素を放出する化合物(D
DRカプラー)。具体的には、英国特許1,330,5
24号、特公昭48−39,165号、米国特許3,4
43,940号、同4,474.867号、同4,48
3,914号等に記載されたものがある。
■ハロゲン化銀または有機銀塩に対して還元性であり、
相手を還元すると拡散性の色素を放出する化合物(DR
,R化合物)。この化合物は他の還元剤を用いなくても
よいので、還元剤の酸化分解物による画像の汚染という
問題がなく好ましい。その代表例は、米国特許3,92
8,312号、同4゜053.312号、同4,055
,428号、同4゜336.322号、特開昭59−6
5839号、同59−69839号、同53−3819
号、同51−104,343号、RD17465号、米
国特許3,725,062号、同3,728,113号
、同3,443,939号、特開昭58−116゜53
7号、同57−179s4o号、米国特許4゜500.
626号等に記載されている。DRR化合物の具体例と
しては前述の米国特許4,500゜626号ノ第221
fII−第448ニ記載ノ化合e+ヲ挙げることができ
るが、なかでも前記米国特許に記載の化合物 (1)〜
(3)、(10)〜(13)、(16)〜(19)、(
,2y)〜(30)、 (33)〜(3j)、 (3r
 ) 〜(p o )、(ta 、z ) 〜(t t
x )が好ましい。
また米国特許グ、t3り、 4tot号第37〜3り欄
に記載の化合物も有用である。
その他、上記に述べたカプラーや一般式[LI ’:1
以外の色素供与性化合物として、有機銀塩と色素を結合
した色素銀化合物(リサーチ・ディスクロージャー誌/
り7l年j月号、j≠〜sr頁等)、熱現像銀色素漂白
法に用いられるアゾ色素(米国特許第’1,233.り
57号、リサーチ・ディスクロージャー誌、/り7l年
ケ月号、30〜32頁等)、ロイコ色素(米国特許第3
.り1’j、jAj号、同11,022.t/7号等)
なども使用できる。
しかし本発明の目的をよシ十分に達成するためには一般
式〔L)の化合物の化合物の中でも下記の一般式(CI
[:]で表されるものが好ましい。
一般式(C1l) (T i me−)pDy eは81%R2あるいはE
AGの少なくとも一つと結合する。
一般式[CII]のPWHに相当する部分について説明
する。
Xは酸素原子(−0−) 、硫黄原子(−8−)、窒素
原子を含む基(−N(Ra)−)を表す。
R1、R2およびR3は水素原子以外の基、または単な
る結合を表す。
RIXR2、及びR3で表わされる水素原子以外の基を
以下に列挙する。
アルキル基、アラルキル基(置換されてもよいアルキル
基、アラルキル基。例えば、メチル基、トリフルオロメ
チル基、ベンジル基、クロロメチ−2り7− ル基、ジメチルアミノメチル基、エトキシカルボニルメ
チル基、アミノメチル基、アセチルアミノメチル基、エ
チル基、2−(4−ドデカノイルアミノフェニル)エチ
ル基、カルボキシエチル基、アリル基、3. 3. 3
−1−リクロロプロピル基、n−プロピルi、1so−
プロピル基、n−ブチル基、1so−ブチル基、5ec
−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、5ec−
ペンチルLt−ペメチル基、シクロペンチル基、n−ヘ
キシルLSeC−ヘキシル基、t−ヘキシル基、シクロ
ヘキシル基、n−オクチル基、5ec−オクチル基、t
−オクチル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−
ドデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基
、n−ヘキサデシル基、5ec−ヘキサデシル基、t−
ヘキサデシル基、n−オクタデシル基、t−オクタデシ
ル基、など)、アルケニル基(置換されてもよいアルケ
ニル基。例えば、ビニル基、2−クロロビニル基、■−
メチルビニル基、2−シアノビニル基、シクロヘキセン
−1−イル基、など)、アルキニル基(置換されてもよ
いアルキニル基。例えば、エチニル基、1−プロピニル
基、2−エトキシ力ロボニルエチニル基、など)、 アリール基(置換されてもよいアリール基。例えば、フ
ェニル基、ナフチル基、3−ヒドロキシフェニル基、3
−クロロフェニル基、4−アセチルアミノフェニル基、
4−ヘキサデカンスルホニルアミノフェニル基、2−メ
タンスルホニル−4−ニトロフェニル基、3−ニトロフ
ェニル基、4−メトキシフェニル基、4−アセチルアミ
ノフェニル基、4−メタンスルホニルフェニル、l、2
゜4−ジメチルフェニル基、4−テトラデシルオキシフ
ェニル基、など)、 複素環基(置換されてもよい複素環基。例えば、1−イ
ミダゾリル基、2−フリル基、2−ピリジル基、5−ニ
トロ−2−ピリジル基、3−ピリジル基、3.5−ジシ
アノ−2−ピリジル基、5−テトラソ゛リル基、5ニフ
ェニル−1−テトラソ゛リル基、2−ベンツチアゾリル
基、2−ベンツイミダゾリル基、2−ベンツオキサシリ
ル基、2−オキサゾリン−2−イル基、モルホリノ基、
など)、アシル基(W換されてもよいアシル基。例えば
、アセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、l5O
−ブチロイル基、2.2−ジメチルプロピオニル基、ベ
ンゾイル基、3,4−ジクロロベンゾイル基、3−アセ
チルアミノ−4−メトキシベンゾイル基、4−メチルベ
ンゾイル基、4−メトキシ−3−スルホベンゾイル基、
など)、スルホニル基(置換されてもよいスルホニル基
例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、ク
ロルメタンスルホニル基、プロパンスルホニル基、ブタ
ンスルホニル基、n−オクタンスルホニル基、n−ドデ
カンスルホニル基、n−ヘキサデカンスルホニル基、ベ
ンゼンスルホニル基、4−トルエンスルホニル基、4−
n−ドデシルオキシベンゼンスルホニル基、など)、 カルバモイル基(置換されてもよいカルバモイル基。例
えば、カルバモイル基、メチルカルバモイル基、ジメチ
ルカルバモイル基、ビス−(2−メトキシエチル)カル
バモイル基、ジエチルカルバモイル基、シクロヘキシル
カルバモイル基、ジ−n−オクチルカルバミル基、3−
ドデシルオキシプロビルカルバモイル基、ヘキサデシル
カルバモイル基、3− (2,4−ジーも一ペンチルフ
ェノキシ)プロピルカルバモイル基、3−オクタンスル
ホニルアミノフェニルカルバモイル基、ジ−n−オクタ
デシルカルバモイル基、など)、スルファモイル基(置
換されてもよいスルファモイル基。例えば、スルファモ
イル基、メチルスルファモイル基、ジメチルスルファモ
イル基、ジエチルスルファモイル基、ビス−(2−メト
キシエチル)スルファモイル基、ジ−n−ブチルスルフ
ァモイル基、メチル−n−オクチルスルファモイル基、
n−ヘキサデシルメチルスルファモイル基、3−エトキ
シプロピルメチルスルファモイルL N−フェニル−N
−メチルスルファモイル基、4−デシルオキシフェニル
スルファモイル基、メチルオクタデシルスルファモイル
基、など)、R1、及びR″は置換あるいは無置換のア
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、了り−ル基、
ヘテロ環基、アシル基、スルホニル基などが好ましい。
R1、およびR3の炭素数は1〜40が好ましい。
RZは置換あるいは無置換のアシル基、スルホニル基が
好ましい。例としてはR1、R3の時に述べたアシル基
、スルホニル基と同様である。炭素数は1〜40が好ま
しい。
R11Rt及びR3は互いに結合して五ないし入貢の環
を形成しても良い。
EAGについては後述する。
さらに本発明の目的を達成するためには一般式(CII
)で表さ!Lや化合物の中でも一般式(CI[)で表さ
れるものが好ましい。
一般式(”C’l[[) (TimetT Dy eはR’ 、EAGの少なくと
も一方に結合する。
Xは前記と同じ意味を表わす。
R4はX、窒素原子と結合し、窒素原子を含めて五ない
し六員の単環あるいは縮環の複素環を形成する原子群を
表す。
以下にこの複素環にあたる部分について(Time+r
  Dyeの結合位置も含めて、好ましい例について記
す。
■ EAC。
−り交− ここでR11、R9、Rloは水素原子、アルキル基、
了り−ル基またはへテロ環基、等が好ましい。
R”はアルキル基、アリール基、アシル基、スルホニル
基を表わす。(Time+LDyeはR8、R9、RI
G、RI +に結合しても良い。
EAGは、還元性物質から電子を受は取る芳香族基を表
し、窒素原子に結合する。EAGとしては次の一般式(
A)で表される基が好ましい。
一般式(A) 一般式(A)において、 ■1はZ+ 、Zzとともに三ないし六員の芳香族を形
成する原子団を表しnは三からへの整数を表す。
V、;−Z、−2V、、; −Z:+−Z4.−1■5
;−L−z、、−z5−1Vb  i  Z3  Z4
−2、−2.−1V7 ;  Za  Za−Zs  
Zb−Z7−1−v、;−Zff−z、、−25−zb
 −2、−2,−である。
Sub −S−1あるいは−SO□−を表し、Subはそれぞれ
が単なる結合(パイ結合)、水素原子あるいは以下に記
した置換基を表す、Subはそれぞれが同じであっても
、またそれぞれが異なっていても良く、またそれぞれ互
いに結合して三ないし六員の飽和あるいは不飽和の炭素
環あるいは複素環を形成してもよい。
一般式(A)では、置換基のハメット置換基定数シグマ
パラの総和が+0.50以上、さらに好ましくは+0.
70以上、最も好ましくは+0゜85以上になるように
Subを選択する。
EAGについてさらに詳しく述べる。
EAGは、還元性物質から電子を受は取る基を表し、窒
素原子に結合する。EAGは、好ましくは、少なくとも
一つの電子吸引性基によって置換されたアリール基、あ
るいは複素環基である。EAGのアリール基あるいは複
素環基に結合する置換基は化学物全体の物性を調節する
ために利用することが出来る。化合物全体の物性の例と
しては、電子の受は取り易さを調節できる他、例えば水
溶性、油溶性、拡散性、昇華性、融点、ゼラチンなどの
バインダーに対する分散性、求核性基に対する反応性、
親電子性基に対する反応性等を調節するのに利用するこ
とが出来る。
次ぎにEAGの具体的な例を挙げる。
少なくとも一つ以上の電子吸引性基によって置換された
アリール基の例としては、例えば、4−ニトロフェニル
基、2−ニトロフェニル4.2−ニトロ−4−N−メチ
ル−N−n−ブチルスルファモイルフェニル基、2−ニ
トロ−4−N−メーF−ルーN−n−オクチルスルファ
モイルフェニル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−
n−ドデシルスルファモイルフェニル基、2−二トロー
4−N−メチルーN−n−ヘキサデシルスルファモイル
フェニル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−n−オ
クタデシルスルファモイルフェニル基、2−ニトロ−4
−N−メチル−N−(3−カルボキシプロピル)スルフ
ァモイルフェニル基、2−ニトロ−4−N−エチル−N
−(2−スルホエチル)スルファモイルフェニル基、2
−ニトロ−4−N−n−ヘキサデシル−N−(3−スル
ホプロピル)スルファモイルフェニル基、2−ニトロ−
4−N−(2−シアノエチル)−N−((2−ヒドロキ
シエトキシ)エチル)スルファモイルフェニル基、2−
ニトロ−4−ジエチルスルファモイルフェニル基、2−
ニトロ−4−ジ−n−ブチルスルファモイルフェニル基
、2−ニトロ−4−’;−n−ftjlと クチルスルフプモイルフェニル基、2−ニトロ−4−ジ
−n−オクタデシルスルファモイルフェニル基、2−ニ
トロ−4−メチルスルファモイルフェニ)LtTi、2
−ニトロ−4−n−ヘキサデシルスルファモイルフェニ
ル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−(4−ドデシ
ルスルホニルフェニル)スルファモイルフェニル基、2
−ニトロ−4−(3−メチルスルフ1モイルフエニル)
スルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−メチ
ル−N−n−ブチルスルファモイルフェニル基、4−ニ
トロ−2−N−メチル−N−n−オクチルスルファモイ
ルフェニル基、4−ニトロ−2−N−メチル−N−n−
ドデシルスルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−
N−メチル−N−n−ヘキサデシルスルファモイルフェ
ニル基、4−ニトロ−2−N−メチル−N−n−オクタ
デシルスルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N
−メチル−N−(3−カルボキシプロピル)スルファモ
イルフェニル基、4−ニトロ−2−N−エチル−N−(
2−スルホエチル)スルファモイルフェニル基、4−ニ
トロ−2−N−n−ヘキサデシル−N−(3−スルホプ
ロピル)スルファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−
N−(2−シアノエチル)−N−((2−ヒドロキシエ
トキのエチル)スルファモイルフェニル基、4−ニトロ
−2−ジエチルスルファモイルフェニル基、4−ニトロ
−2−ジ−n−ブチルスルファモイルフェニル基、4−
ニトロ−2−ジ−n−オクチルスルファモイルフェニル
基、4−ニトロ−2−ジ−n−オクタデシルスルファモ
イルフェニル基、4−ニトロ−2−メチルスルファモイ
ルフェニル基、4−ニトロ−2−n−ヘキサデシルスル
ファモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−メチル−
N−(4−ドデシルスルホニルフェニル)スルファモイ
ルフェニル基、4−ニトロ−2−(3−メチルスルファ
モイルフェニル)スルファモイルフェニル基、4−ニト
ロ−2−クロロフェニルL 2−ニトロ−4−クロロフ
ェニル基、2−ニトロ−4−N−メチルーN−n−ブチ
ルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4−N−メチ
ル−N−n−オクチルカルバモイルフェニル基、2−ニ
トロ−4−N−メチル−N−n−ドデシルカルバモイル
フェニル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−n−ヘ
キサデシルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4−
N−メチル−N−n−オクタデシルカルバモイルフェニ
ル基、2−ニトロ−4−N−メチル−N−(3−カルボ
キシプロピル)カルバモイルフェニル基、2−ニトロ−
4−N−エチル−N−(2−スルホエチル)カルバモイ
ルフェニル基、2−ニトロ−4−N−n−ヘキサデシル
−N−(3−スルホプロピル)カルバモイルフェニル基
、2−ニトロ−4−N−(2−シアノエチル)−N−(
(2−ヒドロキシエトキシ)エチル)カルバモイルフェ
ニル基、2−ニトロ−4−ジエチルカルバモイルフェニ
ル基、2−ニトロ−4−ジ−ローフチルカルバモイルフ
ェニル基、2−ニトロ−4−ジ−n−オクチルカルバモ
イルフェニル基、2−ニトロ−4−ジ−n−オクタデシ
ルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4−メチルカ
ルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4−n−へキサI
C デシルカルバモイルフェニル基、2−ニトロ−4−N−
メチル−N−(4−ドデシルスルホニルフェニル)カル
バモイルフェニル基、2−ニトロ−4−(3−メチルス
ルファモイルフェニル)カルバモイルフェニル基、4−
ニトロ−2−N−メチル−N−n−ブチルカルバモイル
フェニル基、4、−二トロー2−N−メチル−N−n−
オクチルカルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N
−メチル−N−n−ドデシルカルバモイルフェニル基、
4−ニトロ−2−N−メチル−N−n−ヘキサデシルカ
ルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−メチル−
N−n−オクタデシルカルバモイルフェニル基、4−ニ
トロ−2−N−メチル−N−(3−カルボキシプロピル
)カルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−N−エチ
ル−N−(2−スルホエチル)カルバモイルフェニル基
、4−ニトロ−2−N−n−ヘキサデシル−N−(3−
スルホプロピル)カルバモイルフェニル基、4−ニトロ
−2−N−(2−シアノエチル)−N−((2−ヒドロ
キシエトキシ)エチル)カルハモ31フ イルフェニル基、4−ニトロ−2−ジエチルカルバモイ
ルフェニル基、4−ニトロ−2−ジ−n−ブチルカルバ
モイルフェニル基、4−ニトロ−2−ジ−n−オクチル
カルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−ジ−n−オ
クタデシルカルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−
メチルカルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−n−
ヘキサデシルカルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2
−N−メチル−N−(4−ドデシルスルホニルフェニル
)カルバモイルフェニル基、4−ニトロ−2−(3−メ
チルスルファモイルフェニル)カルバモイルフェニル基
、2.4−ジメタンスルホニルフェニル基、2−メタン
スルホニル−4−ベンゼンスルホニルフェニル基、2−
n−オクタンスルホニル−4−メタンスルホニルフェニ
ル基、2−n−テトラデカンスルホニル−4−メタンス
ルホニルフェニル基、2−n−ヘキサデカンスルホニル
−4−メタンスルホニルフェニル基、2. 4−ジ−n
−ドデカンスルホニルフェニル基、2.4−シトデカン
スルホニル−5−トリフルオロメチルフェニル基、2−
n−デカンスルホニル−4−ジアノ−5−トリフルオロ
メチルフェニル基、2−シアノ−4−メタンスルホニル
フェニルi、2゜4.6−ドデシルフェニル基、2,4
−ジシアノフェニル基、2−ニトロ−4−メタジスルホ
ニルフェニル基、2−ニトロ−4−n−ドデカンスルホ
ニルフェニル基、2−ニトロ−4−(2−スルホエチル
スルホニル)フェニル基、2−ニトロ−4−カルボキシ
メチルスルホニルフェニル基、2−ニトロ−4−カルボ
キシフェニル基、2−ニトロ−4−エトキシカルボニル
−5−n−ブトキシフェニル基、2−ニトロ−4−エト
キシ力ロボニルー5−n−ヘキザデシルオキシフェニル
基、2−二トロー4−ジエチルカルバモイル−5−n−
ヘキサデシルオキシフェニル基、2−ニトロ−4−シア
ノ−5−n−ドデシルフェニル基、2゜4−ジニトロフ
ェニル基、2−ニトロ−4−n−デシルチオフェニル基
、3.5−ジニトロフェニル基、2−ニトロ−3,5−
ジメチル−4−〇−ヘキサデカンスルホニル基、4−メ
タンスルホニル−2−ベンゼンスルホニルフェニル基、
4−n−オクタンスルホニル−2−メタンスルホニルフ
ェニルa!、4−n−テトラデカンスルホニル−2−メ
タンスルホニルフェニル基、4−n−ヘキサデカンスル
ホニル−2−メタンスルホニルフェニル基、2.5−シ
トデカンスルホニル−4−トリフルオロメチルフェニル
基、4−n−デカンスルホニル−2−シアノ−5−トリ
フルオロメチルフェニル基、4−シアノ−2−メタンス
ルホニルフェニル基、4−ニトロ−2−メタンスルホニ
ルフェニル基、4−ニトロ−2二n−ドデカンスルホニ
ルフェニル基、4−ニトロ−2−(2−スルホエチルス
ルホニル)フェニル基、4−ニトロ−2−カルボキシメ
チルスルホニルフェニル基、4−ニトロ−2−カルボキ
シフェニル基、4−ニトロ−2−エトキシカルボニル−
5−n−ブトキシフェニル基、4−ニトロ−2−エトキ
シカロポニルー5−n−ヘキサデシルオキシフェニル基
、4−ニトロ−2−ジエチルカルバモイル−5−n−ヘ
キサデシルオキシフェニル基、4−ニトロ−2−シアノ
−5−n−ドデシルフェニル基、4−ニドo−2−H−
デシルチオフェニル基、4−ニトロ−3,5−ジメチル
−2−n−ヘキサデカンスルホニル基、4−ニトロナフ
チル基、2,4−ジニトロナフチル基、4−ニトロ−2
−n−オクタデシルカルバモイルナフチル基、4−ニト
ロ−2−ジオクチルカルバモイル−5−(3−スルホベ
ンゼンスルホニルアミノ)ナフチル基、2. 3. 4
゜5.6−ペンタフルオロフェニル基、2−ニトロ−4
−ベンゾイルフェニル基、2.4−ジアセチルフェニル
基、2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル基、
4−ニトロ−2−トリフルオロメチルフェニル基、4−
ニトロ−3−トリフルオロメチルフェニルL 2,4.
5−)ジシアノフェニル基、3.4−ジシアノフェニル
基、2−クロロ−4,5−ジシアノフェニル基、2−ブ
ロモ−4,5−ジシアノフェニル基、4−メタンスルホ
ニル基、4−n−ヘキサデカンスルホニルフェニル基、
2−デカンスルホニル−5−トリフルオロメチルフェニ
ル基、2−ニトロ−5−メチルフエニル基、2−二トロ
ー5−n−オクタデシルオキシフェニル基、2−二トロ
ー4−N−(ビニルスルホニルエチル)−N−メチルス
ルファモイルフェニル基、2−メチル−6−ニドロヘン
ツオキサゾールー5−イル基、など。
複素環基の例としては、例えば、2−ピリジル基、3−
ピリジル基、4−ピリジル基、5−ニトロ−2−ピリジ
ル基、5−ニトロ−N−ヘキサデシルカルバモイル−2
−ピリジル基、3.5−ジシアノ−2−ピリジル基、5
−ドデカンスルホニル−2−ピリジル基、5−シアノ−
2−ピラジル基、4−ニトロチオフェン−2−イル基、
5−ニトロ−1,2−ジメチルイミダゾール−4−イル
基、3,5−ジアセチル−2−ピリジル基、1−ドデシ
ル−5−カルバモイルピリジニウム−2−イル基、5−
ニトロ−2−フリル基、5−ニトロペンツチアゾール−
2−イル基、などが挙げられる。
次に+Time+、Dyeについて詳述する。
T i m eは窒素−酸素、窒素−窓素、あるいは窒
素−硫黄結合の開裂をひきかねとして、後続する反応を
介してDyeを放出する基を表す。
Timeで表される基は種々公知であり、例えば特開昭
61−147244号(5)頁−(6)頁、同61−2
36549号(8)頁−頁、特願昭61−88625 
(36)頁−(44)頁に記載の基が挙げられる。
Dyeが表わす色素にはアゾ色素、アゾメチン色素、ア
ントラキノン色素、ナフトキノン色素、スチリル色素、
ニトロ色素、キノリン色素、カルボニル色素、フタロシ
アニン色素などがある。なおこれらの色素は現像時に複
色可能な一時的に短波化した形で用いることもできる。
具体的にはEP76.492.A、号、特開昭59−1
65054号に開示されたDyeが利用できる。
以下に本発明に用いる色素供与性化合物の具体例を列記
するが、本発明はこれらに限られるものではない。
″          32G  − \/ :                     IQC
−) 蚕 ご 33ど K      −2 \ノ ミ 宍 〜 已 \/ \/ ■ に 巴 / l 口=υ        に 言    、42 I。
巳 ′2339 IP。
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  +′      α′             
O′ !:I −Z 工 ○ = 。 O O:0ニ 0                  q  ○マ 
     0                  寸
= = Sつ    −一                 
        〜ノ            コー′
        :!:              
            U■ ■   = 寸    0 ;   O Ol。
u〕    0               ・・α =  工 の                    ω   
      =0−○−00−〇−〇 ト  =               ω  二寸0
    でQ 工   〇 一ノ                      9
工  工 ^   :l::l:            lマ 
  0L) Q                国L5   Q 
              ・・〜ノ       
           −1  0         
         ・・警             
        〆^   :I::l:I D   0 0 ν                 αに)    
                     C/) 
        0−     〒         
         ″″     0■       
                    8−ノ  
     工 工  工 0:0: 02: ^   E        0 = 2 一〇:                    −ノ
Q                 a@z    
        0 0−〇−〇 ′1 〇 −= 02: Oc/) の                     工Co
                      ■■ 
                    ω!:0: 0の の                 =>     
                         
   +”−Q−U−C) 一ノ   工 これらの化合物は、各々前記に引用した特許明細書に記
載の方法によって合成することができる。
色素供与性化合物の使用量は、色素の吸光係数にもよる
が、0.0j−J−ミリモル/m2、好ましくは0./
〜3ミリモル/m2の範囲である。
色素供与性物質は単独でも281以上組合わせても使用
できる。また、黒色もしくは異なる色相の画像を得るた
めに、特開昭tθ−/J、!、?t/号記載の如く、例
えばシアン、マゼンタ、イエローの各色素供与性物質を
少なくとも7種ずつハロゲン化銀を含有する層中または
隣接層中に混合して含有させる等、異なる色相を有する
可動性色素を放出する色素供与性物質をλ種以上混合し
て使用することもできる。
本発明に用いる還元剤は無機化合物であっても有機化合
物であっても良いがその酸化電位は銀イオン/銀の標準
酸化還元電位o、rVより低いものが好ましい。具体的
には熱現像感光材料の分野で知られているものを用いる
ことができる。また、後述する還元性を有する色素供与
性化合物も含ま−37g− れる(この場合、その他の還元剤を併用することもでき
る)。また、それ自身は還元性を持たないが現像過程で
求核試薬や熱の作用により還元性を発現する還元性プレ
カーサーも用いることができる。
本発明に用いられる還元剤の例としては、米国特許≠、
300.626号の第tり〜!O欄、同!、4’lrJ
、り/1号Ω第30〜3/欄、同≠。
330、A17号、同弘、!り0,132号、特開昭t
O−1lAO3Jjt号の第(/7) 〜−(/lr)
頁、同J 7−40 +2F を号、同!t−/31r
73を号、特開昭tO−/211131号、同tO−/
2rl13を号、同40−/211139号、同t。
−1211137号、同t2−/3/、2j3号から同
A、2−/3/2jA号まで、欧州特許220゜7!7
A、2号の第7r〜り2頁等に記載の還元剤や還元剤プ
レカーサーがある。
米国特許3,037.とtり号に開示されているものの
ような種々の還元剤の組合せも用いることができる。
本発明に於いては還元剤の添加量は銀1モルに対して0
.0/〜20モル、特に好ましくは097〜10モルで
ある。
前記■に属する色素供与性化合物を用いる場合、還元剤
として電子供与体および電子伝達剤(ETA)を用いる
ことが好ましい。これらの化合物の詳細については欧州
特許公開、22074ttAJ号、公開枝根17−1/
タタ号等に記載されている。特に好ましい電子供与体(
又はその前駆体)としては下記一般式〔C″lまたは〔
D〕で表わされる化合物である。
式中、A□およびA2はそれぞれ水素原子あるいは求核
試薬によシ脱保護可能なフェノール性水酸基の保護基を
表わす。
ここで、求核試薬としては、OH○、Roe(R;アル
キル基、アリール基など)、ヒドロキサム酸アニオン類
S03′θなどのアニオン性試薬や、/または2級のア
ミン類、ヒドラジン、ヒドロキシルアミン類、アルコー
ル類、チオール類などの非共有電子対を持つ化合物が挙
げられる。
A1.A2の好ましい例としては水素原子、アシル基、
アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキ
ルスルホニル基、アリールオキシカルボニル基、ジアル
キルホスホリル基、ジアルキルホスホリル基、あるいは
特開昭jター/77037号、同jター20103号に
開示されだ   ゛保護基であっても良く、またA 1
 、A、 2は可能な場合にはR1、R2、R3および
R4と互いに結合して環を形成しても良い。またAよ、
A2は共に同じであっても異っていても良い。
R1、R2、R3およびR4はそれぞれ水素原子、アル
キル基(置換されても良いアルキルM例えば、メチル基
、エチル基、n−ブチル基、シクロヘキシル基、n−オ
クチル基、アリル基、5ec−オクチル基、tert−
オクチル基、n−ドデシル基、n−ペンタデシル基、n
−ヘキサデシル基、t e r t−オクタデシル基、
3−へテサデカノイルアミノフェニルメチル基、弘−ヘ
キサデシルスルホニルアミノフェニルメチル基、λ−エ
トキシカルボ゛ニルエチル基、3−カルボ゛キンプロピ
ル4.N−エチルヘキサデシルスルホニルアミノメチル
基、N−メチルドデシルスルホニルアミンエチル基);
アリール基(置換されても良いアリール基、例工ば、フ
ェニル基、3−ヘキサデシルオキシフェニル基、3−メ
トキシフェニル基、3−スルホフェニル基、3#ロロフ
エニル基、!−カルボ゛キシフェニル基、3−ドデカノ
イルアミノフェニル基など);アルキルチオ基(置換す
していても良いアルキルチオ基、例えばn−ブチルチオ
基、メチルチオ基、tert−オクチルチオ基、n−ド
デシルチオ基、2−とドロキシエチルチオ基、n−ヘキ
サデシルチオ基、3−エトキンカルボ゛ニルプロピオチ
オ基など);アリールチオ基(置換されても良いアリー
ルチオ基例えば、フェニルチオ基、クークロロフェニル
チオ+、2−n−オクチルオキシ−j−1−ブチルフェ
ニルチオ基、弘−ドデシルオキシンエニルチオ基IF−
ヘキサデカノイルアミンフェニルチオ基など);スルホ
ニル基(置換されても良いアリール寸だはアルキルスル
ホニル基例えばメタンスルホニル基、メタンスルホニル
基、p−)ルエンスルホニル基、≠−ドテシルオキシフ
ェニルスルホニル基、≠−アセチルアミノフェニルスル
ホニル基ナト):スルホ基;ハロゲン原子(例えばフッ
素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子)、ンアノ基、
カルバモイル基(置換されても良いカルバモイル基、例
エバメチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、
3−(,2,グージーt−はメチルフェニルオキン)フ
ロビルカルバモイル基、シクロへキンルカルパモイル基
、ジ−n−オクチルカルバモイル基、など):スルファ
モイル基(置換されても良いスルファモイル基、例えば
ジエチルスルファモイル基、ジ−n−オクチルスルファ
モイル基、n−ヘキサデシルスルファモイル基、3−i
s。
−ヘキサデカノイルアミノフェニルスルファモイル基な
ど);アミド基(置換されても良いアミド基、アセタミ
ド基、1so−プテロイルアミノ基、≠−テトラデシル
オキシフェニルベンツアミド基、3−ヘキサデカノイル
アミノベンツアミド基など);イミド基(置換されても
良いイミド基、例えばコハク酸イミド基、3−ラウリル
コハク酸イミド基、フタルイミド基)、:カルボ゛キシ
ル基;スルポンアミド基(置換されても良いスルポンア
ミド基。例エバ、メタンスルホンアミド基、オクタンス
ルポンアミド基、ヘキサデカンスルポンアミド基、ベン
ゼンスルホンアミド基、トルエンスルポンアミド基、ク
ーラウリルオキシベンゼンスルホンアミド基など)を表
わす。
但し、R1−R4の合計の炭素数はg以上である。また
、一般式〔CDにおいてはR1とR2および/捷たはR
3とR4が、一般式〔D〕においてはRとR,RとRお
よび/またはR3とR4が互いに結合して飽和あるいは
不飽和の環を形成してもよい。
前記一般式〔C)またはCD)で表わされる電子供与体
のなかでR1−R4のうち少なくとも二つが水素原子以
外の置換基であるものが好ましめ。
特に好ましい化合物はR1とR2の少なくとも一方、お
よびR3とR4の少なくとも一方が水素原子以外の置換
基であるものである。
電子供与体は複数併用してもよく、まだ電子供与体とそ
の前駆体を併用してもよい。また電子供与体は本発明の
還元性物質と同一の化合物であってもよい。電子供与体
の具体例を列挙するがこれらの化合物に限定されるもの
ではない。
(ED−/) (ED−,2) (ED−−?) H (ED−≠) (ED−−t) (ED−A) (ED−7) (ED−1 (ED−タ) (ED−/θ) H (ED −//) ]) (ED−/2) 電子供与体(又はその前駆体)の使用量は広い範囲を待
つが、好ましくはポジ色素供与性物質1モル当po、o
1モル〜jOモル、特に0.1モル〜jモルの程度が好
ましい範囲である。またハロゲン化銀1モルに対し0.
001モル〜jモル、好ましくは0.01モル〜/、j
モルである。
これらの電子供与体と組合せて使用するETAとしては
、ハロゲン化銀によって酸化され、その酸化体が上記電
子供与体をクロス酸化する能力を有する化合物であれば
どのようなものでも使用できるが、可動性のものが望ま
しい。
特に好ましいETAは次の一般式〔X−/〕あるいは(
X−−2)で表わされる化合物である。
(X−I)       〔X−n) 式中、Rはアリール基を表す。R,R、R、R、R及び
Rは水素原子、ハロゲン原子、アシルアミノ基、アルコ
キシ基、アルキルチオ基、アルキル基又はアリール基を
表し、これらはそれぞれ同じであっても異なっていても
よい。
一般式〔X−I:]、[X=II:]のRで表わされる
アリール基として例えばフェニル基、ナフチル基、トリ
ル基、キシリル基等を挙げることができる。これらの基
は置換されていてもよい。例えばハロゲン原子(塩素原
子、臭素原子等)、アミン基、アルコキン基、アリール
オキシ基、水酸基、アリール基、カルボ/アミド基、ス
ルホンアミド基、アルカノイルオキシ基、ベンゾイルオ
キ7基、ウレイド基、カルバメート基、カルバモイルオ
キシ基、カーボ゛イ・−ト基、カルボキシル基、スルホ
基、アルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基等)
等で置換されたアリール基であってもよい。
一般式CX−I)、〔X−l11のR11、R12、R
13、R14、R15及びR16で表わされるアルキル
基は、炭素数7〜10のアルキル基(例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基等)であシ、これらの
アルキル基は、ヒドロキシル基、アミン基、スルホ基、
カルボキシル基等によって置換されてもよい。又、アリ
ール基としては、フェニル基、ナフチル基、キノリル基
、トリル基等を用いることができる。これらのアリール
基は、ハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、アルキ
ル基(メチル基、エチル基、プロピル基等)、水酸基、
アルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基等)、スルホ基
、カルボキシル基等で置換されてもよい。
本発明においては、一般式EX−n〕で表わされる化合
物が特に好ましい。一般式〔X−I[]において、R1
1、R12、R13及びRは、水素原子、炭素数/〜I
Oのアルキル基、炭素数/〜ioの置換アルキル基、及
び置換または無置換のアIJ −ル基が好ましく、更に
好ましくは水素原子、メチル基、ヒドロキシメチル基、
フェニル基又は水酸基、アルコキシ基、スルホ基、カル
ボキシル基等の親水性基で置換されたフェニル基である
以下に、一般式CX−1)、CX−II〕で表される化
合物の具体例を示す。
(X−/ )       (X−2)(X−3’) 
        (X −1)(X−≠)(X−7) (X−、、t )        (X−4)(X−タ
)(X−10) 本発明で用いるETA前駆体とは、感光材料の便用前の
保存中においては、現像作用を有しないが、適当な賦活
剤(例えば塩基、求核剤等)或いは加熱等の作用によシ
初めてETAを放出することの出来る化合物である。
特に本発明で使用するETA前駆体は、ETAの反応性
官能基がブロッキング基でブロックされているために、
現像前にはETAとしての機能を有しないが、アルカリ
条件下もしくは加熱されることによシブロッキング基が
開裂するためにETAとして機能することが出来る。
本発明で使用するETA前駆体としては、たと工ば/−
フェニル−3−ピラゾリジノンの2及び3−アシル誘導
体、λ−アミノアルキル又はヒドロキシルアルキル誘導
体、ハイドロキノン、カテコール等の金属塩(鉛、カド
ミウム、カルシウム、バリウム等)、ハイドロキノンの
ハロゲン化アシル誘導Lハイドロキノンのオキサジン及
びビスオキサジン誘導体、ラクトン型ETA前駆体、≠
級アンモニウム基を有するハイドロキノン前駆体、シク
ロベキキス−2−エン−7,a−ジオン型化合物の他、
電子移動反応によりETAを放出する化合物、分子内求
核置換反応によ!りETAを放出する化合物、フタリド
基でブロックされたET人前駆体、インドメチル基でブ
ロックされたETA前駆体等を挙げることが出来る。
本発明に用いられるETA前駆体は公知の化合物であシ
、例えば米国特許第747.70≠号、同第3,2≠/
、767号、同第3,2弘乙、りざ2号、同第3,2り
よ、77g号、同第3.グtコ、2tt号、同第3.!
♂乙、rot号、同第3.t/j、弘32号、同第3.
乙60 、71.tり号、同第≠、20り、5g0号、
同第弘、33O2乙77号、同第≠、310.t/、2
号、英国特許第1.0.23.70/号、Pl第1..
2J/。
ざ30号、同第1..23と、タコ4L号、同第1゜3
りt、220号、特開昭タフ−1LL0.2qj号、同
3!−//39号、同31−//’IO号、同jター7
7g≠jg号、同jターl♂、2≠弘り号、同!ター/
121130号等に記載の現像薬プレカーサーを用いる
ことができる。
特に特開昭jター77♂μsr号、同jター/♂1リタ
号、同jターlざ2グ!rO号等に記載の/−フエ=ル
ー3−ピラゾリジノン類の前駆体が好ましい。
本発明において電子供与体とETAの組合せは、好まし
くは熱現像カラー感光材料中に内蔵せしめられる。電子
供与体、ETAまたはそれらの前駆体はそれぞれ2種以
上組合せて用いることができ、感光材料中の乳剤層(青
感層、緑感層、赤感層、赤外感層、紫外感層等)各々に
添加することも、一部の乳剤層にのみ添加することも、
又、乳剤隣接層(ハレーション防止層、下塗層、中間層
、保護層等)に添加することも、更にはすべての層に添
加することもできる。。電子供与体とETAは同一層に
添加することも別層に添加することもできる。また、こ
れらの還元剤は色素供与性物質と同一層に添加すること
も、別の層に添加することもできるが、耐拡散の電子供
与体は色素供与性物質と同一層に存在するのが好ましい
。ETAは受像材料(色素固定層)に内蔵することもで
きるし、熱現像時、微量の水を存在させる場合には、こ
の水に溶解させてもよい。電子供与体、E’L’Aまた
はそれらの前駆体の好ましい使用量は色素供与性物質1
モルに対し、総量でo、oi〜roモル、好1 シ<I
r1O、/〜jモル、ハロゲン化銀1モルに対し、総量
で0.00/〜jモル、好ましくはo、oi〜1.タモ
ルである。
また、ETAは還元剤全体の60モル係以下、好ましく
は弘Oモル係以下である。ETAを水に溶解させて供給
する場合のETAの濃度は10−4モル/l−1モル/
lが好ましい。
本発明の還元性物質、色素供与性物質、電子供与体、電
子伝達剤またはそれらの前駆体およびその他の疎水性添
加剤を親水性コロイド層に導入するには、高沸点有機溶
媒9IIえばフタール酸アルキルエステル(ジブチルフ
タレート、ジブチルフタレート 等) 、リン酸エステ
ル(ジフェニルフォスフェート、トリフェニルフォスフ
ェート、トリシクロヘキシルフォスフェート、トリクレ
ジルフォスフェート、ジオクチルブチル7オスフエート
)、クエン酸エステル(例えばアセチルクエン酸トリブ
チル)、安息香酸エステル(例えば安息香酸オクチル)
、アルキルアミド(例えばジエチルラウリルアミド)、
脂肪酸エステル類(例えばジブトキシエチルザクシネー
ト、ジオクチルアゼレート)、トリメシン酸エステル類
(例えばトリメンン酸トリヅチル)特願昭4/−23/
!00号記載のカルボ′ン酸類、特開昭オター13/J
ILl−号、同jター77g<131号、同jター/7
gヶオノ号、同39−/714t33号、同タター77
g弘jグ号、同jター/7ざ4t3!号、同jター77
純り7号に記載の化合物等を用いて米国特許−,32,
2。
027号に記載の方法を用いたり、又は沸点約30°C
〜/100cの有機溶媒、例えば酢酸エチル、酢酸ブチ
ルの如き低級アルキルアセテート、プロピオン酸エチル
、2級ヅチルアルコール、メチルインブチルケトン、β
−エトキンエチルアセテート、メチルセロソルブアセテ
ート、シクロヘキサノン等に溶解した後、親水性コロイ
ドに分散される。上記の高沸点有機溶媒と低沸点有機n
媒とを混合して用いてもよい。さらに分散後、必要に応
じて限外濾過等にエリ低沸点有機溶媒を除去して用いる
こともできる。高沸点有機溶媒の量は用いられる色素供
与性物質/7に対して707以下、好捷しくはタフ以下
である。又、耐拡散性の還元剤/1に対して57以下、
好ましくは、!7以下である。更にバインダー/2に対
して高沸点有機溶媒/f以下、好捷しくはo、s1以下
、烙らに好ましくは0.31以下が適当である。又特公
昭タフ−3フ♂53号、特開昭j/−よワタ1.t3号
に記載されている重合物による分散法も使用することが
できる。その細孔剤中に直接分散するか、あるいは、水
又はアルコール類に溶解した後にゼラチン中若しくは乳
剤中に分散することもできる。
水に実質的に不溶な化合物の場合には、前記方法以外に
バインダー中に微粒子にして分散含有させることができ
る。(例えば特開昭jター77グ130号、同!;3−
10.2733号、特願昭z2IOAll?2号等に記
載の方法) 疎水性物質を親水性コロイドに分散する際には、種々の
界面活性剤を用いることができる。例えば特開昭jター
/!;71y3乙号の第(37)〜(3g)頁に界面活
性剤として挙げたものを使うことができる。
本発明の感光材料のバインダーには親水性のものが好ま
しく用いられる。親水性バインダーとしては、先に受像
材料のところで説明したものがすべて使用できる。特に
高吸水性ポリマーを他の親水性コロイド(ゼラチンなど
)と併用すると、塗布液の粘度調整が容易になり、まだ
感光材料の吸水能力が高くなシ必要量の水を短時間で吸
収するため、短い処理時間でムラのない画像を与えるよ
うに現像することができる。
感光材料のバインダーの塗布量はあまシ多すぎると色素
の転写が遅れ、少なすぎると色再現性その他の写真性が
劣化するので、7m2当たp2゜g以下が好ましく、特
に10g以下、更には7g以下にするのが適当である。
一4tO/− 本発明では、現像抑制剤の前駆体を用いることができる
。特に、前記■に属するポジ色素供与性化合物を用いる
場合、この色素供与性化合物に加え、一般式(CII)
  (CII[)  (CIV)のpyeを現像抑制剤
の基(AF)に変えたポジ型の現像抑制剤前駆体を用い
ることが好ましい。このポジ型の現像抑制剤前駆体につ
いては、特願昭61−287455号等に記載されてい
る。
これらの現像抑制剤前駆体の添加により、カブリがより
一層減少し、画像識別能力が一層向上する。現像抑制剤
前駆体の添加量は、銀1モル当りI X 1’O−’ 
〜10モル、特にlXl0−’〜1モル程度が好ましい
。また前記■に属するポジ色素供与性化合物と前記のポ
ジ型の現像抑制剤前駆体を併用する場合には、色素供与
性化合物1モル当りlXl0−″〜lXIO2モル、特
にlXl0−”〜10モル程度とすることが好ましい。
現像抑制剤(AF)の例としては、ヘテロ環に結合する
メルカプト基を有する化合物、例えば、置換あるいは非
置換のメルカプトアゾール類(具体的には1−フェニル
−5−メルカプトテトラゾール、1−(4−カルボキシ
フェニル)−5−メルカプトテトラゾール、1−(3−
ヒドロキシフェニル)−5−メルカプトテトラ宇ゾール
、1−(4−スルホフェニル)−5−メルカプトテトラ
ゾール、1−(3−スルホフェニル)−5−メルカプト
テトラゾール、1−(4−スルファモイルフェニル)−
5−メルカプトテトラゾール、1−(3−ヘキサノイル
アミノフェニル)−5−メルカプトテトラゾール、1−
エチル−5−メルカプトテトラゾール、1−(2−カル
ボキシエチル)−5−メルカプトテトラゾール、2−メ
チルチオ−5−メルカラ°)−1,3,4−チアジアゾ
ール、2−(2−カルボキシエチルチオ)−5−メルカ
プト−1,3,4−チアジアゾール、3−メチル−4−
フェニル−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール
、2−(2−ジメチルアミノエチオチオ)−5−メルカ
プト−1,3,4−チアジアゾール、1− (4−n−
ヘキシルカルバモイルフェニル)−2−メルカプトイミ
ダゾール、3−アセチルアミノ−4−メチル−5−メル
カプト−1゜2.4−トリアゾール、2−メルカプトベ
ンゾチアゾール、2−メルカプト−5−スルホベンゾチ
アゾール、2−メルカプトヘンライミダゾール、2−メ
ルカプト−5−スルホベンツイミダゾール、2−メルカ
プト−5−カルボキシベンツイミダゾール、2−メルカ
プトベンゾチアゾール、2−メルカプト−5−スルホベ
ンゾチアゾール、2−メルカプト−6−二トロー1.3
−ベンツオキサゾール、1−(1−ナフチル)−5−メ
ルカプトテトラゾール、2−フェニル−5−メルカプ)
−1,3,’4−オキザジアゾール、1−(3−(3−
メチルウレイド)フェニル) −5−メルカプトテトラ
ゾール、1−(4−ニトロフェニル)−5−メルカプト
テトラゾール、5−(2−エチルヘキサノイルアミノ)
−2−メルカプトヘンライミダゾールなど)、置換ある
いは非置換のメルカプトアザインデン類(具体的には、
6−メチル−4−メルカプト−1,3,3a、7−チト
ラザインデン、6−メチル−2−ベンジル−4−メルカ
プト−1,3,3,a、7−テトラザインデン、6−フ
ェニル−4−メルカプトテトラザインデン、4.6−シ
メチルー2−メルカプト−1,3,3a、7−テトラザ
インデン)、置換あるいは非置換のメルカプトピリミジ
ン類(具体的には2−メルカプトピリミジン、2−メル
カプト−4−メチル−6−ヒドロキシピリミジン、2−
メルカプト−4−プロピルピリミジンなど)などがある
。イミノ銀生成可能なヘテロ環化合物、例えば置換ある
いは非置換のベンゾトリアゾール類<具体的には、ベン
ゾトリアゾール、5−ニトロベンゾトリアゾール、5−
メチルベンゾトリアゾール、5゜6−ジクロルベンゾト
リアゾール、5−ブロモベンゾトリアゾール、5−メト
キシベンゾトリアゾール、5−アセチルアミノベンゾト
リアゾール、5−n−ブチルベンゾトリアゾール、5−
ニトロ−6−クロルベンゾトリアゾール、5.6−シメ
チルベンゾトリアゾール、4. 5. 6. 7−チト
ラクロルヘンゾトリアゾールなど)、置換あるいは非置
換のインダゾール類(具体的にはインダゾール、5−ニ
トロインダゾール、3−ニトロインダゾール、3−クロ
ル−5−ニトロインダゾール、3−シアノインダゾール
、3−n−ブチルカルバモイルインタソール、5−ニト
ロ−3−メタンスルホニルインダゾールなど)、置換あ
るいは非置換のベンツイミダゾール類(具体的には、5
−ニトロベンツイミダゾール、4−ニトロヘンライミダ
ゾール、5,6−ジクロベンツイミダゾール、5−シア
ノ−6−クロルベンツイミダゾール、5−トリフルオル
メチル−6−クロルペンツイミダゾールなど)などがあ
げ°られる。また現像抑制剤は現像処理工程において酸
化還元反応に続く反応により、その前駆体母核か゛ら放
出された後、現像抑制を有す化合物となり、更にそれが
、実質的に現像抑制を有しないか、あるいは著しくジ蚊
ケした化合物に変化するものであっても良い。
以下に現像抑制剤前駆体の具体例を示す。
AF−1 AF−2 AF−3 AF−4 AF−5 AF−6 tJl15 AF−7 AF−8 AF−9 AF−10 AF−11 AF−12 AF−13 AF−14 41ご AF−15 AF−16 AF−17 AF−18 AF−19 AF−20 1e AF−21 AF−22 AF−23 AF−24 AF−25 AF−26 Q AF−27 AF−28 AF−29 AF−30 AF−31 AF−32 AF−33 AF−34 AF−35 AF−36 AF−37 AF−38 q乙q AF−39 AF−40 AF−41 AF−42 AF−43 AF−44 4どl AF−45 AF−46 AF−48 AF−49 AF−50 AF−51 AF−52 AF−53 AF−54 F−57 F−58 F−59 F−61 F−62 F−63 F−64 AF−65 AF−66 AF−68 AF−69 AF−70 AF−71 AF−72 AF−73 AF−74 A2 AF−75 AF−76 AF−77 AF−78 AF−79 AF−80 AF−81 AF−82 AF−83 AF−s4 AF−85 AQ AF−86 AF−87 AF−88 AF−89 AF−90 AF−91 AF−92 P−93 AF−94 AF−95 AF−96 AF−97 AF−98 AF−99 本発明で使用する熱現像カラー感光材料においては、色
素供与性物質を含有するので、色素供与性物質が着色し
ているために、さらにイラジェーション防止やハレーシ
ョン防止物質、あるいは各種の染料を感光要素中に含有
させることはそれ程必要ではないが、画像の鮮鋭度を良
化させるために、特公昭≠♂−369.2号公報、米国
特許第3゜、2!3.り、27号、同第2.jコア 、
113号、同第2.りst、♂72号等の各明細書に記
載されている、フィルター染料や吸収性物質等を含有さ
せることができる。またこれらの染料としては熱脱色性
のものが好ましく、例えば米国特許第3゜7tり、0/
り号、同第3.7’lt、002号、同第3.t/jt
、4132号に記載されているような染料が好ましい。
色素供与性物質がイエロー、マゼンタ、シアンに着色し
ている場合においても赤外感光層を有する場合にはハレ
ーション防止層を設ける必要かあ一グ j 乙− ハレーション防止層は公知の染料や顔料を用いて形成し
てもよい。また赤外感光層に対してハレーション防止層
を設けるには赤外線吸収剤やカーボンブラックを用いる
のが有利である。ハレーション防止にはカーボンブラッ
クを用いるのは特に有利で、ペースを着色させてもよい
し、カーボンブラック含有層を別に設けてもよい。具体
的な態様については特願昭61−.18963号記載の
ものを用いることができる。
本発明において用いられる塩基および/または塩基プレ
カーサーは感光材料にもまた色素固定層を感光層と別個
に設ける場合これを有する受像材料にも内蔵できる。ま
た、水に溶解させて供給することもできる。
本発明に用いられる塩基および/または塩基プレカーサ
ーの量は、広い範囲で用いることができる。感光層およ
び/または色素固定層中に使用する場合には、塗布膜を
重量換算して各々501号%以下で用いるのが適当であ
り、さらに好ましくは、0.01重量%から40重量%
の範囲が有用である。また本発明における水に溶解させ
て使用する場合には、0.005mof/j2ないし2
mo j! / 1の濃度が好ましく、特に0.05m
of/!ないし1moj!/I!、の濃度が好ましい。
これらの添加量は直接pHとは関係がない。色素固定層
などと重ねると、塩基等が他の層に移動したりするから
である。
塩基および/または塩基プレカーサーは保存性の点から
、感光層に入れるより色素固定層に添加した方が好まし
い。また、塩基プレカーサーの方が望ましい。
塩基としては、無機の塩基としてアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の水酸化物、第2または第3リン酸塩、
ホウ酸塩、炭酸塩、キノリン酸塩、メタホウ酸塩;アン
モニウム水酸化物;4級アルキルアンモニウムの水酸化
物;その他の金属の水酸化物等が挙げられ、有機の塩基
としては脂肪族アミン類(トリアルキルアミン類、ヒド
ロキシルアミン類、脂肪族ポリアミン類);芳香族アミ
ンH(N−アルキル置換芳香族アミン類、N−ヒドロキ
シルアルキル置換芳香族アミン類およびビス〔p−(ジ
アルキルアミノ)フェニルコメタン頚)、複素環状アミ
ン類、アミジン類、環状アミジン類、グアニジン類、環
状グアニジン類が挙げられ、特にpkaが8以上のもの
が好ましい。
また上記の有機塩基と弱酸の塩、たとえば炭酸塩、重炭
酸塩、ホウ酸塩、第2および第3リン酸塩、キノリン酸
塩、酢酸塩、メタホウ酸塩なども好ましく用いられる。
これら以外に特開昭59−218443号記載の化合物
も好ましく用いられる。
塩基ブレカーザーとしては、加熱により脱炭酸して分解
する有機酸と塩基の塩、分子内求核置換反応、ロッセン
転位、ベックマン転位等の反応により分解してアミン類
を放出する化合物など、加熱により何らかの反応を起こ
して塩基を放出するものおよび電解や錯形成反応などに
より塩基を発生させる化合物が好ましく用いられる。前
者の加熱により塩基を発生するクイ1の好ましい塩基プ
レカーサーとしては英国特許筒998,949号等に記
載のトリクロロ酢酸の塩、米国特許第4゜060.42
0号に記載のα−スルホニル酢酸の塩、特開昭59−1
80537に記載のプロピオール酸類の塩、米国特許第
4,088,496号に記載の2−カルボキシルカルボ
キサミド誘導体、塩基成分に有機塩基の他にアルカリ金
属、アルカリ土類金属を用いた熱分解性酸との塩(特開
昭59−195237)、ロッセン転位を利用した特開
昭59−168440号に記載のヒドロキサムカルバメ
ート頚、加熱によりニトリルを生成する特開昭59−1
57637に記載のアルドキシムカルバメート類すどが
挙げられる。その他、英国特許筒998,945号、米
国特許第3,220゜846号、特開昭50−2262
5号、英国特許筒2,079,480号等に記載の塩基
プレカーサーも有用である。
電解により塩基を発生させる化合物として次のものを挙
げることができる。
例えば、電解酸化を用いる方法の代表として各種脂肪酸
塩の電解を挙げることができる。この反応によってアル
カリ金属やグアニジン類、アミジン類等の有機塩基の炭
酸塩を極めて効率良く得ることができる。
また電解還元を用いる方法としてはニトロおよびニトロ
ン化合物の還元によるアミン類の生成;ニトリル類の還
元によるアミン類の生成;ニトロ化合物、アゾ化合物、
アゾキシ化合物等の還元によるP−アミノフェノール類
、p−フェニレンジアミン類、ヒドラジン類の生成等を
挙げることができる。p−アミノフェノール類、P−フ
ェニレンジアミン類、ヒドラジン類は塩基として用いる
だけでなく、それらを直接色画像形成物質として使用す
ることもできる。
また、種々の無機塩共存下での水の電解によりアルカリ
成分を生成させることももちろん利用できる。
本発明においては、画像形成反応系に塩基プレカーサー
として、水に難溶な塩基性金属化合物およびこの塩基性
金属化合物を構成する金属イオンに対し、水を媒体とし
て錯形成反応し得る化合物(以後、錯形成化合物という
)を含有させ、水の存在下でこれらの2つの化合物の間
の反応により反応系のpHを上昇させるのが好ましい。
本発明における画像形成反応系とは、画像形成反応が起
こる領域を意味する。具体的には、例えば、感光材料の
支持体上に存在する層、また写真材料に感光材料と受像
材料とが存在する場合はその両方の材料に属する層が挙
げられる。そして、2つ以上の層が存在する場合には、
その全層でも一層でもよい。
本発明において、媒体として用いる水は、外から水を供
給する方法、予め水を含むカプセル等を画像形成反応系
に存在させ、加熱等によりカプセルを破壊して水を供給
する方法などにより、供給できる。
本発明に用いる水に難溶な塩基性金属化合物の例として
は、20°Cの水に対する溶解度(水100g中に溶解
する物質のグラム数)が0.5以下の炭酸塩、リン酸塩
、ケイ酸塩、ホウ酸塩、アル4G? ミン酸塩、水酸化物、酸化物、および塩基性塩のような
これらの化合物の複塩が挙げられる。
そして 式   Tm  Zn で表わされるものが好ましい。
ここでTは遷移金属、例えばZn、、Ni、Co。
Fe、Mn等、またはアルカリ土類金属、例えばCa、
Mg、Ba等を表わし、χとしては水の中で後述する錯
形成化合物の説明に出てくるMの対イオンとなることが
でき、かつアルカリ性を示すもの、例えば炭酸イオン、
リン酸イオン、ケイ酸イオン、ホウ酸イオン、アルミン
酸イオン、ヒドロキシイオン、酸素原子を表わす。mと
nは、それぞれ、TとXの各々の原子価が均衡を保てる
ような整数を表わす。
以下に好ましい具体例を列挙する。
炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、炭
酸亜鉛、炭酸ストロンチウム、炭酸マグネシウムカルシ
ウム ((:aMg(Co:+) 2)、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化スズ、酸化コバルト、水酸化亜鉛、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウ
ム、水酸化アンチモン、水酸化スズ、水酸化鉄、水酸化
ビスマス、水酸化マンガン、リン酸カルシウム、リン酸
マグネシウム、ホウ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム
、ケイ酸マグネシウム、アルミン酸亜鉛、アルミン酸カ
ルシウム、塩基性炭酸亜鉛(2ZnCOs  ・3Zn
(OH)z ・)120)、塩基性炭酸マグネシウム(
3MgCO,・とg (OH) z ・31(20) 
、塩基性炭酸ニッケル(NiC(]+ ・2Ni (O
f() z) 、塩基性炭酸ビスマス(Bi z (C
O3) O□・H2O)、塩基性炭酸コバルト、(2(
:0CO3・3(:o(OH)z) 、酸化アルミニウ
ムマグネシウム これらの化合物の中で、着色していないものが特に好ま
しい。
本発明に用いる錯形成化合物は、前記水に難溶な塩基性
金属化合物を構成する金属イオンと、安定度定数が12
ogKで1以上の値を示す錯塩を生成するものである。
これらの錯形成化合物については、例えばエーロ3 イー マーチル、 アール エム スミス(A、 E。
Martell、 R,M、 Sm1th)共著、゛ク
リティカルスタビリテイ コンスタンツ(Critic
al 5tabilityConstants)、第1
〜5巻゛、プレナムプレス(PlenumPress)
に詳述されている。
具体的にはアミノカルボン酸類、イミノジ酢酸およびそ
の誘導体、アニリンカルボン酸類、ピリジンカルボン酸
類、アミノリン酸類、カルボン酸類(モノ、ジ、トリ、
テトラカルボン酸およびさらにフォスフォノ、ヒドロキ
シ、オキソ、エステル、アミド、アルコキシ、メルカプ
ト、アルキルチオ、フォスフイノなどの置換基をもつ化
合物)、ヒドロキサム酸類、ポリアクリレート類、ポリ
リン酸類等のアルカリ金属、グアニジン類、アミジン類
もしくは4級アンモニウム塩等の塩が挙げられる。
好ましい具体例としては、ピコリン酸、2,6−ピリジ
ンジカルボン酸、2,5−ピリジンジカルボン酸、4−
ジメチルアミノピリジン−2,6−ジカルボン酸、キノ
リン−2−カルボン酸、2−ビリジル酢酸、シュウ酸、
クエン酸、酒石酸、イソクエン酸、リンゴ酸、グルコン
酸、EDTA。
NTA、CyDTA、ヘキサメタリン酸、トリポリリン
酸、テトラリン酸、ポリアクリル酸、HO□CCH,0
CH2CH20CH2CO□H1HO□CCH,0CH
2CO,H。
CH。
H,O,P−CH−PO3H2 等のアルカリ金属塩、グアニジン類の塩、アミジン類の
塩、4級アンモニウム塩などが挙げられる。
なかでも、−〇〇□Mを少な(とも1つ有し、かつ環の
中に窒素原子を1つ有する芳香族複素環化合物が好まし
い。環としては単環でも縮合環でもよく、例えばピリジ
ン環、キノリン環などが挙げられる。そして、−〇〇□
Mが環に結合する位置は、N原子に対してα位であるこ
とが特に好ましい。Mはアルカリ金属、グアニジン、ア
ミジンおよび4級アンモニウムイオンのうちのいずれか
である。
さらに好ましい化合物としては、下記式で表わされるも
のが挙げられる。
上記式において、Rは水素原子、アリール基、ハロゲン
原子、アルコキシ基、−〇〇□M2ヒドロキシカルボニ
ル基、およびアミノ基、置換アミノ基、アルキル基等の
電子供与性基のうちのいずれかを表わす。2つのRは同
一でも異なっていてもよい。
ZIと72は、それぞれRにおける定義と同じであり、
またZIと22は結合してピリジン環に縮合する環を形
成してもよい。
次に最も好ましい難溶性金属化合物と錯形成化合物との
組み合わせ例を列挙する(ここで、MOはアルカリ金属
イオン、置換もしくは非置換のグアニジニウムイオン、
アミジニウムイオンもしくは4級アンモニウムイオンを
表わす)。
炭酸カルシウム−〇M○0□C−C0,○MO炭酸カル
シウム− 炭酸バリウム−〇M○0□C−CO□OM■炭酸カルシ
ウム−トリポリリン酸のMΦ塩炭酸カルシウム−クエン
酸のMO塩 炭酸カルシウム−ポリアクリル酸のMO塩炭酸カルシウ
ム− 4水酸化亜鉛−EDTAの3MO塩 酸化マグネシウムー 水酸化スズ− 水酸化マグネシウム−ヘキサメタリン酸のM■塩炭酸カ
ルシウム− 塩基性炭酸マグネシウム− ■MOOzC−co、○M■ 塩基性炭酸亜鉛− これらの組合わせのものは、単独でも、2種以上を併用
しても使用できる。また公知の塩基または塩基プレカー
サーと併用することができる。
ここで、本発明において反応系のpHを上昇させる機m
について、ピコリン酸カリウムと水酸化亜鉛の組合わせ
を例に挙げて説明する。
両者の反応は例えば次式で示される。
すなわち、水が媒体として存在するようになると、ピコ
リン酸イオン亜鉛イオンと錯形成反応を起こして上記式
で示される反応が進行する結果、高いアルカリ性を呈す
ることになる。
この反応の進行は、生成する錯体の安定性に起因してい
るが、ピコリン酸イオン(Le’)と亜鉛イオン(MO
)より生成するML、MLz 、MLxで表わされる錯
体の安定度数は下記の通り非常に大きなものであり、こ
の反応の進行をよく説明している。
本発明において水に難溶な塩基性金属化合物と錯形成化
合物は、現像処理までに反応が起ることを防止するため
、少なくとも別層に添加する必要がある。たとえば、感
光層と色素固定層とが同一支持体上に積層されて構成さ
れるいわゆるモノシート材料では、上記両者の添加層の
間に一層以上の層を介在させることが望ましい。
より好ましい形態は水に難溶な塩基性金属化合物と錯形
成化合物をそれぞれ別の支持体上の少なくとも一層に含
有させる形態である。
例えば、水に難溶な塩基性金属化合物は感光材料に、錯
形成化合物は受像材料に含有させることが好ましい。水
に難溶な塩基性金属化合物を感光材料に添加する場合、
添加する層は乳剤層、中間層、保護層のいずれでもよい
。また多層に分割して添加してもよいし、INに集中さ
せて添加してもよい。また、錯形成化合物は、関与させ
る水の中に溶解して供給してもよい。塩基性金属化合物
は特開昭59−174830号、同53−102733
号等に記載の方法で調製された微粒子分散物として含有
するのが望ましく、その平均粒子サイズは50μ以下、
特に5μ以下か゛好ましい。
本発明において、水に難溶な塩基性金属化合物または錯
形成化合物を支持体上の層に含有する場合の添加量は、
化合動程、難溶性金属化合物の粒子サイズ、錯形成反応
速度等に依存するが、各々塗布膜を重量に換算して50
重量%以下で用いるのが適当であり、更に好ましくは0
.01重量%から40重量%の範囲が有用である。また
錯形成化合物を関与させる水の中に溶解して供給させる
場合には、0.005mof/jl!ないし5mo 1
/2の濃度が好ましく、特に0.05mof/42ない
し2mol/12の濃度が好ましい。さらに木0倍ない
し100倍、特に1/10倍ないし20倍が好ましい。
上記の塩基発生法をもちいる場合、水に難溶な塩基性金
属化合物を含有する支持体上の層は、この塩基性金属化
合物が一部解離することにより、膜のpHを上昇させる
ので、これを抑制するために、特開昭7/−,2237
0号記載のように水に難溶な塩基性金属化合物を構成す
る金属イオンの水溶性塩を含有することができる。水溶
性塩は難溶性金属化合物と同一層にも別層にも添加でき
る。
まだ本発明において特願昭t2−IOAl13号記載の
ように硫酸、リン酸等の無機酸やクエン酸、フタル酸等
の有機酸または酸ポリマー等を添加して膜のpHを低下
させることもできる。
本発明に1−1:画像形成促進剤を用いることができる
。画像形成促進剤には銀塩酸化剤と還元剤との酸化還元
反応の促進、色素供与性物質からの色素の生成または色
素の分解あるいは移動性色素の放出等の反応の促進およ
び、感光要素層から色素固定層への色素の移動の促進等
の機能があり、物理化学的な機能からは前記の塩基また
は塩基プレカーサー、求核性化合物、オイル、熱溶剤、
界面活性剤、銀または銀イオンと相互作用を持つ化合物
等に分類される。ただし、これらの物質群は一般に複合
機能を有しておシ、上記の促進効果のいくつかを合わせ
持つのが常である。
□ククー 以下に塩基、塩基プレカーサー以外のこれらの画像形成
促進剤を機能別に分類して、それぞれの具体例を示すが
、この分類は便宜的なものであり、実際には1つの化合
物が複数の機能を兼備していることが多い。
(a)求核性化合物 水および水放出化合物、アミン類、アミジン類、グアニ
ジン類、ヒドロキシルアミン類、ヒドラジン類、ヒドラ
ジド類、オキシム類、ヒドロキサム酸類、スルホンアミ
ド類、活性メチレン化合物、アルコール類、チオール類
をあげることができ、また上記の化合物の塩あるいは前
駆体を使用することもできる。
(b)オイル 疎水性化合物の乳化分散時に溶媒として用いられる高沸
点有機溶媒(いわゆる可塑剤)を用いることができる。
」旦と然況剋 周囲温度では固体であり、現像温度近傍で溶融して溶媒
として働くもので、尿素類、ウレタン類、アミド類、ピ
リジン類、スルホンアミド類、スルホン、スルホキシド
類、エステル類、ケトン類、エーテル類の化合物で40
°C以下で固体のものを用いることかできる。
」±と界亘貢性剋 特開昭59−74547号記載のピリジニウム塩類、ア
ンモニウム塩類、ホスホニウム塩類、特開昭59−57
231号記載のポリアルキレンオキシド類を挙げること
ができる。
(e)銀または根イオンと相互作用をもつ化合物イミド
類、特開昭59−177550号記載の含窒素へテロ環
類、特開昭59−111636号記載のチオール類、チ
オ尿素類、チオエーテル類を挙げることができる。
画像形成促進剤は感光層、色素固定層のいずれに内蔵さ
せてもよく、両方に内蔵させてもよい。
また内蔵させる層も乳剤層、中間層、保護層、受像層(
色素固定層)、およびそれらに隣接するいずれの層にも
内蔵させてよい。感光層と色素固定層とを同一支持体上
に有する形態においても同様である。
画像形成促進剤は単独でも、また数種を併用して使用す
ることもできるが、一般には数種を併用した方がより大
きな促進効果が得られる。
特に塩基または塩基プレカーサーとの他の促進剤を併用
すると顕著な促進効果が発現される。
本発明においては、現像時の処理温度および処理時間の
変動に対し、常に一定の画像を得る目的で種々の現像停
止剤を用いることができる。
ここでいう現像停止剤とは、適正現像後、速やかに塩基
を中和または塩基と反応して膜中の塩基濃度を下げ現像
を停止する化合物または恨および銀塩と相互作用して現
像を抑制する化合物である。
具体的には、加熱により酸を放出する酸プレカーサー、
加熱により共存する塩基と置換反応を起す親電子化合物
、または含窒素へテロ環化合物、メルカプ斗化合物およ
びその前駆体等が挙げられる。
酸プレカーサーには例えば特開昭60−108837号
および特開昭60−192939号に記載のオキシムエ
ステル頻、特開昭6O−230I33号に記載のロッセ
ン転位により酸を放出する化合物等が挙げられ、加熱に
より塩基と置換反応を起す親電子化合物には例えば、特
開昭60−230134号に記載の化合物などが挙げら
れる。
また加熱によりメルカプト化合物を放出する化合物も有
用であるが、例えば特開昭61−67851号、同61
−147244号、同61−124941号、同61−
185743号、同61−182039号、同61−1
85744号、同61−184539号、同61−18
8540号、同61−53632号に記載の化合物があ
る。
以上の現像停止剤は、塩基プレカーサーを使用した場合
に特にその効果が発揮されて好ましい。
その場合塩基プレカーサー現像停止剤の比(モル比)の
値は、1/20〜20/1が好ましく、115〜5/1
がさらに好ましい。
本発明における感光材料は銀イオン捕捉剤を含有するこ
とができる。特に塩基プレカーサーとして、水に難溶な
塩基性金属化合物およびこの塩基性金属化合物を構成す
る金属イオンに対し、水を媒体として錯形成反応し得る
化合物を用いて、水の存在下でこれら2つの化合物の間
の反応により、画像形成反応系のpHを上昇させる画像
形成方法においては、錯形成化合物は感光材料中のハロ
ゲン化銀や場合によって用いられる有機銀塩とも反応し
銀イオン錯体を形成する。銀イオン錯体の生成のしやす
さはハロゲン化銀または有機銀塩の種類に依存し、一般
にハロゲン化銀または有機銀塩の水もしくは親水性熱溶
剤に対する溶解度が大きいほど生成しやすい。生成した
銀イオン錯体は、水もしくは親水性熱溶剤に対する溶解
度がより大きくなるため現像処理中に感光層から色素固
定層に拡散しやすい。こうして色素固定層に転写された
恨イオン錯体は、処理直後にはほとんど問題なくても保
存中に何らかの作用で変化しスティンを生じるようにな
る。したがって本発明でいう「恨イオン捕捉剤」とは生
成した銀イオン錯体が色素固定層に拡散するのを抑制す
る機能を有するものである。銀イオン捕捉剤は、その機
能上次の3項に分類される。
(I)  銀イオン錯体を還元して不動化するだめの例
えばコロイド銀などの物理現像核および還元性物質。
(旧 塩基発生手段として用いる錯形成化合物よりも銀
イオンに対し、より大きい安定度定数を有する耐拡散性
の化合物。
(I[l)  水もしくは親水性熱溶剤中で銀イオン錯
体と反応して、よシ難溶な銀塩を形成する化合物。
これらの化合物の具体例はノ・ロゲン化銀感光材料の分
野で良く知られており、例えば特願昭t/−37グタ≠
7号に記載されている化合物がある。
本発明においては感光材料に現像の活性化と同時に画像
の安定化を図る化合物を用いることができる。好ましく
用いられる具体的化合物については米国特許44 、3
00 、 A−を号の第!l〜タコ欄に記載されている
本発明の感光材料の支持体としては処理温度に耐えられ
るものが用いられ、その例としては受像材料のところで
説明した種々のものが挙げられる。
また、本発明の感光材料には支持体裏面に受像材料のと
ころで説明したようなパック層を設けることができる。
その他、本発明の感光材料には受像材料のところで説明
した退色防止剤(酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属錯体
など)、蛍光増白剤、油滴、ポリマーラテックス、有機
フルオロ化合物、界面活性剤、マット剤、スベリ剤、コ
ロイド状シリカ、消泡剤、防菌防パイ剤などを適宜単独
または組み合わせて使用することができる。
本発明に用いられる熱現像カラー感光材料には感光層の
他に必要に応じて保護層、中間層、ノ・レーション防止
層、帯電防止層、カール防止層(主にバック面に設けら
れる)、剥離層、マット剤層などの補助層を設けること
ができる。
本発明の感光材料の感度および階調は感光性ノ・ロゲン
化銀の調製法、組成および塗布銀量;色素供与性物質、
還元剤の種類および添加量;処理温度および処理時のp
H等に依存するが、少なくともISO感度は0.0/以
上階調は(ガンマ)0゜2〜3の範囲、特に0.3−.
2.tの範囲となるように設計するのが望ましい。
熱現像カラー感光材料に画像を記録するための画像露光
の光源としては、可視光を含む輻射線を用いることがで
きる。代表的な光源としては、低エネルギー輻射線源と
して、自然光、紫外線、可視光、赤外線、蛍光灯、タン
グステンランプ、水銀灯、ハロゲンランプ、キセノンフ
ラッシュランプ、レーザー光源(ガスレーザー、固体レ
ーザー、−μ g !− 化学レーザー、半導体レーザーなど)、発光ダイオード
、プラズマ発光管、FOTなどを挙げることができる。
特殊な場合には、高エネルギー線源であるX線、γ線、
電子線などを用いることもできる。
本発明における熱現像カラー感光材料は、特にフルカラ
ーの感光材料の場合には、複数のスペクトル領域に感光
性をもつハロゲン化銀乳剤層により構成されているため
対応する複数のスペクトル線により画像露光することが
必要である。そのため上記光源は1種類でもよいし2種
以上を組み合わせて用いてもよい。
光源の選択に際しては、熱現像カラー感光材料の感光波
長に通した光源を選ぶことはもちろんであるが、画像情
報が電気信号を経由するかどうか、システム全体の処理
速度、コンパクトネス、消費電力などを考慮して選ぶこ
とができる。
画像情報が電気信号を経由しない場合、例えば風景や人
物などの直接撮影、原画の直接的な複写、リバーサルフ
ィルム等のポジを通しての露光などの場合には、カメラ
、プリンターや引伸機のようなプリント用の露光装置、
複写機の露光装置などを利用することができる。この場
合、二次元画像をいわゆる1シヨツトで同時露光するこ
ともできるし、スリットなどを通して走査露光すること
もできる。原画に対して、引き伸ばしたり縮小すること
もできる。この場合の光源はレーザーのような単色の光
源ではなくタングスチルランプのような光源を用いるの
が通常である。
画像情報を電気信号を経由して記録する場合には、画像
露光装置としては、発光ダイオード、各種レーザーを熱
現像カラー感光材料の感色性に合わせて組み合わせて用
いてもよいし、画像表示装置として知られている各種デ
バイス(CRT、液晶デイスプレィ、エレクトロルミネ
ッセンスデイスプレィ、エレクトロクロミックデイスプ
レィ、プラズマデイスプレィなど)を用いることもでき
る。この場合、画像情報は、ビデオカメラや電子スチル
カメラから得られる画像信号、日本テレビジョン信号規
格(NTSC)に代表されるテレビ信号、原画をスキャ
ナーなどで多数の画素に分割して得た画像信号、磁気テ
ープ、ディスク等の記録材料に蓄えられた画像信号が利
用できる。
カラー画像の露光に際しては、LED、レーザー、蛍光
管などを感材の感色性に合わせて組み合わせて用いるが
、同じものを複数組み合わせ用いてもよいし、別種のも
のを組み合わせて用いてもよい。感光材料の感色性は写
真分野ではR(赤)、G(緑)、B(青)感光性が通常
であるが、近年はUV、IRなどの組み合わせで用いる
ことも多く、光源の利用範囲が広がってきている。たと
えば熱現像カラー感光材料の感色性が(G、 R,IR
)であったり、(R,IR(短波)、IR(長波))、
(UV(短波)、UV(中波)、UV(長波))などの
スペクトル領域が利用される。光源もLEDz色とレー
ザーの組み合せなど別種のものを組み合わせてもよい。
上記発光管あるいは素子は1色毎に単管あるいは素子を
用いて走査露光してもよいし、露光速度を速めるために
アレイになったものを用いてもよい。利用できるアレイ
としては、LEDアレイ、液晶シャッターアレイ、磁気
光学素子シャッターアレイなどが挙げられる。
先に記した画像表示装置としては、CRTのようにカラ
ー表示のものとモノクロ表示のものがあるが、モノクロ
表示のものをフィルターを組み合わせて数回の露光を行
う方式を採用してもよい。
既存の2次元の画像表示装置は、FOTのように1次元
化して利用してもよいし1画面を数個に分割して走査と
組み合せて利用してもよい。
上記において画像露光時に感光材料を減圧、吸収する場
合特願昭60−232188号記載の平滑なバック面を
持つ感光材料を用いることが有効である。
写真材料に溶媒である水を付与する方法としては、例え
ば、特開昭59−181353号に記載されているよう
なローラー塗布方法またはワイヤバー塗布方法特開昭5
9−181354号に記載されているような吸水性部材
を用いて写真材料に水を塗布する方法、特開昭59−1
81348号に記載されたごと<78水性ローラーと写
真材料との間にビードを形成させて水を付与する方法、
その他、デイツプ方式、エクストルージョン方式、細孔
からジェットとして噴出させて付与する方法、ポンドを
押しつぶす形式で付与する方法等各揮の方法を用いるこ
とができる。
上記溶媒としての水とは、いわゆる6純水”に限らず、
広≦慣習的に使われる意味での水を含む。
また、以下に述べる塩基および/または塩基プレカーサ
ーを含有する水溶液でもよいし、メタノール、DMF、
アセトン、ジイソブチルケトンなどの低沸点溶媒との混
合溶媒でもよい。さらに特開昭61−/ψ7;1Vf−
号に記載されている画像形成促進剤、親水性熱溶剤を含
有する水溶液でもよい。さらに、界面活性剤を含有させ
ておくと、熱現像カラー感光材料または受像材料に水を
均一に供給させるのに有利である。
また、使用する水の最は、感光材料及び場合によって使
用される受像材料の全塗布膜の重量の少なくとも0.1
倍、好ましくは0.1倍以上で該全塗布膜の最大膨潤体
積に相当する溶媒の重量以下(特に全塗布膜の最大膨潤
体積に相当する溶媒の重量から全塗布膜の重量を差引い
た置板下)という少量でよい。膨潤時の膜の状態は不安
定であり、条件によっては局所的ににじみを生ずるおそ
れがありこれを避けるには感光材料と受像材料の全塗布
膜厚の最大膨潤時の体積の相当する水の置板下が好まし
9い。具体的には感光材料及び場合によって使用される
受像材料の合計め面積1平方メートル当たり1g〜50
g、特に2g〜35g。
更には3g〜25gの範囲が好ましい。
感光材料と受像材料とを重ね合わせ、密着させる時の圧
力条件や圧力を加える方法は特開昭61−147244
号に記載の方法が適用できる。
現像および/または転写工程における加熱手段としては
、熱板、アイロン、熱ローラーなどの特開昭61−14
7244号に記載の手段がある。
また、感光材料及び/又は受像材料に、グラファイト、
カーボンブラック、金属等の導電性材料の層を重ねて施
しておき、この導電性層に電流を通じ、直接的に加熱す
るようにしてもよい。
本発明の熱現像カラー感光材料を用いてカラー画像を形
成する場合には各種の工程を組み合わせることができる
。例えば、感光層と色素固定層とが別々の支持体に形成
されたいわゆる2シートタイプの写真材料を用いる場合
の代表的な工程には(i)露光工程−熱現像工程−感光
材料と受像材料の重ね合せ工程−転写工程−はくり工程
(ii )露光工程−感光材料と受像材料の重ね合せ工
程−熱現像・転写工程−はくり工程 (iii)露光工程−熱現像工程−溶媒付与工程−感光
材料と受像材料の重ね合せ工程−転写工程−はくり工程 (iv)露光工程−溶媒付与工程−感光材料と受像材料
の重ね合せ工程−熱現像・転写工程−は(り工程 を挙げることができる。はくり工程は受像材料の構成に
よっては省略することもできる。上記の工程は便宜的な
分類であり、複数の工程を連続して行う場合、たとえば
露光にひきつづき加熱現像を行う場合や、一つの工程を
複数の段階で行う場合、49ま たとえば特願昭62− g乙IZ、3   号記載のよ
うに低温での現像にひきつづき通常の加熱現像を行う場
合などもあり、工程間が明確に分離されない場合も含む
。どの工程の組合せを選択するかは、塩基の発生法、た
とえば熱分解型塩基プレカーサーを内蔵させるか、溶媒
の存在下で二つの写真材料に含有させた化合物を反応さ
せて塩基を発生させる等によって選択できるし、また、
現像転写の速度を調節するための促進剤の用い方によっ
ても化銀乳剤を含有するネガ材料(特願昭62−/lq
−θt/−乙号記載)であって、光によるカプラセが必
要な場合には、前面露光工程を熱現像工程の前又は熱現
像工程の間に設けることができる。
感光層と色素固定層とが同一の支持体上に形成されてい
る場合には、先に述べた工程の中の重ね合せ工程が不要
であり、はくり工程を省略することもできる。
色素の感光層から色素固定層への色素移動には、色素移
動助剤を用いることができる。色素移動助剤としては少
なくとも加熱した状態で移動させるべき色素を溶解しう
る液体または熱溶剤を用いることができる。
すなわち、移動させるべき色素が親水性色素の場合には
、親水性の液体または親水性熱溶剤を用い、親油性色素
の場合には、それを溶解しろる有機溶剤、オイル親油性
熱溶剤等を用いることができる。また、その色素の親水
性、親油性の程度に応じて、親水性液体、親水性熱溶剤
、親油性溶剤、親油性熱溶剤を適当量づつ 混合して用
いることもできる。
色素移動助剤は、色素固定層および/または感光層、好
ましくは色素固定層の溶剤で湿らせる方法で用いてもよ
いし、予めこの層中に直接含有させるか、またはポリマ
ーや結晶へ吸着させるか、結晶水として、あるいはマイ
クロカプセルとして内蔵させておいてもよい。
熱溶剤は特開昭59−174834号に記載されている
ものが好ましく用いられる。
この色素移動助剤として用いられる親水性または親油性
溶剤には、水または苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ
等の無機のアルカリ金属塩を含む塩基性の水溶液、メタ
ノール、エタノール、プロ/ξノール、フタノール、ベ
ンジルアルコール等の一価アルコール、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール
、フロピレンゲリコール、グリ七ロール等の多価アルコ
ール、フルリルアルコール、メチルセロンルフ、セロソ
ルブ等のアルコール性OH基をもつエーテル類、アセト
ン、アセチルアセトン、メチルエチルケトン、ヘキサノ
ン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル、安息香酸メチル、リン酸n−ブチ
ル等のエステル類、ジエチルアミン、ジブチルアミン、
ピリジン、キノリン等の含窒素溶媒等を挙げることがで
きる。
拡散性の色素を放出し、これを受像材料へ転写する画像
形成方法においては、種々の工程パターンが用いられる
が、その例を以下に示す。
/)感光材料と受像材料が積層された写真材料を、加熱
して/ステップで画像を形成する方法。ネガ画像を得る
のに全面露光が必要な場合は加熱と同時に行う。
2)感光材料と受像材料を重ねた後加熱して/ステップ
で画像を形成する方法。ネガ画像を得るのに全面露光が
必要な場合は加熱中に行うことができる。
3)  /) l 、2)の方法において、微量の水を
供給した後加熱して/ステップで画像を形成する方法。
全面露光は微量の水を供給した後、又は加熱中に行うこ
とができる。
l)感光材料と受像材料が積層された写真材料を加熱現
像後、再度加熱して2ステツプで画像を形成する方法。
ネガ画像を得るのに全面露光が必要な場合は最初の加熱
中又は最初の加熱の後に行うことができる。
5)  4)の方法において、加熱現像後、水を供給す
ることを特徴とする画像を形成する方法。
6) 感光材料を加熱現像した後、受像材料を重ねて加
熱し、画像を形成する方法。ネガ画像を得るのに全面露
光が必要な場合は感光材料の加熱中に行うことができる
7)  6)の方法において、現像後の感光材料および
/又は受像材料に水を供給した後、両者を重ねて加熱し
画像を形成する方法。
本発明において上記1)2)4)6)の方法で画像を得
ようとする場合、関与させる水はマイクロカプセルに包
含させて、あるいは結晶水を有する化合物(例えばN 
a 2HP Oa ・12HzO,Z nS Oa・7
H20等)を用いて感光材料および/又は受像材料に含
有させることができる。本発明においては特に3)5)
7)の方法が望ましい。
本発明において現像または転写のための加熱力法として
は、従来公知の方法を用いることができる。
例えば、ホットプレートなどの熱1反あるいはドラムに
感光材料を接触させたり、ヒートローラーを用いて搬送
させたりすることもできる。
また高温に加熱させた空気を用いたり、高周波加熱やレ
ーザービームにより加熱することもできる。感光材料に
よっては赤外線ヒニターを用いて加熱することもできる
。さらに電磁誘導により発生する渦電流を利用して加熱
する方法を応用することもできる。
また、感光材料に対して不活性の液体、たとえばフッ素
系の液体を加熱したバス中で加熱してもよい。
さらに、上記の加熱手段とは別に加熱源を感光材料にも
たせることで加熱してもよい。たとえば、カーボンブラ
ックやグラファイトなどの導電性粒子の層を感光材料お
よび/または色素固定材料中にもたせ、通電した時に発
生するジュール熱を利用してもよい。
感光材料を加熱現像するパターンとしては、種々のパタ
ーンが応用できる。一定温度で加熱する方法が最も一般
的であるが感光材料の特性によっては多段階加熱、たと
えば高温短時間の後、徐々に温度を低下させる方法や逆
に徐々に温度を上昇させる方法も有効である。
加熱に際して、感光材料が空気酸化の影響をうけやすい
場合には、加熱部周辺の脱気または不活性ガスへの置換
が有効である。また感光材料の表面を加熱部分へ直接接
触させてもよいし、空気にさらしてもよい。感光材料表
面を空気側に現像する場合には、感光材料中からの水分
、揮発成分の萎発を防いだり、保温の目的でカバーをと
りつけるのも有効である。
本発明において、現像手段として通電加熱を採用する場
合の透明または不透明の発熱要素は抵抗発熱体として従
来公知の技術を利用して作ることができる。
加熱温度は50゛C以上250′C以下が適当であり、
その特に好ましい範囲は、現像および転写の形態によっ
て異なる。
例えば、先に述べたパターン2)の場合において、例え
ば現像を活性化するための塩基プレカーサーを用いた場
合、その好ましい温度範囲は、塩基プレカーサーの活性
化に必要な温度と放出された色素の拡散に必要な温度に
よって決まり、通常は100℃以上200℃以下特に好
ましくは110℃以上180℃以下である。本発明のよ
うに現像工程および/又は転写工程に水が介在する場合
には、水の沸点以下(特に50℃以上100℃以下)が
好ましい。色素の拡散に必要な温度も転写の形態によっ
て異なり、一般には色素の昇華拡散を利用する場合は高
温が必要で120〜200℃、尿素誘導体などの熱溶剤
を色素のキャリアとして用いる場合には熱溶剤の融点以
上たとえば60℃〜180℃が好ましい。また有機の溶
媒を用いる場合はその沸点以下の温度であり、ジメチル
ホルムアミド(DMF)などの場合は150°C以下が
好ましい。
以上に述べたように現像と転写の好ましい温度は一定で
はなく形態によって最適の範囲を選ぶことができる。
本発明の写真要素の処理には種々の熱現像装置のいずれ
もが使用できる。例えば、特開昭!ターフjt2’17
号、同タター/773177号、同!ター/ざ7333
号、同乙0−1tり!1号、実開昭4u−,2j?+<
z号等に記載されている装置などが好ましく使用される
実施例1 次光に示す構成の受像材料R−10/(本発明)と比較
用の受像材料T−/〜T−3を作製した。
−夕 0 / − シリコーンオイル(1)* (CH2)12COOHCH3(CH2)12COOH
界面活性剤(1)* 界面活性剤(2)* C3F17SO2NCH2COOK 3H7 界面活性剤(3)* CH3 Na035−CHCOOCH2CHC4Hg2H5 −j θ 3− 界面活性剤(5)* 3H7 08F17802N−(CH2CH20HCH2←5O
4Na水溶性ポリ−<−(1)* スミカゲル5−H(住友化学■製) 水溶性ポリマー(2)* デキストラン(分子量7万) 媒染剤(1)* 高沸点有機溶媒(1)* レオフオスタ!(味の素■製) 硬膜剤(1)* 一1041!− マット剤(1)* シリカ マット剤(2)* ベンゾグアナミン樹脂 (平均粒径/3μ) 一#  Oj − 次に感光材料に一/〜に−3の作シ方を説明する。
■ 感光材料に一/の作製 次光の構成を有する感光材料に一/を作った。
表X才 層ナンバー 層 名  添 加 物    添加量(g
/m)第6層  保護層  ゼラチン        
 0.9マツト剤     シリカ0.116 水溶性ポリマー(1)      0.228界面活性
*J(1)        0.064界面活性剤(2
)        0.036硬膜剤        
  0.018界面活性剤(3)        0.
06イ工ロー色素供与性物質  0.45 高沸点有機溶媒(1)      0.225還元剤(
1)          0.009メル力プト化合物
(1)     0.009水溶性ポリマー(2)  
    0.02硬膜剤          0.01
3ゼラチン         0.64 界面活性剤(5)        0.045−!Oワ
タ −ナンバー 層 名  添 加 物    添加量(g
/ボ)第4層  中間層  ゼラチン        
 0.72n(DH)20.3 界面活性剤(1)        0.001水溶性ポ
リマー(2)      0.03硬膜剤      
    0.014界面活性剤(4)        
0.029有機銀塩(2)      銀量0.035
ゼラチン         0.44 マゼンタ色素供与性物質  0.3 高沸点有機溶媒(1)      0.15還元剤(1
)          0.006メル力プト化合物(
1)     0.003水溶性ポリマー(2)   
   0.013界面活性剤(5)        0
.03硬膜剤          0.009ヲ 表 f(続き2) 層ナンバー 層 名  添 加 物     添加量(
g/m)第2層  中間層  ゼラチン       
  0.772n(011)20.3 界面活性剤(の       0.047水溶性ポリマ
ー(2)      0.038界面活性剤(1)  
      0.046硬膜剤          0
.016有機銀塩(2)      銀量0.035メ
ル力プト化合物(2)     4 X 1o”増感色
素         5X10−’シアン色素供与性物
質   0.325高沸点有機溶媒(1)      
0.162還元剤(1)          8.7 
X 10−’メルカプト化合物(1)     0.0
13界面活性剤(5)        0.032水溶
性ポリマー(2)      o、o1gゼラチン  
       0.5 号 表 ↑(続き3) 層ナンバー 層 名  添 加 物    添加Jt(
g/m)支持体(ポリエチレンテレフタレート;厚さ1
00μ)バック層       カーボンブラック  
    0.44ポリエステル       0.30 ポリ塩化ビニル      0.30 高沸点有機溶媒(1)トリノニルフォスフェート水溶性
ポリマー(1)スミカゲルL−5(H)住人化学(株)
製界面活性剤(1)    エーロゾルOTし門。
界面活性剤(3)C,8,9<Z>−0(CH2CH2
0)3oH界面活性剤(4)C9H0i  (φ)−0
(CH2CH20)、H界面活性剤(5)C02H2S
  (Z>  SO,Na硬膜剤       1,3
−ビニルスルホニル−2−プロパツール 第5層用の乳剤の作り方について述べる。
乳剤(1) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水800nl中にゼ
ラチン20gと塩化ナトリウム3gと化合物I 0.015gとを溶解させて65℃に保温したもの)に
下記I液と■液を70分間かけて添加した。■液と■液
の添加開始と同時に 増感色素(A) 0.24gを(メタノール120cc+水120cc)
溶液に溶解させた色素溶液を添加しはじめ60分かけて
添加した。
AgN0.(g)    1oo         −
KBr  (g)              56N
aC1(g)     −7 ■液と■液の添加終了後すぐにKBr 2gを水20+
nQに溶解させて添加し、10分間放置した。
水洗、脱塩後ゼラチン25gと水100mflを加えP
Hを6.4、PAgを7.8に調節した。得られた乳剤
は粒子サイズが約0.5μの立方体単分散乳剤であった
この乳剤を60℃に保ち、トリエチルチオ尿素1 、3
mg、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7
〜テトラザインデン100mgを同時に加えて最適に化
学増感した。収量は650gであった。
第3層用乳剤の作り方について述べる。
乳剤(IV) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水800mΩにゼラ
チン20gと塩化ナトリウム2gと化合物S 0.015 gとを溶解させて65℃の保温したもの)
に下記I液と■液を60分間かけて添加した。
■液と■液の添加開始と同時に 増感色素(B) 0.16gをメタノール80mΩに溶解させた色素溶液
を添加しはじめ40分かけて添加した。
AgN0.(g)   100      −KBr 
 (g)    −56 NaC1(g)    −7 ■液と■液の添加終了後10分間放置したあと温度降下
し、水洗、脱塩を行ない、その後ゼラチン25gと水1
00mflを加えpHを6.5、PAgを7.8に調節
した。
pl(、PAgを調節したあとトリエチルチオ尿素と4
−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7−テトラ
ザインデンを加え60℃で最適に化学増感した。
得られた乳剤は粒子サイズが約0.35μの立方体単分
散乳剤で収量は650gであった。
第1層用乳剤の作り方について述べる。
乳剤(■) 良く撹拌しているゼラチン水溶液(水10100O中に
ゼラチン20gと塩化ナトリウム4gとCHl 0.02 gとを溶解させて60℃に保温したもの)に
臭化カリウム4職と塩化ナトリウム10.5gとを含む
水溶液600mUと硝酸銀水溶液(水600mfl中に
硝酸銀0.59モルを溶解させたもの)を同時に等流量
で50分かけて添加した。水洗、脱塩後ゼラチン25g
と水200mΩを加えてpHを6.4に調整し、トリエ
チルチオ尿素と4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a−7−テトラザインデンを用いて最適の化学増感を
行ない、平均粒径0.4μの立方体単分散乳剤(■)7
00 gを得た。
有機銀塩の作り方について述べる。
有機銀塩(1) ベンゾトリアゾール銀乳剤の作り方について述べる。
ゼラチン28gとベンゾトリアゾール13.2gを水3
00mD、に溶解した。この溶液を40℃に保ち撹拌し
た。この溶液に硝酸銀17gを水100m12に溶かし
た液を2分間で加えた。
このベンゾトリアゾール銀乳剤のpHを調整し、沈降さ
せ、過剰の塩を除去した。その後、PHを6.30に合
わせ、収量400gのベンゾトリアゾール銀乳剤を得た
有機銀塩(2) ゼラチン20gと4−アセチルアミノフェニルプロピオ
ール酸5.9gを0.1%水酸化ナトリウム水溶液10
100Oとエタノール200mflに溶解した。
この溶液を40℃に保ち撹拌した。
この溶液に硝酸銀4.5gを水200+Jに溶かした液
を5分間で加えた。
この分散物のPHを調整し、沈降させ過剰の塩を除去し
た。この後、pHを6.3に合わせ収量300gの有機
銀塩(2)の分散物を得た。
次に、色素供与性物質のゼラチン分散物の作りg、高沸
点有機溶媒(1) 7.5g、還元剤(1) 0.3g
、およびメルカプト化合物(1)0.3gを酢酸エチル
45mQに添加溶解し、10%ゼラチン溶液100gと
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダの2.5%水溶液6
0mQとを撹拌混合した後、ホモジナイザーで10分間
、110000rpにて分散した。この分散液をイエロ
ーの色素供与性物質の分散物と言う。
マゼンタの色素供与性物質(M)15g、高沸点有機溶
媒(1)7.5g、還元剤(1)0.3gおよびメルカ
プト化合物(1)0.15gを酢准エチル25+++Q
に添加溶解し、10%ゼラチン溶液100g、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダの2.5%水溶液60mQと
を撹拌混合した後、ホモジナイザーで10分間、110
000rpにて分散した。
この分散液をマゼンタの色素供与性物質の分散物と言う
シアンの色素供与性物質(C)15g、高沸点有機溶媒
(1)7.5g、還元剤(1)0.4g、およびメルカ
プト化合物(1) 0.6gを酢酸エチル40m+2に
添加溶解し、10%ゼラチン溶液100gとドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダの2.5%水溶液60mQとを
撹拌混合した後、ホモジナイザーで10分間、1100
00rpに分散した。
この分散液をシアンの色素供与性物質の分散物と言う。
(M) H また次光の構成を持つ感光材料に−2を作製した。なお
、使用した添加剤は特に断らない限り感光材料に一/と
同じである。
−3+23− −!22− ベンゾトリアゾール銀乳剤の作シ方について述べる。
ゼラチン、2ggとベンゾトリアゾール13.2gを水
3θOmlに溶解した。この溶液をtioocに保ち攪
拌した。この溶液に硝酸銀/7gを水10omllに溶
かした液を2分間で加えた。
このベンゾトリアゾール銀乳剤のpHを調整し、沈降さ
せ、過剰の塩を除去した。その後、pHをt、30に合
わせ、収量ti−oogのベンゾトリアゾール銀乳剤を
得た。
第1層用の乳剤の作シ方について述べる。
良く攪拌しているゼラチン水溶液(水1000m71!
中にゼラチン、20gと塩化ナトリウム3gを含み7j
0Cに保温したもの)に塩化す) IJウムと臭化カリ
ウムを含有している水溶液AOOmllと硝酸銀水溶液
(水AOOmlJに硝酸銀0.22モルを溶解させたも
の)を同時に1.10分間にわたって等流量で添加した
。このようにして平均粒子サイズ0.3jμの単分散立
方体塩臭化銀乳剤(臭素10モルチ)を調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウムtmgとび一ヒドロキ
シー6−メチルー/、3.3&、7−テトラザインデン
20mgを添加してAo 0Cで化学増感を行なった。
乳剤の収量は10ggであった。
次に第3層用の乳剤の作り方についてのべる。
良く攪拌しているゼラチン水溶液(水100100O中
にゼラチンλogと塩化ナトリウム3gを含み7j0C
に保温したもの)に塩化す) IJウムと臭化カリウム
を含有している水溶液1.00m1と硝酸銀水溶液(水
AOOmlに硝酸銀0.12モルを溶解させたもの)と
以下の色素溶液(1)とを、同時にグ0分間にわたって
等流量で添加した。このようにして平均粒子サイズ0、
.3jμの色素を吸着させた単分散立方体塩臭化銀乳剤
(臭素toモルチ)を調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウムtmgと≠−ヒドロキ
シーt−メチルー/、3.3&、7−テトラザインデン
、20mgを添加してAo 0Cで化学増感を行なった
。乳剤の収量はAOOgであつた。
色素溶液(1) メタノール           p o o ml1
次に第5層用のハロゲン化銀乳剤の作シ方を述べる。
良く攪拌しているゼラチン水溶液(水1000m7中に
ゼラチン20gとアンモニアを溶解させto 0cに保
温したもの)に沃化カリウムと臭化カリウムを含有して
いる水溶液100100Oと硝酸銀水溶液(水1001
00o中に硝酸銀1モルを溶解させたもの)とを同時に
pAgを一定に保ちつつ添加した。このようにして平均
粒子サイズ0゜!μの単分散沃臭化銀八面体乳剤(沃素
!モルチ)=327− を調製した。
水洗、脱塩後塩化金酸(グ水塩)smgとチオ硫酸ナト
リウム2mgを添加してAooCで金およびイオウ増感
を施した。乳剤の収量は/、Okgであった。
これらによシ表2のような多層構成のカラー感光材料に
−2を作った。
また、次光のような感光材料に−3を作製した。
なお使用した添加剤は、特に断らない限り感光材料に−
7と同じである。
−32♂− 電子供与体 電子伝達剤 還元剤 増感色素 第1層用の乳剤(1)の作シ方について述べる。
良く攪拌しているゼラチン水溶液(水ioo。
ml中にゼラチン、20gと塩化ナトリウム3gを含み
7!0Cに保温したもの)に塩化す) IJウムと臭化
カリウムを含有している水溶液toomlと硝酸銀水溶
液(水toomlに硝酸銀0.39モルを溶解させたも
の)を同時にqo分間にわたって等流量で添加した。こ
のようにして平均粒子サイズ0.3jμの単分散立方体
塩臭化銀乳剤(臭素g0モル係)を調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウムtmgとグーヒドロキ
シ−t−メチル−/、3.3PL、7−テトラザインデ
ン20mgを添加してto 0cで化学増感を行なった
。乳剤の収量はAOOgであった。
次に第3層用の乳剤(II)の作シ方についてのべる。
良く攪拌しているゼラチン水溶液(水10100O中に
ゼラチンコθgと塩化ナトリウム3gを含み7!0Cに
保温したもの)に塩化す) IJウムと臭化カリウムを
含有している水溶液t00mlと硝酸銀水溶液(水to
omlに硝酸銀0.69モルを溶解させたもの)と以下
の色素溶液(I)とを、同時にaO分にわたって等流量
で添加した。
このようにして平均粒子サイズ0.3jμの色素を吸着
させた単分散立方体塩臭化銀乳剤(臭素ざ0モル%)を
調製した。
水洗、脱塩後チオ硫酸ナトリウムsmgと弘−ヒドロキ
シ−2−メチル−/、3.EEL、7−テトラザインデ
ン、:zomgを添加してtOoCで化学増感を行なっ
た。乳剤の収量はtoogであった。
色素溶液(1)・・・増感色素/AOmgをメタノール
グoomlに溶解したもの 次に第5層用の乳剤(In)の作p方について述べる。
良く攪拌しているゼラチン水溶液(水100100O中
にゼラチン20gとアンモニウムを溶解させ!θ0Cに
保温したもの)に沃化カリウムと臭化カリウムを含有し
ている水溶液10100Oと硝酸銀水溶液(水1010
0Oに硝酸銀1モルを溶解させたもの)を同時にPAg
を一定に保ちつつ添加した。このようにして平均粒子サ
イズO1jμの単分散八面体沃臭化銀乳剤(沃素jモル
チ)を調製した。
水洗、脱塩後塩化金酸(≠水塩)zmgとチオ硫酸ナト
リウム2gを添加してto 0cで金および硫黄増感を
施した。乳剤の収量は/kgであった。
次に色素供与性物質のゼシチン分散物の作シ方について
述べる。
イエローの色素供与性物質(tllJgs高沸点有機溶
媒(1)をa 、 s g % 電子供与体(ED−/
/)t、jg、シクロヘキサノン、37m1jに添加溶
解−! 3 グー し、/θ%ゼラチン溶液ioogとドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダのs、s%水溶液AOmlとを攪拌混合
した後、ホモジナイザーで7c分間、110000rp
にて分散した。この分散液をイエローの色素供与性物質
の分散物と言う。
マゼンタの色素供与性物質(2)’ A 、r gs高
沸点有機溶媒+1)f、μg1電子供与体(ED−//
)t、3g1をシクロヘキサノン37m1に添加溶解し
、10%ゼラチン溶液/ 00 g、  ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダの2.j%水溶液tromiとを
攪拌混合した後、ホモジナイザーで70分間、1100
00rpにて分散した。この分散液をマゼンタの色素供
与性物質の分散物と言う。
シアンの色素供与性物質(3)/l、≠g、高沸点有機
溶媒(1)7.7g、電子供与体(ED−//)A、O
gをシクロヘキサノン37m1lに添加溶解し、IO%
ゼラチン溶液100gとドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダの2.j%水溶液t o m 1とを攪拌混合した
後、ホモジナイザーで70分間、110000rpにて
分散した。この分散液をシー33!− アンの色素供与性物質の分散物と言う。
前記多層構成のカラー感光材料に一/をキセノンフラッ
シュ管を用いて10−4露光した。その際連続的に濃度
が変化しているGXR,IRの3色分解フィルターを通
して露光した。
露光済みの感光材料の乳剤面に/ 、2 mJ 7m 
2の水をワイヤーパーで供給し、その後先に記した受像
材料R−/(1)/、T−/〜T−Jと膜面が接するよ
うに重ね合わせた。
吸水した膜の温度が2o ’Cとなるように温度調節し
たヒート口=2を用い、23秒間あるいは3r秒間加熱
したあと受像材料からひきはがすと固定材料上にG、R
,IRの3色分解フィルターに対応してイエロー、マゼ
ンタ、シアンの像が得られた。各色の最高濃度(Dma
x)と最低濃度(Dmin)をマクベス反射濃度計(R
D−s/y)を用いて測定した。
また多層構成のカラー感光材料に−2にタングステン電
球を用い、連続的に濃度が変化しているBXG、Hの三
色分解フィルターを通して200Oルクスで7秒間露光
した。
この露光済みの感光材料の乳剤面に20rrJ/m2の
水をワイヤーパーで供給し、その後先に記した受像材料
R10/、T−/〜T−3と膜面が接するように重ね合
わせた。
吸水した膜の温度がりo 0Cとなるように温度調節し
たヒートローラを用い1.2C秒間あるいは30秒間加
熱したあと受像材料からひきはがすと固定材料上にBX
GXRの3色分解フィルターに対応シてイエロー、マゼ
ンタ、シアンの像が得られた。各色の最高濃度(Dma
x)と最低濃度(Dmin)をマクベス反射濃度計(R
D−stり)を用いて測定した。
一方、上記多層構成のカラー感光材料に−3にタングス
テン電球を用い、連続的に濃度が変化しているB、 G
、 R及びグレーの色分解フィルターを通して3000
ルクスで/ / 10秒間露光した。
この露光済みの感光材料を線速、zOmm/seeで送
りながら、その乳剤面に/1m//m2の水をワイヤー
パーで供給し、その後直ちに受像材料R−/θ/、T−
/〜T−3と膜面が接するように重ね合わせた。
吸水した膜の温度が♂!0Cとなるように温度調節した
ヒートローラーを用い、20秒間あるいは30秒間加熱
した。次に受像材料からひきはがすと、受像材料上にB
XGXRおよびグレーの色分解フィルターに対応してブ
ルー、グリーン、レッド、グレーの像が得られた。
グレ一部のシアン、マゼンタ、イエローの各色の最高濃
度(Dmax)と最低濃度(Dmin)を測定した。
これらの結果を表rに示す。
−に3r− 表gの結果から受像材料T−tのように、感光材料の感
光層側のバインダー量に対する受像材料のバインダー量
の比率が2倍をこえている場合、本発明受像材料R−1
0/と比較していずれも最高濃度が低く、シかも、最低
濃度が高いことがわかる。さらに、像がぼけ、シャープ
ネスが低下するという欠点を有することがわかる。
また、バインダー比が一倍以下であっても、感光材料の
感光層側の塗布膜の膨潤速度に対する受像層の膨潤速度
の比率が7.5倍をこえている受像材料T−,zを用い
た場合、同様に最高濃度が低く、シかも最低濃度が高い
という欠点が生じる。
さらに、受像材料T−/を用いたときと同様に、像がぼ
け、シャープネスが低下する欠点を有する。
一方、受像材料T−rとは逆に膨潤速度比が0゜2!以
下の受像材料T−Jにおいても、同様に最高濃度が低く
、シかも最低濃度が高いという欠点を有することが明ら
かであり、さらに、白ぬけ状の画像濃度むらが多発する
という欠点も生じる。
以上のことから、受像材料のバインダーの塗布−! グ
 l − 量が感光材料のバインダーの塗布量の2倍以下であシ、
かつ受像材料の塗布膜の膨潤速度が感光材料の塗布膜の
膨潤速度の0./倍〜/、j倍である本発明の受像材料
R10/は、最高濃度が高く、最低濃度の低い、しかし
、処理時間の短い、むらのないカラー画像を与えること
は明らかである。
実施例コ 実施例/の受像材料R−10/に次光の変更を加える以
外は同様にして受像材料R−to2〜R−/!3を作製
した。
感光材料(K−/、K−2、K−3)の感光層側の塗布
膜に対する作製した受像材料R−10,2〜R−/33
の受像層の膨潤速度比は、0.3〜o、rであった。
−よ 弘コ− シリコーンオイル(2)* ポリマー(3)* ポリメタアクリル酸ナトリウム ポリマー(4)* ポリマー(5)* H3 * ポリマー(6)    ポリビニルアルコール* ポリマー(カ   プルラン 媒染剤(2)* −CH2CH− ■ (3)* (4)* CH2CH20H (5)* (6)* (7)* (ト)I H3 硬膜剤(2)* /、2−ビス(ビニルスルフォニルアセトアミド)エタ
ン (3)* ホルムアルデヒド −よ ≠ 7− (4)* x / y = 37 / (5)* α 媒染剤(8)* マット剤(3)*  ポリメタメチルアクリレート1 
 (4)*  ライススターチ #  (5)*  ポリオレフィン(フロービーズCL
−20♂O製鉄化学■製) マット剤(6)*   コーンスターチ高沸点溶媒(2
)*  流動パラフィン1(3)*トリクレジルフォス
フェート1   (4)*  レオフォスl10(味の
素■製)受像材料R102〜R/s3を用い、透過支持
体に対して、透過濃度計を用いる以外は、実施例/と全
く同様な操作を行い、カラー画像を得た。
得られたカラー画像は、いずれもR/(7/と同様に、
最高濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのな
い画像であった。
さらに受像材料Rt3sを用い、実施例/と同様な操作
を順次行い感光材料に一/〜に−3と重ね合わせて、加
熱したあと受像材料をひきはがした直後、700Cに加
熱した表面が凹凸状のローラーを用い、/ 0kg7c
m2の圧力で搬送することによっても、最高濃度が十分
高く、最低濃度の低い、鮮明でむらのない、マット面状
を有する美しいカラー画像を得ることができた。
実施例3 次光に示す構成からなる受像材料R20/を作成した。
さらに、受像材料RλO/に表//に示す変更を加える
以外は、同様にして、受像材料R20,2〜22/を作
製した。
感光材料(K−/、K−、z、K−J)の感光層側の塗
布膜に対する作製した受像材料Rsox〜R,2,2/
の受像層の膨潤速度比は0.3〜o、rであった。
f14            9 矢 尿 伍 1 〜 慎       継 巳          ↓接着防
止剤(2)* ルブロンL−2(ダイキン工業■製) UV吸収剤 (4) *  λ−ヒドロキシー弘−ドデシルオキシ−
ベンゾフェノンベンゾトリアソール (5)*  コー(2′−ヒドロキシ−3/ 、 z 
/−ジ−t−アミルフェニル)−ベンツト リアゾール (6)*  ヘキサデシA/−2−シアノ−3−(l−
メチルフェニル)−プロペyFネ−)サリチレート (7)*  オクチル−5−(N、N−ジエチルアミノ
)−2−ベンゼンスルフオニルー −、グーインタジェノエート 酸化防止剤 jj7− (3)* (4)* (5)* 金属錯体 (2)* −!!l’− (3)* (4)* 蛍光増白剤(2)* 2H5 (4)* 受像材料R,20λ〜R2,2/を用いる以外は全く、
同様な操作を行い、カラー画像を得た。
得られたカラー画像は、いずれもRIQ/と同様に最高
濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのない画
像であった。
実施例≠ 次光に示す構成からなる受像材料R30/を作成した。
さらに、受像材料R301を表73に示す変更を加える
以外は、同様にして、受像材料R20コ〜ココlを作製
した。
感光材料(K−/、に−コ、K−3)の感光層側の塗布
膜に対する作製した受像材料R3os〜R32oの受像
層の膨潤速度比は0.3〜o、rであった。
ポリマーラテックス (2)* H3 H (3)* H3 (4)* H3 ■ jt3− (5)* H3 +CH2C←    (平均粒径ramp)■ OOH 界面活性剤 H3 (8)* シリコーンオイル(3)* メチルフェニルシリコーンオイル (KF−zμ 信越化学(製)) −tg  4/− 受像材料RJ02〜R320を用いる以外は全く、同様
々操作を行い、カラー画像を得た。
得られたカラー画像は、いずれもR101と同様に最高
濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのない画
像であった。
実施例よ 次光に示す構成からなる受像材料RIIO/を作成した
。さらに、受偉材料Raoi表/jに示す変更を加える
以外は同様にして、受像材料RμOコ〜Rao&を作製
した。
感光材料(K−l、に−2、K−J)の感光層側の塗布
膜に対する作製した受像材料Raoλ〜R4Ao&の受
像層の膨潤速度比は04〜o、rであった。
一、t A t − ポリマーラテックス(6)* 水溶性ポリマー(8)* ポリビニルピロリドン ポリマーラテックス(7)* ポリマーラテックス(8)* ポリマーラテックス(9)* (BAの粒子をMMAかつつんでいるコア/シェル型ラ
テックス) (MMAI       (’BA) 受像材料R≠01〜RIIO4を用いる以外は全く、同
様な操作を行い、カラー画像を得た。
得られたカラー画像は、いずれもRiotと同様に最高
濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明5ty− でむらのない画像であった。
実施例6 次光に示す構成からなる受像材料R1θ/を作成した。
さらに、受像材料R10/を表77に示す変更を加える
以外は、同様にして、受像材料R102〜Rzloを作
製した。
感光材料(K−/、K−2、K−J)の感光層側の塗布
膜に対する作製した受像材料Rro2〜Rtloの受像
層の膨潤速度比は0.3〜o、rであった。
媒染剤(9)* 界面活性剤(9)* 消泡剤(1)* NUCシリコーン消泡剤 5AG−30(日本ユニカー
−製) 防腐剤(1)* −!r73− 界面活性剤(II* C11H23COC)4CH2CH20噛H界面活性剤
αη8 水溶性ポリマー(8)* ヒドロキシエチルセルロース 水溶性ポリマー(9)* ポリビニルスルフィン酸カリウム 水溶性ポリマーa01* カルボキシメチルセルロース 支持体(ホ)8 (色素固定層側) 支持体(ホ)* (色素固定層側) 支持体@” (色素固定層側) −5l φ − 受像材料R−tox〜R510を用いる以外は全く、同
様な操作を行い、カラー画像を得た。
得られたカラー画像は、いずれもR/θ/と同様に最高
濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのない画
像であった。
実施例7 成人に示す構成からなる受像材料Rtoiを作成した。
感光材料(K−/、K−2、K−3)の感光層側の塗布
膜に対する作製した受像材料Rtoiの受像層の膨潤速
度比は0.3〜0.1であった。
−夕 76− 受像材料Rto/を用いる以外は全く、同様な操作を行
い、カラー画像を得た。
得られたカラー画像は、いずれもR10/と同様に最高
濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのない画
像であった。
実施例と 次光に示す構成からなる受像材料’Ryotを作製した
。感光材料に−3の感光層側の塗布膜に対する作製した
受像材料R70/の受像層の膨潤速度比はo、<ttで
あった。
次に実施例/のカラー感光材料に−3にタングステン電
球を用い、連続的に濃度が変化しているB、G、R及び
グレーの色分解フィルターを通して夕000ルクスで7
770秒間露光した。
この露光済みの感光材料を線速、20 mm /s e
 cで送シながら、その乳剤面に/jmll/m2の水
をワイヤーバーで供給し、その後直ちに受像材料R7o
iと膜面が接するように重ね合わせた。
吸水した膜の温度がrs 0cとなるように温度調節し
たヒートローラーを用い1.20秒間あるい−57g− は30秒間加熱した。次に受像材料からひきはがすと、
受像材料上にBXGXRおよびグレーの色分解フィルタ
ーに対応してブルー、グリーン、レッド、グレーの像が
得られた。
グレ一部のシアン、マゼンタ、イエローの各色の最高濃
度(Dmax)と最低濃度(Dmin)を測定した。
一!r 7 ター −I:f  /)  − カブリ防止剤(1)* 電子伝達剤(1)* 耳 還元剤(1)* 得られたカラー画像は、いずれもR10/と同様に最高
濃度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのない画
像であった。
実施例タ ー! ♂ / − 次光に示す構成からなる受像材料RIO/を作成した。
感光材料(K−/、K−2、K−3)の感光層側の塗布
膜に対する作製した受像材料RfO/の受像層の膨潤速
度比はo、atであった。
−j と ノ− 表−〇 受像材料R−♂0/の構成 受像材料RざO/を用いる以外は全く同様な操作を行い
、カラー画像を得た。
得られたカラー画像はいずれもR10/と同様に最高濃
度が十分高く、最低濃度が低い、鮮明でむらのない画像
であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、バインダー
    およびハロゲン化銀が銀に還元される反応に対応または
    逆対応して拡散性の色素を形成または放出する色素供与
    性化合物を有してなる熱現像カラー感光材料を画像露光
    し、塩基および/または塩基プレカーサー並びに微量の
    水の存在下で熱現像して拡散性の色素像を受像材料に転
    写する画像形成方法において、前記受像材料のバインダ
    ーの塗布量が前記熱現像カラー感光材料のバインダーの
    塗布量の2倍以下であり、かつ前記受像材料の塗布膜の
    膨潤速度が前記熱現像カラー感光材料の塗布膜の膨潤速
    度の0.2倍〜1.5倍であることを特徴とする画像形
    成方法。
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