JPH0116067Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0116067Y2
JPH0116067Y2 JP1982130478U JP13047882U JPH0116067Y2 JP H0116067 Y2 JPH0116067 Y2 JP H0116067Y2 JP 1982130478 U JP1982130478 U JP 1982130478U JP 13047882 U JP13047882 U JP 13047882U JP H0116067 Y2 JPH0116067 Y2 JP H0116067Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
connecting member
fulcrum
watch
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982130478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5932985U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13047882U priority Critical patent/JPS5932985U/ja
Publication of JPS5932985U publication Critical patent/JPS5932985U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0116067Y2 publication Critical patent/JPH0116067Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計ケースの開閉装置に関し、特にそ
の閉じた状態において時計本体が固定された第1
蓋と第2蓋により完全に収納してしまう形式の時
計ケースにおいて、第1蓋及び第2蓋をそれぞれ
両者に対し360度開閉可能にすることができ、こ
の為、時計本体を任意の角度で目視することがで
きる。
従来のその閉じた状態において時計本体が固定
された第1蓋を第2蓋により完全に収納してしま
う形式の時計ケースにおいては、第1蓋と第2蓋
との間に設けられた両蓋の開閉支点が一ケ所であ
つた。この為両蓋を360度開閉させることが出来
ず、この為蓋の開く一定の角度範囲内でのみしか
時計本体に表示される時刻を目視することができ
なかつた。
本考案は上述した従来からの課題に鑑み為され
たものであり、その目的は時計本体が固定された
第1蓋及び該第1蓋と対になる第2蓋をそれぞれ
両者に対し360度開閉可能にすることができ、こ
れにより時計本体を任意の角度で目視することが
できる時計ケースの開閉装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するために本考案は、時計本体
が収納された第1蓋と、その閉じた状態において
前記第1蓋を完全に包む形状を有する支持台とし
ての第2蓋と、前記第1蓋と第2蓋とを各々独立
して回転可能に軸支する支点部を端部に有する連
結部材とからなり、前記端部に設けられた摺動壁
と摺動可能な摺動片を、前記第1蓋と第2蓋に設
けたことを特徴とした。
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の実施例における連結部材の正
面図、第2図は第1図における側面図、第3図は
両蓋を180度開いた状態における時計ケース全体
の正面図、第4図a〜dは動作説明図である。
第1図及び第2図には本考案における連結部材
10が示されている。
該連結部材10の左右の摺動壁11,12に
は、それぞれ第1蓋20を開閉可能に軸支する為
の支点軸13,14と、第2蓋40を開閉可能に
軸支する為の支点軸15,16とが独立して形成
されている。
第3図には第1蓋20と第2蓋40とが前記連
結部材10によつて結合された状態が示されてい
る。
第1蓋20には時刻表示部31を有する時計本
体30が固定されており、また該第1蓋20端部
には、該第1蓋20内部方向に向つて、前記連結
部材10の摺動壁11,12と対応する摺動片2
1,22が突出している。該摺動片21,22に
は支点孔21a,22aが形成されており、該支
点孔21a,22aには前記連結部材10の第1
蓋20の為の支点軸13,14が嵌入している。
この結果第1蓋20は連結部材10に対し回転可
能に結合され、またこの結合において連結部材1
0の摺動壁11,12と第1蓋20の摺動片2
1,22との間には一定の摩擦力が働いている。
一方支持台としての第2蓋40は、その閉じた
状態において前記第1蓋20の時計本体30部分
を完全に被う形状となつており、前記時計本体3
0の時刻表示部31を目視可能な窓43を有して
いる。該第2蓋40の端部には、その内部方向に
向つて前記連結部材10の摺動壁11,12と対
応する摺動片41,42が突出している。該摺動
片41,42には支点孔41a,42aが形成さ
れており、該支点孔41a,42aには前記連結
部材10の第2蓋40の為の支点軸15,16が
嵌入している。この結果第2蓋40は、第1蓋2
0と同様連結部材10に対し回転可能に結合さ
れ、またこの結合においても連結部材10の摺動
壁11,12と第2蓋40の摺動片41,42と
の間には摩擦力が働いている。
本実施例における連結部材10は上記の説明か
らも明らかなように第1蓋20を軸支する為の支
点軸13,14と、第2蓋40を軸支する為の支
点軸15,16とを独立して有している。この為
に第1蓋20と第2蓋40とはそれぞれ360度回
転することが可能となり、次にその動作について
説明する。
第4図aにおいては第1蓋20及び第2蓋40
は閉じた状態にあり、第1蓋20に固定された時
計本体30は第2蓋40により完全に被われてい
る。
第4図bにおいては第1蓋20及び第2蓋40
は180度開かれた状態にあり、この回転において
第1蓋20は連結部材10の支点軸13,14を
回転中心とし、第2蓋40は連結部材10の支点
軸15,16をその回転中心としている。この状
態からさらに第1蓋20及び第2蓋40を回転さ
せると第4図cに示すように360度開かれた状態
まで回転することができる。この状態は図からも
明らかなように第4図aに示す両蓋を閉じた状態
と同じスペースの形状であり、しかも第4図aに
おいては第2蓋40に被われていた時計本体30
を外部から完全に目視することができる。
本実施例において第1蓋20の摺動片21,2
2と、第2蓋40の摺動片41,42とは、それ
ぞれ連結部材10の摺動壁11,12に対し摩擦
力を持つて摺動回転している。この為第4図dに
示すように第2蓋40を支持台として机等に設置
し第1蓋20を時計本体30の見やすい任意の角
度α位置に固定することが可能となる。
このように本実施例においては第1蓋20及び
第2蓋40と連結部材10との間の係止手段とし
て摩擦力を用いているが、回転中心部分をローレ
ツト形状とすることによるクリツク力により任意
の角度位置に係止させる実施も可能である。
以上のように本実施例によれば、時計本体が固
定された第1蓋と、支持台としての第2蓋とを、
連結部材に設けられた2つの支点部にそれぞれ独
立して回転可能に軸支させることにより、第1蓋
と第2蓋とが360度開閉可能となり、このため蓋
を閉じた時と同じスペースの形状で時計本体を目
視することができる。また回転中心部分に係止手
段を設けているため、第1蓋に固定された時計本
体を、支持台としての第2蓋に対して見やすい任
意の角度位置に固定することができる。
以上説明したように本考案によれば、時計本体
が固定された第1蓋と支持台としての第2蓋と
を、連結部材に設けられた2つの支点部にそれぞ
れ独立して回転可能に軸支させることにより、第
1蓋と第2蓋とが360度開閉可能となり、このた
め時計本体を任意の角度で目視することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における連結部材の正
面図。第2図は第1図における側面図。第3図は
両蓋を180度開いた状態における時計ケース全体
の正面図。第4図a〜dは動作説明図。 10……連結部材、11,12……摺動壁、1
3,14……第1蓋の支点軸、15,16……第
2蓋の支点軸、20……第1蓋、21,22……
摺動片、21a,22a……支点孔、30……時
計本体、40……第2蓋、41,42……摺動
片、41a,42a……支点孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計本体が収納された第1蓋と、その閉じた状
    態において前記第1蓋を完全に包む形状を有する
    支持台としての第2蓋と、前記第1蓋と第2蓋と
    を各々独立して回転可能に軸支する支点部を端部
    に有する連結部材と、からなる時計ケースの開閉
    装置において、前記連結部材の端部に設けた摺動
    壁と、前記第1蓋と第2蓋に設けた前記摺動壁と
    摺動可能な摺動片と、を具備することを特徴とす
    る時計ケースの開閉装置。
JP13047882U 1982-08-26 1982-08-26 時計ケ−スの開閉装置 Granted JPS5932985U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047882U JPS5932985U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 時計ケ−スの開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13047882U JPS5932985U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 時計ケ−スの開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5932985U JPS5932985U (ja) 1984-02-29
JPH0116067Y2 true JPH0116067Y2 (ja) 1989-05-12

Family

ID=30295299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13047882U Granted JPS5932985U (ja) 1982-08-26 1982-08-26 時計ケ−スの開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5932985U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62208351A (ja) * 1986-03-06 1987-09-12 岐阜プラスチック工業株式会社 容器の側蓋の取り付け構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08574U (ja) * 1991-10-11 1996-04-02 有限会社朝日電機製作所 吸着盤式ペーパーホルダー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08574U (ja) * 1991-10-11 1996-04-02 有限会社朝日電機製作所 吸着盤式ペーパーホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5932985U (ja) 1984-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3120340B2 (ja) 蓋の開閉装置
JPH0116067Y2 (ja)
JPS617971A (ja) 卓上計算機の外筐
JPH0323883Y2 (ja)
JPH0239270Y2 (ja)
JPH026836Y2 (ja)
JPS5934702Y2 (ja) 扉取付装置
JPS62227836A (ja) 自動車のコンソ−ルボツクス
JPS592287Y2 (ja) ヒンジ用カバ−
JP6818398B1 (ja) 回転扉
JPH0214514Y2 (ja)
JPH0541709Y2 (ja)
JPH0437527Y2 (ja)
JPH0537188Y2 (ja)
JPH061042Y2 (ja) 三段式コンパクト容器
JP2561128Y2 (ja) 小型電子機器の蓋開閉構造
JPH0629113Y2 (ja) カップ保持装置
JPH0437528Y2 (ja)
JP2578458Y2 (ja) 蓋の開閉装置
JPH0531184Y2 (ja)
JPH0339413Y2 (ja)
JPH077845Y2 (ja) 天押しコンパクト
JPS5923177Y2 (ja) 扉開閉固定機構
JPH0735189U (ja) 車両用カードケース
JP2538638Y2 (ja) ヒンジ装置