JPH01155717A - ディジタル位相同期回路 - Google Patents

ディジタル位相同期回路

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JPH01155717A
JPH01155717A JP62314549A JP31454987A JPH01155717A JP H01155717 A JPH01155717 A JP H01155717A JP 62314549 A JP62314549 A JP 62314549A JP 31454987 A JP31454987 A JP 31454987A JP H01155717 A JPH01155717 A JP H01155717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
output
pck
delay
phase comparator
Prior art date
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Pending
Application number
JP62314549A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Nikaido
正隆 二階堂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH01155717A publication Critical patent/JPH01155717A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル情報の受信に用いられる位相同期
回路に関し、特にディジタル化された位相同期回路の位
相誤差に関する。
従来の技術 近年、ディジタル化されたオーディオ機器などでは、デ
ィジタル情報の再生や伝送に位相同期回路(以下PLL
と略す)がひんばんに使用されている1例えば、光学デ
ィスクに音楽情報をディジタル記録しておき、レーザー
光でディスク上の情報を読み取り、音響信号として再生
するコンパクトディスクプレーヤというオーディオ機器
が市場に供せられている。或いは、音響情報をディジタ
ル型式であるオーディオ機器、例えばコンパクトディス
クプレーヤから他のオーディオ機器例えばオーディオ増
幅器へと、同軸ケーブルや光ケーブルを介して伝送する
ようなことが行なわれている。
これらのディジタルオーディオ機器において、信号の再
生や受信にはPLLは、必須の構成要素である。ことろ
で、近年、回路の安定性などの要求から、従来アナログ
回路で構成されていたPLLをディジタル回路のPLL
に置きかえる試みがなされている。第2図及び第3図は
提案されているディジタルPLLのプルツク図である。
第2図において、201は位相比較器、202はディジ
タル積分器、203は水晶発振器などで構成された基準
発振器、204は可変分周器である。第2図の例では位
相比較器201で信号人力RxとPLLの再生クロック
PCKとの位相比較を行ない、得られた瞬時位相誤差情
報をディジタル積分器で積分し、可変分周器204に入
力する分周数を得、これによって基準発振器からの基準
クロックMCKを可変分周し、可変発振器として用いて
いる。可変分周器204は、Rxと一定の位相関係にあ
る再生クロック信号PCKを出力する。第3図の例では
可変発振器として可変分周器のかわりにシフトレジスタ
206を用いてリング発振器を構成し、シフトレジスタ
の各段出力から1つをディジタル積分器202の出力に
応じて選択する回路205で選択することで可変発振器
を構成している。
発明が解決しようとする問題点 第2図及び第3図の例では、例えば第4図に表わされた
ように再生クロック信号PCKの位相は、基準クロック
MCKに同期したクロック信号(C)。
(屯(e)又はiflのいずれかからの選択となる。つ
まり、例えば(C1の波形と(diの波形との中間の位
相を持つ波形はPCKとして発生させることができない
、言いかえれば、位相の分解能はPCKとMCKの周波
数の比で決まってしまうのである。再生クロック信号P
CKとして、入力信号Rxとの位相誤差の少ないものを
得ようとすれば、MCKをPCKに比べて非常に高くし
なければならない。
例えば、MCKをPCKの10倍にすれば、位相誤差は
18°以下にできるだろう、MCKを高くすることは、
回路の動作周波数を高くし、回路規模を太き(すること
である。昨今の半導体技術では未だMCKを充分高くと
ることができないのが現実である。
本発明では、MCKを高くせず、回路規模も比較的小さ
くでき、しかも位相誤差が充分小さくできるディジタル
PLL回路を提供する。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため、本発明では、可変発振器
の出力をPCKとして位相比較器に帰還する経路に可変
遅延器を挿入し、ディジタル積分器の出力に応じて可変
遅延器の遅延量を制御してPCKとして出力し位相比較
器に供給する。
作用 本発明は上記のように構成することで、基準クロックM
CKの同期しない例えば第4図の(C1,fd)の波形
の中間の位相の波形を多数準備することができ、位相誤
差を飛躍的に小さくできる。
実施例 第1図に、本発明の実施例を示す、第1図において、1
01は位相比較器である。102は可逆カウンタである
。可逆カウンタ102は、ディジタル積分器104を構
成している。105は選択器である。106は基準発振
器である。107はシフトレジスタで構成されたリング
発振器である。
選択器105.基準発振器106及びリング発振器10
7で可変発振器108を構成している。
109は遅延素子を直列に多段接続した遅延回路である
。110は選択器である。111は可変遅延器である。
第1図の例の動作を説明する。まず位相比較器101に
ついて説明する。第10図は位相比較器101の例であ
る。第11図は第10図の位相比較器の各部のタイミン
グ波形である。フリップフロップ601は入力信号Rx
をPCKの立下りエッヂでサンプルする(第11図(d
))。一方フリップフロフプ602はRxをPCKの立
上りエッヂでサンプルする(第11図+81)、排他的
ノア603は、フリップフロップ601とフリップフロ
ップ602の出力どうしが同じ論理の時、論理“l。
を出力し、異なる論理の時、論理°O°を出力する(第
11図1fl) 、フリップフロップ604は、排他的
ノア603の出力を、PCKより90°位相の進んだP
CK”でサンプルする(第11図(g) )。
よっつてフリップフロップ604の出力はRxがPCK
の立上り時点とそれに続く立下り時点とで同論理の時、
論理“1°を出力し、そうでなければ論理“0°を出力
する。フリップフロップ604の出力はインバータ61
1を介してPCKと共にナンド612に入力される。ナ
ンド612の出力DCKは可逆カウンタ102にカウン
トダウン入力として供給される(第11図(h))。又
フリップフロップ604の出力はPCKとアンド605
によって論理積がとられ(第11図(11) 、トグル
フリップフロップ606に供せられる。トグルフリップ
フロップ606の出力(第11図(j))は、フリップ
フロップ607及びインバータ610によってPCKの
半クロツク分遅延される(第11回出))、従って、イ
ンバータ608とナンド609とによってトグルフリッ
プフロップ606の出力の立下りの工7ヂ部分にPCK
の半クロックの幅の負論理エッヂパルスUCKが得られ
る(第11図(+1)、この負論理エッヂパルスUCK
は、可逆カウンタ102にカウントアンプ入力として供
給される。DCKは、フリップフロップ604の出力が
論理“0°ならその間のPCKの周期分だけ、負論理パ
ルスを含む、しかし、UCKは、フリップフロップ60
4の出力が論理“1゛である間のPCKの周期分の半分
の数の負論理パルスしか含まない、このことは、例えば
、第11図のA区間のような反転間隔の連続に対して、
位相誤差が改善されないまま安定するのを防ぐ、PCK
がRxに対し進み位相の場合は第11図に見るように、
DCKのパルス数がUCKのパルス数に比べて多くなる
0反対にPCKがRxより遅れ位相の場合は、フリップ
フロンプロ04の出力はずっと論理°1゛をつづける。
従って、DCKのパルスはなくなり、tJcKのパルス
は最多となる。
次にディジタル積分器104の動作説明をする。
可逆カウンタ102は、例えば標準ロジックICの74
シリ一ズ193番が複数個用いられている。
可逆カウンタ102のカウントアツプ入力及びカウント
ダウン入力には、それぞれ位相比較器101のUCK出
力及びDCK出力が供給されている。可逆カウンタ10
2のLSB側の出力3ビツトは、位相比較器101から
の位相誤差情報であるUCKとDCKに対し、積分動作
をさせるべく無視される。MSB側の出力2ビツトは、
選択器105に選択入力として供給される。真中の3ビ
ツトは、選択器110に選択入力として供給される。R
xに対し、PCKが進み位相だと可逆カウンタ102に
DCKが多く供給され゛、可逆カウンタ102は、計数
値をどんどん下げる0反対にRxに対しPCKが遅れ位
相だと可逆カウンタ102にUCKが多く供給され、計
数値をどんどん上げる。
次に、可変発振器108について説明する。リング発振
器107はMCKに対しシフトレジスタの段数分の1の
周期を有する4相りロフク信号Ql。
C2,C3,C4を出力している。(第5図山)。
(c)、 (dl、 tel) 、 Q 4は半クロツ
ク遅延されて、QBとなり、1段目入力に帰還される。
QlからC4の4相りロフク信号は、選択器105の入
力A3からAOに各々供給されている0選択器105の
2ビツトの選択人力30.SlのうちSOには可逆カウ
ンタ102のMSBの1つ下のQ7出力が供給されてお
り、SlにはMSHのQ8出力が供給されている0選択
器105は第6図に示した表に従って出力信号をAO−
A3の中から選択する。
次に遅延回路109と選択回路110につい゛て説明す
る。第7図は遅延回路109及び選択回路110の例で
ある。501〜507は各々遅延素子である。この例で
は、インバータの伝搬遅延を利用している。に、L、M
、Hの各点の波形は第8図(al、 Tbl、 (C1
,Tdlようになる0選択器110の入力A7には選択
器105の出力が直接供給されている0選択器1−10
の入力へ6〜AOには遅延素子501〜507の各々の
出力が供給されている0選択器110は第9@の表に従
って出力信号をAO〜A7の中から選択する0選択器1
10の出力は、再生クロック信号PCKとして、位相比
較器101に帰還される。
次に、全体の動作を説明する。PCKがRxに対して、
進み位相であった場合、位相比較器101は、DCKを
多く出力し、可逆カウンタ102は計数値を下げる。す
ると選択器11Gの出力は、A7〜A6へさらにA5へ
と切り替っていき、より位相の遅れた波形°をPCKと
して出力する。
AOでもまだ位相が進んでいる場合は、選択器105が
入力AO〜A3の中で1つ遅い位相の波形に選択を切り
替え、選択器110は再びA7を選択して出力する。P
CKがRxに対して遅れ位相であった場合、位相比較器
1.01はUCKを多く出力し、可逆カウンタ102は
計数値を上げる。
すると選択器110の出力はAO〜A1へさらにA2へ
と切り替っていき、より位相の進んだ波形をPCKとし
て出力する。A7でもまだ位相が遅れている場合は、選
択器105が入力AO〜A3の中で1つ進んだ位相の波
形に切り替え選択器110は再びAOを選択して出力す
る。この2つの方向への動作が均衡するところで位相同
期は完了する。
発明の効果 以上のように本発明は、可変発振器の発振出力を位相比
較器に帰還する経路中に、遅延器を挿入し、この遅延器
の遅延量をディジタル積分器出力に応じて制御するよう
にしたので、位相分解能の非常に高いディジタル位相同
期回路を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図及び第3
図は従来のディジタル位相同期回路のブロック図、第4
図は従来例の問題点を説明するのに用いた波形図、第5
図は可変発振器のタイミング波形図、第6図は遅延器の
選択図、第7図は遅延回路及び選択器の例を示す説明図
、第8図は遅延回路の各部の出力波形図、第9図は選択
器の選択図、第10図は位相比較器の回路図、第11図
は第10図の位相比較器の各部のタイミング波形図であ
る。 101・・・・・・位相比較器、104・・・・・・デ
ィジタル積分回路、108・・・・・・可変発振器、1
11・・・・・・可変遅延器。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 Il   g g 9@93  ウ 第5図 (f) QB 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 位相比較器とディジタル積分器と、可変発振器とを備え
    、位相比較器の出力をディジタル積分器で積分して、位
    相制御情報を得、これに応じて可変発振器の位相を調整
    するディジタル位相同期回路において、可変発振器の発
    振出力を位相比較器に帰還する経路中に遅延器を挿入し
    、この遅延器の遅延量を前記ディジタル積分器の出力に
    応じて制御するようにしたディジタル位相同期回路。
JP62314549A 1987-12-11 1987-12-11 ディジタル位相同期回路 Pending JPH01155717A (ja)

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JP (1) JPH01155717A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397318A (ja) * 1989-09-11 1991-04-23 Fujitsu Ltd ディジタルpll回路
JPH05308336A (ja) * 1992-04-28 1993-11-19 Kokusai Electric Co Ltd 時分割多重信号受信回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397318A (ja) * 1989-09-11 1991-04-23 Fujitsu Ltd ディジタルpll回路
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