JPH0689122A - クロック信号矯正回路 - Google Patents
クロック信号矯正回路Info
- Publication number
- JPH0689122A JPH0689122A JP4238235A JP23823592A JPH0689122A JP H0689122 A JPH0689122 A JP H0689122A JP 4238235 A JP4238235 A JP 4238235A JP 23823592 A JP23823592 A JP 23823592A JP H0689122 A JPH0689122 A JP H0689122A
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- JP
- Japan
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- clock
- cycle
- signal
- clock signal
- phase
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はクロック信号矯正回路に関し、クロ
ック入力信号を容易かつ均一に所望のクロック出力信号
に矯正できるクロック信号矯正回路の提供を目的とす
る。 【構成】 入力のクロック信号ICKのクロック周期に
相当する信号Tを検出する周期検出部1と、周期検出部
1の周期検出に同期してその1/n周期のクロック信号
T/nを生成する1/n周期クロック生成部7と、1/
n周期クロック生成部7の出力に基づいて位相の異なる
複数の位相クロック信号φ1 〜φn を形成する位相クロ
ック形成部8と、位相クロック形成部8の出力の位相ク
ロック信号φ1 〜φn を選択し又は合成することにより
入力のクロック信号ICKに対して所定のクロック位相
及び又はクロックデューティの出力のクロック信号OC
Kを形成するクロック合成部9とを備える。
ック入力信号を容易かつ均一に所望のクロック出力信号
に矯正できるクロック信号矯正回路の提供を目的とす
る。 【構成】 入力のクロック信号ICKのクロック周期に
相当する信号Tを検出する周期検出部1と、周期検出部
1の周期検出に同期してその1/n周期のクロック信号
T/nを生成する1/n周期クロック生成部7と、1/
n周期クロック生成部7の出力に基づいて位相の異なる
複数の位相クロック信号φ1 〜φn を形成する位相クロ
ック形成部8と、位相クロック形成部8の出力の位相ク
ロック信号φ1 〜φn を選択し又は合成することにより
入力のクロック信号ICKに対して所定のクロック位相
及び又はクロックデューティの出力のクロック信号OC
Kを形成するクロック合成部9とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック信号矯正回路に
関し、更に詳しくはクロック信号のクロック位相及び又
はクロックデューティを矯正するためのクロック信号矯
正回路に関する。近年、データ伝送装置等の多機能化、
省スペース化に伴い、構成回路のLSI化が進められて
いるが、LSI回路は大規模化する一方であり、その使
用環境条件も厳しいために、伝送クロック等に対するマ
ージンの確保が困難な状況となっている。そこで、この
ようなクロック信号自体の矯正を行う必要が生じてい
る。
関し、更に詳しくはクロック信号のクロック位相及び又
はクロックデューティを矯正するためのクロック信号矯
正回路に関する。近年、データ伝送装置等の多機能化、
省スペース化に伴い、構成回路のLSI化が進められて
いるが、LSI回路は大規模化する一方であり、その使
用環境条件も厳しいために、伝送クロック等に対するマ
ージンの確保が困難な状況となっている。そこで、この
ようなクロック信号自体の矯正を行う必要が生じてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、クロック信号ラインに単純なゲ
ート回路を付加し又は削除することにより、当該クロッ
ク信号の立ち上がり及び又は立ち下がりを遅延させるこ
とで、クロック信号のクロック位相やクロックデューテ
ィをカット・アンド・トライで矯正していた。
ート回路を付加し又は削除することにより、当該クロッ
ク信号の立ち上がり及び又は立ち下がりを遅延させるこ
とで、クロック信号のクロック位相やクロックデューテ
ィをカット・アンド・トライで矯正していた。
【0003】あるいは、クロック信号ラインの配線長や
配線の負荷容量等をカット・アンド・トライで変更する
ことにより上記と同等のことを実現していた。
配線の負荷容量等をカット・アンド・トライで変更する
ことにより上記と同等のことを実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1の装置につ
いて成功した矯正方法をそのまま他の装置に実施しても
良い結果が得られるとは限らない。しかも、上記アナロ
グ的手段による変更では均一な矯正結果を得るのが困難
な上、カット・アンド・トライによる変更作業にも非常
に手間がかかり、また変更した装置の管理も困難であ
る。
いて成功した矯正方法をそのまま他の装置に実施しても
良い結果が得られるとは限らない。しかも、上記アナロ
グ的手段による変更では均一な矯正結果を得るのが困難
な上、カット・アンド・トライによる変更作業にも非常
に手間がかかり、また変更した装置の管理も困難であ
る。
【0005】本発明の目的は、クロック入力信号を容易
かつ均一に所望のクロック出力信号に矯正できるクロッ
ク信号矯正回路を提供することにある。
かつ均一に所望のクロック出力信号に矯正できるクロッ
ク信号矯正回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明のクロック信号矯正回
路は、クロック信号のクロック位相及び又はクロックデ
ューティを矯正するためのクロック信号矯正回路におい
て、入力のクロック信号ICKのクロック周期に相当す
る信号Tを検出する周期検出部1と、周期検出部1の周
期検出に同期してその1/n周期のクロック信号T/n
を生成する1/n周期クロック生成部7と、1/n周期
クロック生成部7の出力に基づいて位相の異なる複数の
位相クロック信号φ1 〜φn を形成する位相クロック形
成部8と、位相クロック形成部8の出力の位相クロック
信号φ1 〜φn を選択し又は合成することにより入力の
クロック信号ICKに対して所定のクロック位相及び又
はクロックデューティの出力のクロック信号OCKを形
成するクロック合成部9とを備える。
により解決される。即ち、本発明のクロック信号矯正回
路は、クロック信号のクロック位相及び又はクロックデ
ューティを矯正するためのクロック信号矯正回路におい
て、入力のクロック信号ICKのクロック周期に相当す
る信号Tを検出する周期検出部1と、周期検出部1の周
期検出に同期してその1/n周期のクロック信号T/n
を生成する1/n周期クロック生成部7と、1/n周期
クロック生成部7の出力に基づいて位相の異なる複数の
位相クロック信号φ1 〜φn を形成する位相クロック形
成部8と、位相クロック形成部8の出力の位相クロック
信号φ1 〜φn を選択し又は合成することにより入力の
クロック信号ICKに対して所定のクロック位相及び又
はクロックデューティの出力のクロック信号OCKを形
成するクロック合成部9とを備える。
【0007】
【作用】周期検出部1は入力のクロック信号ICKの立
ち上がり(又は立ち下がり)から立ち上がり(又は立ち
下がり)までのクロック周期に相当する例えば時間信号
Tを検出し、1/n周期クロック生成部7は周期検出部
1の各周期検出タイミングに同期してその1/n周期の
クロック信号T/nを生成する。次いで、位相クロック
形成部8は1/n周期クロック生成部7の出力に基づい
て例えばT/nづつ位相の異なる複数の位相クロック信
号φ1 〜φn を形成し、そして、クロック合成部9は位
相クロック形成部8の出力の位相クロック信号φ1 〜φ
n の何れか1つを選択し又は2以上を合成することによ
り入力のクロック信号ICKに対して所定のクロック位
相及び又はクロックデューティの出力のクロック信号O
CKを形成する。
ち上がり(又は立ち下がり)から立ち上がり(又は立ち
下がり)までのクロック周期に相当する例えば時間信号
Tを検出し、1/n周期クロック生成部7は周期検出部
1の各周期検出タイミングに同期してその1/n周期の
クロック信号T/nを生成する。次いで、位相クロック
形成部8は1/n周期クロック生成部7の出力に基づい
て例えばT/nづつ位相の異なる複数の位相クロック信
号φ1 〜φn を形成し、そして、クロック合成部9は位
相クロック形成部8の出力の位相クロック信号φ1 〜φ
n の何れか1つを選択し又は2以上を合成することによ
り入力のクロック信号ICKに対して所定のクロック位
相及び又はクロックデューティの出力のクロック信号O
CKを形成する。
【0008】従って、クロック周期Tの入力のクロック
信号ICKに同期すると共に、T/nを単位として該入
力のクロック信号ICKに対して任意のクロック位相及
び又はクロックデューティを有するような出力のクロッ
ク信号OCKを容易かつ均一に形成できる。好ましく
は、クロック合成部9は複数の位相クロック信号φ1 〜
φn の選択又は合成を外部より設定可能に構成されてい
る。
信号ICKに同期すると共に、T/nを単位として該入
力のクロック信号ICKに対して任意のクロック位相及
び又はクロックデューティを有するような出力のクロッ
ク信号OCKを容易かつ均一に形成できる。好ましく
は、クロック合成部9は複数の位相クロック信号φ1 〜
φn の選択又は合成を外部より設定可能に構成されてい
る。
【0009】また好ましくは、周期検出部1は現時点の
検出周期が過去の検出周期に比べて所定の範囲内にある
ことによりクロック周期に相当する信号Tを更新する。
検出周期が過去の検出周期に比べて所定の範囲内にある
ことによりクロック周期に相当する信号Tを更新する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のクロッ
ク信号矯正回路のブロック図で、図において1は周期検
出部、2は微分回路、21,22はDタイプのフリップ
フロップ(FF)、23はANDゲート、3は周期検出
回路、31はカウンタ(CTR)、32はレジスタ(R
EG)、33はコンパレータ回路(CMP)、34,3
5,37はANDゲート、36はORゲート、4はクロ
ック生成部、5はシーケンサ回路、51はカウンタ(C
TR)、52はデコーダ(DEC)、53はインバー
タ、6はクロック発生回路、7は1/n周期クロック生
成部(1/nCKG)、71は除算器(1/n)、72
はカウンタ(CTR)、73はコンパレータ(CM
P)、74はORゲート、8は位相クロック形成部、8
1はカウンタ(CTR)、82はデコーダ(DEC)、
9はクロック合成部(MX)である。
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のクロッ
ク信号矯正回路のブロック図で、図において1は周期検
出部、2は微分回路、21,22はDタイプのフリップ
フロップ(FF)、23はANDゲート、3は周期検出
回路、31はカウンタ(CTR)、32はレジスタ(R
EG)、33はコンパレータ回路(CMP)、34,3
5,37はANDゲート、36はORゲート、4はクロ
ック生成部、5はシーケンサ回路、51はカウンタ(C
TR)、52はデコーダ(DEC)、53はインバー
タ、6はクロック発生回路、7は1/n周期クロック生
成部(1/nCKG)、71は除算器(1/n)、72
はカウンタ(CTR)、73はコンパレータ(CM
P)、74はORゲート、8は位相クロック形成部、8
1はカウンタ(CTR)、82はデコーダ(DEC)、
9はクロック合成部(MX)である。
【0011】図3,図4は実施例のクロック信号矯正回
路の動作タイミングチャートであり、以下、図2〜図4
を参照して実施例の動作を詳細に説明する。図3におい
て、周期検出部1の微分回路2は高速のクロック信号H
CKにより入力のクロック信号ICKの各立ち上がりを
検出して微分クロック信号DCKを出力している。
路の動作タイミングチャートであり、以下、図2〜図4
を参照して実施例の動作を詳細に説明する。図3におい
て、周期検出部1の微分回路2は高速のクロック信号H
CKにより入力のクロック信号ICKの各立ち上がりを
検出して微分クロック信号DCKを出力している。
【0012】かかる状態で、外部のシステムにより制御
されているリセット信号SRがある時点でHIGHレベ
ルになると、その後の各微分クロック信号DCKの立ち
上がりによりシーケンサ回路5のカウンタ51は順次イ
ンクリメントし、デコーダ52からはシーケンス信号S
C1,SC2が図示のタイミングで出力される。図4に
おいて、周期検出回路3のカウンタ31は、ある微分ク
ロック信号DCKの発生により「1」をロードされ、次
の微分クロック信号DCKが発生するまでの間に高速の
クロック信号HCKによりカウントアップして、入力の
クロック信号ICKのクロック周期に相当する信号T´
(この例ではカウント数T=40)を検出している。
されているリセット信号SRがある時点でHIGHレベ
ルになると、その後の各微分クロック信号DCKの立ち
上がりによりシーケンサ回路5のカウンタ51は順次イ
ンクリメントし、デコーダ52からはシーケンス信号S
C1,SC2が図示のタイミングで出力される。図4に
おいて、周期検出回路3のカウンタ31は、ある微分ク
ロック信号DCKの発生により「1」をロードされ、次
の微分クロック信号DCKが発生するまでの間に高速の
クロック信号HCKによりカウントアップして、入力の
クロック信号ICKのクロック周期に相当する信号T´
(この例ではカウント数T=40)を検出している。
【0013】そして、上記のシーケンス信号SC1がH
IGHレベルの時は、カウンタ31の検出周期T´は微
分クロック信号DCKに同期してレジスタ32にロード
され、これによりレジスタ32には最初の検出周期Tが
無条件にロードされる。しかし、シーケンス信号SC2
がHIGHレベルになると、カウンタ31の検出周期T
´はコンパレータ回路33の出力がHIGHレベルの時
のみレジスタ32にロードされるようになる。
IGHレベルの時は、カウンタ31の検出周期T´は微
分クロック信号DCKに同期してレジスタ32にロード
され、これによりレジスタ32には最初の検出周期Tが
無条件にロードされる。しかし、シーケンス信号SC2
がHIGHレベルになると、カウンタ31の検出周期T
´はコンパレータ回路33の出力がHIGHレベルの時
のみレジスタ32にロードされるようになる。
【0014】即ち、コンパレータ回路33は、カウンタ
31の出力の現時点の検出周期T´とレジスタ32の出
力の過去の記憶周期Tに基づく信号{例えば(T−
1),(T+1)}とを比較しており、もし(T−1)
≦T´≦(T+1)の時はHIGHレベルを出力する。
従って、例えば入力のクロック信号ICKにノイズが混
入し、これによってクロック周期T´の途中に余分な微
分クロック信号DCKが発生してしまったような場合で
も、極端に短い検出周期T´がレジスタ32に記憶され
てしまうことはない。こうして、レジスタ32は後段の
クロック発生回路6に安定な検出周期Tを提供する。
31の出力の現時点の検出周期T´とレジスタ32の出
力の過去の記憶周期Tに基づく信号{例えば(T−
1),(T+1)}とを比較しており、もし(T−1)
≦T´≦(T+1)の時はHIGHレベルを出力する。
従って、例えば入力のクロック信号ICKにノイズが混
入し、これによってクロック周期T´の途中に余分な微
分クロック信号DCKが発生してしまったような場合で
も、極端に短い検出周期T´がレジスタ32に記憶され
てしまうことはない。こうして、レジスタ32は後段の
クロック発生回路6に安定な検出周期Tを提供する。
【0015】しかし、入力のクロック信号ICKのクロ
ック周期が変動し、これによりカウンタ31の検出周期
T´が1周期毎に(T−1)≦T´≦(T+1)の範囲
内で変化していくような場合には、レジスタ32の記憶
周期Tもこれに追従するようにしてして更新される。更
に、クロック発生回路6において、1/n周期クロック
生成部7の除算回路71はレジスタ32の記憶周期T
(=40)を所定数n(この例では4)で除算し、商
(=10)を出力する。一方、カウンタ72は高速のク
ロック信号HCKによりカウントアップしており、その
カウント出力値が「10」になると、コンパレータ73
からHIGHレベルが出力される。カウンタ72はコン
パレータ73の出力のHIGHレベルによって「0」を
ロードされ、前記同様のカウント動作を繰り返す。こう
して、コンパレータ73からはT/n周期のクロック信
号T/nが出力される。
ック周期が変動し、これによりカウンタ31の検出周期
T´が1周期毎に(T−1)≦T´≦(T+1)の範囲
内で変化していくような場合には、レジスタ32の記憶
周期Tもこれに追従するようにしてして更新される。更
に、クロック発生回路6において、1/n周期クロック
生成部7の除算回路71はレジスタ32の記憶周期T
(=40)を所定数n(この例では4)で除算し、商
(=10)を出力する。一方、カウンタ72は高速のク
ロック信号HCKによりカウントアップしており、その
カウント出力値が「10」になると、コンパレータ73
からHIGHレベルが出力される。カウンタ72はコン
パレータ73の出力のHIGHレベルによって「0」を
ロードされ、前記同様のカウント動作を繰り返す。こう
して、コンパレータ73からはT/n周期のクロック信
号T/nが出力される。
【0016】次いで、位相クロック形成部8のカウンタ
81はクロック信号T/nによりカウントアップしてお
り、これによりデコーダ82からはT/nづつ位相の異
なる複数(この例では4つ)の位相クロック信号φ1 〜
φ4 が出力される。そして、カウンタ81は位相クロッ
ク信号φ4 の発生により「0」をロードされ、前記同様
のカウント動作を繰り返す。
81はクロック信号T/nによりカウントアップしてお
り、これによりデコーダ82からはT/nづつ位相の異
なる複数(この例では4つ)の位相クロック信号φ1 〜
φ4 が出力される。そして、カウンタ81は位相クロッ
ク信号φ4 の発生により「0」をロードされ、前記同様
のカウント動作を繰り返す。
【0017】更に、クロック合成部9は外部からのモー
ド設定信号MODの入力に従って位相クロック信号φ1
〜φ4 のうちの何れか一つを選択し又は図示の信号(φ
2 +φ3 )又は(φ2 +φ3 +φ4 )の如く位相クロッ
ク信号φ1 〜φ4 の論理和合成を行うことにより、入力
のクロック信号ICKに対して所定のクロック位相及び
又はクロックデューティの出力のクロック信号OCKを
形成している。
ド設定信号MODの入力に従って位相クロック信号φ1
〜φ4 のうちの何れか一つを選択し又は図示の信号(φ
2 +φ3 )又は(φ2 +φ3 +φ4 )の如く位相クロッ
ク信号φ1 〜φ4 の論理和合成を行うことにより、入力
のクロック信号ICKに対して所定のクロック位相及び
又はクロックデューティの出力のクロック信号OCKを
形成している。
【0018】かくして、本実施例によれば、クロック入
力信号を容易かつ均一に所望のクロック出力信号に矯正
できる。しかも、外部のモード設定信号MODを切り替
えるだけでどうのような装置に適するクロック信号OC
Kでも容易に得られる。なお、1/n周期クロック生成
部7は上記実施例の構成のものに限らない。図示しない
が、例えば位相比較器の一方の入力にORゲート36の
出力を入力し、かつ位相比較器の他方の入力にVCO回
路の出力のn倍周期の信号を入力すると共に、両入力信
号間の位相誤差をループフィルタを介してVCO回路に
帰還するように構成することで、該VCO回路からT/
n周期のクロック信号T/nを得るようにしても良い。
なお、この場合の入力のクロック信号ICKのクロック
周期に相当する信号TはORゲート36の出力信号であ
る。
力信号を容易かつ均一に所望のクロック出力信号に矯正
できる。しかも、外部のモード設定信号MODを切り替
えるだけでどうのような装置に適するクロック信号OC
Kでも容易に得られる。なお、1/n周期クロック生成
部7は上記実施例の構成のものに限らない。図示しない
が、例えば位相比較器の一方の入力にORゲート36の
出力を入力し、かつ位相比較器の他方の入力にVCO回
路の出力のn倍周期の信号を入力すると共に、両入力信
号間の位相誤差をループフィルタを介してVCO回路に
帰還するように構成することで、該VCO回路からT/
n周期のクロック信号T/nを得るようにしても良い。
なお、この場合の入力のクロック信号ICKのクロック
周期に相当する信号TはORゲート36の出力信号であ
る。
【0019】また、位相クロック形成部8はリングカウ
ンタ回路により実現しても良い。
ンタ回路により実現しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く本発明のクロック信号矯
正回路は、入力のクロック信号ICKのクロック周期に
相当する信号Tを検出する周期検出部1と、周期検出部
1の周期検出に同期してその1/n周期のクロック信号
T/nを生成する1/n周期クロック生成部7と、1/
n周期クロック生成部7の出力に基づいて位相の異なる
複数の位相クロック信号φ1 〜φn を形成する位相クロ
ック形成部8と、位相クロック形成部8の出力の位相ク
ロック信号φ1 〜φn を選択し又は合成することにより
入力のクロック信号ICKに対して所定のクロック位相
及び又はクロックデューティの出力のクロック信号OC
Kを形成するクロック合成部9とを備えるので、クロッ
ク入力信号を容易かつ均一に所望のクロック出力信号に
矯正でき、もって、例えばデータ伝送装置の品質向上に
寄与するところが大きい。
正回路は、入力のクロック信号ICKのクロック周期に
相当する信号Tを検出する周期検出部1と、周期検出部
1の周期検出に同期してその1/n周期のクロック信号
T/nを生成する1/n周期クロック生成部7と、1/
n周期クロック生成部7の出力に基づいて位相の異なる
複数の位相クロック信号φ1 〜φn を形成する位相クロ
ック形成部8と、位相クロック形成部8の出力の位相ク
ロック信号φ1 〜φn を選択し又は合成することにより
入力のクロック信号ICKに対して所定のクロック位相
及び又はクロックデューティの出力のクロック信号OC
Kを形成するクロック合成部9とを備えるので、クロッ
ク入力信号を容易かつ均一に所望のクロック出力信号に
矯正でき、もって、例えばデータ伝送装置の品質向上に
寄与するところが大きい。
【図1】図1は本発明の原理的構成図である。
【図2】図2は実施例のクロック信号矯正回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図3は実施例のクロック信号矯正回路の動作タ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図4】図4は実施例のクロック信号矯正回路の動作タ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
1 周期検出部 7 1/n周期クロック生成部 8 位相クロック形成部 9 クロック合成部
Claims (3)
- 【請求項1】 クロック信号のクロック位相及び又はク
ロックデューティを矯正するためのクロック信号矯正回
路において、 入力のクロック信号(ICK)のクロック周期に相当す
る信号(T)を検出する周期検出部(1)と、 周期検出部(1)の周期検出に同期してその1/n周期
のクロック信号(T/n)を生成する1/n周期クロッ
ク生成部(7)と、 1/n周期クロック生成部(7)の出力に基づいて位相
の異なる複数の位相クロック信号(φ1 〜φn )を形成
する位相クロック形成部(8)と、 位相クロック形成部(8)の出力の位相クロック信号
(φ1 〜φn )を選択し又は合成することにより入力の
クロック信号(ICK)に対して所定のクロック位相及
び又はクロックデューティの出力のクロック信号(OC
K)を形成するクロック合成部(9)とを備えることを
特徴とするクロック信号矯正回路。 - 【請求項2】 クロック合成部(9)は複数の位相クロ
ック信号(φ1 〜φ n )の選択又は合成を外部より設定
可能に構成されていることを特徴とする請求項1のクロ
ック信号矯正回路。 - 【請求項3】 周期検出部(1)は現時点の検出周期が
過去の検出周期に比べて所定の範囲内にあることにより
クロック周期に相当する信号(T)を更新することを特
徴とする請求項1のクロック信号矯正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238235A JPH0689122A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | クロック信号矯正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238235A JPH0689122A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | クロック信号矯正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0689122A true JPH0689122A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17027159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4238235A Withdrawn JPH0689122A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | クロック信号矯正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689122A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014168210A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Fujitsu General Ltd | デジタル発振器及びデジタルpll回路 |
JP2014195354A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Fujitsu General Ltd | 3相整流器 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4238235A patent/JPH0689122A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014168210A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Fujitsu General Ltd | デジタル発振器及びデジタルpll回路 |
JP2014195354A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Fujitsu General Ltd | 3相整流器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |