JPH01153527A - 酸化銅微粉末の製造方法 - Google Patents

酸化銅微粉末の製造方法

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JPH01153527A
JPH01153527A JP31246187A JP31246187A JPH01153527A JP H01153527 A JPH01153527 A JP H01153527A JP 31246187 A JP31246187 A JP 31246187A JP 31246187 A JP31246187 A JP 31246187A JP H01153527 A JPH01153527 A JP H01153527A
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JP
Japan
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copper oxide
copper
fine powder
particle size
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Pending
Application number
JP31246187A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sotooka
外岡 和夫
Shogo Tanabe
田辺 省吾
Yasushi Watanabe
泰史 渡辺
Kazuo Oguchi
大口 和夫
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G3/00Compounds of copper
    • C01G3/02Oxides; Hydroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/01Particle morphology depicted by an image
    • C01P2004/03Particle morphology depicted by an image obtained by SEM
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/61Micrometer sized, i.e. from 1-100 micrometer

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Compounds Of Iron (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性材料、超電導材料等に使用される酸化銅
微粉末の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
酸化銅の製造方法としては、金属銅又は亜酸化銅を酸化
焙焼する方法、あるいは、硫酸鋼等の酸性第二銅溶液に
アルカリを添加して水酸化銅とし、これを加熱して酸化
銅とする方法が知られている。
又、酸化銅微粉末を得る方法としては、上記方法によっ
て得られた酸化銅を多段粉砕する方法、金属銅を酸素雰
囲気でプラズマアークにより溶解する方法等が知られて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
酸化焙焼により酸化銅を製造するときは、付随して発生
する反応熱により塊が多く発生し、微粉末を得るために
は多段粉砕が必要とされ、あるいは、金属鋼の表面で反
応が終了し、内部まで酸化されない等の問題があった。
酸性第二銅溶液にアルカリを添加する方法によるときは
、回収される水酸化銅又は酸化銅はゲル状のものであり
、沈降性、濾過性が悪く、このため洗浄工程での収率低
下や乾燥工程での塊の生成等の問題があった。
更に、プラズマアークによるときは、設備費、運転費が
高価であり、所定の粒形、粒度の酸化銅微粉末を得よう
とすれば、歩留りが悪く、コストが高くなる問題があっ
た。
従って、従来の方法によるときは、均一な酸化銅の微粒
子が得に<<、高純度の酸化銅微粉末を製造することは
困難であった。
本発明者たちは、上記問題点を解決するため研究を重ね
た結果、アンモニア性第二銅塩溶液と強アルカリ溶液が
反応して生成される酸化銅微粒子の粒形と粒度分布を制
御しろる方策を解明した。
従って、本発明の目的は、液濃度、液温、反応時間など
を調整することにより、粒形が針状で溶解性が高く、容
易に固液分離が可能であり、10μ以下の範囲で制御さ
れた粒度分布を持つ高純度の酸化銅微粉末を、低コスト
で製造する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明を第1図に示すフローシートに基づいて説明する
まず、電気銅を硝酸、硫酸等に溶解した後、アンモニア
水を加えて銅濃度20〜120 g/l、2のアンモニ
ア性第二銅塩溶液とし、これを原料溶液とする。この原
料溶液を50〜85℃に加熱し、苛性ソーダ等の強アル
カリと反応させ、加熱、撹拌しながら20〜60分間熟
成させる。熟成後は、生成物を沈殿させ、澱物を洗浄し
、通常の固液分離手段により製品を回収のうえ乾燥する
銅プリント基板のエツチング工程から排出されるアンモ
ニアエッチャント液は、銅濃度が60〜110 g/l
で、第一銅イオンを10数%含んでいるが、強アルカリ
との反応過程においてこの第一銅イオンが酸化されて第
二銅イオンとなることから、このアンモニアエッチャン
ト液を原料溶液とすることもできる。又、塩化銅系のエ
ツチング廃液も、アンモニアを加えることにより、原料
溶液として使用することができる。
原料溶液と強アルカリとの反応は、両者を同時に反応槽
へ入れることが理想的であるが、銅濃度、液温及び反応
速度を充分に制御すれば、原料溶液に強アルカリを添加
しても、あるいはその逆でも差支えない。
この反応において、原料溶液の銅濃度、液温及び反応速
度が製品の粒状に影響を与える。製品の平均粒径を1μ
m前後とするときは、原料溶液の銅濃度を20〜60g
/I!とじ、2〜3μmのものを得ようとするときは8
0〜120g//とするのが適当である。液温を高温度
に保った場合には、製品の粒径が細かくなる傾向がある
。又、反応速度が早いときは、多数の粒子核を生成せし
め、銅イオンの結晶析出時間が短いことから粒の成長が
抑制されるので、微細な、粒度分布のシャープな製品が
得られ、反応時間を長くすると、少ない粒子核の生成と
長い析出時間により、粒の成長が見られる。
反応時に発生するアンモニアは、回収のうえ、アンモニ
ア水に添加することにより、再利用することができる。
なお、反応過程において水酸化銅が生成することがある
ので、これを脱水するために、熟成に際して一時煮沸す
ることも有益である。
〔作 用〕
銅がアンモニアと錯イオンを作ることから、アンモニア
性銅塩溶液に強アルカリを添加して錯イオンを分解する
ことにより、結晶性の酸化銅微粒子を生成させる。
この反応は、塩酸性アンモニア第二銅塩溶液とアルカリ
に苛性ソーダを使用したとき、CLI(NH3) 4C
12+2NaOH−CuO+4NH3T +2NaC1
+H20となる。アルカリの添加しはじめには、しばし
ば(:u (NH3) 4Cj! 2 +2NaO)I
 −+CU (DH) 2 + 4NH3↑+2NaC
lとなって水酸化銅が生成するが、pHが12に近づく
と、煮沸すれば容易に次の脱水反応が生じて酸化銅とす
ることができる。
Cu (0)1) 2 →CuO+ H20〔実施例1
〕 電気銅60.0 gを24%硝酸500mfに溶解し、
これに28%アンモニア水250m1を加え、更に水を
加えて全容量を1βとする。このCu60g/lの硝酸
性アンモニア第二銅塩溶液31を80℃に加熱し、撹拌
しながら30%苛性ソーダ液840m1を3分間で添加
した後、液温を80℃に保ちながら30分間熟成させた
。反応後、澱物を洗浄し、固液分離により製品を回収し
、乾燥して219gの酸化銅微粉末を得た。酸化銅の実
収率は97%であった。
得られた酸化銅微粉末の形状は第1図に示す通りであり
、粒度分布は第1表に示す通りで、平均粒径は0.9μ
mであった。
第1表 〔実施例2〕 電気銅72.0 gを24%硝酸600m1に溶解し、
これに28%アンモニア水320−を加え、更に水を加
えて全容量を11とする。このCu72g/lの硝酸性
アンモニア第二銅塩溶液31を60℃に加熱し、撹拌し
ながら30%苛性ソーダ液1150−を3分間で添加し
た後、液温を60℃に保ちながら40分間熟成させた。
反応後、搬物を洗浄し、固液分離により製品を回収し、
乾燥して265gの酸化銅微粉末を得た。酸化銅の実収
率は98%であった。
得られた酸化銅微粉末の粒度分布は第2表に示す通りで
、平均粒径は1.1μmであった。
第2表 〔実施例3〕 Cu60.Og/ji!、NHs  69.7 g/ 
1、C151,2g/βの組成を有するアンモニア性情
エッチャント溶液31を80℃に加熱し、撹拌しながら
30%苛性ソーダ液840m1を3分間で添加した後、
液温を80℃に保ちながら30分間熟成させた。反応後
、澱物を洗浄し、固液分離により製品を回収し、乾燥し
て223gの酸化銅微粉末を得た。酸化銅の実収率は9
9%であった。
得られた酸化銅微粉末の粒度分布は第4表に示す通りで
、平均゛粒径は0.9μmであった。
第3表 〔実施例4〕 Cu  102.4g/j!5NH3119,Og/j
i!、Cl81.4g/lの組成を有するアンモニア性
情エッチャント溶液31を60℃に加熱し、撹拌しなが
ら30%苛性ソーダ液1400−を3分間で添加した後
、液温を60℃に保ちながら40分間熟成させた。反応
後、澱物を洗浄し、固液分離により製品を回収し、乾燥
して362gの酸化銅微粉末を得た。酸化銅の実収率は
94%であった。
得られた酸化銅微粉末の形状は第3図に示す通りであり
、粒度分布は第4表に示す通りで、平均粒径は2.3μ
mであった。
第4表 〔効 果〕 将来の需要増大が見込まれている超電導材料用としては
、粒子が細かく、粒度、粒形の制御された溶解性の高い
酸化銅微粉末が望まれている。
本発明によって製造された酸化銅微粉末は、針状のもの
で、濾過性が良く、粒径に対する比表面積が大きいこと
から、溶解性に富んだものであった。又、粒径は充分に
細かいので改めて粉砕する必要がなく、実収率も90%
以上となっており、特別高価な装置も必要としないので
、大幅に製造コストを低減することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による酸化M微粉末の製造方法のフロ
ーシートである。 第2図及び第3図は、本発明による酸化銅微粉末製品の
粒子構造の顕微鏡写真である。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アンモニア性第二銅塩溶液と強アルカリ溶液を反
    応させ、加熱熟成後固液分離して酸化銅微粉末を製造す
    る方法であって、目的粒度構成に応じ、アンモニア性第
    二銅塩溶液中の銅濃度を20〜120g/l、反応液温
    を50〜85℃、熟成時間を20〜60分間の範囲で制
    御することにより、10μ以下の所定粒度分布を有する
    高溶解性酸化銅微粉末を得ることを特徴とする酸化銅微
    粉末の製造方法。
  2. (2)アンモニア性第二銅塩溶液として銅エッチング工
    程から排出されるアンモニアエッチャント液又は塩化銅
    廃液にアンモニアを加えた溶液を使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の酸化銅微粉末の製造方
    法。
JP31246187A 1987-12-10 1987-12-10 酸化銅微粉末の製造方法 Pending JPH01153527A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105912A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Park Sungjong Cu(NH3)4Cl2含有廃液から極微量の塩素を含有する高純度の酸化銅を製造する方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50102572A (ja) * 1974-01-16 1975-08-13
JPS59174526A (ja) * 1983-03-24 1984-10-03 Nippon Chem Ind Co Ltd:The 亜酸化銅の製造方法

Patent Citations (2)

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