JPS59174526A - 亜酸化銅の製造方法 - Google Patents

亜酸化銅の製造方法

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JPS59174526A
JPS59174526A JP4785183A JP4785183A JPS59174526A JP S59174526 A JPS59174526 A JP S59174526A JP 4785183 A JP4785183 A JP 4785183A JP 4785183 A JP4785183 A JP 4785183A JP S59174526 A JPS59174526 A JP S59174526A
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島田 武夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は亜酸化鋼を効率よく製造する方法に関するもの
である0さらに詳述すると、塩化第二銅による銅板のエ
ツチング処趣排故と原料銅を主原料として品實優秀で且
つ一冗な亜酸化銅を製造する方法に関するものである。
亜酸化鋼は船底塗料の原料、磁器、カラス等の春色剤、
毒剤、触媒などとして有用な化会物である。−従来、こ
のものの1m造方法として、隔膜竜解法寺が知られてい
るが、近年、原料として安価に入手出来、処理操作も容
易に行なえる塩化第二鋼による−のプリント配線熱板の
エツチング処理排液を用いる方法が注目され、その代表
例を示すと塩化第二銅を主成分とするエツチング処理排
液を金職銅と反応させて一定組成の塩化第一銅食塩水溶
液となし、これをアルカリで適当量中和した後熟成処理
する方法(特公昭57−21487号)が挙げられる。
しかしながら、この方法ではエツチング処理排液から塩
化第一銅食塩水溶液を生成する反応は(1)式で示され
、 αCu+04 + (1−α)Cu”C6十αGu0−
+ (1+α)CuOt(0くα≦1)・・・・(1) 該塩化第−帽食塩水溶液から生成する!11!酸化銅の
収量はエツチング処理排液蓋によって制限され、仮にエ
ツチング処理排液中の銅分が全量Cu0t2の場合(α
−1)でも生成する0uC4は最初の0uCt2の2倍
にとどまり、亜酸化銅の製造量は銅分の換算でエツチン
グ処理排液量の2倍以下に制限されるので原料のエツチ
ング処理排液が少量の場合には亜酸化銅の需要に追従す
ることが困難となり、さらにエツチング処理排液から塩
化第一銅食塩水溶液を得る前記(11式の反応4ヰ極め
て厳密に行う必要があり、若し反応が不十分で極〈微量
の0uOt2が残存しても勢酸化鋼の製品中に不純物と
して酸化鋼の黒色鋼が混在し品質を低下せしめ、又経時
安定性も損われる等の欠点がある。
本発明者等はこれ等の欠点を克服した優れた亜酸化鋼の
!#造方法を開発するために研究を行った結果、エツチ
ング処理排液を原料銅で還元し銅分を塩化第一銅とし、
次いで空気酸化して塩化第二鋼とし、更に原料銅で還元
して得られた一定組成の塩化第一銅食塩水溶液をアルカ
リで適当量中和した後ffi成処理すること(こよ′り
品質優秀で且つ一定な亜酸化鋼を経済的に製造し得るこ
とを見出し本発明の完成に至ったものである。
即ち、本発明は塩化第ニー水溶額を用いる鋼板のエツチ
ング処理排液を食塩の存狂下に原料鋼で還元し、該排液
中の一分のほとんどを塩化第一銅食塩水溶液とし、次い
で塩酸を加え菫気酸化して塩化第二銅溶液となし、更に
これを原料銅により還元することにより銅50〜100
 P/l 、食塩230へ2809/を及び遊離塩酸2
へ10 t/lの液組成を有する塩化第一銅食塩水溶液
を得、これをアルカリで銅分の0〜lO重量%が塩化第
一一として残存するように中和して沈殿を生成させ、次
いで高温、晟圧下で熟成処理することを特徴とする亜酸
化鋼の製造方法である0 不発明における塩化第二銅水溶液を用いる銅板のエツチ
ング処理排液(以下、エツチング処理排液と記す)は例
えば鋼のプリント配線基板のエツチングを行なった処理
R(であり、−常次の組成からなる。
Ou       0.064 ヘ200 W/1Ou
CAとして  0.1〜509/1OuOt2として 
 30〜300P/を遊離塩酸   3〜100 P/
1 NaptO〜50 f//l その他若干の有機?JL Ni、Zn、P(〕、イオン
寺が含まれる。
尤も・酸化銅を塩酸に溶解して人工的に製造したもの又
は各成分を上記組成になるように配合したものもエツチ
ング処理排液と同様に使用し得る。
本発明は先ず上記の組成を頁するエツチング処理排液を
食塩の存狂下で原料−で還元する。反応式で示すと(2
)式の通りである。式中αは0くα≦1である〇 αCu”O12+(1−α) Ou+Ct+αcu→(
i+α) Gu’0L−(2)エツチング処理排液  
原料銅塩化第−一食塩水溶液次に、これに塩酸を添加し
てi*塙塩酸2〜10f/1(pH<2)ζこなるよう
に調整しながら空気酸化し、塩化第二銅溶液とする。反
応式で示すと(3)式となる。
(1+α)Ou07+ (1+α))(Ot十(1+a
’/402−p(1+α)OuCt2+(1+a)/2
 H2O・・・(3) 更に、この塩化第二銅食塩水溶液を原料銅により還元し
て塩化第一銅食塩水溶液をする。反応式で示すと(4)
式となる〇 (1+α)CuO4+(1+α)Ou−+2(1+α)
CuOt・・・・(4)、ここで該塩化第一銅食塩水溶
液の組成をOu      50 ” 10011 /
 LNaCL     230〜2809 / L遊離
HGt    25109/l にm整して次いでアルカリで中和することにより水酸化
第1tl@を析出させ史にそれを常法により加熱熟成さ
せて曲酸化銅を製造する。
ここで従来法の反応式(11と本発明における反応式(
21〜(4)とを比較すると同一量のエツチング処理排
液から生成する塩化第一銅食塩水溶液は本発明にお′い
ては従来法の2倍量得られ、亜酸化銅量も同様に2倍量
得られることになる。
又、反応式(3)で示される酸化工程で酸化の程度を制
御することにより、反応式−4)で示される還元工程で
得られる0uO2生成量を調整することが出来る。例え
ば反応式(3)の酸化工程における酸化値を0とすると
0uCt2が生成しないので反応式(4)の反応が進行
せず、この場合に得られる0ust量は(1+α)とな
り従来法の反応式(1)と同一となる。
したがって本発明の方法では従来法と同一量のエツチン
グ処理排液を使用しても、反応式(3)の酸化工程の酸
化量を制御することにより得られる0uOL量を従来法
の1〜2倍の範囲で任意に調節することが出来る。
尚、反応式(2)の原料鋼による還元反応は連続する反
応式(3)の酸化工程及び反応式(4)の還元工程でエ
ツチング処理排液は完全に処理されるのでJI&密な反
応でなくてもよい。
次に本発明の実施態様を図面に基づいて説明する。図面
は本発明の実施態様の1例を示すフローシートである。
まず調合槽1にOu 13〜509/l、Na0t23
5〜28511/lの濃度にカるように2からエツチン
グ処理排液及び食塩を仕込み塩化銅食塩水溶液を調合す
る。この調合液をポンプPを経由してあらかじめ3より
投入された1京料鋼が充填されている鋼溶解槽4へ送入
し、原料銅の充填層を通過せしめて還元した後、オーバ
ーフロー口5を経て空気酸化槽6へ送入する。該空気酸
化槽6の底部に設けられた空気吹込ロアがら空気を吹込
み散気板8で微細な気泡に分散させ、気液接触により酸
化反応を行う。尚、この様な気液接触の手段は攪拌装置
を設けて空気を細かく分散させる方式前で何−)でもよ
く、理論量以上の酸素を常温〜80℃、好ましくは20
〜60Cにて、30分へ20時間通じることにより行う
。余剰空気は排気口9から系外へ排出する。又酸化反応
で消費される塩酸は10から214宜補充され1iii
ll塩酸蓋を2〜10 f/lの一走値に保つ様に例え
ば液のpHを測定することにより管理する。遊離塩酸濃
度が227を未満であるとオキシ塩化鋼が生成し好まし
くなく、10y7tをこえると必要量以上の塩酸が与圧
し排液処理の際に多量のアルカリを要し不経済である。
この際、これに相当するpH仙は大略2以下である。
次にこの酸化された塩化第二@@浴溶液ポンプにより、
あらかじめ11より投入された原料銅が充填されている
還元槽12へ送り還元反応を行いCu50〜1009/
l、Na01230〜2FIO9/L 、 1lFJ塩
酸2〜10 P/lの液組成を有する塩化第一銅食塩水
溶液を得る。この反応は塩化第二鋼が殆んど残存しない
ように完結させなければならない。
この塩化第−嗣食塩水溶液は空気と接触すると速やかに
塩化第二銅を生成するので還元槽12の底部に抜き出し
L]13を設け、常時槽内に滞溜する溶故により空気と
遮断する様にする。還元槽を還元条件に保つために不活
性ガスを不活性ガスホルダーより水封を経て封入し原料
銅と塩化第二銅液を接触させて室温〜沸点好ましくは4
0〜SOCにて反応させてもよい。ここで不活性ガスと
しては窒素ガスを代表例としてその他炭酸ガス、ネオン
、アルゴン、クリプトン等の1神父it 2柿以上を挙
げることができる。
この様にして得られた塩化第一銅食塩水溶液を中和槽1
4に送り、苛付アルカリを15から添加して含有銅分の
O〜10本t%が塩化第−嗣として残存するように中和
し水酸化第−鋼の沈殿を生濾過、洗浄、乾燥、粉砕し゛
C最終製品を得る。
調合槽1で調整される塩化銅食塩水溶液の組成をOu 
13〜50 f//l、NaCjL 235〜2859
/Lとする理由は還元)a12で得られる塩化第一銅食
塩水溶液の組成をCu 50〜100y/l、 NaC
3t230〜280 P/lとするのに必要なためであ
り、初1  期のCu 、 Na0t濃度を特定するこ
とにより最終的な塩化第一一食塩水溶液をコントロール
することができる。
本発明はエツチング処理排液を銅溶解工程、酸化工程、
還元工程の連に操作により塩化第一一食塩水浴液を得る
ことが出来る。誠会槽1で調整した塩化銅食塩水溶液を
連続的に銅浴解槽4に送液するが、この際送液速度は反
応式(21に示す反応が好ましくは約90%以上完結す
るように一節する必要があり、反応が90%木満の不十
分なときには還元槽12で得られる塩化第一一食塩水溶
液のOu 9 gが50〜100 f/lの1囲に達し
ない場合がある。したがつ°C1反応が不十分の場合に
は還元槽12に原料鋼を充分に充填し、ここで還元反応
を完結すれば殆んど問題はない。
又、上記銅溶解工程から酸化工程及び還元工種における
反応を連続して行うには空気酸化槽6における反応式(
3)で示される酸化反応が律速となる。
従って空気酸化槽6#こおける空気酸化後の液中のOu
+/ (Ou” + Cu−’ ) fi度の比がθ〜
1、好ましくは0.3〜0.9の任意の比率となる様に
調会槽1からの送液速度又は空気酸化槽6に吹込む窒気
量を調節する。+、m化銅の需要に対して原料のエツチ
ング処理排液か多量にある場合にはCuル((ju+十
Ou+)の比を低い値に保ち、逆にエツチング処理排液
が少量の場合にはlに近い商い値に保つ。
Ou”/(Ou  + Ou  )の比率は例えば酸化
還元電位を測定することにより求めることができる。
溶液中のOu濃度は温度により”C変動するが、実隙の
操作に際しては目標とする反応率に刻して過室1理ポイ
ントを定めればよい。
本発明に用いるエツチング処理排液の組成は、エツチン
グを行なった処理液をそのまま用いることが出来る。た
だしGum/、の濃度は莫気酸化をうけ順次Cu0t2
に斐化していることはある。
原料鋼としては電気鋼は勿論のこと電線クズ、銅板スク
ラップ、粗銅、銅製品クズのいずれも使用できる。
次に、前記の還元槽12で得られたaA50〜1009
/l、食塩230〜280 f/を及び遊離塩酸2〜1
09/lの液組成を有する塩化第−画素塩水溶液をアル
カリで中和して亜酸化鋼とする工程について絆述する。
坤ち塩化M−iI@(0uOt)と11 Q4 (Na
0L’ )よりなるり、 pha 0uCt・2Na(
3t の食塩水溶液をアルカリで銅分の0〜10慮量%
が塩化第−嗣とし°C残存するように中和し、つまり塩
化第−座食塩水溶液の銅分り90〜100iiJt%を
中和し、水酸化第一銅の沈殿を生成させ、次いで1.5
〜10縁/−1130〜180℃、5〜30時間の尚温
、市1圧下で熟成処理を施し結晶成長をはかり亜酸化銅
を製造する。
中和するアルカリはNaOH、Na2Cogを用いるこ
とが、価格的にも効果的にも望ましい。cu20を製造
する場会Ou分の0〜10止量%が0u07として残る
様に添加する4、アルカリヲ過剰に加えた4@rは最終
的に得られるcu、 Oが黄色となり品質が劣り、アル
カリが少ない場合は鯛の収量が低下する◇これをアルカ
リとして苛性ソーダを採用した場合を例として化学式で
示せば次の(51、(61式の如くなる。
0uOL + NaOH→0uOH+ Naot・・・
・(51熟成処理 20uOH−−−→cu20 +H20・・−−−(5
1ここでの中和では中和時の液温によって示されるpH
,oaは異なるが、中和度卸ち塩化第一一食塩水溶液の
銅分の何束量%を中和するかの度合を一定にすれば中和
した後沸騰させた液のpHはほぼ一定となる。塩化第一
一食塩水溶液の銅分の0〜103[i%が塩化第一一と
し°C残存するように中和した後沸騰させた液のpHは
大体6.5’−8,5となる。従って中和度は中和後沸
騰させた液のpHによって調整することも可能であるが
沸騰時間が長くなればpHは逐次下るので操業上は塩化
第一銅食塩水溶液の銅分を測定し、そのθ〜10里量%
が塩化第一銅として残浮するに足るアルカリを加えて中
和する方が一適確である。尚^温熟成後のpHは5.0
〜6.7の弱酸性となる。中和度は塩化第一銅食塩水溶
液の液組成並びに後の熟成処理条件と相俟って製品たる
亜酸化鋼の物性例えば粒度分布、平均粒径、粒子形状、
吸油量、沈降体槙延いては色調、船底塗料として使用す
る場合の銅分の溶出速度等に影臂し本発明では不可欠の
要件の一つである。
亜酸化鋼は前述した通り棟々の出逢を有する正方晶形の
結晶形をした化@−物で、その出逢に応じた逸亘の物性
が要5Rされるのであるが、通常は粒度分布の均一な、
平均粒径1〜4μ程度の赤色系のもので、しかも船底塗
料として使用する場合には塗料のビヒクルとの相互関係
にもよるが銅分が10μ9 /c、tn 7日以上の溶
出量を示すものが要求されるものである。
そこでこれらの亜酸化鋼の物性と本発明の構成、換言す
れば製造条件との関連につき言及すれば、塩化第一銅食
塩水溶液の組成を緻密に調整することは中和度と熟成処
理条件と関連して製品の品實を均−Gこするために極め
て血要なことである。即ち本発明においては銅濃度50
〜100 P/l。
食塩濃°度230〜2ROP/’を及び遊離塩酸濃度2
〜t o p7tの一足の組成が要求される0鋼製度5
0P/1未満では製品の収fMは当然とはいえ粒度が大
となる軸間があり、i o o y7tより大では塩化
第一銅自体の沈殿が生じ操業上支障を来たすだけでなく
製品粒度が小さくなる軸間があって好ましくないもので
ある。食塩濃度230j’/を未洒では塩化第一銅の沈
殿を生ずることがあり操業上問題があり、28.09/
lより鍼濃度では製品粒度が大となる軸間があり刊食塩
の沈殿が生じ取扱い上好ましくない。a離塩酸濃度につ
いては2 P/を以上あれはオキシ塩化銅の生成を防止
し塩化第一一食塩水溶液の安定化に役立つので差交えな
いのであるが極端な商濃度は排液処理の際多量のアルカ
リを要し不経済である。従って上限については109/
を程度で充分であるo?Xに中和度については塩化第一
銅を100X中和して反応を完結すれば製品収量上、未
反応塩化第一銅の回収及び排液処理上の煩雑さもなく好
ましいのであるが、iooに中和した場合は製品粒度が
微細なものとなり一定の目的に用迩は限られてくる。
111」ちより好ましくは塩化第一銅の銅分の3〜10
n、i%が残存するように中和するのが良い。しかし、
O〜3凰量%が残存するように中和させて製造した亜酸
化鋼の製品も前述の如く一定の目的の出逢には自効であ
る。10皇量%より□多く残存する場会侠8゛すれば中
和度が低すぎる場合は製品粒子の生長が早く粒度分布が
不揃いになる41回があるうえ塩酸とアルカリの消vt
電が多く操業短が低下し不利となる。吏に熟成処理条件
との関係についても1.5〜10Kf/Cmt7)4G
囲の圧力下で加熱し結晶成長をはかることが必要であり
加熱温度、時間については圧力に応じ130−180℃
、5へ30時間の範囲でホ′i途驚すべきである。史に
その際に塩化第一一の存在下に加熱熟成することは非常
に好ましい。一般には製品粒度に及ぼす影響は加熱時間
の万が加熱温度に比べて大で5時間未満では微細となり
30時間より大では結晶が成長しすぎ不都合であり、1
30℃未満では微細となり180℃より大では結晶が大
きくなる軸間がめる。もつとも加熱温度と時間について
は一定の相関関係があり、温度が低い場合には長時間の
加熱を要すがI!1]温度の場合にはそれ秒時間の短縮
は出来ないものである。以上の塩化第−m*塩水溶液の
液組成、中和度及び熟成処理0条件は相互に関連するた
め、目的物たる亜酸化鋼の要求される物性に応じ上記範
囲内でそれぞれの一定値を採用することが恵要である。
本発明においては一定紺成を有する塩化第一一食塩水溶
液をアルカリで一定量中和し水酸化第一一の沈殿を生成
させ、次いで熟成処理するのであるが、この際燃料節約
のために母液を約 /3〜1/4に減らして熟成処理し
てもかまわないし、母液と共に部ち中和反応に引続い゛
C熟成処理しても差支えないものである。実際の操業で
は熱量節約のために前者の方が有利である〇 熟成処理した後は、沈kRs分を分離し洗浄工程へ移す
。洗浄工程では水洗した後、常法に従い、例えば糖類、
多価アルコール類、ゴム、膠、ペプトン、カルボン@類
、フェノール類、パラフィン等の一柿又は二神以上で酸
化防止処理を施し、次いで濾過、乾燥、粉砕して製品と
するのである。
かくして本発明においては粒度が一足均一でしかも鮮腫
な商純度亜鹸化鋼を収率よ〈製造することができる。
東に本発明の方法は原料としてエツチング処理排液を用
いる従来法に比べC次の様な利点を有する0 (1)  同−景のエツチング処理排液から生成する塩
化第一銅食塩水溶液は本発明においては従来法の2倍前
得られ、従って亜酸化鋼も2倍量得ることができるので
、エツチング処理排液が少量の場合でも亜酸化銅の箭要
に追従することができる。
(2)  エツチング処理排液を処理する処理の工程に
おいて、空気酸化工程の酸化量を制卸することにより得
りれる亜酸化鋼量を従来法の1〜2倍の範囲で任意に調
節することができ、製造管理]     が容易である
(3)  エツチング処理排液はw@浴解工程で十分に
処理されなくても後続の酸化工程及び還元工程で完全に
処理されるので原料処理の初期反応の厳密性を・要求さ
れない。
L4)  無機化学反応を生体とした各工程を連続的に
操業することかで゛きるので、反応自体の管理を容易に
行うことがでさると共に製造コストを低減することもで
きる。
次に、実施例及び比較例により本発明をさらに具体的に
況明する。
実施例1゜ 図面に示すフローシートからなる装置を用いて亜酸化銅
を得た。
塩化第ニー水溶液を利用したプリント基叡のエツチング
工程からでるエツチング処理排液として次の組成を有す
る欲がある。
CuO139/1 CuO421259/を 遊離塩酸  50 9/L 但し、0uOLは第一銅イオンとしてのa L、0uO
2゜は第二銅イオンとしての濃度を示す。(この濃度表
示は以下のCurl及びcuat2  においても同様
とする。) この塩化銅水溶液を食塩及び水と共に調倉槽に仕込み次
の組成の塩化銅食塩水溶液を調曾した。
0uOtO,36P/L CjuOt2    15  9/を 遊離塩酸  6   f/l Na、C1,2359/4 この塩化銅食塩水浴液を1t/分の供給景で連続的に上
記装置に送液した。
まず、この液を忙属−(1〜571L/、L径銅線)を
10階充填した銅溶解槽に消費される金属鋼を補充しつ
つ通過させた後、オーバーフローした液を容ytooz
の空気酸化槽へ送り、35%塩酸を添加しつつpH1,
0に保ちながら底部から圧縮空気を60 N7/分、0
.2 Kf/cnr (G)の割合で吹込み、散気板で
分散させた微細な気・泡と気液接触させて酸化した。続
いて金属鋼(1−”5−ゎ径−線)を10Kt充填した
還元槽に消費される金属鋼を補充しつつ通過させて塩化
第一銅食塩水溶液を得た。
銅溶解槽、空気酸化槽及び還元槽において各々処理され
た後の液組成を笛1表に示す0次に、この塩化第一銅食
塩水溶液15Aを屋素ガスを充満して菫気を遮断した中
和槽に入れ、遊離塩酸を中和し更に銅分の95%を中和
する壷こ必要なアルカリとして50%苛性ソーダ水溶液
9929を加えて中和したところ水酸化第一銅の沈殿か
らなる微粉末スラリーをイ44た。このスラリーのpH
は7.2であった。次にこれの全量を熟成処理槽に棧し
て密閉し、140C,1,83KF/偽加熱加圧状態で
8時間熟成させた後、濾過、水洗、乾燥して平均粒径1
.7μの粒度の煽った尚品賀の亜酸化銅887ノを得た
この!e酸酸化金JISK5630で示す配合で船底塗
料として防錆塗料を塗布した鉄板に塗布したがその性能
も極めて俊秀でめった。
実施例2 実施例1と同様の組成を有するエツチング処理排液に食
塩及び水を加えて次の組成の塩化銅賞塩水溶液を調合し
た。
CuC4O,6f/1 OuGL2       25    V/を遊離塩@
   10 9/’I Na(3t       260  9/Lこの塩化銅
食塩水溶液を0.7t1分の供給量で連続的に実施例1
と同一の装置を用いて、同様の条件で処理して塩化第−
銅食垣水溶液を得た。第1表に銅溶解槽、2ff!気酸
化槽及び還元槽において各々処理された後の液組成を示
す。
次に、この塩化第−銅賞塩水溶液1.51を窒素ガスを
充満して空気を遮断した中和槽に入れ、遊離塩酸を中和
し四に銅分の95%を中和するに必要なアルカリとして
50%苛性ソーダ水溶液1619Fを加えて中和したと
ころ水酸化第一銅の沈殿からなる微粉木スラリーを得た
このスラリーのpHは7.5であった。次にこれの全量
を熟成処理4aに移して密閉し、140℃、1.83に
g / anの加熱加圧状態で12時間熱熟成せた後、
濾過、水洗、乾燥して平均粒径り、 6μの粒度の翻っ
た茜品賀の亜酸化銅1447Fを得た。
この・亜酸化銅は実施例1のものとほぼ同じ形状を示し
、船底塗料用の防錆剤として優秀なものである。
第  1  表 注 各組成分の濃度は全てy7tである。
比較例1゜ 実施例1と同様の組成のエラテン夛処理排液に、霊場及
び水を加えて実施例2と同様の組成を有する塩化銅食塩
水溶液15tを両会した。これを銅゛溶解槽、空気酸化
槽の工程を経由せず、窒素ガスで充満して空気を遮断し
た槽内で、盆@銅と充分に接触させ、次の組成の塩化第
一銅食塩水溶液15tを得た。
Gust     50.6  ’I/luat2− #*塩師  10 9/1 NaOt260 11/L 次に、この全量を実施例2と同様にして遊蹄塩酸および
一分の95にを苛性ソーダで中和し、熟成し、d過、水
洗、乾燥して平均゛粒径1.75μの粒度の揃った高品
賀の亜酸化銅粉末sit、9pを得た。中和に要した5
0%苛性ソーダは1237)、スラリーのpHは7.5
であった。ここで亜酸化銅の収量は実施例2と比較して
約7L7Bである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様の1例を示すフローシートであ
る。 1・・・調合Iw     12・・・還元槽4・・・
銅溶解槽   14・・・中和槽6・・・空気酸化Pk
  16・・・熱成処理槽出 願 人  日本化学工業
株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)塩化第二銅水溶液を用いる銅板のエツチング処理排
    液を食塩の存狂下に原料鋼で還元し、該排液中の銅分の
    ほとんどを塩化第−鋼食塩水溶液とし、次いで塩酸を加
    え空気酸化して塩化第二銅溶液となし、更にこれを原料
    銅により還元することにより、銅50〜i o o y
    7t 、食塩230〜2 g Of!/を及び遊離塩M
    2へ10 Vtの液組成を有する塩化第一銅食塩水溶液
    を得、これをアルカリで銅分の0〜10車量%が塩化第
    一銅として残存するように中相して沈殿を生成させ、次
    いで調温、高圧下で熟成処理することを特徴とする亜酸
    化鋼の製造方法。 2)塩化第二銅水溶液を用いる銅板のエツチング処理排
    液として、銅13〜s o y7t 、食塩235〜2
    859/lの液組成に調合したものを用゛いる特許請求
    の範囲第1Jj4記載の亜酸化鋼の製造方法。 3)塩化第二銅水溶液を用いる銅板の、エツチング処理
    排液中の銅分の少なくとも90%を塩化第一一食塩水溶
    液とする特許請求の範囲第1JJI又は第2項記載の亜
    酸化鋼の製造方法。 4)空気酸化して塩化第ニー溶液となす際に、液中のO
    u+/ (Ou″+十〇u″)濃度の比が0.3〜0.
    9の範v5迄窒気酸化する特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれか1項記載の亜酸化鋼の製造方法◇
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