JPH01151217A - プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法 - Google Patents

プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法

Info

Publication number
JPH01151217A
JPH01151217A JP30952787A JP30952787A JPH01151217A JP H01151217 A JPH01151217 A JP H01151217A JP 30952787 A JP30952787 A JP 30952787A JP 30952787 A JP30952787 A JP 30952787A JP H01151217 A JPH01151217 A JP H01151217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prepreg
layer
coil
wound
interlayer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30952787A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sugiyama
満 杉山
Makoto Morita
誠 森田
Junya Tokuda
徳田 順也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP30952787A priority Critical patent/JPH01151217A/ja
Publication of JPH01151217A publication Critical patent/JPH01151217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分舒 本発明はプリプレグ方式によるモールドコイルの成形方
法に関し、特に製作期間の短縮化を達成し得るよう工夫
したものである。
B、 発明の概要 本発明は、コイルとともに内層、層間及び外層プリプレ
グを巻回し、これらのプリプレグを加熱硬化させて形成
するモールドコイルの成形方法において、コイルの両端
に隣接する位置にプリプレグを巻回し、このプリプレグ
を前記内層、層間及び外層プリプレグとともに加熱硬化
してフィラ部を形成することにより、1回の加熱硬化工
程で非注型成形方式によるモールドコイルを作製し得る
ようにしたものである。
C0・従来の技術 乾式モールド変圧器用コイルの非注型成形方法としてプ
リプレグ方式が知られている。
このプリプレグ方式とは、ガラスフセス、ポリエステル
不織布、アラミツド紙、ポリエステルフィルム等に樹脂
を塗布・含浸させ、半硬化状態にした材料であるプリプ
レグを巻線の巻回時に巻回し、その後加熱硬化させるモ
ールドコイルの成形方法である。
更に評言すると、第5図に示すように、巻枠1の外周面
には内層プリプレグ2が巻回されており、この内層プリ
プレグ2の外周面にコイル3が複数層(図では4層)巻
回されるのであるが、このコイル3の巻回の際このコイ
ル3の各層間には層間プリプレグ4を巻回するとともに
最外周には外層プリプレグ5を巻回している。乙のとき
、コイル3の上下両端(図では左右両端)の近傍部分に
は、これら上下両端と内層プリプレグ2及び外層プリプ
レグ5の端面を含む面との間の空間(この空間をフィラ
部と称す)が形成されるが、この空間には液状樹脂6を
充填している。
即ち、従来技術においては内層プリプレグ2、層間プリ
プレグ4及び外層プリプレグ5の加熱硬化後にこれらプ
リプレグ2,4.5と一体となったコイル3を立てて一
方のフィラ部に液状樹脂6を充填し、この液状樹脂6 
 −を加熱硬化させた後、前記コイル3を逆転して他方
のフィラ部に液状樹脂6を同様に充填し、加熱硬化させ
ていた。
0.5@明が解決しようとする問題点 上述の如〈従来技術においてはフィラ部を液状樹脂6の
充填により形成していたので、プリプレグ2,4.5の
加熱硬化工程の他にコイル3の両端部における液状樹脂
6の加熱硬化を2回行なわなければならず、その分この
種のモールドコイルの製作に多大な時間を要していた。
本発明は、上記従来技術に鑑み、フィラ部も含め1回の
加熱硬化工程で所定のモールドコイルを作成し得るプリ
プレグ方式によるモールドコイルの成形方法を提供する
ことを目的とする。
E、 問題点を解決するための手段 上記目的を達成する本発明の構成は、内層プリプレグを
介して巻枠に巻回されるとともに最外層に外層プリプレ
グが巻回されるコイルの層間に層間プリプレグを巻回し
、これら内層、層間及び外層プリプレグを加熱硬化させ
て形成するモールドコイルの成形方法において、コイル
の両端に隣接する位置にプリプレグを巻回し、このプリ
プレグを前記内層。
層間及び外層プリプレグとともに加熱硬化してフィラ部
を形成する工程を含むことを特徴とする。
F、  作    用 ・上記構成の本発明によれば、フィラ部もプリプレグを
巻回して形成したので、内層、層間及び外層プリプレグ
とともに1回の加熱硬化工程によりモールドコイルを作
製し得る。
G、実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。な
お従来技術と同一部分には同一番号を付す。
第1図に示すように巻枠1の両端部には支持部材7が夫
々固着されておりこれら支持部材7に夫々螺合するボル
ト8により、円環状に形成されて巻枠1に嵌め込まれて
いる押え板9の軸方向の位置を規制するようになってい
る。
かくて、先ず押え板9間で巻枠1の外周面に内層プリプ
レグ2を巻回し、その後内層プリプレグ2の外周面にコ
イル3の最内層である第1層を巻回するとともに、この
コイル3の図中左右両端部に隣接するこれら左右両端部
と押え板9の内端面との間にコイル3の第1層の外周面
と直−になる迄プリプレグ10を幾重にも巻回してフィ
ラ部を形成する。このフィラ部のプリプレグ10は軸方
向にづれないよう樹脂量が50重量%以上でレジンフロ
ー性が10%以下のものを選ぶ。続いてコイル3の第1
層の外周面に層間プリプレグ4を巻回する。
以下同様にしてコイル3の第2N1〜最外層である第4
層迄を巻回し各層間及び最外層に層間プリプレグ4及び
外層プリプレグ5を巻回するとともにコイル3の両端部
に隣接する位置にプリプレグ10を巻回してフィラ部を
形成する。
か(て、外層プリプレグ5を巻回した後、全体を加熱す
る。このことによりフィラ部のプリプレグ10は内層プ
リプレグ2、層間プリプレグ4、外円プリプレグ5とと
もに硬化しモールドコイルが成形される。このモールド
コイルを第2図に示す。
このときコイル3が巻枠1の径方向に対し斜めになって
いる場合には、第3図に示すように、コイル3の端部に
テーパ部が形成されるが、このテーパ部には充填用の絶
縁物11をつめておく。なお図中3aはコイル3の引出
口である。
かかる本実施例によれば1回の加熱硬化でコイル3の両
端部のフィラ部を形成し得る。
なお、前記実施例においては層間プリプレグ4の両端部
をロイル3の両端部よりも直線的に突出させたので、フ
ィラ部を形成するプリプレグ10は2種類の幅のものを
用意しなければならないが、第4図に示すように層間プ
リプレグ4の両端部をコイル3の端部に沿うよう折り曲
げても良く、この場合にはコイル3の端部における絶縁
が強化されるばかりでなく、1種類の幅のプリプレグ1
0をコイル3の第1Jllから第4層の両端に隣接する
部分に集中的に巻回すれば良い。したがって、第4図に
示す場合には前記実施例よりもフィラ部形成の際の作業
性が更に向上する。
Ho 発明の効果 思上実施例とともに具体的な説明したように、本発明に
よれば1回の加熱で内層2層間及び外層プリプレグとと
もにコイル両端に隣接して巻回されたプリプレグも硬化
させることができ、1回の加熱硬化工程でコイル両端部
のフィラ部も形成することができるので、製作期間を大
幅に短縮し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例方法を示す縦断面図、第2図は
その方法により作製されるモールドコイルを示す縦断面
図、第3図は第1図の右端部を示す部分平面図、第4図
は本発明の他の実施例方法により得るモールドコイルの
右端部を示す縦断面図、第5図は従来技術を示す縦断面
図である。 図  面  中、 1は巻枠、 2は内層プリプレグ、 3はコイル、 4は層間プリプレグ、 5は外層プリプレグ、 10はプリプレグである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内層プリプレグを介して巻枠に巻回されるとともに最外
    層に外層プリプレグが巻回されるコイルの層間に層間プ
    リプレグを巻回し、これら内層、層間及び外層プリプレ
    グを加熱硬化させて形成するモールドコイルの成形方法
    において、コイルの両端に隣接する位置にプリプレグを
    巻回し、このプリプレグを前記内層、層間及び外層プリ
    プレグとともに加熱硬化してフィラ部を形成する工程を
    含むことを特徴とするプリプレグ方式によるモールドコ
    イルの成形方法。
JP30952787A 1987-12-09 1987-12-09 プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法 Pending JPH01151217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30952787A JPH01151217A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30952787A JPH01151217A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01151217A true JPH01151217A (ja) 1989-06-14

Family

ID=17994085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30952787A Pending JPH01151217A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01151217A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10323099A1 (de) * 2003-05-19 2004-12-30 Siemens Ag Verfahren zum Herstellen einer Wicklung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10323099A1 (de) * 2003-05-19 2004-12-30 Siemens Ag Verfahren zum Herstellen einer Wicklung
DE10323099B4 (de) * 2003-05-19 2005-08-11 Siemens Ag Verfahren zum Herstellen einer Wicklung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01151217A (ja) プリプレグ方式によるモールドコイルの成形方法
JPH04278504A (ja) 樹脂モールドコイルとその製造方法
JPH0333045A (ja) らせん状凹部付繊維強化樹脂線条体の製法
JP2777238B2 (ja) モールドコイルの製造方法
JPS6331379Y2 (ja)
JPS645450B2 (ja)
JPS6257084B2 (ja)
JPS60130323A (ja) 釣竿用積層管の成形方法
JPH0564019B2 (ja)
JPS6151811A (ja) 樹脂モ−ルドコイル
JPS6339950Y2 (ja)
JPS58123704A (ja) 樹脂含浸モ−ルドコイル
JPH0367638A (ja) Frpパイプの製造方法
JPS5842214A (ja) 合成樹脂モ−ルドコイルの製造方法
JPH0215377B2 (ja)
JPS63172415A (ja) 樹脂モ−ルドコイルの製造方法
JPS6035811B2 (ja) 電気機器の製造方法
JP3014402B2 (ja) 繊維強化プラスチツクパイプ及びその製造方法
JPS63142623A (ja) 乾式変圧器巻線の製造方法
JPH0352203B2 (ja)
JPS5842213A (ja) 合成樹脂モ−ルドコイルの製造方法
JPH0278532A (ja) 釣竿の成形方法
JPH02307734A (ja) Frp製ビームの製造方法
JPS59181011A (ja) 樹脂含浸モ−ルドコイルの製造方法
JPS5842216A (ja) 合成樹脂モ−ルドコイルの製造方法