JPH02307734A - Frp製ビームの製造方法 - Google Patents

Frp製ビームの製造方法

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JPH02307734A
JPH02307734A JP1129807A JP12980789A JPH02307734A JP H02307734 A JPH02307734 A JP H02307734A JP 1129807 A JP1129807 A JP 1129807A JP 12980789 A JP12980789 A JP 12980789A JP H02307734 A JPH02307734 A JP H02307734A
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JP
Japan
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filament winding
sandwich
resin
layer
winding layer
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JP1129807A
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Inventor
Katsuharu Okanda
大神田 克治
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は軽量の構造材料として使用されるFRP製ビ
ームの製造方法に関するものである。
[従来の技術〕 第3図は従来のFRP製ビームの製造方法を示す斜視図
である。図において、(1)はコア材、(2)は内層材
、(3)はフィラメントワインディング層、(4)は外
層材、(10)はサンドイッチ材、 (11)はビーム
である。
第3図の製造方法は、コア材(1)の上下両面に内層材
(2)を重ねたサンドイッチ材(10)の外周に、フィ
ラメントワインディング層(3)が形成され、その上下
両面に外層材(4)が重ねられビーム(11)を製造す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに上記第3図の製造方法においては、FRPの軽
くて強度が高いという利点を生かすため、コア材(1)
として通常ハニカムコアが使用されているが、ビーム(
11)の断面寸法が大きくなると、ハニカムコアの凹凸
により、側面の繊維が乱れて、繊維配向の精度が落ち、
これにより強度、剛性が低下するとともに、外観が悪く
なるという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためのもので、強度、
剛性が大きく、′かつ外観が優れたFRP製ビームが得
られるFRP製ビームの製造方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のFRP製ビームの製造方法は、コア材の上下
両面に内層材を重ねてサンドイッチ材を形成し、このサ
ンドイッチ材の外周に樹脂を含浸したフィラメントワイ
ンディング層を形成し、このフィラメントワインディン
グ層を形成したサンドイッチ材の側面に一方向材プリプ
レグを形成し、樹脂を硬化させるFRP製ビームの製造
方法である。
〔作 用〕
この発明のFRP製ビームの製造方法においては、コア
材の上下両面に内層材を重ねてサンドイッチ材を形成し
、このサンドイッチ材の外周に樹脂を含浸したフィラメ
ントワインディング層を形成し、さらにその側面に一方
向材プリプレグを配置し、樹脂を硬化させてFRP製ビ
ームを製造する。この場合、製造に際してフィラメント
ワインディングのためのマンドレルは不要である。
こうして製造されたビームはフィラメントワインディン
グ層における繊維が連続しているとともに、内部にサン
ドイッチ材があるため、強度は大きくなる。
またフィラメントワインディング層を形成したサンドイ
ッチ材の側面に一方向材プリプレグを配置して樹脂を硬
化させることにより、フィラメントワインディング層が
一方向材プリプレグに馴しんが状態で、一体内に硬化で
きるため、硬化後の繊維の乱れがなく、ミスアライメン
トによる強度、剛性の低下がなく、外観も優れたものと
なる。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明の一実施例により製造したビームの斜
視図、第2図(A)〜(E)は製造方法における各工程
の斜視図であり、図において、第3図と同一符号は同一
または相当部分を示す。ビーム(11)はコア材(1)
の上下両面に内層材(2)を重ねたサンドイッチ材(1
0)にフィラメントワインディング層(3)が形成され
、その上下両面に外層材(4)、また側面に一方向材プ
リプレグ(5)が重ねられた構造となっている。
FRP製ビームの製造方法は、まず第2図(A)に示す
ように、コア材(1)の開口側の上下両面に内層材(2
)を重ねてサンドイッチ材(10)を形成する。次に(
B)に示すように、フィラメントワインディング法によ
りサンドイッチ材(10)の外周に、ワインディングマ
シンのデリバリアイ(12)を通して樹脂を含浸させな
がら繊維(13)を巻付けて、樹脂を含浸したフィラメ
ントワインディング層(3)を形成する。続いて(C)
に示すように、フィラメントワインディング層(3)の
上下に外層材(4)を重ね、側面に一方向材プリプレグ
(5)を重ねて複合材(14)を形成する。この複合材
(14)をCD)に示すように成形型(15)に挿入し
、加熱加圧して樹脂を硬化させ、(E)に示すビーム(
11)を製造する。この場合フィラメントワインディン
グはサンドイッチ材(10)の外周に行うので、マンド
レルは不要であり、特に大形のビーム(11)の製造に
適している。
こうして製造されるビーム(11)はフィラメントワイ
ンディング層(3)の繊維(13)が連続しているため
、強度特にねしりに対する強度が大きい。またフィラメ
ントワインディング層(3)の内側にサンドイッチ材(
10)があるため、上下面に対してせん断力が均一にか
かり、強度が大きくなる。外層材(4)があると強度は
さらに大きくなるが、なくてもよい。またフィラメント
ワインディング層(3)が形成されたサンドイッチ材(
10)の側面に一方向材プリプレグ(5)が配置されて
いるため、フィラメントワインディング層(3)と一方
向材プリプレグ(5)が馴じみ、この状態で硬化される
ので、成形型(15)に挿入され加圧硬化されたのちも
フィラメントワインディング層(3)の繊維の乱れがな
く、このためミスアライメントによる強度、剛性の低下
がなく、外観も優れたものになる。
なお、以上の説明において、ビーム(11)の形状は図
示のものに限らず、任意に選択することができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、コア材と内層材からなるサンドイッ
チ材の外周にフィラメントワインディング層を形成し、
その側面に一方向材プリプレグを形成するようにしたの
で、芯材を有しかつ繊維が連続しており、このため強度
の大きいFRP製ビ−ムがマンドレルを使用することな
く製造できる。
また一方向プリプレグがフィラメントワインディング層
と馴じんだ状態で硬化され、側面の繊維が乱れないため
、強度、剛性とも向上し、外観も優れたものになるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例により製造したビームの斜視図、第2図
(A)〜(E)はその製造方法における各工程を示す斜
視図、第3図は従来法の斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、(1)
はコア材、(2)は内層材、(3)はフィラメントワイ
ンディング層、(4)は外層材、(5)は一方向材プリ
プレグ、(10)はサンドイッチ材、(11)はビーム
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コア材の上下両面に内層材を重ねてサンドイッチ
    材を形成し、このサンドイッチ材の外周に樹脂を含浸し
    たフィラメントワインディング層を形成し、このフィラ
    メントワインディング層を形成したサンドイッチ材の側
    面に一方向材プリプレグを形成し、樹脂を硬化させるこ
    とを特徴とするFRP製ビームの製造方法。
JP1129807A 1989-05-23 1989-05-23 Frp製ビームの製造方法 Expired - Lifetime JPH0741682B2 (ja)

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JPH0741682B2 JPH0741682B2 (ja) 1995-05-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50154387A (ja) * 1974-04-25 1975-12-12
JPS63144037A (ja) * 1986-12-08 1988-06-16 Mitsubishi Electric Corp Frp製ビ−ムの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50154387A (ja) * 1974-04-25 1975-12-12
JPS63144037A (ja) * 1986-12-08 1988-06-16 Mitsubishi Electric Corp Frp製ビ−ムの製造方法

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JPH0741682B2 (ja) 1995-05-10

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