JPH04151232A - 繊維強化プラスチック製角パイプの製造方法 - Google Patents

繊維強化プラスチック製角パイプの製造方法

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JPH04151232A
JPH04151232A JP2275599A JP27559990A JPH04151232A JP H04151232 A JPH04151232 A JP H04151232A JP 2275599 A JP2275599 A JP 2275599A JP 27559990 A JP27559990 A JP 27559990A JP H04151232 A JPH04151232 A JP H04151232A
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JP
Japan
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resin
square pipe
preform body
frp
fiber
Prior art date
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Application number
JP2275599A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kawakami
和夫 川上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、人工衛生構造部品のような軽量構造部材な
どに使用される繊維強化プラスチック(以下、FRPと
いう)製の角パイプの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来のFRP製角パイプの製造方法を示すプリ
フォーム体の斜視図、第4図は硬化状態を示す成形型の
断面図、第5図は製造されたFRP製角パイプの断面図
である。図において、(1)は角形の芯材、(2)はこ
の芯材(1)の周囲に巻付けられたプリフォーム体で、
強化繊維(3)を90°および±45°の方向に何層に
も巻付けた後樹脂(4)を含浸させたり、または樹脂(
4)を含浸させた強化繊維(3)を何層にも巻付けたり
、あるいはクロス状の強化繊維(3)に樹脂(4)を含
浸させて半硬化状にしたプリプレグを何層にも巻付けて
形成される。
(5)はプリフォーム体(2)を硬化させて成形するた
めの成形型、(6)は成形された角パイプである。
従来の角パイプ(6)の製造方法は、まず第3図に示す
ように、角形の芯材(1)の周囲に、フィラメントワイ
ンディング法により強化繊維(3)を何層にも巻付けた
後樹脂(4)を含浸させたり、または樹脂(4)を含浸
させた強化繊維(3)を何層にも巻付けたり、あるいは
強化繊維(3)に樹脂(4)を含浸させたプリプレグを
何層にも巻付けて、プリフォーム体(2)を形成する。
次いで第4図に示すように、プリフォーム体(2)を成
形型(5)内に装填し、常温あるいは加熱下にプレスす
ることにより、樹脂(4)を硬化させる。そして成形体
を成形型(5)から取出し、芯材(1)を除去すること
により、第5図に示すような角パイプ(6)を得る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のFRP製角パイプの製
造方法においては、フィラメントワイディング法などに
より1強化繊維(3)やプリプレグを芯材(1)の外周
に何層にも巻付けてプリフォーム体(2)を形成するた
め、厚肉になるに従って、プリフォーム体(2)の外周
のエツジ部(2a)は丸味が形成される。そしてこのよ
うなプリフォーム体(2)を成形型(5)に装填し、プ
レスして樹脂を硬化させると、得られる角パイプ(6)
のエツジ部(6a)には樹脂部(7)が形成される。こ
の樹脂部(7)は他の部分と色が異なるため外観が劣り
、気泡を巻込んだり、硬化収縮や熱による伸縮により割
れやすく、強度が低いなどの問題点がある。
この発明は上記のような従来法の問題点を解決するため
になされたもので、樹脂のみからなる樹脂部の発生を防
止でき、強度および外観的に優れたFRP製角パイプを
製造することができる製造方法を得ることを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次のFRP製角パイプの製造方法である。
(1)角形の芯材の周囲に強化繊維またはプリプレグを
巻付けて、強化繊維および樹脂からなるプリフォーム体
を形成し、このプリフォーム体のエツジ部に横断面ほぼ
三角形状の予め硬化させた繊維強化プラスチック材を配
置した状態で成形型に装填し、プレスにより樹脂を硬化
させる繊維強化プラスチック製角パイプの製造方法。
(2)角形の芯材の周囲に強化繊維またはプリプレグを
巻付けて、強化繊維および樹脂からなるプリフォーム体
を形成し、このプリフォーム体のエツジ部に未硬化の繊
維強化プラスチック材を配置した状態で成形型に装填し
、プレスにより樹脂を硬化させる繊維強化プラスチック
製角パイプの製造方法。
〔作 用〕
この発明のFRP製角パイプの製造方法においては、ま
ず角形の芯材の周囲に5フイラメントワインデイング法
等により、強化繊維を何層にも巻付けた後樹脂を含浸さ
せたり、または樹脂を含浸させた強化繊維を何層にも巻
付けたり、あるいはクロス状の強化繊維に樹脂を含浸さ
せたプリプレグを何層にも巻付けて、プリフォーム体を
形成する。
こうして形成されるプリフォーム体は、積層数が多くな
って厚肉になると、エツジ部に丸味が形成される。そこ
で予め硬化させた横断面ほぼ三角形状のFRP材、また
は樹脂を含浸させた繊維束やプリプレグ等の未硬化のF
RP材を、プリフォーム体のエツジ部に配置して成形型
に装填し、常温または加熱下にプレスして樹脂を硬化さ
せ、FRP製角パイプを製造する・ こうして製造されるFRP製角パイプは、プリフォーム
体のエツジ部に配置した既硬化のFRPが、プリフォー
ム体の樹脂の硬化により一体化し、また未硬化のFRP
材は樹脂の硬化によりプリフォーム体と一体化し、エツ
ジ部にもFRP部が形成され、樹脂のみからなる樹脂部
は形成されない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は実施例における硬化状態を示す成形型の断面図
、第2図は製造されたFRP製角パイプの断面図であり
、図において、第3図ないし第5回と同一符号は同一ま
たは相当部分を示す、 (11)はFRP材で、予め硬
化させた横断面ほぼ三角形状のFRP片でもよく、また
未硬化のFRP材でもよい。未硬化のFRP材としては
、樹脂(4)を含浸させた強化繊維(3)の束のほか、
クロス等の強化繊維に樹脂を含浸させて半硬化状態にし
たプリプレグなどがあげられる。(12)は角パイプ(
6)のエツジ部(6a)に形成されたFRP部である。
FRP製の角パイプ(6)の製造方法は、まず第3図に
示すように、角形の芯材(1)の周囲に、フィラメント
ワインディング法等により、強化繊維(3)を何層に−
も巻付けた後樹脂(4)を含浸させたり、または樹脂(
4)を含浸させた強化繊維(3)を何層にも巻けたり、
あるいは強化繊維(3)に樹脂(4)を含浸させたプリ
プレグを何層にも巻付けて、プリフォーム体(2)を形
成する。
こうして形成されるプリフォーム体(2)は、積層数が
多くなって厚肉になると、エツジ部(2a)に丸味が形
成される。そこで、予め硬化させた横断面ほぼ三角形状
のFRP材(11)、または樹脂を含浸させた繊維束や
プリプレグ等の未硬化のFRP材(11)を、プリフォ
ーム体(2)のエツジ部(2a)に配置して成形型(5
)に装填し、常温または加熱下にプレスして樹脂(4)
を硬化させ、FRP製の角パイプ(6)を製造する。
こうして製造される角パイプ(6)は、プリフォーム体
(2)のエツジ部(2a)に配置した既硬化のFRP材
(11)が、プリフォーム体(2)の樹脂(4)の硬化
により一体化し、また未硬化のFRP材(11)は樹脂
(4)の硬化によりプリフォーム体(2)と一体止する
。こうして角パイプ(6)のエツジ部(6a)にもFR
P部(12)が形成され、樹脂(4)のみからなる樹脂
部(7)は形成されない。
こうして得られる角パイプ(6)は、全体がFRP製で
あり、樹脂部(7)が形成されないため1強度および外
観的に優九、また硬化収縮や熱による伸縮により割れが
発生しない。
なお上記の実施例では、既硬化のFRP材(11)とし
て、プリフォーム体(2)のエツジ部(2a)との当接
面が直線状の断面を有するものを図示したが、円弧状の
断面を有するものでもよい。未硬化のFRP材(11)
はプリフォーム体(2)のエツジ部(2a)に対応した
形状の当接面となる。
〔発明の結果〕
以上の通り1本発明によれば、プリフォーム体のエツジ
部に、既硬化または未硬化のFRP材を配置して樹脂を
硬化させるようにしたので、製造される角パイプのエツ
ジ部に樹脂のみからなる樹脂部が形成されることがなく
、このため強度および外観的に優れ、硬化収縮や熱によ
る伸縮による割れなどが発生しないFRP製角パイプを
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の製造方法における硬化状態を示す成形
型の断面図、第2図は実施例により製造されたFRP製
角パイプの断面図、第3図は実施例および従来例におけ
るプリフォーム体を示す斜視図、第4図は従来例におけ
る硬化状態を示す成形型の断面図、第5図は従来法によ
り製造されたFRP製角パイプの断面図である。 (1):芯材、(2)ニブリフォーム体、(3):強化
繊維、(4):樹脂、(5):成形型、(6):角パイ
プ、(11):FRP材、(12)CFRP部。 なお各図中、 同一符号は同一または相当部分を 示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)角形の芯材の周囲に強化繊維またはプリプレグを
    巻付けて、強化繊維および樹脂からなるプリフォーム体
    を形成し、このプリフォーム体のエッジ部に横断面ほぼ
    三角形状の予め硬化させた繊維強化プラスチック材を配
    置した状態で成形型に装填し、プレスにより樹脂を硬化
    させることを特徴とする繊維強化プラスチック製角パイ
    プの製造方法。
  2. (2)角形の芯材の周囲に強化繊維またはプリプレグを
    巻付けて、強化繊維および樹脂からなるプリフォーム体
    を形成し、このプリフォーム体のエッジ部に未硬化の繊
    維強化プラスチック材を配置した状態で成形型に装填し
    、プレスにより樹脂を硬化させることを特徴とする繊維
    強化プラスチック製角パイプの製造方法。
JP2275599A 1990-10-15 1990-10-15 繊維強化プラスチック製角パイプの製造方法 Pending JPH04151232A (ja)

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