JPH0278532A - 釣竿の成形方法 - Google Patents

釣竿の成形方法

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JPH0278532A
JPH0278532A JP63231582A JP23158288A JPH0278532A JP H0278532 A JPH0278532 A JP H0278532A JP 63231582 A JP63231582 A JP 63231582A JP 23158288 A JP23158288 A JP 23158288A JP H0278532 A JPH0278532 A JP H0278532A
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thin
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rod
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Teruo Hando
半藤 輝夫
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
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  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Fishing Rods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は釣竿の成形方法に関する。
(従来技術) 従来におけるカーボン製の釣竿の中に引揃カーボン繊維
シートをその巻回方向を各層ごとに変化させて積層形成
したものがある。
上記釣竿の成形方法を具体的に説明すると、マンドレル
の外周に引揃カーボン繊維シートをその繊維を円周方向
へ向けて巻回して第1層を形成し、次いでこの外周に同
じ厚さの引揃カーボンamシートをその繊維を軸方向へ
向けて巻回して第2層を積層している。
従来のカーボン製釣竿は、上記した様に繊維を竿の円周
方向に向けて巻回された第1層で竿の円周方向、即ち耐
漬れ強度を確保し、且つ、軸方向へ向けて巻回した第2
層で竿の曲げ方向の強度を確保するものであり、この第
1及び第2111を基本構造とし、さらにこの外周にカ
ーボンヤーン、若しくはカーボンヤーンとカーボンテー
プとを間隙を開けながら螺旋状に捲付けて構成している
螺旋状に捲付けた第3層は竿の径方向と捩れ強度を増大
させる働きがある。しかし、上記した第3層は竿の外周
に螺旋模様を施すことを主眼として大きく間隙を開けて
捲付けたものであるから補強効果は期待できなかった。
従って、竿の円周方向の強度は主に第1層を十分に厚く
することによって確保しているので重量の増大を招き、
また、第3層による捩り強度も十分ではなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、上記した釣竿における第3層を合理的
に巻回し、竿の耐潰れ強度及び曲げ強度の増大を重量増
加を沼くことなく実現し得る成形方法を提供することに
ある。
〈課題を解決する為の手段) 上記した課題を解決する為に本発明の釣竿の成形方法は
、熱硬化性合成樹脂を含浸した引揃カーボン繊維シート
とこれより薄手の引揃カーボン繊維シートとをそれらの
繊維が相互に直交するように貼合わせ、この貼合わせシ
ートを薄手の引揃カーボン繊維シートを内側に且つその
繊維を円周方向へ向けてマンドレルの外周に巻回し、こ
の貼合わせシートの外周に熱硬化性合成樹脂を含浸させ
た薄手の引揃カーボン繊維テープを該テープの縁を重ね
合わせながら螺旋状に捲付け、以下常法により各mNm
を一体化するものである。
(作用) 以上の手段によれば、引揃カーボン!!維シートとこれ
より薄手の引揃カーボン繊維シートとを貼合わせると、
変形し易い薄手の引揃カーボン繊維シートは比較的厚く
且つ変形しずらい引揃カーボン!lNシートと貼合わさ
れて、マンドレルに巻回するのに適した厚さの貼合わせ
シートとなる。
上記した貼合わせシートをマンドレルに巻回し、さらに
、この貼合わせシートの外周に薄手の引揃カーボン繊維
テープを該テープの縁を重ね合わせながら螺旋状に捲付
けると、繊維を軸方向に向けて巻回される第211の内
側及び外側に、薄手の繊維が円周方向へ向けて巻回され
る第1層と、薄手の繊維が隙間なく螺旋状に捲かれる第
311が形成される。
そして、繊維が全面的且つ螺旋に捲かれる第3・層は、
竿の円周方向と軸方向の強度を同時に増大せしめる。
(発明の効果) 本発明の成形方法は、繊維を竿の円周方向へ向けて巻回
する第1層の引揃カーボン繊維シートに薄手のものを用
いると共に、第3層として薄手の引揃カーボン11Mテ
ープを該テープの縁部を重ね合わせながら螺旋状に捲付
けるものであるから、繊維が螺旋状となって全面的に巻
回される第3層によって、竿の耐潰れ強度と曲げ強度と
を同時に向上させることができ、しかも、第1層及び第
2層に薄手の繊維を用いて軽量化しているので竿の重量
増加を招くこともない。
また、薄手の引揃カーボンシートはそのままでは変形し
易くて巻回作業が難しいが、該シートをこれより厚手の
引揃カーボンシートと貼合わせてからマンドレル外周に
巻回させているので、第1層に薄手の引揃カーボンシー
トを用いてもマンドレルに対する巻回作業を円滑に行な
うことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図中、(1′)及び(2′)はカーボン繊維を一方
向に引揃えて熱硬化性合成樹脂、例えばエポキシ樹脂を
含浸させ半硬化させた引揃カーボンl1lftシートの
プリプレグである。
プリプレグ(2′)は従来の成形方法で用いる第2層の
プリプレグと同様な厚さである100〜250o/ 7
71程度のものを用いて、繊維の方向を竿の軸方向へ向
けて引揃えてあり、また、プリプレグ(1′)は上記プ
リプレグ(2°)よりも薄手な25〜40a/ 鑓程度
のものを用いて、繊維の方向を竿の円周方向へ向けて引
揃えである。
上記両プリプレグ(1’)(2°)は、成形する竿より
も−回り小径なマンドレル(b)の外周に一周以上巻回
される様に外形を台形状に切断すると共に、半硬化樹脂
の粘性を利用して貼合わせ、−枚状の貼合わせシート(
a)としておく。
上記した如き両プリプレグ(1’ )(2’ )の貼合
わせシート(a)は薄手のプリプレグ(1′)を内側に
して、その−側縁をマンドレル(b)に沿ってアイロン
付けにより貼着する。次いで、ローリング装置によって
貼合わせシート(a>をマンドレル外周に加圧して捲付
はプリプレグ(1′)(2′)間の密着性を良くすると
共に、樹脂中に含まれる気泡を押し出す(第2図)。
前記した薄手のプリプレグ(1′)自体は薄く変形し易
いので、そのままでは巻回作業が困難である。しかし、
上述した様に薄手のプリプレグ(1゛)を比較的厚手な
プリプレグ(2′)と貼り合わせた後にマンドレル(b
)に対して巻回することにより、薄手のプリプレグ(1
′)を用いても円滑に巻回作業を行なうことができる。
第3層としてプリプレグ(2′)の上から捲付ける薄手
の引揃カーボン繊維シ−ト(3′)はエポキシ樹脂を含
浸させた薄手のカーボン繊維シートを3jI11〜10
#I程度の幅で一方向に引揃えたものであり、前記マン
ドレル(b)の一端から該テープ(3′)の縁を重ね合
わせながら螺旋状に捲付ける(第3図、第4図)。
これにより、引揃カーボン繊維テープ(3゛)は隙間な
く全面的に巻回され、薄手のカーボン繊維が螺旋状に走
る第3層が形成される。
また、上記した引揃カーボンmttaテープ(3′)は
第1層及び第2!Iのプリプレグ(1’ )(2’ )
より樹脂の含浸率を多くとり、これにより、加熱硬化後
の表面の仕上り状態を良好にすることができる。
上記した様に、引揃カーボン繊維テープ(3′)を巻回
した後には、その上からポリプロピレン。
ポリエステル等のテープをカーボン繊維テープ(3′)
と同様に捲付けて外側から圧力をかけ、各層相互の密接
度を高める。
合成樹脂テープを捲付けたならば、マンドレル(b)ご
と焼成炉に入れて加熱して樹脂を完全硬化させ、各層を
一体化する(図示せず)。
硬化後、成形された竿部材(A)をマンドレル(b)よ
り引き抜き、次いで合成樹脂テープを剥離すると共に、
このテープの捲付は跡を均すバフ加工を行い、最外層に
クリアー塗装(4)をして仕上げる。
上記の如く成形した竿部材(A)は第6図及び第7図に
て示す様に、カーボン繊維を軸方向へ向けて巻回される
第2層(2)の内側と外側とに、薄手の繊維が円周方向
へ向番ノで巻回される第1層(1)と、薄手のm1ll
が隙間なく螺旋状に捲かれる第3Wi(3)とが形成さ
れる。
而して、螺旋状となって全面的に巻回される第3!2(
3)の繊維によって竿部材(A)の耐漬れ強度と曲げ強
度とが同時に向上され、しかも、第1層(1)及び第3
層(3)は軽量である薄手のカーボン繊維を用いている
ので、重量の増加を招くこともない。
表  1 表  2 円周方向強度(耐漬れ強度) 上記した表1及び表2は、第3層として引揃カーボン繊
維テープを螺旋状に隙間なく巻回したことによる3点曲
げ強度と円周方向の強度の増大効果を示す実験結果であ
る。
試験に用いた竿部材(AI )(A2 )(A3 )は
、(A1)が第3層にカーボンヤーンを隙間を開けて螺
旋状に巻回したもの、(A2)がカーボンヤーンとカー
ボンテープとをm間を開けながら螺旋に巻回したもの、
(A3)は本発明のものである。
表1及び表2は共にカーボン繊維が円周及び軸方向へ向
けて巻回された第1層及び第2層を全く同じ条件とし、
第3層に巻回するカーボン繊維1gに対する強度を示し
ている。この結果、本発明に基づいて成形した(A3)
は、3点曲げ強度が(AI )よりも優れている(A2
)に対して16%の強度アップとなり、また、円周方向
の強度は(A2)よりも優れる(A1)よりも15%の
強度アップを実現することが分った。
【図面の簡単な説明】
第1図はマンドレルと貼合わせシートを示す一部 部切欠斜視図、第2図はマンドレルの外周に貼合わせシ
ートを巻回した状態を示す一部切欠斜視図、第3図は引
揃カーボンm離テープを巻回する状態を示す斜視図、第
4図は同テープ巻き終えた状態を示す一部切欠斜視図、
第5図は加熱硬化後にマンドレルより引抜いた竿部材を
示す一部切欠斜視図、第6図は成形された竿部材を示す
縦断面図、第7図は第6図の■−■線断面図である。 図中 A:竿部材 a:貼合わせシート b:マンドレル 1′ ニブリブレグ(円周方向) 2′ ニブリブレグ(軸方向) 3′ :引揃カーボンm粗シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化性合成樹脂を含浸した引揃カーボン繊維シートと
    これより薄手の引揃カーボン繊維シートとをそれらの繊
    維が相互に直交するように貼合わせ、この貼合わせシー
    トを薄手の引揃カーボン繊維シートを内側に且つその繊
    維を円周方向へ向けてマンドレルの外周に巻回し、この
    貼合わせシートの外周に熱硬化性合成樹脂を含浸させた
    薄手の引揃カーボン繊維テープを該テープの縁を重ね合
    わせながら螺旋状に捲付け、以下常法により各繊維層を
    一体化することを特徴とする釣竿の成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5328742A (en) * 1991-06-05 1994-07-12 Shimano Inc. Rod and method of manufacturing same
KR20040022495A (ko) * 2002-09-09 2004-03-16 임봉규 낚시용 뜰채의 프레임 및 그 제조방법
JP2008143631A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Tsubakimoto Bulk Systems Corp チェーンコンベヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040022495A (ko) * 2002-09-09 2004-03-16 임봉규 낚시용 뜰채의 프레임 및 그 제조방법
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