JPH0114954Y2 - - Google Patents

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JPH0114954Y2
JPH0114954Y2 JP1983077910U JP7791083U JPH0114954Y2 JP H0114954 Y2 JPH0114954 Y2 JP H0114954Y2 JP 1983077910 U JP1983077910 U JP 1983077910U JP 7791083 U JP7791083 U JP 7791083U JP H0114954 Y2 JPH0114954 Y2 JP H0114954Y2
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JP
Japan
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battery
circuit board
outer body
recess
protrusion
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JP1983077910U
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JPS59183689U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデジタル時計の構造に関するものであ
る。
近年デジタル時計は、機能・デザインはもちろ
んのことコスト競争力をつけるため様々な構造の
物が出回つている。
第1図は従来のデジタル腕時計の最も一般的な
構造である。1は液晶パネル(反射板付)、2は
パネル枠、3はコネクタ、4はIC、回路素子等
を実装している回路基板、5は電池、6は電池マ
イナス端子、7は回路ケースである。前記パネル
枠2には複数の金属ピン8が打ち込まれており、
回路基板4、電池マイナス端子6、回路ケース7
等を案内して複数の止めネジ9で固定してムーブ
メントを構成している。該ムーブメントは外胴1
0、裏ブタ11に収納されて完成品となる。尚、
前記回路ケース7にはムーブメントの断面方向の
位置決めをするため、突起部7aが形成されてい
る。この従来構造の問題点は、一つは外胴10、
裏ブタ11という収納ケースがあるにもかかわら
ずパネル枠2、回路ケース7という全く別な収納
ケースを二重に持つていること、二つ目はいつた
んムーブメントとするために前記金属ピン8、止
めねじ9を追加して、かつネジ締め工程を加えて
いることが掲げられる。これらが原因することに
より部品点数、組立工程が増加し、結果としてコ
ストが高くなり、完成品の厚みも大きくなつてし
まつていた。
本考案はこれらの欠点を解決し、裏ブタに回路
基板の断面方向の位置を決める突起部(ダボ部)
を形成することにより、デジタル時計の表示品
質、電気導通性等を確保しながら、部品点数を大
幅に削減できる構造を提供するものである。かか
る本考案のデジタル時計の構造は、 各々異なる平面位置に液晶パネル収納用の第1
の凹部10aと電池収納用の第2の凹部10bを
有する外胴10と、前記第1の凹部10aに収納
される液晶パネル1と、前記第2の凹部10bに
収納される電池5と、前記第1の凹部10aを覆
うように前記外胴10の一方の面上の前記電池5
と平面的に重ならない位置に載置される回路基板
4と、前記液晶パネル1と前記回路基板4を電気
接続するコネクク3と、前記外胴10に載置され
る載置部6bと該載置部6bから前記回路基板4
に向けて立上がるように形成されるバネ部6aと
該載置部6bから前記電池5と前記外胴10の間
に伸長する接点部6cとからなつて前記回路基板
4と前記電池5を電気導通する電池マイナス端子
6と、前記回路基板4を介して前記コネクタ3に
対向する突起部11aが一体形成されてなる裏ブ
タ11とを備え、 前記裏ブタ11は金属又は導電性プラスチツク
もしくは前記突起部11a及び内表面に導電膜の
形成されたプラスチツクより成り、前記裏ブタ1
1を前記外胴10に固定する際に前記突起部11
aで前記回路基板4を押上げることにより、前記
コネクタ3で前記液晶パネル1を前記外胴10に
押圧固定し、前記電池5を前記裏ブタ11と前記
外胴10の間で挾持固定し、且つ前記回路基板4
により前記電池マイナス端子6の前記バネ部6a
を押上げ前記載置部6bを支点として前記接点部
6cを回動させ前記電池5に押圧接触させ、更に
前記突起部11aを前記回路基板4のパターンに
接続させアースの電気的導通路となしたことを特
徴とする。以下図面に基づいて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すデジタル腕時
計の断面図であり、反射板付の液晶パネル1(も
ちろん反射板は別体でも良い)、コネクタ3、電
池マイナス端子6、電池5、回路基板4等の各部
品は外胴10により主に平面方向の位置決めされ
る。外胴10には液晶パネル収納用の凹部10
a、電気収納用の凹部10bが形成されており、
その凹部へ各ムーブメントが収納されるのであ
る。ここで裏ブタ11には前記回路基板4の断面
方向の位置決めをするべく突起部(ダボ部)11
aを形成している。ムーブメントの各部品を外胴
10に一つずつセツトした後で裏ブタ11をセツ
トすれば該裏ブタ11に形成した突起部11aに
より回路基板4のコネクタ3に対向する位置が外
胴10側に押し上げられる。(図を参照) これによりコネクタ3がつぶされて弾性を有
し、液晶パネル1と回路基板4の電気導通が確保
される。また電池マイナス端子6のバネ部6aも
回路基板4と外胴10にはさまれて弾性を持つて
電気導通が確保される。この電池マイナス端子6
は、外胴上に載置される載置部6bと外胴と電池
の間に伸長する接点部6cとよりなる。従つて、
回路基板4によりバネ部6aを押上げれば載置部
6bを支点として接点部6cが回動し電池5に押
圧接触することとなる。従来はこの電気導通を確
保するために多くの部品を付加していたわけであ
るが、本構造によれば電気導通を確保し、かつ従
来構造に比べ、パネル枠、回路ケース、複数の金
属ピン、止めネジ等は不要となり、部品点数削減
による大幅なコストダウンが可能となる。またネ
ジ締め工程が削除できることによるコストダウン
も大きい。さらに肉厚の大きい部品が不要となる
ことにより完成品として大幅な薄型化が可能とな
る。またアフターサービス上も部品点数が減り、
ネジ締め等も不要となることにより部品交換及び
修理が容易になるという効果も有する。
尚、第2図に於いては例えばプラスチツクの裏
ブタに突起部(ダボ部)を形成した例を示した
が、もちろん金属製の裏ブタでも良いし金属のバ
ネ性を有する部材を裏ブタに一体成形しても良い
し貼り付けても良い。またゴム等の弾性部材を裏
ブタに貼り付けても同じ効果が得られる。
尚やはり第2図の例で液晶パネル1、電池マイ
ナス端子6等を外胴10に直接セツトしたが、落
下等の耐衝撃性を重要視する場合は、プラスチツ
ク部材または弾性部材を介在させても良い。また
回路基板4と裏ブタに形成した突起部11aとの
間に別部材を介在させても目的は回路基板4の断
面方向の位置決めであり、前記突起部11aによ
りネジ締め等は不要になる。
以上説明したように本考案によるデジタル時計
の構造は、従来品と比べ部品点数を大幅に削減
し、ネジ締め等の工程も削除できることによる大
幅なコストダウン、また肉厚の大きい部品が不要
となることによる完成品としての大幅な薄型化が
可能となる。しかもこれだけの効果を有しながら
電気導通は従来品と同等に確保できるし、アフタ
ーサービス上も部品交換及び修理が容易になると
いう数々のすぐれた効果を有するものである。
尚デジタル腕時計の場合、ICを静電気から保
護するため、あるいは圧電素子を裏ブタに貼り付
ける様な場合に、回路基板のパターンと裏ブタと
を電気導通するためにアース端子を配設する場合
が多い。第1図に示す12のばねがそれである。
本考案の構造によれば、このアース端子も削除で
きる。つまり第2図に於いて裏ブタ11が金属製
または導電性プラスチツク製であるか、プラスチ
ツクに蒸着、スパツタ又はメツキで導電性処理を
施したものであれば、突起部11aにより回路基
板4のパターンと電気導通させることができる。
このとき接点部はコネクタ3の反力を受けて適切
な荷重を持つて電気導通が確保される。前記アー
ス端子は組立時あるいはアフターサービス上で分
解・組立性が悪い(主に飛び出して粉失する等)
との指摘が多いため、これを廃止できることはコ
スト面ばかりではない大きな効果がある。第3
図、第4図にこの突起部11a部の拡大図を示
す。第3図は圧電素子13を貼り付けた金属製裏
ブタの例、第4図はプラスチツク製裏ブタに導電
膜処理を施した場合の例である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデジタル時計の構造を示す断面
図。第2,3,4図は本考案の一実施例を示す断
面図である。 1:液晶パネル(反射板付)、2:パネル枠、
3:コネクタ、4:回路基板、5:電池、6:電
池マイナス端子、7:回路ケース、8:金属ピ
ン、9:止めネジ、10:外胴、11:裏ブタ、
11a:突起部(ダボ部)、12:アース端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々異なる平面位置に液晶パネル収納用の第1
    の凹部10aと電池収納用の第2の凹部10bを
    有する外胴10と、前記第1の凹部10aに収納
    される液晶パネル1と、前記第2の凹部10bに
    収納される電池5と、前記第1の凹部10aを覆
    うように前記外胴10の一方の面上の前記電池5
    と平面的に重ならない位置に載置され×る回路基
    板4と、前記液晶パネル1と前記回路基板4を電
    気接続するコネクタ3と、前記外胴10に載置さ
    れる載置部6bと該載置部6bから前記回路基板
    4に向けて立上がるように形成されるバネ部6a
    と該載置部6bから前記電池5と前記外胴10の
    間に伸長する接点部6cとからなつて前記回路基
    板4と前記電池5を電気導通する電池マイナス端
    子6と、前記回路基板4を介して前記コネクタ3
    に対向する突起部11aが一体形成されてなる裏
    ブタ11とを備え、 前記裏ブタ11は金属又は導電性プラスチツク
    もしくは前記突起部11a及び内表面に導電膜の
    形成されたプラスチツクより成り、前記裏ブタ1
    1を前記外胴10に固定する際に前記突起部11
    aで前記回路基板4を押上げることにより、前記
    コネクタ3で前記液晶パネル1を前記外胴10に
    押圧固定し、前記電池5を前記裏ブタ11と前記
    外胴10の間で挾持固定し、且つ前記回路基板4
    により前記電池マイナス端子6の前記バネ部6a
    を押上げ前記載置部6bを支点として前記接点部
    6cを回動させ前記電池5に押圧接触させ、更に
    前記突起部11aを前記回路基板4のパターンに
    接続させアースの電気的導通路となしたことを特
    徴とするデジタル時計の構造。
JP7791083U 1983-05-24 1983-05-24 デジタル時計の構造 Granted JPS59183689U (ja)

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JP7791083U JPS59183689U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 デジタル時計の構造

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JP7791083U JPS59183689U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 デジタル時計の構造

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JPS59183689U JPS59183689U (ja) 1984-12-06
JPH0114954Y2 true JPH0114954Y2 (ja) 1989-05-02

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JP7791083U Granted JPS59183689U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 デジタル時計の構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123772A (ja) * 1974-08-22 1976-02-25 Citizen Watch Co Ltd
JPS5165668A (en) * 1974-12-03 1976-06-07 Citizen Watch Co Ltd Denshidokeino kozo

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JPS5123772A (ja) * 1974-08-22 1976-02-25 Citizen Watch Co Ltd
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