JPS6324470Y2 - - Google Patents

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JPS6324470Y2
JPS6324470Y2 JP1982199870U JP19987082U JPS6324470Y2 JP S6324470 Y2 JPS6324470 Y2 JP S6324470Y2 JP 1982199870 U JP1982199870 U JP 1982199870U JP 19987082 U JP19987082 U JP 19987082U JP S6324470 Y2 JPS6324470 Y2 JP S6324470Y2
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dial
liquid crystal
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circuit
plate
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JP1982199870U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は指針式表示(アナログ表示)手段、電
気光学的表示(デジタル表示)手段を持つ複合電
子時計の、アナログ表示部、デジタル表示部の複
合構造の改善、特にデジタル表示部の構造に関す
る。
第1,2図は、従来の実施例を示す断面図であ
り、1は文字板、2はデジタル表示を行なう液晶
パネルを示す。液晶パネル2は、上パネルガラス
2a、下パネルガラス2b、上偏光板2c、下偏
光板2dで構成される周知の構造である。3は反
射板、4は導電ゴム、5は回路受座、6は回路基
板、7は反射板座、8は回路押え板、9は文字板
パネル表示枠(第2図)、10は地板、11は回
路押え板止メネジ、12は裏蓋、13は中枠、1
4は外装ケース胴である。
第1図断面図に示す構造において、液晶パネル
2はムーブメントの文字板側、回路基板6は裏蓋
側に配置されているため、液晶パネル2と回路基
板6との電気的導通を得るためには、上パネルガ
ラス2aを下パネルガラス2bより突出させ、こ
の部分の下パネルガラス側に、セグメント電極の
透明配線を形成し、回路基板6と上パネルガラス
2aとで導電ゴム4を挾み込み電気的導通を得て
いた。
しかしこの構造では、安定した電気的導通を得
るためには、上パネルガラス2a、回路基板6に
より、導電ゴム4を常に適度な撓みを加えておく
必要があり、液晶パネル2を回路受座5で保持固
定しておかなければならない。また文字板1は、
裏蓋12と弾性部(図示なし)を持つた中枠1
3、ムーブメント機械落ち部(図示なし)を介し
てケース14に押圧されるため、ムーブメントと
文字板接触面は平面でなければならず、液晶パネ
ル2、回路受座5の液晶パネル保持固定部5aを
ムーブメント厚み内に配置しなければならなかつ
た。
このため時計完成時には、アナログ表示部は文
字板上、デジタル表示部である液晶パネルは文字
板下のムーブメント外形内に収納された状態とな
り、デジタル表示部が奥目となつて見にくく、デ
ザイン上優れない、ムーブメント厚みが厚くなり
薄型化できない欠点があつた。
またアナログ表示部、デジタル表示部を共に見
易すくする構造としては、第2図断面図に示す様
な、文字板1と、文字板外形の外にデジタル表示
部を傾斜させ、文字板1と液晶パネル2を略同一
断面上に配置させる構造あるいは文字板1とデジ
タル表示部を平行、並列に配置させる(図示な
し)構造がある。
第2図において、回路受座5は、地板10と回
路基板6を介して回路押え板8により回路押え板
止メネジ11でムーブメントに固定され、文字板
外形より液晶パネル2と回路受座5の液晶パネル
保持固定部5aを突出・傾斜させ、液晶パネル2
は、回路受座液晶パネル保持固定部5aと、反射
板座7、回路基板6を介して回路押え板8で固定
される周知の構造である。
しかしこの構造では、文字板外形の外にデジタ
ル表示部を配置させるため、ムーブメント・コン
プリートとも大きくなり、大型モデルになつてし
まう。またケース中心に対して、アナログ表示用
指針の回転中心が一致しない(第2図では寸度
だけ異る)ため、角型モデル中心となり、丸型モ
デルができにくい。等、デザイン的に制約が多い
などの欠点があつた。
本考案はかかる欠点を除去したものであり、そ
の目的は、簡単な方法で複合表示電子時計の小
型、薄型化を可能とする手段を提供することにあ
る。本考案による複合表示電子時計は、地板上に
指針表示をもつアナログ表示手段および電気光学
的表示をもつデジタル表示手段を備えた複合表示
電子時計において、 上偏光板、上パネルガラス、下パネルガラス、
下偏光板を積層させ前記デジタル表示部を構成す
る液晶パネルと、 前記上パネルガラスが挿入される孔と、その孔
の周辺部で前記下パネルガラスと対向する裏面に
形成され前記下パネルガラスの文字板対向面に形
成された透明電極と当接し電気導通する導電シー
トを有する文字板と、 前記板地に装着され前記文字板側に突出する中
空部を設けた複数の弾性突出部が一体に形成され
ている回路受座と、 前記回路受座の案内穴により位置決められると
共に前記下パネルガラスより外側の前記導電シー
トと前記回路受座の文字板側とは反対側の面に配
置される回路基板との電気導通をとる導電ゴムと
を有してなり、 前記回路受座に形成された複数の前記弾性突出
部は前記液晶パネルを前記文字板との間で弾性挾
持する肩部と、前記液晶パネルに対向する反射板
を平面方向に弾性挾持するタボとを備えたことを
特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に従つて詳述す
る。
第3図は本考案の実施例を示す断面図、第4図
は本考案の要部断面図を示す。
第3,4図において、1は文字板、15はデジ
タル表示部材である液晶パネル、3は反射板、4
は導電ゴム、5はムーブメントを構成する樹脂部
材である回路受座、6は回路基板、8は回路押え
板、9は文字板パネル表示枠、10は地板、11
は回路押え板止メネジ、12は裏蓋、13は中
枠、14は外装ケース胴を示す。液晶パネル15
は上パネルガラス15a、下パネルガラス15
b、上偏光板15c、下偏光板15dで構成され
ており、下パネルガラス15bの形状は上パネル
ガラス15aのサイズより大きく、上パネルガラ
ス15aより突出する突出部分が全周に設けら
れ、下パネルガラス15bが文字板1に直接押圧
できる構造となつている。また下パネルガラス1
5bと文字板1との接触部には、導電ゴム4との
隣接部の辺に、セグメント電極(透明電極)15
eが形成されている。文字板1には、上パネルガ
ラス15aを挿入する孔1aを形成してあり、こ
の文字板孔1aの周辺には絶縁被膜1bを形成し
てある。さらにその表面には銅箔層1cが形成し
てある。銅箔層1cは、下パネルガラスセグメン
ト電極15eと対応する導通部、下パネルガラス
セグメント電極15e以外の下パネルガラス5b
との接触面には液晶パネル15の高さ調整用の銅
箔部より形成されている。また、銅箔層1cに
は、導電ゴム4との接触面に回路基板6に形成さ
れた導通パターンと対応する様な導通部が形成さ
れている。絶縁被膜1bは、文字板1と銅箔層1
cとの絶縁を行なう。また文字板1には、文字板
孔1aと上パネルガラス15aとのスキマをカバ
ーし、外観向上用の文字板パネル表示枠9が固定
されている。但し文字板パネル表示枠9はなくて
もよい。回路受座5は、回路基板6を介して地板
10、回路押え板8で回路押え板止メネジ11で
固定されている。回路受座5は、反射板3の高さ
位置決めを行なうくぼみ5aを設けてあり、くぼ
み5aより突出した中空部を有する複数の弾性突
出部の反射板3の取付側にそれぞれ突出したダボ
5bにより反射板は平面方向を位置決められ回路
受座のくぼみ5aに締代をもつて弾性保持され
る。また、下偏光板15dを逃げ、回路受座の肩
部5cで下パネルガラス15bを文字板1に押圧
し固定し・下パネルガラス15b側面にて平面方
向の位置決めする形状となつている。回路受座肩
部5cは、下パネルガラス15bと文字板1に形
成された銅箔層1cとの接触圧を得るため、およ
び耐衝撃性を考慮して弾性部を有している。導電
ゴム4は、回路受座5に明けられた導電ゴム案内
穴5dによつて案内され、銅箔層1cと回路基板
6の銅箔層と対応して形成された電極部に確実に
接触する。
液晶パネル15は、ムーブメント組立完成後ム
ーブメント文字板側より、導電ゴム4とともに組
込み、文字板1の取り付けによつて、回路基板8
より導電ゴム4、銅箔層1cを介して回路信号を
得る構造となつている。
以上のように本考案を実施することによる効果
を述べる。
本考案は、文字板に絶縁被膜を介して形成され
た銅箔層を用いて、直接下パネルガラスに形成さ
れたセグメント電極部を文字板に押圧し、この銅
箔層を介して導電ゴムから回路基板との電気的導
通を確保するため、下パネルガラスを押圧する様
な構造となり、ムーブメントの状態において液晶
パネルを固定する必要がなく、液晶パネルを文字
板と略同一高サに配置できるため、デジタル表示
面と、アナログ表示面がほぼ同一断面上となり、
デザイン上アナログ表示とデジタル表示が一体化
した優れた複合時計とすることが可能であり、さ
らに見易い時計とすることができる。さらにムー
ブメント中心に近い位置にデジタル表示部を配置
することができるためムーブメント・コンプリー
トとも小型化することができ、これにより小型、
丸型モデルの薄型時計が可能となり、巾広い製品
展開ができる。更に、回路受座に形成されたダボ
により反射板が回路受座に平面方向を位置決めら
れ弾性保持されるので、反射板はガタなく確実に
保持されると共に反射板の位置ズレによりデジタ
ル表示が見にくくなるということもない。
また図示なしであるが、従来の複合時計ではス
ペース効率、素子配線・配置上より、液晶パネル
とMOS−IC部が平面的に重なり、これよりムー
ブメント厚みが決まつてしまうことが多く、液晶
パネル部を薄型化することが時計の薄型化をする
重要な条件であつた。しかし本考案では文字板に
形成された絶縁被膜、銅箔層合せて0.085mm程度
に極薄く形成することが可能で、ムーブメントに
おける液晶パネル部が必要とする断面スペース
は、下パネルガラス、下偏光板、反射板の厚みお
よびスキマだけで従来に比べ半分以下でなすこと
ができ、容易に薄型化が可能である。
また、液晶パネルを回路受座で保持することが
ないため〔従来の構造では液晶パネルの保持固定
用部(第1図では5a部)を設けなければならな
いため、液晶パネルの全周に回路受座を配置する
必要があり、特に液晶パネル角部とムーブメント
外周部との肉厚(第1図では5h部)を確保しな
ければならなかつた〕、従来のように液晶パネル
周辺に回路受座を配置せず済むため、ムーブメン
ト外形を液晶パネルガラス外形に合せることがで
き小型化できる。さらに逆にムーブメント外形よ
り、液晶パネル形状を突出させてもなんら問題は
なく、回路受座液晶パネル押圧部のみの変更で多
種類のパネルサイズに対応できるため、デザイン
面で巾広い製品展開が可能である。
また、液晶パネルの不良による液晶パネル交換
は、ムーブメント部品を分解することなく交換可
能であり組立や修理のための工数低減をはかるこ
とができ、さらに従来の構造のように液晶パネル
固定のため、反射板座などのプラスチツク部材を
使用する必要がない、又、構造が簡単にできる、
などコストダウンがはかれる。
尚、本実施例では、下パネルガラスの上パネル
ガラスよりの突出部分が全周である場合で説明を
行なつたが、下パネルガラスの上パネルガラスよ
りの突出部分が2箇所以上有すれば効果は同じで
ある。また本実施例では、液晶パネルセグメント
電極形成部が1辺である場合で説明を行なつた
が、セグメント数が多く複数辺にセグメント電極
が形成された場合でも本考案の効果は同じであ
る。また、本考案では、液晶パネル、反射板が別
体の構造について説明を行なつたが、液晶パネ
ル、反射板が一体(下偏光板、反射板一体)構造
を用いても効果は同じであり、薄型化の追求には
特に効果を大きくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1,2図……従来の一実施例を示す断面図、
第3図……本考案の一実施例を示す断面図、第4
図……本考案の要部断面図。 1……文字板、2,15……液晶パネル、3…
…反射板、4……導電ゴム、5……回路受座、6
……回路基板、8……回路押え板、9……パネル
表示枠、10……地板、11……回路押え板止メ
ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 地板上に指針表示をもつアナログ表示手段およ
    び電気光学的表示をもつデジタル表示手段を備え
    た複合表示電子時計において、 上偏光板、上パネルガラス、下パネルガラス、
    下偏光板を積層させ前記デジタル表示部を構成す
    る液晶パネルと、 前記上パネルガラスが挿入される孔と、その孔
    の周辺部で前記下パネルガラスと対向する裏面に
    形成され前記下パネルガラスの文字板対向面に形
    成された透明電極と当接し電気導通する導電シー
    トを有する文字板と、 前記地板に装着され前記文字板側に突出する中
    空部を設けた複数の弾性突出部が一体に形成され
    ている回路受座と、 前記回路受座の案内穴により位置決められると
    共に前記下パネルガラスより外側の前記導電シー
    トと前記回路受座の文字板側とは反対側の面に配
    置される回路基板との電気導通をとる導電ゴムと
    を有してなり、 前記回路受座に形成された複数の前記弾性突出
    部は前記液晶パネルを前記文字板との間で弾性挾
    持する肩部と、前記液晶パネルに対向する反射板
    を平面方向に弾性挾持するタボとを一体に備えた
    ことを特徴とする複合表示電子時計。
JP19987082U 1982-12-29 1982-12-29 複合表示電子時計 Granted JPS59128586U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19987082U JPS59128586U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 複合表示電子時計

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JP19987082U JPS59128586U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 複合表示電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128586U JPS59128586U (ja) 1984-08-29
JPS6324470Y2 true JPS6324470Y2 (ja) 1988-07-05

Family

ID=30425396

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JP19987082U Granted JPS59128586U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 複合表示電子時計

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651691A (en) * 1979-10-01 1981-05-09 Sanyo Electric Co Ltd Electronic watch with solar cell
JPS5714894B2 (ja) * 1976-04-27 1982-03-27

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JPS59128586U (ja) 1984-08-29

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