JPH01146316A - フィルムコンデンサ - Google Patents

フィルムコンデンサ

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Publication number
JPH01146316A
JPH01146316A JP62306303A JP30630387A JPH01146316A JP H01146316 A JPH01146316 A JP H01146316A JP 62306303 A JP62306303 A JP 62306303A JP 30630387 A JP30630387 A JP 30630387A JP H01146316 A JPH01146316 A JP H01146316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wires
electrode
lead wire
end protruding
protruding electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62306303A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Murakishi
勇夫 村岸
Yuji Uesugi
雄二 植杉
Kunio Oshima
大嶋 邦雄
Chihiro Saeki
千尋 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP62306303A priority Critical patent/JPH01146316A/ja
Publication of JPH01146316A publication Critical patent/JPH01146316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、誘電体としてフィルムを用いたフィルムコ
ンデンサに関する。
従来の技術 従来この種のフィルムコンデンサは、例えば特許61−
32508号公報に示されているよう國第3図のような
構造になっていた。
すなわち、1は両面または片面が金属化されたフィルム
を積層するか巻回した素子で、端面に端面突出電極部2
が形成されている=3は電極引出し用リード線で表面は
半田付は性を良好にするため組成がSn50wt%以上
で残成分がpbの半田4がメツキされている。電極引出
し用リード線3と端面突出電極部2は溶接によシミ気的
に接合されている。素子1は二点鎖線5の内側に樹脂で
モールドされている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、PPSのような熱
可塑性の樹脂をモールドする際に電極引出し用リード線
3と端面突出電極部2との間の接合部6が高温の樹脂の
流れによシ加熱・加圧さ托外れが発生するという問題が
あった。
これは下記の理由による。
つまシ、端面突出電極部2と電極引出し用リード線3の
接合は電極引出し用リード線3の下地金属線3aが溶融
して接合されているのではなく、電極引出し用リード線
3の表面にメツキされた半田4を介して接合されており
、接合部6が高温の樹脂の流れによシメッキされた半E
B4の同相腺の温度以上で加圧され外れるということで
ある。
端面突出電極部2と電極引出し用リード線3の下地金属
線3aを溶接する方法は素子1のフィルムがダメージを
受けるため不可能である。また、t!引出し用リード線
3の上に固相線の温度が高いpbaswt%以上残シS
nの組成の半田をメツキし接合部6の耐熱性を向上させ
ても樹脂モールドの外である二点鎖線6の外側の電極引
出し用リード線7の部分の半田付は性が悪くなり、この
部分のみ半田付は性のよい組成のメツキを行わねばなら
なかった。
そこで本発明は、端面突出電極部と電極引出し用リード
線の接合部における耐熱性を向上させるとともに、菓子
と端面突出電極部のコンタクト部分の勢ダメージを少な
くすることができる構造のフィルムコンデンサを提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、菓
子の端面突出電極部に溶接される電極引出し用リード線
の表面にNi−B合金層を形成したことを特徴とする。
作   用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、電極引出し用リード線を端面突出電極部に溶
接する際、電極引出し用リード線側から端面突出電極部
を加圧、加熱する。このとき、電極引出し用リード線の
表面に耐熱性のNi−B合金層が形成されているため、
清浄な状態を保ったまま端面突出電極部の金属との拡散
が行なわれ、安定した接合強度を確保することができる
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図において8は両面または片面が金属化された
フィルムを積層するか巻回した素子で端面にメタリコン
金属が溶射された端面突出゛電極部9が形成されている
。1oは電極引出し用リード線で表面には、Ni−B合
金層11.12が形成されている。この実施例ではNi
99wt% 。
B1wt% の組成のものを1μmの厚みでメツキして
いる。13はYAGレーザ光で電極引出し用リード線1
0の外側に焦点を合わせて端面突出電極部9を加熱し、
端面突出電極部9の金属を電極引出し用リード線1oの
表面にあるNi−B合金層12に拡散させ、拡散層14
を形成させる。
Ni−B合金層11は耐熱性が高く、その表面にYAG
レーザ光1光音3点を合わせて照射しても表面の変形や
溶融がない。このためレーザ光13が直接に端面突出電
極部9や、素子8に当たることがなく、端面突出電極部
9の金属に穴があいたり、素子8が破壊することはない
また、リード線10の外側にレーザ光13によって加え
られた熱は、即座にリード線10の素子側に伝わシ、端
面突出電極部9の金属を溶融させる。リード線10の素
子側に形成されたNi−B合金層12は、耐熱性が高い
ため熱による酸化がほとんどなく、清浄な表面を保って
いるため、端面突出金属電極部9の金属が溶融したとき
Ni−B合金層に充分な拡散が行なわれ、拡散層14が
形成される。本発明の一実施例では、端面突出電極部9
の金属にはZnを使用した。
溶接後、二点鎖線15の内側に熱可塑性樹脂をモールド
しても接合部(拡散層14)の外れは全くなかった。ま
た樹脂モールド後において二点鎖線15の外側にある電
極引出し用リード線16を250’Cの溶融半田の中に
浸漬した際、電極引出し用リード線16の表面積の90
係以上が半田付けされた。
また実験を重ねた結果、N i −B合金層11.12
の厚みがO,Sμm以下となった場合、電極引出し用リ
ード線1oの耐熱性が著しく低下し、レーザ光13を照
射した場合、変色や変形が発生した。
また実験を1ねた結果、Ni−B合金層11.12の厚
みが0.5μm以下の場合、樹脂モールド部15の外側
にある電極引出し用リード線160半田付は性が著しく
低下し、260℃の溶融半田層に浸漬した場合、電極引
出し用リード線種60表面積の6o%程度しか半田付け
されないこともあった。   ゛また、N i −B合
金層の厚みが3μm以上の場合、Ni−B合金層の硬度
が高いため、電極引出し用リード線10がもろく折れ易
い状態になシ、成形できなくなった。
なお、上記実施例においては、レーザ光を用いて素子の
端面突出電極部と電極引出し用リード線ヲ浴接したが、
素子のフィルムにダメージを与えることなく接合部に限
定して加熱と加圧を行なうことができれば抵抗溶接など
の方法を用いても同等の効果が得られる。
また、上記実施例においては、端面突出電極部の金属と
してZnを用いたが、溶射時において素子フィルムと充
分に電気的に結合でき、樹脂モールド時に溶融しないも
のであればよく、例えばsb入クシ高融点半田用いても
同等の効果が得られる。
発明の効果 本発明は、電極引出し用リード線を端面突出電極部に溶
接する際、電極引出し用リード線の表面に耐熱性のN 
i −B合金層が形成されているため、清浄な状態を保
ったまま端面突出電極部の金属との拡散が行なわれ、安
定した接合強度の確保と接合部における耐熱性の向上が
可能となる。
更に電極引出し用リード線の半田付は性の向上もはかれ
る。このことによシ、端面突出電極部と電極引出し用リ
ード線の接合部の品質、信頼性の著しい向上がはかれる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフィルムコンデンサを
示す断面図、第2図は従来のフィルムコンデンサを示す
断面図である。 8・・・・・・素子、9・・・・・・端面突出電極部、
10・・・・・・電極引出し用リード線、11,12・
・・・・・Ni−B合金層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  素子の端面突出電極部に溶接される電極引出し用リー
    ド線の表面にNi−B合金層を形成したことを特徴とす
    るフィルムコンデンサ。
JP62306303A 1987-12-03 1987-12-03 フィルムコンデンサ Pending JPH01146316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62306303A JPH01146316A (ja) 1987-12-03 1987-12-03 フィルムコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62306303A JPH01146316A (ja) 1987-12-03 1987-12-03 フィルムコンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPH01146316A true JPH01146316A (ja) 1989-06-08

Family

ID=17955478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62306303A Pending JPH01146316A (ja) 1987-12-03 1987-12-03 フィルムコンデンサ

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JP (1) JPH01146316A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125910A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Shizuki Electric Co Inc コンデンサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125910A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Shizuki Electric Co Inc コンデンサ

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