JPH01146030A

JPH01146030A - シャワーホース用水受けトレーとその保持具

Info

Publication number: JPH01146030A
Application number: JP62303862A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Ichiyoshi; 一好　守
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1987-11-30
Filing date: 1987-11-30
Publication date: 1989-06-08
Also published as: JPH051010B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）蓼咄この件案はシャワーホース用の水受はトレーとその保持
具に関する。

（発明の背景）第６図にて示す様に、シンク（１０１）や洗面器（図示
せず）を設置したキャビネット（Ｂｏ）のカウンター面
に対して引き出し自在に設置したシャワー設備（Ｃ）は
、シャワーヘッド（Ｃ＋　）をキャビネット（Ｂｏ）の
カウンター面に設けたシャワーホルダ（Ｃ２）でもって
引き出し自在に保　　　　−持すると共に、そのシャワ
ーヘッド（Ｃ＋　）に接続したシャワーホース（Ｃ２）
をキャビネット（Ｂｏ）のカウンター面を貫通させてキ
ャビネット（Ｂｏ）内部に引き出し分の余裕をもって垂
れ下げている。

水受はトレー（１０２）は上記した如く垂れ下がるシャ
ワーホース（Ｃ２）の下半部を収容して、そのホース（
Ｃ２）を伝わって流れる水滴を受けるものであり、前記
したシャワーヘッド（Ｃ１）がキャビネット（Ｂ′）の
カウンター面における背面側に設置されている関係上、
キャビネット（Ｂ′）の裏板（１０３）に取付けられて
いるのが普通である。

しかし、最近のシステムキッチンにおいては、シンクの
奥行を広げてシンクの復側の空間をスポンジや洗剤の置
き場所として利用することが多くなっている。

上記した様に、シンクの後に物置き部を設けると、シャ
ワーヘッド及びシャワーホースが背板より離れるので水
受はトレーも裏板には取付けることができなくなり、キ
ャビネットの底板上に取付ける様になる。

また、上記水受はトレーは内部に溜った水を捨てる為に
、キャビネットの底板に対して着脱自在に取付ける必要
があり、それには水受はトレーの底部を底板上に１１ｍ
自在に固定する保持具が必要である。

そして、水受はトレーと保持具とを錆ることのない合成
樹脂を用いて成形するとなると、第一に射出成形が考え
られるが、２物品であるから型が２個必要となり、製造
数が少ない場合はコスト高となる。

（技術的課題）本発明の技術的課題は、−個の成形型を利用して水受は
トレーとその保持具とを一所に成形し、製造コストの低
減を図ることである。

（技術的課題を解決する為の手段）上記した技術的課題を解決する為に本発明が講する手段
は、ブロー成形により中空状の箱体を成形し、該箱体は
周面の適宜個所にカット代を周設し、その箱体における
カット代より一方側を水受はトレーとして成形すると共
に、同カット代より他方側を保持具として成形し、上記
箱体をカット代より切断して、水受はトレーと保持具と
を分離すると共に、これらの切断面を開口し、且つ同水
受はトレーの底部を保持具の開口部内に対し着脱自在に
嵌合可能としたものである。

（作　用）以上の手段によれば、ブロー成形によって中空状に成形
された箱体は、周面のカット代を境にして一方側が水受
はトレーとして成形され、且つ同カット代より他方側が
保持具として成形される。

上記箱体をカット代より切断すると、水受はトレーと保
持具とが分離され、これらの切断面がそれぞれ開口する
。

水受はトレーはその底部が保持具の開口部内に対して着
脱自在に嵌合可能となり、嵌合させると保持具の開口部
内で保持される。

（効　果）本発明は以上の様に、水受はトレーと保持具とをカット
代を境にして一体に成形し、成形後にカット代から切断
して分離ゼしめたものであるから、−個の成形型によつ
゛て両者を一度に成形することが可能となり、従って、
ｌｉ造数が少ない場合における製造コストを低減せしめ
ることができるものである。又、水受トレー及び、保持
具の開口部同縁を斜めに拡開されていることにより、シ
ャワーホース及び水受トレーの出入りを円滑に行なえる
。

（実施例）以下、本発明の一実施例を１面に基づいて説明する。

第２図−（１）にて示す（Ａ）はブロー成形によって成形したポリエチレン等の合成樹脂から成る箱体であり、
中空で且つ外形を略四角柱形状に成形しである。

この箱体（Ａ）の周面における上端寄りの位置にはカッ
ト代（ａ）が−直線状に周設しである。

尚、カット代（ａ）は少なくとも使用するカッターの刃
の厚さと同じ幅を確保し、その断面形状は第２図−（１
）及び第２図−（３）で示す様に直線状や半円状の様に
成形しやすい形状に形成する。

上記箱体（Ａ）はカット代（ａ）より下側の部分をシャ
ワーホース用の水受はトレー（１）として成形すると共
に、同ライン（ａ）よりも上側の部分を水受はトレー（
１）の保持具（２）として成形してあり、両者（１）（
２＞は互いに開口縁を付き合わせた状態で一体に成形さ
れている。

そして、箱体（Ａ）は成形後にカット代（ａ）から切断
して水受はトレー（１）と保持具（２）とを第１図にて
示す様に分離する。これによって、水受はトレー（１）
と保持具（２）の切断面が共に開口される（第１図）。

水受はトレー（１）は上端面が開口する縦長状の器であ
り、開口縁部を斜めに拡開して形成している。

これはシャワーホース（Ｃ２）をシャワーホルダー（Ｃ
３）に収納する際に、水受はトレー（１）が基準よりも
ずれて取付けられた場合でも、シャワーホース（Ｃ２）
や錘（Ｃ４）が水受はトレーの開口縁部に引掛かること
なく円滑に収納する為のものである。

また、水受はトレー（１）の正面部分には半円状の摘み
（１ａ）を突設し、且つ、第５図にて示す如く底面には
後述するねじ（３）頭部の逃げ凹部（１ｂ）を凹設しで
ある。

一方、保持具（２）は第３図乃至第５図にて示す様にキ
ャビネット（Ｂ）の底板（ｂｌ）上にねじ（３）止めし
て取付け、その開口部内に水受はトレー（１）の底部を
着脱自在に嵌合して保持するものであり、開口部内周の
大きさは水受６プトレー（１）の底部を無理なく嵌合さ
せることができ、且つガタ付きが生じない程度に形成す
る。

尚、水受はトレー（１）と保持具（２）とは、両者の嵌
合面に弾性係合可能な凹凸を設け、この凹凸の係合によ
って嵌合性を高めてもよい（図示せず）。

上記保持具（２）の開口縁部は水受はトレー（１）と同
様に拡開させることにより、水受はトレー（１）下部を
容易に嵌合できる様にする。さらに、保持具（２）底面
の周縁に突条（２ａ）を周設して側面を補強しである。

また、保持具（２）の底面を上方へ湾曲させているのは
、該底面をキャビネット（Ｂ）の底板（ｂｌ）に対して
ねじ（３）止めした際のＷＩ看度を高めてガタ付きを無
くす為である。

尚、（２ｂ）はねじ（３）の下孔である。

上述した如く構成した水受はトレー（１）は、第４図に
て示す様にキャビネット（８）の底板（ｂ＋　）に固定
した保持具（２）に底部を嵌合させて垂直状に保持し、
その内部にカウンター（ｂｌ）に引出し自在な状態で設
置したシャワーヘッド（Ｃ１）から垂れ下がるシャワー
ボース（Ｃ２）を収容し、そのシャワーホース（Ｃ２）
に沿って流れ落ちる水を受ける。

水受はトレー（１）はその内部に溜った水を捨てる為に
定期的に保持具（２）から取り外す必要があり、その際
には摘み（１ａ）を掴んで保持具（２）より引き出すも
のである。

以上の様に、水受はトレー（１）と保持具（２）はカッ
ト代（ａ）を境にして開口縁同士を付き合わせた状態で
一体にプロー成形し、成形後、カット代（ａ＞から切断
して両者（１）（２）を分離せしめて構成したものであ
るから、水受はトレー（１）と保持具（２）とを−個の
成形型によって一所に成形することができ、製造コスト
の低減が可能である。

また、水受はトレー（１）に摘み（１ａ）を設けること
や、保持具（２）の開口部を拡１Ｆ１１させることによ
り、水受はトレー（１）の着脱を容易に行なうことがで
きるものである。

更に、水受はトレー（１）の開口縁部を拡開させてシャ
ワーホース（Ｃ２）の引掛かりを防止することによって
、シャワーヘッド（Ｃ１）の出し入れをスムースにする
ことができる。

尚、上記した実施例ではカット代（ａ）を直線状に周設
して水受はトレー（１）と保持具（２）の開口縁が水平
状にカットされる様に構成しているが、カット代（ａ）
を斜めに周設して水受はトレー（１）と保持具（２）の
開口が傾斜した状態で開設される様に構成してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した水受はトレーと保持具を示す
斜視図、第２図−（１）はブロー成形した箱体を示す斜
視図、第２図−（２）、（３）はカット代部を示す拡大
断面図、第３図は保持具の縦断面図、第４図は本発明の
水受番ノトレーと保持具とを設置したキャビネットを示
す縦断面図、第５図はキャビネットに設置した保持具を
示す拡大断面図、第６図は従来のシャワー設備付キャビ
ネットを示す縦断面図である。図中、Ａ：箱　体　　　　　ａ：カット代１：水受はトレー　　２：保持具特許出願人　　　　東陶機器株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ブロー成形により中空状の箱体を成形し、該箱体
は周面の適宜個所にカット代を周設し、その箱体におけ
るカット代より一方側を水受けトレーとして成形すると
共に、同カット代より他方側を保持具として成形し、上
記箱体をカット代より切断して、水受けトレーと保持具
とを分離すると共に、これらの切断面を開口し、且つ同
水受けトレーの底部を保持具の開口部内に対し着脱自在
に嵌合可能としたシャワーホース用水受けトレーとその
保持具。
（２）水受けトレーの開口縁部が拡開されている特許請
求の範囲第１記載のシャワーホース用水受けトレーとそ
の保持具。
（３）保持具の開口縁部が拡開されている特許請求の範
囲第１項記載のシャワーホース用水受けトレーとその保
持具。