JPH01145976A

JPH01145976A - 用紙スタッカ

Info

Publication number: JPH01145976A
Application number: JP62301895A
Authority: JP
Inventors: Yukitaka Totsuka; 戸塚　幸孝; Osamu Nakamura; 治中村
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Priority date: 1987-11-30
Filing date: 1987-11-30
Publication date: 1989-06-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、例えばプリンタから排出された記録紙（用紙
）を積み重ねて収納するための用紙スタッカに関する。

（従来の技術）記録紙としてロール紙か用いられているプリンタ等の記
録装置には、情報が記録されオートカッタ等で切断され
た記録紙がその情報量によって長さが不揃いになるもの
がありかつロールによる巻きぐせがついているため、記
録紙をいかに処理するかが一つの課題となる。

従来は、第３図に示す如く、オートカッタ（図示せず）
で切断され、プリンタ１から排出される記録紙２を単に
バスケット３で受けていた。しかし、これではバスケッ
ト３内に収納された記録紙２Ａがバラバラとなってしま
うため、バラバラとなった記録紙２Ａを人が順番に揃え
ねばならず非常に煩雑である。また、バスケット３をプ
リンタ１とは別に床等に置かねばならず、プリンタ１以
外の専有面積を必要とするばかりか、オペレータ等の通
行の妨げとなる。さらには、記録紙２Ａを取り出す場合
に、人がかがまねばならないという不具合があった。

上記バスケット３の欠点を改良すべく考案されたのが第
４図及び第５図に示す用紙スタッカである。この用紙ス
タッカ４は、プリンタ５の用紙排出口の下方に配置され
た半円筒状の案内部６とこの案内部６の下方で案内部６
と接して設けられた用紙載置部７とで構成されている。

この用紙スタッカ４に依れば、プリンタ５から排出され
た記録紙８は、カール状の巻きぐぜ及びその自重によっ
て、（１）に示す如く案内部６に案内されてその先端が
案内部６と用紙載置部７との間（又は案内部６とすでに
載置部７に積み重ねられた記録紙８Ａとの間）に挟まれ
（２）、そして、プリンタ５から離間した記録紙８は、
（３）に示す如く、その他端側か用紙載置部７に落下し
て用紙載置部７に積載される。従って、プリンタ５から
排出された記録紙８は排出順に用紙載置部７に積み重ね
られる。

しかしながら、このスタッカ４においても、用紙載置部
７がプリンタ５の側部から突出した状態となるため、プ
リンタ５の占有面積が大きくなることには変わりはなく
、またオペレータ等の通行の妨げともなっていた。

（発明が解決しようとする問題点）上記した如く、従来の用紙スタッカでは、プリンタ等の
装置の側部から突出した状態に配置されるため、装置を
設置するに必要なスペースか大きくなり、またオペレー
タ等の通行の妨げともなっていた。

本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、巻きぐせのついた不定長の記録紙であっても、排
出順に積載収納でき、かつ装置から突出させないで設け
られ装置の占有スペースを小さくできる用紙スタッカを
提供することを目的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明の用紙スタッカでは、装置から排出される用紙を
収納する用紙収納部が前記装置の底部側に配置され、前
記装置から排出され先端が自重により垂れ下がる用紙を
用紙案内部で案内して前記用紙の進行を前記排出方向か
ら前記用紙収納部へ収納される方向へ変える構成となっ
ている。

（作用）上記構成に依れば、用紙収納部が装置の底部側に配置さ
れるため、装置自体の占有スペースにおいて用紙スタッ
カをも設けることができる。しかも、自重により先端が
下方に垂れさがる用紙の進行方向を用紙案内部で案内し
て用紙を用紙収納部に収納させる構成であり、カール状
の巻きぐせかついた不定長の用紙でおっても、用紙案内
部の形状を用紙の巻きぐせに近似した曲線とすることに
より、排出順に円滑に用紙収納部に収納することができ
る。

（実施例）以下、本発明の実施例を第１図及び第２図を参照して詳
述する。

図中、１０はプリンタ装置である。プリンタ装置１０に
はロール紙が内蔵されており、情報が記録されオートカ
ッタ（図示せず）で必要な長さに切断された記録紙（用
紙）１１は、排出口１２より、矢印ａ方向へ排出される
。

１５は記録紙１１を排出順に積み重ねて収納するための
用紙スタッカである。用紙スタッカ１５は、用紙収納部
１６と用紙案内部１７とで構成されており、前記プリン
タ装置１０は用紙収納部１６に載置されている。また、
用紙収納部１６は、第２図に示す如く、ケース１９とこ
のケース１９内に摺動自在に設けられた引き出し状の用
紙載置部２０とよりなり、用紙載置部２０は前記用紙案
内部１７と一体に形成されている。一方、用紙案内部１
７は、用紙載置部２０から湾曲しながら立ち上がってお
り、カール状の巻きぐせがつき自重により先端が垂れ下
がった記録紙１１を用紙収納部１６に円滑に案内する。

つぎに、この用紙スタッカ１５の作用につき説明する。

プリンタ装置１０によって矢印ａ方向へ排出される記録
紙１１は、ロール紙であることによる巻きぐせ及び自重
により湾曲した状態にて先端が垂れ下がる。この記録紙
１１は、ざらに矢印ａ方向へ移送されて用紙案内部１７
に当接し、この案内部１７によってその進行方向を矢印
ａ方向と反対の矢印す方向へ変えられ、前記用紙収納部
１６に向けて移送される。そして、オートカッタによっ
て必要な長さに切断された記録紙１１は用紙載置部２０
及び用紙案内部１７上に載置される。また、後にプリン
タ装置１０から排出される記録紙１１はすでに用紙載置
部２０及び用紙案内部１７上に載置されている記録紙１
１Ａ上に載置される。この場合に、用紙案内部１７の形
状は記録紙１１の巻きぐせに近似させた曲線となってお
り、プリンタ装置１０から排出される記録紙１１は用紙
収納部１６の最上部に積層されている記録紙１１の上に
確実に積み重ねられる。従って、多様な長さの記録紙１
１であっても、排出順に正しく用紙収納部１６内に積層
される。また、用紙収納部１６内に収納された記録紙１
１は、用紙案内部１７（つまり、用紙載置部２０）を矢
印Ｃ方向へ移動させることにより、容易に取り出せる。

尚、本例においては、用紙スタッカ１５の上にプリンタ
装置１０が載置される型につき説明したが、プリンタ装
置１０の筐体内に用紙スタッカ１５を収納しても良い。

また、プリンタ装置における記録紙ばかりでなく、ファ
クシミリ装置における送信原稿、受信記録紙、複写機に
おける複写紙等、各種用紙のスタックとしても使用でき
るのはもちろんである。ざらには、ロール状の記録紙ば
かりでなく、定形サイズの記録紙の収納用としても使用
できる。また、本例の如く、プリンタ装置１０の底面と
並行に用紙スタッカ１５を配置したのでは、記録紙１１
の移送に滞りか生じるような場合には、用紙スタッカ１
５を傾斜させてプリンタ装置１０の底部側に配置し、記
録紙１１の自重を利用して記録紙１１を収納する構成と
しても良い。

［発明の効果］以上説明したように本発明の用紙スタッカに依れば、装
置から排出される記録紙が巻きくせのついた不定長のも
のであっても、排出順に積載収納できる。しかも、用紙
スタッカ自体は装置の底部側に配置されるため装置の側
部から突出させないで済み、装置の設置スペースを最小
限に止めることができ、また通行の妨げともならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、第２図
は第１図の■−■線断面図でおる。第３図乃至第５図は従来例を示す図であり、第３図はバ
スケットを用いたプリンタ装置の側面図、第４図は用紙
スタッカを用いたプリンタ装置の側面図、第５図は第４
図の内部Ａ拡大図である。１０・・・プリンタ装置　　　１１・・・用紙１５・・
・用紙スタッカ　　　１６・・・用紙収納部１７・・・
用紙案内部　　　　１９・・・ケース２０・・・用紙載
置部代理人　弁理士　　本　１）　崇第１図第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）装置の底部側に配置される用紙収納部と、前記装
置から排出され先端が自重により垂れ下がる用紙を案内
し前記用紙の進行を前記排出方向から前記用紙収納部へ
収納される方向へ変える用紙案内部とを具備してなるこ
とを特徴とする用紙スタッカ。
（２）用紙収納部は、用紙案内部と一体に形成された用
紙載置部とこの用紙載置部を摺動自在に保持するケース
とを具備してなることを特徴とする特許請求の範囲第（
１）項記載の用紙スタッカ。
（３）用紙収納部は、装置筐体の内部に設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項又は第（２
）項記載の用紙スタッカ。