JPH01142971A - 表示データ編集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、オフィスコンピュータ、ワードプロセッサ
等の文書編集装置に関する。

［発明の要点］ この発明は、表示画面上に透明タッチパネルが配設され
た表示手段を備えた文書編集装置において、透明タッチ
パネルに対するタッチ位置、および、そのタッチ位置の
移動方向とに基づいて、自動的に編集ブロックを決定す
ることにより、編集ブロックの指定を容易に行えるよう
にしたものである。

［従来の技術］ 従来、文書編集装置においては、文書データの入力、表
示画面上での位置指定、および、挿入、削除、移動等の
編集指示は、一般に、キーボードにより行われていた。

しかし、このキーボードでの位置指定は、カーソル移動
キーを押下し続けることにより、所望の位置までカーソ
ルを移動させる必要があり、ダイレクトに所望の位置を
指定することができず、指定操作が面倒であった。

そこで、位置指定を容易にするため、表示画面上に透明
タッチパネルを配設して、所望の位置を指などで触れる
ことにより、表示画面上の位置を読取らせ、ダイレクト
に所望の位置を指定できるようにしたポイント入力装置
を備えた文書編集装置が登場してきた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、透明タッチパネルによる編集範囲の指定は、キ
ーボードを用いた場合と同様に、編集ブロックの対角位
遣の２点を始点位置、終点位置として指定することによ
り行なっていた。そのため、透明タッチパネルを介して
、始点位置、終点位置とを正確にタッチする必要があり
、使い勝手が悪かった。

この発明の課題は、透明タッチパネルによる編集ブロッ
クの指定を容易に行えるようにすることである。

［問題点を解決するための手段］ この発明の手段は次の通りである。

記憶手段ａ（第１図の機能ブロック図を参照、以下同じ
）は文書データを記憶する。

表示手段すは、記憶手段ａに記憶された文書データを表
示する。

透明タッチパネルＣは、表示手段すの表示画面上に配設
され、表示内容がその上から見えるように透明部材によ
って構成されている。

位置検出手段ｄは、透明タッチパネルＣに対するタッチ
位置を検出する。

方向検出手段ｅは、位置検出手段ｄにより検出された少
なくとも２つのタッチ位置及びそのタッチの順序に基づ
いてタッチ位置の移動方向を検出する。

決定手段ｆは、方向検出手段ｅにより検出された移動方
向と位置検出手段ｄにより検出されたタッチ位置とに基
づいて、記憶手段ａに記憶された文書データに対する編
集ブロックを決定する。

編集処理手段ｇは、決定手段ｆにて決定された文書デー
タの編集ブロックに対し、たとえば、移動、消去等の所
定の編集処理を実行する。

［作　用］ この発明の手段の作用は次の通りである。

表示手段すには、記憶手段ａに記憶された文書データが
記憶され、その表示内容は、透明タッチパネルＣを介し
て見えている。そこで、透明タッチパネルＣを介して表
示内容の所望の位置をタッチすると、そのタッチ位置は
、位置検出手段ｄにより検出される。そして、方向検出
手段ｅは、位置検出手段ｄにより検出された少なくとも
２つのタッチ位置及びそのタッチの順序に基づいて、タ
ッチ位置の移動方向を検出する。たとえば、位置検出手
段ｄにより、２行目の２桁目の位置の次に、２行目の３
桁目の位置がタッチ位置として検出されたときは、方向
検出手段ｅは、同一行において桁数が増える方向にタッ
チ位置が移動しているので、右方向への移動である旨を
検出する。

決定手段ｆは、検出されたタッチ位置と、その移動方向
とに基づいて、記憶手段ａに記憶された文書データに対
する編集ブロックを決定する。たとえば、上記の例では
、決定手段ｆは、最初のタッチ位置である２行目の２桁
目と、タッチ位置が右方向へ移動しているという情報に
基づいて、文書データに対する編集ブロックは、表示画
面上における全行の２桁目以上の全桁の表示内容に対応
する範囲であると決定する。このようにして、編集ブロ
ックが決定されると、編集処理手段ｇは、その編集ブロ
ックに対し所定の編集処理を実行する。

したがって、編集ブロックの指定に当って、始点位置と
終点位置との双方を正確にタッチする必要はなくなり、
透明タッチパネルによる編集ブロックの指定が容易にな
る。

［実施例］ 以下、一実施例を第２図ないし第７図を参照しながら説
明する。

棒−虞 第２図は一実施例による文書編集装置の構成図である。

この文書編集装置は、キー人力部ｌから入力された文字
データを、ＣＰＵ２の制御のもとに、例えば、カナ漢字
変換等の各種処理を行ない、その処理結果等を文書デー
タとして文書メモリ３に格納１表示部４に表示、印字部
５にて印字するものである。また、後述の透明タッチパ
ネル４Ａをタッチすることにより、文書データに対する
編集指示が行われる。

表示部４は、透明タッチパネル４Ａと液晶デイスプレィ
部４Ｂとを有しており、透明タッチパネル４Ａは、液晶
デイスプレィ部４Ｂの表示画面上に配設されている。こ
の透明タッチパネル４Ａは、可撓性の透明フィルム上に
、透明部材からなるタッチスイッチ群が、第３図に０で
示したように、マトリクス状に配設された構造となって
おり、その下の液晶デイスプレィ部４Ｂの表示内容が見
えるようになっている。また、各タッチスイッチは、液
晶デイスプレィ部４Ｂの表示画面に表示された文字とｌ
対ｌに対応しており、座標データによって互いに識別さ
れている。

サンプリング回路６は、常時、タッチスイッチを１個ず
つサイクリックにサンプリングしている。タッチ座標検
出部７は、まず、サンプリング回路６によりサンプリン
グされたタッチスイッチのオン／オフ状態を調べる。そ
して、サンプリングされたタッチスイッチがオンのとき
は、その座標のＸ成分データ、Ｘ成分データを、それぞ
れレジスタＸ、レジスタｙに上書きし、オフのときはレ
ジスタＸ、レジスタｙの内容をクリアする。また、タッ
チ座標検出部７は、レジスタｘ、ｙ中のＸ成分データ、
Ｘ成分データをＣＰＵ２に順次転送する。そこで、ＣＰ
Ｕ２は、これらＸ成分データ、Ｘ成分データを解析する
ことにより、タッチ位置の移動方向を検出する。そして
、検出結果を参照して文書メモリ３中の文書データに対
する編集ブロックを決定し、所定の編集処理を行う。

肱−１ 次に、この実施例の編集動作を第４図ないし第７図を参
照しながら説明する。

編集指定を行うべく、透明タッチパネル４Ａをタッチす
ると、ＣＰＵ２の制御のもとに、タッチ座標検出部７は
、タッチ座標を検出する。そして、タッチ座標のＸ成分
、Ｘ成分データは、それぞれ、レジスタＸ、ｙに格納さ
れた後、レジスタｘｏ　、ｙｏ　にロードされる（第４
図ステップＳ１）。次に、タッチの有無を判断しくステ
ップＳ２）、タッチ有りのときは、レジスタｘｏ　、　
　ｙ。

の内容と・　レジスタＸ、ｙの内容とを比較することに
より、前回と今回のタッチ座標が同一であるか否かを判
断する（ステップＳ３）、その判断の結果、同一でない
ときは、レジスタｘ、ｙに格納されている今回のタッチ
座標のＸ成分、Ｘ成分データを、それぞれ、レジスタＸ
Ｉ　、　　ｙ＋　にロードしくステップＳ４）、ステッ
プＳ２に戻る。−方、前回と今回のタッチ座標が同一で
あるときは、直ちに、ステップＳ２に戻る。

ステップＳ２において、タッチ無しと判断されたときは
、ステップＳ５に進んで、レジスタＸＯの内容とレジス
タｘｌの内容とが同一であるか否かを判断する。その結
果、同一であるときは、第６図（ａ）に示したように、
行の進行方向（垂直方向）にタッチ位置が移動したこと
を意味する。

そこで、この場合は、ステップＳ６に進んで、レジスタ
ｙｏで示される行から下側の、表示画面上の文書内容を
１文書メモリ３上で、レジスタｙ１で示される行まで、
全体的に移動する。その結果、第６図（ａ）の場合は、
第６図（ｂ）のようになる、すなわち、垂直方向にタッ
チ位置を移動したときは１表示画面上における最初のタ
ッチ行から下側の全範囲が、ｒＡ集ジブロックして自動
的に決定され、２回目のタッチ行まで下方向に移動処理
されることとなる。

ステップＳ５での判断の結果、レジスタＸＯの内容とレ
ジスタｘ１の内容が同一でないときは、ステップＳ７に
進んで、レジスタｙｏの内容とレジスタｙ１の内容とが
同一であるか否かを判断する。その結果、同一であると
きは、第５図（ａ）に示したように１桁の進行方向（水
平方向）にタッチ位置が移動したことを意味する。そこ
で。

この場合は、ステップＳ８に進んで、レジスタＸＯで示
される桁から右側の、表示画面上の文書内容を１文書メ
モリ３上で、レジスタｘｌ　で示される桁まで、全体的
に移動する。その結果、第５図（ａ）の場合は、第５図
（ｂ）のようになる。

すなわち、水平方向にタッチ位置を移動したときは、表
示画面上における最初のタッチ桁から右側の全範囲が、
編集ブロックとして自動的に決定され、２回目のタッチ
桁まで右方向に移動処理されることとなる。

ステップＳ７での判断の結果、レジスタｙｏの内容とレ
ジスタｙＩの内容とが同一でないときは、第７図（ａ）
に示したように、斜めの方向にタッチ位置が移動したこ
とを意味する。そこで。

この場合は、ステップＳ９に進んで、レジスタｙｏで示
される行から下側で、かつ、レジスタＸＱで示される桁
から右側の、表示画面上の文書内容を、文書メモリ３上
で、レジスタＸＩ　、　　７＋で示される座標に対応す
るアドレス位置まで移動する。その結果、第７図（ａ）
の場合は第７図（ｂ）のようになる、すなわち、右下方
向にタッチ位置を移動したときは、表示画面上における
最初のタッチ位置と、最終行の最終桁位置とを対角位置
とするブロックが編集ブロックとして自動的に決定され
、最初のタッチ位置の文字が２回目のタッチ位置に移動
するような形で、ブロック単位での右下方向への移動が
行われることとなる。

このように、最初のタッチ位置と、タッチ位置の移動方
向とにより編集ブロックが自動的に決定されるので、少
なくとも編集ブロックの終点位置を意識する必要はなく
、編集ブロックの指定が容易になる。特に、第５図の例
では１桁位置のみを意識し、行位置を意識する必要はな
く、また、第６図の例では、行位置のみを意識し１桁位
置を意識する必要はないので、編集ブロックの指定がよ
り容易になる。

なお、この発明は、上述の実施例に限定されることなく
、例えば１編集処理としては、文書移動処理の他に、文
書複写、文書消去１文書印刷を行うことも可能である。

［発明の効果］ この発明によれば、透明タッチパネルに対する最初のタ
ッチ位置と、タッチ位置の移動方向とにより、編集ブロ
ックが自動的に決定されるので。

編集ブロックの終点位置を意識する必要がなく。

透明タッチパネルによる編集ブロックの指定が容易にな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のａ渣ブロック図、第２図は一実施例
の構成図、第３図は透明タッチパネル上に形成されたタ
ッチスイッチ群の配列状態を示す図、第４図は編集動作
を示すフローチャート、第５図〜第７図は第４図の動作
を説明するための図である。 ２・・・・・・ＣＰＵ、３・・・・・・文書メモリ、４
・・・・・・表示部、４Ａ・・・・・・透明タッチパネ
ル、４Ｂ・・・・・・液晶デイスプレィ部、７・・・・
・・タッチ座標検出部。 特許出願人　　カシオ計算機株式会社 ｘ−＋　　　２　　３　　４　　５ 第２図 第３図 第４図 （・）第５図　２ 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）文書データを記憶する記憶手段と、この記憶手段
   に記憶された文書データを表示する表示手段と、この表
   示手段の表示画面上に配設されてなる透明タッチパネル
   と、この透明タッチパネルに対するタッチ位置を検出す
   る位置検出手段とを有する文書編集装置において、 前記位置検出手段により検出された少なくとも２つのタ
   ッチ位置及びそのタッチ順序に基づいてタッチ位置の移
   動方向を検出する方向検出手段と、 この方向検出手段により検出された移動方向と前記位置
   検出手段により検出されたタッチ位置とに基づいて、前
   記記憶手段に記憶された文書データに対する編集ブロッ
   クを決定する決定手段と、 この決定手段にて決定された上記文書データの編集ブロ
   ックに対し、所定の編集処理を実行する編集処理手段と
   、 を備えたことを特徴とする文書編集装置。
2. （２）前記編集処理は、前記所定の編集処理として、文
   書移動処理を実行することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の文書編集装置。