JPH01142806A - 数値制御装置の制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、数値制御装置の制御方式に関し、更に詳しく
は操作盤を用いて１台の数値制御装置で複数の工作機械
を数値制御する独立同時制御方式の改良に関するもので
ある。

［従来の技術］ 第２図は、従来のこの種の制御方式の構成説明図である
。

第２図において、（１）、（２）、（３）は、魔１乃至
Ｎα３までの同一構成の操作盤である。

（３１）〜（Ｓ８）は各操作盤（１）〜（３）における
出力接点、（Ｘｉ）　〜（ＸＳ）は該各出力接点（Ｓｌ
）〜（Ｓ８）から出力される制御信号（Ｘｌ）〜（ｘ８
）である。（４）は、数値制御装置の入力回路である。

（ＩＴＩ）〜（ＩＴ９）は入力回路（４）に設けられ、
操作ａＫ（１）に対応する接続端子である。接続端子（
ＩＴＩ）〜（ｌＴ９）のうち、（ＩＴＩ）〜（ｌＴ８）
は上記出力接点（Ｓｌ）〜（８８）に対応する入力端子
、（ＩＴ９）は共通端子である。また、（２Ｔ１）〜（
２Ｔ９）と（３Ｔｌ）〜（３Ｔ９）は、操作盤（２）と
（３）についての上記入力端子（ＩＴＩ）〜（ｌＴ９）
に対応する入力端子である。（５）は入力回路（４）に
設けられた、逆流防止用のダイオードである。、 上述のような構成の従来の制御方式において、操作盤（
１）のオペレータの操作により出力接点（ＳＬ）がＯＮ
になると、制御信号（ｘｌ）が入力端子（ＩＴＩ）を介
して数値制御装置（４）に入力される。

そして、この制御信号（Ｘｌ）に基づいて、例えば魔１
の工作機械が数値制御される。また、Ｎ（Ｌ２の操作盤
（２）をオペレータが操作するこ゛とにより、Ｎα２の
工作機械が制御信号（ｘｌ）〜（ｘ８）に基づいて制御
されるようになっている。同様にして、Ｎ１１Ｌ３の操
作盤（３）の操作により、＆３の工作機械が制御信号（
ｘｌ）〜（ｘ８）で制御されるようになっている。

［発明が解決しようとする問題点コ このような構成の従来の制御方式においては、操作盤が
制御対象の数に対応して設置され、この操作盤の接点端
子を全て数値制御装置の入力端子に接続していた。この
ため、制御対象の数に応じた接続用の端子や配線が必要
になるので、接続部付近の構造が複雑で、組み立てに手
間が掛り製作費が高くなるという問題点があった。

本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、１台の操作盤で複数の工作機械を制御でき、構
成が簡単な数値制御装置の制御方式を実現したものであ
る。

［問題を解決するための手段］ 本発明では、操作盤に従来の制御信号に対応する出力接
点などの外に、複数の制御対象の系統を選択するための
切換えスイッチのような選択手段を設けたものである。

［作　　用］ 本発明制御方式によれば、操作盤がら制御信号が数値制
御装置に出力されると共に、選択手段によってその制御
信号に対応する制御系統の選択信号も同期的に出力され
る。

［発明の実施例コ 第１図は本発明実施例の構成説明図で、ここでは１台の
数値制御装置で３台の工作機械を数値制御する場合を例
示して説明する。

第１図において、第２図と同一の記号は同様な構成・機
能のものであるから再説明を省略する。

特に、本発明においては、操作盤（１）に選択スイッチ
（６）が設けられている。選択スイッチ（６）は、制御
対象となる３台の工作機械の内の何れかを選択するため
のものである。この選択スイッチ（６）は、選択信号（
Ｍｌ）〜（Ｍ３）を出力する。（ＴＩ）　〜（Ｔ８）ハ
制御信号（Ｘｉ）　〜（Ｘ８）ノ入力端子、（Ｔ９）は
共通端子、（Ｔｌｌ）〜（Ｔｌｌ）は上記選択信号（Ｍ
ｌ）〜（Ｍ３）の入力端子、（Ｔ１４）はその共通端子
で、これらの端子は数値制御装置（４）の入力回路に設
けられている。

このような構成の本発明の動作は、次の通りである。出
力接点（８１）〜（Ｓ８）がＯＮになると、操作盤（１
）から制御信号（Ｘｉ）〜（ｘ８）が出力され、入力端
子（Ｔｌ）〜（Ｔ８）を介してこの制御信号（Ｘｉ）〜
（ｘ８）が数値制御装置（４）に入力される。この時、
操作盤（１）の操作に基づく制御信号（Ｘｎ）に対応す
る選択信号（Ｍｎ）が、数値制御装置（４）に同期的に
入力される。そして、入力された選択信号（Ｍｎ）に基
づいて、操作盤（１）によって制御される工作機械の対
象が判断される。例えば、選択信号（Ｍｌ）が入力され
た時は、３台の工作機械の内のＮ（Ｌｌの工作機械と判
断される。また、選択信号（Ｍ２）が操作盤（１）から
出力された場合は、ＮＱ、２の工作機械の制御信号と判
断される。同様に、選択信号（Ｍ３）が出力された場合
は、Ｎ１１Ｌ３の工作機械の制御信号と判断される。そ
の後、対象となった工作機械について、制御信号（Ｘｎ
）の処理が実行される。

なお、上述の実施例では８種の制御信号を利用して３台
の工作機械を数値制御する場合を例示して説明したが、
Ｎ個のグループ系統の制御対象をＭ種の制御信号で制御
するような数値制御にも本発明方式を適用することもで
きる（Ｎ、Ｍは正の整数）。

［発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば制御信号に同期し
た制御対象用の選択信号を出方する選択手段を設けたの
で、１台の操作盤によって複数系統の工作機械を数値制
御することができる。したがって、操作盤の数が少なく
できると共に、操作盤と数値制御装置との接続部付近の
構成等が極めて簡単になる。よって、本発明の数値制御
装置の制御方式によれば、構造が簡単で製作費の安い数
値制御装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成説明図、第２図は従来の制
御方式の構成説明図である。 図において、（１）、（２）、（３）は操作盤、（４）
は数値制御装置の入力回路、（５）は逆流防止用のダイ
オード、（６）は選択スイッチ、（８１）　〜（８Ｂ）
は出力接点、（Ｘｉ）〜（Ｘ８）、　（Ｘｎ）は制御信
号、（Ｔｌ）〜（Ｔ８）、　（ＩＴＩ）〜（ＩＴ８）　
、　（２Ｔ１）〜（２Ｔ９）　、　（３Ｔｌ）〜（３Ｔ
９）は入力端子、（Ｍｌ）〜（Ｍ３）。 （Ｍｎ）は選択信号である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 手動の操作手段を備えた操作盤と、該操作盤からの制御
   信号が入力されてこの制御信号に基づいて複数からなる
   制御系列の工作機械を独立・同時的に数値制御する数値
   制御装置の制御方式において、 前記操作盤に前記制御系列の各系列を切換えて選択する
   選択手段を設け、該選択手段により前記制御信号と同期
   して該制御信号に対応する制御系列の選択信号を前記数
   値制御装置に出力するように構成したことを特徴とする
   数値制御装置の制御方式。