JP2591614B2 - 数値制御装置の遠隔制御システム - Google Patents

数値制御装置の遠隔制御システム

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JP2591614B2 JP62013155A JP1315587A JP2591614B2 JP 2591614 B2 JP2591614 B2 JP 2591614B2 JP 62013155 A JP62013155 A JP 62013155A JP 1315587 A JP1315587 A JP 1315587A JP 2591614 B2 JP2591614 B2 JP 2591614B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は数値制御装置の遠隔制御システム、特にホス
トコンピュータを利用して遠隔制御するシステムに関す
る。
[従来の技術] 従来、数値制御装置を離れたところから動作指令信号
或は加工プログラムやオフセットデータ等を数値制御装
置に入出力するには、例えば次のような方法が知られて
いる。
(1)紙テープやフロッピーディスク等を利用してオフ
ラインで入出力する。
(2)数値制御装置とホストコンピュータを伝送ライン
で結び、互いにタイミングを計りながら両装置のキーを
操作し信号を入出力する。
(3)(2)の方法と同じ様に伝送ラインで両装置を結
び、ホストコンピュータから信号を送信するとき、特別
のコードをつけるなど特定のフォームで送信する。
[発明が解決しようとする問題点] これらの方法には次のような問題点があった。
(1)の方法はオフラインであるから、紙テープやフ
ロッピーディスクを数値制御装置まで運んでいく必要が
ある。
(2)の方法はホストコンピュータと数値制御装置と
の間で、例えば電話で連絡し合いながら操作する必要が
あり非常に面倒である。
(3)の方法は少しの訂正の場合でも、例えばオフセ
ットデータの一部だけの訂正の場合でも、特別のコード
をつけるなど特定のフォームを作る必要がある。また、
数値制御装置側でもその特別のフォームのデータを解読
する必要がある。この様にシステムの構成が複雑であ
る。更に、数値制御装置の現在の状態がホストコンピュ
ータ側には分からないので、単にホストコンピュータ側
からデータを一方的に送ることは危険であった。即ち、
例えば機械運転中にオフセットデータが書き換えられる
と機械が暴走する恐れがあった。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る数値制御装置の遠隔制御システムは、 各種操作を指令するための操作盤と各種信号を処理す
るためのCPUを備えた数値制御装置と前記数値制御装置
から離れた位置に配設され前記数値制御装置に伝送ライ
ンを介して接続されたホストコンピュータとを備えてお
り、 前記操作盤が、 前記数値制御装置及びその数値制御装置により制御さ
れる各種機器の状態を表示し、その状態を記号等により
示した状態表示手段と、 前記数値制御装置及び前記各種機器へ各種動作を指令
し、その各種動作を絵文字及び記号等により示した指令
手段と、を有し、 前記ホストコンピュータが、 ディスプレイ装置と、コード処理部と、送信部と、を
有し、 前記ディスプレイ装置は、前記状態表示手段と前記指
令手段の形状、絵文字及び記号等の実質的に同一の形
状、絵文字及び記号等を有して対応する機能を有する状
態表示部と指令部とを画面上に表示し、かつ前記指令部
が受けた指令を出力し、 前記コード処理部は、前記ディスプレイ装置から出力
された信号を前記操作盤から前記数値制御装置へ出力さ
れる信号と実質的に同一のコード又は同一のフォームに
処理して出力し、 前記送信部は、前記コード処理部の出力を前記伝送ラ
インを介して前記数値制御装置へ送信する構成のもので
ある。
[作用] ホストコンピュータ側のディスプレイ装置の状態表示
部に表示された数値制御装置等の状態を参考にしつつ、
指令部から数値制御装置の操作盤の操作と同様の操作で
入力した信号は、伝送ラインを通じて数値制御装置に送
られ、数値制御装置はその信号をあたかも操作盤から入
力された信号のように処理する。
[実施例] 第1図は本発明にかかる数値制御装置の遠隔制御シス
テムの実施例のブロック線図である。
数値制御装置1は、加工データ、オフセットデータな
どを処理するCPU1、X軸やZ軸のサーボ制御を行うCPU
2、機械の非常停止や起動等を指示する指示ボタン等の
指令手段及び数値制御装置が作動中或は停止中等の情報
を表示する状態表示手段を有する操作盤2、機械のスイ
ッチやソレノイドを制御する入出力を扱うインターフェ
ース3等を備えている。更にこの数値制御装置1は、紙
テープ、フロッピーディスクル等からデータを入力する
ためのチャンネルCH1と、上位ホストコンピュータ4に
伝送ライン5を介して接続されたチャンネルCH2を備え
ている。
第2図は操作盤2の正面図であって、操作盤2に指令
手段6及び状態表示手段7を有する。指令手段6は、例
えば非常停止ボタン8、起動指令ボタン9、一時停止ボ
タン10、数値制御装置側のディスプレイに加工プログラ
ムもしくはオフセットデータを選択的に表示させるため
のボタン11、機械の動作モードを自動あるいは手動に切
り替えるための自動手動切り替えボタン17または数値制
御装置の制御部を初期状態に戻すためのリセットボタン
12等を備えている。状態表示手段7は、例えば機械側の
準備が整ったことを示すレディランプ13、危険な状態を
示す警告ランプ14、X軸やZ軸等の原点復帰を示す原点
復帰ランプ15、加工完了を示す加工完了ランプ16及びLE
D等のデータ表示手段40等を備えている。
前記ホストコンピュータ4は、第3図に示すように指
令部18及び状態表示部19を有する画面を備えたディスプ
レイ装置20を備えている。指令部18は、前記操作盤2上
の指令手段6の少なくとも一部に対応する表示エリアで
ある。例えば、前記非常停止ボタン8に対応する非常停
止指令部21、前記起動指令ボタン9に対応する起動指令
部22、前記一時停止ボタン10に対応する一時停止指令部
23、前記選択ボタン11に対応する選択部24及び前記リセ
ットボタン12に対応するリセット部25等が設けられてい
る。ここに対応するとは、これら指令部などを例えばカ
ーソルで選択するとその指令部に対応する操作盤2上の
ボタンを押した場合と同じ機能が奏されることを意味す
る。前記状態表示部19は、操作盤2上の状態表示手段7
の少なくとも一部に対応する表示エリアである。例えば
前記レディランプ13に対応するレディ表示部35、前記警
告ランプ14に対応するアラーム表示部26、前記原点復帰
ランプ15に対応する原点復帰表示部27及び前記加工完了
ランプ16に対応する加工完了表示部28、あるいはデータ
表示手段40に対応するデータ表示部41を備えている。
さらに、ホストコンピュータ4は、ディスプレイ装置
20の状態表示部19または指令部18を利用して入力される
信号を、操作盤2上の各々対応する状態表示手段7また
は指令手段6を利用して入力される信号と同じコードま
たはフォームになるよう処理するコード処理部29を有す
る。コード処理部29からの出力は、ホストコンピュータ
内の送信部30によって伝送ライン5を通じて数値制御装
置1のチャンネルCH2に入力される。
上記伝送ライン5は、ホストコンピュータ4と数値制
御装置を結ぶシリアルデータの専用回線であるから、一
本のケーブルでよい。
上記実施例の作用を次に説明する。
ホストコンピュータ4から動作指令や加工プログラム
を数値制御装置1側に送る場合、ディスプレイ装置20上
の各状態表示部19の表示を参考にして各指令部18から操
作盤2の場合と同様にして指定する。その際、第4図
(a)に示すようにまずIDコードを先におくり、一致し
たときのみ数値制御装置1が応答するようにすることが
できる。従って、第5図に示すように、一台のコンピュ
ータに複数台の数値制御装置を接続して制御することも
可能である。また第5図に示すようにIDコードに群レベ
ルの情報をいれることによって、その群内の全ての機械
に同時に制御をかけることもできる。このようにして入
力された信号は伝送ライン5を通じて数値制御装置へ送
られ、数値制御装置1はあたかも操作盤2より入力があ
ったかのようにして、その信号を処理する。したがっ
て、数値制御装置1の処理の流れは第7図のフローチャ
ートのようになる。
逆に数値制御装置のディスプレイで表示されている情
報を第4図(b)の様な信号構成でホストコンピュータ
に送ることにより数値制御装置で表示しているのと同じ
内容、例えば加工プログラムの表示等をホストコンピュ
ータに表示することができる。
また、数値制御装置のデータ表示手段は本実施例では
数字表示器を使用しているがCRTで表示したものでもよ
い。
[発明の効果] 本発明システムは、ホストコンピュータ側のディスプ
レイ装置に機械の動作状態などを表示できるので、安全
に数値制御装置をコントロールすることができる。更
に、ホストコンピュータ側の表示及び指示は数値制御装
置の制御盤上の表示及び指示と同様であるので、操作を
容易にすることができる。また、ディスプレイ装置から
入力された信号は、操作盤から入力された信号と同じフ
ォームであるので、ホストコンピュータは、操作盤のコ
ード或はフォームを用いて動作でき、また数値制御装置
はあたかも操作盤から入力されたかのごとくして処理で
きる。そのため、システムが単純となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明システムの構成を示すブロック線図、第
2図は数値制御装置の操作盤の正面図、第3図はホスト
コンピュータのディスプレイ装置の画面の正面図、第4
図(a)はホストコンピュータから数値制御装置への信
号構成図、第4図(b)は数値制御装置からホストコン
ピュータへの信号構成図、第5図は本発明システムの別
の実施例の略字ブロック線図、第6図はIDコードの構成
図、、第7図はキー入力処理のフローチャート図であ
る。 1……数値制御装置、2……操作盤、3……入出力イン
ターフェース、4……ホストコンピュータ、5……伝送
ライン、6……指令手段、7……状態表示手段、18……
指令部、19……状態表示部、20……ディスプレイ装置、
29……コード処理部、30……送信部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種操作を指令するための操作盤と各種信
    号を処理するためのCPUを備えた数値制御装置と前記数
    値制御装置から離れた位置に配設され前記数値制御装置
    に伝送ラインを介して接続されたホストコンピュータと
    を備えた数値制御装置の遠隔制御システムにおいて、 前記操作盤が、 前記数値制御装置及びその数値制御装置により制御され
    る各種機器の状態を表示し、その状態を記号等により示
    した状態表示手段と、 前記数値制御装置及び前記各種機器へ各種動作を指令
    し、その各種動作を絵文字及び記号等により示した指令
    手段と、を有し、 前記ホストコンピュータが、 ディスプレイ装置と、コード処理部と、送信部と、を有
    し、 前記ディスプレイ装置は、前記状態表示手段と前記指令
    手段の形状、絵文字及び記号等と実質的に同一の形状、
    絵文字及び記号等を有して対応する機能を有する状態表
    示部と指令部とを画面上に表示し、かつ前記指令部が受
    けた指令を出力し、 前記コード処理部は、前記ディスプレイ装置から出力さ
    れた信号を前記操作盤から前記数値制御装置へ出力され
    る信号と実質的に同一のコード又は同一のフォームに処
    理して出力し、 前記送信部は、前記コード処理部の出力を前記伝送ライ
    ンを介して前記数値制御装置へ送信することを特徴とす
    る数値制御装置の遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】前記状態表示部は、少なくとも、準備が出
    来たことを示すレディ表示部、警告を示すアラーム表示
    部、軸の原点復帰を示す原点復帰表示部及び加工完了を
    示す加工完了表示部を備え、 前記指令部は少なくとも、非常停止指令部、起動指令
    部、一時停止指令部、数値制御装置の制御部を初期状態
    に戻すためのリセット部及び数値制御装置側のディスプ
    レイに何を表示させるかを選択するための選択部を備え
    た ことを特徴とする特許請求の範囲第1項の数値制御装置
    の遠隔制御システム。
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JP2015201012A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 中村留精密工業株式会社 刃物台の原点状態表示装置

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