JPH01139087A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH01139087A
JPH01139087A JP62299350A JP29935087A JPH01139087A JP H01139087 A JPH01139087 A JP H01139087A JP 62299350 A JP62299350 A JP 62299350A JP 29935087 A JP29935087 A JP 29935087A JP H01139087 A JPH01139087 A JP H01139087A
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JP
Japan
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routine
variable
jackpot
winning
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP62299350A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、可変表示装置の作動結果により大当りを発
生させるようにしたパチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 従来、パチンコ遊技機として、始動口中への打球の入賞
に基づき可変表示装置を作動させて数字表示を変化させ
、その停止時の数字表示が特定の組合せになっていると
きに、大当りとして変動入賞装置の入賞口を開放させる
ことにより、多くの賞球獲得のチャンスを与えるように
したものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記従来のパチンコ遊技機によると、可変表
示器の作動結果としての数字表示が、−旦特定の数字表
示の組合せとなって大当りが発生し、それに基づき、変
動入賞装置の入賞口が開放されると、その後は、その入
賞口中に流入する打球がその内部の特定部分を通過する
限り、大当りのサイクルが最高8回又は10回まで自動
的に更新されるようになっているため、大当り時の遊技
内容が単純で飽きられ易いという問題点があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、大当り時の遊技内容に変化をもたせ、より興味深く
飽きられにくいパチンコ遊技機を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記問題点を解決す
るため、遊技領域内に、始動口と、該始動口中への打球
の流入により作動されて表示の変化が行なわれる可変表
示装置と、該可変表示装置の表示変化の停止結果として
の特定の表示態様に基づき大当りとして駆動手段により
開放状態にされる入賞口を備えた変動入賞装置と、前記
始動口への打球の流入を検出する検出器と、該検出器か
らの信号を受けて前記可変表示装置に表示変化を行なわ
せ、その停止時の表示態様を判定し、その判定結果に基
づき、大当りとして前記駆動手段を駆動させることによ
り前記変動入賞装置の入賞口を開放させるようにした構
成とした。
[作用] 始動口中へ打球が入賞して可変表示装置が作動され、そ
の作動結果としての表示態様が特定の表示態様となって
、大当りが発生して変動入賞装置の入賞口が開放される
と、その大当りが終了した時点で、その時までに、予め
定められた大当りの継続発生条件が成立しているか否か
が判定され、成立しているときには、再度、大当りが強
制的に発生されることとなって、遊技者にとって可変表
示装置を作動させて特定の表示態様を発生させるための
遊技と、大当りの継続発生の条件を成立させるための遊
技の2種類の遊技を楽しむことができる他、大当り中の
遊技に変化が生じて単調さが解消される。
[実施例] 第1図は、この発明が適用されたパチンコ遊技機の遊技
盤1の橋成例を示すもので、その前面には、遊技機の下
部に設けられた打球発射装置(図示省略)によって発射
された打球を遊技盤1の上方部まで案内するガイドレー
ル3が配設されている。このガイドレール3と遊技盤1
前面のガラス板とによって囲まれた空間内に遊技領域2
が設けられている。
この遊技領域2の中央上部側には3つの7セグメント型
可変表示器52およびLEDよりなる4つの記憶表示器
54を有する可変表示装置50が設置され、中央下部側
には開閉扉13、左右一対の案内部材14,14、およ
びLEDよりなる10個の入賞個数表示器15を有する
変動入賞装置10が設置されている。
また、変動入賞装置10の左右の斜め下方位置にはそれ
ぞれ始動口5,5が、また、遊技領域2内の左右両端に
はそれぞれ表示ランプ6.6が設置されている。
また、前記可変表示装置5oの直上位置および左右位置
と前記変動入賞装置10の直下位置には、それぞれポケ
ット型の一般入賞装置4a、4b。
4b、4cが設置され、遊技領域2の下部側左右位置に
はそれぞれチューリップ式の一般人賞装置13B、8a
が設置されている。
また、遊技領域2内の適宜位置には、それぞれ障害釘7
および風車と呼ばれる打球方向変換部材8が配設され、
遊技領域2の中央下部にはアウト球回収口9が設けられ
ている。
また、始動口5.5中の各流路には入賞検出器5aとし
ての検出スイッチSW1が、また、前記変動入賞装置1
0内の入賞球流路には開閉扉13の開放中にその中に流
入した打球を検出する入賞個数検出器62aとしての検
出スイッチSW2がそれぞれ設置されている。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機はそれに設
置されたコンピュータシステム等の制御手段(後述)に
よって概ね次のように制御される。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機に電気が
供給されると、可変表示装置50の記憶表示器54,5
4.・・・・および変動入賞装置10の入賞個数表示器
15,15.・・・・がそれぞれ全て同時に又は流れる
ように点滅を開始する。変動入賞装置10の開閉扉13
は閉じた状態を維持し、左右の案内部材14.14は、
第1図に実線で示すように垂直上向き状態を維持してい
る。
そして、図示省略の打球発射装置によって、遊技領域2
内に打球が発射され、その打球が始動口5中に入賞する
と、それが始動口5中に設置された入賞検出器5aに検
出される。その検出信号に基づいて、前記記憶表示器5
4,54.・・・・が全部−旦消灯された後、その始動
口5中に入賞した個数に対応する数だけ記憶表示器54
が点灯される。そして、所定時間経過後、可変表示装置
50の3個の可変表示器52の数字表示がランダムに変
動される。その変動開始と同時に点灯状態にある前記記
憶表示器54のうちの1つが消灯される。
しかる後、所定時間経過するか、又は図示省略のストッ
プスイッチが押されるかしたときに、左から順に所定の
時間的ずれをもって1つずつ可変表示器52の数字表示
の変動が停止されてそれぞれ確定した数字表示となる。
始動口5中に入賞するごとに、或いは始動口5中への入
賞があってその未処理個数が記憶表示器54に点灯され
て記憶されている場合に、上記3個の可変表示器5′2
の数字表示の上記変動が繰り返される。
しかして、その変動の停止結果としての3個の可変表示
器52の数字表示の所定の組合せによって、1′大当り
(特別な遊技態様)”、′中当り″。
″小島り′″の各遊技状態が発生し、それら以外の数字
表示の組合せは全て“外れ”となる。
すなわち、この実施例の場合、″大当り(特別な遊技態
様)”は、数字表示の組合せがr3,3゜3」又は°r
7,7,7Jとなった場合に発生する。
この“大当り(特別な遊技態様)”は遊技者に最も多く
の賞球獲得のチャンスを与えるもので。
この実施例では、例えば、変動入賞装置10の開閉扉1
3が開放されるとともに左右の案内部材14.14が逆
「ハ」の字状(第1図に鎖線で示す)に開かれ、その状
態が6秒間継続されるか、又は。
変動入賞装置10内へ打球が10個入賞して入賞個数表
示器15が10個点灯するまで継続され、しかる後、元
の状態に戻され、その時点で終了する。
しかし、その終了以前に始動口5中への打球の入賞があ
るか、又は以前に始動口5中へ入賞した未処理分が記憶
されていて記憶表示器54が点灯されていると、その記
憶に基づき、3つの可変表示器54が上記の如く変動さ
れるが、そのときには必ず、r7,7,7J又はr3,
3,3Jで停止するように制御され再度上記大当り(特
別な遊技態様)状態となり、上記大当りの動作が実行さ
れる。
このように、大当りの動作の終了以前に始動口5中へ打
球が入賞するか、又は以前に入賞した未処理分が記憶さ
れていて点灯状態にある記憶表示器54が残っている限
り、その大当りの動作が終了されてもその後の3つの可
変表示器54の作動結果が必ずr7,7,7J又はr3
,3,3Jとなって大当りが発生される制御パターンが
繰り返される。
そして、大当りの動作の終了以前に始動口5中への入賞
がなく、シかも以前に始動口5中へ入賞した未処理分が
なくなると、その後は始動口5中に打球が入賞して可変
表示器54が作動されても大当りの発生確率は通常遊技
時におけると同じ確率に戻される。
″大当り″の発生中は遊技領域2中の左右に設置された
表示ランプ6.6が点滅を繰り返す。
“中当り″は数字表示の組合せがr3,3.3」、r7
,7,7J以外のぞろ目(例えば、「1゜1、IJ)と
なった場合に発生する。
この1′中当り”は、前記゛′大当り″の場合よりは少
なく通常遊技時の場合よりは多くの賞球獲得のチャンス
を与えるもので、この実施例では、変動入賞装置10の
開閉扉13が3秒間開放されるとともに左右の案内部材
14.14が逆「ハ」の字状(第1図に鎖線で示す)に
開かれ、その状態が3秒間継続されて後光の状態に戻さ
れ、その時点で終了する。
この“中当り″の終了時には、それ以前に始動口S中へ
の打球の入賞があるか、又は以前に始動口5中へ入賞し
た未処理分が記憶されていることにより、その後に可変
表示器54の数字表示が変動されても上記大当りの終了
時のようにその変動結果を有利に導くことはなく、通常
遊技時の場合と同様に扱われる。
″小島り″は数字表示の組合せがr3,3.XJ又はr
7,7.XJのように15大当り”となるべきぞろ目の
右側の数字が1つだけずれた場合に発生する。
この″小島り”は前記″中当り″の場合よりは少なく通
常の遊技時の場合よりは多くの賞球獲得のチャンスを与
えるもので、この実施例では、変動入賞装置10の開閉
扉13が1.5秒間開放されるとともに左右の案内部材
14.14が逆「ハ」の字状(第1図に鎖線で示す)に
開かれ、その状態が1.5秒間継続されて後光の状態に
戻され、その時点で終了する。
この″小島り″の終了時の場合も、前記″中当り″の終
了時の場合と同様、それ以前に始動口5中への打球の入
賞があるか、又は以前に始動口5中へ入賞した未処理分
が記憶されていることにより、その後に可変表示器52
の数字表示が変動されても上記大当りの終了時のように
その変動結果を有利に導くことはなく、通常遊技時の場
合と同様に扱われる。
ところで、上記″大当りn、u中当りIt、11小当り
”の各場合には、案内部材14.14が第1図に鎖線で
示す如く逆「ハ」の字状に開いて変動入賞装置10の入
賞口中への打球の流入確率が高められるとともに、その
開いた案内部材14,14先端の案内傾斜部14a、1
4aによって、そこに流下してきた打球が始動口5,5
方向に導かれて、始動口5,5中へ入賞し易くなり、そ
の分可変表示器52の作動チャンスが増えて、″大当り
″の継続発生率が高められる他、“大当り″。
“中当りIt、11小当り″が発生し易くなる。なお。
始動口5,5上の障害釘7を調整することによっても始
動口5,5中への入賞確率を変えることもできる。
その他、数字表示の組合せが前記″大当り″。
″′中当り”および“′小島り″を発生させる以外のも
のとなったときは全て“外れ″となり、そのまま通常の
遊技が継続される。
次に、パチンコ遊技機の前記可変表示装置50および変
動入賞装置10についてさらに詳しく説明する。
先ず、可変表示装置50について説明すると、第2図に
示すように、その構成基板55の前面側中央に7セグメ
ント型可変表示器52が3つ併設され、前面側上部にそ
れら可変表示器52の上部を被うようにしてアーチ形の
透明部材からなる鎧部51が設置されている。また、構
成基板55前面下側にはLEDからなる4個の記憶表示
器54が設置されている。
そして、前記3つの可変表示器52は、前記始動口5へ
の打球の入賞に基づいて所定時間それぞれ独立してラン
ダムに表示が変化(変動)され、一定時間が経過するか
、ストップボタン(図示せず)が押された時点で停止さ
れるようになっている。
また、前記記憶表示器54は前記始動口5中に打球が入
賞して未処理となっている分と対応する個数分だけ点灯
されるようになっている。
一方、変動入賞装置10は、第3図〜第8図に示すよう
に、遊技盤1の盤面の開口部に取り付けられる構成基枠
10Aと、該構成基枠10Aの裏側に設置される後基枠
30と、さらにその裏側に設置される即動基板40とを
備えている。
そして、前記構成基枠10Aには比較的大きな矩形の入
賞口11が設けられ、該入賞口11には、開閉扉13が
設置され、その左右両側には一対の案内部材14.14
が取り付けられている。また、構成基枠10A前面側下
半部の左右両側にはLEDからなる複数の入賞個数表示
器15が設置され、前記入賞口11の下方には透明窓2
3が設けられている。
より詳しく説明すると、前記開閉7jii13は、第3
図に示すように、その前面側に扇形の2つのウェイト片
1.3c、13cを備え、その下端裏側に係合片13B
(第8図)を備えている。そして。
第7図に示すように、その下端部の左右両側を入賞口1
1下部の左右両側に支軸13A、13Aによって回動自
在に支持された状態で、第8図に鎖線で示す如くその自
由端側か起立して入賞口11を閉じた状態から実線で示
す如くその自由端側か手前側に倒れる向きに回動し斜め
上方を向いた状態にまで変化し得るようになっている。
また、前記案内部材14.14はそれら下端部をそれぞ
れ回動軸24,24 (第7図)に固定された状態でそ
れらの自由端側が第7図に実線で示す起立して閉じた状
態から鎖線で示す逆「ハ」の字に開いた状態の範囲にま
で回動自在となっている。これら案内部材14.14の
自由端にはそれぞれ対向側が短くなるようにカットされ
た傾斜案内部14A、14Aが形成されている。
これら開閉扉13と案内部材14.14を動かす駆動手
段としてのソレノイド42.42 (第3図、第4図)
が前記駆動基板40(同図)に取り付けられている。
それら各ソレノイド42.42は下方側に突出する作動
ロッド42A、42Aを備え、これら作動ロッド42A
、42Aには、それら42A、42Aを下降した状態に
復帰させるコイルスプリング42B、42Bと上端に横
長孔43Aを有する作動部材43.43とが装着されて
いる。
一方、前記案内部材14.14の取り付けられた前記回
動軸24,24が構成基枠10Aの後方に突出しく第4
図)、それらの後端部に作動アーム26.26が固定さ
れている。それら作動アーム26.26の先端後部には
それぞれ作動ピン27A、27Aが固定され、それら作
動ピン27A。
27Aが前記ソレノイド42,42の作動ロッド42A
、42Aに取り付けられた作動部材43゜43上端の横
長孔43A、43A中に挿通されている。
また、第8図に示すように、前記開閉扉13の後方側に
1作動レバー33が、その基部を支軸33Aを介して、
構成基枠10Aと一体に設けられた軸受部36に回動自
在に支持されている。この作動レバー33の先端が開閉
扉13の下端裏側の前記係合片13B上に接触配置され
るとともに、前記一方の作動アーム26の中間部に突設
された作動片27Bが接触配置されている。
このように構成されることによって、開閉扉13と案内
部材14.14は駆動手段としてのソレノイド42,4
2により、次の如く作動される。
即ち、通常の遊技時には、ソレノイド42,42がオフ
された消磁状態にあり、それらの作動ロッド42A、4
2Aが自重およびコイルスプリング42B、42B (
第5図)により下降復帰されている。その下降復帰され
た作動ロッド42A。
42Aに取り付けられている作動部材43.43により
、作動ピン27A、27Aを介して作動アーム26.2
6が内側から下降する方向に回動され、それに伴って一
方の作動アーム26に固定された作動片27Bが下降し
、その作動片27Bの下降により作動レバー33を介し
て開閉扉13がその自由端側を起立させる方向に回動さ
れて、第8図に鎖線で示す如く、構成基枠10Aの入賞
口11を閉じた状態に復帰されている。一方、入賞口1
1左右両側の案内部材14.14は、前記作動アーム2
6.26によって回動される回動軸24.24により、
それらの自由端側か上昇した状態(略垂直上向き)に復
帰されている。
この状態で、前述の如く、″大当りn、61中当り″又
は゛′小小島′″が発生した場合には、ソレノイド42
.42がオンされて励磁されることにより、それらの作
動ロッド42A、42Aがコイルスプリング42B、4
2B (第5図)に抗して上昇される。その上昇される
作動ロッド42A、42Aに取り付けられている作動部
材43.43により、作動ピン27A、27Aを介して
作動アーム26.26が内側から上昇する方向に回動さ
れ、それに伴って一方の作動アーム26に固定された作
動片27Bが上昇し、その作動片27Bの上昇により作
動レバー33のその先端側が上昇する方向への回動規制
が解除される。その結果、開閉扉13は、その前面側に
突設されたウェイト片13c、13cの重量により、そ
の上端側が手前側に倒れる向きに回動して開き、第8図
に示すように、ウェイト片13c、13cの一端部が構
成基枠10Aの前面に接触した位置で止まる。その止ま
ったときには開閉扉13はその上端側がやや斜め上方を
向いた状態に維持される。一方、入賞口11左右両側の
案内部材14.14は、前記作動アーム26.26によ
って回動される回動軸24,24により、それらの自由
端側か外側方向に回動して逆「ハ」の字状に開く。その
開いたときには、それら案内部材14.14先端の傾斜
案内部14A、14A上に至った打球が始動口5中に導
かれ易くなる。
また、後基枠30の前面側には、″大当り″発生時に点
滅する表示ランプ38が複数設置されていて、その点滅
表示が構成基枠10Aの前記透明窓23を介して遊技者
に視認し得るようになっている。
さらに、構成基枠1’ OAの裏側下部には、入賞口1
1中に流入した打球を集合させて図示省略の集合樋方向
へ導く集合流路枠60(第9図)が取り付けられている
。この集合流路枠60の集合流路61内には取付枠63
を介して入賞個数検出器62が設置されている。そして
、入賞口11中に流入して集合流sexに至った打球が
入賞個数検出器62の先端の検出孔62Aを通過するこ
とにより、入賞口11中への入賞個数が検出されるよう
になっている。この入賞個数検出器62によって検出さ
れた入賞個数が入賞個数表示器15の点灯個数となって
表わされる。
次に、第10図に示すブロック図に基づいて、上記のよ
うに構成されたパチンコ遊技機の制御を行なう制御手段
の一実施例について説明する。
この実施例では、変動入賞装置10等の制御を制御手段
としてのコンピュータシステム200を用いて行なうよ
うになっている。
コンピュータシステム200は内部にCPU(中央処理
装置)201、読出し専用メモリたるROM202、随
時読出し書込み可能なメモリたるRAM203等を有し
ている。
これらのうち、ROM202には3つの可変表示器52
に所定時間表示変化を行なわせ、その停止結果の数字表
示の組合せに応じてソレノイド42を作動させて開閉扉
13や案内部材14.14を開かせるなどの固定データ
が記憶されている。
一方、RAM203には、始動口5の入賞検出器5aか
らの検出信号の回数等を一時的に記憶したり、ソフトタ
イマを構成するレジスタ領域およびコンピュータシステ
ム200の作業領域(ワークエリア)を提供している。
このコンピュータシステム200には、上記実施例にお
ける始動口中の入賞検出器5a、変動入賞装置10の入
賞口11内の集合流路61中に設置された入賞個数検出
器62aおよびストップスイッチSWからの検出信号が
入力されるようになっている。
また、このコンピュータシステム200の出力側にはそ
れぞれドライバ210〜215を介して、3つの可変表
示器52、開閉扉13および案内部材14.14を開閉
させるソレノイド42,42、始動口5に入賞して未処
理となっている入賞個数を点灯表示する記憶表示器54
、変動入賞装置10の入賞口11中に入賞した入賞個数
を点灯表示する入賞個数表示器15、゛大当り*j、u
中当り′、″小島り″の発生を異なった音声にて知らせ
るスピーカ230、および″大当り”の発生を点滅表示
する表示ランプ6.38等が接続されている。
さらに、このコンピュータシステム200には作動結果
としての3つの可変表示器52の数字表示の組合せを判
定する判定回路220からの判定信号が入力されるよう
になっている。
そして、先ず、電源スィッチ(図示省略)がオンされて
パチンコ遊技機に電気が供給されると、コンピュータシ
ステム200からそれぞれドライバ212,213を介
して記憶表示器54、入賞個数表示器15が流れるよう
に点滅移動し、通常遊技における遊技盤の装飾効果を高
めている。
この状態で、始動口5に打球が入賞すると、入賞検出器
5aからその検出信号がコンピュータシステム200に
入力され、その入力信号に基づくコンピュータシステム
200からの指令でドライバ212を介して記憶表示器
54が一旦全部消灯された後その入賞個数分に対応する
個数の記憶表示器54が点灯される。しかる後、ドライ
バ210に作動指令信号が送られて3つの可変表示器5
2がランダムに表示変化(変動又は作動)され。
所定時間経過するか、又はストップスイッチSWからの
ストップ信号がコンピュータシステム200に入力され
、ドライバ210に送られてきたときに、左から順に停
止される。
その停止された3つの可変表示器52の数字表示の組合
せに応じて″大当り”、″中当り”。
“小当り”、′外れ”のいずれであるかが判定回路22
0により判定され、それぞれに対応した指令信号がコン
ピュータシステム200からドライバ211,214,
215に送られてソレノイド42、スピーカ230、表
示ランプ6.38等の作動、点滅等がなされる。
即ち、4大当り”のときは、コンピュータシステム20
0からドライバ214に発声指令信号が送られてスピー
カ230から゛′大当り”の発生を知らせる音声が発せ
られるとともにドライバ215に点滅指令信号が出され
て表示ランプ6.38等の点滅表示が開始される。
それと同時に、ドライバ212に作動指令信号が出され
てソレノイド42.42が励磁されることにより、変動
入賞装置10の開閉扉13および左右の案内部材14.
14が開かれ、その状態が6秒間継続された後停止指令
信号が出されてソレノイド42.42が消磁されること
により、それらが元の状態に復帰されて終了する。その
終了までに入賞口11中に入賞した打球は入賞個数検出
器62aにより検出され、その検出信号に基づき、ドラ
イバ213に表示指令信号が送られてその入賞個数分と
対応する数の入賞個数表示器15が点灯される。そして
、その6秒以内に変動入賞装置10の入賞口11中へ打
球が10個入賞しその10個の入賞球が入賞個数検出器
62により検出されると、6秒経過前であっても、その
時点でコンピュータシステム200から停止指令信号が
出されてソレノイド42が消磁されることより、開閉扉
13.13および案内部材14.14が元の状態に復帰
されて終了される。
しかし、その″1大当り”の終了以前に始動口5中への
打球の入賞があるか、又は以前に始動口5中への入賞が
あって、その未処理分がコンピュータシステム200に
記憶されていると、その記憶に基づき、再び上記の如く
3つの可変表示器52がランダムに表示変化されてから
所定時間経過した後、″大当り”を発生させる数字表示
の組合せ状態で停止され、再度上記“大当り”の制御動
作がなされる。
このように、′大当り″の動作の終了以前に始動口5中
へ打球が入賞するか、又は以前に始動口5中へ入賞した
未処理分があって、それがコンピュータシステム200
に記憶されている限り、その記憶に基づいて作動される
3つの可変表示器52の作動結果は必ず″大当り”を発
生させる数字表示の組合せとなるように制御されて、1
大当り”の発生が繰り返される。そして、″大当りパの
動作終了以前に始動口5中への入賞が無く、しかも以前
に始動口S中へ入賞した未処理分が無くなると、その後
は始動口5中に打球が入賞して入賞検出器5aから検出
信号がコンピュータシステム200に入力されて可変表
示器52が作動されても“大当り″の数字表示の組合せ
で停止される確率は通常遊技時におけると同じ確率に戻
される。
パ中当り″のときは、コンピュータシステム200から
ドライバ214に発生指令信号が送られてスピーカ23
0からパ中当り′″の発生を知らせる前記“大当り″の
ときと異なった音声が発せられる。
それと同時に、ドライバ212に作動指令信号が出され
てソレノイド42.42が励磁されることにより、変動
入賞装置10の開閉扉13および左右の案内部材14.
14が開かれ、その状態が3秒間継続された後停止指令
信号が出されてソレノイド42.42が消磁されること
により、それらが元の状態に復帰されて終了する。
この“中当り″の終了時には、それ以前に始動口5中へ
入賞した未処理分があって、コンピュータシステム20
0によるそれらの記憶に基づいて、その後に可変表示器
54の数字表示が変動されても上記″大当り″の終了時
のようにシその変動結果を有利に導くような制御は行な
われず、通常の遊技時と同様に扱われる。
″小島り”のときは、コンピュータシステム200から
ドライバ214に発声指令信号が送られてスピーカ23
0から“小当り”の発生を知らせる前記“′大当り′″
や“中当り”のときと異なる音声が発せられる。
それと同時に、ドライバ212に作動指令信号が出され
てソレノイド42.42が励磁されることにより、変動
入賞装置10の開閉扉13および左右の案内部材14.
14が開かれ、その状態が3秒間継続された後停止指令
信号が出されてソレノイド42.42が消磁されること
により、それらが元の状態に復帰されて終了する。
この“小当り″の終了時の場合も、前記パ中当り”の終
了時の場合と同様、それ以前に始動口5中への打球の入
賞があるか、又は以前に始動口5中へ入賞した未処理分
があって、コンピュータシステム200によるそれらの
記憶に基づいてその後に可変表示器52の数字表示が変
動されても上記″大当り”の終了時のようにその変動結
果を有利に導くような制御は行なわれず、通常の遊技時
と同様に扱われる。
“外れ”のときは、そのまま通常の遊技状態が続行され
るように制御される。
第11図(A)〜(B)には始動口5への入賞に基づい
て可変表示器5が作動され、その作動結果としての数字
表示の組合せに応じて゛′大当り”。
“中当り”、″小島り”が発生し、それらが終了される
までのコンピュータシステム200によって実行される
遊技の制御手順の一例を示す。
この場合、コンピュータシステム200には、記憶カウ
ンタ、タイマa、b、Q、強制フラグ等を用意しておく
先ず、電源が投入されると、ルーチンR2で、初期設定
として、始動口5中への入賞による未処理個数を記憶す
る記憶カウンタ、タイマ、強制フラグ等のリセットが行
なわれ、ルーチンR4に移行する。
ルーチンR4では、遊技中に始動口5中への打球の入賞
があったか否か判定される。そして、始動口5中への入
賞がなかったと判定されると、そのままルーチンR12
に移行されるが、その入賞があったと判定されると、ル
ーチンR6に移行する。
ルーチンR6では、記憶カウンタの記憶数が既に上限の
「4」に達しているか否か判定され、「4」に達してい
ると判定されるとそのままルーチンR12に移行し、末
だ「4」に達していないと判定されるとルーチンR8に
移行して記憶カウンタを「+1」カウントアツプし、か
つ次のルーチンRIOで記憶表示器54を1つ追加点灯
させてからルーチンR12に移行する。
ルーチンR12〜R16では、6大当り”。
″中当り、“小当り″のいずれかの動作が行なわれてい
てそれらの時間をセットするタイマa〜Cが使用中であ
るか否か判定され、使用中であればそのままルーチンR
42(第11図(B))に移行し、使用中でないときに
はルーチンR18に移行する。
ルーチンR18では可変表示装置50の可変表示器52
が作動中であるか否か判定され19作動中であるときに
はそのままルーチンR26に移行し、作動中でないとき
にはルーチンR20に移行する。
ルーチンR20では記憶カウンタが「1」以上であるか
否か、即ち、可変表示装置50の作動未処理分があるか
否か判定され、「1」以上でないと判定されると再びル
ーチンR4に戻って「1」以上になるまでルーチンR2
〜R20までのルーチンが繰り返される。□ そして、記憶カウンタが「1」以上になると、ルーチン
R20からルーチンR22に移行して可変表示器52の
表示変化をスタートさせ、次のルーチンR24で可変表
示作動タイマ(略6秒間セット)をスタートさせてから
ルーチンR26に移行する。
ルーチンR26,R28では、それぞれ可変表示作動タ
イマのセット時間が経過したか否か、ストップスイッチ
SWが押されたか否か判定され、そのいずれでもない場
合には、再びルーチンR4に戻って上記ルーチンR4〜
R28までのルーチンが繰り返され、可変表示作動タイ
マのセット時間が経過するか、或いはストップスイッチ
SWが押された時点でルーチンR30に移行する。
ルーチンR30では、強制フラグが「1」になっている
か否か、つまり、直前に“大当り”の動作制御処理が終
了しその終了前に始動口5中に打球が入賞してそれが未
処理分として記憶されていてその記憶に基づいて可変表
示器52が作動されていたのか否か判定される。そして
、強制フラグが「1」になっていなければそのままルー
チンR34に移行して可変表示器52の3つの表示が左
から順にランダムに停止されてからルーチンR36に移
行する。一方1強制フラグがrlJになっていれば、ル
ーチンR32に移行して、可変表示器52の3つの表示
が“大当り”を発生させる組合せ、例えばr7,7.’
IJ又はr3,3,3Jのぞろ目となるように強制特別
表示停止がなされてからルーチンR36に移行する。
そして、ルーチンR36で可変表示作動タイマをリセッ
トさせてから次のルーチンR38で記憶カウンタを「1
」カウントダウンさせ、しかる後、ルーチンR40で記
憶表示器54の記憶表示を1つ消灯させてから第11図
(B)に示すルーチンR42に移行する。
ルーチンR42では、可変表示器52の作動結果として
の数字表示の組合せが″′大当り”を発生させる数字表
示の組合せ(例えばr7,7,7J又はr3,3,3J
のぞろ目)であるか否か判定され、6大当り”を発生さ
せる数字表示の組合せでないときはルーチンR44に移
行し、“大当り″を発生させる数字表示の組合せである
ときは、ルーチンR48に移行し変動入賞装置10のソ
レノイド42.42をオンさせて入賞口11の開閉扉1
3と案内部材14.14を開かせると同時に。
ルーチンR50でタイマa(例えば、6秒間にセット)
をスタートさせてからルーチンR52に移行する。
ルーチンR52ではタイマaが一定時間(例えば、6秒
間のセット時間)を経過したか否かが判定され、一定時
間が経過するまでルーチンR4に戻ってルーチンR4以
下のルーチンが実行され、一定時間経過した時点で、ル
ーチンR54に移行する。
ルーチンR54では記憶カウンタが「1以上」であるか
否か、即ち、始動口5中への入賞によって未処理となっ
ているものがあるか否かが判定され、記憶カウンタが「
1以上」でなければルーチンR56に移行して強制フラ
グを「0」にリセットしてからルーチンR62に移行す
る。一方、ルーチンR54で記憶カウンタが「1」以上
になっているときはルーチンR58に移行する。
ルーチンR58では強制フラグが「1」になっているか
否か判定され、「1」になっていればそのままルーチン
R62に移行する。一方、強制フラグがrlJになって
いなければルーチンR60で強制フラグが「1」にセッ
トされてからルーチンR62に移行する。
そして、ルーチンR62で変動入賞装置10のソレノイ
ド42.42をオフさせることにより。
入賞口11の開閉扉13および案内部材14.14を元
の状態(閉じた状態)に戻した後、ルーチンR64でタ
イマaをリセットしてからルーチンR4に戻って、ルー
チンR4以下のルーチンを実行する。その場合、特に、
ルーチンR4以下のルーチンが実行されてルーチンR3
0に至ったときには、強制フラグが「1」であると判定
されてルーチンR32に移行することにより、上記のよ
うに、強制的に可変表示器52の3つの表示が“大当り
”を発生させる組合せ1例えば、r7,7゜7」又はr
3,3,3Jのぞろ目となるように特別表示停止がなさ
れるので、その後ルーチンR42からルーチンR48に
移行して、ルーチンR48〜R60までの“大当り”時
のルーチンが実行されることとなる。つまり、″大当り
″が継続して発生されることになる。
ルーチンR44では、可変表示器52の作動結果として
の数字表示の組合せが゛″中当″を発生させる数字表示
の組合せ(例えば、r7.7,7Jおよびr3,3,3
J以外のぞろ目)であるか否か判定され、′申告り”を
発生させる数字表示の組合せでないときにはルーチンR
46に移行し。
″申出り”を発生させる数字表示の組合せであるときに
は、ルーチンR66に移行し変動入賞装置10のソレノ
イド42.42をオンさせて入賞口11の開閉扉13と
案内部材14.14を開かせると同時に、ルーチンR6
8でタイマb(例えば、3秒間にセット)をスタートさ
せてからルーチンR70に移行する。
ルーチンR70ではタイマbが一定時間(例えば、3秒
間のセット時間)を経過したか否か判定され、一定時間
が経過されるまでルーチンR4に戻ってルーチンR4以
下のルーチンが実行され、一定時間経過した時点で、ル
ーチンR72に移行する。そして、ルーチンR72で変
動入賞装置10のソレノイド42.42をオフさせるこ
とにより、入賞口11の開閉扉13および案内部材14
゜14を元の状態(閉じた状態)に戻した後、ルーチン
R74でタイマbをリセットしてからルーチンR4に戻
って、ルーチンR4以下のルーチンを実行する。
ルーチンR46では、可変表示器52の作動結果として
の数字表示の組合せが“小当り”を発生させる数字表示
の組合せ(例えば、r7,7.XJ又はr3,3.XJ
で″′大当り″の数字表示の組合せの右側の数字表示の
みずれた組合せ)であるか否か判定され、″小男り″を
発生させる数字表示の組合せでないときには“外れ″と
なってルーチンR4に戻り、再びルーチンR4以下のル
ーチンが実行される。一方、′ホラり″を発生させる数
字表示の組合せであるときには、ルーチンR76に移行
し、変動入賞装置1oのソレノイド42゜42をオンさ
せて入賞口11の開閉扉13と案内部材14.14を開
かせると同時に、ルーチンR78でタイマC(例えば、
1.5秒間にセット)をスタートさせてからルーチンR
80に移行する。
ルーチンR80ではタイマCが一定時間(例えば、1.
5のセット時間)を経過したか否か判定され、一定時間
経過されるまでルーチンR4に戻ってルーチンR4以下
のルーチンが実行され、−定時間経過した時点で、ルー
チンR82に移行する。そして、ルーチンR82で変動
入賞装置10のソレノイド42.42をオフさせること
により。
入賞口11の開閉扉13および案内部材14,14を元
の状態(閉じた状態)に戻した後、ルーチンR84でタ
イマCをリセットしてからルーチンR4に戻って、ルー
チンR4以下のルーチンを実行する。
この実施例に係るパチンコ遊技機は、上記のように構成
されているので、始動口5中への入賞によって作動され
る可変表示器52の作動結果としての数字表示の組合せ
に応じて″大当り91.It中申告#j、11小当り”
、′外れ”の各場合が生じ、当りの種類が複数あってバ
リエーションに富んだものとなる。また、−旦“大当り
”が発生すると、その終了時までに始動口5中に打球が
入賞するか、又は以前に始動口5中に入賞して未処理と
なっているものがあって、それが記憶されていることを
条件として、その記憶に基づいて作動された可変表示器
52の数字表示は強制的に必ず“大当り″を発生させる
数字表示の組合せに停止されることとなるので、遊技者
に“大当り”発生の機会が増えて興味深いものとなる。
このように遊技者には、可変表示装置50を作動させて
特定の表示態様を発生させるための遊技と、大当りの継
続発生の条件を成立させる遊技の2種類の遊技を楽しめ
るようになるとともに、大当り中の遊技に変化が生じて
単調さが解消される。また、各′当り時には、その時に
開く案内部材14.14先端の傾斜部14A、14Aに
よって、そこに流下して接触した打球が始動口5中に入
り易くなるように導かれることにより、始動口5中によ
り多くの打球が入賞して可変表示器52を作動させるチ
ャンスが増え、それに伴い、″当り″のチャンスも増え
て興味深いものとなる。この場合にも、可変表示器52
の作動結果によるパ当り″の確率は低いので遊技店にそ
れ種下利益になることはない。
なお、上記実施例では、始動口5をポケット型の入賞口
としたが、第12図に示すように、入賞口とすることな
く、通過型のものとしてもよい。
その場合、始動口100は上下方向に打球通過型の形状
とし、始動口100中には打球の通過を検出する通過検
出器101を設置し、該検出器101を上記制御手段に
接続しておく。
このように通過型の始動口100にすれば、始動口10
0中への打球の流入確率を高めて可変表示器52の作動
回数を多くさせることにより遊技者を楽しませるように
しても、始動口100中への打球の流入は入賞として扱
われないので、それによって通常遊技時における賞球数
が増えることはなく、遊技店との利益バランスは崩れな
い。
また、上記実施例では可変表示器52の数字表示変化の
停止時の数字表示の組合せを判定する判定回路220を
コンピュータシステム200と別個に設けたが、その判
定をコンピュータシステム200に行なわせるようにし
てもよい。
上記実施例にあっては3個の可変表示器52の数字の組
み合せ態様により大当りを発生させ、大当りの継続発生
条件としては、始動口5への入賞記憶が有ることを条件
として示したが、上記可変表示装置および継続発生条件
としては、次のようなバリエーションをもたせることが
考えられる。
(1)可変表示器52の可変表示は数字に限定せず、記
号その他どのようなものであってもよいし、また、個数
も限定せずいくつでもよい。
(2)”大当り”時の初回のみ、始動口5へ入賞して未
処理となっている入賞記憶があ査ことを条件として、可
変表示器52の作動を強制的に“大当り”を発生させる
数字表示に停止させることとし、それ以後は無条件に所
定回数又は打止めまで11大当り”を発生させるように
してもよい。
(3)“大当り”を継続的に発生させる条件としては、
各“大当り”中の変動入賞装置10の入賞口11に、■
一定数以上の入賞があること、■偶数個の入賞があるこ
となど、どれを採用しもよい。
また、初回の“大当り”中に入賞口11中に入賞した個
数分の回数だけ“大当り″が継続して発生されるように
してもよい。
(4)その他、1大当り”を継続的に発生させる要件と
して、1大当り”中に、■始動口5中への入賞が一定個
数以上であること、■変動入賞装置10の入賞口11と
始動口5の両方へ入賞があること、■両方の始動口5へ
の入賞があること、■いずれか特定の入賞口への入賞が
あることなど、いずれを採用してもよい。
(5)また、゛′大当り”の終了時に、始動口5へ入賞
して未処理となっている入賞記憶がある場合には、その
記憶に基づいて作動される可変表示器52の数字表示の
うち2つを″大当り”を発生させる数字表示に固定(例
えば、r7,7.XJ、r3,3.XJなど)し、1つ
の可変表示器52のみ作動させることとして“大当り”
発生の確率を高めさせてもよい。
(6)また、4大当り”を継続的に発生させる条件の他
の例として、第1図に示す遊技盤1の遊技領域2中の左
右に設置された表示ランプ6を例え ゛ば赤ランプ6a
と青ランプ6bの2種類とし、これらランプ6a、6b
が″大当り中に赤、青交互に点滅するようにし、“大当
り”終了時に赤、青いずれの色で停止したかによりパ大
当り″を継続させるか否かを決定するようにしてもよい
、また、これらランプは遊技領域2中いずこへ設置して
もよい。
(7)また、可変表示器52の数は何個にしてもよい。
[発明の効果] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記のように、遊技
領域内に、始動口と、該始動口中への打球の流入により
作動されて表示の変化が行なわれる可変表示装置と、該
可変表示装置の表示変化の停止結果としての特定の表示
態様に基づき大当りとして駆動手段により開放状態にさ
れる入賞口を備えた変動入賞装置と、前記始動口への打
球の流入を検出する検出器と、該検出器からの信号を受
けて前記可変表示装置に表示変化を行なわせ、その停止
時の表示態様を判定し、その判定結果に基づき、大当り
として前記駆動手段を駆動させることにより前記変動入
賞装置の入賞口を開放させるようにしたので、可変表示
装置の作動結果によって大当りの遊技を楽しむことがで
きる他、大当り中の遊技に変化が生じて単調さが解消さ
れ、より興味深くするとともに、大当り発生中にあって
もさらなる利益への期待感を持って遊技を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパチンコ遊技機の遊技盤の構成例を示す正面図
、 第2図は可変表示装置の正面図、 第3図は変動入賞装置の斜視図、 第4図は変動入賞装置の分解斜視図、 第5図は変動入賞装置の右側面図、 第6図は変動入賞装置の平面図、 第7図は変動入賞装置の正面図。 第8図は変動入賞装置設置部分の縦断側面図、第9図は
集合流路枠部分の分解斜視図、第10図はパチンコ遊技
機の制御システムの一例を示すブロック図、 第11図(A)は可変表示装置および変動入賞装置の制
御手順の前半を示すフローチャート、第11図(B)は
その後半を示すフローチャート。 第12図は始動口の変形例を示す部分縦断側面図である
。 1・・・・遊技盤、2・・・・遊技領域、5,100・
・・・始動口、10・・・・変動入賞装置、11・・・
・入賞口、42・・・・ソレノイド(駆動手段)、50
・・・・可変表示装置、52・・・・可変表示器。 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第8図 第12図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊技領域内に、始動口と、該始動口中への打球の流入に
    より作動されて表示の変化が行なわれる可変表示装置と
    、該可変表示装置の表示変化の停止結果としての特定の
    表示態様に基づき大当りとして駆動手段により開放状態
    にされる入賞口を備えた変動入賞装置と、前記始動口へ
    の打球の流入を検出する検出器と、該検出器からの信号
    を受けて前記可変表示装置に表示変化を行なわせ、その
    停止時の表示態様を判定し、その判定結果に基づき、大
    当りとして前記駆動手段を駆動させることにより前記変
    動入賞装置の入賞口を開放させるようにしたことを特徴
    とするパチンコ遊技機。
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JPS59192383A (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 株式会社三共 パチンコ遊技機
JPS6230888B2 (ja) * 1980-02-29 1987-07-06 Teijin Ltd
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