JPH0263487A - 弾球遊技機の変動入賞装置 - Google Patents

弾球遊技機の変動入賞装置

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JPH0263487A
JPH0263487A JP21718288A JP21718288A JPH0263487A JP H0263487 A JPH0263487 A JP H0263487A JP 21718288 A JP21718288 A JP 21718288A JP 21718288 A JP21718288 A JP 21718288A JP H0263487 A JPH0263487 A JP H0263487A
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特定入賞口に遊技球が入賞したときに、可
動部材が内部のゲーム空間中に遊技球を受け入れ易い状
態に変換し、その変換時にゲーム空間中に流入した遊技
球にそのゲーム空間中で一定のゲームを行わせた結果、
そのゲーム空間中の特別入賞口に遊技球が入賞すると、
ゲーム空間中にさらに遊技球を受け入れ易い特別遊技態
様に変換する変動入賞装置を備えたパチンコ遊技機に関
する。
[従来の技術] 従来より、遊技領域内に、特定入賞口と、内部に可動部
材によって開閉されるゲーム空間を有し該ゲーム空間中
に一般入賞口および特別入賞口が設けられた変動入賞装
置とを備え、前記特定入賞口に遊技球が入賞したときに
、前記可動部材が前記ゲーム空間中に遊技球を受け入れ
易い状態に変換し、その変換時にそのゲーム空間中に流
入した遊技球にそのゲーム空間中で一定のゲームを行わ
せ、その結果、そのゲーム空間中の特別入賞口に遊技球
が入賞すると、そのゲーム空間中にさらに遊技球を受け
入れ易い特別遊技状態に変換し、その特別遊技態様時に
そのゲーム空間中に流入した遊技球にそのゲーム空間中
でさらに一定のゲームを行わせ、その結果、そのゲーム
空間中の特別入賞口に遊技球が入賞することを条件とし
て特別遊技のサイクルが更新されるようにしたパチンコ
遊技機が知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来のパチンコ遊技機にあっては、変動
入賞装置のゲーム空間内のゲーム領域空間(実際にゲー
ムが行われる空間)は常に一定で変化がなかったため、
遊技全体の変化に乏しく単調で飽きられ易いという問題
点があり、その問題点を解決すべき課題があった。
[発明の目的] この発明は、上記課題を達成させるためになされたもの
で、変動入賞装置のゲーム空間内のゲーム領域空間に変
化をもたせて遊技に変化を与え、より一層興趣が高めら
れるパチンコ遊技機を提供することを目的としている。
[課題を達成するための手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記課題を達成する
ため、特定入賞口と、内部に遊技球を受け入れる流入空
間、該流入空間と流路変換即動装置によって作動される
流路変換部材により流下部の位置の変更が可能に連通し
ていてその流下部を介して流下してきた遊技球に一定の
ゲームを行わせるゲーム空間、前記流入空間中に通常時
は遊技球を受け入れない状態にあって通常遊技時におけ
る前記特定入賞口への入賞に基づいて前記流入空間中に
遊技球を受け入れ易い状態に変換することができる可動
部材、該可動部材が前記特定入賞口への入賞に基づいて
前記流入空間中に遊技球を受け入れ易い状態に変換した
ときに前記ゲーム空間中に受け入れた遊技球を普通の入
賞とする一般入賞口、その遊技球をさらに新たな遊技球
を受け入れ品い特別遊技を発生させる特別の入賞とする
特別入賞口、および前記ゲーム空間中の手前寄り下部に
基部が軸支され傾動装置によってその自由端側が起立し
た急傾斜状態とゲーム空間中の奥方向に倒れて奥側がや
や高くなった緩傾斜状態とに変換可能なゲーム領域空間
変換部材を有する変動入賞装置と、通常遊技時に前記傾
動装置と流路変換即動装置とに働きかけて前記ゲーム領
域空間変換部材を前記急傾斜状態にさせて前記ゲーム空
間中の手前側部分に通常遊技空間を形成させるとともに
前記流入空間中の遊技球の流下部が前記通常遊技空間中
の前記ゲーム領域空間変換部材上に流下するように前記
流路変換部材を変換させる一方。
特別遊技時には前記傾動装置と流路変換卵yJJ装置と
に働きかけて前記ゲーム領域空間変換部材を前記緩傾斜
状態に変換させて前記ゲーム空間全体に特別遊技空間を
形成させるとともに前記流入空間中の遊技球の流下部が
前記通常遊技空間中の奥部に流下するように流路変換部
材を変換させ、かつ、前記特別遊技中における前記特別
入賞口中への入賞に基づき前記特別遊技のサイクルを更
新させる制御を行う役物制御装置とを備えた構成とした
[作用] 通常遊技時にはゲーム領域空間変換部材が急傾斜状態に
変化してゲーム空間中の手前側部分に通常遊技空LIU
が形成されてその中でゲームが行われるようになる一方
、特別遊技時にはゲーム領域空間変換部材が緩傾斜状態
に変換されてゲーム空間全体に特別遊技空間が形成され
てその中でゲームが行われるようになるので、通常遊技
時と特別遊技時とでゲーム空間中のゲーム領域空間が大
きく変化し遊技に対する興趣がより一層増すものとなる
[実施例コ 第1図はこの発明が適用されたパチンコ遊技機の遊技盤
1の構成例を示すもので、該遊技盤1は図示省略のパチ
ンコ遊技機本体に対し着脱可能に設けられている。
この遊技ff1lの前面には、パチンコ遊技機本体下部
に設けられた打球発射装置(図示前1118)によって
発射された打球を遊技ff1lの上方部まで案内するガ
イドレール3が配設されている。このガイドレール3と
遊技盤前面のガラス板(透明)とによって囲まれる空間
に遊技領域2が設けられている。
この遊技領域2の中央には、多くの賞球獲得のチャンス
を与える役物としての変動入賞装置!10が設置されて
いる。この変動入賞装置10の中央上端には大入賞口と
呼ばれる一般入賞口11が設けられている。
変動入賞装置10の直下には2回開き用特定入賞口4が
、またその斜め下方には1回開き用特定入賞口5,5が
それぞれ設けられている。
変動入賞装置10の左右位置には風車と呼ばれる遊技球
方向変換部材6が設置され、遊技領域2の下方側左右位
置にはチューリップ式の一般入賞装置8が設置されてい
る。また、遊技領域2の適宜位置にはそれぞれ障害釘9
が植設されている。
前記変動入賞装置10の外殻の主要部を構成する基枠2
10は、その前面側が開口し、その上部側が流入空間2
0で下部側がゲーム空間21となっている。その流入空
間20の左右には遊技球流入口22.22が設けられ、
これら流入口22゜22にはそれぞれ可動部材23.2
3が開閉可能に設置されている。
これら可動部材23.23は、前記特定入賞口4又は5
に遊技球が入賞したときに、第1図に実線で示す閉塞状
態から鎖線で示す開状態(逆「ハJの字状前)まで、2
回(例えば、0.8秒間×2回)又は1回(例えば、0
.5秒間×1回)開き、ゲーム空間21中に遊技球を受
け入れない第1状態から遊技球を受け入れ易い第2状態
に変換する。
前記流入空間20中の底部には奥側が低く成るように緩
傾斜した板状の流入路201が設けられている。その流
入路201の手前側寄り位置にはその下のゲーム空[2
1と通ずる流下部としての開口部252が設けられ、該
開口部252には同開口部252を開閉する流路変換部
材203が開閉可能に設置されている。流入路201の
奥部にはその下のゲーム空間21と通ずる流下部として
の流下路206(後述)が設けられている。
前記ゲーム空間21中には、ゲーム空間21内にゲーム
状態に応じて通常遊技空間と特別遊技空間とに変化させ
その変化したゲーム領域空間中に流入した遊技球の流下
方向をランダムに変化させるゲーム領域空間変換部材3
10が手前方向に回動して起立した状態と奥方向に回動
して倒れた状態とに変換可能に設置され、ゲーム領域空
間変換部材310の表側には回転障害部材311が回動
自在に取り付けられている。
ゲーム空間21中の下部手前側中央には通過型の特別入
賞口28が設けられ、その直下には一般入賞口29が設
けられている6そして、特別入賞口28の左右両側には
前記一般入賞口29に通ずる流路としての一般入賞流路
291,291が設けられ、それらの円外側位置には一
般入賞流路291.291を流下する遊技球を特別入賞
口28の上方へ打ち上げる打上げ部材292,292が
回動可能に設置されている。
また、入賞領域2の中央の最下位置にはアウト孔19が
設けられている。
そして、前記2回開き用特定入賞口4および1回開き用
特定入賞口5,5の各流入路には、その中に流入した打
球を検出する特定入賞検出器4a(S W−) 、 5
 a (S W−、S Wz)が設置されている6また
。前記特別入賞口28の流入路にはその中に流入した打
球を検出する特別入賞検出器15(SW4)が設置され
、前記流入空間20の奥部とゲーム空間21の奥部とを
連通させる流下部としての流下路206には該流下路2
06を通過する遊技球を検出する入賞個数検出器16(
SW5)が設置されている。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機はそれに設
置されたコンピュータシステム等の役物制御装置610
(第11図)によって概ね次のように制御される。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機に電気が
供給された初期状態においては、変動入賞装置10の左
右の可動部材23.23は第1図に実線で示すように遊
技球流入口22.22を閉じた状態にあり、ゲーム領域
空間変換部材310は同図に示すようにその自由端側か
手前側に起き上がってやや後方に寝た状態(急傾斜状態
)に起立することによりゲーム空間21中の実際にゲー
ムが行われるゲーム領域空間が小さい状態にあって、障
害回転板311が所定速度で一方向に回転した状態とな
る。
また、流入空間20中の流入路201の手前寄りに設け
られた前記開口部252を開閉する前記流路変換部材2
03はその手前側が奥方向へ立ち上がる向きに回動して
同図に示すように起立しその前側に通常遊技空間を形成
した状態となることにより、流入空間20中に飛び込む
遊技球は全てその開口部252を介してその下側の通常
遊技空間中に流下する状態となる。
また、変動入賞装置10の下部寄りの一般入賞流路29
1,291脇に設置された打上げ部材292.292は
同図に点線で示すように自由端側が下がった状態で停止
している。
そして、図示省略の打球発射装置によって、遊技領域2
内に打球が発射され、その打球が特定入賞口4又は5中
に入賞すると、それがその特定入賞口4又は5中に設置
された特定入賞検出器4a(SW、)又は5 a (S
 Wx 、S Wz )に検出される。その検出信号に
基づいて、変動入賞装置10の左右の可動部材23.2
3が後述する動力源により、2回又は1回回動され、そ
れに伴って変動入賞装置10の流入空間20中に打球が
流入し得る第2状態に2回又は1回変換する。
その第2状態に変換したときに、流入空間20中に遊技
球が流入してくると、その遊技球は流入路201上を奥
方向へ途中まで転動したところで開口部202を介して
ゲーム空間21中のゲーム領域空間変換部材310上に
流下し、さらに、該ゲーム領域空間変換部材310に沿
って手前側下方向へ流下する。その流下の途中、その遊
技球はゲーム領域空間変換部材310上の障害回転板(
後述)によって流下方向をランダムに変更される。
そのようにして、ゲーム領域空間変換部材310上を手
前方向に流下した遊技球はその下方の特別入賞口28中
に入賞するか、又はその両側に一般入賞流路291,2
91を介して一般入賞口29中に入賞するe その結果、特別入賞口28中に入賞できなかった場合に
は、可動部材23,2.3が第1図に実線で示すように
、再び遊技球流入口22.22を閉じた状態に戻って、
流入空間20中に打球を受け入れない第1状態に戻った
状態に維持される。
特定入賞口4,5中に遊技球が入賞する度に上記動作が
繰り返され、偶発的に特別入賞口28中に入賞すると、
それが特別入賞口28中に設置された特別入賞検出器1
5に検出され、その検出に基づいて大当りと呼ばれる特
別遊技が発生する。
ここに、特別遊技とは、通常の遊技時に比べ。
遊技者に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技で、例
えば、可動部材23.23の所定回数(例えば、18回
)の開閉動作を1サイクル(ただし、その所定回数の開
閉動作の終了前に所定数(例えば、10個)の打球が入
賞したときには、その時点までを1サイクルとしてもよ
い)とし、各サイクル中に特別入賞口28中に遊技球が
入賞することを条件として所定サイクル(例えば、最高
8サイクル)までその動作が行われるとするものである
この実施例における特別遊技中においては特別遊技態様
にゲーム領域空間変換部材310の上側が奥方向へ倒れ
る向きに回動して奥側がやや高く緩傾斜した状態に変化
されてゲーム空間21中の全体に特別遊技空間を形成し
た状態に変換されるとともに、流入空間20中の流路変
換部材203の上端側が前方に倒れる方向に回動して開
口部202を閉塞し流入路201と同一平面になって流
入空間20中に流入する遊技球は全て流入空間20奥部
の流下路206を介してゲーム空間21中に至るように
する。
そのようにしてゲーム空間21中の奥部に至った遊技球
はその寝た状態にあるゲーム領域空間変換部材310上
に至り該ゲーム領域空間変換部材310に沿って手前側
方向へ流下する。その流下の途中、その遊技球は障害回
転板311によって流下方向をランダムに変更される。
そのようにして、ゲーム領域空間変換部材310上を手
前方向に流下した遊技球はその下方の特別入賞口28中
に直接入賞するか、又はその両側の一般入賞流路291
,291を介して一般入賞口29中に入賞する。
特別遊技態様の各サイクル中の所定条件成立後(例えば
、可動部材23.23の8回の開閉が終了した後又は流
入空間2o中に遊技球が5個流入した後)においては、
後述する動力源により打上げ部材292,292が第1
図に鎖線で示すように自由端側が垂直下方に垂下した状
態から逆「ハ」の字状になるまで適宜回動され、それに
よって、一般入賞流路291,291に至って特別入賞
口28中への入賞の可能性がなくなった遊技球が特別入
賞口28の上方へ打ち上げられて特別入賞口28中に流
入し得るようになる。
また、特別遊技の各サイクル中の初期にはパルスモータ
330により障害回転板311の回転状態が前記第1状
態に変換され、可動部材23,23の9回目以降の開閉
動作が行われているときに障害回転板311の所定の回
転位置を検出する位置検出器352(SW、)の検出信
号がコンピュータシステム610に入力されると、コン
ピュータシステム610からの指令で障害回転板311
の回転状態が前記第2状態に変換される。
特別遊技の各サイクル中、流入空間2o中に流入した遊
技球はその奥の流下路20Gに設置された入賞個数検出
器16(SW、)によって検出され、可動部材23.2
3の18回の開閉終了前に10個検出されたときには特
別遊技のそのサイクルが終了される。
特別遊技が終了されると、再び通常の遊技状態に戻る。
第2図には変動入賞装置10の全体斜視図を、第3図に
は変動入賞装置10の縦断側面図をそれぞれ示す。
変動入賞装置10はその前部を構成する基枠21oと、
該基枠210の背部に取り付けられた後枠250と、同
基枠210の背面側下部に取り付けられた作動ユニット
500と、前記後枠250中に設置されたゲーム領域空
間変換部材310と、同後枠250の背部に取り付けら
れたソレノイド取付部材260とを備えている。
前記基枠210は変動入賞装置10の前部を構成するも
ので、その前部が前側包囲枠215(第2図)によって
囲まれ、後部が後側包囲枠211(第3図)によって囲
まれている。その前側包囲枠215の直上で後側包囲枠
211の上部には前記流入空間20の前部を構成する流
入開口部212が設けられ、その流入開口部212内の
下部でかつ前側包囲枠215の上枠部上には前記流入路
201の前部を構成する前流入路201aが設けられて
いる。また、その後側包囲枠211によって囲まれた部
分の下部には、市側包囲枠215によって囲まれた部分
と連通した状態で前記ゲーム空間21の前部を構成する
入賞開口部21aが設けられている。
前記前側包囲枠215と後側包囲枠211との略境界に
位置する外周部には取付板部211aがフランジ状に形
成されている。この取付板部211aが遊技盤1の遊技
領域2内の盤面に設けられた取付用rA口部(図示省略
)の前面側に密着状態に取り付けられている。
このように取り付けられた状態で、変動入賞装置10は
その前側部分が遊技領域2内に突出し。
後側部分が遊技盤1の盤面の裏側に突出した状態となっ
ている。
前記取付板部211aの上端部には天入賞口としての前
記一般入賞口1工が設けられ、その裏側にはその中に入
賞した遊技球を遊技盤1の裏側へ導く案内樋11aが一
体に設けられている。前記取付板部211aの上部前面
側には後部が開口した中空でかっ透光性の鎧部材11b
が取り付けられている。この鎧部材11bの上部には前
記一般入賞口11中に遊技球を導く入賞案内部11cが
設けられている。前記鎧部材11bの前面には透光性の
装置板部lidが一体に設けられている。
前記流入開口部212の前側左右位置には遊技球流入口
22.22が設けられるとともに、移動軸受孔211b
、211bが円弧状の貫通孔として設けられている。ま
た、その移動軸受孔211b、211bの曲率中心位置
に対応する取付板部211aの部分には軸受孔211c
、211cが設けられ、各軸受孔211c、211c中
に耐摩耗性の高い補強用ブツシュ211d、211dが
嵌着されている。
そして、前記遊技球流入口22.22の設けられた取付
板部211aの前面側部分に、遊技球流入口22.22
を開閉する可動部材23.23が回動自在に取り付けら
れている。
これら可動部材23.23は前記ブツシュ211d、2
11d内を介して軸受孔211c、211c中に回動自
在に挿通される回動軸231,231の前端部に固定さ
れていて、それら回動軸231.231を軸芯として回
動自在となっている。
各可動部材23.23の裏側には回動範囲規制ピン23
2,232が突設されている。これら回動範囲規制ピン
232,232が前記円弧状の移動軸受孔211b、2
11b中に移動自在に挿通されていることにより、可動
部材23,23の回動範囲が規制されている。
このように構成されることにより、第1図および第2図
にそれぞれ実線と鎖線とで示すように垂直上向きに遊技
球の流入口22.22を閉じた状態と、逆「ハ」の字状
になって流入口22.22を開いた状態とに変換可能と
なる。
前記入賞開口部21aの下部には手前側が低くなるよう
に緩傾斜する流下底面214が形成されている。この流
下底面214の前側は垂直壁となり、その中央に前記特
別入賞口28が設けられている。この特別入賞口28中
に検出孔を臨ませた状態で前記流下底面214の下側に
特別入賞検出器15(SW、)が設置されている。
前記特別入賞口28の左右両側には前記前側包囲枠21
1によって囲まれた状態で一般入賞流路291.291
が設けられ、特別入賞口28の下方に位置する前側包囲
枠211下端の上面部には奥側が低くなるように緩傾斜
した一般入賞流路面293が形成されている。その一般
入賞流路面293の奥側に位置する部分に一般入賞口2
9が設けられ、その裏側には、その一般入賞口29中に
流入した遊技球を遊技盤1の裏側に導く案内樋294が
設けられている。
また、前記一般入賞流路291,291の外側に位置す
る前側包囲枠215の内側部にはそれぞれ前記打上げ部
材292,292が設置されている。これら打上げ部材
29’2,292は基枠210の下部側左右位置に設け
られた軸受部216゜216中に挿通された回動軸29
2a、292aの先端に固定されることにより回動自在
となっている。そして、前記回動軸292a、292a
の前記軸受部216,216から後方に突出した後端部
にクランク部材296,296が取り付けられ、抜は落
ちないようにE型スナップリング296b、296bに
よって止着されている。
ところで、前記軸受部216,216の外側斜め下方位
置には前記クランク部材296,296が接触し得る回
動範囲規制用のストッパ片211g、211gが突設さ
れている。これらストッパ片211g、211gによっ
てクランク部材296.296が回動規制を受けること
により打上げ部材292,292は、それらの自由端側
か垂直下方に垂下した状態からそれぞれ内向き90°に
満たない範囲で逆「ハ」の字状となる位置まで回動し得
るようになっている。
このように一般入賞流路291,291脇に打上げ部材
292,292が設置されたことにより、従来にあって
は特別入賞口28への入賞のチャンスがなくなった遊技
球(一般入賞流路291,291に至った遊技球)に対
して、再び特別入賞口28への入賞の可能性が与えられ
、最後の最後まで遊技者に特別入賞口28への入賞に対
する期待感が与えられるように構成され、それによって
パチンコ遊技に対する興趣が高められる。
前記前側包囲枠215外側の取付板部211aの左右位
置には開口窓211e、211eが設けられている。ま
た、それらの内側部りには前記前側包囲枠215と接し
、かつ、取付板部211aの前面より後方に若干(例え
ば、5mm程度)凹んだ状態で遊技球の径より狭い間隔
の凹状部218゜218が設けられている。これら凹状
部218゜218中に縦長の開口窓218a、218a
が前記開口窓211e、211eと連続した状態で設け
られている。そして、それら開口窓218a。
218a、211e、211sにはそれらの裏側から透
明板220,220が取り付けられている。
それら透明板220,220は開口窓211e。
211eに配される部分と開口窓218a、218aに
配される部分とが一体に成形されていて、開口窓211
e、211eに配される部分に対しtjf1口t218
a、218aに配される部分の方が段状に後へ後退(例
えば、5m程度)した状態となってそれぞれ211e、
211e、218a。
218aと路間−平面となるようになっている。
これら開口窓211e、211e、218a。
218aの裏側にランブユニツh221,221が設置
されている。これらランプユニット221゜221は、
開口窓211e、211a、218a。
218aの裏側に取り付けられるランプ基板221a、
221aと、これらランプ基板221a。
221aの表側の内側寄りに取り付けられた継続回数表
示ランプ221bと、外側寄りに取り付けられた特別遊
技表示ランプ(図面に現われていない)とを備えている
。そして、ランプ基板221B、221aが開口窓21
1e、211e、218a、218aの裏側に取り付け
られるランプ基板221a、221aの裏側に取り付け
られた状態において前記継続回数表示ランプ221bが
前記開口窓218a、218aの直後に位置し、前記特
別遊技表示ランプ(図面に現われていない)が前記開口
窓211e、211eの後方に位置するようになってい
る。
上記のように、前側包囲枠215外側の取付板部211
aの左右位置に設けられた凹状部218゜218中の開
口窓218a、218aの裏側に継続回数表示ランプ2
21bが配設されているので、開口窓218a、218
aを覆う透明板220゜220やその裏側の継続回数表
示ランプ221bに遊技領域2中を流下する遊技球が当
ってそれら透明板220,220や継続回数表示ランプ
221bが損傷されることはない6 また、基枠210の上部で前記鎖部材11bが設置され
ている部分にはランプ挿入用の透孔部211fが上下2
列に設けられている。そして、その裏側にランプユニッ
ト222が設置されている。
このランプユニット222は前記透孔部211fの設け
られた部分の裏側に取り付けられるランプ基板222a
と、該ランプ基板222aの前面側に上下2列に設置さ
れた入賞個数表示ランプ222bとから構成されている
。そして、そのランプ基板222aが前記透孔部211
fの設けられた裏側に取り付けられた状態において、そ
れらの前面側の前記入賞個数表示ランプ222bの先端
がそれぞれ前記透孔部211f中に位置するようになっ
ている。
前記後枠250は前側と下側が開放した中空枠状に作ら
れ、その内部空間が前記ゲーム空間21の後部を構成す
る後部ゲーム空間21bとなっており、この後部ゲーム
空間21bと前記基枠210の入賞開口部21aとが合
わさって前記ゲーム空間21が完成されるようになって
いる。
前記後枠250の後部ゲーム空間21b中には前記ゲー
ム領域空間変換部材310が設置されている。
このゲーム領域空間変換部材310は、作動傾斜部材3
12と、該作動傾斜部材312に取り付けられた回転障
害板311とを備えている。そして、前記作動傾斜部材
312は前記後枠250の後部空間21bの下端開口部
と略同じ形状・大きさに作られていて、その前端の左右
両側に回動軸312a、312aがそれぞれ固設されて
いる。
これら回動軸312a、312aが前記後枠250の左
右の前端下部に設けられた軸受孔209゜209中に回
動自在に支持され、それらが抜は落ちないようにE型ス
ナップリング209a、209aによって止看されてい
る。そして、前記作動傾斜部材312上の中央部には凹
状の回転板収容部312bが設けられ、その中央部に透
孔312Cが形成されている。また、作動傾斜部材31
2の後端−側寄り下部には後述の状態検出器と接触し得
る検出用突起312dが設けられている。
前記障害回転板311は前記回転板収容部312b中に
回転自在に収容される形状・大きさをしていて、その上
面1部に複数の障害ピン311aが突設されている。
この障害回転板311の収容された回転収容部312b
の下側には駆動源としてのパルスモータ330が設置さ
れている。そして、このパルスモータ330の即動軸3
31には前記障害回転板311の下側に位置するように
回転カム313が取り付けられ、その障害回転板311
の前記透孔312cから上方へ突出した先端部に前記障
害回転板311が取り付けられている。前記回転カム3
.13の下側外周寄りの一部には後述する位置検出器と
接触し得る挿圧部313aが突設されている。
また、前記作動傾斜部材312の一側寄り下部には、円
弧状ラック313が取り付けられている。
このように植成されたゲーム領域空間変換部材310は
、円弧状ラック313を介して後述の駆動手段から回動
力を付与されることにより、障害回転板311、回転カ
ム313およびパルスモータ330と一体的に、後枠2
50の後部空間21b中において、その自由端側かやや
高くなるように緩傾斜した状態から略垂直に急傾斜した
状態に至るまでの範囲で回動可能となっている。
また、後枠250の上枠上には左右一対の側板202.
202が所定間隔隔てて一体成形され、それら側板20
2,202上にはそれらの間にできた空間の上部と後方
部を覆う天板205が着脱可能に取り付けられている。
この天板205の後方寄り上部には特別遊技発生表示ラ
ンプ259が取り付けられ、−側寄り上部には後述の流
路変換部材203に回動力を付与する流路変換駆動装置
320が設置されている。流路変換部材装?1320は
ソレノイド式の駆動源によって植成され、その作動ロッ
ド321にはラックギヤ322が取り付けられている。
このラックギヤ322は流路変換部材装vi320の作
動によって後退し、停止によって前進復帰するようにな
っている。
前記側板202,202と天板205とで囲まれた前部
開口の空間が前記流入空間20の後部を構成する後部流
入空間204となっており、この後部流入空間204と
前記基枠210の流入開口部212とが合わさって前記
流入空間20が完成されるようになっている。
後部流入空間204の前端上部には天入賞口と呼ばれる
前記一般入賞口11の裏側の案内樋11a上へ至った遊
技球をさらに側方に導く流下案内部251が設けられて
いる。
また、後部流入空間204の下部には前記流入路201
の奥部を構成する後流入路201bが設けられている。
この後流入路201bの前方で前記一対の側板202.
202間の前方寄り位置には前記後部流入空間204中
に通ずる前端開放の流下部としての開口部252が設け
られている。この開口部252中に前記流路変換部材2
03が!!2置されている。この流路変換部材203の
後端側基部の両側には回動軸203a、203aが取り
付けられている。これら回動軸203a、203aが前
記開口部252奥端側の側板202,202に設けられ
た軸受孔253,253中に挿通されることにより、こ
れら回動軸203a、203aを軸芯として流路変換部
材203が回動自在となっている。
この流路変換部材203の回動範囲が基枠210の前記
流入開口部201aの後端下側に設けられたストッパ2
01c、201cと後枠250の前記開口部252の後
端直上の側板202,202の内側に設けられたストッ
パ201d、201dとによって規制されることにより
、流路変換部材203の自由端側が前方に倒れてストッ
パ201c、201cにより係止されて前流入1201
aと後流入路201bとを繋ぐ流入路を形成した状態か
ら自由端側が略垂直に起立してストッパ2゜ld、20
1dによって係止された状態まで回動可能となっている
一方の側板202の軸受孔253から外方に突出した流
路変換部材203の回動軸203aには前記流路変換駆
動装置320のラックギヤ322と噛合して回動力を付
与されるピニオンギヤ254がスナップリング254a
によって抜は落ちないように止着された状態で取り付け
られている。
従って、流路変換部材203は前記流路変換駆動装置3
20の停止時にはその自由端側が前方に倒れて開口部2
52を閉塞した状態にあり、作動時にはその自由端側が
起立して開口部252を開放した状態となる。
前記後枠250の後端部には前記流下路206を構成す
る流下枠部207が一体に設けられている。この流下枠
部207は前記後部ゲーム空間21bと連通するととも
に上端および後端が開口状態となり、その後端下部には
流下枠部207内に流下した遊技球を後部ゲーム空間2
1b中に導く傾斜突起207aが設けられている。また
、この流下枠部207の上@開口部上には中央に検出孔
16aを、有する入賞個数検出器16(SW、)が設置
され、この入賞個数検出wI16 (SW、)上の左右
両側には前記後部流入空間204からの遊技球を入賞検
出孔16a中に案内する案内傾斜部207b、207b
が前記流下枠部207と一体に設けられている。
一方、前記天板205の後端部には覆い枠部205aが
設けられ、該覆い枠部205aにより、前記流下枠部2
07の上方部が覆われている。
このように、後枠250の後端部に設けられた流下枠部
207の上方部が天板20S後端の覆い枠部205aに
よって覆われるとともに、流下枠部207の後端部が後
述するソレノイド取付部材260によって閉塞されるこ
とにより、その内部空間が前記流下路206となってい
る。この流下路2061梳下する遊技球はその途中に設
置された前記入賞個数検出器16(SW、)によって検
出される。
後枠250の後部には前記ソレノイド取付部材260が
取り付けられ、その前面部による前記流下枠部207の
後端部が閉塞されている。
このソレノイド取付部材260の前面側には、検出ユニ
ット350が取り付けられている。この検出ユニット3
50はソレノイド取付部材260の前面側に取り付けら
れる取付部材351と、該取付部材351の左右の前倒
に取り付けけられた位置検出器3s 2 (swg)お
よび状態検出器353(SW7)とから構成されている
。そして。
その位置検出f!352(SW、)の接片352aが前
記ゲーム領域空間変換部材310を構成する作動傾斜部
材312下側に設置された回転カム313の挿圧部31
3aと接触可能な位置にあって、その接触時における検
出信号を基に障害回転板311の回転角度位置が検出さ
れるようになっている。また、前記状態検出器353(
SW7)の接片353aが前記作動傾斜部材312の後
端−側寄り下部に設けられた検出用突起312dと接触
し得る位置にあって、その接触による検出信号の有無に
よりゲーム領域空間変換部材310が倒れた状態にある
か起立した状態にあるかが検出されるようになっている
また、ソレノイド取付部材260の左右両側にはランプ
支持部261,261が設けられ、これらランプ支持部
261,261に特別遊技状態表示用ランプ262,2
62が取り付けられている。
また、このソレノイド取付部材260の上端部の左右位
置には前記可動部材23.23の固定された回動軸23
1,231を挿通させる軸受孔263.263が形成さ
れ、それら軸受孔263゜263中には耐摩耗性の高い
補強用ブツシュ264.264が嵌着されている。これ
ら軸受孔263.263から後方に突出する前記回動軸
231゜231の後端部にはクランク部材265,26
5が抜は落ちないようにE型スナップリング267で止
着された状態で取り付けられている。それらクランク部
材265,265の先端側後部には後述する可動部材閑
動装置342,342から回動力を付与されるクランク
ピン266.266が取り付けられている。
このように、基枠210の左右両側の取付板部211a
部分に設けられた軸受孔211c、211cとソレノイ
ド取付板260の左右両側に設けられた軸受孔263,
263にそれぞれ補強用ブツシュ211d、264が嵌
着され、それらブツシュ211d、264中に可動部材
23.23の固定された回動軸231,231が回動自
在に支持されるようにしたので、基枠210の左右両脇
に沿って設けられた長い軸受部中に金属製の長い軸受管
がインサートされその軸受管中に回動軸が通されていた
従来のものと比べて、軸受構造が簡単で製作し易く製造
のコストダウンが図れ、しかも、軸受強度も損なわれな
い。
また、ソレノイド取付板260の背面側上部には可動部
材駆動ユニット340が取り付けられている。この可動
部材駆動ユニツl−340は前記ソレノイド取付板26
0に取り付けられる取付板341と、該取付板341の
背部に取り付けられたソレノイド式の可動部材駆動装置
342,342とから構成されている。それら可動部材
即!I!/l装置342.342の作動ロッド343,
343には作動部材344,344が取り付けられ、各
作動部材344,344には横長の係合孔334 a 
#334aが設けられている。それら係合孔334a、
334a中に前記クランク部材265,265のクラン
クピン266.266が挿通されている。
そして、前記可動部材駆動装置342,342が停止し
ているときには、作動ロンド343,343が復帰用ス
プリング335,335の伸長力と作動部材344,3
44の重量等によって伸長(下降)復帰していて、作動
部材344,344、クランク部材265,265およ
び回動軸231゜231を介して可動部材23.23が
それらの自由端が垂直上向きとなることにより、流入空
間20中への流入口22.22を閉じた状態にある。
この状態から、可動部材駆動装置342,342が作動
されると、作動ロンド343,343が縮んで(上昇し
て)、作動部材344,344、クランク部材265,
265および回動軸2.31゜231を介して可動部材
23.23が逆「ハ」の字状に開いて流入空間20中へ
の流入口22,22を開放した状態となる。
また、ソレノイド取付部材260の背面側下部には、中
継基板270がその背面側カバー278と一緒に取り付
けられている。中継基板270の前面側中央には特別遊
技発生表示と継続条件成立表示を行う表示ランプ271
がtiされ、その上方部には後述する役物制御装置60
0からのリード線が中継接続されている。また、中継基
板270の前面側下方寄り位置には複数の中継接続用端
子272が取付けられている。そして、これら接b2川
端子272に、前記パルスモータ330、可動部材駆動
装置342、状態検出器353(SW7)、入賞個数検
出器16 (SWs) 、特別入賞検出器(SW、)お
よび位置検出器352(SW、)の各リード線に取り付
けられた接続用コネクタIA〜IFが嵌着されている。
第5図には、前記変動入賞装置1oを植成する基枠21
0の背面側下部に取付けられて変動入賞装置10の前記
ゲーム領域空間変換部材310や打上げ部材292,2
92を作動させる作動ユニット500の背面側斜視図を
示す。
この作動ユニット500は前記基枠210の背面側下部
に取り付けられる取付枠510と、該取付枠510の背
面側下部に取付けられたソレノイド式の打上げ部材駆動
装置520と、取付枠510の背面側−鍔寄り上方部に
取り付けられたモータからなる傾動装5530とから構
成されている。
前記取付枠510の前側中央には縦方向に入賞球排出樋
511が設けられ、その上端部の左右位置に位置決め孔
512,512が設けられている。
これら位置決め孔512,512が前記基枠210の下
部裏側の左右位置に突設された位置決めピン211h、
211h (第4図)に嵌合されて位置決めされた状態
で取付枠510が基枠210の背面側下部に取り付けら
れている。その取り付けられた状態においては、取付枠
510の入賞球排出樋511が前記基枠210の裏側下
部に設けられた案内樋294(第4図)後端側下部に形
成された流出口(図に現われていない)と連通状態とな
って、案内樋294中の遊技球が入賞球排出樋511を
介して遊技盤1の背面側下方に導かれるようになってい
る。
前記打上げ部材駆動装置520はソレノイド式の駆動源
によって構成されており、その作動ロッド521の上端
部に作動部材522が取り付けられている。その作動部
材522の左右の腕部の上端部には横長の係合孔523
,523が形成され。
それら係合孔523,523中に前記打上げ部材292
.292の回動軸292a、292aの後端に取り付け
られたクランク部材296,296のクランクピン29
6a、296aが挿通されている。
そして、通常時には、打上げ部材乱動装置520が停止
されていて、その作動ロッド521および作動部材52
2が復帰用スプリング524の伸長復帰力によって上昇
されている。このときには、クランク部材296,29
6および回動軸292a、292aを介して打上げ部材
292,292はその先端側(自由端側)が垂直下向き
となるように復帰した状態にあり、特別入賞口28の左
右両側の一般入賞流路291,291を遊技球が自由に
流下し得る状態にある。
この状態から、打上げ部材卵り装置520が作動される
と、作動ロッド521および作動部材522が急激に下
降され、クランク部材296.296および回動軸29
2a、292aを介して打上げ部材292,292がそ
の先端側が相互に内向き方向に至るように回動されて逆
「ハ」の生状態となる。このとき、特別入賞口28の左
右両側の一般入賞流路291,291に至った遊技球は
それら打上げ部材292,292によって特別入賞口2
8の上方へ打ち上げられて特別入賞口28に偶発的に入
賞し得る状態となる。
前記傾動装置530はモータによって構成され、取付板
535を介して取付枠510の背面側−側寄り上方部に
取り付けられている。この傾動装置530の回転乱動軸
531のゲーム領域空間変換部材310の円弧状ラック
313(第4図)と常時噛合するピニオンギヤ532が
取り付けられている。
そして、この傾動装置a530の回転駆動軸531の正
・逆の回転に伴って、前記ゲーム領域空間変換部材31
0の自由端側が倒れる方向に回動したり、起立する方向
に回動したりするようになっている。
第6図には、可動部材23の分解斜視図を示す。
可動部材23は、翼形の主構成部材233と、該主構成
部材233に前側から外嵌される翼枠形のスライド部材
234とから構成されている。
前記主構成部材233の基部が前記回動軸(第4図)2
31に取り付けられている0回動軸231寄りの主構成
部材233の裏側に前記回動範囲規制ピン232が固設
されており、主構成部材233の中間部には該構成部材
233を前後方向に貫通する長孔状の案内孔233aが
設けられている。
一方、前記スライド部材234はその基部側と後部画が
開口した翼枠状に作られていて、その内部には後方を向
いたスライドピン234aが固設されている。
このスライド部材234が、前記主構成部材233の前
方から同主構成部材233に外嵌されるとともにスライ
ドピン234aが案内孔233中に挿通されるようにし
て装着され、そのピン234aが案内孔233aから抜
けないように案内孔233aを介してその後方に突出し
たスライドピン234aの先端部に止着プレート235
が嵌合された後、E型スナップリング236によって止
着されている。
このように構成されることによって、スライド部材23
4が主構成部材233に対しその長平方向にスライド自
在となっている。そのため、可動部材23は、その自由
端側が上がる方向に回動して起立したときには、スライ
ド部材234がその自重により主構成部材233の基部
方向へスライドして短くなって、その分コンパクトとな
る。−方、可動部材23が開く方向に速く回動したとき
にはその遠心力を受けてスライド部材234が主構成部
材233の先端側へスライドして長くなり。
その分、可動部材23によって案内されて流入空間2o
中に遊技球が流入され易くなる。
第7図には通常遊技時における変動入賞装置10の内部
を部分縦新側面図にて示し、第8図にはそのときの変動
入賞装置10の内部を透視した斜視図にて示す。
通常遊技時においては、同図に示すように、ゲーム領域
空間変換部材310は傾動装置530(第5図)により
略垂直に急傾斜された状態にあって、流路変換部材20
3は流路変換駆動装置320により略垂直に起立されて
流路空間2oの流入路201の途中に設けられた、ゲー
ム空間21に通ずる開口部252を開放した状態にある
。また、障害回転板311はパルスモータ330によっ
て時計方向へゆっくり回転されて1Aる。打上げ部材2
92,292が作動されずに、その自由端側か垂下した
状態に保たれている。
この通常遊技時に可動部材23.23が開し)て流入空
間20中に遊技球が流入すると、その球t±流入路20
1上を転動して途中まで至ったところで開口部252を
介してゲーム空間21中に落下する。その遊技球がゲー
ム領域空間変換部材310上を流下する過程で障害回転
板311によってランダムに流下方向を変化されながら
流下底面214上に至り、その後、特別入賞口28中に
入賞するか、又は一般入賞流路291,291を経て一
般入賞口29中に入賞する。
つまり1通常遊技時においては、ゲーム領域空間変換部
材310が起立するとともに流入空間20とゲーム空間
21とを連通させる開口部252が開放されることによ
って、ゲーム空間21中の手前側部分のみを使った通常
遊技空間(小さなゲーム領域空間)が形成され、その通
常遊技空間内においてゲームが行われる。
第9図には特別遊技時における変動入賞装置10の内部
を部分縦断側面図にて示し、第8図にはその変動入賞装
置10の内部を透視した斜視図にて示す。
特別遊技時においては、同図に示すように、ゲーム領域
空間変換部材310は傾動装置530(第5図)により
自由端側がやや高くなるように緩傾斜した状態にまで回
動された状態となり、流m変換部材203は流路変換駆
動装置320によりその自由端側が前方に倒れる方向に
回動されて流入空間20の流入路201の途中に設けら
れたゲーム空間21に通ずる開口部252を閉塞した状
態となる。また、障害回転板311は適宜パルスモータ
330によってゆっくり回転されたり停止されたりする
状態となり、打上げ部材292゜292は打上げ部材駆
動装置520によって適宜回動動作される状態となる。
この特別遊技時に可動部材23.23が開いて流入空間
20中に遊技球が流入すると、その遊技球は流入路20
1上を転動して奥部に至り、その奥部の流下路206を
介してゲーム空間21中の奥部に流下する。そして、そ
の遊技球は奥側がやや高くなるように緩傾斜した状態に
寝ているゲーム領域空間変換部材310上を前方に転動
する。
その転勤の過程でその遊技球は障害回転板311によっ
てランダムに流下方向を変化されながら流下底面214
上に至り、その後特別入賞口28中に入賞するか、又は
一般入賞流路291,291に至る。一般入賞流路29
1,291に至った遊技球はそれら一般入賞流路291
,291を流下してそのまま一般入賞口29中に入賞す
るか、又は、打上げ部材292,292によって斜め上
方に打ち上げられることにより、特別入賞口28中に入
賞するか、もしくは、再度一般入賞流路291.291
に戻って一般入賞口29中に入賞する。
つまり、特別遊技時においては、ゲーム領域空間変換部
材310がゲーム空間21中の奥方向へ倒れてその自由
端側かやや高くなるように緩傾斜した状態となるととも
に流入空間20とゲーム空間21とを連通させる開口部
252が閉塞されることによってゲーム空間21全体を
使った特別遊技空間(大きなゲーム領域空間)が形成さ
れ、その特別遊技空間内においてゲームが行われる。
第11図には、上記のように植成されたパチンコ遊技機
の制御を行う役物制御装置600の制御ブロック図の一
実施例を示す。
この実施例では、役物としての変動入賞装置10等の制
御をコンピュータシステム610を用いて行うようにな
っている。
コンピュータシステム610は、CPU (中央処理装
置)612、読出し専用メモリたるROM613、随時
読出し書き込みが可能なメモリたるRAM614等を有
している。
これらのうち、RAM613には、変動入賞装置10の
可動部材即動装置342,342、流路変換即動装置3
20、打上げ部材駆動装置520、障害回転板311を
駆動させるパルスモータ330、傾動袋fi530その
他の遊技表示部640の作動パターン等の固定データ等
が記憶されている。
一方、RAM614には変動入賞装置10の特別入賞口
28への入賞に基づく特別入賞検出D15(SW、)か
らの検出信号があったことや流入空間20奥部の流下路
206を流下するときに検出される入賞個数検出器(S
WS)からの検出があったことなどを一時的に記憶した
りする記憶領域、ソフトタイマを構成するレジスタ領域
およびコンピュータシステムの作業領域(ワークエリア
)などが設けられている。
コンピュータシステム610の入力側には1回開き用特
定入賞口5,5の特定入賞検出器5a。
5aとしての検出スイッチsw、、sw、、・2回開き
用特定入賞検出器4aとしての検出スイッチSW3.特
別入賞口28の特別入賞検出器15としての検出スイッ
チSWい入賞個数検出器16としての検出スイッチSW
s、位置検出器352としての検出スイッチSWGおよ
び状態検出器353としての検出スイッチSW7等がそ
れぞれスイッチ入力処理部619および入出カポ−トロ
17を介して接続されている。
一方、このコンピュータシステム610の出方側にはそ
れぞれ入出カポ−トロ16および卵動回g618を介し
て、可動部材駆動装置342,342、流路変換廓動装
百320、打上げ部材駆動装置520、傾動装置530
、パルスモータ330、表示ランプ271、継続回数表
示ランプ221b、入賞個数表示ランプ222b、スピ
ーカ621およびその他の遊技表示部640等がそれぞ
れ接続されている。前記その他の遊技表示部640には
サイドランプ、その他遊技状態表示部や装飾表示部等が
含まれる。
このようなシステムにおいて、′!r1iIvスイッチ
(図示省略)が投入されてパチンコ遊技機に電気が供給
された時点では1通常の遊技状態にあって可動部材即動
装置342,342は停止されていて、可動部材23.
23が変動入賞装置1oの入賞空間21を閉じた状態に
ある。また、ゲーム領域空間変換部材310は傾動装置
530(第5図)により略垂直に急傾斜されゲーム空間
20中の手前側部分に通常遊技空間を形成した状態にあ
って。
流路変換部材203は流路変換駆動装置320の作動に
より略垂直に起立されて流路空間20の流入路201の
途中に設けられた、ゲーム空間21に通ずる開口部25
2を開放した状態にある。また、障害回転板311はパ
ルスモータ330によって時計方向へゆっくり回転され
ている。打上げ部材292,292は、打上げ部材駆動
装置520が停止されていることにより、その自由端側
が垂直下方向に垂下された状態にある。また、表示ラン
プ620は消灯し、継続回数表示ランプ221bと入賞
個数表示ランプ2221)は一方向に流れるように点滅
するなどの通常遊技表示がなされ。
その他の遊技表示部640は通常遊技を示す表示となっ
ている。
この状態で特定入賞口5,5.4のいずれかに遊技球が
入賞すると、特定入賞検出器5a、5a。
4aとしての検出スイッチsw、、sw、、sw。
のうち対応するものがオンされその検出スイッチ入力処
理部619により処理された後、コンピュータシステム
610に入力される。しかる後、その入力信号に基づく
コンピュータシステム610からの作動指令信号により
可動部材晩!PII装置342.342が作動されて可
動部材23.23が1回(1回開き用特定入賞口5,5
に入賞した場合)又は2回(2回開き用特定入賞口4に
入賞した場合)開閉される。
このようにして可動部材23.23が開かれているとき
に変動入賞袋m 10の流入空間20中に飛び込んだ遊
技球が障害回転板311にランダムに方向を変換された
後、所定の有効時間内に特別入賞口28中に偶発的に入
賞して特別入賞検出器15としての検出スイッチSW4
がオンされると、その検出信号がスイッチ入力処理部6
19により処理されてから入出カポ−トロ17を介して
コンピュータシステム610に入力されて特別遊技態様
が発生される。
特別遊技態様が発生されると、コンピュータシステム6
10のROM613内の固定記憶データによる特別遊技
の実行制御手順に従い、コンピュータシステム610か
ら入出カポ−トロ16、即動回路618を介してスピー
カ621に指令信号が出されて特別遊技の発生を知らせ
るファンファーレなどの音声が発せられる。そして、コ
ンピュータシステム610からの指令で、傾動袋@53
0が作動されることによりゲーム領域空間変換部材31
0の自由端側かゲーム空間21中の奥方向へ倒れる向き
に回動されてその自由端側がやや高くなる程度に緩傾斜
されてゲーム空間21の全体にゲーム領域空間としての
特別遊戯空間が形成された状態となり、また、流路変換
開動装置320が作動されることにより流路変換部材2
03がその自由端側が前方に倒れる方向に回動されて流
入空間20の流入路201の途中に設けられた、ゲーム
空間21に通ずる開口部252を閉塞した状態となる。
コンピュータシステム610からの指令により、ここで
実行される特別遊技1a!様の特別の利益を与える制御
内容としては、例えば、可動部材23゜23を開閉させ
る可動部材駆動装置342,342の18回の作動・停
止の動作を1サイクル(ただし、18回の作動・停止の
動作の終了前に流入空間20中に遊技球が所定個数流入
することによって入賞個数検出器16としての検出スイ
ッチSWsからスイッチ入力処理部619および入出カ
ポ−トロ17を介してコンピュータシステム610に送
られてくる検出信号のカウント数が所定数(例えば、1
0個)になったときは又は特別入賞口28に遊技球が入
賞して特別入賞検出器15としての検出スイッチSW、
がオンされてその検出信号がコンピュータシステム61
0に入力されたときには、その時点までを1サイクル)
とし、各サイクル中に特別入賞口28中に遊技球が入賞
して特別入賞検出器15としての検出スイッチSW4が
オンされてその検出信号がコンピュータシステム610
に入力されることを条件として、最高8サイクルまでそ
の動作が行われることとなる。
その場合に、各サイクル途中で打球が特別入賞口28中
へ入賞することにより特別入賞検出器15としての検出
スイッチSW4がオンされその検出信号がコンピュータ
システム610に入力されると、コンピュータシステム
610から表示指令信号が出されて表示ランプ271が
点滅されるとともに、停止指令信号が出されて可動部材
昧動装置342.342が停止されることにより可動部
材23.23が一旦閉じた状態に戻されてから、新たな
サイクルの開始指令信号が出されて新たなサイクルが開
始される。各サイクル中に入賞個数検出器16により検
出された入賞個数はコンピュータシステム610からの
指令で入賞個数が8個まではその入賞個数分だけ入賞個
数表示ランプ222bが点灯され、9個のときには上側
の4つの入賞個数表示ランプ222bが点滅され、10
個のときは上下8個の入賞個数表示ランプ222bが点
滅される。また、サイクルの更新時にはコンピュータシ
ステム610からの表示指令により継続回数が6回目に
至るまで継続回数表示ランプ221bが1つずつ追加点
灯される。そして、7回目のときには右側の3つの継続
回数表示ランプ221bが全て点灯されたままの状態と
なっている他に左側の3つの継続回数表示ランプ221
bが点滅を繰り返す。また、8回目のときには左右6個
の継続回数表示ランプ221bが全て点滅を繰り返す状
態となる。
この特別遊技の各サイクルの所定期間中には。
コンピュータシステム610のROM613中の固定デ
ータに基づきパルスモータ330が適宜作動されて障害
回転板311が回転されるとともに、打上げ部材倣動装
置520が適宜恥動されて打上げ部材292,292が
適宜回動動作される状態となる。
この特別遊技時に遊技球が流入空間20中に流入すると
、その遊技球は流入空間2o中の奥部に至り、その奥部
の流下路206を介してゲーム空間21中の奥部に流下
する。そして、その遊技球はさらに奥側がやや高くなる
ように緩傾斜した状態に寝ているゲーム領域空間変換部
材310上を転動して手前側に至る。その手前側に至る
過程でその遊技球は障害回転板311によってランダム
に流下方向を変化されながら流下底面214上に至り、
その手前の特別入賞口28中に入賞するか、又は一般入
賞流路291,291に至る。一般入賞流路291,2
91に至った遊技球はそれら一般入賞流路291,29
1を流下してそのまま一般入賞口29中に入賞するか、
又は、打上げ部材292.292によって斜め上方に打
ち上げられることにより、特別入賞口28中に入賞する
か、もしくは、再度一般入賞流路291,291に戻っ
て一般入賞口29中に入賞する。
特別遊技中には、その他の遊技表示部640にも各種表
示指令が出されて特別遊技状態その他を示す表示がなさ
れる。
第12図には、上記コンピュータシステム610によっ
て行われる通常遊技状態から特別遊技が発生するに至る
ゲーム処理手順の一例を示す。
先ず、パチンコ遊技機の電源が投入されると、変動入賞
装置10のゲーム領域空間変換部材310が急傾斜した
状態にされてゲーム空間21中の手前側部分に通常遊技
空間が形成されたり、流路変換部材203が起立されて
流入空間20とゲーム空間21とを連通させる開口部2
52が開放されたりする他、パチンコ遊技機の各表示部
の表示が通常遊技を示す表示にされるなどの初期設定が
なされた後、ルーチンR4に移行する。
ルーチンR4においては1回開き用特定入賞口5中に入
賞して特定入賞検出器5aとしての特定入賞検出スイッ
チSWi又はSW2がオンとなったか否かが判定され、
オンとなっていないと判定されたときにはそのままルー
チンR20へ移行し、オンとなったと判定されたときに
はルーチンR6に移行して可動部材即動装置342,3
42が作動されることによって可動部材23.23の開
閉動作(1回)が開始されてからルーチンR8に移行す
る。
ルーチンR8においては、特別入賞口28に入賞して特
別入賞検出器15としての検出スイッチSW4がオン(
ON)となったか否かが判定される。その結果、検出ス
イッチSW4がオン(ON)となったと判定されたとき
には、ルーチンR18に移行して可動部材23.23が
閉じた状態に停止された上で、後述の特別遊技処理が行
われてから、ルーチンR4に戻る。しかし、ルーチンR
8で検出スイッチSW、がオン(ON)となっていない
と判定されたときには、次のルーチンRIOで可動部材
23.23の開閉動作が終了するまでルーチンR8に戻
されて、ルーチンR8における上記判定が行われる。
上記ルーチンRIOで可動部材23.23の開閉動作が
終了したと判定されたときにはルーチンR12に移行し
て特別入賞時間タイマ(2秒)がスタートされてからル
ーチンR14に移行し、該ルーチンR14において特別
入賞検出器15としての検出スイッチSW4がオン(O
N)となったか否かが判定される。その判定の結果、検
出スイッチSW4がオン(ON)となったと判定された
ときには後述の特別遊技処理が行われてからルーチンR
4以下の通常遊技処理に戻される。前記ルーチンR14
における判定は、ルーチンR16で有効時間表示が終了
するまでルーチンR14に戻されて行われる。その有効
時間タイマがタイムアツプするまでの間に特別入賞検出
F@15としての検出スイッチSW4がオンとならなか
ったときには、ルーチンR1GからルーチンR20に移
行する。
ルーチンR20においては、2回開き用特定入賞口4に
入賞して特定入賞検出器4aとしての検出スイッチSW
、がオン(ON)となったか否かが判定され、オン(O
N)となっていないと判定されたときにはルーチンR4
に戻り、オンになっていると判定されたときにはルーチ
ンR22に移行して可動部材即動装置342,342が
作動されることによって可動部材23.23の開閉動作
(2回)が開始されてからルーチンR24に移行する。
ルーチンR24においては、特別入賞口28に入賞して
特別入賞検出器15としての検出スイッチSW4がオン
(ON)となったか否かが判定される。その判定の結果
、検出スイッチSW、がオン(ON)となったと判定さ
れたときには、ルーチンR34に移行して可動部材23
,23が閉じられた状態に停止された上で後述の特別遊
技処理が行われてから、ルーチンR4に戻る。しかし、
ルーチンR24で検出スイッチSW4がオン(ON)と
ならないと判定された場合は、次のルーチンR26で可
動部材23.23の開閉動作が終了するまでルーチンR
24に戻されて、ルーチンR24における上記判定が行
われる。
上記ルーチンR26で可動部材23,2;Mljff閉
動作が終了したと判定されたときにはルーチンR28に
移行して特別入賞有効時間タイマ(2秒)がスタートさ
れてから、ルーチンR30に移行し、特別入賞検出器1
5としての検出スイッチSW。
がオン(ON)となったか否かが判定される。その判定
の結果、検出スイッチSW、がオン(ON)となったと
判定された場合には、後述の特別遊技処理が行われてか
らルーチンR4に戻る。前記ルーチンR30における判
定は、ルーチンR32で有効時間タイマがタイムアツプ
したと判定されるまでルーチンR30に戻されて行われ
る。その有効時間が終了するまでの間に、特別入賞検出
器15としての検出スイッチSw4がオンとならなかっ
たと判定されたときには、ルーチンR32からルーチン
R4に戻される。
第13図(A)、(B)には上記コンピュータシステム
610によって行われる特別遊技の制御処理手順の一例
を示す。
上記第11図のゲーム処理手順において特別遊技が発生
すると、第13図(A)、(B)に示す特別遊技処理が
開始される。
この場合、コンピュータシステム610のcPU612
には入賞個数カウンタや継続回数カウンタ等を用意して
おく。
特別遊技処理が開始されると、先ず、ルーチンR50に
おいて入賞個数カウンタや継続回数カウンタがrQJに
リセットされる他、各表示部に特別遊技表示がなされる
などの初期設定がなされた後、ルーチンR52でウェイ
トタイム(例えば、1.6秒)が開始される。このウェ
イトタイムを利用して、次のルーチンR54で傾動装置
530によってゲーム領域空間変換部材310がその自
由端側がゲーム空間21中の奥部へ倒れる向きに回動さ
れることにより自由端側かやや高くなる程度に緩傾斜さ
れゲーム空間21中全体に特別遊技空間が形成される。
そして、次のルーチンR56でそのウェイトタイムが終
了されるのを待ってからルーチンR56に移行してスピ
ーカ621からの効果音の発生が開始される。
そして、次のルーチンRhoで流路変換部材駆動装置3
20が作動されることにより流路変換部材203が前方
へ倒れる方向に回動されて流入空間20とゲーム空間2
1とを連通させる開口部252が閉塞された状態とされ
る。
その後、ルーチンR62でパルスモータ330による障
害回転板311の回転状態が第1状態に変換される。こ
こに、第1状態とは5例えば通常遊技時と異なる方向に
回転される状態をいう。
しかる後、ルーチンR64で可動部材即動装置342.
342による可動部材23.23の開閉動作が開始され
てからルーチンR66に移行する。
ルーチンR66においては、特別遊技のサイクルが開始
されてから特別入賞口28中に遊技球が入賞して特別入
賞検出器15としての検出スイッチSW4がオンされた
か否か、換口すれば、継続条件が満たされたか否かが判
定され、満たされていないと判定された場合にはルーチ
ンR68に移行し、満たされたと判定された場合にはル
ーチンR90に移行する。
ルーチンR68に移行したときには、該ルーチンR68
において変動入賞装置10の流入空間20中に流入して
入賞個数検出器16としての検出スイッチSWsがオン
(ON)となったか否かが判定され、オンとなっていな
いと判定されたときにはそのままルーチンR74に移行
し、オンとなったと判定されたときにはルーチンR68
で入賞個数カウンタが「+1」カウントアツプされ、次
のルーチンR72で入賞個数表示の更新がなされた上で
ルーチンR74に移行する。
ルーチンR74においては可動部材駆動装置342.3
42の所定回数(例えば、8回)の作動が終了したか否
かが判定され、終了していないと判定されたときにはそ
のままルーチンR78に移行し、終了したと判定された
ときには打上げ部材駆ffIJ装@520により打上げ
部材292,292が第1状態にされてからルーチンR
78に移行する。ここに、第1状態とは例えば打上げ部
材292.292の打上げ動作が比較的遅い周期で行わ
れることをいう。
ルーチンR78においては可動部材駆動装置342.3
42により可動部材駆動装置342,342の9回目以
降の作動が行われているときに障害回転板311の所定
の回転位置を検出する位置検出器352(SWG)の検
出信号が立ち上がったか否かが判定され、ノー(N)と
判定されたときにはそのままルーチンR82に移行し、
イエス(Y)と判定されたときにはルーチンR80でパ
ルスモータ330による障害回転板311の回転状態が
第2状態に変換されてからルーチンR82に移行する。
ここに、第2状態とは、第1状態と異なる状態で、例え
ば1間に所定時間ずつの休止を挾んで回転される状態を
いう。
ルーチンR82においては可動部材駆動装置342.3
42の14回目の作動が終了したが否がが判定され、終
了していないと判定されたときにはそのままルーチンR
86に移行し、終了したと判定された時にはルーチンR
84で打、止げ部材即動′3A置520が前記第2状態
に変換されてがっルーチンR86に移行する。
ルーチンR86では可動部材23.23の18回の開閉
が終了したか否かが判定され、終了していないと判定さ
れたときにはさらに次のルーチンR8Bで入賞個数カウ
ンタのカウント個数が所定個数(例えば、10個)に達
したが否がが判定され、そのいずれでもないと判定され
たときにはルーチンR66に戻る。一方、ルーチンR8
6,R88で可動部材23.23の18回の開閉が終了
するか、又は入賞個数カウンタのカウント個数が所定個
数(例えば、10個)に達したと判定されたときには第
13図(B)のルーチンR106に移行する。
一方、前記ルーチンR66からルーチンR90に移行し
たときには、該ルーチンR90において特別遊技の継続
回数が最高継続回数の「8回」に達しているか否かが判
定され、「8回」に達していると判定されたときにはそ
れ以上継続させられないのでルーチンR68に移行する
。一方、18回」に達していないと判定されたときには
ルーチンR92に移行して継続回数カウンタが「+11
カウントアツプされ、次のルーチンR94で継続回数表
示の更新がされる。しかる後、ルーチンR96〜R10
4に順に移行して可動部材駆動装置342.342、打
上げ部材乱動装置520および障害回転板311の停止
、効果音の停止、入賞個数表示のリセット等がなされて
からルーチンR52に戻って特別遊技の新たなサイクル
が行われる。
他方、前記ルーチンR86又はR88がら第13図、(
B)のルーチンR106に移行したときには、ルーチン
R106〜R114において、可動部材駆動装置342
,34.2、打上げ部材邸動装rI1520および障害
回転板311の停止、効果音の停止、入賞個数表示のり
セラ1へ等がなされ1次のルーチンR116で特別入賞
有効時間タイマがスタートされてからルーチンR118
に移行する。
ルーチンR118においては特別入賞口28に入賞して
特別入賞検出器15としての検出スイッチSW4がオン
されたが否がが判定される。この判定は次のルーチンR
1’ 20で特別入賞有効時間タイマが終了するまでル
ーチンR118に戻されて行われる。
その結果、特別入賞有効時間の終了前に特別入賞検出器
15としての検出スイッチsw、がオンとならなかった
ときにはルーチンR120からルーチンR124に移行
して継続回数表示がリセットされる。そして、次のルー
チンR126で傾動装置530によってゲーム領域空間
変換部材310がその自由端側が立ち上がる方向に回動
されることにより急傾斜された通常遊技のときの状態に
戻され、さらに次のルーチンR128で流路変換部材駆
動装置320が作動されることにより流路変換部材20
3がその自由端側が立ち上がる方向に回動されて流入空
間20とゲーム空間21とを連通させる開口部252が
開放された通常遊技のときの状態に戻される。
しかる後、次のルーチンR130で障害回転板311が
通常遊技時の回転状態に戻されることによって特別遊技
が終了され、その後1通常の遊技に戻る。
一方、上記ルーチンR118において、特別入賞有効時
間の終了前に特別入賞検出器15としての検出スイッチ
SW4がオンとなったと判定されたときにはルーチンR
122に移行する。
ルーチンR122においては、特別遊技の継続回数が最
高継続回数(例えば、8回)に達しているか否かが判定
され、最高継続回数に達していると判定されたときには
ルーチンR124に移行し、達していないと判定された
ときにはルーチンR132で、If! 続回数カウンタ
が「+IJカウントアツプされ1次のルーチンR134
で継続回数表示の更新がなされた後、第13図(A)の
ルーチンR52に戻って新たなサイクルが行われる。
しかして、特別遊技のサイクルは最高8サイクルまで行
われ、8サイクルに達して18回の開閉が行われるか、
又はその18回の開閉動作が終了する前に入賞個数カウ
ンタのカウント数が「1゜個Jに達したときには、その
後に有効時間が終了する前に特別入賞検出器15として
の検出スイッチSW、がオンとなってルーチンR118
からルーチンR122に移行してもそのルーチンR12
2からルーチンR124に移行して継続回数表示がリセ
ットされる。そして、ルーチンR126〜R130を経
て特別遊技が終了された後、通常の遊技に戻る。
第14図には、1回開き用特定入賞口5に入賞して可動
部材23.23が1回開いたときの特別入賞口28への
入賞を有効として扱う有効時間のタイミングチャートを
示す。
1回開き用特定入賞口5に入賞したときには、同図に示
すように、その入賞のときから所定時間(例えば、0.
8秒)経過後に可動部材駆動装置342.342が作動
されることにより可動部材23.23が所定時間(例え
ば、0.5秒)開がれてから閉じられる。このときの特
別入賞口28の入賞を特別遊技の発生条件として扱う有
効時間は、可動部材23.23の開動作の立上りときか
ら開始され、可動部材23.23が閉じられた後所定時
間(例えば、2秒)が経過するまでとされる。
この通常遊技中においては、流路変換部材駆動袋ff1
320が作動されることにより流路変換部材203が常
時起立した状態に維持されるとともにパルスモータ33
0によって障害回転板311は常時回転された状態にあ
る。
第15図には、2回開き用特定入賞口4に入賞賎で可動
部材23.23が2回開いたときの特別入賞口28への
入賞を有効として扱う有効時間のタイミングチャートを
示す。
2回開き用特定入賞口4に入賞したときには、同図に示
すように、その入賞のときから所定時間(例えば、0.
8秒)経過後に可動部材即動装置342.342が作動
されることにより可動部材23.23が所定時間(例え
ば、0.8秒)間隔で所定時間(例えば、0.8秒)ず
っ2@cηがれてから閉じられる。このときの特別入賞
口28への入賞を特別遊技の発生条件として扱う有効時
間は、可動部材23.23の1回目の開動作の立上りの
ときからσば始され、可動部材23.23が2@目に閉
じられた後所定時間(例えば、2秒)が経過するまでと
される。
この通常遊技中においても、流路変換部材邸動装a32
0が作動されることにより流路変換部材203が常時起
立した状態に維持されるとともにパルスモータ330に
よって障害回転板311は常時回転された状態にある。
第16図には特別遊技時における変動入′R装置10の
各動作部の動作と特別入賞口28への入賞の有効時間の
タイミングチャートを示す。
第14図又は第15図に示した有効時間内に特別入賞口
28に遊技球が入賞(V入賞)すると。
先ず準備期間としてのウェイトタイム(例えば。
1.6秒)が作られる。このウェイトタイムを利用して
傾動装置530によってゲーム領域空間変換部材310
がその自由端側がゲーム空間21中の奥部へ倒れる向き
に回動されることにより自由端側がやや高くなる程度に
緩傾斜された状態とされ、かつ、流路変換部材駆動装置
320が作動されることにより流路変換部材203が萌
方へ倒れる方向に回動されて流入空間20とゲーム空間
21とを連通させる開口部252が閉塞された状態とさ
れる。ゲーム領域空間変換部材310が上記のように緩
傾斜された状態に変換されたときに。
それが状態検出器353(SW7)により検出され、そ
の時点から状態検出器353(SW、)の検出信号がH
レベルとなる。
そのウェイトタイムの終了と同時に、可動部材駆動装置
342,342が所定時間ピッチで所定時間(例えば、
0.8秒)ずつ作動されることによって可動部材23.
23の開閉動作が行われ。
かつ、パルスモータ330による障害回転板311の回
転状態が第1状態にされる。ここに、第1状態とは、例
えば通常遊技時と異なる方向へ回転されることをいう。
打上げ部材292,292を作動させる打上げ部材駆動
装置520は、特別遊技中においても所定条件が成立す
るまで(例えば、各サイクル中、可動部材23.23が
8回の開閉を終了するまで)の間、停止した状態を維持
している。
このように打上げ部材292,292を作動させる打上
げ部材暇動装ff1520が停止している間は、一般入
賞流路291,291に至った遊技球はそのまま一般入
賞口29中に入賞することとなり、打上げ部材292,
292によって打ち上げられて特別入賞口28中に入賞
するという偶発的な利益は期待できない。
そして、所定条件が成立すると(例えば、各サイクル中
、可動部材23.23が8回の開閉を終了すると)、打
上げ部材292,292を作動させる打上げ部材乱動装
fi520が第1状態に変換される。ここに、第1状態
としては、1.6秒間ずつの休止を挾んで0.8秒間ず
つ作動される状態を例示する。
このように打上げ部材292,292が作動されること
により、一般入賞流路291,291に至った遊技球が
打上げ部材292,292に打ち上げられて、特別入賞
]コ28中に入賞し得るようになるという偶発的な利益
が期待し得るようになる。
さらに、別の条件が成立すると(例えば、各サイクル中
、可動部材23.23が14回の開閉を終了すると)、
打上げ部材292,292を作動させる打上げ部材駆動
装置520が第2状態に変換される。ここに第2状態と
しては0.8秒間ずつの休止を挾んで0.8秒間ずつ作
動される状態を例示する。
このように打上げ部材292,292の作動間隔が短く
なることにより、一般入賞流路291゜291に至った
遊技球が打上げ部材292,292に打ち上げられて特
別入賞口28中に入賞し得るようになるという偶発的な
利益の期待が高められるようになる。
このように、特別遊技の各サイクルの期間においては特
別入賞口28中に段階的に入賞し易くすることによって
、各サイクルの開始早々特別入賞口28中に入賞してサ
イクル更新がなされることにより賞球獲得数が減るとい
う事態を少なくする一方、特別遊技の各サイクルの進行
に応じて段階的に特別入賞口28中に入賞し易くするこ
とにより新たなサイクルへの継続可能性を高めて遊技者
の利益を図っている。
また、特別遊技の各サイクル中、当初にウェイトタイム
(例えば、1.6秒)が終了した時点で、パルスモータ
330による障害回転板311の回転状態が第1状態に
変換される。ここに、第1状態とは1例えば通常遊技時
と異なる方向に回転される状態をいう。
そして、特別遊技の各サイクル中、さらに、可動部材2
3.23の9回目以降の開閉動作中に障害回転板311
の所定の回転位置を検出する位置検出器352(SW、
)の検出信号が立ち上がった時点で、パルスモータ33
0による障害回転板311の回転状態が第2状態に変換
される。ここに第2状態とは、第1状態とは異なる状態
で、例えば、間に所定時間ずつの休止を挾んで回転され
る状態をいう。
特別遊技の各サイクル中、障害回転板311の回転状態
が適宜変化されることにより、ゲーム領域空間変換部材
310上を流下する遊技球の流下方向がよりランダムに
変化されて、遊技に対する興趣がより増す。
特別遊技の各サイクル中において、特別入賞口28中へ
の入賞を継続条件として有効に扱う有効期間は、各サイ
クルの最初に可動部材23.23が開かれた時点から1
8回の開閉が終了されその終了時点からさらに所定時間
(例えば、2秒)が経過(第16図に点線で示す)する
までの期間とされる。
この実施例の係るパチンコ遊技機は、上記のように、変
動入賞装@10のゲーム空間21中において、通常遊技
時にはゲーム領域空間変換部材310が、を傾斜状態に
変化してゲーム空間21中の手前側部分に通常遊技空間
が形成される一方、特別遊技時にはゲーム領域空間変換
部材310が緩傾斜状態に変換されてゲーム空fdf2
1全体に特別遊技空間が形成されるので、通常遊技時と
特別遊技時とで変動入賞装置10のゲーム空間21中の
ゲーム領域空間が大きく変化し遊技に対する興趣が−M
ますものとなる。
なお、上記実施例ではゲーム領域空間変換部材310に
パルスモータ330によって即動される障害回転板31
1を設置した構成とすることによってゲーム領域空間変
換部材310上に沿って流下する遊技球の流下方向にラ
ンダムな変化を与えるようにしたが、障害回転板311
とせずに回転しない障害板を取り付ける硝酸としてもよ
いし、ゲーム領域空間変換部材310の表面に直接突起
を設けてもよいし、凹凸を設けるようにしてもよい。要
は、ゲーム領域空間変換部材310上に沿って流下する
遊技球の流下方向にランダムな変化を与えられるもので
ありさえすればよい。
[発明の効果コ この発明に係るパチンコ遊技機は、特定入賞口と、内部
に遊技球を受け入れる流入空間、該流入空間と流路変更
即動装置によって作動される流路変換部材ににより流下
部の位置の変更が可能に連通していてその流下部を介し
て流下してきた遊技球に一定のゲームを行わせるゲーム
空間、前記流入空間中に通常時は遊技球を受け入れない
状態にあって通常遊技時における前記特定入賞口への入
賞に基づいて前記流入空間中に遊技球を受け入れ易い状
態に変換することができる可動部材、該可動部材が前記
特定入賞口への入賞に基づいて前記流入空間中に遊技球
を受け入れ易い状態に変換したときに前記ゲーム空間中
に受け入れた遊技球を普通の入賞とする一般入賞口、そ
の遊技球をさらに新たな遊技球を受け入れ易い特別遊技
を発生させる特別の入賞とする特別入賞口、および前記
ゲー2、空nu中の手前寄り下部に基部が軸支され傾動
装置によってその自由端側が起立した急傾斜状態とゲー
ム空間中の奥方向に倒れて奥側がやや高くなった緩傾斜
状態とに変換可能なゲーム領域空間変換部材を有する変
動入賞装置と、通常遊技時に前記傾動装置と流路変換駆
動装置とに働きかけて前記ゲーム領域空間変換部材を前
記急傾斜状態にさせて前記ゲーム空間中の手前側部分に
通常遊技空間を形成させるとともに前記流入空間中の遊
技球の流下部が前記通常遊技空間中の前記ゲーム領域空
間変換部材上に流下するように前記流路変換部材を変換
させる一方、特別遊技時には前記傾動装置と流路変換1
1!i! wJ装置とに働きかけて前記ゲーム領域空間
変換部材を前記緩傾斜状態に変換させて前記ゲーム空間
全体に特別遊技空間を形成させるとともに前記流入空間
中の遊技球の流下部が前記通常遊技空間中の奥部に流下
するように流路変換部材を変換させ、かつ、前記特別遊
技中における前記特別入賞口中への入賞に基づき前記特
別遊技のサイクルを更新させる制御を行う役物制御装置
とを備えた構成としたことによって1通常遊技時にはゲ
ーム領域空間変換部材が急傾斜状態に、変化してゲーム
空間中の手前側部分に通常遊技空間が形成される一方、
特別遊技時にはゲーム領域空間変換部材が緩傾斜状態に
変換されてゲーム空間全体に特別遊技空間が形成される
ので、通常遊技時と特別遊技時とでゲーム空間中のゲー
ム領域空間が大きく変化し遊技に対する興趣がより一層
増すものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図はこの発明の実施例を示すもので、そ
れらのうち、 第1図は遊技盤の正面図、 第2図は変動入賞装置の斜視図、 第3図は変動入賞装置の縦断側面図、 第4図は変動入賞装置の分解斜視図、 第5図は作動ユニットの背面側斜視図、第6図は可動部
材の分解斜視図、 第7図は通常遊技時における変動入賞装置の入賞空間内
部を示す部分縦断側面図、 第8図は通常遊技時における変動入賞装置を斜め前から
見た状態を示す透視図、 第9図は特別遊技時における変動入賞装置の入賞空間内
部を示す部分縦断側面図、 第10図は特別遊技時における変動入賞装置を斜め前か
ら見た状態を示す透視図、 第11図は役物制御装置による制御関係を示すブロック
図、 第12図は役物制御装=によって行われる通常遊技状態
から特別遊技が発生するに至るゲーム処理手順を示すフ
ローチャー1・、 第13図(A)、(B)は役物制御装置によって行われ
る特別遊技処理の制御手順を示すフローチャート、 第14図は1回開き用特定入賞口中に入賞したときの可
動部材の動作と特別入賞口への入賞の有効時間を示すタ
イミングチャート、 第15図は2回開き用特定入賞口中に入賞したときの可
動部材の動作と特別入賞口への入賞の有効時間を示すタ
イミングチャート、 第16図は特別遊技時における変動入賞装置の動作のタ
イミングを示すタイミングチャートである。 1・・・・遊技盤、2・・・・遊技領域、3・・・・ガ
イドレール、4,5・・・・特定入賞口、10・・・・
変動入賞装置、21・・・・ゲーム空間、23・・・・
可動部材、28・・・・特別入賞口、29・・・・一般
入賞口、222b・・・・入賞個数表示部。 第 2  図 第 図 第 図 +5(SW4) 第 図 セぢ 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガイドレールで囲まれた遊技領域内に、特定入賞口と、
    内部にゲーム空間を有し、該ゲーム空間中に通常時は遊
    技球を受け入れない状態にあって前記特定入賞口への入
    賞に基づいて前記ゲーム空間中に遊技球を受け入れ易い
    状態に変換することができる可動部材と該可動部材が前
    記特定入賞口への入賞に基づいて前記ゲーム空間中に遊
    技球を受け入れ易い状態に変化しているときに前記ゲー
    ム空間中に受け入れた遊技球を普通の入賞とする一般入
    賞口および前記ゲーム空間中にさらに遊技球を受け入れ
    易い特別遊技を発生させる特別の入賞とする特別入賞口
    とを有する変動入賞装置とが設置されたパチンコ遊技機
    において、前記変動入賞装置の前面側上部に入賞個数表
    示部が設けられていることを特徴とするパチンコ遊技機
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485106B1 (ko) * 2000-09-13 2005-04-25 고나미 가부시끼가이샤 메달 낙하 게임기
JP2008136726A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Olympia:Kk 球振分け装置
GB2431594B (en) * 2004-08-31 2009-09-02 Namco Ltd Medal game apparatus

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