JPH0385187A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH0385187A
JPH0385187A JP1221356A JP22135689A JPH0385187A JP H0385187 A JPH0385187 A JP H0385187A JP 1221356 A JP1221356 A JP 1221356A JP 22135689 A JP22135689 A JP 22135689A JP H0385187 A JPH0385187 A JP H0385187A
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、変動入賞装置によって行われる特別遊技の
特定のサイクル時における特別入賞口への入賞に基づい
て可変表示ゲームを行わせその可変表示ゲームの特定の
結果に基づいてその特別遊技の最終サイクルの終了後に
特別付加遊技を行わせるようにしたパチンコ遊技機に関
するものである。
[従来の技術] 第2種のパチンコ遊技機の変動入賞装置は、通常の遊技
状態にあっては、遊技領域を流下する打球(遊技球)が
流入できないか又は流入しにくい状態に可動部材が閉じ
ていて、始動入賞口に遊技球が入賞することにより、前
記通常の遊技状態から遊技領域を流下する遊技球が流入
し易い予備遊技状態に前記可動部材が変換される。
そして、その予備遊技状態時にさらに内部の特別入賞口
中に打球が入賞することによって、より打球を受け入れ
易い特別遊技状態に前記可動部材が変換され、その各特
別遊技状態のサイクル時に特別入賞口に遊技球が入賞す
ることにより、新たなサイクルの特別遊技状態が継続さ
れるように構成されている。
この種のパチンコ遊技機においては、如何にその特別遊
技を発生させて継続させることによって最大利益を獲得
するかにパチンコ遊技の最大の興趣があった。
[発明が達成しようとする課題] ところが、従来のこの種のパチンコ遊技機にあっては、
遊技者の努力によって如何に特別遊技のサイクルを継続
させたとしても予め定められている最大限のサイクルに
達したときには、その最大限のサイクルが終了した時点
で遊技者の大きな利益状態が消失してしまってそれ以上
の大きな利益状態が得られないという不満が残る欠点が
あった。
この発明は、上記欠点を除去してパチンコ遊技の興趣を
より高めることを目的としてなされた。
[課題を達成させるための手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記課題を達成させ
るため、始動入賞口と、内部に設けられた入賞空間中に
遊技球を受け入れないか又は受け入れにくい通常遊技状
態と打球を受け入れ易い予備遊技状態と該予備遊技状態
よりさらに遊技球を受け入れ易い特別遊技状態と前記通
常時よりも遊技球を受け入れ易い特別付加遊技状態とに
変換可能な可動部材および前記入賞空間中に受け入れら
れた遊技球を入賞させる一般入賞口および特別入賞口を
備えた変動入賞装置と、前記特別付加遊技の権利を発生
させるための可変表示ゲームを行う可変表示器と、前記
始動入賞口への入賞に基づいて前記可動部材の予備遊技
状態への変換、前記予備遊技時における前記特別入賞口
への入賞に基づいて前記可動部材の前記特別遊技状態へ
の変換、前記特別遊技の特定のサイクル中における前記
特別入賞口への入賞に基づいて特別遊技のサイクルの更
新、前記特別遊技の特定のサイクル中における前記特別
入賞口への入賞に基づいて前記可変表示器による特別付
加遊技の権利を発生させるための可変表示ゲームおよび
その可変表示ゲームの特定の表示結果に基づいてその特
別遊技の最終サイクルの終了後に前記可動部材を前記特
別付加遊技状態に変換させる制御手段とを備えた構成と
した。
[作用] 特別遊技の特定のサイクル中に特別入賞口に遊技球が入
賞すると、その入賞に基づいて可変表示ゲームが行われ
る。そして、その可変表示ゲームの結果如何によって、
その特別遊技の最終サイクルの終了後に、特別付加遊技
が行われ、それによって遊技者の利益がより高められる
。この特別付加遊技発生の期待によりパチンコ遊技に対
する興趣がより一層増加される。
[実施例] 第1図は、この発明が適用されたパチンコ遊技機の遊技
盤1の構成例を示すもので、遊技盤1の前面には、図外
の操作ダイヤルにより開動される打球発射装置F(図外
)によって発射された打球を遊技盤tの上方部まで案内
するガイドレール2が配設され、該ガイドレール2と遊
技盤1前面のガラス板とによって囲まれた空間内に遊技
領域3が設けられている。
この遊技領域3の中央には多くの賞球獲得のチャンスを
与える役物と呼ばれる変動入賞装W20が設置され、そ
の上端部には天入賞口と呼ばれる一般入賞口213が設
けられている。
この変動入賞装置20の内部には入賞空間2■2が設け
られ、その上部の左右両側には可動部材350.350
によって開閉される前記入賞空間212への流入口21
4b、214bが設けられている。また、入賞空間21
2中の手前側下部の中央には特別入賞口215が設けら
れ、その左右には一般入賞口216,216が設けられ
ている。
入賞空間212中の中段部には前記可動部材350,3
50に導かれて入賞空間212中に流入した遊技球をそ
の奥方向へ導く流下案内棚310が配設されている。ま
た、その奥部にはその流下案内m310によって奥方向
に導かれた遊技球を受け入れて貯留し得る椀状の貯留部
材231が左右方向に伸びた横軸232(第3図)を軸
芯として回転自在に配設され、後述の駆動手段によって
回転されるようになっている。
入賞空間212中の底部には前記流下案内棚310に導
かれてそのまま入賞空間212中の奥側下部に落下する
か又は−旦貯留部材231中に貯留されてからまとめて
入賞空間212中の手前側下部に放出された遊技球を入
賞空間212中の手前側に導いてその手前側の特別入賞
口215中又は一般入賞ロ216,216中に流入させ
る案内傾斜部320が設けられている。
そして、その案内傾斜部320の中央にはそこに設けら
れた案内溝321に沿って前後動じて特別入賞口245
中に遊技球を入賞し易くしたりしに<<シたりする入賞
確率変動部材330が設置されている。
また、変動入賞装置1E20の上部の前面側には可変表
示器362が設置されている。
遊技領域3内の下部寄り中央位置には2回開き用始動入
賞口5が、その左右両側位置には1回開き用始動入賞口
6,6がそれぞれ設けられている。
遊技領域3内の上部寄りの左右両側位置にはポケット型
の一般入賞口7,7が、遊技領域3内の下部寄りの左右
両側位置にはチューリップ形式の一般入賞装置8,8が
設けられている。
また、遊技領域3内の適宜位置には障害釘(図示省略)
や風車と呼ばれる打球方向変換部材9が配設されている
また、遊技領域3内の左右位置には特別遊技の発生を知
らせるサイドランプ11.11が配設され、中央の最下
位置にはアウト孔12が設けられている。
遊技盤1の右側・下部には継続回数表示器13と入賞個
数表示器14が設置されている。
また、遊技atの上部には、上記入賞部5,67.8等
に遊技球が入賞して賞球排出が行われるときに一時的に
点灯されるセーフランプ15やパチンコ遊技機裏側の貯
留タンク(図外)中に貯留されている予備球としての賞
品球が不足したときに点灯される球不足表示ランプ16
が設置されている。
また、前記2回開き用始動入賞口5および1回開き用始
動入賞口6,6中には、その中に流入した遊技球を検出
する始動入賞検出器51(SW、)、61  (SWl
) 、 61 (SW、)が設置されテいル。
また、前記変動入賞装置20の入賞空間2′L2内の特
別入賞口215中の流路には特別入賞検出器217 (
SWI)が設けられ、それら特別入賞0215および一
般入賞ロ216,216中に流入した遊技球を集めて遊
技盤1の裏側に導く集合流路(後述)には入賞個数検出
器17 (SW、)がそれぞれ設置されている。
上記のように概略されたパチンコ遊技機はそれに設置さ
れたマイクロコンピュータ等の制御装置(後述)によっ
て概ね次のように制御される。
(図外)の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機に電
気が供給された初期状態においては、変動入賞装置!2
0の可動部材350,350は第1図に示すように閉じ
て入賞空間212中に遊技球が流入できない状態を維持
している。また、案内傾斜部320上の中央に設置され
た前記入賞確率変動部材330は手前側に移動した状態
で停止している。
また、変動入賞装置20の可変表示I!#382には呼
び込み(例えば、rイラッシャイマセ」、「ヨウコツJ
など)表示が流れるようなドツトマトリクス表示で行わ
れ、入賞空間212中の貯留部材231がその右横から
見て反時計方向にゆっくり常時回転している状態となる
。また、遊技盤1の右下の継続回数表示#113および
入賞個数表示器】4の表示はrQJ表示となっている。
この状態で1図外のダイヤル操作により打球発射装置(
図外)が作動されて遊技領域3内に遊技球が発射され、
その遊技球が始動入賞口5,6゜6のいずれかに入賞す
ると、それが始動入賞口5゜6,6中に設置された始動
入賞検出器51(SW2)、61 (SWl)、61 
(SWよ)に検出される。
その結果、1回開き用始動入賞口6,6への入賞であっ
て、その始動入賞検出器61(SW工)。
61(SWl)による検出が行われたときには、その検
出に基づいて変動入賞装置20の可動部材350.35
0が1回回動(開閉)されて、入賞空間212中に遊技
球が流入し得る予備遊技状態が一回作り出される。
一方、2回開き用始動入賞口5への入賞であって、その
始動入賞検出器51(SW、)からの検出信号があった
ときには可動部材350,350が2回回動(開閉)さ
れて、入賞空間212中に遊技球が流入し得る予備遊技
状態が2回作り出される。
これら予備遊技時には入賞空間212中の貯留部材23
1が通常遊技時と同様に一定速度でゆっくり回転してい
る他、案内傾斜部320上の中央の入賞確率変動部材3
30が後述の駆動手段によって周期的にそれぞれ複数回
前後動され、それによって、特別入賞口215中への遊
技球の入賞確率が変化される。
このようにして行われている予備遊技時に、可動部材3
50,350に案内されて遊技球が入賞空間212中に
流入すると、その遊技球は流下案内棚310上を転動し
て入賞空間212中の奥部に至る。その奥部に至ったと
きにタイミング良く貯留部材231の凹状部側が上向き
となっていればその貯留部材211中に一旦貯留された
後その回転に伴ってその凹上部側が下向きになったとき
に案内傾斜部320上に放出される。一方、その奥部に
至ったときにタイミング悪く貯留部材231の凹上部側
が上向きとなっていなければ貯留部材231中に貯留さ
れることなくそのまま案内傾斜部320上の奥部に落下
することとなる。
このようにして、案内傾斜部320上の奥部に至った遊
技球は該案内傾斜部320上を転動してその手前側に至
って特別入賞口215中又は一般入賞ロ21.6,11
6中に流入する。
結果として、特別入賞口215中に入賞できなかったと
きには、可動部材350,350が入賞空間212への
流入口214b、214bを閉じた状態に戻るとともに
入賞確率変動部材330が手前側に移動した状態に復帰
して停止した状態に戻って、通常遊技状態を維持する。
始動入賞口5,6.6中に遊技球が入賞するごとに上記
予備遊技動作が繰り返され、結果として偶発的に特別入
賞口215中に遊技球が流入すると、それが特別入賞口
215中に設置された特別入賞検出器217 (SW、
)に検出されて特別遊技が発生する。
ここに、特別遊技とは、通常の遊技時に比べて遊技者に
多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技態様で、例えば
、可動部材350,350の所定回数(例えば、18回
)の開閉動作を1サイクル(但し、その所定回数の開閉
動作の終了前に流入空間212中に遊技球が流入して入
賞個数検出器17(SW、)により10カウントされた
とき、又は特別入賞口215中に流入してその特別入賞
検出器217 (swa)に検出されたときにはその時
点までを1サイクルとしてもよい。)とし、各サイクル
中に特別入賞口215に遊技球が入賞して特別入賞検出
器217(SW3)に検出されることを継続条件として
、所定サイクル(例えば、最高8サイクル)までその動
作が行われるとするものである。
この特別遊技の各サイクル中においては入賞個数検出器
217(SW、)によって入賞球が3個検出されるまで
の間、貯留部材231がその門状側が上向きになった状
態で停止していて、3個検出された時点で通常遊技時と
同様に回転が開始される。その回転に伴って、それまで
に貯留部材231中に流入して貯留されていた遊技球が
まとめて案内傾斜部320上へ放出されることとなって
特別入賞口215中への入賞の期待感が高められる。
また、各サイクルの序盤においては入賞確率変動部材3
30が前方に移動した状態で止まっていて特別入賞確率
が低くなっているが、中盤以降には入賞確率変動部材3
30が一定周期で前後動を開始することによって特別入
賞口215への入賞確率が高められる。
このようにすることによって、各サイクルの序盤におい
ては特別入賞口215に遊技球が入賞して各サイクルが
短く終わってしまうのを防止し、中盤以降においては特
別入賞口215に遊技球が入賞して継続条件(サイクル
の更新条件)が満たされ易くし、もって、遊技者の利益
を図っている。
この特別遊技時における継続回数は継続回数表示器13
に、遊技球の流入個数は入賞個数表示器14にそれぞれ
数字表示されるようになっている。
特別遊技時においては、サイドランプ11,11等の特
別遊技を知らせる各種ランプが点滅される。
そして、最終サイクル(この実施例では、第8サイクル
)の開始と同時に可変表示部362に可変表示(例えば
、3つの数字)が現われてその変化が開始され、特別入
賞口215に入賞して特別入賞検出器217 (SW、
)に検出された時点でその可変表示が停止される。
その停止の結果、その可変表示が特定の態様(例えば、
3つの数字が揃うなど)になると、その特別遊技の終了
後に特別付加遊技が発生する。
ここに、特別付加遊技とは上記特別遊技に加えて遊技者
に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技態様で、例え
ば、入賞個数検出器17(SW、)により10カウント
されるまでの間、可動部材350.350が開いた状態
に維持される。
一方、前記可変表示の停止の結果としての表示態様が特
定の態様にならなかったときにはその特別付加遊技は行
われずにその特別遊技の最終サイクルの終了をもって、
上記通常の遊技状態に戻る。
次に、第2図〜第4図に基づいて上記変動入賞袋[20
の詳しい構成について説明する。
第2図には変動入賞装置20を前から見た全体斜視図を
、第3図にはそれを裏側から見た分解斜視図を、第4図
にはその縦断側面図を示す。
それらの図に基づいて説明すると、その外形の前側主要
部を構成する前枠210と、該前枠210の後側に取付
けられる後枠220と、該後枠220と前記前枠210
とで構成される入賞空間212内に設置される変動貯留
ユニット230と、前記後枠220の背部に取り付けら
れる駆動ユニット240とを備えている。
前記前枠21.0は変動入賞装置20の前側外形の主要
部を形作るもので、その中央部が前側包囲枠211aと
後側包囲枠211bとで包囲された入賞空間212とな
っている。そして、それら前側包囲枠211aと後側包
囲枠21 l bとの境界部の周囲には取付板部211
Cがフランジ状に形成されている。
変動入賞装置20が遊技盤1に取り付けられる際には、
その取付板部211Cの裏面部が遊技盤1に設けられた
取付は用開口部1a(第4図)の前面部に密着するよう
に取り付けられている。それによって、その前側部分が
遊技領域3内に突出し、後側部分が遊技盤1の裏側に突
出した状態となっている。
前枠210の上端部中央には前記天人賞口と呼ばれる一
般入賞口213が設けられ、その裏側にはその一般入賞
口213中に流入した遊技球を遊技盤1の裏側に導く入
賞球案内樋213aが設けられている。また、前枠21
0の前面側上端部中央の一般入賞口213の直下には鎧
部214が前側包囲枠211aと同程度前方に突出して
設けられ、その上部には前記一般入賞口213中に遊技
球を導く案内傾斜面214aが設けられている。
また、その鎧部214の下部側左右両端部と前記前側包
囲枠211aの左右上端部との間にはそれぞれ前記入賞
空間212中に遊技球を流入させる流入口2t4b、2
14bが設けられている。
入賞空間212中の中段部には前記流入口214b、2
14bを介して入賞空間212中に流入した遊技球を入
賞空間212中の奥部に案内する流下案内棚310が設
置されている。そして、その奥部中央には変動貯留ユニ
ット230を設置するための円弧状逃げ部311と該奥
部中央に至った遊技球を左右に分散させる分散突起31
2が設けられ、その左右には流下案内棚310に案内さ
れて奥部に至った遊技球をそのまま入賞空間212中の
奥側下部に流下させる逃げ部313,313が設けられ
ている。
また、入賞空間212中の手前側下部の中央には特別入
賞口215が設けられ、その左右には一般入賞ロ216
,216が設けられている。そして、その特別入賞口2
15の内部流路には特別入賞口215中に入賞した遊技
球を検出する特別入賞検出器217 (SW、)が設置
されている。
入賞空間212中の下部には前記案内棚310から直接
又は貯留部材23】中に貯留された後に入賞空間212
中の奥側下部に流下された遊技球を入賞空間212中の
手前側の前記特別入賞口215中又は一般入賞ロ216
,216中に導く案内傾斜部320が前方が低くなるよ
うに緩傾斜した状態で設けられている。
この案内傾斜部320の中央には案内溝321が特別入
賞口215方向へ向けて設けられ、その手前側端部には
半円上の案内凹部322が設けられている。
そして、その案内溝321中に該案内溝321中を前後
方向に移動する入賞確率変動部材330が設置され、該
入賞確率変動部材330の中央は稜線状に高くなってい
る。
また、前記前枠210の前面側の左右の流入口214b
、214bには、これら流入口214b。
2L4bを開閉する可動部材350,350が回動自在
に設置されている。
これら可動部材350,350の基部裏側に取り付けら
れた支軸351,351が前枠210の左右に設けられ
た軸受筒211d、214dを介してその裏側に至って
いる。また、これら可動部材350,350の裏側の支
軸351,351の近傍部には案内ビン352,352
が突設されている。そして、これら案内ピン352,3
52が取付板部211cに設けられた円弧状案内孔21
1e、211s中に移動自在に挿通されることにより、
可動部材350,350の回動範囲が略垂直上向きとな
って入賞空間212中への流入口214b、2L4bを
閉じた状態と逆「ハ」の字状となってそれら流入口21
4b、214bを開放した状態とに変換可能な範囲で回
動規制が行われるととともにその回動が滑らかに行われ
るよう案内されている。
また、前記鎧部214内には可変表示ユニット360が
収容され、その鎧部214の前端開口部が前飾り板37
0によって覆われている。
前記可変表示ユニット360は半透明な固定基板361
と3つのドツトマトリクス可変表示部362a〜362
cからなる可変表示器362とから構成され、前記固定
基板361を介して鎧部214内に取り付けられている
一方、前記前飾り板370は透明(半透明も含む)な窓
部371を有し、該窓部371を介して前記可変表示器
362のドツト表示が遊技者に視認し得るようになって
いる。
前記可変表示器362へのドツト表示としては呼び込み
表示(例えば、「イラッシャイマセ」等)や付加遊技ゲ
ーム表示(例えば、3つの数が変化して停止し、その停
止態様如何によって大当りを発生させるゲーム)をさせ
る可変表示が行われるようになっている。
前記前枠210の上端部の裏側には取付支柱218a、
218aに設けられた支持部217b。
218bによって装飾表示板380が支持されている。
この装飾表示板380の下側には複数の装飾表示ランプ
381が取り付けられている。それら装飾ランプ381
の点灯光が前枠210の上端部裏側に設けられた開口窓
211f、前記半透明な固定基板361および前飾り板
370の透明窓371を介して遊技者に視認し得るよう
になっている。
また、前記前枠210の取付板部21 tcの左右両側
部の裏側には作動表示ランプ391.391を具えた作
動表示ユニット390,390が取り付けられている。
そして、それら作動表示ランプ391,391の点灯光
は透光性材料により作られた前枠210を通して遊技者
に視認されるようになっている。
前記後枠220は前記前枠210の後側に取り付けられ
て前記入賞空間212の後端開口部を覆っている。
この後枠220の前側上端部には前記前枠210上端の
案内樋213aによって後方に導かれた遊技球を方向変
換させて側方に導く案内流路221が設けられている。
また、この後枠220の前側中央部には貯留部材設置用
の椀状収容空間222が設けられている。
この後枠220には、貯留部材231と該貯留部材23
1に駆動歯車237及び動力伝達歯車238を介して回
転駆動力を付与する駆動手段としてのモータ236から
なる変動貯留ユニット230が設置されている。
前記貯留部材231は略半球形に作られ、その内側には
門状の貯留部231aが設けられている。
その貯留部231aの略中央部には流路変更部材23t
bが突設され、貯留部材231の左右両側には回転軸2
32,232が取り付けられている。
これら回転軸232,232が前枠210の後端および
後枠220の前端の左右両側に設けられた軸受孔223
,223に回転自在に支持されることにより、その貯留
部材231が前記入賞空間212と椀状収容空間222
とで構成された空間内において回転自在となっている。
そして、その一方の軸受孔223から外方に突出した支
軸232に動力伝達歯車238が固定され、該動力伝達
歯車238の内側面には検出片239が取り付けられて
いる。
一方、前記モータ236は後枠220の背面側空間内に
設置されている。このモータ236の能動軸が後枠22
0の一側部に設けられた開口部224を介して外方に突
出し、その突出した駆動軸の先端部に前記動力伝達歯車
238と常時噛合する駆動歯車237が取り付けられて
いる。
このように構成されることにより、モータ236の駆動
力が駆動歯車237および動力伝達歯車238を介して
貯留部材231に伝達されるようになっている。
このように構成された変動貯留ユニット230の貯留部
材231が上記のように入賞空間212と椀状収容空間
222とで構成された空間内に設置されていて、その内
側の貯留部231. a側が第4図に示すように上向き
となっている状態においてはその貯留部23Laの上端
面の高さが前記流下案内@31 Qの奥端部よりやや低
くなっている。
そして、その状態における流下案内棚310の奥部の円
弧状逃げ部311と貯留部材231の貯留部231a側
の該周縁との間隙は遊技球の直径以下の間隙となってい
るが、流下案内4!l310の後端部左右の逃げ部31
3,313と貯留部材231の貯留部231a側の外周
縁との間隙はそれらの間隙を遊技球が流下し得る間隙と
なっている。
また、貯留部材231の球形凸状外局面と椀状球形内周
面との間隙はその間を遊技球が通過できない間隙となっ
ている。
また、前記貯留部材231の回転角度位置を検出する検
出手段としての位置検出器410(SW5)が後枠22
0の裏側空間内に設置されている。
そして、この位置検出器410 (SW、)の先端の検
出部411が後枠220の一側部に設けられた開口部2
25を介して外部に突出し、該検出部411中を前記動
力伝達歯車238の検知片239が通過することに基づ
いて前記貯留部材231の回転角度位置が検出されるよ
うになっている。
また、後枠220の下部前側には前部開口の検出器収容
部226が設けられ、該収容部226中に特別入賞検出
器217 (swi)が設置されている。そして、この
特別入賞検出器217(SW3)の先端検出部217a
が前枠210の裏側下部の特別入賞流路2t5aに位置
し、前記特別入賞口215中に流入した遊技球がその特
別入賞流路215aを通る際にその該先端検出部217
aによって検出されるようになっている。
後枠220の背面側空間内の上部と下部にはそれぞれ特
別入賞表示ユニット420と装飾表示ユニット430が
設置されている。それらの特別入賞表示ランプ421,
421や装飾表示ランプ411.431の点灯光が透光
性の後枠220を通して遊技者に視認し得るようになっ
ている。
後枠220の前端部の左右両側には、前記前枠210の
軸受筒211d、211dや位置決め簡211g、21
1gを通して前枠21. Oに対する後枠220の位置
決めを行う位置決め孔227゜227が設けられている
そして、前記可動部材350,350の支軸351.3
F51は前枠210の左右両側の軸受筒211、d、2
11d中を介して後枠220の後方に至っている。そし
て、その後方に至った支軸351.351の後端部にそ
れぞれクランク部材440.440が取り付けられ、各
クランク部材440.440の先端部の後部に作動ピン
441が取り付けられている。
前記駆動ユニット240は前記可動部材350゜350
や入賞確率変動部材330を動作させる駆動力を与える
もので、後枠220の後部に取り付けられている。
この駆動ユニット240は、後枠220の後鎧部にその
後端開口部を閉塞した状態に取り付けられる取付板24
1と、該取付板241の裏側の左右両側に取り付けられ
た第1のソレノイド242゜242と、中央下部に取り
付けられた第2のソレノイド246とを具えている。
前記第1のソレノイド242,242は励磁時に縮み(
下降し)、消磁時に復帰用スプリング243.243の
伸張力によって伸びる(上昇する)作動ロンド244,
244を具えている。これら作動ロンド244,244
の下端部に作動部材245が取り付けられ、この作動部
材245の左右両腕上端に設けられた長孔245a、2
45a中に前記クランク部材440,440の作動ピン
441.441が挿通されている。
そして、常時はそれら第1のソレノイド242゜242
が消磁されて作動ロンド244,244および作動部材
245が復帰用スプリング243゜243の伸張力によ
って下降されていることにより、クランク部材440,
440が逆「ハ」の字状となって可動部材350,35
0が第1図に示すように閉じていて入賞空間212中に
遊技球が流入できない状態となっている。が、予備遊技
時や特別遊技時にはソレノイド242,242が適宜励
磁されて作動ロッド244,244および作動部材24
5が上昇されることによりクランク部材440,440
が「ハ」の字状となって可動部材350,350が逆「
ハ」の字状に開いて、入賞空間212中に遊技球が流入
し得る状態に変換する。
一方、前記第2のソレノイド246は励磁時に後退して
消磁時には復帰用スプリング247の伸張力によって前
進する作動ロッド248を具えている。この作動ロッド
248の先端部に円板状の係合片24日aが設けられ、
該係合片248aが第4図に示すように入賞確率変動部
材330の後端側下部に係合した状態となっている。
そして、常時はこの第2のソレノイド246が消磁され
て作動ロッド248が復帰用スプリング247の伸張力
によって前進されることにより、入賞確率変動部材33
0が前進した状態に復帰されていて、その先端が案内溝
321の先端の半円状の案内四部322の後端に接した
状態となっている。が、予備遊技時や特別遊技時にはソ
レノイド246が適宜励磁されて作動ロンド248が後
退されそれに伴って入賞確率変動部材330が後退され
ることにより、適宜案内溝321によって遊技球が特別
入賞口215中に導かれ得る状態となる。
変動入賞装置20は上記のように構成されているので、
予備遊技時や特別遊技時に可動部材35Q、3F)Oが
開いたときにその中に飛び込んだ遊技球は入賞空間21
2中の奥方向へ導かれる。このようにして、流下案内棚
310上を入賞空間212中の奥方向に導かれた遊技球
は、その奥方向に導かれたときに貯留部材231の貯留
部231a側が上向きとなっていれば、その貯留部23
1a中に流入するか又は流下案内棚310奥端の左右の
逃げ$313,313と貯留部材231の該周縁との間
を通ってその下方の案内傾斜部320上に流下する。一
方、その遊技球が流下案内1!!l310上を奥方向に
導かれたときに貯留部材231の貯留部231a側が上
向きとなっていなければ、貯留部231a中に流入しな
いで、流下案内W310奥端中央の円弧状逃げ部311
又はその左右の逃げ部313,31.3と貯留部材23
1との間を通って案内傾斜部320上へ流下される。
第5図には貯留部材231の貯留部231a側が上向き
になっているときの変動入賞装置20の内部の破断斜視
図を示す。
貯留部材231の貯留部231a側が上向きとなってい
るときには、動力伝達歯車238の検知片239が位置
検出器410 (SWi)と出会った状態となっている
そして、このような状態にあるときに可動部材350.
350が開いて入賞空間212中に遊技球が流入すると
、流下案内棚310上をその奥方向に導かれその中央部
を通って貯留部材231−の貯留部231a中に流入し
て貯留されるか又はその左右のいずれ、かの端側を通っ
て案内傾斜部320上に流下する。
第6図には貯留部材231がその左側から見て時計方向
に回転して貯留部231aが下がったときの変動入賞装
置20の内部の破断斜視図を示す。
このように貯留部材231が第5図に示す状態から回転
すると、動力伝達歯車238の検知片239が位置検出
器410 (SWs)から離れた状態となる。
このように貯留部材231が回転して貯留部231a側
が下がると、それまで貯留部231a中に貯留されてい
た遊技球が第6図に示すように案内傾斜部320上に放
出され、その案内傾斜部320上を手前方向に転動して
特別入賞口215中又は一般入賞ロ216,216中に
流入する。
その案内傾斜部320上を遊技球が手前方向に転動して
流下する際に、入賞確率変動部材330が後退していて
案内傾斜部320の中央の案内溝321が開放されてい
る状態にあれば、遊技球がその案内溝321に案内され
て特別入賞口2t5中に流入し易い状態となる。が、入
賞確率変動部材330が前進していて塞がれている状態
にあれば、その流下する遊技球は入賞確率変動部材33
0の山形傾斜部により左右いずれかの側に散らされ、そ
の分特別入賞口215中に流入しにくくなる。
第7図には、上記のように構成されたパチンコ遊技機に
M9Mされる役物制御装置の制御ブロック図の一例を示
す。
同図において、符号800を付して示すものは役物制御
装置を構成する中央処理装置(CPTJ)である。
この中央処理装置800にはアドレスバスやデータバス
に沿って読出し専用メモリたるROM(固定データ記憶
手段)801.、読出しと書込みが可能なメモリたるR
AM (変動記憶手段)802、バッファゲート803
、出力ポート804およびサウンドジェネレータ805
等が設置されている。
前記ROM80Lは制御データ領域および表示記憶領域
等を有し、該ROM801には通常遊技時、予備遊技時
および特別遊技時における各種ランプ421,431,
381,391等の点灯や点滅、可動部材350,35
0や入賞確率変動部材330を動作させる第1および第
2のソレノイド242,242,246の作動、貯留部
材231を回転させるモータ236の作動、可変表示器
362の作動、継続回数表示器13や入賞個数表示器1
4への表示等の制御を行う制御用固定データ等が記憶さ
れている。
前記RAM802には始動入賞口5,6.6中に設置さ
れた始動入賞検出器51  (SW、) 、 61 (
SWL) 、61 (SW、)や変動入賞装置20に設
置された入賞個数検出器17(SW、、)からの検出信
号をカウントして一時的に記憶したり、特別入賞検出器
217 (SW、)からの検出信号を一時的に記憶した
りする記憶ブロック等が設けられている。
また、中央処理装置800には電源回路808や分周回
路809等が接続されている。
そして、前記バッファゲート803には、ローパスフィ
ルタ806を介して、始動入賞検出器6t (SWユ)
、61.(SW工) 、 5 t (SW、)、特別入
賞検出器217 (SW3)および入賞個数検出器17
 (SW、) 、位置検出器410 (SWi)等が接
続され、それら検出器からの検出信号がローパスフィル
タ806およびバッファゲート803を介して中央処理
袋w800に入力されるようになっている。
また、前記出力ポート804には、ドライバ807を介
して、可動部材350,350を動かす第1のソレノイ
ド242,242.入賞確率変動部材330を動かす第
2のソレノイド246、貯留部材231を回転させるモ
ータ236、特別入賞表示ランプ421、装飾表示ラン
プ431、装飾ランプ381.431、作動表示ランプ
391、入賞個数表示器14、継続回数表示器13およ
び可変表示器362等が接続され、これらが中央処理装
置1800からの指令を受けて、通常遊技および特別遊
技の動作、可変表示、および各種表示等を行うようにな
っている。
また、前記サウンドジェネレータ805にはアンプ81
0を介してスピーカ811が取り付けられ、マイクロコ
ンピュータ800からの指令で各種電子音を発するよう
になっている。
第8図には上記役物制御装置によって行われるパチンコ
遊技機の主要制御のブロック図を示す。
このブロック図に基づいてパチンコ遊技機の主要制御に
ついて説明すると、次のようになる。
遊技中、遊技球が始動入賞口5,6,6中に入賞すると
、それが始動入賞検出手段900としての始動入賞検出
器51  (SW2) 、61 (SW□)、61(S
W、)に検出される。
その検出信号に基づいて、予備遊技状態制御手段(中央
処理装置Boo)901により、変動入賞袋!20の可
動部材350,350が、例えば、1回又は2回開かれ
る予備遊技状態が作られる。
この予備遊技時に特別入賞口215中に遊技球が入賞し
て特別遊技発生の条件が満たされたか否かが特別遊技発
生判定手段902によって判定され、それが満たされた
と判定されさたときには特別遊技状態制御手段903に
よって上記特別遊技状態が作り出される。
この特別遊技のサイクル(継続回数)がサイクル(継続
回数)判定手段904によって判定され、それが最終サ
イクルに至って特別入賞口215中に入賞したときに、
付加ゲーム制御手段が行われる。
そして、その可変表示ゲームの結果、前記特別付加遊技
の条件が成立したか否かが、ゲーム結果判定手段906
によって判定され、それが成立したと判定されたときに
は付加遊技制御手段90gによって特別付加遊技状態が
作られる。
なお、上記遊技中には、特別入賞検出手段907によっ
て特別入賞口215中への遊技球の入賞の検出が行われ
ていて、その検出信号が前記特別遊技状態制御手段90
3や付加ゲーム制御手段905に送られる。そして、そ
れに基づいて特別遊技状S#御手段903による特別遊
技のサイクルの更新や付加ゲーム制御手段905による
可変表示ゲームが行われる。
第9図には上記中央処理装置800によって行われる通
常遊技状態から特別遊技が発生するに至るゲーム処理手
順の一例を示す。
先ず、パチンコ遊技機の電源が投入されると、通常遊技
用の装飾ランプ431を点灯させたり、変動入賞袋!!
20の各作動部を通常状態にセットするなどの初期設定
を行い、次のルーチンR4で貯留部材231の回転を開
始させてからルーチンR6に移行する。
ルーチンR6においては1回開き用始動入賞口6.6中
に遊技球が入賞することにより始動入賞検出器61 (
SWl) 、 61 (SW□)がオン(ON)となっ
たか否かを判定し、オンとならなかったと判定したとき
にはそのままルーチンR28に移行し、オンとなったと
判定したときにはルーチンR8,RIOで可動部材35
0,35Qの1回の開閉動作の開始、および入賞確率変
動部材330の前後動の開始を行わせてからルーチンR
42に移行する。
ルーチンRL2においては特別入賞口215中に遊技球
が入賞することによりその中の特別入賞検出器217 
(SWx)がオン(ON)となったか否かを判定する。
その判定の結果でその特別入賞検出器217 (SW3
)がオン(ON)となったと判定したときには、ルーチ
ンR24で可動部材350,350を閉じた状態に停止
させ、かつ、次のルーチンR26で入賞確率変動部材3
30を前進させて復帰した状態に停止させてから、後述
の特別遊技処理を行い、しかる後、ルーチンR6に戻る
。しかし、ルーチンR12でその特別入賞検出器217
 (SW、)がオン(ON)とならないと判定したとき
には、次のルーチンRL4で可動部材350,350の
開閉動作が終了するまでルーチンR12に戻して、ルー
チンR12における上記判定を行う。
上記ルーチンR14で可動部材350,350の開閉動
作が終了したときにはルーチンR16に移行して特別入
賞有効時間の延長タイマ(2秒タイマ)をスタートさせ
た上でルーチンR]、 8に移行し、特別入賞口21,
5の特別入賞検出器217(SW、)がオン(ON)と
なったか否かを判定する。その判定の結果、特別入賞検
出器217(s W! )がオン(ON)となったと判
定したときにはルーチンR26で入賞確率変動部材33
0を前進復帰させた状態にして停止させてから、後述の
特別遊技処理を行い、しかる後、ルーチンR6に戻る。
前記ルーチンR18における判定は、ルーチンR20で
有効時間が終了するまでルーチンR18に戻されて行わ
れる。その延長有効時間が終了するまでの間に、特別入
賞検出器217(SW、)がオンとならなかったと判定
したときには、ルーチンR22で入賞確率変動部材33
0を前進させて復帰した状態に停止させてからルーチン
R28に移行する。
ルーチンR28においては2回開き用始動入賞口5中に
遊技球が入賞することにより始動入賞検出器51(SW
、)がオン(ON)となったか否かを判定し、オンとな
らなかったと判定したときにはそのままルーチンR6に
戻り、オンとなったと判定したときにはルーチンR30
,R32で可動部材350,350の2回の開閉動作の
開始。
および入賞確率変動部材330の前後動の開始を行わせ
てからルーチンR34に移行する。
ルーチンR34においては特別入賞口215中に遊技球
が入賞することによりその中の特別入賞検出器217(
SW、)がオン(ON)となったか否かを判定する。そ
の判定の結果、その特別入賞検出器217 (SW3)
がオン(ON)となったと判定したとにきは、ルーチン
R44で可動部材350,350を閉じた状態に停止さ
せ、かつ、次のルーチンR46で入賞確率変動部材33
0を前進させて復帰した状態に停止させてから、後述の
特別遊技処理を行い、しかる後、ルーチンR6に戻る。
しかし、ルーチンR34でその特別入賞検出器217 
(SW3)がオン(ON)とならないと判定したときに
は、次のルーチンR36で可動部材350,350の開
閉動作が終了するまでルーチンR34に戻して、ルーチ
ンR34における上記判定を行う。
上記ルーチンR36で可動部材350,350の開閉動
作が終了したと判定したときにはルーチンR38に移行
して特別入賞有効時間の延長タイマ(2秒タイマ)をス
タートさせた上でルーチンR40に移行し、特別入賞口
215の特別入賞検出器217(SW3)がオン(ON
)となったか否かを判定する。その判定の結果、特別入
賞検出器217 (SW、)がオン(ON)となったと
判定したときにはルーチンR46で入賞確率変動部材3
30を前進させて復帰した状態に停止させてから、後述
の特別遊技処理を行い、しかる後、ルーチンR6に戻る
。前記ルーチンR40における判定は、ルーチンR42
で有効時間が終了するまでルーチンR40に戻されて行
われる。その延長有効時間が終了するまでの間に、特別
入賞検出器217 (SW、)がオンとならなかったと
判定したときにはルーチンR48で入賞確率変動部材3
30を前進させて復帰した状態に停止させてからルーチ
ンR6に戻る。
第10図(A)〜(C)には上記中央処理装置800に
よって行われる特別遊技の制御処理手順の一例を示す。
上記第9図の遊技処理手順において特別遊技が発生する
と、第10図(A)〜(C)に示す特別遊技処理が行わ
れる。
特別遊技処理が開始されると、先ず、ルーチンR100
において入賞個数カウンタや継続回数カウンタを「0」
にして入賞個数表示や継続回数表示をリセットしたり、
特別付加遊技フラグを「Oにするなどの初期設定を行っ
た後、ルーチンR102に移行する。
ルーチンR102においては貯留部材231の貯留部2
31a側が上方に至ることによって位置検出器410(
SWs)がオン(ON)となるのを待ってからルーチン
R104に移行して、その貯留可能な状態に貯留部材2
31を停止させる。
そして、次のルーチンR106,R108,R110で
、順に、装飾表示ランプ381,431や特別遊技表示
ランプ421の点滅開始、効果音の開始、可動部材35
0,350の18回の開閉開始等の一連の処理を行って
からルーチンR112に移行する。
ルーチンR112においては、特別入賞口215中に遊
技球が入賞して特別入賞検出器217(SW、)がオン
(ON)となったか否か、換言すれば継続条件が満たさ
れたか否かを判定し、満たされていないと判定したとき
には第(0図(B)のルーチンR114に移行し、満た
されたと判定したときにはルーチンR132に移行する
その結果、第10図(B)のルーチンR114に移行し
たときには、該ルーチンR114で入賞個数検出器17
(SW4)がオン(ON)となったか否かを判定し、オ
ンとならなかったと判定したときにはそのままルーチン
R120に移行し、オンとなったと判定したときにはル
ーチンR116、R118で入賞個数カウンタの「1」
カウントアツプ、入賞個数表示の更新を順に行ってから
ルーチンR120に移行する。
ルーチンR120においては可動部材35o。
350の5回目の開閉動作が終了したか否かを判定し、
終了していないと判定したときにはそのままルーチンR
124に移行し、終了したと判定したときにはルーチン
R122で入賞確率変動部材330の前後動動作を開始
させてからルーチンR124に移行する。
ルーチンR124においては入賞個数カウンタのカウン
ト値が「3」以上となったか否かを判定し、「3ノ以上
となっていないと判定したときにはそのままルーチンR
128に移行し、「3」以上となったと判定したときに
はルーチンR126で貯留部材231を回転状態に戻し
てからルーチンR128に移行する。
ルーチンR128では可動部材350,350の18回
の開閉動作が終了したか否かを判定し。
終了していないと判定したときにはさらに次のルーチン
R130で入賞個数カウンタのカウント個数が「10」
に達したか否かを判定する。
その結果、そのいずれでもないと判定したときには、第
10図(A)のルーチンR112に戻って、該ルーチン
R112で特別入賞検出器217(SW3)がオンとな
ったと判定するまで上記ルーチンR112〜R130の
ループを繰り返す。
そして、ルーチンR112で特別入賞検出器217(S
W、)がオンとなったと判定したときは上記ルーチンR
132に移行し、ルーチンR128で可動部材350,
350の18回の開閉動作が終了したと判定するか又は
ルーチンR130で。
入賞個数カウンタのカウント値が「10」に達したと判
定したときには第10図(C)のルーチンR166に移
行する。
そして、上記ルーチンR112で特別入賞検出器217
 (SV/、)がオンとなったと判定してルーチンR1
32に移行したときには、該ルーチンR132で特別遊
技が最終サイクル(この実施例では、第8サイクル)で
あったか否かを判定する。
その結果、最終サイクルでなかったと判定したときには
サイクルの更新(継続)を行うべく次のルーチンR13
4,R136で継続回数カウンタの「1」カウントアツ
プと継続回数の表示更新を行ってからルーチンR138
に移行する。
ルーチンR138においてはその継続回数カウンタのカ
ウント数のカウントアツプの結果として特別遊技の継続
回数が最終サイクル(この実施例では第8サイクル)と
なったか否かを判定し、未だ最終サイクルになっていな
いと判定したときにはそのままルーチンR142に移行
し、最終サイクルになったと判定したときにはルーチン
R140で可変表示器362の特別付加遊技用の表示の
変化を開始させてからルーチンR142に移行する。
そして、ルーチンR142〜R152で可動部材350
,350の閉状態での停止、入賞確率変動部材330の
前進復帰状態での停止、装飾表示ランプおよび特別遊技
表示ランプのオフ(OFF)、効果音の停止、入賞個数
カウンタのリセット、入賞個数表示のリセット等の処理
を行ってからルーチンR154に移行する。
ルーチンR154においては貯留部材231が回転して
いるか否かを判定し、回転していると判定したときには
そのままルーチンR102に戻って新たなサイクルを開
始し、回転していないと判定したときにはルーチンR1
56で貯留部材231を回転状態に戻してからルーチン
R102に戻って新たなサイクルを開始する。
一方、上記ルーチンR128で可動部材350゜350
の18回の開閉動作が終了したと判定させるか又はルー
チンR130で入賞個数カウンタのカウント数が「10
」に達したと判定されて第10図(C)のルーチンR1
66に移行したときには、ルーチンR166〜R178
で、可動部材350.350の閉じた状態での停止、装
飾表示ランプ381,431および特別遊技表示ランプ
421の消灯、効果音の停止、入賞確率変動部材330
の前進した状態での停止、入賞個数カウンタのリセット
、入賞個数表示のリセット、特別入賞有効時間延長タイ
マ(2秒)のスタート等の処理を行ってから、ルーチン
R180に移行する。
ルーチンR180においては貯留部材231が回転して
いるか否かを判定し、回転していると判定したときには
そのままルーチンR184に移行し、回転していないと
判定したときにはその貯留部材231を回転状態に戻し
てからルーチンR184に移行する。
ルーチンR184においては特別入賞検出器217(S
W3)がオンとなったか否か、換言すれば、継続条件が
満たされたか否かを判定する。この判定は次のルーチン
R186で有効時間が終了したと判定されるまで行われ
る。そして、その間に特別入賞検出器217 (SW、
)がオンとなったと判定したときには、ルーチンR18
4からルーチンR188に移行して継続回数が既に最終
サイクル(この実施例では、第8サイクル)となってい
るか否かを判定する。その判定の結果、未だ最終サイク
ルになっていないと判定したときには新たなサイクルに
移行すべく第10図(A)のルーチンR134に移行し
、最終サイクルになっていると判定したときにはその特
別遊技を終了させるべくルーチンR190に移行する。
上記延長有効時間内に特別入賞検出器217(SW、)
がオンとならなかったと判定されるか、又はオンとなっ
たと判定されても既に最終サイクルとなっていると判定
されたときにはルーチンR186又はR188から特別
遊技を終了させるべくルーチンR190に移行する。
そして、ルーチンR190,R192で継続回数カウン
タのリセット、継続回数表示のリセット等を行って特別
遊技を終了させてからルーチンR194に移行する。
そして、該ルーチンR194において特別付加遊技フラ
グが「1」となっているか否かを判定し、rlJとなっ
ていないと判定したときには第9図のルーチンR6に戻
って通常遊技処理を行い、「1」となっていると判定し
たときには第11図に示す特別付加遊技処理を行う。
第11図には上記中央処理装置800によって行われる
特別付加遊技のゲーム処理手順の一例を示す。
特別付加遊技処理が開始されると、先ず、ルーチンR2
00〜R204で、装飾表示ランプ381.43.1お
よび特別遊技表示ランプ421の点滅の開始、効果音の
開始、可動部材350,350の開状態への変換等の処
理を行ってからルーチンR206に移行する。
ルーチンR206においては入賞個数検出器l7 (S
W、)がオンとなったか否かを判定し、オンとならなか
ったと判定したときにはそのままルーチンR210に移
行し、オンとなったと判定したときにはルーチンR2O
3で入賞個数カウンタを「1」カウントアツプをしてか
らルーチンR210に移行する。
ルーチンR210においては入賞個数カウンタのカウン
ト値が「10」以上になったか否かを判定する。その結
果、「■0」以上となっていないと判定したときにはル
ーチンR206に戻る。このように、入賞個数カウンタ
のカウント値が「■0」以上になるまでルーチンR20
6〜R210のループが繰り返され、「10」以上にな
った時点でルーチンR210からルーチンR212に移
行する。
そして、ルーチンR212〜R218で、可動部材35
0,350の閉じた状態への復帰、装飾表示ランプ38
1,431および特別遊技表示ランプ421の消灯、効
果音の終了、特別付加遊技フラグのリセット等の処理を
行って特別付加遊技を終了する。
そして、その後、第9図のルーチンR6に戻って通常遊
技処理を行う。
第12図には1回開き用始動入賞口6,6に遊技球が入
賞したときにおける可動部材350,350を開閉させ
るソレノイド242,242、入賞確率変動部材330
を動作させるソレノイド246および貯留部材231を
回転させるモータ236の作動や特別入賞口215への
入賞を特別遊技の発生条件として有効に扱う有効タイマ
のタイミングチャートを示す。
同図に示すように、1回開き用始動入賞口6゜6への入
賞に基づいて始動入賞検出器61(SWl) 、 61
(S Wt)の検出信号の立上りがあったときには、そ
の立上りがあったときから所定時間(例えば、0.8秒
)経過後にソレノイド242゜242が励磁されて可動
部材350,350が所定時間(例えば、0.8秒間)
1回開かれる予備遊技が行われる。
また、その始動入賞検出器61(SW工)、61 (S
Wl)の検出信号の立上りがあったときから所定時間(
例えば、0.8秒)経過後にソレノイド246が周期的
に励磁されて入賞確率変動部材330が所定時間(例え
ば、0.4秒)ずつ間に所定時間(例えば0.4秒)の
休止を挾んで開閉される。
また、特別入賞口215への入賞を有効に扱う有効時間
は、可動部材350,350の開閉の開始のときから開
始される。そして、それら可動部材350,350が閉
じられてから所定時間(例えば、2秒間)経過した時点
で終了される。
この予備遊技時においても通常遊技時と同様にモータ2
36が作動されていて貯留部材231が一定周期で回転
している。
この貯留部材231の回転に伴って貯留部材231の貯
留部231aが上向きとなって貯留可能となるごとに、
動力伝達歯車238の検出片239が位置検出器410
 (S W* )と出会って検出されて検出信号が発せ
られる。
上記有効時間内に特別入賞口215中に遊技球が入賞し
て特別入賞検出器217 (SW3)の検出信号があっ
たときには特別遊技が発生される。
第13図には2回開き用始動入賞口5に遊技球が入賞し
たときにおける可動部材350,350を開閉させるソ
レノイド242,242、入賞確率変動部材330を動
作させるソレノイド246および貯留部材231を回転
させるモータ236の作動や特別入賞口215への入賞
を特別遊技の発生条件として有効に扱う有効時間タイマ
のタイミングチャートを示す。
同図に示すように、2回開き用始動入賞口5への入賞に
基づいて始動入賞検出器51(SW2)の検出信号の立
上りがあったときには、その立上りがあったときから所
定時rJJ(例えば、0.8秒)経過後にソレノイド2
42,242が励磁されて可動部材350,350が所
定時間(例えば、0゜8秒間)ずつ2回、間に所定時間
(例えば、0゜8秒間)の休止を挾んで開かれる予備遊
技が行われる。
また、その始動入賞検出器51(SW、)の検黒信号の
立上りがあったときから所定時間(例えば、0.8秒)
経過後にソレノイド246が周期的に励磁されて入賞確
率変動部材330が所定時間(例えば、0.4秒)ずつ
間に所定時間(例えば0.4秒)の休止を挾んで開閉さ
れる。
また、特別入賞口215への入賞を有効に扱う有効時間
は、可動部材350,350の1回目の開閉の開始のと
きから開始される。そして、それら可動部材350,3
50が2回目に閉じられてから所定時間(例えば、2秒
間)経過した時点で終了される。
この予備遊技時においても通常遊技時と同様にモータ2
36が作動されていて貯留部材231が一定周期で回転
している。
この貯留部材231の回転に伴って貯留部材231の貯
留部231aが上向きとなって貯留可能となるごとに、
動力伝達歯車238の検出片239が位置検出器410
(SW、)と出会って検出されて検出信号が発せられる
上記有効時間内に特別入賞口215中に遊技球が入賞し
て特別入賞検出器217(SW3)の検出信号があった
ときには特別遊技が発生される。
第14図には特別遊技時における可動部材350.35
0を開閉させるソレノイド242,242、入賞確率変
動部材330を動作させるソレノイド246および貯留
部材231を回転させるモータ236の作動や特別入賞
口215への入賞を特別遊技の継続条件として扱う有効
タイマのタイミングチャートを示す。
上記予備遊技時における有効時間内に特別入賞口215
中に遊技球が入賞して特別入賞検出器21.7(SW、
)による検出信号があったときには、その検出信号の立
下りの時点以後に貯留部材231の貯留部231aが上
向きとなって最初に位置検出器410(SW、)の検出
信号の立上りがあった時点でモータ236が停止されて
貯留部材231の貯留部231a中に遊技球が貯留可能
な状態に維持される。また、その最初に検出信号の立上
りがあった時点で、特別入賞口215への入賞を特別遊
技の継続条件(サイクルの更新条件)として有効に扱う
有効時間のタイマがスタートされると同時に、ソレノイ
ド242,242の作動(オン・オフ)による可動部材
350,350の所定時間(例えば、0.8秒間)ずつ
の18回の開閉(回動)動作が開始される。
そして、それら可動部材350,350の開閉動作が中
盤に差し掛かった時点(例えば、5回目の開閉動作が終
了した時点)でソレノイド246の作動(オン・オフ)
による入賞確率変動部材330の前後動が開始される。
この実施例の場合、そのソレノイド246のオン、オフ
の時間はそれぞれ1.6秒間、0.8秒間である。
この入賞確率変動部材330のの前後動に伴い適宜案内
溝321が開閉されることによって特別遊技の各サイク
ルの中盤以降は案内傾斜部320上を流下する遊技球の
特別入賞口215への入賞確率が高まる。
この入賞確率変動部材330の前後動は前記可動部材3
50,350の18回の開閉動作の終了時点まで継続さ
れる。
また、上記の如く遊技球を貯留可能な状態に停止してい
た貯留部材231は、入賞個数検出器17 (SW、)
により3個の入賞球が検出された時点で、モータ236
が作動されることによってその貯留部231aが手前側
に倒れる向きに回転が開始される。これによって、それ
まで貯留部231a中に貯留されていた遊技球が特別入
賞口215側に向けて爆弾投下され、その分特別入賞口
215中に遊技球が入賞し易くなる。
前記有効時間は、前記可動部材350,350の188
回目開閉動作が終了してから所定時間(例えば、2.0
秒)が経過するまで継続され、その経過した時点で終了
する。
特別遊技の各サイクルの有効時間内に特別入賞口215
中に遊技球が入賞球することを継続条件として所定サイ
クル(例えば、8サイクル)まで特別遊技が継続される
この実施例では特別遊技の各サイクル中にその継続条件
が満たされたときにはその満たされた時点で直ちにその
サイクルを終了し、しかる後衛たなサイクルに移行する
第15図には特別遊技の最終サイクル時に行われる特別
付加遊技発生のための可変表示ゲームのタイミングチャ
ートを示す。
特別遊技の最終サイクル(この実施例では第8サイクル
)目が開始されると、最初の第1回目の可動部材350
,350の開閉動作の開始時点で可変表示機362の可
変表示ゲーム用の表示の変化が開始される。
そして、この最終サイクル中に最初に特別入賞口215
中に遊技球が入賞して特別入賞検出器217(SW3)
の検出信号の立上りがあった時点でその可変表示ゲーム
用の表示の変化が停止される。
その停止結果としての表示態様が特定の表示態様(例え
ばr7,7,7Jのぞろ目など)となっていれば、特別
付加遊技が発生し、それ以外のときには特別付加遊技は
発生しない。
この可変表示ゲームの結果として特別付加遊技が発生し
たときには特別遊技の最終サイクルが完了した後に、特
別付加遊技が行われる。
特別付加遊技は変動入賞装置20の可動部材350.3
50が開放されることによって行われ、その開放状態が
入賞個数検出器17(SW4)によって10個の入賞球
が検出されるまで継続される。そして、その10個の入
賞球が検出された時点で、可動部材350,350が閉
じられることによって特別付加遊技が終了される。
この実施例に係るパチンコ遊技機は、上記のように構成
されているので、遊技者の努力によって特別遊技が最終
サイクルまで継続され、その最終サイクル中に特別入賞
口に遊技球が入賞すると、その入賞に基づいて可変表示
ゲームが行われ、その可変表示ゲームが特定の結果とな
ったときにその特別遊技の最終サイクルの終了後に特別
付加遊技が行われ、それによって遊技者の利益がより高
められる。この特別付加遊技発生の期待によりパチンコ
遊技機に対する興趣がより一層増加される。
このような特別付加遊技の利益は、特別遊技が・最終サ
イクルまで継続されること、その最終サイクル中に特別
入賞口に遊技球が入賞すること、可変表示ゲーム結果が
特定の結果となること等、極めて制限された条件の下に
特別付加遊技を発生させることとしているので、遊技者
と遊技店との利益バランスがくずれたり、いたずらに射
幸心を煽ることもない。
なお、上記特別付加遊技を発生させるための可変表示器
362の取り付は箇所は、変動入賞装置20に限定せず
、遊技盤lの前面側であればどこであってもよい。
また、特別付加遊技を発生させるためのゲームを行うも
のはドツトマトリクス形式の可変表示器に限定せず、7
セグメント形式のものであってもよい。また、動くもの
、回転ドラム形式のものなど、どのようなゲーム手段を
用いてもよい。
また、上記実施例では、特別付加遊技を発生させるため
のゲームは特別遊技の最終サイクル時に特別入賞口21
5中に遊技球が最初に入賞したときにのみ限定して行な
わせるようにしたが、遊技者と遊技店との利益バランス
が大きく崩れない範囲内であれば、特別遊技中の如何な
るサイクルの如何なる条件の下に行わせるようにしても
よい。
[第2実施例] 上記第1実施例では特別付加遊技を発生させるための可
変表示ゲームの結果が一度で決定される例を示したが、
この実施例では可変表示ゲームの結果が特別遊技のサイ
クルの進行に伴って段階的に決定される例を示す。
上記第1実施例とは、特別付加遊技を発生させるための
可変表示ゲームの結果が特別遊技のサイクルの進行に伴
って段階的に決定される点のみ相違するだけなので、そ
の相違する特徴部分のみを説明することとして、第1実
施例と同様の重複説明は避ける。
この実施例で、特別遊技の第6サイクル目の開始時に可
変表示器362の第1の可変表示部362aの可変表示
をスタートさせ、その第6サイクル中に遊技球が最初に
特別入賞口215に入賞したときその第1の可変表示部
362aの可変表示を停止させる。
次に、その特別遊技の第7サイクル目の開始時に可変表
示器362の第2の可変表示部362bの可変表示をス
タートさせ、その第7サイクル中に遊技球が最初に特別
入賞口215に入賞したときにその第2の可変表示部3
62bの可変表示を停止させる。
次に、その特別遊技の第8サイクル目の開始時に可変表
示器362の第3の可変表示部362Cの可変表示をス
タートさせ、その第8サイクル中に遊技球が最初に特別
入賞口215に入賞したときにその第3の可変表示部3
62Cの可変表示を停止させる。
このようにして、可変表示器362の3つの可変表示部
の表示の変化が停止した時点で、その停止表示態様が特
定の態様(例えば、r7,7,7Jのぞろ目など)とな
ったときには特別付加遊技の権利が発生して特別遊技の
最終サイクルの終了後にその権利に基づく特別付加遊技
が行われる。その特別付加遊技の内容は第1実施例のと
きと同様であり、その特別付加遊技の終了後に通常遊技
状態に戻る。一方、その3つの可変表示部の表示の変化
が停止させた時点で、その停止表示態様が特定の表示態
様となっていなかったときにはその特別遊技の最終サイ
クルの終了の時点で通常遊技状態に戻る。
この実施例に係るパチンコ遊技機は上記のように構成さ
れているので、遊技者の努力によって特別遊技が最終サ
イクルまで継続されたときにはその終盤のサイクル中に
特別入賞口215に遊技球が入賞することによって可変
表示ゲームが行かれ、その可変表示ゲームが特定の結果
となったときにその特別遊技の最終サイクルの終了後に
特別付加遊技が行われ、それによって遊技者の利益がよ
り高められる。この特別付加遊技発生の期待によりパチ
ンコ遊技機に対する興趣がより一層増加される。
この実施例の場合、特別遊技の終盤の3つのサイクルで
可変表示ゲームが段階的に行われるので。
パチンコ遊技機に対する興趣が第■実施例に比べてさら
に一層増加される。
このような特別付加遊技の利益は、特別遊技が最終サイ
クルまで継続されること、その終盤の3つのサイクル中
に特別入賞口に遊技球が入賞すること、可変表示ゲーム
結果が特定の結果となること等、極めて制限された条件
の下に特別付加遊技を発生させることとしているので、
遊技者と遊技店の利益バランスが崩れたり、いたずらに
射幸心を煽ることもない。
なお、上記特別付加遊技を発生させるための可変表示器
362の取り付は箇所は、変動入賞装置20に限定せず
、遊技盤tの前面側であればどこであってもよい。
また、特別付加遊技を発生させるためのゲームを行うも
のはドツトマトリクス形式の可変表示器に限定せず、7
セグメント形式のものであってもよい。また、動くもの
、回転ドラム形式のものなど、どのようなゲーム手段を
用いても良い。
また、上記実施例では特別付加遊技を発生させるための
ゲームは特別遊技の終盤の3つのサイクル時において特
別入賞口215中に遊技球が最初に入賞するごとに段階
的に行うようにしているが、可変表示ゲームを段階的に
行わせるサイクルは上記3つのサイクルに限定せず、第
1サイクルから最終サイクルまでのいずれか3つのサイ
クルで行わせればよい。
また、最終サイクル時に第1〜第3の可変表示部362
a〜362cの表示の変化を開始させ、そのサイクル中
に特別入賞口215に遊技球が流入するごとに可変表示
器362の第1〜第3の表示部362a〜362cの表
示を1つずつ停止させて行うようにしてもよい。
[発明の効果] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記のように、始動
入賞口と、内部に設けられた入賞空間中に遊技球を受け
入れないか又は受け入れにくい通常遊技状態と打球を受
け入れ易い予備遊技状態と該予備遊技状態よりさらに遊
技球を受け入れ易い特別遊技状態と前記通常時よりも遊
技球を受け入れ易い特別付加遊技状態とに変換可能な可
動部材および前記入賞空間中に受け入れられた遊技球を
入賞させる一般入賞口および特別入賞口を備えた変動入
賞装置と、前記特別付加遊技の権利を発生させるための
可変表示ゲームを行う可変表示器と、前記始動入賞口へ
の入賞に基づいて前記可動部材の予備遊技状態への変換
、前記予備遊技時における前記特別入賞口への入賞に基
づいて前記可動部材の前記特別遊技状態への変換、前記
特別遊技ののサイクル中における前記特別入賞口への入
賞に基づいて特別遊技のサイクルの更新、前記特別遊技
特定ののサイクル中における前記特別入賞口への入賞に
基づいて前記可変表示器による特別付加遊技の権利を発
生さセるための可変表示ゲームおよびその可変表示ゲー
ムの特定の表示結果に基づいてその特別遊技の最終サイ
クルの終了後に前記可動部材を前記特別付加遊技状態に
変換させる制御手段とを備えた構成としたので、特別遊
技の特定のサイクル時における特別入賞口への入賞に基
づいて一定のゲームが行われ、そのゲーム結果が特定の
結果となったときに、特別遊技の最終サイクルの終了後
に特別付加遊技が行われることとなり、それによって遊
技者の利益がより高められる。
その特別付加遊技の発生の期待によりパチンコ遊技に対
する興趣がより一層高められる。
【図面の簡単な説明】 図はこの発明の実施例を示すもので、そのうち、第1図
パチンコ遊技機の遊技盤の正面図、第2図は変動入賞装
置の斜視図、 第3図は変動入賞装置の分解斜視図、 第4図はパチンコ遊技機に設置した変動入賞装置の縦断
側面図、 第5図は貯留部材の貯留部側が上向きになっているとき
の変動入賞装置の内部の破断斜視図、第6図は貯留部材
がその左側から見て時計方向に回転して貯留部が下がっ
たときの変動入賞装置の内部の破断斜視図、 第7図は役物制御装置の制御ブロック図、第8図は役物
制御装置によって行われるパチンコ遊技機の主要制御の
ブロック図、 第9図は中央処理装置によって行なわれる通常遊技状態
から特別遊技が発生するに至るゲーム処理手順を示すフ
ローチャート、 第10図(A)、(B)、(C)は中央処理装置によっ
て行なわれる特別遊技の制御処理手順を示すフローチャ
ート。 第11図は中央処理装置によって行なわれる特別付加遊
技のゲーム処理手順を示すフローチャート。 第12図は1回開き用始動入賞口に遊技球が入賞したと
きにおける変動入賞装置の各作動部の作動等のタイミン
グを示すタイミングチャート、第13図は2回開き用始
動入賞口に遊技球が入賞したときにおける変動入賞装置
の各作動部の作動等のタイミングを示すタイミングチャ
ート、第14図は特別遊技時における変動入賞装置の各
作動部の作動等のタイミングを示すタイミングチャート
、 第15図は特別遊技の最終サイクル時に行なわれる特別
付加遊技発生のためのタイミングチャートである。 1・・・・遊技盤、3・・・・遊技領域、5,6・・・
・始動入賞口、20 入賞空間、21 一般入賞口、3 可変表示器、8 ・・・・変動入賞装置、212・・・・5・・・・特別
入賞口、216・・・・50・・・・可動部材、362
・・・・OO・・・・中央処理装置。 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 始動入賞口と、内部に設けられた入賞空間中に遊技球を
    受け入れないか又は受け入れにくい通常遊技状態と打球
    を受け入れ易い予備遊技状態と該予備遊技状態よりさら
    に遊技球を受け入れ易い特別遊技状態と前記通常遊技時
    よりも遊技球を受け入れ易い特別付加遊技状態とに変換
    可能な可動部材および前記入賞空間中に受け入れられた
    遊技球を入賞させる一般入賞口および特別入賞口を備え
    た変動入賞装置と、前記特別付加遊技の権利を発生させ
    るための可変表示ゲームを行う可変表示器と、前記始動
    入賞口への入賞に基づいて前記可動部材の予備遊技状態
    への変換、前記予備遊技時における前記特別入賞口への
    入賞に基づいて前記可動部材の前記特別遊技状態への変
    換、前記特別遊技のサイクル中における前記特別入賞口
    への入賞に基づいて特別遊技の特定のサイクルの更新、
    前記特別遊技の特定のサイクル中における前記特別入賞
    口への入賞に基づいて前記可変表示器による特別付加遊
    技の権利を発生させるための可変表示ゲームおよびその
    可変表示ゲームの特定の表示結果に基づいてその特別遊
    技の最終サイクルの終了後に前記可動部材を前記特別付
    加遊技状態に変換させる制御手段とを備えたことを特徴
    とするパチンコ遊技機。
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