JP2005152141A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入賞装置Mの入賞空間17に回転可能に配設したステージ部材32に、第1、第2および第3のステージ29,30,31が配設される。ステージ部材32は、入賞装置Mの前面側に何れか1つのステージ29,30,31を出現させて停止し得る。第1ステージ29に、3つのパチンコ球Sを貯留可能な第1の貯留部材39が配設され、該貯留部材39は上下に揺動可能である。第2ステージ30に、1つのパチンコ球Sを貯留可能な第2の貯留部材41が配設され、該貯留部材41は上下に揺動可能である。第1および第2のステージ29,30を前面側に出現して停止させる際は、各貯留部材39,41の貯留部39a,41aからパチンコ球Sを放出する方向と特別領域18とが同一線上になる。
【選択図】図1
Description
遊技球(S)が通過し得る球入口(15,15)と、該球入口(15,15)を開閉可能な開閉部材(16,16)と、前記球入口(15,15)を介して遊技球(S)が通入する入賞空間(17)と、該入賞空間(17)に流入した遊技球(S)の通入を許容する特別領域(18)とを有する入賞装置(M)を備え、前記特別領域(18)に遊技球(S)が通入することにより遊技者に有利な特別遊技状態を成立させるようになっている遊技機において、
前記特別領域(18)より後方の入賞空間(17)に、第1ステージ(29)および第2ステージ(30)を含む複数のステージ(29,30,31)を有し、回転することで前面側に現れるステージ(29,30,31)を入替可能なステージ部材(32)を設け、
前記第1ステージ(29)および第2ステージ(30)に、遊技球(S)を1個貯留可能な貯留部(39a,41a)が形成されて該遊技球(S)を放出可能な貯留部材(39,41)を設け、
前記第1ステージ(29)の貯留部材(39)を、前記第2ステージ(30)の貯留部材(41)よりも遊技球(S)が貯留され易く設定し、
前記第1ステージ(29)または第2ステージ(30)が前面側に現れたときに、前記貯留部(39a,41a)から遊技球(S)を放出する方向と前記特別領域(18)とが同一線上になるよう構成したことを特徴とする。
前記第2ステージ(30)の貯留部材(41)には、前記貯留部(41a)と略同じ幅に設定されて遊技球(S)を受入れる第2受入口(41b)が形成されている。
先ず、図2に略示されるパチンコ機(遊技機)の遊技盤Jについて要約説明すると、該遊技盤Jでは、その前面に取着された略円形状に湾曲形成した案内レール10により囲まれた遊技領域Iにおいて、その略中央部に入賞装置Mが配置される。また入賞装置Mより下側の遊技領域Iにおける左右方向の略中央位置には、第1始動入賞具N1が配設されると共に、該第1始動入賞具N1の左右両側に離間して第2始動入賞具N2,N2が夫々配設されている。各始動入賞具N1,N2は、入賞装置Mに対する所定の始動条件を成立させるものであって、通常遊技状態において、第1始動入賞具N1は、その内部に配設されたスイッチ(図示せず)でパチンコ球(遊技球)Sの入賞を検出することにより、入賞装置Mの後述する開閉部材16,16を2回開閉動させ、また第2始動入賞具N2は、その内部に配設された図示しないスイッチがパチンコ球Sの入賞を検出することにより、開閉部材16,16を1回開閉動させるよう設定されている。なお、遊技領域Iの適宜位置には、風車とも称されてパチンコ球Sの流下方向を変更する案内車11や、遊技状態に応じて照射パターンが変更制御される電飾装置12等が配設される。
前記入賞装置Mは、図1または図3に示すように、本体13の外周部に設けたフランジ状の基枠体14を介して遊技盤Jに装着セットするようになっている。この本体13は、パチンコ球Sの通入出経路を形成すると共に各種部材を装着するために、その全体が複合組立式の筺型化されたものであって、適宜デザイン形状に形成される。前記本体13の上部左右位置には、パチンコ球S用の入賞口(球入口)15,15が形成されると共に、該入賞口15,15を開閉してパチンコ球Sを2方向から本体13内に入賞可能にする左右一組の開閉部材16,16が配設されている。そして、前記本体13の内部における前記開閉部材16,16の下方位置には、前方に開口すると共に所要の奥行きを有する入賞空間17が、前記入賞口15,15に連通するよう画成され、該入賞口15,15に通入したパチンコ球Sは該入賞空間17に流入するよう構成してある。
前記両開閉部材16,16は、図4に示す如く、左右対称な構造、形状に成形された内外方向への傾動形態とされて、前記本体13の裏側に配設されたソレノイド20を駆動源とする作動機構21により開閉動作するよう構成される。すなわち、開閉部材16,16は、前記入賞口15,15を閉鎖する起立対向位置が通常の閉鎖状態とされ、その上端が外向きに傾倒して入賞口15,15を開放した位置が開放状態とされて、前記作動機構21により両開閉部材16,16を閉鎖状態と開放状態とに同時に傾動変化して入賞口15,15を開閉するようになっている。従って、各開閉部材16の夫々が開放状態にある場合に、前記遊技領域Iを流下するパチンコ球Sが、前記入賞口15,15を介して本体13の内部(入賞空間17)へ流入可能となる。
前記入賞空間17は、図3に示すように、前方に開口する略矩形箱状に形成されて前記本体13の大部分を占有するよう構成されると共に、該空間17の上下方向における上側に偏った位置(下から略2/3の位置)に形成された仕切板24により、上部入賞空間17aと下部入賞空間17bとに仕切られている。なお、前記仕切板24は、前記案内出口23,23の下方に臨む位置において、入賞空間17の前側略半分を上下に遮蔽する寸法に設定され、案内出口23,23から入賞空間17に流入するパチンコ球Sは、先ず上部入賞空間17a内に通入して仕切板24上に落下し、該仕切板24を転動して下部入賞空間17bに案内されるようになっている。また図4に示す如く、仕切板24の左右両側には、上部入賞空間17aに通入したパチンコ球Sを、下部入賞空間17bの左右両側に向けて通出させる第1通路24a,24aが設けられると共に、左右方向の略中央には、上部入賞空間17aに通入したパチンコ球Sを、下部入賞空間17bの左右方向の略中央後方に向けて通出させる第2通路24bが後方に向けて下方傾斜するよう設けられている。
前記上部入賞空間17aには、前記仕切板24の第2通路24bを挟む左右両側に、図示しない作動機構により左右に揺動される振分け部材28が夫々揺動可能に配設される。この一対の振分け部材28,28は、前記案内出口23,23から落下するパチンコ球Sを前記第1通路24a,24aに向けて案内する第1状態(図3に実線で示す)と、該パチンコ球Sを前記第2通路24bに向けて案内する第2状態(図3に2点鎖線で示す)とに変化して、上部入賞空間17aに通入したパチンコ球Sを、第1通路24a,24aまたは第2通路24bに振分け得るよう構成されている。より詳しくは、前記振分け部材28,28が第1状態にある場合には、該振分け部材28,28が互いに内側(第2通路24b側)を向くように傾動して、パチンコ球Sが第2通路24bに流入するのを規制し、振分け部材28,28が第2状態にある場合には、該振分け部材28,28が互いに外側(第1通路24a,24a側)を向くように傾動し、パチンコ球Sが第1通路24a,24aに流入するのを規制するようになっている。
前記下部入賞空間17b(入賞空間17)には、複数(実施例では3つ)のステージ29,30,31を有するステージ部材32が、前記特別領域18より後方において水平回転可能に配設されている。すなわち、このステージ部材32は、前記下部入賞空間17bの底面に設けられた前記凹部25内に回転可能に収容された円盤状本体33の上面に、周方向に120°の間隔で3枚の画壁34,34,34が放射状に立設され、これら3枚の画壁34,34,34の間に第1〜3ステージ29,30,31が設けられている。そして、後述する駆動機構(駆動手段)35によりステージ部材32を回転して、何れか1つのステージ29,30,31を入賞装置Mの前面側に入替可能に出現させるよう構成される。すなわち、前記ステージ部材32は、第1ステージ29が前記入賞装置Mの前面側に出現する第1停止位置、第2ステージ30が入賞装置Mの前面側に出現する第2停止位置および第3ステージ31が入賞装置Mの前面側に出現する第3停止位置で停止して遊技を行なうよう構成される。
前記ステージ部材32を回転駆動する駆動機構35は、図4または図6に示す如く、前記入賞装置Mの本体13における上部に倒立姿勢で配設された正逆回転可能なモータ36と、該モータ36に連結されて一体的に回転する係合継手37と、前記ステージ部材32の回転中心において前記画壁34から上方に突出するよう設けられて、前記係合継手37に対して係脱可能に係合する被係合継手38とから構成される。そして、モータ36を正逆回転することで、両継手37,38を介してステージ部材32が正逆方向に回転するようになっている。なお、モータ36は、図示しない制御手段により駆動制御されることで、ステージ部材32を前記第1〜第3停止位置で正確に停止させ得るよう構成してある。
前記ステージ部材32に設けた前記第1ステージ29には、図6,図8および図9に示す如く、例えばドラキュラの棺桶を模した第1の貯留部材39が、前記円盤状本体33に対して上下方向に揺動可能に配設されている。この第1の貯留部材39は、上方および円盤状本体33の径方向外方(前記ステージ部材32を第1停止位置で停止した状態での前方)に開放するよう形成され、その内部に画成される貯留領域には複数(実施例では3個)のパチンコ球Sを一時的に貯留可能に構成される。また貯留領域の略中央には、1個のパチンコ球Sのみを一時的に貯留可能で、貯留を解除することにより前記特別領域18に向けてパチンコ球Sを放出可能な貯留部39aが形成されている。実施例に係る第1の貯留部材39の構成を更に詳しく述べれば、その底板39cの左右両端縁に一対の側壁39d,39dが立設されると共に、該底板39cの後端縁に後壁39eが立設され、両側壁39d,39dおよび後壁39eにより貯留領域が画成され、両側壁39d,39dの間がパチンコ球Sの第1受入口39bとなっている。また、両側壁39d,39dの間における底板39cに、略球1個分の貯留幅で左右方向に離間して2つの突片40,40が立設され、両突片40,40の間に前記貯留部39aを形成してある。更に、底板39aの幅方向の中央で貯留部39aに対応する部位には、該底板39aから前側に所定長さだけ延出する案内部39fが形成され、貯留部39aから放出されるパチンコ球Sを該案内部39fにより前側に向けて好適に案内し得るよう構成してある。なお、第1の貯留部材39へのパチンコ球Sの第1受入口39bの幅寸法(貯留領域の幅寸法)は、3個のパチンコ球Sを直線的に並べて受入れ可能な広さに設定され、貯留領域(貯留部39a)にパチンコ球Sを貯留し易く構成されている。すなわち、第1受入口39bは貯留部39aより広い幅に設定されて、前記第1の貯留部材39は、前記貯留部39aの左右両隣にも各1個のパチンコ球Sを貯留し得るようになっており、これにより第1の貯留部材39は合計で3個のパチンコ球Sを貯留できる。
前記ステージ部材32に設けた前記第2ステージ30には、図6,図10および図11に示す如く、例えばサメの頭部を模した第2の貯留部材41が、前記円盤状本体33に対して上下方向に揺動可能に配設されている。この第2の貯留部材41は、サメの口に対応して円盤状本体33の径方向外方(前記ステージ部材32を第2停止位置で停止した状態での前方)に開放して、1個のパチンコ球Sのみを貯留可能な貯留部(貯留領域)41aが形成され、貯留を解除することにより貯留部41aに貯留されているパチンコ球Sを前記特別領域18に向けて放出可能に構成される。実施例に係る第2の貯留部材41の構成を更に詳しく述べれば、該貯留部材41は、上向きに膨出するよう湾曲する上半体41cと下向きに膨出するよう湾曲する下半体41dとから構成され、その前部には、上下半体41c,41d間に略球1個分の貯留幅に設定されて前方に開口する貯留領域が形成され、該貯留領域が前記貯留部41aとして機能する。すなわち、第2の貯留部材41では、貯留部41aイコール貯留領域となり、また上下半体41c,41dにより第2の貯留部材41へのパチンコ球Sの第2受入口41bが形成される。更に、下半体41dの幅方向の中央部には、断面凹状の案内部41eが、該下半体41dから前側に所定長さだけ延出するよう形成され、貯留部41aから放出されるパチンコ球Sを前側に向けて好適に案内し得るよう構成してある。なお、前記第2受入口41bの幅寸法(貯留領域の幅寸法)も、貯留部41aの幅と略同じく、1個のパチンコ球Sのみを受入れ可能な広さに設定され、前記第1の貯留部材39に比してパチンコ球Sが貯留され難く構成してある。すなわち、前記第2の貯留部材41へのパチンコ球Sの貯留率は、前記第1の貯留部材39へのパチンコ球Sの貯留率より低く設定されており、第1の貯留部材39と第2の貯留部材41との間において、パチンコ球Sが貯留し易い・難いという差別化が図られている。なお、貯留率とは、第2通路24bから放出されたパチンコ球Sが貯留部39a,41aに貯留される割合(確率)であり、該貯留率が高いほどパチンコ球Sが貯留部39a,41aに貯留され易く、低いほど貯留され難いことを示す。
前記ステージ部材32に設けた前記第3ステージ31には、図5または図7に示す如く、例えばワニの頭部を模した案内部材42が、その口先を前記円盤状本体33の径方向外方に向けた姿勢で、該円盤状本体33に対して上下方向に揺動可能に配設されている。この案内部材42は、下アゴ部42aと上アゴ部42bとからなり、該案内部材42は後述する揺動機構44により上下方向に揺動するよう構成され、この揺動時には、下アゴ部42aに対して上アゴ部42bが開閉するよう構成される。なお、下アゴ部42aに対して上アゴ部42bが開放したときには、下アゴ部42aが、円盤状本体33の径方向外方(前記ステージ部材32を第3停止位置で停止した状態での前方)に向かうにつれて下方傾斜するよう傾動する。
前記ステージ部材32の下方に臨む前記本体13には、図7に示す如く、本体裏側に配設されたモータ43を駆動源とする揺動機構44が配設されており、該揺動機構44が、ステージ部材32の回転を許容する状態で、前記各ステージ29,30,31に配設された第1および第2の貯留部材39,41と案内部材42に連繋されている。そして、揺動機構44を駆動することで、両貯留部材39,41および案内部材42が同期的に上下方向に揺動するよう構成される。なお、前記モータ43には、スリット円盤と光電センサ等からなる位置検出手段45が配設され、該位置検出手段45からの信号に基づいて、図示しない制御手段によりモータ43が回転制御されて、前記第1および第2の貯留部材39,41を上向き状態または下向き状態に保持し得ると共に、前記案内部材42を開放状態または閉成状態に保持し得るようにしてある。
前記開閉部材16,16、振分け部材28,28およびステージ部材32の動作態様につき簡単に説明する。通常遊技状態において、前記開閉部材16,16の夫々は、前記閉鎖状態に位置すると共に、前記振分け部材28,28は第1状態で停止している。また前記ステージ部材32は、前記第2ステージ30が入賞装置Mの前面側に位置する前記第2停止位置で停止すると共に、前記第2の貯留部材41は下向き状態に保持されるようになっている。なお、前記第1の貯留部材39も下向き状態とされると共に、前記案内部材42においては上下のアゴ部42a,42bが閉成状態に保持される。
次に、本実施例に係るパチンコ機の作用につき説明する。前記遊技盤Jの盤面に打ち出され、前記遊技領域Iを流下するパチンコ球Sが、前記第1始動入賞具N1または第2始動入賞具N2に通入すると、前記開閉部材16,16が1回または2回開閉する。このとき、前記入賞口15,15から前記入賞装置Mの内部に通入したパチンコ球Sは、前記案内出口23,23を介して上部入賞空間17aに通入する。また前記振分け部材28,28が第1状態と第2状態との間を揺動し、上部入賞空間17aに通入したパチンコ球Sは、直接または仕切板24を転動した後に、前記第1通路24a,24aまたは第2通路24bを介して下部入賞空間17bに流入する。なお、前記振分け部材28,28が第1状態にある場合には、前記第1通路24a,24a側にパチンコ球Sが振分けられ、該振分け部材28,28が第2状態にある場合には、前記第2通路24b側にパチンコ球Sが振分けられる。
前記第1ステージ29を入賞装置Mの前面側に出現させる場合は、前記駆動機構35を駆動して前記ステージ部材32を前記第1停止位置で停止し、ラウンド遊技を開始する。また前記揺動機構44が駆動されて、前記第1の貯留部材39は下向き状態から上向き状態に揺動され、この上向き状態に保持される。更に、前記振分け部材28,28は、第2状態に保持される。すなわち、前記入賞口15,15から上部入賞空間17aに通入したパチンコ球Sの多くは、振分け部材28,28を介して前記第2通路24bに向けて振分けられ、下部入賞空間17bの中央後方に流入することとなる。従って、該パチンコ球Sは、前記第1の貯留部材39の上方に落下する。
前記第2ステージ30を入賞装置Mの前面側に出現させる場合には、前記駆動機構35を駆動して前記ステージ部材32を前記第2停止位置で停止し、ラウンド遊技を開始する。また前記揺動機構44が駆動されて、前記第2の貯留部材41は下向き状態から上向き状態に揺動され、この上向き状態に保持される。更に、前記振分け部材28,28は、前記入賞口15,15に1個目のパチンコ球Sが通入した後に、第1状態から第2状態に揺動して保持される。すなわち、前記入賞口15,15から上部入賞空間17aに通入する2個目以後のパチンコ球Sの多くは、振分け部材28,28を介して前記第2通路24bに向けて振分けられ、下部入賞空間17bの中央後方に流入する。従って、該パチンコ球Sは、前記第2の貯留部材41の上方に落下する。
前記第3ステージ31を入賞装置Mの前面側に出現させる場合には、前記駆動機構35を駆動して前記ステージ部材32を前記第3停止位置で停止し、ラウンド遊技を開始する。そして、前記入賞空間17に10個のパチンコ球Sが通入するか、前記開閉部材16,16が18回開閉する前に、前記特別領域18にパチンコ球Sが通入すると、前記大当り継続条件が成立して次のラウンド遊技に移行させ、大当りを継続することができる。ここで、前記案内部材42にパチンコ球Sを貯留する貯留部を形成していないから、パチンコ球Sを貯留し得ない。更に、第3ステージ31が入賞装置Mの前面側に出現した状態では、前記ステージ部材32(案内部材42)が左右に揺動するよう設定されており、第2通路24bから落下するパチンコ球Sの前記特別領域18への誘導率も低くなっている。なお、前述したように、前記誘導率と送入率とは対応する関係にあることから、前記入賞装置Mの前面側に出現したステージが第3ステージ31の場合には、前記特別領域18へのパチンコ球Sの通入率は、第1ステージ29や第2ステージ30の場合より低くなっている。
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.ステージ部材に設けられるステージの数は、実施例のように3つに限定されるものでなく、2つまたは4つ以上の複数であればよい。
2.特別領域への入賞率が最も高い第1ステージに配設される貯留部材における遊技球の貯留数は、3個に限定されるものでなく、5個、や7個等の奇数個であればよく、これら複数の遊技球が並ぶ中央に、特別領域に向けて1個の遊技球を放出可能に貯留し得る貯留部が形成されていればよい。
3.実施例では第1および第2のステージに貯留部材を配設したが、第3ステージにも貯留部材を配設するようにしてもよい。すなわち、ステージ部材に設けられる全てのステージに貯留部材を夫々配設する構成を採用し得る。但し、この場合においても、貯留部材に対する遊技球の貯留し易さが高い程、対応するステージにおける特別領域への入賞率が高くなるよう設定する必要がある。
4.実施例では、第2ステージの第2の貯留部材は、ラウンド遊技中に左右に揺動させることで、貯留部に貯留され難くなるように構成していたが、上下に揺動させることにより、貯留され難くなるようにしてもよい。但し、上下に揺動させる場合には、下方向に傾動させ過ぎると、貯留部に貯留された遊技球も落下してしまうので、該遊技球が落下しない範囲内で上下に揺動させる必要がある。
5.開閉部材の動作形式としては、実施例の揺動形式に限らず、スライド形式であってもよい。すなわち、本体の基枠体に設けた左右の球受け用のスライド部材が、対向閉鎖状態と両外側への離隔開放状態とに移動変化されて入賞口を開閉する構成を採用し得る。
6.開閉部材、振分け部材、ステージ部材および貯留部材や案内部材の可動条件は、実施例で説明したものに限られるものではなく、適宜に変更可能である。
29 第1ステージ,30 第2ステージ,31 第3ステージ,32 ステージ部材
39 第1の貯留部材,39a 貯留部,39b 第1受入口,41 第2の貯留部材
41a 貯留部,41b 第2受入口,M 入賞装置,S パチンコ球(遊技球)
Claims (4)
- 遊技球が通過し得る球入口と、該球入口を開閉可能な開閉部材と、前記球入口を介して遊技球が通入する入賞空間と、該入賞空間に流入した遊技球の通入を許容する特別領域とを有する入賞装置を備え、前記特別領域に遊技球が通入することにより遊技者に有利な特別遊技状態を成立させるようになっている遊技機において、
前記特別領域より後方の入賞空間に、第1ステージおよび第2ステージを含む複数のステージを有し、回転することで前面側に現れるステージを入替可能なステージ部材を設け、
前記第1ステージおよび第2ステージに、遊技球を1個貯留可能な貯留部が形成されて該遊技球を放出可能な貯留部材を設け、
前記第1ステージの貯留部材を、前記第2ステージの貯留部材よりも遊技球が貯留され易く設定し、
前記第1ステージまたは第2ステージが前面側に現れたときに、前記貯留部から遊技球を放出する方向と前記特別領域とが同一線上になるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第1ステージの貯留部材には、前記貯留部よりも広い幅に設定されて遊技球を受入れる第1受入口が形成され、
前記第2ステージの貯留部材には、前記貯留部と略同じ幅に設定されて遊技球を受入れる第2受入口が形成されている請求項1記載の遊技機。 - 前記第1ステージの貯留部材は、複数であって奇数個の遊技球が貯留可能に構成され、該貯留部材の略中央に前記貯留部が形成されている請求項1または2記載の遊技機。
- 前記第2ステージの貯留部材は、該第2ステージが前面側に現れたときに、上下または左右に揺動可能に構成されている請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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JPH05237221A (ja) * | 1992-02-29 | 1993-09-17 | Sankyo Kk | 弾球遊技機の入賞球装置 |
JPH06225966A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-16 | Sophia Co Ltd | 弾球遊技機 |
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