JP4737433B2 - プッシャゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メダルやコインを使用するプッシャゲーム装置に関する。
プレーヤ(遊戯者)が遊戯用のメダルやコイン(以下、まとめて「メダル」という。本発明において同様。)を投入し、かつ、メダルを回収できるように構成されたメダルゲーム機のうち、盤台に載置された複数のメダルを押動板の往復動によって押し出し、押し出されたメダルを所定の回収器へ落下させて回収し、そのメダルを払い出すようにしたものは、一般にプッシャゲーム機(装置)と称され、種々のものが知られている。
例えば、特許文献1には、複数のピンが植設されたゲーム盤本体の上部の左右二個所にメダルの投入口が形成され、各投入口に連通するシュートの下方に、メダルを受け入れる二つのコインエリアが直径方向に対設された回転円盤が設けられており、さらに、その回転円盤の真下方向にセンサが設置されたプッシャゲーム機が記載されている。
このプッシャゲーム機では、メダルがセンサを通過すると所定のメダル(コイン)が払い出される仕組みになっており、コインエリアに受け入れられたメダルは、それ以外のメダルよりもセンサを通過し易く、これにより、プレーヤがコインエリアを狙ってメダルを投入するといった具合にゲーム性が高められている。
特開平7−59906号公報
しかし、上記従来のプッシャゲーム機では、コインエリアに受け入れられたメダルがセンサを通過し易くなるのみであり、コインエリアにメダルが入らない限り、多くのメダルの払い出しを期待することはできない。また、そのために、プレーヤは、コインエリアを狙ったメダルの投入のみに集中しがちになるので、面白み(娯楽性)に欠けてしまい、ひいてはゲーム性を十分に高めることができないといった欠点があった。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、プレーヤが予期する以上のメダルを取得することができ、娯楽性及びゲーム性を向上させることが可能なプッシャゲーム装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明によるプッシャゲーム装置は、メダルが投入されるメダル投入部と、メダル投入部に連通し所定方向に延在するメダル送り機構と、略板状をなし、所定の厚さを有しており、且つ、メダル送り機構の端部下方に往復動可能に設けられたメダル台と、メダル台の往復動方向の一方端側に配置されており、そのメダル台に一旦留置されたメダルと干渉するように設けられた干渉部と、メダル台の下方で且つメダル台の往復動方向の他方端側に突設されており、メダル台から落下したメダルが一旦留置されるベース盤と、ベース盤の下方に設けられており、そのベース盤から落下したメダルが回収されるメダル収容部と、回収されたメダルが払い出されるメダル払出部と、メダル台の上方に設けられており、且つ、メダルが排出されるメダル排出部と、メダル排出口とメダル台との間に所定の傾きを有して立設されており、周方向に回動可能であり、且つ、外周に向かって開放して形成されておりメダルが保持される溝を複数有する回転盤部と、略帯弧状をなし、回転盤部の少なくとも下部の周囲に回転盤部の周壁に沿って且つその周壁の高さ方向に昇降可能に設けられたシャッタ部と、回転盤部とメダル台との間に設置されており、且つ、回転盤部を流下したメダルが通過可能に設けられた第1のメダル通過部とを備える。
より具体的には、回転盤部は、略円盤状をなす形状のものを例示できる。なお、ここで「略円盤状」とは、真円や楕円形状に限られず、全体として円状をなす形状、例えば、多角形状、円形と矩形を組み合わせた任意形状、等を含む。
このように構成されたゲーム装置においては、プレーヤがメダル投入部から遊戯用のメダルを投入すると、そのメダルは、メダル送り機構によってメダル台上に放出される。メダル台は、例えば前後方向に往復動しており、メダル台上にメダルが蓄積してくると、やがて、メダル台上のメダルとメダル台の一方端側(例えば、後方)に配置された干渉部とが干渉し、メダルがメダル台の他方端側(例えば、前方)に押し出されてベース盤上に落下する。落下したメダルは、メダル台の側壁(例えば、前壁)によって押し出される。
こうして、ベース盤上にメダルが蓄積していき、やがてメダル台の押し出しによって、ベース盤上から溢れたメダルが下方へ落下しメダル収容部内に回収される。回収されたメダルは、メダル収容部からメダル払出部へ払い出され、プレーヤへ供される。
また、このようなメダルの投入からメダルの払い出しまでの一連のゲーム(いわゆるプッシャゲーム)の他に、メダル台の上方に設けられたメダル排出部からメダルが排出され、プッシャゲームとは趣向の異なるゲームが実行され得る。このとき、排出されたメダルの一部は、回転盤部上を回転盤部の回転や溝によって方向を変えられながら流下したり、回転盤部の溝に一旦保持された後、回転盤部の回転によってその溝が下方を向いたときに回転盤部から放出されたりする。
ここで、例えば、メダルが第1のメダル通過部を通過した場合等、所定の条件が満たされたときにシャッタ部を上昇させると、回転盤部を流下するメダルの流れがシャッタ部で堰き止められ、溝はメダルで埋められ易くなる。こうなると、溝と回転盤部上面との段差が解消され、回転盤部上を移動するメダルが溝の影響を受け難くなり、メダルが回転盤部上を直下方向に流下しシャッタ部を乗り越えて落下するので、これにより、メダルが第1のメダル通過部を通過し易くなる。
そして、メダルが第1の通過部を通過した場合、最終的にメダルの払い出し枚数が増大するようにメダル排出部からのメダルの排出数を増大させたり、他のゲームを実行したりすれば、上述の如くシャッタ部によるメダルの堰き止めによって、メダルがシャッタ部を乗り越えて落下することにより、メダルが第1のメダル通過部を通過する確率が増大する結果、プレーヤが予期する以上のメダルを取得することが可能になる。
また、上記プッシャゲーム装置のシャッタ部に代えて、略帯状をなし、回転盤部の少なくとも下部の周囲に回転盤部の周壁に沿って設けられ、溝に保持されたメダルが当接可能な高さを有しており、且つ、回転盤部の周壁に対面する内側壁にその内側壁の延在方向における一方側又は中央部の下部、好ましくは、少なくとも回転盤部の溝の底壁高さ位置から他方側の上部、好ましくは、他方側の上縁に向かって延びるスロープが形成された壁体部を設けてもよい。
このような構成においては、排出されたメダルの一部は、回転盤部上を回転盤部の回転や溝によって方向を変えられながら流下したり、回転盤部の溝に流入したりする。このとき、回転盤部の少なくとも下部の周囲に、その周壁に沿って壁体部が設けられているので、回転盤部の溝に入ったメダルは、壁体部と当接してそのまま保持され、その状態で回転盤部は回転を続ける。このようにメダルの流れが壁体部で堰き止められると、溝はメダルで埋められ易くなる。これにより、溝と回転盤部上面との段差が解消され、回転盤部上を移動するメダルが溝の影響を受け難くなり、メダルが回転盤部上を直下方向に流下し壁体部を乗り越えて落下するので、その結果、メダルが第1のメダル通過部を通過し易くなる。
この場合にも、メダルが第1の通過部を通過したときに、最終的にメダルの払い出し枚数が増大するようにメダル排出部からのメダルの排出数を増大させたり、他のゲームを実行したりすれば、上述の如く壁体部によるメダルの堰き止めによって、メダルが壁体部を乗り越えて落下することにより、メダルが第1のメダル通過部を通過する確率が増大する結果、プレーヤが予期する以上のメダルを取得することが可能になる。
また、壁体部における回転盤部の周壁に対面する内側壁に、その内側壁の延在方向における一方側又は中央部の下部から、他方側の上部に向かって延びるスロープが形成されているので、回転盤部が、壁体部のその一方側から他方側へ向かう向きに回転すると、溝に保持されていたメダルが、スロープに案内されて壁体部の内壁の上方に向かって上昇し、やがて壁体部を越えて回転盤部から下方へ落下するようになる。例えば、通常のゲーム時には、回転盤部をその逆方向に回転させることにより、メダルが壁体部を越えて落下することなく溝に保持され、所定の場合に、上記の如くメダルが壁体部を越えて落下する方向に回転盤部を回転させ、その落下位置にメダル入賞のチャッカを設けるなどしておけば、ゲームの趣向性(娯楽性及びゲーム性)を一層高めることができる。
また、回転盤部に形成された溝が、開口に面取り又はテーパが形成されたものであると好適である。特に、溝の底壁から開口端に向かって開口幅が広くなるように側壁全体にテーパを設けるとより好ましく、換言すれば、断面が逆台形状となるような溝形状とすることがより好適である。このようにすれば、メダルが溝に収容され易く(嵌り易く)なるとともに、一旦溝に入ったメダルがシャッタ部に引っ掛かったときに、そのメダルが溝から抜け出し易くなり、シャッタ部や回転盤部の機構の破損を防止することができる。
また、溝の深さは、特に制限されないが、より具体的には、メダルの厚さの整数倍に略等しい深さを例示できる。なお、ここでの「整数」とは、正の整数(1以上の自然数)のみを示す。この場合、溝に堆積した1枚又は2枚以上のメダルの上面と、そのメダルの周囲の回転盤部の上面との段差が、メダルの厚さに比して十分に低くされるので、溝に堆積したメダルが溝から突出してメダルの流れを妨げてしまうことが防止される。
さらに、上記溝は、メダルが保持されるものであれば特に形状、位置等は制限されないが、更に具体的には、例えば、回転盤部の中心から放射状に配置されたもの(U字溝等)が挙げられる。
この場合、メダル排出部から排出されたメダルが、溝の開放端から一層嵌入し易くなり、シャッタ部が上昇して、或いは、壁体部によってメダルの流れを堰き止めたときに、メダルが溝に更に埋まり易くなる。
またさらに、回転盤部は、回転盤部の上面の略中央にメダルの外径よりも大きな間隙を有して配置された一対の突起を含むメダルガイド部を有するものであると好ましい。
このように構成すれば、シャッタ部又は壁体部によって回転盤部を流下するメダルの流れが堰き止められ且つ溝がメダルで埋められて、メダルが回転盤部上を直下方向に流下し易くなったときに、メダルガイド部によってメダルの移動方向が規制され、言わば、メダルガイド部に形成された間隙がメダルの流路となる。こうなると、メダルがその流路を通ってより一層狭い範囲に流下し易くなり、第1のメダル通過部がそのメダルの流路の延長上に設けられていれば、第1のメダル通過部のメダル通過確率が格段に増大される。
さらにまた、メダルガイド部は、間隙が回転盤部の直径方向に沿って所定の長さ延在するように設けられたものであるとより好ましい。
この場合、回転盤部の上面をその直径方向に横断するようなメダルの流路が画成されるので、メダルが流下する範囲が更に一層狭められる。
加えて、シャッタ部は、少なくとも回転盤部の上面と略同等の高さまで上昇するものであると一層好適である。
このようにすれば、回転盤部に形成された溝の外周に向かう開放口がシャッタ部によって確実に塞がれるので、溝がメダルで埋められた状態で、シャッタ部が必要以上にメダルMを堰き止めることが防止され、メダルが回転盤部上を円滑に流下するようになる。
また、メダル排出部から排出されたメダルが第1のメダル通過部を通過した場合に、シャッタ部を上昇させる処理を実行する第1の制御部を備えると有用である。
このようにすれば、定常状態ではシャッタ部を上昇させないで、メダルが堰き止められることなく回転盤部上を流下させることにより、メダルが第1のメダル通過部を通過する確率を比較的低く抑えておき、メダルが第1のメダル通過部を通過したことをトリガーとして、第1の制御部によってシャッタ部を上昇させてメダルを堰き止め、これにより、メダルが第1のメダル通過部を通過する確率を高めるといった制御(ゲーム方法)が可能になる。
さらに、メダル台とベース盤との間に設けられており、メダル台から落下したメダルが通過可能に設けられた第2のメダル通過部と、メダル台から落下したメダルが第2のメダル通過部を通過した場合に、メダル排出部からメダルを排出する処理を実行する第2の制御部とを備えても好ましい。
このようにすれば、メダルが第2のメダル通過部を通過したことをトリガーとして、第2の制御部によってメダル排出口からメダルを排出させ、上述した回転盤部を用いたゲームを展開させることが可能となる。また、第1のメダル通過部のメダル通過と第2のメダル通過部のメダル通過を組み合わせて、メダルの排出枚数を変化させるといった所望の制御を行い得る。例えば、メダルが第1のメダル通過部を通過してシャッタ部が上昇した状態で、更に第2のメダル通過部をメダルが通過した場合、或いは、壁体部が設けられているときに、単に第1のメダル通過部をメダルが通過した場合に、メダル排出部から排出されるメダル枚数を増大させたり、その状態で、所定時間、第2のメダル通過部をメダルが通過しない場合には、シャッタ部を下降させるといった制御が可能になる。
本発明のプッシャゲーム装置によれば、通常のプッシャゲームを行う構成に加え、溝を有する回転盤部とその下部周囲に設けられたシャッタ部又は壁体部等を備えることにより、回転盤部を流下するメダルの移動状態を変化させ、これにより、第1のメダル通過部をメダルが通過する確率が増大する結果、プレーヤが予期する以上のメダルを取得することが可能になる。その結果、プッシャゲームの娯楽性及びゲーム性をこれまでよりも向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
図1は、本発明によるプッシャゲーム装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。プッシャゲーム装置100は、プレーヤがメダルを投入し、プッシャ機能によってメダルを回収するだけではなく、各種ゲームを実行してより多くのメダルの払い出しを可能にしたものであり、ベース筺体Ka、コンソール筺体Kb及び上部筺体Kcから構成される筺体Kに、複数のステーション1が装備されたものである。
なお、本実施形態では、筺体Kの両側にそれぞれ2つのステーション1,1が並設されており、それぞれの側にそれら2つのステーション1,1に共通するコンソールパネル10が突設されている。また、コンソール筺体Kb及び上部筺体Kcは、それらの内部を視認できるように透光性部材で形成されている。
各ステーション1は、コンソールパネル10上に設けられたメダル払出部11、メダル投入部12、及びボール発射ボタン13と、コンソールパネル10の前方に配置されたVゾーンゲーム部2と、その下方に設けられたプッシャゲーム部3とを有している。メダル投入部12の下方には、メダルMが保持された状態で遊動できかつ先端に向かって下方に傾斜して設置されたメダル送り機構14が、メダル投入部12と連通するように設けられている。
Vゾーンゲーム部2は、コンソールパネル10に向かって上部が奥行方向へ傾いて設置されたスロープ21上に円盤ギミック22(回転盤部)が回転可能に設けられたものである。このスロープ21の上方にはメダルMが排出される開口を有するメダル排出部21bが設けられている。また、Vゾーンゲーム部2は、その上部前面に配置された表示部23、及び円盤ギミック22の下方に設けられたVチャッカ24(第1のメダル通過部)を有している。このVチャッカ24は、メダルMの外径DMよりも大きくメダルMが通過可能な幅Dpの間隙を有して対向配置された一対の板状部材24aで画成されている。
円盤ギミック22の周縁部には、メダルMの外径DMよりも若干大きい幅寸法を有する複数の溝22aが離間して凹設されており、中央部上面には、離間配置された一対の凸状部材(突起)で構成されたメダルガイド部22bが設けられている。また、円盤ギミック22の下方近傍の周囲には、帯弧状を成すシャッタ25(シャッタ部)が、スロープ21に対して上下方向に駆動可能に設けられている。
ここで、図5は、円盤ギミック22及びその周辺の要部を示す斜視図である。また、図6は、溝22aが形成された部位を示す円盤ギミック22の側面図(円盤ギミック22の周壁の正面図)である。本実施形態では、円盤ギミック22の外周に沿って等間隔に6つの溝22aが配設されている。各溝22aは、円盤ギミック22の外方に向かって開放されたU字溝であり、その幅はメダルMの外径よりも若干大きくされており、その奥行きはメダルMの外径よりも十分に長くされており、また、深さDgは、メダルMの厚さの例えば略2倍とされている。これにより、溝22aにはメダルMが保持されるようになっており、メダルMが2枚堆積した状態で、メダルMの上面と円盤ギミック22の上面22mとの段差は実質的に解消される。
さらに、図示において、溝22aは、その開口の周縁に、面取り又はテーパ加工が施されており、これにより面取り部22tが形成されている。この面取り部22tにより、メダルMが案内されて溝22aに収容され易く(嵌り易く)なるとともに、一旦溝22aに入ったメダルMがシャッタ25に引っ掛かったときに、円盤ギミック22の回転に伴ってそのメダルMが面取り部22tに沿って溝22aから抜け出し易くなる。
また、メダルガイド部22bを構成する一対の凸状部材は、それぞれ平面半円状をなしており、互いに直辺同士が対向するように配置されている。その間隙Dpの幅は、メダルMが通過できる程度にメダルMの外径よりもやや大きくされている。このようにメダルガイド部22bの間隙は、凸状部材の長さ分、円盤ギミック22の直径方向に沿って延在するように設けられている。
さらに、シャッタ25は、円盤ギミック22の周壁22hに沿って上昇した状態で、その上端面25mが円盤ギミック22の周縁の上面22mと略同じ高さとなるように設けられている。
なお、Vゾーンゲーム部2,2は、頂部にジャックポット払出部20aが設けられた境界パネル20を介して連接している。
また、プッシャゲーム部3は、Vゾーンゲーム部2を流下したメダルMが一旦留置されかつコンソールパネル10に向かって前後方向に往復動可能に設けられたメダル台31を有している。このメダル台31の前壁31aには、複数のチャッカ32(第2のメダル通過部)が取り付けられており、また、メダル台31の側方には、その側壁に沿ってガイド33が設置されている。
メダル台31,31の間には、それらの側壁に沿って設置されており、かつ、2つのプッシャゲーム部3,3に共通して用いられるガイド34が設けられている。さらに、メダル台31,31、ガイド33,33,34の下には、メダル台31,31よりも前方にせり出すように設けられており、かつ、メダル台31,31から落下したメダルMが一旦留置される平板状のベース盤35が設置されている。メダル台31は、このベース盤35と摺接するように移動する。さらに、ベース盤35の前下方のベース筺体Kaの内部には、開口4aを有するメダル収容部4が設けられており、このメダル収容部4には、メダル払出部11と連通するメダルホッパ41が接続されている。
一方、Vゾーンゲーム部2の上方には、カーニバルゲーム部5が設けられている。カーニバルゲーム部5は、ボールBが保持されつつ移動可能に延設されたガイドレール部50の両端に、Vゾーンゲーム部2の側方上部に支設されたボール打出部51が設けられたものである。なお、「カーニバルゲーム」とは、一般に、縁日や祭事によく見られる輪投げ、射的等のアトラクションを意味するが、本実施形態のカーニバルゲーム部5では、後記のとおり、ボールBを転がして大量の枚数のメダルMの払い出しを目指すゲームが行われる。
ガイドレール部50は、ボール打出部51から上方かつ奥行方向に向かって延出し、Vゾーンゲーム部2の頂端部近傍で曲折してVゾーンゲーム部2,2上方で水平に延在するように配設された複数のレールで構成されており、その水平部分には、ボールBの位置を検出する位置センサDがレールに沿って設置されている。また、ボール打出部51は、多段に設けられた複数のボールストッパ51aと、弾性部材を含むボール打出機構51bとを有しており、ボールBを保持するとともに、所定の条件においてボールBをガイドレール部50上に打ち出すためのものである。
さらに、ガイドレール部50の水平部分の上方には、レール上に停止したボールBをボール打出部51へ返送するためのボール回収機構52が設けられている。ボール回収機構52は、ガイドレール部50の水平部分に沿って延設されたガイドロッド52aに、鉛直方向においてボールBと干渉するように配置された治具52bが摺動可能に設けられたものである。また、ガイドレール部50の水平部分の両端部上方には、上下動可能な返送防止ストッパ55,55が設置されている。
ここで、図2は、プッシャゲーム装置100の機能上の構成を示す概略ブロック図である。各ステーション1は演算制御部15を備えており、それに、上述したVゾーンゲーム部2、プッシャゲーム部3、メダル収容部4、及び、各種音声を出力するための音声出力部8が接続されている。
また、各ステーション1の演算制御部15は、データや通信信号の入出力を行うためのバスBuを介して、ステーション1のホスト機能を有する共通処理部6(ホスト)の演算制御部65に接続されている。この演算制御部65には、上述したカーニバルゲーム部5、OSプログラムや各種ゲームを実行するためのプログラムやデータが恒久的又は一時的に読み書き可能に記録された記憶部61、プッシャゲーム装置100に使用されている各種の照明器具から構成される照明部62、及び、音声出力部8が接続されている。さらに、各ステーション1及び共通処理部6には、図示しない電力供給系が接続されている。なお、共通処理部6の演算制御部65は、他のプッシャゲーム装置100に備わる共通処理部6(の演算制御部65)と接続されて、プッシャゲーム装置100間の通信を行うことも可能である。
このように構成されたプッシャゲーム装置100におけるメダルゲームの一例を実施する手順について、以下に説明する。ここで、図3は、プッシャゲーム装置100の要部を示す斜視図であり、主としてVゾーンゲーム部2及びプッシャゲーム部3の一部を示す図である。また、図4は、プッシャゲーム装置100においてメダルゲームを実行する手順の一例を示すフロー図である。
[プッシャゲーム:ステップS1]
プレーヤがメダル投入部12からメダルMを投入すると、そのメダルMは、メダル送り機構14によってメダル台31上に放出される。メダル台31は、前後方向(図示矢印X方向)に往復動しており、メダル台31上にメダルMが蓄積してくると、やがて、メダル台31上のメダルとVゾーンゲーム部2の下端部前壁27(干渉部)とが干渉し、メダルMがメダル台31の前方に押し出されてベース盤35上に落下する(図示矢印Y1参照)。落下したメダルMは、メダル台31の前壁31aの下端部によって前方へ押し出される。
このようにして、ベース盤35上に徐々にメダルMが蓄積していき、やがてメダル台31の押し出しによって、ベース盤35上から溢れたメダルMが開口4aから下方に落下しメダル収容部4内に収容される。メダル収容部4では、メダルMが回収されたことを検出し、この信号が演算制御部15に入力され、メダルMの払出がメダルホッパ41へ指令される。これにより、ベース盤35からメダル収容部4へ落下したメダルM或いはその分のメダルMは、メダル収容部4のメダルホッパ41によりメダル払出部11へ排出され、プレーヤへ供される。なお、メダルの払い出しは、メダルMがメダル投入部12に投入されたことをメダル投入部12で検知し、それから一定時間経過した後に、メダル収容部4からメダル払出部11への払い出し動作を行うようにしてもよい。
かかる通常のプッシャゲームにおいて、投入されたメダルMがメダル台31からベース盤35上へ落下するときに、チャッカ32のいずれかを通過(チャッカ入賞)すると、通常ゲームと異なる各種のゲームが実行される。
[チャッカ入賞及びメダル払い出し:ステップS2]
まず、メダルMがチャッカ32のいずれかを通過した場合(例えば、図示矢印Y3参照)、チャッカ32に設けられた通過センサ(図示せず)からの検出信号が演算制御部15に入力され、メダルMの払い出しがVゾーンゲーム部2に指令される。これにより、メダルMが通過したチャッカ32に対して予め割り当てられた量のメダルMが、Vゾーンゲーム部2のスロープ21上方からメダル台31へ向けて払い出される。このように、チャッカ32に設けられた通過センサ及び演算制御部15から第2の制御部が構成されている。
図示の例では、メダルMが「2」と付されたチャッカ32を通過すると2枚のメダルM,Mが払い出され、「1」と付されたチャッカ32を通過すると1枚のメダルMが払い出されるようになっている。なお、チャッカ32とメダルMの払出量は、共通処理部6の記憶部に例えばデータテーブルとして記憶されており、これを演算制御部65が参照し、更にその情報がステーション1の演算制御部15との間で通信されている(後述する同様の処理においても同様である。)。
払い出されたメダルMは、円盤ギミック22の回転及び円盤ギミック22に形成された複数の溝22a(の段差)との接触によって様々な方向に散らばりながら、スロープ21及び円盤ギミック22上を流下し(例えば、図示矢印Y4参照)、Vゾーンゲーム部2の払出口26を通ってメダル台31へ向かって放出される。
[スロットゲーム:ステップS3]
また、チャッカ入賞の場合、上記の規定枚数のメダルMの払い出しに加えて、スロットゲームが行われる。具体的には、チャッカ32の上記通過センサからの検出信号が演算制御部15に入力され、これに基づいてスロットゲームの開始が指令され、表示部23にスロットゲームの画像が表示され、表示されたスロットの回転が始まる。スロットの始動回数は、ここでは、メダルMの払い出し枚数と同数に設定されている。このとき、スロットの絵柄が揃うと、以下のチャンスタイムゲーム又はステップポイント入賞の処理が行われる。また、表示部23への画像表示のみならず、音声出力部8からスロットゲーム用の音声が出力される。
[チャンスタイムゲーム:ステップS4]
スロットゲームにおいて、表示部23に表示される複数種類の絵柄のうち、チャンスゲーム用に予め定められた特定の絵柄が揃うと、その情報が演算制御部15に入力され、制限時間が定められたチャンスタイムゲームへ移行する。
本実施形態のチャンスタイムゲームは、メダルMの払い出し率(ペイアウト率)100%以上が保障されており、Vチャッカ24及びチャッカ32と表示部23に表示されるメニュー及びゲーム映像を使用して行うものである。ここでは、例として、以下に示す3種類のチャンスタイムゲームが用意されている。
チャンスタイムゲームが開始されると、プレーヤはメダル投入部12から極力多数のメダルMを投入することにより、投入量以上のメダルMを確実に回収できる。また、チャンスタイムゲームをクリアすると(後記の「大払い出し」に該当すると)、後述するステップポイントを1つ獲得することができる。
なお、本実施形態では、あるステーション1でチャンスタイムゲームの機会が与えられた場合、他のステーション1でもチャンスタイムゲームを行えるようになっている。
(4ポイントチャンス)
このチャンスタイムゲームは、所定の時間内に、全てのチャッカにメダルMを通過させることを目的とするゲームであり、「4ポイント」とは、図示された1つのVチャッカ24と3つのチャッカ32を指している。例えば、これら全てのチャッカにメダルMを通過させると「パーフェクト賞」に該当し、チャンスタイムゲーム中に投入したメダルMの量を大幅に上回るメダルMが払い出される(大払い出し、大当たり)。
また、全てのチャッカを通過させることができなくても、少なくとも1つのチャッカを通過させることができれば、適量のメダルMが払い出される(小払い出し、小当たり)。なお、表示部23には、制限時間とともに、メダルMが通過したチャッカ及び通過していないチャッカが、例えばグラフィック表示され、これにより、プレーヤはゲーム状況を容易に把握できる。
(ビンゴチャンス)
このチャンスタイムゲームは、所定の時間内に、チャッカにメダルMを通過させることによりビンゴカードを揃えることを目的とするゲームであり、例えば5×5のマトリックスに1桁又は2桁の自然数がランダムに配置された数値表の縦・横・斜めのラインを揃える一般的なビンゴゲームと同様である。例えば、メダルMがVチャッカ24を通過すると5つの数字が確定し、「1」と表示されたチャッカ32を通過すると1つの数字が確定し、「2」と表示されたチャッカ32を通過すると2つの数字が確定する。
複数のラインが揃った場合には、チャンスタイムゲーム中に投入したメダルMの量を大幅に上回るメダルMが払い出される(大払い出し、大当たり)。また、1つのラインが揃っただけでも、適量のメダルMが払い出される(小払い出し、小当たり)。なお、表示部23には、制限時間とともに、ビンゴカードの画像と数字が記載された玉の画像が同時に表示され、確定した数字及びその数字に該当するビンゴカード上の数字の部分が、他の数字及び他の部分と区別してグラフィック表示され、これにより、プレーヤはゲーム状況を容易に把握できる。
(ペイバックチャンス)
このチャンスタイムゲームは、チャッカにメダルMを通過させることにより、当初定められていたチャンスタイムゲームの制限時間を延長させることを目的とするゲームであり、メダルMが通過したチャッカに応じて、時間が延長される。例えば、メダルMがVチャッカ24を通過すると制限時間が5秒延長され、「1」と表示されたチャッカ32を通過すると制限時間が2秒延長され、「2」と表示されたチャッカ32を通過すると制限時間が3秒延長される。これらの延長時間が、ゲームの制限時間に加算されていく。
チャッカのメダル通過による制限時間の延長により、別途規定されたタイムアウト時間を超えてゲームを行い続けることができた場合には、「タイムアウト」に該当し、チャンスタイムゲーム中に投入したメダルMの量を大幅に上回るメダルMが払い出される(大払い出し、大当たり)。また、タイムアウトに至らなかった場合でも、少なくとも1つのチャッカを通過させることができれば、適量のメダルMが払い出される(小払い出し、小当たり)。なお、4ポイントチャンスと同様に、表示部23には、制限時間とともに、メダルMが通過したチャッカ及び通過していないチャッカが、例えばグラフィック表示され、これにより、プレーヤはゲーム状況を容易に把握できる。
(ステップポイント入賞処理:ステップS5)
スロットゲームにおいて、表示部23に表示される複数種類の絵柄のうち、ステップポイント入賞用に予め定められた特定の絵柄が揃うと、「ステップポイント入賞」に該当し、その情報が演算制御部15に入力され、ステップポイントが1ポイント溜まるとともに、上述したボールBが保持されたボール打出部51の複数のボールストッパ51aが一段倒れる。
上述したチャンスタイムゲームのクリアによってステップポイントを獲得した場合も同様である。ボール打出部51の初期状態は、全てのボールストッパ51aがボールBを堰き止めるように立設した状態であり、ステップポイントが1つ溜まると、ボール打出機構51bから最も遠方にあるボールストッパ51aが倒伏し、ボールBが、一段手前のボールストッパ51aまで移動する。このステップポイントを規定数(通常は、ボールストッパ51aの数に相当)獲得すると、次のジャックポットカーニバルゲームを行うことができる。
[ジャックポットカーニバルゲーム:ステップS6]
このジャックポットカーニバルゲームは、カーニバルゲーム部5において、打ち出されたボールBがガイドレール部50上で停止した位置に応じて設定されている大量の枚数のメダルMの払い出しを目指すゲームである。
上述の如く、ステップポイントを規定数獲得すると、ボールストッパ51aが全て倒伏してボールBがボール打出機構51bに到達する。これにより、共通処理部6の演算制御部65による制御によって、ボールBをガイドレール部50へ向かって打ち出すことが可能になる。ボールBの打ち出し強度は、表示部23に、例えば伸縮するゲージのような目安が表示され、そのゲージが所望の長さになった時点で、コンソールパネル10上に設けられたボール発射ボタン13を押すことにより、プレーヤが調節できるようになっている。
ボール発射ボタン13が押されると、ボール打出部51のボール打出機構51bがボールBを、プレーヤが決定した強度で打ち出す。この際、返送防止ストッパ55は、ボールBと干渉しないように持ち上げられている。レール上のボールBは、ガイドレール部50上を移動し、その水平部分のある位置で停止する。場合によっては、ガイドレール部50の水平部分を1回以上往復してから停止することもあり得る。なお、ボールBが水平部分に到達すると、ボールBがボール打出部51側へ戻入しないように、返送防止ストッパ55,55が下げ降ろされ、ボールBと干渉する状態が保持される。
ボールBが停止すると、その停止位置を位置センサDが検出し、その検出位置に応じてジャックポット表示部7に表示された枚数のメダルMが、ジャックポット払出部20aから、ゲームを実行したステーション1のメダル台31めがけて払い出される。
なお、本実施形態では、あるステーション1でジャックポットカーニバルゲームが行われている間は、他のステーション1では、通常のゲーム及びジャックポットカーニバルゲーム以外の各種ゲームを行うことが可能であるが、その間に他のステーション1でジャックポットカーニバルゲームの機会が訪れても、進行中のジャックポットカーニバルゲームが終了するまでは、他のステーション1のジャックポットカーニバルゲームの実行は待機状態とされる。
[Vゾーン役物ゲーム:ステップS7]
以上のとおり、メダルMがチャッカ32を通過(チャッカ入賞:ステップS2)すると、スロットゲーム(ステップS3)が行われ、その結果に応じてその後のゲーム処理に移行する一方で、チャッカ入賞によってVゾーンゲーム部2のスロープ21上方に開口したメダル排出部21bからメダル台31へ向けて払い出されたメダルMが、スロープ21及び円盤ギミック22上を流下してVチャッカ24を通過すると、Vゾーン役物ゲームが開始される。
Vゾーン役物ゲームの実行中に、メダル台31からベース盤35へ落下するメダルMが、チャッカ32を通過すると、チャッカ32を通過したときに払い出されるメダルMの量が通常よりも多く(例えば、倍に)なる。具体的には、「2」と付されたチャッカ32を通過した場合、通常は2枚のメダルMが払い出されるが、Vゾーン役物ゲームの実行中であれば、例えば4枚のメダルMがVゾーンゲーム部2へ払い出される。よって、Vゾーン役物ゲームでは、メダルMの払い出し率(ペイアウト率)は、100%以上が保障されている。
Vゾーン役物ゲームは、所定の時間(例えば、1分間)が経過しても、或いは、所定の枚数(例えば、10枚)のメダルMが払い出されても、別のメダルMが更にVチャッカ24を通過しない場合に終了する。逆に言えば、所定の条件内に別のメダルMがVチャッカ24を通過すれば、Vゾーン役物ゲームは、連続して実行される。
このVゾーン役物ゲームは、より具体的には、メダルMがVチャッカ24を通過した場合、Vチャッカ24に設けられた通過センサ(図示せず)からの検出信号が演算制御部15に入力され、その演算制御部15からの指令に基づいて開始される。このとき、その指令により、通常の状態でVチャッカ24の上面レベルよりもスロープ21側に下降していたシャッタ25が上昇し、シャッタ25の上端面25mが円盤ギミック22の上面22mと略同じレベルとなる状態で停止し(図6参照)、その状態が保持される。このように、チャッカ24に設けられた通過センサ及び演算制御部15から第1の制御部が構成されている。
このような状態になると、スロープ21を流下してくるメダルMの流れがシャッタ25で堰き止められるとともに、メダルMが円盤ギミック22の溝22aに堆積していく。円盤ギミック22の各溝22aが埋まり、シャッタ25と堆積したメダルMの上面との段差が解消すると、スロープ21を流下してくるメダルMの移動が溝22aの影響を受け難くなり、円盤ギミック22が例えば図5における矢印Y5方向に回転し続けた状態でも、同図示矢印Y6で示すように直下方向に滑落し易くなる。これにより、メダルMがVチャッカ24に更に流入し易くなる、換言すれば、Vチャッカ24のメダル入賞確率が高まるので、Vゾーン役物ゲームが連続実行される可能性が高まる。その結果、Vゾーンゲーム部2へのメダルMの排出枚数が累乗的に増大し、チャッカ32の通過枚数、すなわちチャッカ入賞の回数も格段に増大する。
また、図示矢印Y6で示す方向にメダルMが流下する場合、メダルMはメダルガイド部22bの間隙によって移動が制限されるので、メダルMの移動方向が更に狭められ、換言すれば、メダルガイド部22bによって、図示矢印Y6で示すようなメダルMの流路が画成され、これにより、メダルMはVチャッカ24に更に一層流入し易くなる。
なお、Vゾーン役物ゲームの実行中にチャッカ入賞となった場合、上述したスロットゲーム(ステップS3)は実行されず、スロットゲームに引き続き実行される可能性があるチャンスタイムゲーム(ステップS4)で払い出されるメダルMとして貯留される。よって、Vゾーン役物ゲームによってかかる貯留メダルを増やしておけば、通常ゲームでチャッカ入賞した際に行われるスロットゲーム後のチャンスタイムゲームでの払い出し枚数を増大させることができる。また、Vゾーン役物ゲームが終了すると、シャッタ25は、Vチャッカ24の上面レベルよりもスロープ21側に下降した通常の状態に復帰する。
このように構成されたプッシャゲーム装置100によれば、上述の如く、プッシャゲームにおいて、メダルMがチャッカ32を通過すると、Vゾーンゲーム部2のメダル排出部21bからメダルMが円盤ギミック22上に排出され、円盤ギミック22を流下したメダルMがVチャッカ24を通過すると、Vゾーン役物ゲームが開始される。このとき、シャッタ25が上昇し、円盤ギミック22を流下するメダルMの流れがシャッタ25で堰き止められ、また、溝22aがメダルMで埋められて溝22aと円盤ギミック22の上面22mとの段差が解消されるので、メダルMが円盤ギミック22上を直下方向に流下し易くなり、メダルMがVチャッカ24を通過し易くなる。これにより、Vゾーン役物ゲームは、連続して実行されるようになり、さらにチャッカ32を通過すれば、メダルMの排出枚数が増大し、メダルMがVチャッカ24を通過する確率も更に増大する。その結果、プレーヤが予期する以上のメダルを取得することが可能になる。
このとき、シャッタ25が円盤ギミック22の上面22mと略同等の高さまで上昇するので、円盤ギミック22の溝22aの開放口がシャッタ25によって丁度よく(過不足なく)塞がれ、溝22aがメダルMで埋められた状態で、シャッタ25がメダルMの流れを必要以上に妨げることがなく、メダルMが円盤ギミック22上からVチャッカ24めがけて円滑に流動する。よって、円盤ギミック22を流下するメダルMが直下方向へ確実に導かれ、Vチャッカ24への流入確率を更に高めることができる。
また、円盤ギミック22に形成された溝22aに面取り部22tが設けられ、メダルMが溝22a内に導入されかつ収容され易くなるので、シャッタ25でメダルMが堰き止められたときにメダルMが溝22aにうまく入らずにシャッタ25に引っ掛かって他のメダルMの流れを妨げるといった不都合を防止することができる。さらに、一旦溝22aに入ったメダルMがシャッタ25に引っ掛かった場合、円盤ギミック22の回転に伴ってそのメダルMが面取り部22tに沿って溝22aから抜け出し易くなるので、シャッタ25や円盤ギミック22の機構の破損を防止することができる。
加えて、溝22aが、メダルMの厚さの略2倍に等しい深さDgを有するので、溝22aにメダルMが2枚堆積した状態で、そのメダルMの上面と、その周囲の円盤ギミック22の上面22mとの段差が、メダルの厚さに比して十分に低くされる、つまり、段差が十分に解消されるので、溝22aに堆積したメダルMが溝から突出してメダルMの流れを妨げてしまうことが防止される。これにより、円盤ギミック22を流下するメダルMが直下方向へ確実に導かれ、Vチャッカ24への流入確率をより高めることができる。
さらに、円盤ギミック22の上面22mの略中央に、メダルMの外径よりも大きな間隙を有して配置された一対の凸状部材で構成されており且つ円盤ギミック22の直径方向に沿って延在するメダルガイド部22bが設けられているので、円盤ギミック22上を直下方向へ流下するメダルMの移動方向が規制され、メダルガイド部22bの幅Dpの間隙がメダルMの流路となり、メダルMがその流路を通ってより一層狭い範囲に流下し易くなる。その結果、円盤ギミック22を流下するメダルMが直下方向へ更に導かれ易くなり、Vチャッカ24への流入確率を更に一層高めることができる。
図7は、本発明によるプッシャゲーム装置の他の実施形態の外観の要部を示す斜視図である。このプッシャゲーム装置は、シャッタ25に代えてガイド70(壁体部)を備えること、Vチャッカ24入り口の両脇に板状部材24a,24bに代えて右側傾斜板24c及び左側傾斜板24dを備えること、及び、円盤ギミック22のU字状の溝22aが等間隔に8箇所に設けられたこと以外は、図1及び図5に示すプッシャゲーム装置100と同様に構成されたものである。また、図8は、そのプッシャゲーム装置の円盤ギミック22及びガイド70周辺を示す平面図であり、図9は、図8におけるIX−IX線に沿う断面図である。さらに、図10は、図8におけるガイド70及び円盤ギミック22をその外周方向から見たときの概略展開図である。
このプッシャゲーム装置に備わるガイド70は、円盤ギミック22の周壁22hの略下半分に沿ってその周壁22hと若干の隙間を有して配置された略帯状体であり、円盤ギミック22の溝22aに保持されたメダルが当接可能な高さを有している。なお、ガイド70はシャッタ25のように昇降せず固定されている。また、ガイド70の内側壁には、段溝71が形成されている。この段溝71は、言わばガイド70の内側壁の一部が切り欠かれた形状を有しており、より具体的には、内側壁の周方向(延在方向)に沿って図示左上端部73l(一方側)から図示右上端部73r(他方側)へ向かって延びている。
さらに、図10の展開図に示すように、段溝71の溝の高さは、ガイド70の内側壁の左上端部73lから図示左斜下部72lにかけては、円盤ギミック22の溝22aの底壁の高さ位置と略同等とされ(溝22aと略同等又はそれ以上の深さ;特に制限されないが例えば5mm程度)、その左斜下部72lから中央部72cを通って図示右斜下部72rにかけて、徐々に高さが高くなるように(段差が徐々に浅くなるように)形成されている。すなわち、段溝71は、左上端部73lから図示左斜下部72lにかけて設けられた比較的深い平坦段差と、左斜下部72lから右斜下部72rにかけてらせん状に設けられたスロープ段差(壁体部に形成されたスロープ)とから構成されている。なお、段溝71の幅は、特に制限されないが、例えば数mm程度とされている。
このように構成されたプッシャゲーム装置では、例えば、通常のゲームとジャックポットゲームが存在する場合に、通常のゲームモードでは、円盤ギミック22を図示時計回り(図7において矢印Y7で表される方向)に回転し、ジャックポットが発生した場合に、円盤ギミック22を図示反時計回り(図7において矢印Y5で表される方向)に回転するように構成される。
まず、通常のゲームにおいて円盤ギミック22が時計回りに回転する場合、ガイド70は、円盤ギミック22が、溝22aにメダルMが溜まったまま回転する際の受け部として機能する。これにより、図示の例では、2枚のメダルM,Mが溝22aに重ねて保持されたままの状態で円盤ギミック22が回転する。
この時計回りの回転の場合には、円盤ギミック22は、ガイド70に形成されている段溝71の浅い方(右斜下部72r)から深い方(左斜下部72l)に向かって移動するので、溝22aに保持されたメダルは、段溝71を乗り越えて円盤ギミック22から落下することはない。
これに対し、ジャックポットが発生して円盤ギミック22が反時計回りに回転すると、円盤ギミック22は、逆に、ガイド70に形成されている段溝71の深い方(左斜下部72l)から浅い方(右斜下部72r)に向かって移動することになるので、メダルMの段溝71に乗った部分が段溝71の左斜下部72l辺りから、スロープ段差を登るように図示手前にせり上がるように回転しながら移動し、段溝71の中央部72cを越えたあたりで、2枚のうち上側のメダルMが、ガイド70の上縁に達し、ガイド70を乗り越えて下方へ落下し易くなる。反時計回りの回転が更に進むと、下側にあったメダルMも段溝71のスロープ段差に沿って当接しながらせり上がり、右斜下部72r辺りでガイド70の上縁に達し、ガイド70を乗り越えて下方へ落下し易くなる。このように反時計回りの回転が進むと、溝22aに保持されていたメダルM,Mは、その殆どがガイド70を乗り越えて下方の右側傾斜板24cへ落下流入し、Vチャッカ24に入賞することなく、払出口26(図3参照)を通ってメダル台31上へ供給される。
よって、このように構成されたプッシャゲーム装置によれば、例えば通常のゲームでは、ガイド70によって溝22aがメダルMで埋まり、他のメダルMがガイド70を乗り越えて下方へ落下し、これによりVチャッカ24への入賞確率を高めてゲームの趣向性(娯楽性やゲーム性)を向上させることができる。また、円盤ギミック22の回転方向を単に制御することにより、円盤ギミック22の溝22aに保持したメダルMを、例えば通常のゲームとは異なるジャックポットが発生した際には、円盤ギミック22から下方に落下させ、しかも、Vチャッカ24へ入賞させないといった制御を行うことが可能である。
さらに、段溝71がガイド70の内側壁の左上端部73lの端縁まで形成されているので、回転ギミック22が時計回りに回転しているときに、メダルMが溝22a内で起立してしまったような場合でも、ガイド70の内側壁と円盤ギミック22の周壁22hとの間に噛み挟まれてしまうことを防止でき、装置の信頼性をより一層高めることができる。またさらに、段溝71が、半径方向の内側に向かって下がるように傾斜していると好ましい。このようにすれば、回転ギミック22が反時計周りに回転してメダルMが段溝71に沿って移動するときでも、メダルMが不都合に傾いたり起立したりすることを防止でき、メダルMがガイド70の内側壁と円盤ギミック22の周壁22hとの間に噛み挟まれてしまうことを十分に抑止できる。
なお、その他の作用効果については、プッシャゲーム装置100が奏するものと同様であるので、重複説明を避けるため、ここでの説明は省略する。
なお、上述したとおり、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない限度において様々な変形が可能である。例えば、円盤ギミック22は、メダルMを保持できる溝が設けられ、かつ、メダルMを下方に流下させることができる形状及び構造であれば平らな円盤状に限られず、例えば、多角形状回転盤であってもよく、その回転方向及び回転速度は常に一定でなくてもよい。また、円盤ギミック22の上面は平坦でも、平坦でなくてもよく、例えば、中央部が周縁部よりも盛り上がっていても(厚く膨らんでいても)よいし、凹んでいてもよい。
また、溝22a、Vチャッカ24やチャッカ32といったチャッカ類等の形状・員数は、図示のものに制限されない。さらに、溝22aの深さDgは、必ずしもメダルMの厚さの略2倍でなくてもよく、1倍又は3倍以上であってもよく、メダルMの整数倍でなくともよい。またさらに、溝22aには面取り部22tが設けられていなくともよく、面取り部22tの表面は、曲率を有していてもよく、さらに、溝22aの側壁の一部に設けられていてもよく、テーパの角度も制限されない。また、メダルガイド部22bの凸状部材の形状も図示のものに制限されず、例えば、単純な板状突起でもよく、ピンを植設したものでも構わず、平面形状が半円状でなくともよく、例えば、円状、楕円形状、矩形状、多角形状等でも構わず、さらには、円盤ギミック22の直径方向に延在していなくてもよい。
さらにまた、メダルガイド部22bはなくてもよい。加えて、シャッタ25は、一枚板で形成されていなくてもよく、例えば、メダルMの外径DMよりも狭い幅のスリットを有していてもよい。また、シャッタ25は、例えば、中央部が両端部よりも高くされた形状であってもよく、上昇したときの上端が円盤ギミック22の上面22mよりもやや突出するように駆動されてもよい。
また、ステーション1は、複数台に限られず1台でもよく、また、プッシャゲーム装置100を併設し、それぞれの共通処理部6(ホスト)の演算制御部65を互いに接続して通信するようにしても好適である。さらに、メダル台31上のメダルMと干渉する干渉部は、Vゾーンゲーム部2の下端部前壁27ではなく、別途、別体の構造物によって構成してもよい。またさらに、円盤ギミック22は、定常的に回転していてもよいが、常に回転していなくともよく、回転が適宜停止されてもよく、例えば、円盤ギミック22が使用されるときにのみ回転させるようにしてもよい。
以上説明した通り、本発明によるプッシャゲーム装置は、プレーヤが予期する以上のメダルを取得することができ、娯楽性及びゲーム性を向上させることが可能なので、アーケードゲームとしてのプッシャゲーム機や、かかるプッシャゲーム装置を映像でシミュレート(模擬)したゲームプログラムとして家庭用のゲーム等としても広く利用できる。
本発明によるプッシャゲーム装置の外観を示す斜視図である。 プッシャゲーム装置100の機能上の構成を示す概略ブロック図である。 プッシャゲーム装置100の要部を示す斜視図である。 プッシャゲーム装置100においてメダルゲームを実行する手順の一例を示すフロー図である。 円盤ギミック22及びその周辺の要部を示す斜視図である。 溝22aが形成された部位を示す円盤ギミック22の側面図である。 本発明によるプッシャゲーム装置の他の実施形態の外観の要部を示す斜視図である。 図7に示すプッシャゲーム装置の円盤ギミック22及びガイド70周辺を示す平面図である。 図8におけるIX−IX線に沿う断面図である。 図8におけるガイド70及び円盤ギミック22をその外周方向から見たときの概略展開図である。
符号の説明
1…ステーション、2…Vゾーンゲーム部、3…プッシャゲーム部、4…メダル収容部、4a…開口、5…カーニバルゲーム部、6…共通処理部、7…ジャックポット表示部、8…音声出力部、10…コンソールパネル、11…メダル払出部、12…メダル投入部、13…ボール発射ボタン、14…メダル送り機構、15,65…演算制御部、20a…ジャックポット払出部、20…境界パネル、21…スロープ、21b…メダル排出部、22…円盤ギミック(回転盤部)、22a…溝、22b…メダルガイド部、22h…周壁、22m…上面、22t…面取り部、23…表示部、24…Vチャッカ(第1のメダル通過部)、24a…板状部材、24c…右側傾斜板、24d…左側傾斜板、25…シャッタ(シャッタ部)、25m…上端面、26…払出口、27…下端部前壁(干渉部)、31…メダル台、31a…前壁、32…チャッカ(第2のメダル通過部)、33,34…ガイド、35…ベース盤、41…メダルホッパ、50…ガイドレール部、51…ボール打出部、51a…ボールストッパ、51b…ボール打出機構、52…ボール回収機構、52a…ガイドロッド、52b…治具、55…返送防止ストッパ、61…記憶部、62…照明部、70…ガイド(壁体部)、71…段溝、72c…中央部、72r…右斜下部、72l…左斜下部、73l…左上端部、73r…右上端部、100…プッシャゲーム装置、B…ボール、Bu…バス、D…位置センサ、DM…メダルMの外径、Dp…メダルガイド部22bの間隙の幅、K…筺体、Ka…ベース筺体、Kb…コンソール筺体、Kc…上部筺体、M…メダル。

Claims (9)

  1. メダルが投入されるメダル投入部と、
    前記メダル投入部に連通し所定方向に延在するメダル送り機構と、
    略板状をなし、所定の厚さを有しており、且つ、前記メダル送り機構の端部下方に往復動可能に設けられたメダル台と、
    前記メダル台の往復動方向の一方端側に配置されており、該メダル台に一旦留置された前記メダルと干渉するように設けられた干渉部と、
    前記メダル台の下方で且つ該メダル台の往復動方向の他方端側に突設されており、該メダル台から落下したメダルが一旦留置されるベース盤と、
    前記ベース盤の下方に設けられており、該ベース盤から落下したメダルが回収されるメダル収容部と、
    前記回収されたメダルが払い出されるメダル払出部と、
    前記メダル台の上方に設けられており、且つ、メダルが排出されるメダル排出部と、
    前記メダル排出と前記メダル台との間に所定の傾きを有して立設されており、周方向に回動可能であり、且つ、外周に向かって開放して形成されており前記メダルが保持される溝を複数有する回転盤部と、
    略帯状をなし、前記回転盤部の少なくとも下部の周囲に該回転盤部の周壁に沿って設けられ、前記溝に保持されたメダルが当接可能な高さを有しており、且つ、該回転盤部の周壁に対面する内側壁に該内側壁の延在方向における一方側又は中央部の下部から他方側の上部に向かって延びるスロープが形成された壁体部と、
    前記回転盤部と前記メダル台との間に設置されており、且つ、該回転盤部を流下したメダルが通過可能に設けられた第1のメダル通過部と、
    を備えるプッシャゲーム装置。
  2. メダルが投入されるメダル投入部と、
    前記メダル投入部に連通し所定方向に延在するメダル送り機構と、
    略板状をなし、所定の厚さを有しており、且つ、前記メダル送り機構の端部下方に往復動可能に設けられたメダル台と、
    前記メダル台の往復動方向の一方端側に配置されており、該メダル台に一旦留置された前記メダルと干渉するように設けられた干渉部と、
    前記メダル台の下方で且つ該メダル台の往復動方向の他方端側に突設されており、該メダル台から落下したメダルが一旦留置されるベース盤と、
    前記ベース盤の下方に設けられており、該ベース盤から落下したメダルが回収されるメダル収容部と、
    前記回収されたメダルが払い出されるメダル払出部と、
    前記メダル台の上方に設けられており、且つ、メダルが排出されるメダル排出部と、
    前記メダル排出と前記メダル台との間に所定の傾きを有して立設されており、周方向に回動可能であり、且つ、外周に向かって開放して形成されており前記メダルが保持される溝を複数有する回転盤部と、
    略帯弧状をなし、前記回転盤部の少なくとも下部の周囲に該回転盤部の周壁に沿って且つ該周壁の高さ方向に昇降可能に設けられたシャッタ部と、
    前記回転盤部と前記メダル台との間に設置されており、且つ、該回転盤部を流下したメダルが通過可能に設けられた第1のメダル通過部と、
    を備えるプッシャゲーム装置。
  3. 前記溝は、開口に面取り又はテーパが形成されたものである、
    請求項1又は2記載のプッシャゲーム装置。
  4. 前記溝は、前記回転盤部の中心から放射状に設けられたものである、
    請求項1〜3のいずれか1項記載のプッシャゲーム装置。
  5. 前記回転盤部は、該回転盤部の上面の略中央に前記メダルの外径よりも大きな間隙を有して配置された一対の突起を含むメダルガイド部を有するものである、
    請求項1〜4のいずれか1項記載のプッシャゲーム装置。
  6. 前記メダルガイド部は、前記間隙が前記回転盤部の直径方向に沿って所定の長さ延在するように設けられたものである、
    請求項5記載のプッシャゲーム装置。
  7. 前記シャッタ部は、少なくとも前記回転盤部の上面と略同等の高さまで上昇するものである、
    請求項2記載のプッシャゲーム装置。
  8. 前記メダル排出部から排出されたメダルが前記第1のメダル通過部を通過した場合に、前記シャッタ部を上昇させる処理を実行する第1の制御部を備える、
    請求項2記載のプッシャゲーム装置。
  9. 前記メダル台と前記ベース盤との間に設けられており、該メダル台から落下したメダルが通過可能に設けられた第2のメダル通過部と、
    前記メダル台から落下したメダルが前記第2のメダル通過部を通過した場合に、前記メダル排出部からメダルを排出する処理を実行する第2の制御部と、を備える、
    請求項1〜8のいずれか1項記載のプッシャゲーム装置。
JP2006247419A 2006-04-05 2006-09-12 プッシャゲーム装置 Expired - Fee Related JP4737433B2 (ja)

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