JP2634599B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2634599B2
JP2634599B2 JP62194770A JP19477087A JP2634599B2 JP 2634599 B2 JP2634599 B2 JP 2634599B2 JP 62194770 A JP62194770 A JP 62194770A JP 19477087 A JP19477087 A JP 19477087A JP 2634599 B2 JP2634599 B2 JP 2634599B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特定入賞口への入賞に基づいて変動入賞
装置の可動部材が遊技者にとって不利な第1状態から遊
技者にとって有利な第2状態に変換し該変換時に受け入
れた打球が変動入賞装置の継続入賞口に入賞した場合に
上記変動入賞装置が所定の規定条件に基づいた第2状態
に変換する弾球遊技機に関する。
[従来の技術] 従来、いわゆる第2種のパチンコ遊技機などを含む弾
球遊技機としては、遊技領域内に、特定入賞口や、遊技
者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2
状態とに変換可能な可動部材を有するとともにその内部
の入賞空間中に一般入賞口及び正続入賞口(特別入賞口
ともいう。)を備えた変動入賞装置などが配設され、特
定入賞口(始動口)に打球が入賞することにより、上記
変動入賞装置の可動部材が上記第2状態に1回又は2回
変換し、その第2状態時に上記入賞空間中に流入した打
球がさらにその入賞空間中の上記継続入賞口に入賞する
ことによって、特別遊技状態が発生し、上記変動入賞装
置の可動部材が上記第1状態から上記第2状態に18回変
換するか又は上記入賞空間中に10個入賞することを1サ
イクルとし、このサイクル中に上記継続入賞口に打球が
再度入賞することを条件として、定められた上限サイク
ルまで継続されるタイプのものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記従来の弾球遊技機においては、上記変
動入賞装置の継続入賞口への入賞に基づいて発生する特
別遊技状態が常に同じで特別遊技状態に変化がなかっ
た。例えば、継続条件を満たしたときの最高継続回数は
常に一定で同じ種類のものであった。また、特別遊技状
態時の各サイクル途中に継続条件として打球が継続入賞
口を再入賞すると、そのサイクルの18回の開閉動作又は
10個の打球の入賞の条件が満たされていなくても、必ず
次のサイクルへの更新が行われるというように同じ種類
のものに決まっていたため次のような問題点があった。
(1)最高継続回数を含めた特別遊技状態に変化がなく
常に一定で特別遊技に対する期待感や興趣に欠ける。
(2)継続入賞口を入賞し易いように設定すると、折角
特別遊技状態が発生しても、サイクルの途中で次々と更
新が行なわれてしまい、特別遊技状態が終了しても特別
遊技中の獲得球が少なく、遊技者にとってはやっとの思
いで特別遊技状態が発生したのに興味を欠ける結果とな
ってしまう。
一方、遊技点側にとっても継続入賞口が入賞し易いよ
うに設定されているということは、通常遊技中において
も特別遊技状態が発生し易い結果となるため、たとえ遊
技者にとって1回の特別遊技状態時の獲得球が少ないと
しても何回も発生すれば、結果的に獲得球数が多量にな
ってしまい、営業条件が難しくなる。そのため、継続入
賞口が入賞し易いように設定されている場合は、遊技店
側は特定入賞口(始動口)へ入賞し難く釘調整をして営
業を行なうため、遊技者が遊技しても時鉄入賞口に殆ど
入賞せず、変動入賞装置の可動部材が第2状態とならな
いので、継続入賞口にも勿論入賞しない結果となってし
まい、遊技者はパチンコ遊技に興味を示さなくなり、結
局遊技店の営業が難しくなってしまう。
(2)継続入賞口を入賞し難いように設定すると、当然
特別遊技状態が発生し難くなってしまうことは勿論のこ
と、たとえ特別遊技状態が発生したとしても、サイクル
の更新(再び継続入賞口へ入賞)が難しくなってしまう
ので、特別遊技状態が短時間で終了してしまうととも
に、獲得球も少なく遊技者にとっては興趣に欠けるもの
となってしまう。この発明は、上記問題点を解決するた
めになされたもので、遊技店の経営が成り立つ範囲で遊
技者に変動入賞装置による特別遊技状態に変化を持たせ
て興趣あるようにする弾球遊技機を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る弾球遊技機は、上記課題を解決するた
め、 遊技領域(2)を有する遊技盤(1)と、 上記遊技領域に設けられた特定入賞口(11、12)へ入
賞した打球を検出する特定入賞検出手段(特定入賞検出
器11a、12a)と、 上記遊技領域に設けられて、遊技者にとって不利な第
1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な
可動部材(53)を有するとともに、一般入賞口(57)及
び継続入賞口(特別入賞口56)を備えた変動入賞装置
(5)と、 上記変動入賞装置の継続入賞口に入賞した打球を検出
する継続入賞検出手段(特別入賞検出器56a)と、 上記特定入賞検出手段からの出力信号に基づいて、上
記変動入賞装置の可動部材を第2状態に変換して、その
受け入れた打球が上記継続入賞口に入賞した場合に、上
記継続入賞検出手段からの検出信号を必要条件として、
上記変動入賞装置を所定の規定条件(例えば、10カウン
ト乃至所定時間)に基づいた第2状態に変換する特別遊
技状態を実行可能な特別遊技制御手段(例えば、マイク
ロコンピュータシステム200)と、 を備えた弾球遊技機において、 上記特別遊技制御手段は、上記継続入賞検出手段から
の出力信号に基づき、遊技者に特別遊技状態の発生にお
いて付与可能な上記変動入賞装置の第2状態変換制御に
関わる特別遊技利益量を決定する特別遊技利益付与決定
手段(例えば、マイクロコンピュータシステム200、判
定回路220、ドライバ210,211等)を備え、 上記特別遊技利益付与決定手段は、 上記遊技盤前面側に設けられて、複数の識別情報を可
変表示可能な可変表示装置(可変表示部55a)と、 上記継続入賞検出手段からの出力信号に関連して、上
記可変表示装置の可変表示停止を行い、その停止表示態
様に基づき予め定められている複数種類の異なる上記特
別遊技利益量のうちから1つを選択して、その選択され
た特別遊技利益量をもって実行する選択制御手段(例え
ば、判定回路220、ドライバ210)と、 を含む構成とした。
[作用] 変動入賞装置の継続入賞口に打球が入賞したときの継
続入賞検出手段からの出力信号に関連して、可変表示装
置の停止表示状態に基づき、選択制御手段により、予め
定められている複数種類の異なる特別遊技利益量のうち
から1つが選択され、その選択された特別遊技利益量を
もって特別遊技状態が実行される。その結果、実行され
る特別遊技状態によって獲得し得る遊技者の利益量が、
可変表示装置の停止表示状態に応じて変化して、特別遊
技状態が変化に富むものとなり、遊技店の経営が成り立
つ範囲で、興趣の高いものとなる。
[第1実施例] 第1図は、この発明が適用された弾球遊技機(例え
ば、パチンコ遊技機)の遊技盤1の構成例を示すもの
で、その前面には、遊技機の下部に設けられた打球発射
装置(図示省略)によって発射された打球を遊技盤1の
上方部まで案内するガイドレール3が配設されている。
このガイドレール3と遊技盤1前面のガラス板とによっ
て囲まれた空間に遊技領域2が形成されている。
この遊技領域2の中央には、上端に天入賞口50を有す
る変動入賞装置5が設置され、その直下には2回開き用
特定入賞口11が、また、その左右の斜め下方には1回開
き用特定入賞口12,12がそれぞれ設けられている。
また、変動入賞装置5の左右位置には、風車と呼ばれ
る打球方向変換部材13の一般入賞装置14が設置されてい
る。
また、遊技領域2の下方側左右位置にはチューリップ
式の一般入賞装置15が配置され、遊技領域2の適宜位置
にはそれぞれ障害釘16が植設されている。
そして、前記変動入賞装置5の外殻を構成する基枠51
内はその前面側が開口した入賞空間52となっており、そ
の左右上部には打球流入口51a,51aが設けられている。
これら打球流入口51a,51aには、それぞれ可動部材53,53
が回動自在に取り付けられている。これら回動部材53,5
3が、前記特定入賞口11,12への打球の入賞時に、第1図
に実線で示す垂直状態から鎖線で示すやや上向き水平位
置まで、1回(例えば、0.4秒間)又は2回(例えば、
0.8秒間×2回)回動して開き、入賞空間52中に打球を
受け入れない第1状態から打球を受け入れ易い第2状態
に変換する。
また、前記入賞空間52中の前記左右の打球流入口51a
−51a間に、第1図および第2図に示すように、流下案
内棚54が、後方側が下がるように緩傾斜した状態に取り
付けられている。入賞空間52中の奥部には、例えばロボ
ットを模した特別遊技態様(特別遊技状態)の種類選択
用可変表示装置55が、流下案内棚54の後方へ打球の通過
が可能な間隔をへだてた状態で設けられている。
この可変表示装置55の胴体部前面には、点灯箇所がル
ーレット状に点滅移動する可変表示部55aが設けられて
いる。この可変表示部55aは、例えば、円周方向に10区
域に区画され、その前面側は半透光性の円板55dで覆わ
れている。その円板55d表面の各区画部と対応する部分
にはそれぞれ“0〜9"までの数字などからなる識別情報
が表示されている。
そして、この各区画部中にはそれぞれ発光ダイオード
(図示省略)が、パチンコ遊技機に設置された図示省略
の制御手段によって常時は時計方向又は半時計方向に順
次点滅しながらルーレット状に移動されて循環点滅表示
がなされるようになっている。また、可変表示装置55の
頭部には目玉状をした1対のモード表示ランプ55b,55b
が設置されている。これら表示ランプ55b,55bによっ
て、特別遊技態様(特別遊技状態)の種類の表示がなさ
れる。
勿論、可変表示部55aはルーレット状のものに限ら
ず、識別情報を可変表示できるものであれば、どのよう
な可変表示部であってもよい。
この可変表示装置55下方には、第2図に示すように、
案内底板51bが、その手前側が下がるように傾斜した状
態に設けられている。
この案内底板51b上で前記可変表示装置55の胴体部の
左右両下端部に開口部55c,55cが設けられ、各開口部55
c,55c中には、打球誘導部材58,58が出没可能(進退可
能)に設置されている。これら打球誘導部材58,58を出
没させる構成の図示は省略するが、ソレノイドを用いて
行なわれている。
前記案内底板51bよりさらに下の入賞空間52中の底部
中央には、一対の仕切壁56b,56bによって仕切られた上
端開口の特別入賞口(V入賞口或いは継続入賞口ともい
う。)56が設けられ、その左右両側には上端開口の一般
入賞口57,57が設けられている。
上記のように構成されたパチンコ遊技機1はそれに設
置されたコンピュータシステム等の制御手段200(第3
図)によって次のように制御される。
図外の電源スイッチ操作によりパチンコ遊技機1に電
気が供給されると、変動入賞装置5中に設置された可変
表示装置55の可変表示部55a中のランプが常時時計方向
又は反時計方向周りにルーレット状に点滅移動するよう
に点滅制御されて循環点滅表示が連続して行なわれた状
態となる。また、変動入賞装置5の左右の可動部材53,5
3は、垂直上向き状態にあって、変動入賞装置5の入賞
空間52中には打球を受け入れない第1状態を維持してい
る。
そして、図示省略の打球発射装置によって、遊技領域
2内に打球が発射され、その打球が特別入賞口11,12中
に入賞すると、それが特別入賞装置11,12中に設置され
た特別入賞検出機11a12aに検出され、その検出信号に基
づいて、変動入賞装置5の左右の可動部材53,53が図示
省略のソレノイドの作動により、1回又は2回回動さ
れ、それに伴って、変動入賞装置5内の入賞空間52中に
打球が流入し得る第2状態に変換する。
その第2状態に変換したときに、打球が入賞空間中に
流入してくると、その打球は先ず流下案内棚54上を奥方
向に転動した後、案内底板51b上に落下し、今度は手前
方向へ転動して、特別入賞口56又は一般入賞口57中に入
賞する。
結果的に特別入賞口56中に入賞できなかった場合に
は、可動部材53,53が再び垂直状態に戻って、入賞空間5
2中に打球を受け入れない第1状態を維持する。
特定入賞口11,12に打球が入賞するごとに上記動作が
繰り返され、偶発的に打球が特別入賞口56中に入賞する
と、それが特別入賞口56中に設置された接続入賞検出手
段としての特別入賞検出器56aに検出され、その検出信
号に基づいて可変表示部55aの循環点滅表示が停止され
る。その停止されたときに点灯している可変表示部55a
の数字表示によって特別遊技態様が複数種類のうちの1
つに選択決定される。この実事例では、以下に例示する
2種類の特別遊技態様のうちいずれかが選択決定され、
その開始と同時に再び可変表示部55aの循環点滅表示が
開始される。
なお、継続入賞検出手段としての特別入賞検出器56a
に打球が検出されたときに、可変表示部55aの数字等の
表示の循環点滅を開始し、所定時間経過後に停止させる
ようにしてもよい。
以下、その2種類の特別遊技利益量の異なる特別遊技
態様のうち一方をAモードと呼び、他方をBモードと呼
ぶものとする。
この実施例において、Aモードは、可変表示部55aが
その「7」以外の数字部分を点灯させて止まったとき
に、その検出信号を受けて選択される。Aモードが選択
されたときには、モード表示ランプ55bが点滅される。
一方、Bモードは、可変表示部55aが特定の数字、例
えば「7」の数字部分を点灯させて止まったときに、そ
の検出信号を受けて選択される。Bモードが選択された
ときには、モード表示ラップ55bが点灯状態にされる。
ここに、AモードとBモードの特別遊技態様について
説明しておく。
Aモードによる特別遊技態様とは、可変部材53,53の1
8回の開閉動作を1サイクル(ただし、18回の開閉動作
の終了前に入賞口57中に10個の打球が入賞したときは、
その時点までを1サイクル)とし、各サイクル中におい
て、特別入賞口56中に打球が入賞することを継続条件と
して、例えば最高10サイクルまでその動作を行なわれる
ものとし、各サイクル中に打球の特別入賞口56への入賞
が行なわれると、たとえサイクル途中であっても直ちに
その時点でそのサイクルが終了させて次のサイクルを開
始させるとするものである。
一方、Bモードの特別遊技態様とは、可動部材53の18
回の開閉動作を1サイクル(ただし18回の開閉動作の終
了前に入賞口57中に10個の打球が入賞したときは、その
時点までを1サイクル)とし、各サイクル中において、
特別入賞口56中に打球が入賞することを継続条件とし
て、例えば最高10サイクルまでその動作が行なわれると
いう点では上記Aモードと同様であるが、各サイクル途
中で打球の特別入賞口56への入賞が行なわれると、それ
が記憶されていて、そのサイクルが完了した後、次のサ
イクルが開始されるという点が異なるものである。これ
は、上記Aモードに比べ、遊技者に賞球獲得のチャンス
が増える。これらAモード、Bモードは、特別遊技態様
の各サイクル中に継続条件として特別入賞口56に打球が
入賞して可変表示部55aの循環表示が停止したときに点
灯箇所の数字表示が「7」であるか、それ以外の数字で
あるかにより、サイクルごとに選択されるようになって
いる。
上記AモードおよびBモードのいずれの場合において
も、特別遊技態様の各サイクルの前半においては、打球
誘導部材58,58が開口部55c中に引込んでいて、特別入賞
口56中への打球の入賞のチャンスが少なくなっている
が、後半(例えば、可動部材53が10回開閉されるか、或
いは入賞空間56中に打球が5個入賞した後)は、打球誘
導部材58,58が手前側に突出して特別入賞口56中への打
球の入賞のチャンスが増えるようになっている。
特別遊技態様の種類の中には上記Aモード、Bモード
の他、最高継続回数(サイクル数)を複数モード(複数
種類)設ける、即ち、特別遊技態様のサイクル数等を可
変するもの、又は、入賞個数を複数設けるなど、特別遊
技態様に変化をもたせるものであればどのような種類の
モードを設けてもよい。
次に、第3図に示すブロック図に基づいて、上記のよ
うに構成されたパチンコ遊技器の制御を行なう制御手段
の一実施例について説明する。
この実施例では、変動入賞装置5等の制御を制御手段
としてのマイクロコンピュータシステム200を用いて行
なうようになっている。
コンピュータシステム200には、上記実施例における
特定入賞検出器11a,12a、入賞検出器59および特定入賞
検出器56aからの検出信号が入力されるようになってい
る。
コンピュータシステム200は内部にCPU(中央処理装
置)201、読出し専用メモリたるROM202および随時読出
し書込み可能なメモリたるRAM203を有している。これら
のうち、ROM202は、変動入賞装置5などの制御を行なう
ため、可変表示部55aの循環表示態様、特別技術態様の
Aモード、Bモード、モード表示ランプ55bの表示態
様、特別遊技態様が発生したときに発声する擬声音など
の発声態様、その他の固定データが記憶されている。ま
た、このROM202は、継続入賞検出手段としての特別入賞
検出器56aからの出力信号に基づき、遊技者に特別遊技
状態の発生において付与可能な特別遊技態様を決定する
特別利益付与検定制御プログラムなどを備えている。こ
の特別利益付与決定制御プログラムには、可変表示装置
55に複数の識別情報の可変表示停止をさせることが可能
な可変表示装置プログラムや、継続入賞検出手段(特別
入賞検出器56a)からの出力信号に関連して、可変表示
装置55の停止表示態様に基づき、予め定められている複
数種類の異なる特別遊技利益量のうちから1つ(Aモー
ド若しくはBモート)を選択して、その選択された特別
遊技利益量をもって特別遊技状態を実行する選択制御プ
ログラムなどが含まれる。そして、前記特別遊技利益付
与決定制御プログラムは、マイクロコンピュータシステ
ム200、判定回路220及びドライバ210,211等からなる特
別遊技利益付与決定手段により実行される。また、前記
可変表示装置プログラムはマイクロコンピュータシステ
ム200とドライバ211とからなる可変表示制御手段によ
り、前記選択制御プログラムはマイクロコンピュータシ
ステム200と判定回路220とからなる選択制御手段によ
り、それぞれ実行される。
一方、RAM202には、特定入賞検出器11a,12aや特別入
賞検出器56aなどからの検出信号の回数等を一時的に記
憶したり、ソフトタイマを構成するレジスタ領域および
コンピュータシステム200の作業領域(ワークエリア)
を提供している。
さらに、コンピュータシステム200にはそれぞれドラ
イバ210〜214を介して、前記可動部材53,53を作動させ
る一対のソレノイド215,215、可変表示部55aの表示ラン
プ(L0〜L9)、モード表示ランプ55b(L12〜L13)、ス
ピーカ216、前記打球案内部材58を作動させるソレノイ
ド217などが接続されると共に、可変表示部55aが停止し
たときの表示態様を判定する判定回路220が接続され、
それらの作動制御を行なえるようになっている。
先ず、電源スイッチ(図示省略)がオンされてパチン
コ遊技機に電気が供給されると、コンピュータシステム
200からドライバ211を介して可変表示部55aへの循環表
示指令が出て、ランプ(L0〜L9)が時計回り又は反時計
回りに1つずつ順に点滅されながら循環点滅表示が連続
して行なわれる。
この状態で、特定入賞口11又は12に打球が入賞する
と、特定入賞検出器11a又は12aからその検出信号がコン
ピュータシステム200に入力され、その入力信号に基づ
き、ドライバ210を介して電流が供給されソレノイド215
が作動されて可動部材53が1回又は2回開閉される。こ
のとき、特別入賞口56中に打球が入賞し、それが特別入
賞検出器56aに検出され、その検出信号がコンピュータ
システム200に入力されると、ドライバ211を介して可変
表示部55aの循環点滅表示が停止される。そして、その
停止した状態で点灯しているランプ(L0〜L9のうち1
つ)がいずれの数字に対応するランプであるかの判定信
号が判定回路220を介してコンピュータシステム200に入
力される。そして、その点灯しているランプ(L0〜L9
うち1つ)が「7」以外の数字と対応していると判別さ
れたときには特別遊技態様のAモードの実行指令が出さ
れて、ドライバ210を介してソレノイド215がAモードの
指令内容に従って作動される。それと同時に、ドライバ
212を介してモード表示ランプ55bに電流が供給されて、
点滅表示となる。
一方、特別入賞口56中に打球が入賞して、可変表示部
55aの「7」の数字と対応するランプ(L0〜L9のうち1
つ)が点灯して止まったという判定信号が判定回路220
を通じてCPU200に入力されたときには、CPU201からBモ
ードの特別遊技態様の実行指令が出されて、ドライバ21
0を介してソレノイド215がBモードの指令内容に従って
作動される。それと同時に、ドライバ212を介しモード
表示ランプ55bに電流が供給されて、点灯表示となる。
そして、Aモード、Bモードの場合とも、特別遊技態
様のサイクルが開始されると、可変表示部55aへも作動
指令が出されて循環点滅表示が開始される。そして、そ
のサイクル中に継続条件としての特別入賞口56中への打
球の入賞があると、再び可変表示部55aの循環点滅表示
が停止される。このとき、ランプの点灯している数字表
示が「7」以外の数字であれば、次のサイクルはAモー
ドとなり、「7」であればBモードとなる。
つまり、各サイクルごとにAモードかBモードかが選
択される。
また、上記の如く特別遊技態様が発生したときには、
ドライバ213を介してスピーカ216に電流が供給されて特
別遊技態様の発生を知らせる擬声音が発せられる。この
場合、AモードとBモードとで擬声音の種類を分けても
良い。
また、上記特別遊技態様(Aモード、Bモード共)に
おける各サイクル中に変動入賞装置5の入賞口56,57中
に入賞した打球はその下方の入賞検出器59に検出され、
その検出信号がコンピュータシステム200に入力されて
その入賞個数が記憶され、その個数が10個に達したとき
には、そのサイクルがその時点で終了するような指令が
出されるようになっている。
この実施例ではAモードが実行されているときにその
サイクル途中で継続条件として特別入賞口56中に打球の
入賞があると直ちに次のサイクルに移行するように制御
されるが、Bモードが実行されているときには、それが
特別入賞検出器56aにより検出され、それがコンピュー
タシステム200に記憶されていて、そのサイクルが完了
した後に、次のサイクルへの移行がなされるようにな
る。
また、この実施例では、1サイクルごとのソレノイド
215の動作回数および入賞口56,57への入賞個数がカウン
トされていて、その動作回数が10回目以降になるかその
入賞個数が5個以上になると、コンピュータシステム20
0からの指令でドライバ214を介してソレノイド217に電
流が供給されて作動し、それにより、一対の打球案内部
材58が手前側へ突出し、その間に打球誘導路が形成され
て、特別入賞口56への打球の入賞確率が高くなるように
なっている。
第4図には、Aモードの特別な遊技態様が発生した後
の制御手段によって実行される特別遊技の制御手順の一
例を示す。
この制御を行なえるようにするため、制御手段として
のコンピュータシステム200内は、予め特別な遊技態様
の接続回路をカウントするサイクル数カウンタ、変動入
賞装置5の入賞口56,57への打球の入賞個数をカウント
する入賞個数カウンタ、ソレノイド215の作動回数、即
ち、可動部材の開閉回数をカウントする開閉回数カウン
タを用意しておく。
Aモードの特別な遊技態様の発生時における制御をCP
U201が開始すると、先ずサイクル数カウンタなどの各種
カウンタをリセットする等の初期設定を行なう(ステッ
プR2〜R6)。
そして、一定の準備期間(約2秒)をおいた(ステッ
プR8)後、モード表示ランプ55bを点滅させることによ
って実行される特別遊技態様の種類の表示を開始してか
らステップR11に移行して可変表示部55aの循環点滅移動
表示を開始させる。そして、次のステップR12で、駆動
源としてのソレノイド215をオン(ON)させて可動部材5
3を開成させてからステップR14に移行する。その開成時
間は例えば0.8秒間とし、以後0.8秒間隔のオン、オフを
繰り返すとともに開閉回数カウンタにより開閉回数を計
数する。
ステップR14では、特別入賞口56中に打球が入賞する
ことにより特別入賞検出器56aがオン(ON)されたか否
か、即ち、特別遊技態様の継続条件が満たされたか否か
が判定される。そして、満たされなければそのままステ
ップR20へ移行し、満たされるとステップR16でサイクル
数カウンタを[+1]カウントアップしてからステップ
R18に移行し、サイクル数カウンタが「10」に達したか
否か判定される。ここで、サイクル数カウンタが未だ
「10」に達していなければ、次のステップR33で可変表
示部55aの循環点滅移動表示を停止させ、さらに次にス
テップR34でソレノイド215をオフ(OFF)させた上で、
ステップR35を介しステップR37に移行して特別遊技態様
をオフ(OFF)にして直ちにそのサイクルを終了する。
そして、次のステップR38で、停止した可変表示部55aの
点灯している部分の数字表示が「7」であればもう一度
ステップR4に戻って、次のサイクルのBモードが実行さ
れる。一方、上記ステップR38で可変表示部55aの数字表
示が「7」であると判定されると、次のサイクルは第5
図に示すBモードで実行されることになる。なお、ステ
ップR34からR37に移行する際に、後述するステップR28
で打球誘導部材58,58作動用のソレノイド217がオン(O
N)になっていれば、ステップR35に移行する前にステッ
プR34でソレノイド216をオフにする。
一方、前記ステップR18でサイクル数カウンタが「1
0」に達した場合には次のサイクルへの以降はなされ
ず、ステップR20に移行する。
ステップR20では、入賞口56又は57中に打球が入賞し
て入賞検出器59がオン(ON)になったか否か判定され、
オン(ON)にならなければそのまま、オン(ON)になっ
たときは入賞個数カウンタを「+1」カウントアップし
てから、それぞれ次のステップR24,R26へ移行する。そ
して、ステッR24,R26で入賞個数カウンタが「5」を超
えているか否か、又は開閉回数カウンタが「10」を超え
ているか否か、それぞれ判定され、どちらも超えていな
い場合はそのまま、少なくともどちらかを超えている場
合はステップR28でソレノイド217をオン(ON)にして打
球案内部材58,58を手前側へ突出させた上で、次のステ
ップR30,R32へ移行する。
ステップR30,R32では、それぞれ入賞個数カウンタが
「10」以上であるか否か、開閉回数カウンタが既に「1
8」に達したか否か、それぞれ判定され、いずれでもな
ければ、もう一度ステップR14に戻って、ステップR14以
下の手順が繰り返される。
そして、ステップR14で継続条件を満たさないか、既
にステップR18でサイクル数カウンタが「10」に達する
かして、なおかつ、ステップR30,R32で入賞個数カウン
タが「10」に達するか、開閉回数カウンタが「18」に達
すると、ステップR39でソレノイド215をオフ(OFF)に
した後、ステップR40を介してステップR42に移行し特別
遊技態様表示をオフ(OFF)にして特別遊技態様を終了
する。ただし、上記ステップR40でソレノイド217がオン
(ON)になっていると判定されると、ステップR41に移
行してソレノイド217をオフ(OFF)にしてからステップ
R42に移行して前記の如く特別遊技態様を終了する。
一方、第5図には、Bモードの特別な遊技態様が発生
した後のコンピュータシステム200によって実行される
特別遊技の制御手順の一例を示す。
この制御を行なえるようにするため、コンピュータシ
ステム200内には、上記Aモードの特別遊技態様の制御
手順を行なうときに用意したサイクル数カウンタ、入賞
個数カウンタ、開閉回数カウンタの他に、継続条件の成
立を識別するフラグを用意しておく。
Bモードの特別な遊技態様発生時における制御をコン
ピュータシステム200が開始すると、先ずサイクル数カ
ウンタなどのカウンタや継続条件の成立を識別するフラ
グをリセットする等の初期設定を行なう(ステップR40
〜R46)。
そして、一定の準備期間(約2秒)をおいた(ステッ
プR48)後、モード表示ランプ55bを点灯させる(ステッ
プR50)ことによって特別遊技態様表示を開始させ、次
のステップR51に移行して可変表示部55aの循環点滅表示
を開始させる。しかる後、次のステップR52に移行し、
変動入賞装置5の可動部材53開閉駆動源としてのソレノ
イド215をオン(ON)させて可動部材53を開成させてか
らステップR54へ移行する。その開成時間は例えば0.8秒
間とし、移行0.8秒間隔のオン・オフを繰り返すととも
に開閉回数カウンタにより開閉回数を計数する。
ステップR54では特別入賞口56中に打球が入賞するこ
とにより託別入賞検出器56aがオン(ON)されたか否
か、即ち、特別遊技態様の条件が満たされたか否かが判
定される。そして、特別入賞検出器56aがオン(ON)さ
れなければ、そのままステップR66へ移行し、特別入賞
検出器56aがオン(ON)されると、次のステップR55で可
変表示部55aの循環点滅移動表示を停止させた上で、ス
テップR56に移行する。
ステップR56では、継続条件の成立を識別するフラグ
が「0」であるか否か、換言すれば次のサイクルへの継
続条件が以前に満たされていないか否か判定される。そ
して、フラグが「1」で、次のサイクルへの継続条件が
既に満たされているならそのままステップR66へ、また
フラグが「0」で未だ満たされていないならステップR5
8へ移行する。ただし、第1サイクル目の最初のステッ
プR56へ来たときは、初期化によりフラグが「0」にな
っているため、必ずステップR56からR58へ移行する。
ステップR58では、サイクル数カウンタを「+1」カ
ウントアップし、次のステップR60に移行する。
ステップR60では、サイクル数カウンタが継続数の最
高限度である「10」に達したか否かが判定される。そし
て、「10」になっていれば、次のサイクルの特別遊技態
様の継続をさせる必要がないので、そのままステップR6
6に移行する。
しかし、未だ「10」に達していないならば、ステップ
R62により継続条件成立表示ランプ(図示省略)をオン
(ON)にして可視表示し、かつ、ステップR64により継
続条件の成立を示すフラグを「1」にすることによっ
て、そのサイクルの特別遊技態様の終了後に次のサイク
ルの特別遊技態様が開始されるようにセットしてからス
テップR66に移行する。
ステップR66では、入賞口56又は57中に打球が入賞し
て入賞検出器59がオン(ON)となったか否か判定され、
オンとならなければそのまま、オンとなればステップR6
8で入賞個数カウンタを「+1」カウントアップした上
で、ステップR70,R72に移行する。
そして、ステップR70,R72で入賞個数カウンタが
「5」を超えているか否か、又は開閉回数カウンタが
「10」を超えているか、それぞれ判定され、どちらも超
えていない場合はそのまま、少なくともどちらかを超え
ている場合はステップR74でソレノイド217をオン(ON)
にして打球案内部材58,58を手前側へ突出させた上で、
次のステップR76,R78へ移行する。
ステップR76,R78では、それぞれ入賞個数カウンタが
「10」以上であるか否か、開閉回数カウンタが既に「1
8」に達したか否か、それぞれ判定され、いずれでもな
ければ、もう一度ステップR54に戻って、ステップR54以
下の手順が繰り返される。
そして、ステップR76,R78で入賞個数カウンタが「1
0」に達するか、或いは、開閉回数カウンタが「18」に
達すると、ステップR79でソレノイド215をオフ(OFF)
にした後、ステップR80を介してステップR84に移行し特
別遊技態様表示をオフ(OFF)にして、ステップR86に移
行する。ただし、上記ステップR80でソレノイド217がオ
ン(ON)になっていると、ステップR80からステッR82に
移行してソレノイド217をオフ(OFF)にし、かつ、ステ
ップR84で特別遊技態様表示をオフ(OFF)にしてからス
テップR86に移行する。ステップR86では、フラグが
「0」であるか否か、換言すれば、継続条件が満たされ
ていないか否かが判定される。そして、フラグが「0」
でない、即ち、接続条件が満たされている場合は、次の
ステップR87に移行する。一方、フラグが「0」即ち、
継続条件が満たされない場合は、その時点で特別遊技態
様を完了する。
ステップR87では可変表示部55aの点灯して止まってい
る表示が「7」であるか否か判定され、「7」のときは
再びステップR42に戻って、BモードのステップR42以下
の手順が繰り返される。一方、表示が「7」でないとき
には、前述した第4図のAモードのステップR4に移行
し、AモードのステップR4以下の手順が繰り返される。
Bモードの特別遊技態様によれば、特別遊技態様の各
サイクルの途中で、特別入賞口56中に打球が入賞して特
別遊技態様の継続要件が満たされても直ちに次のサイク
ルへ移ることなく、そのサイクルが一通り行なわれて完
了された後に次のサイクルへ移行するので、遊技者にと
っては多くの賞球獲得のチャンスが得られる。
なお、サイクル数カウンタにはAモードBモードの継
続回数が合算され、その合算された継続回数を最高10回
までとする。
上記実施例によれば、特別遊技態様の種類選択用可変
表示装置55の可変表示部55aのランプが常時は循環点滅
移動していて、特別入賞口11又は12への打球の入賞に起
因し変動入賞装置5の可動部材53,53が回動して開いた
とき入賞空間52中に飛び込んだ打球が特別入賞口56中に
偶発的に入賞した時点で循環点滅移動表示が停止し、そ
の停止したときにランプの点灯している部分の数字表示
によって、Aモード、Bモードの特別遊技態様のいずれ
が開始されるかが決定されると共に、第2サイクル以降
の特別遊技態様の種類も継続条件として特別入賞口56中
へ打球が入賞して可変表示部55aの循環点滅移動が停止
されるごとにその停止して点灯している部分の数字表示
が「7」が否かによって決定されるので、サイクルごと
に実行されるモードの表示によって賞球獲得数量の可能
性が変わることとなり、時によっては遊技者側に有利に
なったり、パチンコ店側に有利になったりし、総対的に
は両者の利益のバランスが図れる興味深いパチンコ遊技
機なる。
なお、上記のような基本構成に対し次のようなバリエ
ーションを施すことも考えられる。
(1)上記基本構成では、特別入賞口56両側の仕切壁56
b,56bを固定的なものとし、特別遊技態様の各サイクル
の後半で案内底板51b上に打球誘導部材58,58を第2図に
鎖線で示すごとく突出させることにより、それらの間に
打球誘導溝を形成して特別入賞口56中への打球の入賞確
率を高める構成としたが、第6図に示すごとく、別の構
成によって同様の効果を得るようにすることもできる。
即ち、第2図に示す固定式の仕切壁56b,56bの代わり
に、第6図に示す可動仕切壁102,102とし、これらをク
ランク軸100,100の作動軸101,101に固定し、これら作動
軸101,101を基枠55の底致51c上に回転自在に支持させ
る。そして、クランク軸100,100の連動軸103,103を、底
板51cの後方に設置されたソレノイド110の作動ロッド11
1に設けられた透孔112,112中に挿通させておく。そし
て、特別遊技態様の各サイクルの後半でソレノイド110
を励磁させて、作動ロッド111を上昇させることによ
り、可動仕切壁102,102を第6図に示す垂直平行上向き
状態から、相互に所定角度逆「ハ」の字状に開かせて、
特別入賞口56中への打球の入賞確率を高めるようにする
こともできる。この場合には、特に第2図に示す打球誘
導部材58,58はいらなくなる。
(2)上記基本実施例では、特別遊技態様の種類をサイ
クルごとに選択決定されるようにしたが、特別遊技態様
の発生時にのみ選択決定されるものとしてその特別遊技
態様の完了に至るまで同じ種類の特別遊技態様が実行さ
れるようにしても良い。
(3)上記基本実施例では、特別遊技態様の種類を2種
類としたが、3種類以上に増やしても良い。
(4)上記基本実施例では、特別遊技態様の種類選択用
可変表示装置55を変動入賞装置5内に一体的に設けた構
成としたが、変動入賞装置5と別個に設け、遊技領域2
内に別々に取り付けても良い。
(5)上記基本実施例では、特別遊技態様の種類選択用
可変表示装置55に可変表示部55aを設け、該可変表示部5
5aのランプを循環点滅移動表示させ特別入賞口56への入
賞によって停止したとき点灯しているランプ位置の数字
表示によって、特別遊技態様の種類を選択できる構成と
したが、その可変表示部55aの形式は問わず、例えば、
交互に点滅するランプを2つ設け、これらランプが特別
入賞口56への入賞により点滅が停止するようにし、その
停止時にいずれのランプが点灯しているか等によって特
別遊技態様の種類を選択するようにしても良い。また、
可変表示部として、7セグメントLEDを設け、通常可変
表示状態にさせておき、特別入賞口に入賞したタイミン
グによってその可変表示を停止させ、その停止した表示
の態様によって決定するようにしたり、可変表示部とし
て、サイコロ状のものを設け、特別入賞口へ入賞したタ
イミングによってサイコロを振るようにし構成し、その
サイコロの目によつて決定したり、或いは、可変表示部
として、回転ドラム(スロットルマシンタイプ)を設
け、特別入賞口へ入賞したタイミングによってドラムを
回転させ、そのドラムの停止態様によって決定するよう
にしても良い。
[第2実施例] 第7図にこの発明の第2実施例を、また、第8図にそ
のバリエーションを示す。
この実施例では、変動入賞装置5を取り出してその正
面図を示すように、変動入賞装置5の特別遊技態様の種
類選択用可変表示装置55の可変表示部55aの区画表示部
の一部に特別遊技態様を消滅させる条件としてのドクロ
マークなどの消滅表示55eが表示されている。その他の
技術的構成は、上記第1実施例で説明したと同様である
ので、第1実施例の図面で用いたと同じ符号を付するこ
とにより、重複説明は避ける。
この実施例の場合、特別遊技態様の種類としては、上
記第1実施例で説明したAモードとBモードとを具えて
いる。そして、そのモードの選択は、特別遊技状態発生
条件としての特別入賞口56への打球の最初の入賞時に行
なわれるほか、特別遊技態様の各サイクル中における特
別遊技態様の継続条件としての特別入賞口56中への入賞
ごとにも行なわれるようになっている。
即ち、先ず、常時可変表示部55aのランプ表示が循環
点滅移動していて、特定入賞口11又は12への打球の入賞
に起因し変動入賞装置5の可動部材53,53が回動して開
いたとき入賞空間52中に飛び込んだ打球が特別入賞口56
中に偶発的に入賞した時点で循環点滅移動が停止し、そ
の停止したときランプの点灯している部分の表示が
「7」でも消滅表示55eでもないときには、一定の準備
期間が経過した後、Aモードの特別な遊技態様の1サイ
クル分が開始される。その開始と同時に可変表示部55a
のランプ表示が再び循環点滅移動される。このサイクル
期間中に、継続条件として特別入賞口56中への打球の入
賞があると、その時点で再び可変表示部55aのランプの
循環点滅移動が停止する。
そして、その停止して点灯している部分の数字表示が
「7」でも消滅表示55eでもないときには、その時点で
そのサイクルを終了し、また一定の準備期間が経過した
後、Aモードの特別な遊技態様の1サイクル分が開始さ
れ、その開始と同時に可変表示部55aの循環点滅移動が
再び開始される。
一方、その停止して点灯している部分の数字が「7」
のときには、その時点でそのサイクルを終了し、一定の
準備期間が終了した後、Bモードの特別な遊技態様の1
サイクル分が開始され、その開始と同時に可変表示部55
aのランプ表示の循環点滅移動が開始される。
特に、その停止して点滅している部分の表示が消滅表
示55eのときには、その時点でその特別遊技態様を終了
して通常の遊技態様に戻され、それと同時に可変表示部
55aのランプ表示の循環点滅移動が開始される。
以下、最高10サイクル目まで同様の制御手運が繰り返
される。それら制御は全てパチンコ遊技機に設置された
制御手段としてのコンピュータシステム200によって行
なわれる。
この実施例において、特別入賞口11又は12への打球の
入賞に起因し変動入賞装置5の可動部材53,53が回動し
て開いたときに打球が特別入賞口56中に入賞することに
よって停止した可変表示部55aのランプの点灯している
部分の表示が消滅表示55eであったときには、特別遊技
態様は発生しない。
また、Bモードの特別遊技態様のサイクルが行なわれ
ているときには、特別入賞口56中に打球が入賞して停止
した可変表示部55aのランプの点灯している部分の表示
がたとえ消滅表示55eであったとしても必ずそのサイク
ルは完了するまで行なわれ、そのサイクルの完了時点で
その特別遊技態様も完了される。
なお、消滅表示55eのとき、Aモード、Bモードいず
れの特別遊技態様が行なわれている場合においても、そ
の時点で直ちにその特別遊技態様を終了させるようにし
ても良い。
この実施例によれば、特別な遊技態様の各サイクルご
とに、特別入賞口56中に打球が入賞すると、その度に可
変表示部55aの循環点滅移動表示が「7」の数字で止ま
れば良いという期待感と、消滅表示55eで止まるのでは
ないかというスリル感とが同時に味わえる興味深いパチ
ンコ遊技機となる。
この実施例におけるバリエーションとして第8図に示
すものは、特別遊技態様を途中で消滅させる別の手段と
して、変動入賞装置5の入賞空間52内に特別遊技消滅用
入賞口20が設けられている。
この実施例では、特別遊技消滅用入賞口20のポケット
形をし、特別遊技態様の種類選択用可変表示装置55の前
面側下部中央に取り付けられている。この入賞口20中の
流路には特別遊技消滅球検出器(図示省略)が設置さ
れ、この入賞口20中に打球が入賞すると、その打球が前
記消滅球検出器に検出される。その検出信号が前記制御
手段としてのコンピュータシステムに入力されると、そ
のコンピュータシステムから特別遊技態様を消滅させる
指令が出て、その時点で直ちに、或いはそのサイクルの
終了後、可動部材53,53を停止させ、かつ、モード表示
ランプ55e,55eを消灯させるなどしてその特別遊技態様
を消滅させる。入賞口20中に入賞した打球は、賞品球処
理装置(図外)方向に流れ、他の入賞球と同様の賞球処
理がなされる。
また、この実施例では、前記入賞口20の直上に流入阻
止部材21が出没自在(前後動自在)に設置され、図示省
略のカム等を介してモータ(図示省略)を駆動源とし特
別遊技態様時には常時前後動されている。この流入阻止
部材21があることにより、入賞口20中に打球が入りにく
くなっている。
他の構成については上記第1実施例のものと同様であ
るため、その同じ構成部分に第1実施例で用いたと同一
の符号を付すことによって重複説明を回避する。
[第3実施例] 第9図〜第14図にこの発明の第3実施例を示す。
この実施例では、第9図に変動入賞装置5を取り出し
てその正面図を示すように、上記第1および第2実施例
に対し、変動入賞装置5の意匠的外観は異なるものの、
その技術的構成は、特別遊技態様の種類選択用可変表示
装置55を除いて略同様である。そのため、その同じ構成
部分には第1および第2実施例で用いたのと同じ符号を
付して重複説明を回避し、特別遊技態様の種類選択用可
変表示装置55の構成を説明し、その後にその動作および
制御について説明する。
可変表示装置55は、その外殻体230がダルマの意匠的
外観をし、変動入賞装置5の入賞空間52内奥部の案内底
板51b上に設置されている。
この可変表示装置55においては、ダルマの左右の目が
可変表示部55aとなり、常時はその可変表示装置の目が
いろいろな種類のものに変動している。この目が、特別
入賞口56への打球の入賞によって特別遊技態様の権利発
生の要件が成立する際や各サイクル中の特別入賞口56へ
の打球の入賞によって特別遊技態様の継続要件が成立す
る際に、停止され、その停止されたときの目の組合せに
よって各サイクルごとの特別遊技態様の種類が決定され
るようになっている。
また、この可変表示装置55のダルマの両手が特別入賞
口56の真上で合掌した状態から常時左右に開閉されるよ
うになっている。この実施例ではその作動機構の図示は
省略するが、可変表示装置55内又はその背後にソレノイ
ドを1対設置し、これらソレノイドによって作動させる
ようにすると良い。
これらの手231の開閉動作に伴い、手231が合わさった
り離れたりし、それによって特別入賞口56への入賞確率
が変化する。
ちなみに、ダルマの手231が合さっている場合には、
その合掌部分が特別入賞口56の真上に位置するので、流
下案内棚51bから奥側へ落下する打球は合掌部分にぶつ
かって左右に振り分けられ、その結果左右の一般入賞口
57,57中に入賞し易くなる。
一方、第10図に鎖線で示すように手231が左右に離れ
ている場合は、手231と手231との間を打球が通過できる
ので、その間に至った打球はそのまま特別入賞口56中に
誘導される。
次に、この実施例における可変表示装置55の内部構成
を、第11図の分解斜視図を用いて説明する。
可変表示装置55内にはシャフト300が軸受カラー303等
を介して回動自在に横架されている。このシャフト300
の一端に従動歯車303が固定されており、該歯車303はモ
ータ310の駆動歯車311が噛合している。そして、シャフ
ト300はモータ310から回転動力受けることにより常時回
転している。
このシャフト300には、ドラム型の一対の回転表示部
材301,302がそれぞれ相互に独立して回転自在に支持さ
れている。これら回転表示部301,302の外周面には所定
角度間隔をもって色々な種類の目が複数表示されてい
る。そして、左右の回転表示部材301,302に表示された
目の種類は同じであるが、相互に配列が異なっている。
これら回転表示部材301,302の第11図中それぞれの右
側のシャフト300部分(回転表示部材302側は図面上見え
ない)には、それぞれ個別的に一対の止め輪304が固定
されるとともにワッシャ305が嵌合され、それぞれワッ
シャ305と各回転表示部材301,302との間のシャフト300
部分に圧縮バネ307が嵌合配置されている。これら圧縮
バネ307は、それらの反発力によりそれぞれの一端がそ
れぞれワッシャ305を介して止め輪304に圧接するととも
にそれぞれの他端が回転表示部材301,302の右側面に圧
接することにより、常時はシャフト300と各回転表示部
材301,302との間にスリップ回転は生ぜず両者一体的に
回転させるようになっている。また、各回転表示部材30
1,302の左側のシャフト300部分には各回転表示部材301,
302の側部に接した状態で止め輪308がそれぞれ固定さ
れ、これら止め輪308によって各回転表示部材301,302が
シャフト300の左方向に移動しないように阻止されてい
る。
また、各回転表示部材301,302の左側面部には爪車308
(第12図)がそれぞれ一体に設けられている。一方、こ
れら回転表示部材301,302の近傍位置に横架されたシャ
フト320に、一対のストッパレバー321,322が相互に独立
して回転自在に支持されている。これらストッパレバー
321,322の後端部には、可変表示装置55の背後に配置さ
れた一対のソレノイド330(一方のソレノイドの図示は
省略)の作動ロッド331がピン332によって取り付けられ
ている。これら一対のソレノイド330は常時は非作動状
態にあって、作動ロッド331が縮むことにより、ストッ
パレバー321,322は共にその先端側が上昇する方向に回
転復帰されている。その復帰された状態にあっては、そ
れらの先端の爪321a,322aが各回転部材301,302の左側側
面の爪車308から外れることにより、回転表示部材301,3
02がシャフト320と一体に回転するようになっている。
そして、特別入賞口56中に打球が入賞することによっ
て、特別遊技態様の発生要件又は接続要件が満たされる
ときには、コンピュータシステム200からの制御指令が
出て一定又はランダムの時間差をもって一対のソレノイ
ド300が別々に励磁される。すると、それらのロッド331
の作用によって、一定の時間差をもってストップレバー
321,322がそれぞれの先端側が下がる方向に回動してそ
れぞれの爪321a,322aが各回転部材301,302の爪車308の
爪に引掛り、もって回転表示部材301,302を一定又はラ
ンダムの時間差をもって停止させることとなる。
このように停止されたとき、左右の回転表示部材301,
302の外周面に表示された目が、可変表示装置55のダル
マ固をした外殻体330の表示部55aとしての透孔窓部を介
して外部から視認可能な状態となる。
このとき2つの透孔窓部55aを介して認識される目の
揃い方によって特別遊技態様のうちのAモードかBモー
ドのいずれかが選択される。
例えば、第13図(a)および(b)に示すように、大
きな目が2つ揃うかV字状の目が2つ揃った場合にBモ
ードとし、第14図(a)〜(d)に例示するように、第
13図(a),(b)に示した大きな黒目やV字状の目以
外の目が揃うか左右の目が不揃いとなった場合にAモー
ドとするなどである。
この実施例の場合、第13図(a)および(b)に示す
ように、大きな黒目が2つ揃うかV字状の目が2つ揃う
ことによりBモードの特別遊技態様を選択実行させるべ
きことを判定する手順は次のように構成されている。
即ち、発光阻止支持板340と受光素子支持板350とが、
前記一対の回転表示部材301,302をその軸方向両側から
挟んだ位置に相互に対向させて設置されている。そし
て、発光素子支持板340と受光素子支持板350との相互の
対向面に、それぞれ一対ずつの発光素子341,342と受光
素子351,352とが相互に対向した状態で設置されてい
る。
一方、左右の回転表示部材301,302の軸線と直交する
円板壁にはそれぞれ軸線方向に貫いた状態で管状導光部
308,309がそれぞれ一体的に設けられている。そして、
第13図(a),(b)に示すごとく大きな黒目どうしが
揃うかV字状の目どうしが揃ったときには、回転表示部
材301,302の相互の管状導光部308どうしあるいは309ど
うしが一致して止まる。その一致した冠状導光部308,30
8又は309,309を介して発光素子341又は342の光が受光素
子351又は352に届くかしてAモード又はBモードの特別
遊技態様も実行させる目の組合せとなっていることを検
出する。その検出信号がコンピュータシステム200に入
力されていることにより、コンピュータシステム200に
よってBモードが実行される。それ以外の目の組合せの
ときは管状導光部308又は309どうしの位置が一致しない
ので発光素子341又は342の光が受光素子351又は352に届
かない。このときにはコンピュータシステム200によっ
てAモードが実行される。
この実施例の場合、大きな黒目とV字状をした目とが
揃ったといに誤ってBモードが実行されないようにする
ため、次のような工夫がなされている。
即ち、各回転部材301,302の円板壁にそれぞれ2つず
つ設けられた管状導光部308,309の軸心からの距離r1,r2
を相互に異ならせてある。そして、それに対応させて、
例えば、大きな黒目が揃うことにより回転表示部材301,
302相互の管状導光部309どうしが揃う位置に一致させて
発光素子341および受光素子351を配置させ、一方、V字
状をした目が揃うことにより回転表示部材301,302相互
の管状導始部308どうしが揃う位置に一致させて発光素
子342および受光素子352を配置させてある。このような
構成により、大きな黒目とV字状をした目とが揃っても
一方の回転表示部材301の管状導光部308と他方の回転表
示部材302の管状導光部309の位置が一致せず、従ってそ
のときには発光素子341,342の光が受光素子351,352に届
かないようになっている。
この実施例の場合、上記第1実施例の場合と同様、特
別入賞口56への入賞による特別遊技態様の権利の発生時
だけモード選択できるようにしても良いし、それだけで
なく、特別遊技態様の各サイクルごとに特別遊技態様の
種類を選択できるようにしても良い。
この実施例に係るパチンコ遊技機では変動入賞装置5
が上記のように構成されているので、特別入賞口56に入
賞するタイミングによって可変表示部55aに停止して現
われる一対の表示(目)の組合せ如何により、選択実行
される特別遊技態様の種類が適宜変わることとなり、第
1実施例と同様、パチンコ店に損失を与えない範囲で、
遊技者に特別遊技態様の変化に対する興味を与える他、
可変表示部55aの表示が変動しているときにはダルマの
目が動いているかのごとき印象を与え遊技者の興味をそ
そる。また、ダルマの手231,231の動きのタイミングに
より打球が特別入賞口56に入り易くなったり入りにくく
なったりするので遊技者に適度のスリルと期待感を与え
る興味深いものとなる。
なお、この実施例では可変表示装置55の外殻体230を
ダルマを模した意匠としたが、可変表示装置55は動物な
ど、どのような意匠にしても良い。
[発明の効果] この発明によれば、変動入賞装置の継続入賞口に打球
が入賞したときの継続入賞検出手段からの出力信号に関
連して、可変表示装置の停止表示態様に基づき、選択制
御手段により、予め定められている複数種類の異なる特
別遊技利益量のうちから1つが選択され、その選択され
た特別遊技利益量をもって特別遊技状態が実行される。
その結果、実行される特別遊技状態によって獲得し得る
遊技者の利益量が、可変表示装置の停止表示態様に応じ
て変化して、特別遊技状態が変化に富むものとなり、遊
技店の経営が成り立つ範囲で、興趣の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパチンコ遊技機の遊技盤の構成を示す正面図、 第2図は変動入賞装置の入賞空間内部を示す斜視図、 第3図はパチンコ遊技機の制御システムの一例を示すブ
ロック図、 第4図はAモードの特別遊技態様の制御手順を示すフロ
ーチャート、 第5図はBモードの特別遊技態様の制御手順を示すフロ
ーチャート、 第6図は第2図に示す変動入賞装置の仕切壁部分の変形
例を示す部分分解斜視図、 第7図はパチンコ遊技機の第2実施例に係る変動入賞装
置の正面図、 第8図は第7図に示す変動入賞装置の変形例を示す部分
断面図、 第9図はパチンコ遊技機の第3実施例に係る変動入賞装
置の正面図、 第10図はその変動入賞装置内の可変表示装置を取り出し
て示す部分斜視図、 第11図はその可変表示装置の内部機構を示す分解斜視
図、 第12図はその機構を示す縦断側面図、 第13図はBモードの特別遊技態様を発生される可変表示
部の表示態様を示す説明図、 第14図はAモードの特別遊技態様を発生させる可変表示
部の表示態様を示す説明図である。 1……遊技盤、2……遊技領域、3……カイドレール、
5……変動入賞装置、11,12……特定入賞口、11a,12a…
…特定入賞検出器(特定入賞検出手段)、52……入賞空
間、53……可動部材、55……可変表示装置、56……特別
入賞口(継続入賞口)、57……一般入賞口、200……マ
イクロコンピュータシステム(特別遊技制御手段)、21
0,211……ドライバ、220……判定回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技領域を有する遊技盤と、 上記遊技領域に設けられた特定入賞口へ入賞した打球を
    検出する特定入賞検出手段と、 上記遊技領域に設けられて、遊技者にとって不利な第1
    状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な可
    動部材を有するとともに、一般入賞口及び継続入賞口を
    備えた変動入賞装置と、 上記変動入賞装置の継続入賞口に入賞した打球を検出す
    る継続入賞検出手段と、 上記特定入賞検出手段からの出力信号に基づいて、上記
    変動入賞装置の可動部材を第2状態に変換して、その受
    け入れた打球が上記継続入賞口に入賞した場合に、上記
    継続入賞検出手段からの検出信号を必要条件として、上
    記変動入賞装置を所定の規定条件に基づいた第2状態に
    変換する特別遊技状態を実行可能な特別遊技制御手段
    と、 を備えた弾球遊技機において、 上記特別遊技制御手段は、上記継続入賞検出手段からの
    出力信号に基づき、遊技者に特別遊技状態の発生におい
    て付与可能な上記変動入賞装置の第2状態変換制御に関
    わる特別遊技利益量を決定する特別遊技利益付与決定手
    段を備え、 上記特別遊技利益付与決定手段は、 上記遊技盤前面側に設けられて、複数の識別情報を可変
    表示可能な可変表示装置と、 上記継続入賞検出手段からの出力信号に関連して、上記
    可変表示装置の可変表示停止を行い、その停止表示態様
    に基づき予め定められている複数種類の異なる上記特別
    遊技利益量のうちから1つを選択して、その選択された
    特別遊技利益量をもって実行する選択制御手段と、 を含むことを特徴とする弾球遊技機。
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