JPH01137305A - フィードバック制御装置 - Google Patents

フィードバック制御装置

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JPH01137305A
JPH01137305A JP62298154A JP29815487A JPH01137305A JP H01137305 A JPH01137305 A JP H01137305A JP 62298154 A JP62298154 A JP 62298154A JP 29815487 A JP29815487 A JP 29815487A JP H01137305 A JPH01137305 A JP H01137305A
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Masaharu Ogawa
雅晴 小川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/04Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric involving the use of models or simulators

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フィードバック制御装置に関するものであ
り、特に制御対象または検出手段が有するむだ時間や機
械共振特性を補償し、安定に被制御量を制御できるフィ
ードバック制御装置に関するものである。
[従来の技術] 第8図は例えば、丸善株式会社発行の「大学講義自動制
御」 (著者=伊藤正美)第2頁に示された一般的なフ
ィードバック制御系の構成図である。
図において、1は目標値を入力とし、基準入力信号rを
出力とする基準入力要素、2は基準入力信号と主フィー
ドバック信号y宰 とを比較し、制御偏差eを出力する
比較部、3は制御偏差eに基づいて操作量を決定する調
節部、4は調節部から出力された信号をパワーの高い操
作量Uへ変換する操作部、5は調節部3と操作部4とを
併せた伝達特性Ge1(s)  を有する制御部で、6
は操作部Uを入力とし、被制御量yを出力とする伝達特
性Gp(s) Gpn (s)  を有する制御対象、
7は伝達特性KsGsn(s)  を有し、制御対象か
ら出力される被制御jiyを電気信号に変換して主フイ
ードバツク信号y*を出力する検出部(検出手段)であ
る、制御対象6と検出部7において、Gpn(s)  
、Gsn(s)はそれぞれ制御対象または検出手段の所
望の特性からのずれで、機械共振特性やむだ時間特性な
どを表わす。
従来のフィードバック制御系は上記のように構成され、
そのフィードバック制御を行うにあたって、被制御量y
を目標値に一致させるため検出部7によって被制御量y
を検出して比較部2ヘフイードバツクし、比較部2にて
基準入力要素1の出力である基準入力信号rとの差を計
算して、これを制御偏差eとする。制御部5では比較部
2から出力された制御偏差eを零に近づけるよう制御対
象6に操作量Uを出力する。つまり制御部5はフィード
バックループ系を安定化するための安定化補償器として
動作する。このフィードバック制御系において、制御偏
差eから主フイードバツク信号y*までの一巡伝達特性
(開ループ特性)は、Got(s) =Gcl(s)・
Gp(s)Gpn(s)・Ks Gsn(s)    
   ・・・・・・”(1)となる。
[本発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来のフィードバック制御系では、下記に
列挙するうな問題点があった。
(1)通常、制御対象6や検出手段7には、高周波数帯
域において、それぞれGpn (s)  、Gsn (
s)で表わした所望の特性からのずれが必ず存在し、(
1)  式から明らかなようにこれらGpn(s)  
、Gsn(1)  が開ループ特性にそのまま現われて
くるために、フィードバック制御系の安定性を劣化させ
てしまう、従って、一般にはGpn(s)  、Gsn
(s)  の影響を受けない比較的周波数の低い帯域で
開ループ特性Gol(s)  のゲインがOdBとなる
ように制御部ccl(s)  を設計するため、フィー
ドバック制御系の帯域を拡げられず、外乱にも弱く、制
御偏差eも大きくなりやすい。
(2)検出手段に検出ノイズが混入した場合、特に、検
出手段の動作する帯域以下の周波数成分は全く除去され
ずそのまま比較部へフィードバックされるため、このノ
イズによって制御系の動作が乱されやすい。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、制御対象や検出手段の機械共振特性やむだ時間特
性等に代表される、高周波帯域における望ましくない伝
達特性を補償し、検出手段に混入するノイズを除去でき
るため、広帯域で高性能なフィードバック制御系を構成
できる。
[問題点を解決するための手段] 操作量を入力とし、被制御量を出力とする制御対象と、
被制御量の目標値を電気信号である基準入力信号に変換
する基準入力要素と、基準入力信号とフィードバック信
号とを比較する比較部と、制御対象の被制御量または状
態量を検出する検出手段と、操作量および被制御量また
は操作量および状態量を入力とし被制御量の推定値また
は状態量の推定値を出力とする状態観測器とを有し、該
状態rR測器によって推定された被制御量の推定値また
は状態量の推定値を比較部にフィードバックする手段と
を備えたものである。
[作用] この発明においては、操作量および被制御量または操作
量および状態量に基づき、状態観測器によってさらに正
確な被制御量または一状態量を推定し、この推定値をフ
ィードバックすることでフィードバック制御を行う。
[実施例] 第1図はこの発明によるフィードバック制御装置の一実
施例を示すブロック図である0図において、第8図と同
一部分には同一符号を付して重複説明を避け、第8図と
異なる部分を主体に述べる。
符号1〜7は前記従来装置と同様のものである。
101は、操作量Uと被制御量yの検出信号y*とを入
力とし、より真の値に近い被制御量の推定値yを推定す
る状態[lt測器である。
第2図は第1図の具体例として示しなりニアモータの位
置を制御する位置制御系のブロック図である。lは目標
位置を入力とし、目標位置信号rを出力とする目標位置
信号発生器、5は制御偏差eを入力とし、操作量として
のりニアモータの駆動電流Uを出力とする前置補償器、
6はリニアモータの伝達特性を表わすブロックであり、
61は駆動電流Uを入力とし、駆動力を出力とするりニ
アモータの力定数に、  を表わすブロック、62は駆
動力を入力とし、位置yを出力とするりニアモータを含
む可動部質量Mの逆数および2回積分特性を表わすブロ
ック、7はリニアモータの位置yを感度に3 で検出す
る位置検出器、111はりニアモータの力定数に、  
にリニアモータを含む可動部質量Mの逆数を乗じた値を
有するゲイン要素、112.113は積分器、114は
検出手段7の感度Ks  を模擬したゲイン要素、11
5.116は状態観測器の帯域を決定するフィードバッ
クゲイン要素である。
第3図は第2図における状111測器の部分を表わす具
体的な回路図の一例である。31は第2図におけるゲイ
ン要素111、積分器112、フィードバックゲイン要
素115に相当するオペアンプ、32は積分器113、
ゲイン要素114、およびフィードバックゲイン要素1
16に相当するオペアンプ、33は検出位置信号y*と
推定位置Δ 信号yとの差を求めるオペアンプ、34はオペアンプ3
3の出力信号の極性を反転させるオペアンプ、35は積
分器31.32をスイーツチ36.37によってリセッ
トする指令を出力するリセット措置出力回路である。
第4図は第2図において状態観測器の効果を説明するた
めのりニアモータによる位置制御系の間ループ伝達特性
図である。実線41.42はそれぞれ制御偏差eから推
定位置信号yまでの伝達特性のゲイン線図と位相線図、
破線43.44はそれぞれ制御偏差eから検出位置信号
y*までの伝達特性のゲイン線図と位相線図である。
上記のように構成されたフィードバック制御装置では、
第1図において、制御部5の伝達特性をGa4(s) 
 とし、状態g測器101の帯域をω。8とすると、s
=Jωとおいて、ω(ωo11なる周波数では、被制御
量の推定鍍金は検出信号y*と一致するため、従来のフ
ィードバック制御装置と全く同じ動作をする。一方ω)
ω01なる周波数では、八 被制御量の推定値yは、状態観測器101の内部で制御
対象6の所望の伝達特性Gp(s)を模擬した電気回路
に、操作量Uを入力して得られる値となり、検出信号y
*とは無関係に決定−されるため、ω1)Bをそれぞれ
Gpn(s)  、Gsn(s)  で表わした制御対
象6や検出手段7の所望の伝達特性からのずれが顕著に
現われる周波数よりも低く設計しておけば、Gpn(s
)  、Gsn(s)  の影響はほとんど受けない、
さらに、検出信号y*に混入した検出ノイズのうちω(
ωo3なる周波数成分は除去される。
次に、第2図に示したより具体的な一実施例であるリニ
アモータの位置制御装置において、さらに詳細にその動
作を説明する。
まずリニアモータ6に、操作量に相当する駆動電流Uが
入力されると、ブロック61において力定数に、  を
乗じた値に相当する駆動力が発生し、ブロック62にお
いて駆動力が加速度に変換された後2回積分され、機械
共振特性Gpn(s)  の影響も受けた後、位置yが
決まる0位置yは位置検出器7によって感度Ks  で
検出位置信号y*とじて検出される。
一方、操作量Uは状態観測器101にも入力され、制御
対象6と検出部7の所望の伝達特性を模擬したゲイン要
素および積分器11−1〜114を軽重して、推定位置
信号令となる。
△ 推定位置信号yは、状態観測器101のもう一方の入力
である検出位置信号y*と比較され、その推定誤差はフ
ィードバックゲイン要素115.116を介して、それ
ぞれ積分器112.113の入力信号に加算され、推定
位置信号yが検出位置信号y*に収束するように動作す
る。この状態観測器101の収束の速さを決定するのが
フィードバックゲイン要素115.116である。
ところで制御偏差eから検出位置信号y*までの開ルー
プ伝達特性Go2(s)  と制御偏差eから推△ 定位置信号yまでの開ループ伝達特性co3(s)  
を計算すると、 Ga4(s) = (Gc2(s)・Kr Ks /M
S2)・Gpn(s)・Gsn(s)    ”””’
(2)Ga4(s) = (Gc2(s)Kr Ks 
/MS” )・(S2 + (Ll・S+L2 ’) 
GPn(S)、−GSn(S) ’)/(S2  +L
1・s+L2 )    ・・・・・・・・(3)とな
る、ここで、 S2  +L1−8+L2 =O−・・・・・・・・(
4)の固有値、すなわち状態観測器101の極を、例え
ば複素平面上で以下のようにバターワース形に配置する
Ll =ωos2. L2 =2ζωOB   ・・・
・・・・・(5)ただし、ζ=0.707 (3)  式において機械共振特性Gpn(s)  が
ピークをもつ周波数をωm とすると、ωoB(ωm 
と設計しておけば、そのピークゲインは(3)  式に
S=jωI を代入して絶対値を計算することにより、
(1,414ωon/ω1)・l Gpn(jωm)I
=(6)と近似でき、機械共振ピークが(1,414ω
08/ωm)倍に抑圧されることがわかる。
同様に、状態観測器101の帯域に相当するωOBを、
むだ時間の逆数よりも小さく設計しておけば、むだ時間
特性Gsn(s)  も状態観測器101によって補償
される。
さらに、制御対象6や検出手段7に非線形特性があって
も、ω01をこの非線形特性が現われる周波数より低く
設計しておけば、非線形特性も状態観測器101によっ
て補償される。
以上述べたように、状態観測器101の帯域ωOBを低
く設計しておけば、制御対象6や検出手段7の高周波帯
域における望ましくない特性は、状態観測器101内部
に設けられた制御対象6と検出手段7の所望の伝達特性
と置き換えられるため、フィードバック制御系の開ルー
プ伝達特性の高周波特性が改善され、フィードバック制
御系のクロスオーバ周波数を高く設計できる。
(2)、 (3)  式のゲインおよび位相線図を第4
図にそれぞれ破線と実線で示す、(2)  式の状態観
測器101が無い場合の開ループ伝達特性は、2glの
機械共振特性とむだ時間特性とによって、高周波帯域に
おいてゲイン特性は大きなピークを持ち、位相も大きく
遅れているため、検出位置信号y・七をフィードバック
すると、フィードバック制御系は明らかに不安定となる
が、状態K測器101によって推定した推定位置信号y
をフィードバックすると、フィードバック制御系は安定
化される。
尚、制御部5の伝達特性Gc2(s)  は、よく知ら
れた一次の位相進み補償器とした。
第3図は、第2図における状態観測器101を実現する
回路図である。オペアンプ33において検出位置信号y
*と推定位置信号yとの差を計算し、その出力信号とり
ニアモータの駆動電流Uの交流成分とをオペアンプ31
にて、それぞれフィードバックゲイン要素115と11
1が有するするゲインを乗じたうえで、加算して積分し
、その出力信号と、オペアンプ33の出力信号をオペア
ンプ34にて符号反転してフィードバックゲイン要素1
16が有するゲインを乗じた信号とを、オペアンプ32
にて加算して積分することにより、△ 推定位置信号yが出力される。
通常、制御対象6には重力等の一定の定常的な負荷がか
かっている場合が多く、これを打ち消すためにリニアモ
ータの駆動電流Uには、直流成分が自動的に重畳される
。そこで、オペアンプ31に、リニアモータの駆動電流
Uの交流成分のみを△ 入力することにより、推定位置信号yに直流の推定誤差
が重畳されることはなく、より真の値に近い推定位置信
号が得られる。
また、位置制御系が動作中でない時は、積分器31.3
2を、リセット指令出力回路35の出力に基づいて、ス
イッチ36.37によってリセットしておき、位置制御
系が動作を始めると同時にリセットを解除することにす
る、あるいは、状態観測器101の2つの入力である検
出位置信号y*とリニアモータの駆動電流Uとを零にし
ておくことにすれば、リニアモータが位置制御以外の制
△ 御モードで使用されている間は、推定位置信号yは零に
なっており、位置制御系が動作を始める瞬間に、推定位
置信号yの誤った初期値によって、位置制御系が乱され
ることがなく、常時安定した位置制御動作を実現できる
第3図では、状態観測器101をオペアンプによって実
現しているが、マイクロプロセッサやディジタルシグナ
ルプロセッサ等によって、ディジタル回路でも実現でき
る。
第5図に、第2図を等価変換したブロック図を示す、第
2図における6個のブロック111〜116は、リニア
モータの駆動電流u4人力とするブロック121と、検
出位置信号y*を入力とするブロック122とにまとめ
られ、それぞれの出△ 力を加算した信号が、推定位置信号yとなり、比較部2
ヘフイードバツクされる。その他の動作および性能は、
第2図と全く同じである。ここで、ブロック122は、
008以上の周波数では一次の積分特性を示すことから
、状態wi測器101には、検出位置信号y*に混入し
たノイズを除去する機能のあることがわかる。
第6図は、リニアモータによるフィードバック位置制御
系の他の実施例である0図に示すように、状態観測器1
01によって推定された推定位置信△        
  △ 号yの他に、推定速度信号Vをフィードバックゲイン要
素203に通した信号をもフィードバックすることによ
り、フィードバック制御系を安定化してもよい、このと
き、制御部5は、−次の位相進み補償要素ではなく、単
にゲイン要素で構わない。
第7図は、本発明に関する他の一実施例として示した、
直流電動機の回転位置制御系のブロック図である。制御
対象である直流電動機6に、駆動電流Uが入力されると
、ブロック63にて、直流電動機6のトルク定数KT 
 と慣性モーメントJの逆数が乗じられ、積分された後
、機械共振特性Gpn(s)  の影響も受けて回転速
度となり、ブロック64にてもう一度積分されて回転位
置となる。
直流電動機6の状態量である回転速度と被制御量である
回転位置は、それぞれ回転速度検出手段8と回転位置検
出手段7とによって、回転速度信号V*と回転位置信号
y*とじて検出され、ブロック63および回転速度検出
手段8の所望の特性を模擬した状態観測器201と、ブ
ロック62.63および回転位置検出手段7の所望の特
性を模擬した状態観測器101とに入力される。状態観
測器201.101には、さらに駆動電流Uがバイパス
フィルタ202を介して入力され、推定回−へ 転速度信−yvと推定回転速度信号令が出力される。
推定回転速度信号Vは、ゲイン要素203を介し八 て推定回転位置信号yと共に比較部2はフィードバック
され、回転基準入力信号rと−の差が制御偏差eとなる
。制御部5では、制御偏差eができるだけ小さくなるよ
うに直流電動機の駆動電流Uが決定される。
状W!A[測器201.101は、それぞれ回転速度検
出手段8と回転位置検出手段7の所望の伝達特性からの
ずれであるGvn(s)  、Gsn(s)  を補償
し、検出手段に混入するノイズを除去するはたらきがあ
り、必ずしも両方共備える必要はなく、状態量である回
転速度と被制御量である回転位置のいずれか一方だけを
推定し、他方は検出手段の出力をそのままフィードバッ
クしてもよい。
また、制御対象6としてリニアモータや直流電動機を例
に挙げて説明したが、温度を制御するプラント等、状態
量または被制御量を検出できる制御対象であれば何でも
よい。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、状態量または被制御量
の検出手段の出力と、操作量とを入力とする状態観測器
を設け、より真の値に近い状態量または被制御量を推定
し、これをフィードバックするようにしたので、機械共
振特性やむだ時間特性等の、制御対象や検出手段が有す
る、高周波帯域における所望の特性からのずれを補償で
き、検出手段に混入するノイズを除去できるため、フィ
ードバック制御系の帯域を拡げることができ、より高性
能なフィードバック制御装置を設計できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すフィードバック制御
装置のブロック図、第2図は第1図のより具体的な実施
例として挙げたりニアモータの位置を制御する位置制御
系のブロック図、第3図は第2図における状態観測器の
部分を表わす具体的な回路図、第4図は第2図において
状態観測器の効果を説明するためのりニアモータによる
位置制御系の開ループ伝達特性図、第5図は第2図を等
価変換したりニアモータによる位置制御系のブロック図
、第6図はりニアモータによるフィードバック位置制御
系の他の実施例を示すブロック図、第7図は本発明に関
する他の一実施例として示した、直流電動機の回転位置
制御系のブロック図、第8図は従来例として示した一般
的なフィードバック制御系の構成図である。 図において 1・・・・基準入力要素、2・・・・比較
部、3・・・・調節部、4・・・・操作部、5・・・・
制御部、6・・・・制御対象、7・・・・検出部(検出
手段)、101・・・・状態観測器である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 イつζ 理  メ、     人   λ邑    t
1カ   オj1ト ト  4 χδ 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操作量を入力とし、被制御量を出力とする制御対
    象と、被制御量の目標値を電気信号である基準入力信号
    に変換する基準入力要素と、基準入力信号とフィードバ
    ック信号とを比較する比較部と、制御対象の被制御量ま
    たは状態量を検出する検出手段と、操作量および被制御
    量または操作量および状態量を入力とし被制御量の推定
    値または状態量の推定値を出力とする状態観測器とを有
    し、該状態観測器によって推定された被制御量の推定値
    または状態量の推定値を比較部にフィードバックし、制
    御対象および検出手段のモデルである状態観測器には、
    制御対象または検出手段の特性の所望の特性からのずれ
    を含まず、状態観測器の帯域を、制御対象または検出手
    段の特性が所望の特性からずれてくる周波数、または検
    出手段に混入する検出ノイズが有する周波数よりも低く
    したことを特徴とするフィードバック制御装置。
  2. (2)制御対象または検出手段の所望の特性からのずれ
    が、非線形特性であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のフィードバック制御装置。
  3. (3)制御対象または検出手段の所望の特性からのずれ
    が、むだ時間特性であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のフィードバック制御装置。
  4. (4)制御対象または検出手段の所望の特性からのずれ
    が、機械共振特性であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のフィードバック制御装置。
  5. (5)操作量の交流成分のみを状態観測器に入力するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載のフィード
    バック制御装置。
  6. (6)フィードバック制御系が動作中でないときは、状
    態観測器の内部の積分器を零状態にしておくことを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載のフィードバック制
    御装置。
  7. (7)前記フィードバック制御系が動作中でないときは
    、状態観測器の入力を零状態にしておくことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載のフィードバック制御装
    置。
JP62298154A 1987-11-25 1987-11-25 フィードバック制御装置 Pending JPH01137305A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62298154A JPH01137305A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 フィードバック制御装置
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