JPH0113708Y2 - - Google Patents

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JPH0113708Y2
JPH0113708Y2 JP1981177159U JP17715981U JPH0113708Y2 JP H0113708 Y2 JPH0113708 Y2 JP H0113708Y2 JP 1981177159 U JP1981177159 U JP 1981177159U JP 17715981 U JP17715981 U JP 17715981U JP H0113708 Y2 JPH0113708 Y2 JP H0113708Y2
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JP
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groove
cover
plate
leg plates
grooves
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JP1981177159U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な床張用板材溝カバーに関するも
のである。
従来より、通称デツキ材と呼ばれる床張用板材
が種々製品化され、ベランダその他の床面に張付
施工されているが、斯る床張用板材は、そのほと
んどが溝を有するものであるため、歩行時にこの
溝に足を引掛けて転倒したり、ひどい場合には足
をくじいたりする欠点があつた。このため、床張
用板材の溝を覆う溝カバーが取付けられるように
なつたが、斯る溝カバーの一般的なものは、第6
図に示すように、床張用板材100の溝101の
巾と同じか又は少し狭巾の蓋板102の下面に左
右一対の脚板103,103を設けたものであつ
て、この溝カバーを溝101に嵌め込み、その脚
板103,103を溝101の底壁104に当接
させて、これら脚板103,103により蓋板1
02を床張用板材100の上面とほぼ面一の高さ
に支えるようにしていた。しかしながら、このよ
うな脚板103,103で蓋板102を支える溝
カバーは、脚板103,103をかなり厚肉にし
ておかないと、蓋板102に大きい荷重がかかつ
た場合、脚板103,103が上端の付根のとこ
ろ又は途中から折損すると云う欠点があつた。し
かも、このように溝101に嵌め込むだけの溝カ
バーは、歩行時の振動等によつて溝101の内部
で踊り易く、不快なガタツキ音を発生すると云う
欠点があり、亦、蓋板102と溝101の上端両
縁との間の隙間からゴミやホコリ等が入り掃除が
面倒である上に、この溝カバーが溝101から簡
単に抜け出ると云う欠点もあつた。
本考案は上記諸欠点を全て解消すべくなされた
もので、床張用板材の溝巾より広巾とした蓋板の
下面に垂下板を設けると共に、この蓋板の両端部
を床張用板材の溝の上端両縁に係止して該溝を蓋
板で覆つたとき該溝の両側壁の係合部に対し上方
移動不能に夫々の先端部が係合する一対の脚板
を、上記垂下板より両側に分岐して設けたことを
要旨とする、床張用板材溝カバーに係るものであ
る。
以下、図面を参照しながら本考案を詳細に説明
する。
第1図は本考案溝カバーの一実施例の斜視図、
第2図及び第3図は夫々同実施例の使用状態を示
す断面図、第4図及び第5図は夫々本考案溝カバ
ーの他の実施例の使用状態を示す部分断面図であ
る。
第1〜3図に於て、1は平板状の蓋板であつ
て、この蓋板1は第2図及び第3図に示すよう
に、床張用板材4a,4bの溝5a,5bの巾よ
り広巾となしてあり、この蓋板1の左右両側面1
1,11はいずれも丸みをもつた斜面となしてあ
る。
この蓋板1の下面には、高さ(上下の長さ)の
小さい垂下板2を蓋板中心線上に全長にわたつて
設けてあり、更に、この垂下板2の下端より二股
に分岐する左右一対の脚板3,3を全長にわたつ
て設けてある。これら脚板3,3はいずれも、先
端に近づくにつれて徐々に下方に彎曲する略1/4
円弧状断面を備えた彎曲板となしてあり、その先
端部31,31は外側に突出する三角形断面形状
の係合縁に構成してある。
これら脚板3,3は、第2図又は第3図に示す
ように、蓋板1の左右両端部12,12を床張用
板材4a,4bの溝5a,5bの上端両縁に係止
して該溝5a,5bを蓋板1で覆つたとき、係合
縁となした脚板3,3の先端部31,31が、該
溝5a,5bの両側壁52a,52a,52b,
52bの係合部53a,53a,53b,53b
に対し上方移動不能に係合するように構成してあ
り、これによつて溝カバーの浮上がり防止と踊り
防止を図つている。この場合、溝の両側壁の係合
部としては、脚板3,3の先端部31,31が上
方移動不能に係合できるものであれば、第2図に
例示の如き三角形断面の凸起伏の係合部53a,
53aや、第3図に例示の如き凹溝状の係合部5
3b,53bなど、種々の形状のものが採用可能
であることは云うまでもない。
上記の如く、本考案溝カバーの脚板3,3は、
従来の溝カバーの脚板103,103のように蓋
板を支えるものではなく、浮上がりや踊りを防止
するためのものであるから、その肉厚を蓋板1よ
り小さくし、且つ先端部31,31が溝5a,5
bの底壁51a,51bまで届かないようにして
あるが、届くようにしても別段不都合はない。
以上のような溝カバーは、合成樹脂の押出成型
等によつて容易かつ安価に量産できるものであつ
て、第2図及び第3図に示すように、床張用板材
4a,4bの溝5a,5bに脚板3,3を上方か
ら挿入し、蓋板1の左右両端部12,12を溝5
a,5bの上端両縁に係止して蓋板1で溝5a,
5bを覆うと共に、脚板3,3の先端部31,3
1を溝5a,5bの両側壁52a,52a,52
b,52bの係合部53a,53b,53bに対
し脚板3,3の弾性を利用して上方移動不能に係
合することによつて、ワンタツチで取付けできる
ものである。而して、この溝カバーにあつては、
蓋板1の左右両端部12,12が溝5a,5bの
上端両縁によつて支持される構成であるため、大
きい荷重がかかつた場合に、脚板3,3が薄くと
も、従来の溝カバーの脚板103,103のよう
に折損する惧れがなく、亦、ゴミやホコリが入ら
ないので溝掃除も不要となる。その上、この溝カ
バーは、脚板3,3の先端部31,31が溝5
a,5bの両側壁52a,52a,52b,52
bの係合部53a,53a,53b,53bに対
して上方移動不能に係合する構成であるため、溝
5a,5b内で確実に固定でき、従つて、従来の
溝カバーのように踊りを生じてガタツキ音を発生
したり、溝5a,5bから抜け出たりする惧れも
ないのである。
このような著効を奏する溝カバーは、溝の両側
壁に既述の如き係合部を形成した床張用板材であ
ればどのようなものでもワンタツチで取付けるこ
とが可能であり、床張用板材の構造によつて制限
を受けるものではない。従つて、床張用板材とし
ては、第2図に示すような中空構造のものや、第
3図に示すような凹凸折曲板構造のものの他、公
知の種々の構造の床張用板材が採用可能である。
その場合、望ましくは蓋板1の左右両端部12,
12が係止する溝5a,5bの上端両縁に、図示
の如き凹段部54a,54bを形成し、蓋板1が
床張用板材4a,4bの上面とほぼ面一となるよ
うにして、歩行時に蓋板1でつまずくことのない
よう配慮するのがよい。殊に、蓋板1の左右両側
面を既述のような丸みをもつた斜面に構成した場
合は、このつまづき防止効果が一層顕著となるの
で極めて望ましいものである。
以上、第1〜3図に示す実施例に基づいて本考
案溝カバーを詳細に説明したが、本考案は垂下板
2や脚板3,3の形状を変更することによつて
種々の実施態様を採り得るものである。第4図及
び第5図は、そのような他の実施例の代表的なも
のを示すもので、第4図の溝カバーにあつては、
垂下板2′が溝50の底壁51Cまで届くように
構成して蓋板1を支える補助脚板としての働きを
付与すると共に、脚板3′,3′を平板状の傾斜板
となして垂下板2′の途中より両側に分岐させ、
斜め上向きに折曲した脚板3′,3′の先端部3
1′,31′を溝5cの両側壁52c,52cの凸
起状係合部53cに係合させるようにしてある。
亦、第5図の溝カバーは、脚板3″,3″を先端に
近づくにつれて上方へ彎曲する円弧状断面の彎曲
板に構成し、その先端部31″,31″を溝5dの
両側壁52d,52dのV字溝状係合部53dに
係合させるようにしてある。これら溝カバーのそ
の他の構成は前記の第1〜3図の実施例と同様で
あり、いずれの溝カバーも既述の顕著な効果を奏
する極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案溝カバーの一実施例の斜視図、
第2図及び第3図は夫々同実施例の使用状態を示
す断面図、第4図及び第5図は夫々本考案溝カバ
ーの他の実施例の使用状態を示す部分断面図、第
6図は従来例の使用状態を示す断面図である。 図面の主要符号の説明、1……蓋板、12……
両端部、2,2′……垂下板、3,3′,3″……
脚板、31,31′,31″……先端部、4a,4
b……床張用板材、5a,5b,5c,5d……
溝、52a,52b,52c,52d……両側
壁、53a,53b,53c,53d……係合
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床張用板材の溝巾より広巾とした蓋板の下面に
    垂下板を設けると共に、この蓋板の両端部を床張
    用板材の溝の上端両縁に係止して該溝を蓋板で覆
    つたとき該溝の両側壁の係合部に対し上方移動不
    能に夫々の先端部が係合する一対の脚板を、上記
    垂下板より両側に分岐して設けて成る、床張用板
    材溝カバー。
JP17715981U 1981-11-27 1981-11-27 床張用板材溝カバ− Granted JPS5881243U (ja)

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JPS5881243U JPS5881243U (ja) 1983-06-01
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JPS5881243U (ja) 1983-06-01

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