JPH01136145A - 写真材料 - Google Patents

写真材料

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JPH01136145A
JPH01136145A JP63259603A JP25960388A JPH01136145A JP H01136145 A JPH01136145 A JP H01136145A JP 63259603 A JP63259603 A JP 63259603A JP 25960388 A JP25960388 A JP 25960388A JP H01136145 A JPH01136145 A JP H01136145A
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layer
gelatin
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JP63259603A
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Fritz Nittel
フリツツ・ニツテル
Wolfgang Himmelmann
ボルフガング・ヒメルマン
Rudolf Tromnau
ルドルフ・トロムナウ
Erich Mueller
エーリツヒ・ミユラー
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Agfa Gevaert AG
Original Assignee
Agfa Gevaert AG
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Publication date
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/81Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by anticoiling means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/136Coating process making radiation sensitive element

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、より合理的な方法で製造することができ且つ
少くとも1′)の補助層及び少くとも1つの感光性乳剤
層を含有する写真材料に関する。
ゼラチン層(基剤層)をポリエチレン被覆紙の上に引く
ことは公知である。コロナ放電処理後、この層はコーテ
ィングナイフ又はローラーによって3〜8g/m”の量
で湿式適用され、そして乾燥せしめられる。この層の量
は乾燥した時100〜400mg/m”である。
ゼラチンを含む基剤層でのコーティングは一般にPHの
押出し及び帯電防止層の適用と組合せられる。
基剤層の別工程での適用は、機械を通過する純粋なPE
層が強力な静電荷を得且つ埃や塵の粒子を引き付けるか
らかなりの難点(汚れ)をもたらす。
PHの押出しと一緒に行なわれる基剤層のキャスト及び
コロナ照射は高速(約1100=130/分)で行なわ
れ、斯くして湿った層として低量で適用される基剤層は
急速に乾燥するから、ゼラチンは融点8〜12℃の純ゾ
ル形で存在することになる。
この基材層への更なる層の適用はかなりの問題をもたら
す。平滑な材料は基剤層が部分的に溶融し且つ滑るため
にカーテン様の構造を含むことが発見された。また湿っ
た付着物はそのような材料を処理する時に致命的に損傷
されることも発見された。
実際上このことは新しくキャストした基剤層がキャスト
直後に順次コーティングできないというこにゝ・意味す
る。
これらの難点は、基剤層中のゼラチンがゾルからゲル形
に変わるまで待つことによって克服してもよい。これは
ある最小の時間と水分の適用を必要とする反応であり、
層を十分な高湿度(相対湿度60〜70%)でロール処
理することにより或いは原料の内部水分と平衡化するこ
とにより達成される。その時でさえ、ゾル/ゲルの転化
は必ずしも材料の全中にわたって均一に起こらないであ
ろう。付加的な難点及び費用は一時的な貯蔵を提供する
ことの必要性に基づく。
本発明の目的は、基剤層及び少くとも1つの感光性層を
含んでなり、そしてこの少なくとも1つの感光性層が基
剤層の適用及び乾燥直後にキャストしうる反射光で見る
ための写真材料を提供することである。
一般的に言って、問題は少なくとも1つの補助層及び少
なくとも1つの感光性層を含有し且つ改良された性質を
有し及び/又はより合理的に製造できる写真材料を提供
することからなる。
本発明の特別な目的は、少くとも1つの補助層及び少く
とも1つの感光性層を含有し、製造に際して補助層の適
用と乾燥の直後に他の層が適用できる方法で製造される
写真材料を提供することである。
補助層は上に他の層がキャストされていてもよい基剤層
からなりうるが、NC層、即ち材料のカーリング(cu
rling)を防止するために基剤の裏に適用される層
であってもよく、或いはそれは感光性層の適用後に基剤
に適用される最上保護層からなっていてもよい。
補助層は好ましくは基剤層、特にポリエチレン被覆紙で
ある。
今回、上述の難点は、補助層が3価〜6価のアルコール
のプロピレンオキサイド(p o)との反応によって得
られる少なくとも1つの化合物を結合剤として含有する
ならば克服できることが発見された。
この化合物は好ましくは(分子の全重量に基づくOH基
の重量で)7〜15重量%、特に9.5〜12.5重量
%のOH含量を有する。これは3〜6価のアルコールの
分子量に依存するが、プロピレンオキサイド4〜lOモ
ルとの反応に相当し、全分子にわたってOHがランダム
に分布する。
3〜6価のアルコールの炭素数は好ましくは3〜6であ
る。その例はグリセロール、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール及びソルビ
トールを含む。
次のものは上記化合物の特別な例である;OH 重量% 1、  グリセロール+4PO15・692、  グリ
セロール+5PO13・323、  グリセロール+5
・5PO12・404、  グリセロール+5・75P
O11・976、  グリセロール+6・25Po11
・217、  グリセロール+6・5PO10・878
、  グリセロール+7PO10・229、グリセロー
ル+8Po9・17 10、  グリセロール+l0PO7・5911、 1
.1.l−トリメチロールプロパン+4PO13・93
12、 1.1.■−トリメチロールプロパン+5 P
O12−0213、1,1,1−トリメチロールプロパ
ン+5・25Poll・6114、 1.1.1−1−
リメチロールプロパン+5・5Po11・2515.1
.1.1−トリメチロールプロパン+6PO1o・58
16、 1.1.l−トリメチロールプロパン+a’s
 po   t’o−o。
17、 1,1.1−トリメチロールプロパン+7PO
9・4418、 1.1.1−1−リメチロールプロパ
ン+8P0   8・5319、 1,1.1−1−リ
メチロールプロパン+9Po7・7720、 1.1.
1−1−リ)チo−ルプロパン+4Po14・4821
、 1.1.1−トリメチロールプロパン+5PO12
・4322、 1,1.1−1−リメチロールプロパン
+5・5Po11・6123、 1,1.1−1−リメ
チロールプロパン+5・75PO11・2324、 1
.1.l−トリメチロールプロパ7+6 PO1089
25、1,1,1−)リメチロールプロパン+7P0 
  9・6926、 1.1.1−)リメチロールプロ
バ7+9 PO’7’9427、 1.2.6−ヘキサ
ントリオール+4Po13・9728、 1.2.6−
ヘキサントリオール+5PO12・0529、 1.2
.6−ヘキサントリオール+5・25PO11・643
0、 1.2.6−ヘ+す7ト!J:t−ル+5・5P
O11・2831、 1,2.6−ヘキサンドリオール
+6PO10・6032. 1.2.6−ヘキサンドリ
オール+7P0     9・4633、  ペンタエ
リスリトール+7PO12・5434、  ペンタエリ
スリトール+7・5PO11・9035、  ペンタエ
リスリトール+8PO11・3036、  ペンタエリ
スリトール+8・5PO10・8137、  ペンタエ
リスリトール+l0PO9・5038、   ソルビト
ール 39、  ソルビトール+12PO         
  11・6240、  ソルビトール+14PO  
         to・263〜6価アルコールのプ
ロピレンオキサイドとの反応生成物は、特にこの反応生
成物とゼラチンの重量比0.1:1〜lO:lにおいて
、ゼラチンと組合せて使用される。反応生成物は結合剤
としてゼラチンがなくても使用できる。
ゼラチンは純粋な形で或いtま他の高分子量の水溶性物
質例えばポリビニルピロリドン又はビニルピロリドンと
酢酸ビニルの共重合体と組合せて使用することができる
。後者の場合反応生成物とゼラチンの重量比はゼラチン
及び水溶性の高分子量重合体の合計に関するものである
本発明による化合物は次の如く使用しうる:1、多量の
ゼラチンとの組合せ: 本発明の化合物0.25〜1重量部のゼラチン1重量部
への添加。用いるゼラチンは高ゲル強度(〉200)を
有すべきである。用いる湿潤剤はアニオン性化合物、好
ましくは水溶性及び油溶性の双方である化合物例えばス
ルホコハク酸ジー(2−エチルヘキシル スルホネートなどである。本化合物をこの形で用いる場
合、ゼラチンの純ゲル形の融点(30℃)に相当する層
の融点が得られ、更に迅速な乾燥が達成される。
この結果は、同様の構造をもつポリエチレングリコール
について、それがゲル構造を破壊するのに必要とされる
熱量を減じ、斯くしてゲルからゾルへの転移に好都合で
あって、その逆の作用をしないということが公知である
から驚くべきことである[ニコラウス・シエーンフエル
ト(N ikolausS ch5nfeldt)、「
界面活性エチレンオキサイド付加物( G renzf
 lachenakt iveλthylenoxid
 −A ddukte)J、1984年補充版、(W 
issensch −aftliche  Verla
gsgesellschaft mbH  Stutt
g −art)、6 0/6 1頁及び172頁]。
乳剤層に使用される他の公知のポリアルキレングリコー
ルに対比して、本発明による化合物は写真活性を示さな
い。それは湿潤剤の特性のいずれをも有さない。
ポリエチレンオキサイド付加物の使用に関する多くの参
考文献を含んだ詳細な記述は上述のニコラウス管シエー
ンフエルト、「界面活性エチレンオキサイド付加物J,
1976年、826〜829頁に示されている。これら
の生成物は写真乳剤を増感すること或いは湿潤剤として
使用することが提案されている。これらの用途のいずれ
もが、ゾル形からゲル形への迅速な転化という本発明の
問題を何も扱っていない。
上述した層の乾燥適用量は好ましくは80〜500mg
/m”である。
ゼラチンのpHは僅かに酸性から僅かに塩基性の範囲で
あってよい。
2、少量のゼラチンとの組合せ: 本発明による化合物2〜8重量%のゼラチン1重量部へ
の添加。湿潤剤:lにおける如きアニオン性のもの。こ
の形で使用する場合、高融点を有する層は得られず、従
って乾燥適用量もかなり低い、好ましくは50〜120
mg/m”でなければならない。これらの層の利点は組
成物の優秀なキャスト性であり、このキャスト物質は純
粋なポリエチレンのキャスト層よりも中密度範囲におい
て非常に均一である。湿った付着物は3〜4時間で固定
され、これは純粋なPE層をキャストする時に必要とさ
れる時間と同様である。
3、本発明の化合物のゼラチンなしての使用:驚くこと
に、本発明の化合物はゼラチンを含まない基剤層におい
て結合剤としても使用しうろことが発見された。lで用
いたものと同一のアニオン性化合物は低濃度(基剤に基
づいて1〜2重量重量マン潤剤として使用される。乾燥
適用量は好ましくは50〜120mg/m2であり、比
表面抵抗を純粋なPRの>10目Ω/cmからlXl0
”Ω/amに低下させ、従ってPE層の静電荷及びその
埃を引きつける傾向がかなり減少した層を生成するのに
50mg/m”の適用量が十分である。統いて他の層を
キャストしてカラー写真配列を形成させ且つこの層を露
光及び処理する場合、中密度の着色領域の均一性は純粋
なPE層をキャストした場合に得られるものより良好で
ある。湿った付着物は3〜4時間後に固定され、これは
純粋なPEをキャストする時に必要とされる時間と正に
同一である。
4、ゼラチンを含まないで帯電防止剤と組合せての使用
: 基剤層の電導性の更なる改良は帯電防止剤と組合せるこ
とによって得ることができる。3と同一の乾燥適用量を
用いた時、ポリスチレンスルホン酸又は低分子量アクリ
ル酸との組合せによって1×10’Ω/cmの電導性が
得られる。これらの組合せは好ましくは本発明による化
合物50〜75重量%及び帯電防止剤50〜25重量%
からなる。
層を他の層によって被覆させうる最適な量は実験によっ
て決定される。純粋な帯電防止剤だけを用いる場合には
、キャストの欠陥が起こる。
5、ゼラチン及び通常の硬化剤との組合せ:本発明によ
る化合物0.3〜0.6の重量部のゼラチン1重量部へ
の添加。クロムミョウバン(chro−me alum
)のような弱い硬化剤だけを、続く層が平滑にキャスト
しうるように基剤層に使用する場合、非常に厚いNC層
に対して迅速な且つ実質的に完全な硬化が必要である。
本発明の化合物は、ゼラチンの構造を迅速に変えること
により、通常の硬化剤例えばトリアクリルホルマール[
トリス−(N、N″、N#−アクリロイル)−s−ヒド
ロトリアジン1がゼラチンのゾル形を実質的に完全に硬
化しえないのに、これに迅速に作用しうる。
次のものは通常の硬化剤の例である: 活性化されたビニル化合物例えばジビニルスルホン、N
、N’ −エチレン−ビス−(ビニルスルホニルアセト
アミド)、l、3−ビス−(ビニルスルホニル)−2−
プロパツール、メチレンビスマレイミド、5−アセチル
−1,3−ジアクリロイル−へキサヒドロ−s−トリア
ジン、1.3.5−トリアクリロイル−へキサヒドロ−
5−1リアジン、及び1.3.5−1−リビニルスルホ
ニルーへキサヒドロ−5−トリアジン;活性化されたハ
ロゲン化合物例えば2.4−ジクロル−6−ヒドロキシ
−s−トリアジン、ナトリウム塩、2,4−ジクロル−
6−メドキシーs−トリアジン、2゜4−ジクロル−6
−(4−スルホアニリノ) −s−トリアジン、ナトリ
ウム塩、2.4−ジクロル−6−(2−スルホエチルア
ミノ)−S−トリアジン及びN、N−ビス−(2−クロ
ルエチルカルバモイル)−ピペラジン; エポキシド化合物例えばビス−(2,3−エポキシプロ
ビル)−メチルプロピルアンモニウム−−トルエンスル
ホネート、1.4−ビス=(2′。
3′−エポキシプロピロキシ)−ブタン、l,3。
5−トリグリシジル−イソシアヌレート及び1。
3−ジグリシル−4−(γーアセトキシーβーオキシプ
ロピル)−イソシアヌレート;エチレンイミノ化合物例
えば2.4.6.−トリエチレン−S−トリアジン、l
,6−へキサメチレン−N.N’ービスーエチレン尿素
及びビス−β−エチレンイミノエチルチオエーテル; メタンスルホン酸エステル化合物例えlfl,2−シー
(メタンスルホノキシ)−エタン、1.4−ジー(メタ
ンスルホノキシ)−ブタン及び1,5ージー(メタンス
ルホノキシ)−ペンタン;無機硬化剤例えばクロムミョ
ウバン、硫酸クロム、硫酸アルミニウム、カリミョウバ
ン及び塩化アルミニウム。
6、ゼラチン及びインスタント硬化剤との組合せ: 写真層は一般にキャスト後写真支持体に対して使用され
る補助層よりも非常に穏やかな条件下に乾燥されるが、
ゼラチンを含む層はキャスト後に完全にはそのゲル形で
は得られないであろう。またこれは、平衡に達する適当
な水分量の存在下においてゾル/ゲル転化反応は最初の
2日以内に起こり、一方多くの場合に硬化反応は更に長
い期間かかるから、必ずしも必要でない。状態はインス
タント硬化の場合に異なる。この場合ゾル成分とゲル成
分は乾燥直後に即座に硬化し、そして物理的性質が高融
点にも拘らずゲル/ゾルの各割合と共に変化する。これ
は主に湿潤引かき抵抗及び乾燥引かき抵抗において明白
となる。
今回上述した2つの性質は、本発明による化合物を表面
にキャストされる保護層において使用することにより実
質的に改良しうろことが発見された。この目的のために
使用される本発明の化合物の濃度は好ましくはゼラチン
1重量部に対して0゜5重量部である。
インスタント硬化剤とは、キャスト直後に或いは少くと
も24時間後、好ましくは高々8時間後に硬化が十分完
了するような速度で適当な結合剤を架橋し、斯くして層
の組合せ物の感光性又は膨潤に関する変化が架橋反応の
結果として更に起こらせない化合物であると理解される
。ここに「膨潤」とは、フィルムを水性条件下に処理す
る場合の湿った層の厚さと乾いた層の厚さの差を意味す
る[フォトグル・サイ・エング(P hotogr、 
S ci。
Eng、) 8.275 (1964);7オトグル・
サイ・エング、449 (1972)] 。
ゼラチンと非常に迅速に反応するこれらの硬化剤は例え
ばゼラチンの遊離のカルボキシル基と反応することがで
き、そしてこれがゼラチンの遊離のアミノ基と反応して
ペプチド結合を形成し且つゼラチンの架橋をもたらすカ
ルバモイルピリジニウム塩を含む。
適当なインスタント架橋剤の例は次の一般式に相当する
化合物を含む: R1 [式中、R1はアルキル、アリール又はアラルキルを示
し、 R2はR,と同義であり、或いはアルキレン、アリーレ
ン、アラルキレン又はアルカラルキレンを示し、但しこ
の第2の結合は式 の基に結合し、或いは R1及びR2は随時置換された複素環族環、例えば環が
例えば01〜C,アルキル又はハロゲンで置換されてい
てよいピペリジン、ピペラジン又はモルフォリン環を完
成するのに必要とされる原子を示し、 R1は水素、アルキル、アリール、アルコキシ、−NR
4−COR5、(CH2)、nN RaRI、(CHz
)、  CON RrsR14或いは−(CHz)p−
CHY  R+s I6 或いは重合体鎖への架橋員又は直接的結合を示し;そし
て R1、R6、R,、R,、R1いR,、、R,、、R,
及びRI9は水素又はC,−C,アルキルを示し、R5
は水素、C3〜C,アルキル又はNR5R7を示し、 R,は−CORloを示し、 R1゜はNR++R+2を示し、 R11はC8〜C,アルキル又はアリール、特にフェニ
ルを示し、 R12は水素、C,−C4アルキル又はアリール、特に
フェニルを示し、 RI3は水素、C,〜C,C4アルキルアリール、特に
フェニルを示し、 R16は水素、08〜C4アルキル、COR+i又はC
ON HRr *を示し、 mは1〜3の値の数を示し、 nは0〜3の値の数を示し、 pは2〜3の値の数を示し、そして Yは0又はN Rltを示し、或いは R1,及びR14は一緒になって随時置換された複素環
族環、例えば環が例えばC,−C,アルキル又はハロゲ
ンで置換されていてもよいピペリジン、ピペラジン又は
モルフォリン環を完成するのに必要とされる原子を表わ
し、 2は随時融合したベンゼン環が結合した5又は6員の芳
香族の複素環族環を完成するのに必要とされる炭素原子
を示し、そして Xeは分子の残りにアニオン性基がすでに結合している
場合には存在していないアニオンを示す] [式中、R1、R3、R1及び)(eが式(a)に対し
て示した意味を有する]。
ハロゲン化銀の粒子は用いる主な感光性材料である。感
光性層は更に結合剤を含む。補助層も他の生成物の他に
結合剤を含有する。
用いる結合剤は好ましくはゼラチンであるが、これは一
部又は全部が他の合成、半合成又は天然起源の重合体で
代替されていてよい。次は合成ゼラチン代替物の例であ
る:ポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニルピロリド
ン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸及びこれらの
誘導体、特に共重合体。天然起源のゼラチン代替物は例
えば他の蛋白質、例えばアルブミン又はカゼイン、セル
ロース、糖、殿粉及びアルギン酸塩を含み;半合成ゼラ
チン代替物は一般に改変された天然生成物である。アル
キル化又はアシル化剤との反応によって或いは重合性単
量体のグラフトによって得られるセルロース誘導体例え
ばヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース及びフタリルセルロース、そしてゼラチン誘導
体はそのような生成物の例である。
結合剤は適当な硬化剤と反応した時に十分に耐性の層を
与えるのに十分の量の官能基を含有すべきである。その
ような官能基は特にアミン基を含むが、カルボキシル基
、ヒドロキシル基及び活性メチレン基であってよい。
用いるゼラチンは好ましくは酸又はアルカリ分解によっ
て得られるものである。そのようなゼラチンの製造は例
えばA、G、ワード(Ward)及びA、コーラ(Co
urts)出版の「ゼラチンの科学と技術(The 5
cience and Tecnology ofGe
latine)J 、 (A cademic  P 
ress)、 1977年、295頁以降に記述されて
いる。用いるゼラチンは常に写真的に活性な不純物をで
きる限り含むべきでない(不活性なゼラチン)。高粘度
及び低膨潤のゼラチンは特に有利である。
写真材料中に感光性成分として存在するハロゲン化銀は
クロライド、ブロマイド、ヨーダイト又はこれらの混合
物であってよい。例えば少くとも1つの層のハライド含
量はヨーダイト0−15モル%、クロライド0〜100
モル%及びブロマイド0〜100モル%を含有しうる。
これは主に例えば規則的な立方体又は八面体又は転位形
の形の密な結晶からなっていてよい。これらは好ましく
は8:1よりも小さい直径と厚さの平均比を有すべきで
ある。この場合粒子の直径は粒子の突出した面積と同一
の面積を有する円の直径として定義される。また層は直
径と厚さの比が8:lよりも大きい平板形のハロゲン化
銀の結晶も含有しうる。
ハロゲン化銀の粒子は多層粒子構造を有していてもよい
。最も筒車な場゛合、内側と外側の粒子領域(中心/殻
)はそのハライドの組成及び/又は他の改変例えばドー
ピング(doping)において互いに異なる。乳剤の
平均粒子径は好ましくは0.2〜2.°0μmであり、
モして粒径分布はホモ分散(homod 1spers
e)又はペテロ分散(heterodisperse)
のいずれであってもよい。ホモ分散の粒子分布は、粒子
の95%が平均粒径から高々±30%だけ偏差している
ことを示す。乳剤はハロゲン化銀の他に有機銀塩、例え
ば銀ペンシトリアシレート又はべへン酸銀も含有しうる
。別々に調製した2種又はそれ以上のハロゲン化銀乳剤
も混合物として使用しうる。
写真乳剤は種々の方法により可溶性銀塩及び可溶性ハラ
イドから製造することができる[例えばP、ゲラフキデ
ス(G 1afkides)、[写真の化学と物理(C
hemie et Physique Photogr
aphique)J 、(Paul Montel、 
’Paris)  (1967) 、G。
F、ダッフィン(Duffin)、「写真乳剤化学(P
hot−ographic Emulsion Che
mistry)J、(TheF ocal P res
s、 L ondon)、(1966)、及びV、L、
ゼリクマン(Z elikman)ら、「写真乳剤の製
造とコーティング(Making and Coati
ngPhotographic Emulsions)
、(The FocalP ress 、 L ond
on)、(1966)]。
ハロゲン化銀の沈殿は好ましくは結合剤例えばゼラチン
の存在下に行なわれ、そして好ましくはハロゲン化銀錯
体生成剤例えばアンモニア、チオエーテル、イミダゾー
ル、チオシアン酸アンモニウム又は過剰なハライドを添
加して酸性、中性又はアルカリ性pH下に行ないうる。
水溶性銀塩及びハライドは単一ジェット法により連続し
て或いは二重ジェット法により同時に或いは2つの方法
の組合せにより導入することができる。但しそれらを、
増大した速度で、しかし新しい核が丁度生成しなくなる
「限界」供給速度を越えない速度で添加することが好適
である。沈殿中のI)Ag範囲は広い限界内で変えるこ
とができる。pAgを一定値に定常的に維持し或いは沈
殿中子じめ決めたプロフィール(prof i le)
中を通過させる所謂pAg制御法が好適に用いられる。
過剰なハライドでの好適な沈殿法を用いる代りに、過剰
の銀イオンを用いる所謂逆沈殿法も使用しうる。ハロゲ
ン化銀の結晶は沈殿によるばかりでなく、過剰なハライ
ド及び/又はハロゲン化銀錯体生成剤の存在下における
物理的熟成[オストワルド(Ostwald)熟成]に
よっても生長せしめうる。乳剤粒子の生長は事実主にオ
ストワルド熟成によってもたられる。
この場合には、好ましくは細かい粒子、所謂リップマン
(L ippmann)乳剤を殆んど溶解しない乳剤と
混合し、そして後者について再溶解する。
Cd%Zn%Pb、Tl5Bi、Ir、Rh又はFeの
ような金属の塩又は錯体はハロゲン化銀粒子の沈殿中及
び/又は物理的熟成中存在していてもよい。
沈殿は増感染料の存在下に行なってもよい。錯体生成剤
及び/又は染料はある時点において、例えばpHを変え
ることにより或いは酸化的処理により不活性にさせるこ
とができる。
結晶の生成が終了した時又は初期の段階において、可溶
性塩は例えば破断且つ洗浄により、凝集且つ洗浄により
、限外濾過により、又はイオン交換体の使用により乳剤
から除去される。
ハロゲン化銀乳剤は一般に特定なPHs pA g s
温度、そしてゼラチン、ハロゲン化銀及び増感剤の濃度
の条件下に、最適な感度やかぶり値が得られるまで化学
的増感過程に供せられる。この方法は例えばH,フリー
ザー(F riesar)、「ハロゲン化銀を用いる写
真法の基礎(D ie G rundlagender
 Photographischen Prozese
s mit S ilber−halogeniden
)J、(A kademische V erlags
gese−11schaft)、(1963)、675
〜734頁に記述されている。
化学的増感は、硫黄、セレン又はテルルの化合物及び/
又は周期律表第8亜族の金属(例えば金、白金、パラジ
ウム又はイリジウム)の化合物を用いて行なうことがで
き、そしてチオシアネート化合物、表面活性化合物例え
ばチオエーテル又は複素環族窒素化合物(例えばイミダ
ゾール又はアザインデン)又はスペクトル的増感剤[例
えばF。
ハマー(Hamer)、「シアニン染料と関連化合物(
The Cyanine Dyes and Re1a
tcd Compounds)1964、及びウルマン
技術化学辞典(U l1mannsEncytclop
!die der fechnischen Chem
ie) 、第4版、第18巻、431頁以降、及びリサ
ーチ・ディスクロジュア(Research D 1s
closure)、17643号、第■節、に記述され
ている]も添加しうる。この代りに或いは更に還元剤(
スズ(II)塩、アミン、ヒドラジン誘導体、アミノボ
ラン、シラン又はホルマミジンスルフィン酸)を添加し
て或いは水素を添加して或いは低pAg (例えば5以
下)及び/又は高pH(例えば8以上)を用いて還元的
増感を行なってもよい。
写真乳剤はかぶりを防止するための或いは生産、貯蔵又
は写真過程における写真機能を安定化させるための化合
物を含有していてよい。
アザインデン、特にテトラ及びペンタアザインデン、そ
して特にヒドロキシル又はアミノ基で置換されたものは
非常に適当である。この種の化合物はビル(Birr)
 、Z、ビス・フォト(Wiss。
Phot、)、47.2〜58 (1952)に例えば
記述されている。金属例えば水銀又はカドミウムの塩、
芳香族スルホン酸又はスルフィン酸例えばベンゼンスル
フィン酸及び含窒素複素環族化合物例えばニトロベンズ
イミダゾール、ニトロインダゾール、′(置換された)
ベンゾトリアゾール又はベンゾチアゾリウム塩もかぶり
防止剤として使用しうる。メルカプト基を含有する複素
環族化合物例えばメルカプトベンゾチアゾール、メルカ
プトベンゾイミダゾール、メルカプトテトラゾール、メ
ルカプトチアゾール及びメルカプトピリミジンは特に適
当であり、これらのメルカプトアゾールは随時水に可溶
化する基例えばカルボキシル基又はスルホ基を含有して
いてよい。他の適当な化合物はリサーチ・ディスクロジ
ュア、17643号、第■節(1978)に公開されて
いる。
安定剤は熟成前、中又は後にハロゲン化銀乳剤に添加し
うる。勿論化合物はハロゲン化銀層と会合する他の写真
層にも添加しうる。
上述の化合物の1つ又はそれ以上の混合物も使用するこ
とができる。
本発明に従って製造した写真乳剤層又は感光性材料の他
の親水性コロイド層は種々の目的のための表面活性剤、
例えば電荷を防止する、滑り性を改善する、分散液を乳
化する、付着を防止する及び写真特性(例えば現像の促
進、高コントラスト、感度など)を改善するだめのコー
ティング助剤を含有していてもよい。
写真乳剤はメチン染料又は他の染料を用いてスペクトル
的に増感させることができる。シアニン染料、メロシア
ニン染料及び錯体メロシアニン染料は特に適当である。
増感剤は、ハロゲン化銀の固有の感度が例えば臭化銀の
青色感度のように特別なスペクトル領域に対して十分で
あるならば、これを省略することができる。
写真材料は一般に少くとも1つの赤色感光性、1つの緑
色感光性及び1つの青色感光性乳剤層を含有する。これ
らの乳剤層はそれらと会合する非拡散性の単量体又は重
合体カラーカプラーを有する。ここにカプラーは感光性
層と同一の層に又は隣る層に存在していてよい。赤色感
光性層は一般にシアンカプラーと、緑色感光性層はマゼ
ンタカプラーと、そして青色感光性層はイエローカプラ
ーと会合する。
シアン部分カラー像の生成に対するカラーカプラーは一
般に7エノール又はα−す7トール系のカプラーである
。これらの適当な例は文献から公知である。
イエロ一部分カラー像の生成に対するカラーカプラーは
一般に開鎖ケトメチレン基を含むカプラー、特にα−ア
シルアミド系のカプラー、例えば文献から公知のa−ベ
ンゾイルアセトアニリドカプラー及びσ−ピバロイルア
セトアニリドカプラーである。
マゼンタ部分カラー像の生成に対するカラーカプラーは
一般に5−ピラゾロン系、インダシロン系又はピラゾロ
アゾール系のカプラーである。これらのカプラーの多く
の適当な例は文献に記述されている。
カラーカプラーは4当量カプラー又は2当量カプラーで
あってよい。後者はカップリング反応中に開裂する置換
基をカップリング位に含有する4当量カプラーに由来す
る。2当量カプラーは無色のカプラー及びそれ自体強い
色を有するが、カラーカップリング反応中に消えて生成
する像染料のカラーによって置換されるカプラー(マス
キングカプラー)、並びにカラー現像剤酸化生成物との
反応において実質的に無色の生成物を生成する白色カプ
ラーを含む。また2当量カプラーも、カラー現像剤酸化
生成物との反応において、直接或いは1つ又はそれ以上
の基が元の脱離しうる基から開裂した後に現像禁止剤又
は促進剤として脱離して特別な写真活性を発現する脱離
基をカップリング位に有するものを含む(例えば独国特
許公報第2703145号、第2855697号、第3
105026号及び第3319′428号)。そのよう
な2当量カプラーの例は公知のDIRカプラー並びにD
AR及びFARカプラーの双方を含む。
DIR,DAR及びFARカプラーは主にカップリング
反応において脱離される基の特別な活性に対して重要で
あるが、これらのカプラーのカラー生成能に対してそれ
程重要でないから、カップリング反応において主に無色
の生成物を与えるDIR,DAR又はFAR型のカプラ
ーも適当である(独国特許公報第1547640号)。
脱離される基はバラスト基であってよく、斯くしてカラ
ー現像剤酸化生成物との反応は拡散しうる或いは少くと
もある限られた易動性を有するカップリング生成物を与
える。(米国特許第4420556号)。
高分子量カラーカプラーは例えば独国特許公報第129
7417号、第2407569号、第3148125号
、第3.217200号、第3320079号、第33
24932号、第3331743号及び第334037
6号;ヨーロッパ特許第27284号:及び米国特許第
4080211号に記述されている。高分子量カラーカ
プラーは一般にエチレン性不飽和の単量体カラーカプラ
ーの重合によって製造されるが、重付加又は重縮合によ
っても製造しうる。
カプラー又は他の化合物の、ハロゲン化銀乳剤層中への
導入は、第一に特別な化合物の溶液、分散液又は乳化液
を調製し、次いでこれを特別な層に対するキャスト溶液
に添加することによって行なうことができる。適当な溶
剤又は分散剤の選択は特別な化合物の溶解度に依存する
実質的に水に不溶性の化合物を粉砕によって導入する方
法は例えば独国特許公報第2609741号及び第26
09742号に記述されている。
疎水性化合物も、高沸点溶媒、所謂油生成剤(oil 
former)を用いることによってキャスト溶液中に
導入しうる。適当な方法は例えば米国特許第23220
27号、第2801170号及び第2801171号、
並びにヨーロッパ特許第43037号に記述されている
高沸点溶媒の代りに、オリゴマー又はポリマーの、所謂
重合体油生成剤も使用できる。
更に化合物は荷電されたラテックスの形でキャスト溶液
中に導入してもよい。例えば独国特許公報第25412
30号、第2541274号及び第2835856号;
ヨーロッパ特許第14921号、第69671号及び第
130115号:並びにヨーロッパ特許第429111
3号を参照。
アニオン性で水溶性の化合物(例えば染料)の耐拡散性
での導入は、カチオン性重合体、所謂媒染重合体を用い
ることによっても行ないうる。
適当な油虫成剤の例はフタル酸アルキルエステル、燐酸
エステノ呟クエン酸エステル、安息香酸エステル、アル
キルアミド、脂肪酸エステル及びトリメシン酸エステル
を含む。
カラー写真材料は典型的には少くとも1つの赤色感光性
乳剤層、少くとも1つの緑色感光性乳剤層及び少くとも
1つの青色感光性乳剤層を支持体の上に含む。これらの
層の配列は所望によって変えることができる。シアン、
マゼンタ及びイエローの染料を生成するカプラーは一般
に赤色、緑色及び青色感光性乳剤層中に導入されるが、
異なる組合せも使用できる。
感光性層の各は単一の層からなっていてもよく、或いは
2つ又はそれ以上のハロゲン化銀乳剤部分層を含有して
いてもよい[独国特許公報第1121470号]。その
ような配列において、赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層は
しばしば緑色感光性ハロゲン化銀乳剤層よりも層支持体
へ近い方に配置され、そして後者は順次青色感光性層よ
りも支持体に近い方に配置される。光に感じない黄色フ
ィルター層は一般に緑色感光性層と青色感光性層の間に
配置される。
緑色感光性又は赤色感光性層の固有の感度が十分低いな
らば、黄色フィルター層を省いてもよく、そして例えば
青色感光性層を支持体上に置き、次いで赤色感光性層、
最後に緑色感光性層というように他の層配列を用いても
よい。
一般にスペクトル的感度の異なる層間に配置される光に
感じない中間層は、現像剤酸化生成物の望ましくない拡
散、即ち1つの感光性層から異なるスペクトル的感度を
有する他の感光性層への拡散を防止するための手段を含
有しうる。
同一のスペクトル的感度を有するいくつかの部分層が存
在するならば、これらはその組成において、特にハロゲ
ン化銀粒子の性質及び量において異なっていてよい。よ
り高感度の部分層は、より低感度の部分層よりも一般に
遠くに離して配置される。同一のスペクトル感度の部分
層は互いに隣って配置でき或いは他の層によって、例え
ば異なるスペクトル感度の層で隔離されていてもよい。
従って例えばすべての高感度層及びすべての低感度層は
それぞれ組合せられて層状物を形成しうる(独国特許公
報第1958709号、第2530645号及び第26
22922号)。
写真材料はUV光吸収化合物、白色トナー、スペーサー
、フィルター染料、ホルマリン受容体なども含有しうる
。UV光を吸収する化合物は像染料がUV光を非常に含
んでいる日光によって漂白されるのを防止するために使
用され、またそれは露光に対して用いられる日光のUV
光を吸収するだめのフィルター染料として使用され、斯
くしてフィルムのカラーの再現性を改善する。これらの
2つの異なる目的のために使用される化合物は一般に異
なった構造を有する。その例はアリール置換ベンゾトリ
アゾール化合物(米国特許第3533794号)、4−
チアゾリドン化合物(米国特許第3314794号及び
第3352681号)、ベンゾフェノン化合物(特公昭
46−2784号)、桂皮酸エステル化合物(東国特許
第370!5805号及び第3707375号)、ブタ
ジェン化合物(米国特許第4045229号)及びベン
ズオキサゾール化合物(米国特許第3700455号)
を含む。
紫外線吸収性カプラー(例えばα−ナフトール系のシア
ンカプラー)及び紫外線吸収性重合体も使用しうる。こ
れらの紫外線吸収剤は媒染剤によって特別な層に固定さ
れていてもよい。
可視光に対するフィルター染料は、オキソノール染料、
ヘミオキソノール染料、スチレン染料、メロシアニン染
料、シアニン染料及びアゾ染料のような化合物を含む。
これらの中でオキソノール染料、ヘミオキソノール染料
及びメロシアニン染料は特に適当である。
適当な白色トナーは例えばリサーチ・ディスクロジュア
、1978年12月、17643号、第V節、22頁以
降に記述されている。
結合剤のある層、特に層の支持体から最も遠く離れてい
るもの、但し時には中間層は、特にそれが製造中のある
段階において支持体から最も遠くに離れている場合、無
機又は有機性の写真的に不活性な粒子を、例えばつや消
し剤又はスペーサーとして含有していてよい[独国特許
公報第3331542号及び第3424893号、リサ
ーチ・ディスクロジュア、1978年12月、1764
3号、第XVI節、22頁以降]。
スペーサーの平均粒子直径は主に0.2〜IOμmの範
囲である。スペーサーは水に不溶性であり、アルカリに
不溶又は可溶であってよい。アルカリに可溶であるもの
は一般にアルカリ性現像剤浴において写真材料から除去
される。適当な重合体の例はポリメタクリル酸メチル、
アクリル酸とメタクリル酸メチルの共重合体、及びヒド
ロキシプロピルメチルセルロースへキサヒドロフタレー
トである。
黒と白、又はカラーの写真材料或いは陰画、直接陽画又
は反転の写真材料であってよい本発明による材料はその
ような材料に対して推奨される普通の方法で処唾しうる
本発明による化合物は、普通の方法に従い、3〜6価の
アルコールの、プロピレンオキシドとの酸又はアルカリ
による触媒反応によって製造される[ウルマン技術化学
辞典、アーバン(U rban)/シュバルツェンベル
グ(S chwarzenberg)出版社、1963
年、第14巻、49頁以降コ。
試験法 1、ゼラチン含有層の融点の決定 支持体の試料を染料ローズベンガルの0〜7重量%の溶
液に浸した。
溶液の温度:6℃。
動き:穏やかな撹拌。
溶液をゆっくり加熱しく1℃/分)、該試料を毎分持ち
上げ、芸術家の絵の具のはけで軽くもいた。
特に基材層においてゼラチン層が除去されたために白い
しまが現れるならば、最終融点が達成された。
この方法は15°C以下の融点に対して満足である。そ
れより高い融点では、層は水中での長い滞留時間のため
にゾル/ゲル転換反応を受けがちであり、斯くして20
℃以上の融点の正確な区別が困難となる。
2、接着剤層を備えた試料中のゾル/ゲル比の決定。
この方法は、20℃以上の融点を有するゼラチンが20
°Cにおいて最早や水に溶解せず且つゾルのゼラチンが
20℃において最早やゲル形に変化しないで即座に溶解
するという事実に基づいている。ゼラチンを染料ローズ
ベンガルで染色する。
色の強度は層中のゲル形の量の尺度である。
支持体の試料を半分水道水に浸す。
温度=20と25℃。
撹拌:マグネチック・スターテ、約3回転/分。
時間:3分間。
次いで試料を、ローズベンガルの1重量%溶液で0℃下
に1分間染色し、冷水(6℃)で2回洗浄し、そして乾
燥した。20°C及び25°C下に水で処理した部分は
試料の未処理の部分と比べて色を示さない(ゾル形の存
在)か、或いは多かれ少なかれ明白な色を示す。この色
は緑色のフィルターの背後においてマクベス(M ac
beth)濃度計で測定することができ、処理と未処理
の試料の比をパーセントで示す。
3、均一性に対する試験 イエローカプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤、
マゼンタカプラーを含有する感光性ハロゲン化銀乳剤、
UV吸収剤を含有する中間層、シアンカプラーを含有す
る感光性ハロゲン化銀乳剤層及び硬化剤を含む保護層を
、基剤層で被覆したポリエチレン被覆紙上にその順序で
連続的にキャストする。
キャストの品質を評価するために、カラーの大面積をイ
クストラクション(extraction) フィルタ
ー(赤色、緑色、責色)の背後からD=O〜6で反射光
に露呈した。この面積内で色の濃度の差がない時、その
色の面積を均一として定義する。
濃度の差はそれ自体主にしまと大理石模様を明示す゛る
医J1匿 1、基剤層をキャストするための技術条件機械の速度:
115m/分 湿式適用(ローラー系): 3.09 /m2乾式適用
:80〜300mg/m”、教示による乾燥時間=3.
5〜7秒 乾燥機:乾燥路7m 空気量:25.000m3/時 空気速度:約50m/秒  − 材料の温度:45〜60°C キャスト溶液=40°C 2、基剤層に対するキャスト溶液の一般的な製造法 本発明による化合物を、穏やかに撹拌しながら湿潤剤と
してのスルホコハク酸ビス−(2−エチルヘキシル)−
エステルの10重量%溶液と混合し、次いで混合物を脱
塩水に添加した。ゼラチンを固体形で導入し、20°C
で20分間膨潤させ、次いで40℃で溶解した。この溶
液を、予じめコロナ照射に供したポリエチレン層上にキ
ャストした。
3、個々の実験(高ゼラチン含量) 3.1  対照実験 脱塩水               81.4αゼラ
チン              10kgスルホコハ
ク酸ジオクチルエステル  0.25kg(10重量%
水溶液) インプロパツール          8.0kgクロ
ムミョウバン(10重量%水溶液)   0.35kg
結果:融点:ll’C! ゲル含量:0% 直接コーティング:染色領域の激しい動き、ラスター構
造、湿式付着なし、層の剥離。
3.2 本発明による 脱塩水               81.4812
化合物14             2.5kgスル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.250kg(1
0重量%水溶液) ゼラチン              7.5kgイソ
プロパツール          8.0kgクロムミ
ョウバン(10重量%水溶液)   0.270kg結
果:融点:28°C ゲル含量:60% 直接コーティング:平滑な染色領域、良好な湿式付着。
3.3 本発明による 脱塩水               81.4212
化合物14             3.4kgスル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.340kg(1
0重量%水溶液) ゼラチン              6.6kgイン
プロパツール          8.0kgクロムミ
ョウバン(10重量%水溶液)   0.240kg結
果:融点:30°C ゲル含量:85% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
3.4 本発明による 脱塩水               81.32Q化
合物35             5.0kgスルホ
コハク酸ジオクチルエステル  0.5kg(10重量
%水溶液) ゼラチン              5.0kgイン
プロパツール          8.0kgクロムミ
ョウバン(10重量%水溶液’)   0.180k。
結果:融点:30℃ ゲル含量二90% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
3.5 本発明による 脱塩水               74.OQ化合
物6              3.5kgスルホコ
ハク酸ジオクチルエステル  0.350kg(10重
重量水溶液) ゼラチン              4.0kgポリ
ビニルピロリドン         io、Okg(5
重量%水溶液) イソプロパツール          8.0kgクロ
ムミョウバン(10重量%水溶液)   O,150k
g結果:融点:29°C ゲル含量:80% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
3.6 本発明による 脱塩水               744化合物2
3             3.5kgスルホコハク
酸ジオクチルエステル  0.350kg(10重量%
水溶液) ゼラチン              C0kgビニル
ピロリドン/酢酸ビニル(7:3)  10.Okg共
重合体(5重量%水溶液) インプロパツール          8.0kgクロ
ムミョウバン(10重量%水溶液)   O,150k
g結果:融点:29°C ゲル含量:86% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
3.7 本発明による 脱塩水               81.42ff
化合物39             3.4kgスJ
l/ ホ:lハク酸ジオクチルエステル  0.340
kg(141%水溶液) ゼラチン              6.6kgイン
プロパツール          8.0kgクロムミ
ョウバン(10重量%水溶液)   o、240kg結
果:融点=30°C ゲル含量:80% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
3.8 本発明による 脱塩水               81.66ff
化合物30             3.4kgスル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.340kg(1
0重量%水溶液) ゼラチン              6.6kgイソ
プロパツール          8.0に9結果:融
点:28℃ ゲル含量:82% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
3.9 本発明による 脱塩水               81.4212
化合物14             2.4kg化合
物19             1.0kgスルホコ
ハク酸ジオクチルエステル  0.340kg(10重
量%水溶液) ゼラチン              6 、6に9イ
ソプロパツール          8.0kgクロム
ミョウバン(10重量%水溶液)   0.240kg
結果:融点:3Q’0 ゲル含′Ik:87% 直接コーティング:均一な染色領域、良好な湿式付着。
次の実験の表は異なる乾燥温度での結果を示す。
実験の表 融点はキャストから30分後に決定(空気から遮断) 4、個々の実験(低ゼラチン含量) 4.1 対照実験 脱塩水              89.0612ゼ
ラチン              2.67に9スル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.270kg(1
0重量%水溶液) インプロパツール          8.0kg直接
コーティング:染色領域において濃度の広いばらつき、
湿式付着なし、層の剥離4.2 本発明による 脱塩水               89.07に9
化合物14             1.76kgス
ルホコハク酸ジオクチルエステル  0.260kg(
10重量%水溶液) ゼラチン              0.91kgイ
ンプロパツール          8.0kg直接コ
ーティング:均一な染色領域、3〜4日後の湿式付着 4.3 本発明による 脱塩水               89.03kg
化合物14             2.0kgスル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.300kg(1
0重量%水溶液) ゼラチン             0.67kgイン
プロパツール          8.0に9直接コー
ティング:均一な染色領域、3〜4日後の湿式付着 4.4 本発明による 脱塩水               88.9に9化
合物14             2.14kgスル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.430kg(1
0重量%水溶液) ゼラチン              0.53kgイ
ンプロパツール          8・0kg直接コ
ーティング:均一な染色領域、3〜4日後の湿式付着 5、個々の実験(ゼラチン無含有) 5.1  対照試料:PE支持体 コロナ照射。
5.2 脱塩水             88.78
ff化合物”            2.67kgス
ルホコハク酸ジエチルエステル 0.550kg(10
重量%水溶液) インプロパツール        8.0kg直接キャ
スト後の結果:純粋なPEよりも染色領域が均一。比表
面抵抗:1X10”Ω/am(純粋なPE>10”Ω/
am)5.3 脱塩水             88
.780化合物72.67に9 スルホコハク酸ジエチルエステル 0.550kg(1
0重量%水溶液) インプロパツール        s、okg結果:5
.2と同様。
5.4 脱塩水             77.78
ff化合物23           1.67kgポ
リスチレンスルホン酸     20.0kgナトリウ
ム(5%) スルホコハク酸ジオクチル     0.550kgエ
ステル(10重量%水溶液) 直接キャスト後の結果:純粋なPEよりもカラー領域に
おいて平滑。比表面抵抗:5XlO’Ω/cm。
5.5 脱塩水             77.78
Q化合物5            1.67kgポリ
スチレンスルホン酸     20.0kgナトリウム
(5%) スルホコハク酸ジオクチル    0.550kgエス
テル(100重量水溶液) 直接キャスト後の結果:5.4と同じ、比表面抵抗:6
.5X10’Ω/cm0 5.6 脱塩水             84.05
12化合物14           2 kgポリス
チレンスルホン酸13.4kg ナトリウム(5%) スルホコハク酸ジオクチル    0.550kgエス
テル(10重量%水溶液) 直接キャスト後の結果=5.4と同様。比表面抵抗:8
X10’Ω/cm。
キャストから2時間後に、付着をカラー層又はカラー層
の配列と共に決定した。
6、NC(湾曲しない)層を用いる実験技術条件: 乾燥=1に示したような浮送乾燥機 機械の速度:60m/分 乾燥時間=25秒 乾燥後の材料の温度=50℃ 6.1 対照実験 脱塩水               74.8ffゼ
ラチン              lo、Okgスル
ホコハク酸ジオクチルエステル  0.5kg(10重
量%水溶液) インプロパツール          8.0kgトリ
アクリロホルマル        6.7kg(3重量
%水溶液) pH:6.8 融点100℃に至る時間:5週間 6.2 本発明による 脱塩水               85.112化
合物14 −           3.4kgゼラチ
ン              6・6に9スルホコハ
ク酸ジオクチルエステル  0.5kg(10重量%水
溶液) トリアクリロホルマル        4.4ky(3
重量%水溶液) pH:6.8 融点100°Cに至る時間:4日間 7、下式のインスタント硬化剤を用いる実験ニア、1 
 対照例 典型的な最上保護層を含むカラー写真紙の層の全配置。
上述のインスタント硬化剤3重量%を用いる全層の組合
せの硬化。
湿式引かき強度:2.5N 7.2 7.1と同様の実験。但しゼラチンの上層の3
3重量%を化合物6を代替。
湿式引かき強度:4.5N 本発明の特徴及び態様は以下の通りである:1.少くと
も1つの補助層及び少くとも1つの感光性乳剤層を含有
し、但し該補助層が3価〜6価のアルコールのプロピレ
ンオキサイドとの反応によって得られる少くとも1つの
化合物を含む写真材料。
2、反応生成物が7〜15重量%のOH含量を有する上
記lの写真材料。
3、反応生成物が9.5〜12.5重量%のOH含量を
有する上記lの写真材料。
463〜6価のアルコールが炭素数3〜6を有する上記
lの写真材料。
5、反応生成物を0.1:1〜10:1の重量比でゼラ
チンと一緒に用いる上記lの写真材料。
6、ゼラチンを、一部他の高分子量で水溶性′の重合体
によって代替する上記5の写真材料。
7.3〜6価のアルコールとプロピレンオキサイドの反
応によって得られた少くとも1つの化合物を含有する基
剤層及び少くとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤層を含
むポリエチレン被覆紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少くとも1つの補助層及び少くとも1つの感光性乳
    剤層を含有し、但し該補助層が3価〜6価のアルコール
    のプロピレンオキサイドとの反応によって得られる少く
    とも1つの化合物を含む写真材料。
JP63259603A 1987-10-21 1988-10-17 写真材料 Pending JPH01136145A (ja)

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DE3878635D1 (de) 1993-04-01
DE3735586A1 (de) 1989-05-11
EP0312892B1 (de) 1993-02-24
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