JPH01135914A - 回転ドラム装置 - Google Patents
回転ドラム装置Info
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- JPH01135914A JPH01135914A JP29216487A JP29216487A JPH01135914A JP H01135914 A JPH01135914 A JP H01135914A JP 29216487 A JP29216487 A JP 29216487A JP 29216487 A JP29216487 A JP 29216487A JP H01135914 A JPH01135914 A JP H01135914A
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- fluid
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 57
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 22
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
本発明は、回転ドラム装置、特にビデオテープレコーダ
もしくはデジタルオーディオチーブレコーダ用等の回転
ドラムユニットに用いられる、動圧形流体軸受を備えた
回転ドラム装置の構造に関するものである。
もしくはデジタルオーディオチーブレコーダ用等の回転
ドラムユニットに用いられる、動圧形流体軸受を備えた
回転ドラム装置の構造に関するものである。
最近、この種のVTR(ビデオテープレコーダ)やDA
T (デジタルオーディオテープレコーダ)等の装置は
、急速に小形、f#形化の方向に進みつつあり、これに
伴って、回転ドラムユニットも小形、薄形化されてきた
。このため、回転ドラムの軸受も、玉軸受から動圧形流
体軸受が採用されるようになフてきた。
T (デジタルオーディオテープレコーダ)等の装置は
、急速に小形、f#形化の方向に進みつつあり、これに
伴って、回転ドラムユニットも小形、薄形化されてきた
。このため、回転ドラムの軸受も、玉軸受から動圧形流
体軸受が採用されるようになフてきた。
第5図に、従来の動圧形流体軸受を用いたこの種の回転
ドラムユニットの一例の縦断面図を示す。
ドラムユニットの一例の縦断面図を示す。
図において、1は下ドラム、2は、下ドラム1の中心に
固設された中心軸、3は、中心軸2と同軸心的に下ドラ
ム1に固定されたロータリトランスのステータ、4は、
モータコイルで、下ドラム1に固設されたヨーク4aに
固定されている。
固設された中心軸、3は、中心軸2と同軸心的に下ドラ
ム1に固定されたロータリトランスのステータ、4は、
モータコイルで、下ドラム1に固設されたヨーク4aに
固定されている。
5は、中心軸2上に、下ドラム1の固定端の反対端部に
同軸心的に固定された円板状のスラスト受台、6は、中
心軸2に対して回転可能に嵌合しているスリーブで、中
心軸2との嵌合すき間には耐滑用流体が満たさね、スリ
ーブ6もしくは中心軸2のいずれか一方には、動圧発生
用みぞが刻設されている(図示せず)。
同軸心的に固定された円板状のスラスト受台、6は、中
心軸2に対して回転可能に嵌合しているスリーブで、中
心軸2との嵌合すき間には耐滑用流体が満たさね、スリ
ーブ6もしくは中心軸2のいずれか一方には、動圧発生
用みぞが刻設されている(図示せず)。
7は、スリーブ6に同軸心的に固設された上ドラム、8
は、スリーブ6に同軸心的に固設されて、前記ステータ
3との対向位置に配設されたロータリトランスのロータ
、9は、スリーブ6に同軸心的に固設されたマグネット
ヨーク9aに固定されたモータマグネットである。
は、スリーブ6に同軸心的に固設されて、前記ステータ
3との対向位置に配設されたロータリトランスのロータ
、9は、スリーブ6に同軸心的に固設されたマグネット
ヨーク9aに固定されたモータマグネットである。
10は、スラスト受台5の対向位置にスリーブ6に固設
されたスラスト板で、スラスト受台5との間にはl滑流
体が満たされ、かつ、スラスト受台5.スラスト板10
のいずれか一方には、動圧発生用みぞが刻設されている
(図示せず)。
されたスラスト板で、スラスト受台5との間にはl滑流
体が満たされ、かつ、スラスト受台5.スラスト板10
のいずれか一方には、動圧発生用みぞが刻設されている
(図示せず)。
11は、上ドラム7に固設された回転ヘッドである。
つぎに、以上のような構成における動作を説明する。
いま、モータコイル4に所定の電流を流すことにより、
モータマグネット9は回転を開始する。
モータマグネット9は回転を開始する。
このとき、中心軸2とスリーブ6のいずれか一方に刻設
された動圧発生用みぞと嵌合すき間に満たされた潤滑流
体とにより、流体動圧が発生し、スリーブ6は、中心軸
2に潤滑流体を介して浮動的に回転支持される。
された動圧発生用みぞと嵌合すき間に満たされた潤滑流
体とにより、流体動圧が発生し、スリーブ6は、中心軸
2に潤滑流体を介して浮動的に回転支持される。
同時に、スラスト受台5とスラスト板lOとの間にも流
体動圧が発生し、下ドラム1から一1ニドラム7へ向う
軸方向に推力を発生し、モータマグネット9とヨーク4
aとの間に作用する力と釣合い、スラスト板10は、ス
ラスト受台5より浮上する。それに伴い、スリーブ6お
よびスリーブ6に固定された上トラム7、ロータリトラ
ンスのロータ8.モータ9.さらに回転ヘット11は、
中心軸2と完全に非接触状態で回転している。このこと
により、玉軸受を用いた場合の回転ドラム装置より粒度
よく回転支持することができる。また、軸受ハウジング
を収容するスペースを設ける必要がなく、さらに、軸受
スパンも短くすることができるので、ドラム装置の薄形
化か可能である。
体動圧が発生し、下ドラム1から一1ニドラム7へ向う
軸方向に推力を発生し、モータマグネット9とヨーク4
aとの間に作用する力と釣合い、スラスト板10は、ス
ラスト受台5より浮上する。それに伴い、スリーブ6お
よびスリーブ6に固定された上トラム7、ロータリトラ
ンスのロータ8.モータ9.さらに回転ヘット11は、
中心軸2と完全に非接触状態で回転している。このこと
により、玉軸受を用いた場合の回転ドラム装置より粒度
よく回転支持することができる。また、軸受ハウジング
を収容するスペースを設ける必要がなく、さらに、軸受
スパンも短くすることができるので、ドラム装置の薄形
化か可能である。
また、第6図は、磁性流体を用いた動圧形流体軸受を採
用した従来の回転トラムユニットの他の従来例である。
用した従来の回転トラムユニットの他の従来例である。
図中、第5図におけると同一(相当)構成要素は、同一
符号で表わす。
符号で表わす。
12はシールマグネット、13はシールヨークである。
このドラムの特徴は、l滑流体が漏れないように潤滑流
体に磁性をもたせ、シールマグネット12とシールヨー
ク13とにより磁気的にシールしていることにある。
体に磁性をもたせ、シールマグネット12とシールヨー
ク13とにより磁気的にシールしていることにある。
(発明が解決しようとする問題点〕
しかしなから、第5図に示した従来例にあっては、周対
向式のロータリトランスを用いる必要があり、スリーブ
6とトランスのロータ8との同軸度、および下ドラム1
とトランス3との同軸度に、高い加工/組立蹟度が要求
され、コストの上昇につながっている。また、モータお
よびロータリトランス共に上ドラム7の下とトドラム1
の中に収容しなければならないため、モータやトランス
を大形化することができず、トルク不足や、トランスの
クロストークを生ずる怖れがあった。
向式のロータリトランスを用いる必要があり、スリーブ
6とトランスのロータ8との同軸度、および下ドラム1
とトランス3との同軸度に、高い加工/組立蹟度が要求
され、コストの上昇につながっている。また、モータお
よびロータリトランス共に上ドラム7の下とトドラム1
の中に収容しなければならないため、モータやトランス
を大形化することができず、トルク不足や、トランスの
クロストークを生ずる怖れがあった。
また、第6図における従来例にあっては、1ニドラム7
の中にモータを、下ドラム1の中にロータリトランスを
収容し、共にサイズ上の制約は第5図例よりは少いか、
l滑流体が、第5図例の場合は、片側が封止され、片側
開放であるため漏れることがないが、第6図例において
は、両側開放で、作動流体か漏れてしまうため、流体に
磁性をもたせ、片側をマグネットによりシールしなけれ
ばならなかフだ。このため、シールマグネットやヨーク
、−′性流体等が必要となりコスト1昇につながり、か
つ組立性も悪化するという欠点があった。
の中にモータを、下ドラム1の中にロータリトランスを
収容し、共にサイズ上の制約は第5図例よりは少いか、
l滑流体が、第5図例の場合は、片側が封止され、片側
開放であるため漏れることがないが、第6図例において
は、両側開放で、作動流体か漏れてしまうため、流体に
磁性をもたせ、片側をマグネットによりシールしなけれ
ばならなかフだ。このため、シールマグネットやヨーク
、−′性流体等が必要となりコスト1昇につながり、か
つ組立性も悪化するという欠点があった。
本発明は、以上のような従来例の諸問題点にかんがみて
なされたもので、回転トラムの内側スペースを最大限に
利用でき、かつ潤滑流体の漏ゎを生ずることなく、コス
トの安い動圧形流体軸受式回転ドラム装置の提供を目的
としている。
なされたもので、回転トラムの内側スペースを最大限に
利用でき、かつ潤滑流体の漏ゎを生ずることなく、コス
トの安い動圧形流体軸受式回転ドラム装置の提供を目的
としている。
このため、本発明においては、中心軸に貫通/固設した
スラスト受台と該中心軸に嵌合するスリーブとによって
スラスト軸受を形成し、該スラスト受台を覆うように流
体カバーをスリーブに固設すると共に、該流体カバーと
中心軸との間に流体漏れ防止用の動圧発生用みぞを配設
するよう構成することにより、前記目的を達成しようと
するものである。
スラスト受台と該中心軸に嵌合するスリーブとによって
スラスト軸受を形成し、該スラスト受台を覆うように流
体カバーをスリーブに固設すると共に、該流体カバーと
中心軸との間に流体漏れ防止用の動圧発生用みぞを配設
するよう構成することにより、前記目的を達成しようと
するものである。
以上のような構成により、潤滑流体の漏れを生ずること
なく、軸受構造が小形化され、回転ドラム装置内部スペ
ースを存効に使用することができると共に、組立性も改
善される。
なく、軸受構造が小形化され、回転ドラム装置内部スペ
ースを存効に使用することができると共に、組立性も改
善される。
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に、本発明に係る回転ドラム装置の一実施例の縦
断面図を示し、益田従来例第5,6図におけると同一(
相当)構成要素は同一符号で表わす。
断面図を示し、益田従来例第5,6図におけると同一(
相当)構成要素は同一符号で表わす。
(構成)
第1図において、lは下ドラム、2は、Fドラム1の中
心に固設された中心軸、3は、下ドラム1に固定された
ロータリトランスのステータ、5は、中心軸2に貫通/
固定された円環状のスラスト受台である。6は、中心軸
2に回転可能に嵌合しているスリーブで、中心軸2との
嵌合すき間には一■滑流体が満たされ、第2図に中心軸
2要部の拡大図を示すように、スリーブ6もしくは中心
軸2のいずわか一方(図例は中心軸2側)に、流体動圧
発生用みぞ16,17が刻設しである(後述)。
心に固設された中心軸、3は、下ドラム1に固定された
ロータリトランスのステータ、5は、中心軸2に貫通/
固定された円環状のスラスト受台である。6は、中心軸
2に回転可能に嵌合しているスリーブで、中心軸2との
嵌合すき間には一■滑流体が満たされ、第2図に中心軸
2要部の拡大図を示すように、スリーブ6もしくは中心
軸2のいずわか一方(図例は中心軸2側)に、流体動圧
発生用みぞ16,17が刻設しである(後述)。
7は、スリーブ6に同軸心的に固設された上ドラム、8
は、ロータリトランスのステータ3との対向位置にスリ
ーブ6に固設されたロータリトランスのロータ、9は、
上ドラム7に固設されたヨーク9aに固定されたモータ
マグネットである。10は、スリーブ6に同軸心的に固
設されたスラスト板で、スラスト受台5との間には潤滑
流体が満たしてあり、スラスト軸受を形成している。ス
ラスト受台5とスラスト板10とのいずれか一方(図例
はスラスト受台5側)には、第3図にスラスト受台5部
の底面図を示すように、らせん状の動圧発生用みぞ19
を刻設しである。
は、ロータリトランスのステータ3との対向位置にスリ
ーブ6に固設されたロータリトランスのロータ、9は、
上ドラム7に固設されたヨーク9aに固定されたモータ
マグネットである。10は、スリーブ6に同軸心的に固
設されたスラスト板で、スラスト受台5との間には潤滑
流体が満たしてあり、スラスト軸受を形成している。ス
ラスト受台5とスラスト板10とのいずれか一方(図例
はスラスト受台5側)には、第3図にスラスト受台5部
の底面図を示すように、らせん状の動圧発生用みぞ19
を刻設しである。
第1図における14は流体カバーで、潤滑流体が外部へ
流出しないように、上記スラスト軸受部を覆うよう、中
心軸2に対して回転可能にスリーブ6上に固設している
。20は流体の潤滑穴である。15は、中心軸2に固定
されたモータ台、4aは、モータ台15に固定されたヨ
ーク、4は、ヨーク4aに固設されたモータコイルであ
る。
流出しないように、上記スラスト軸受部を覆うよう、中
心軸2に対して回転可能にスリーブ6上に固設している
。20は流体の潤滑穴である。15は、中心軸2に固定
されたモータ台、4aは、モータ台15に固定されたヨ
ーク、4は、ヨーク4aに固設されたモータコイルであ
る。
(動作)
いま、モータコイル4に所定の電流を流すと、モータマ
グネット9は回転力を生じ、モータマグネット9.上ド
ラム7、スリーブ6、スラスト板10、トランス8.ヘ
ッド11.流体カバー14(以下、これらを“回転体”
と略称する)は、回転を開始する。このとき、中心軸2
とスリーブ6の嵌合面のいずれか一方に刻設された動圧
発生用みぞ16,17と嵌合すき間に満たされた潤滑流
体により、流体動圧が発生し、上記回転体は中心軸2に
潤滑流体を介して、浮動的に回転支持される。それと同
時に、スラスト受台5とスラスト板10との間にも、ら
せん状の動圧発生用みぞ19により動圧が発生し、回転
体を、中心軸2に沿って軸方向に下ドラムl側に押下げ
る方向に推力が働き、回転体はスラスト受台5より浮上
する。そして、回転体は、この力とモータマグネット9
とヨーク4aとの間に作用する磁力との釣合う位置で静
止して回転する。
グネット9は回転力を生じ、モータマグネット9.上ド
ラム7、スリーブ6、スラスト板10、トランス8.ヘ
ッド11.流体カバー14(以下、これらを“回転体”
と略称する)は、回転を開始する。このとき、中心軸2
とスリーブ6の嵌合面のいずれか一方に刻設された動圧
発生用みぞ16,17と嵌合すき間に満たされた潤滑流
体により、流体動圧が発生し、上記回転体は中心軸2に
潤滑流体を介して、浮動的に回転支持される。それと同
時に、スラスト受台5とスラスト板10との間にも、ら
せん状の動圧発生用みぞ19により動圧が発生し、回転
体を、中心軸2に沿って軸方向に下ドラムl側に押下げ
る方向に推力が働き、回転体はスラスト受台5より浮上
する。そして、回転体は、この力とモータマグネット9
とヨーク4aとの間に作用する磁力との釣合う位置で静
止して回転する。
この時、回転体と中心軸2との間にある潤滑流体は、各
動圧発生用みぞ16,17によってそれぞれのみぞパタ
ーンの中心へ集めようとする流れが生じ、スリーブ6の
下ドラム1側の開放端から漏れることはない。また、中
心軸2と回転体とのもう一方の開放端は、中心軸2と流
体カバー14との嵌合面であるが、この部分には、流体
漏れ防止専用の動圧発生用みぞ18が中心軸2もしくは
流体カバー14の一方(第2図例は軸2側)に刻設して
あり、この開放端より外部へ流出しようとする流れを、
回転によりて生ずるみぞ18パターンの傾斜方向への流
れによって逆送して封止する。
動圧発生用みぞ16,17によってそれぞれのみぞパタ
ーンの中心へ集めようとする流れが生じ、スリーブ6の
下ドラム1側の開放端から漏れることはない。また、中
心軸2と回転体とのもう一方の開放端は、中心軸2と流
体カバー14との嵌合面であるが、この部分には、流体
漏れ防止専用の動圧発生用みぞ18が中心軸2もしくは
流体カバー14の一方(第2図例は軸2側)に刻設して
あり、この開放端より外部へ流出しようとする流れを、
回転によりて生ずるみぞ18パターンの傾斜方向への流
れによって逆送して封止する。
第2A図に、この時(回転時)の潤滑流体の流FL挙動
の方向性を各矢印で示す。
の方向性を各矢印で示す。
以上のように構成された動圧形流体軸受を用いた本実施
例の回転ドラム装置は、従来の動圧形流体軸受を用いた
回転ドラム装置の回転精度や潤滑流体の漏れなどの性能
を低下させることなく、第5図の従来例に比して外形サ
イズも不変であり、しかも、より大形のモータやロータ
リトランスをドラム中のスペースに収容することができ
るため、ドラムの回転トルクを増大し得、また、ロータ
リトランスのクロストークの減少等により、より多くの
チャンネルを有するロータリトランスを用いることがで
きる。
例の回転ドラム装置は、従来の動圧形流体軸受を用いた
回転ドラム装置の回転精度や潤滑流体の漏れなどの性能
を低下させることなく、第5図の従来例に比して外形サ
イズも不変であり、しかも、より大形のモータやロータ
リトランスをドラム中のスペースに収容することができ
るため、ドラムの回転トルクを増大し得、また、ロータ
リトランスのクロストークの減少等により、より多くの
チャンネルを有するロータリトランスを用いることがで
きる。
また、潤滑流体としても、従来の第6図例のように、高
価な磁性流体を用いることなく、効果的にシールし得る
ため、従来のようなシールマグネット等が不要となり、
コストの上昇が抑えられ、かつ、組立も容易になる。
価な磁性流体を用いることなく、効果的にシールし得る
ため、従来のようなシールマグネット等が不要となり、
コストの上昇が抑えられ、かつ、組立も容易になる。
(他の実施例)
第4図は、本発明による他の実施例の回転ドラム装置の
縦断面図である。この実施例は、第1図におけるモータ
およびロータリトランスの位置を互に軸線の上下方向に
入れ替えたものである。これに伴い、モータの吸引力の
働く方向が逆になるため、スラスト板10.スラスト受
台5.流体カバー14の位置も逆にしである。動作につ
いては、第1図の例の場合と同様であり、効果も同様で
あるため、重複説明は省略する。
縦断面図である。この実施例は、第1図におけるモータ
およびロータリトランスの位置を互に軸線の上下方向に
入れ替えたものである。これに伴い、モータの吸引力の
働く方向が逆になるため、スラスト板10.スラスト受
台5.流体カバー14の位置も逆にしである。動作につ
いては、第1図の例の場合と同様であり、効果も同様で
あるため、重複説明は省略する。
以上、説明したように、本発明によれば、中心軸に貫通
固定されたスラスト受台の側面およびスラスト軸受を形
成している反対の面に潤滑流体が流出しないようにこの
部分を覆うよう中心軸に回転可能に嵌合している流体カ
バーと、その中心軸との嵌合面において潤滑流体の流出
を防止するための動圧発生用みぞを中心軸もしくは上記
カバーのいずれかに刻設するよう構成したことにより、
回転ドラムの内側のスペースが最大限に利用し得るよう
になった。また、通常の潤滑流体によって効果的シール
が可能となり、かつ、組立性が改善されるとともに、コ
スト上昇を防止し得る。
固定されたスラスト受台の側面およびスラスト軸受を形
成している反対の面に潤滑流体が流出しないようにこの
部分を覆うよう中心軸に回転可能に嵌合している流体カ
バーと、その中心軸との嵌合面において潤滑流体の流出
を防止するための動圧発生用みぞを中心軸もしくは上記
カバーのいずれかに刻設するよう構成したことにより、
回転ドラムの内側のスペースが最大限に利用し得るよう
になった。また、通常の潤滑流体によって効果的シール
が可能となり、かつ、組立性が改善されるとともに、コ
スト上昇を防止し得る。
第1図は、本発明による回転ドラム装置の一実施例の縦
断面図、第2図は、第1図における中心軸要部拡大図、
第2A図は、第2図における潤滑流体の挙動図、第3図
は、第2図におけるスラスト受台部の底面図、第4図は
、本発明の他の実施例の回転ドラム装置の縦断面図、第
5図、第6図は、それぞれ従来の回転ドラム装置の2例
の各縦断面図である。 !・・・・・・下ドラム 2・・・・・・中心軸 5・−・・・スラスト受台 6・・・・−スリーブ 7・・・・・・上トラム 10−−−−−スラスト板 14−−−−・流体カバー
断面図、第2図は、第1図における中心軸要部拡大図、
第2A図は、第2図における潤滑流体の挙動図、第3図
は、第2図におけるスラスト受台部の底面図、第4図は
、本発明の他の実施例の回転ドラム装置の縦断面図、第
5図、第6図は、それぞれ従来の回転ドラム装置の2例
の各縦断面図である。 !・・・・・・下ドラム 2・・・・・・中心軸 5・−・・・スラスト受台 6・・・・−スリーブ 7・・・・・・上トラム 10−−−−−スラスト板 14−−−−・流体カバー
Claims (1)
- 中心軸と、該中心軸に回転可能に嵌合するスリーブとの
いずれか一方に流体動圧発生用みぞを刻設するとともに
、該スリーブの両開放端面のいずれか一方に、前記中心
軸に固定したスラスト受台を対向位置に配設し、該一方
のスリーブ開放端面と該スラスト受台の対向面とのいず
れか一方に流体動圧発生用みぞを刻設した動圧形流体軸
受を備えた回転ドラム装置であって、前記スラスト受台
は、前記中心軸に同軸心的に貫通固定され、該スラスト
受台の側面および前記対向面と反対側の面を覆うように
、かつ、該中心軸に対して回転可能に構成した流体カバ
ーを前記スリーブに固定して配設し、該中心軸と該流体
カバーとの嵌合面のいずれか一方に流体動圧発生用みぞ
を刻設して、該潤滑流体の外部流出を防止するよう構成
したことを特徴とする回転ドラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62292164A JP2534522B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 回転ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62292164A JP2534522B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 回転ドラム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135914A true JPH01135914A (ja) | 1989-05-29 |
JP2534522B2 JP2534522B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17778377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62292164A Expired - Fee Related JP2534522B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 回転ドラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534522B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001020945A (ja) * | 1999-07-05 | 2001-01-23 | Koyo Seiko Co Ltd | 動圧軸受 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620829A (en) * | 1979-07-26 | 1981-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Rotating device |
JPS60159417A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体軸受装置 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP62292164A patent/JP2534522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2534522B2 (ja) | 1996-09-18 |
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