JPH11325057A - 回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置 - Google Patents
回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置Info
- Publication number
- JPH11325057A JPH11325057A JP13797898A JP13797898A JPH11325057A JP H11325057 A JPH11325057 A JP H11325057A JP 13797898 A JP13797898 A JP 13797898A JP 13797898 A JP13797898 A JP 13797898A JP H11325057 A JPH11325057 A JP H11325057A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転ヘッドシリンダの回転トルクを小さくし
て、低消費電力化をはかり、かつ、装置全体の軽量小型
化を実現させる。 【解決手段】 (1)上部固定シリンダ8とは別に回転
ヘッドシリンダ4を分割して設け、固定軸2の下端を下
部固定シリンダ1に固定し、回転ヘッドシリンダ4を流
体軸受で支えた構成を有している。また、上部固定シリ
ンダ8の一部をカットした構成を有している。これによ
り、回転部の軽量化を図り、小さい回転トルクで回転ヘ
ッドシリンダ4を回転させることができ、また、限られ
たスペースの場所でも設置することができるため、省電
力で、かつ、装置の薄型軽量化を実現させることができ
る。
て、低消費電力化をはかり、かつ、装置全体の軽量小型
化を実現させる。 【解決手段】 (1)上部固定シリンダ8とは別に回転
ヘッドシリンダ4を分割して設け、固定軸2の下端を下
部固定シリンダ1に固定し、回転ヘッドシリンダ4を流
体軸受で支えた構成を有している。また、上部固定シリ
ンダ8の一部をカットした構成を有している。これによ
り、回転部の軽量化を図り、小さい回転トルクで回転ヘ
ッドシリンダ4を回転させることができ、また、限られ
たスペースの場所でも設置することができるため、省電
力で、かつ、装置の薄型軽量化を実現させることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオ等の、磁気テ
ープから信号の記録再生を行う記録再生装置等に用いら
れる、動圧型の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置に関
するものである。
ープから信号の記録再生を行う記録再生装置等に用いら
れる、動圧型の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら、従来の回転ヘ
ッドシリンダ用流体軸受装置の一例について説明する。
図3は従来の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置の断面
図である。41は下部固定シリンダ、42は軸であり、
片端が下部固定シリンダ41に固定され、また他端にフ
ランジ43が固定されている。軸42の外周にはスリー
ブ44Aを有する上部回転シリンダ44が、軸42に対
し回転自在に取り付けられ、軸42の外周または、スリ
ーブ44Aの内周にはラジアル側動圧発生溝44B、4
4Cが設けられている。また、軸42の他端に固定され
たフランジ43に対向かつ近接してスラスト板47が上
部回転シリンダ44に結合されている。スラスト板47
の、フランジ43と対向する位置にはスラスト側動圧発
生溝47Aを有し、これらラジアル側動圧発生溝44
B、44C、スラスト側動圧発生溝47Aは潤滑剤50
で充満されている。下部固定シリンダ41にはモータス
テータ45が、また回転シリンダ44にはモータロータ
46が固定されている。
ッドシリンダ用流体軸受装置の一例について説明する。
図3は従来の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置の断面
図である。41は下部固定シリンダ、42は軸であり、
片端が下部固定シリンダ41に固定され、また他端にフ
ランジ43が固定されている。軸42の外周にはスリー
ブ44Aを有する上部回転シリンダ44が、軸42に対
し回転自在に取り付けられ、軸42の外周または、スリ
ーブ44Aの内周にはラジアル側動圧発生溝44B、4
4Cが設けられている。また、軸42の他端に固定され
たフランジ43に対向かつ近接してスラスト板47が上
部回転シリンダ44に結合されている。スラスト板47
の、フランジ43と対向する位置にはスラスト側動圧発
生溝47Aを有し、これらラジアル側動圧発生溝44
B、44C、スラスト側動圧発生溝47Aは潤滑剤50
で充満されている。下部固定シリンダ41にはモータス
テータ45が、また回転シリンダ44にはモータロータ
46が固定されている。
【0003】以上のように構成された従来の回転ヘッド
シリンダ用流体軸受装置について、以下その動作につい
て説明する。まず、モータステータ45に通電がされ、
回転磁界が発生させられるとモータロータ46は上部回
転シリンダ44を回転駆動する。この時、上部回転シリ
ンダ44はスラスト板47と共に回転する。この時ラジ
アル側動圧発生溝44B、44Cとスラスト側動圧発生
溝47Aは、それぞれ潤滑剤50をポンピングして圧力
を発生し、回転シリンダ44は浮上して非接触回転を行
う。
シリンダ用流体軸受装置について、以下その動作につい
て説明する。まず、モータステータ45に通電がされ、
回転磁界が発生させられるとモータロータ46は上部回
転シリンダ44を回転駆動する。この時、上部回転シリ
ンダ44はスラスト板47と共に回転する。この時ラジ
アル側動圧発生溝44B、44Cとスラスト側動圧発生
溝47Aは、それぞれ潤滑剤50をポンピングして圧力
を発生し、回転シリンダ44は浮上して非接触回転を行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、次の様な問題点がある。図3におい
て、スリーブ44Aが高速回転すると、上部回転シリン
ダ全体が回転するため、大きな負荷がかかってしまう。
更に、磁気テープ等の側圧力を大きく受けるため、流体
軸受の回転トルクが大きくなってしまう。また、構造的
にも、ヘッドシリンダの高さ(H1)が大きくなるとい
う問題点があった。
ような構成では、次の様な問題点がある。図3におい
て、スリーブ44Aが高速回転すると、上部回転シリン
ダ全体が回転するため、大きな負荷がかかってしまう。
更に、磁気テープ等の側圧力を大きく受けるため、流体
軸受の回転トルクが大きくなってしまう。また、構造的
にも、ヘッドシリンダの高さ(H1)が大きくなるとい
う問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置は、
上端に上部固定シリンダを取り付けるとともに、下端を
下部固定シリンダにて固定された固定軸と、前記固定軸
に固定されたフランジ部材と、前記固定軸に回転自在に
挿入されたスリーブとを有し、前記スリーブの上部固定
シリンダ側の端面近傍には、前記フランジ部材に対向か
つ近接するスラスト板を有し、前記固定軸の外周面また
はスリーブ内周面の少なくともいずれか一方にラジアル
側動圧発生溝を有し、前記フランジ部材又はスラスト板
の互いに対向する面のいずれか一方の面にスラスト側動
圧発生溝を有し、これら前記ラジアル側動圧発生溝及び
スラスト側動圧発生溝の溝部には潤滑剤が保持され、前
記下部固定シリンダにはモータステータを有し、前記ス
リーブには、モータロータを有した回転シリンダを取り
付けたものである。
めに、本発明の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置は、
上端に上部固定シリンダを取り付けるとともに、下端を
下部固定シリンダにて固定された固定軸と、前記固定軸
に固定されたフランジ部材と、前記固定軸に回転自在に
挿入されたスリーブとを有し、前記スリーブの上部固定
シリンダ側の端面近傍には、前記フランジ部材に対向か
つ近接するスラスト板を有し、前記固定軸の外周面また
はスリーブ内周面の少なくともいずれか一方にラジアル
側動圧発生溝を有し、前記フランジ部材又はスラスト板
の互いに対向する面のいずれか一方の面にスラスト側動
圧発生溝を有し、これら前記ラジアル側動圧発生溝及び
スラスト側動圧発生溝の溝部には潤滑剤が保持され、前
記下部固定シリンダにはモータステータを有し、前記ス
リーブには、モータロータを有した回転シリンダを取り
付けたものである。
【0006】本発明は、上記した構成によって、回転中
でも回転部を小さくできるため、小さい回転トルクでシ
リンダを回転させることができる。従って、低消費電力
で機器を駆動させることができる。
でも回転部を小さくできるため、小さい回転トルクでシ
リンダを回転させることができる。従って、低消費電力
で機器を駆動させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施形態につ
いて、図1を参照しながら説明する。
いて、図1を参照しながら説明する。
【0008】図1において、下部固定シリンダ1には固
定軸2がその一端において固定されており、前記固定軸
2の他端には上部固定シリンダ8が固定されている。ま
た、回転ヘッドシリンダ4はスリーブ4Aと一体となっ
ており、固定軸2に回転自在に嵌め合わされている。固
定軸2の上端側近傍には略リング状のフランジ3が固定
され、このフランジ3は回転ヘッドシリンダ4の凹部に
収納されている。また、フランジ3に対向かつ近接して
スラスト板7が回転シリンダ4に結合されている。固定
軸2の外周面またはスリーブ4Aの内周面のいずれか一
方には少なくとも2組の、例えばヘリングボーン形状の
ラジアル側動圧発生溝4B、4Cが設けられ、フランジ
3の端面とスラスト板7の対向面のいずれか一方にはス
ラスト側動圧発生溝7Aが設けられ、ラジアル側動圧発
生溝4B、4C、スラスト側動圧発生溝7Aには潤滑剤
10が注油されている。回転ヘッドシリンダ4にはモー
タローラ6が、また下部固定シリンダ1にはモータステ
ータ5が固定されている。
定軸2がその一端において固定されており、前記固定軸
2の他端には上部固定シリンダ8が固定されている。ま
た、回転ヘッドシリンダ4はスリーブ4Aと一体となっ
ており、固定軸2に回転自在に嵌め合わされている。固
定軸2の上端側近傍には略リング状のフランジ3が固定
され、このフランジ3は回転ヘッドシリンダ4の凹部に
収納されている。また、フランジ3に対向かつ近接して
スラスト板7が回転シリンダ4に結合されている。固定
軸2の外周面またはスリーブ4Aの内周面のいずれか一
方には少なくとも2組の、例えばヘリングボーン形状の
ラジアル側動圧発生溝4B、4Cが設けられ、フランジ
3の端面とスラスト板7の対向面のいずれか一方にはス
ラスト側動圧発生溝7Aが設けられ、ラジアル側動圧発
生溝4B、4C、スラスト側動圧発生溝7Aには潤滑剤
10が注油されている。回転ヘッドシリンダ4にはモー
タローラ6が、また下部固定シリンダ1にはモータステ
ータ5が固定されている。
【0009】以上のように構成された回転ヘッドシリン
ダ用流体軸受装置について、その動作を説明する。図1
において、モータステータ5に通電され、回転磁界が発
生させられると、モータロータ6は回転ヘッドシリンダ
4を回転駆動する。この時回転ヘッドシリンダ4はスラ
スト板7と共に回転する。この時ラジアル側動圧発生溝
4B、4Cと、スラスト側動圧発生溝7Aは、それぞれ
潤滑剤10をポンピングして圧力を発生せしめ、スラス
ト板7及びスリーブ4Aを浮上させこれらに非接触回転
を行わせる。この時、回転ヘッドシリンダ4は上部固定
シリンダ8を別体として分離した構成となっており、回
転トルクが小さいため、低消費電力で回転する。
ダ用流体軸受装置について、その動作を説明する。図1
において、モータステータ5に通電され、回転磁界が発
生させられると、モータロータ6は回転ヘッドシリンダ
4を回転駆動する。この時回転ヘッドシリンダ4はスラ
スト板7と共に回転する。この時ラジアル側動圧発生溝
4B、4Cと、スラスト側動圧発生溝7Aは、それぞれ
潤滑剤10をポンピングして圧力を発生せしめ、スラス
ト板7及びスリーブ4Aを浮上させこれらに非接触回転
を行わせる。この時、回転ヘッドシリンダ4は上部固定
シリンダ8を別体として分離した構成となっており、回
転トルクが小さいため、低消費電力で回転する。
【0010】以上のように、本実施形態によれば、モー
タの回転時においても、小さい回転トルクで駆動させる
ことができるため、従来に比べて低消費電力で回転させ
ることができる。
タの回転時においても、小さい回転トルクで駆動させる
ことができるため、従来に比べて低消費電力で回転させ
ることができる。
【0011】また、ラジアル側動圧発生溝4B、4Cは
スリーブ4Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸2の外周面に形成してもよい。
スリーブ4Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸2の外周面に形成してもよい。
【0012】なお、スリーブ4Aと回転ヘッドシリンダ
4は別部材であっても、ダイキャスト構成品、プレス構
成品等からなる完全な一体物であっても構わない。
4は別部材であっても、ダイキャスト構成品、プレス構
成品等からなる完全な一体物であっても構わない。
【0013】(実施の形態)以下本発明の第2の実施形
態について、図2を参照しながら説明する。
態について、図2を参照しながら説明する。
【0014】図2において、下部固定シリンダ21には
固定軸22がその一端において固定され、その他端には
上部固定シリンダ28が固定されている。また、回転ヘ
ッドシリンダ24とスリーブ24Aとは互いに結合固定
されるかあるいは一体形成された構成となっており、固
定軸22に回転自在に嵌め合わされている。また、固定
軸22の上端側近傍には略リング状のフランジ23が固
定され、このフランジ23は回転ヘッドシリンダ24の
凹部に収納されている。またフランジ23に対向かつ近
接してスラスト板27が回転ヘッドシリンダ24に固定
されている。固定軸22の外周面またはスリーブ24A
の内周面のいずれか一方には少なくとも2組の、例えば
ヘリングボーン形状のラジアル側動圧発生溝24B、2
4Cが設けられている。また、フランジ23と、スラス
ト板27の対向面のいずれか一方にはスラスト側動圧発
生溝27Aが設けられている。ラジアル側動圧発生溝2
4B,24C、スラスト側動圧発生溝27Aには潤滑剤
30が充満されている。回転ヘッドシリンダ24にはモ
ータローラ26が、また下部固定シリンダ21にはモー
タステータ25が固定されている。固定軸22の上部
に、上部固定シリンダ28が取り付けられている。更
に、上部固定シリンダ28にはテーパ状のカット部28
Aを設けている。
固定軸22がその一端において固定され、その他端には
上部固定シリンダ28が固定されている。また、回転ヘ
ッドシリンダ24とスリーブ24Aとは互いに結合固定
されるかあるいは一体形成された構成となっており、固
定軸22に回転自在に嵌め合わされている。また、固定
軸22の上端側近傍には略リング状のフランジ23が固
定され、このフランジ23は回転ヘッドシリンダ24の
凹部に収納されている。またフランジ23に対向かつ近
接してスラスト板27が回転ヘッドシリンダ24に固定
されている。固定軸22の外周面またはスリーブ24A
の内周面のいずれか一方には少なくとも2組の、例えば
ヘリングボーン形状のラジアル側動圧発生溝24B、2
4Cが設けられている。また、フランジ23と、スラス
ト板27の対向面のいずれか一方にはスラスト側動圧発
生溝27Aが設けられている。ラジアル側動圧発生溝2
4B,24C、スラスト側動圧発生溝27Aには潤滑剤
30が充満されている。回転ヘッドシリンダ24にはモ
ータローラ26が、また下部固定シリンダ21にはモー
タステータ25が固定されている。固定軸22の上部
に、上部固定シリンダ28が取り付けられている。更
に、上部固定シリンダ28にはテーパ状のカット部28
Aを設けている。
【0015】以上のように構成された回転ヘッドシリン
ダ用流体軸受装置について、その動作を説明する。図2
において、モータステータ25に通電され、回転磁界が
発生すると、モータロータ26は、回転ヘッドシリンダ
24、スリーブ24A、スラスト板27と共に回転を始
める。この時、ラジアル側動圧発生溝24B、24C及
びスラスト側動圧発生溝27Aは潤滑剤30をかき集
め、ポンピング作用により圧力を発生する。これらの発
生圧力により、スリーブ24Aやスラスト板27等の回
転体は回転ヘッドシリンダ24と共に回転する。更に、
上部固定シリンダ28にはテーパ状のカット部28Aを
設けているため、ヘッドシリンダの高さを小さくするこ
とができ、省スペース化が図れる。
ダ用流体軸受装置について、その動作を説明する。図2
において、モータステータ25に通電され、回転磁界が
発生すると、モータロータ26は、回転ヘッドシリンダ
24、スリーブ24A、スラスト板27と共に回転を始
める。この時、ラジアル側動圧発生溝24B、24C及
びスラスト側動圧発生溝27Aは潤滑剤30をかき集
め、ポンピング作用により圧力を発生する。これらの発
生圧力により、スリーブ24Aやスラスト板27等の回
転体は回転ヘッドシリンダ24と共に回転する。更に、
上部固定シリンダ28にはテーパ状のカット部28Aを
設けているため、ヘッドシリンダの高さを小さくするこ
とができ、省スペース化が図れる。
【0016】以上のように、本実施形態によれば、回転
ヘッドシリンダを小さなスペースでも設置することがで
き、回転ヘッドシリンダを組み込んだ装置全体としての
薄型化、軽量化に貢献することができる。
ヘッドシリンダを小さなスペースでも設置することがで
き、回転ヘッドシリンダを組み込んだ装置全体としての
薄型化、軽量化に貢献することができる。
【0017】なお、ラジアル側動圧発生溝4B、4Cは
スリーブ24Aの内周面に形成した場合について説明し
たが、固定軸22の外周面に形成しても同じ事である。
スリーブ24Aの内周面に形成した場合について説明し
たが、固定軸22の外周面に形成しても同じ事である。
【0018】なお、スリーブ24Aと回転ヘッドシリン
ダ24は別部材で用意したものを互いに結合した構成で
も、ダイキャスト構成品、プレス構成品等からなる完全
な一体物であっても構わない。
ダ24は別部材で用意したものを互いに結合した構成で
も、ダイキャスト構成品、プレス構成品等からなる完全
な一体物であっても構わない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、小さい回転トル
クで回転ヘッドシリンダを回転させることができ、ま
た、限られたスペースの場所でも回転ヘッドシリンダを
設置することができるため、省電力で、かつ、薄型、軽
量の回転ヘッドシリンダを実現させることができる。
クで回転ヘッドシリンダを回転させることができ、ま
た、限られたスペースの場所でも回転ヘッドシリンダを
設置することができるため、省電力で、かつ、薄型、軽
量の回転ヘッドシリンダを実現させることができる。
【図1】本発明の一実施形態の回転ヘッドシリンダ用流
体軸受装置の断面図
体軸受装置の断面図
【図2】本発明の第2の実施形態における回転ヘッドシ
リンダ用流体軸受装置の断面図
リンダ用流体軸受装置の断面図
【図3】従来の回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置の断
面図
面図
1,21 下部固定シリンダ 2,22 固定軸 3,23 フランジ 4,24 回転ヘッドシリンダ 4A,24A スリーブ 4B,4C,24B,24C ラジアル側動圧発生溝 5,25 モータステータ 6,26 モータロータ 7,27 スラスト板 7A,27A スラスト側動圧発生溝 8,28 上部固定シリンダ 28A カット部 10,30 潤滑剤
Claims (2)
- 【請求項1】 上端に上部固定シリンダを取り付けると
ともに、下端を下部固定シリンダにて固定された固定軸
と、前記固定軸に固定されたフランジ部材と、前記固定
軸に回転自在に挿入されたスリーブとを有し、前記スリ
ーブの上部固定シリンダ側の端面近傍には、前記フラン
ジ部材に対向かつ近接するスラスト板を有し、前記固定
軸の外周面またはスリーブ内周面の少なくともいずれか
一方にラジアル側動圧発生溝を有し、前記フランジ部材
又はスラスト板の互いに対向する面のいずれか一方の面
にスラスト側動圧発生溝を有し、これら前記ラジアル側
動圧発生溝及びスラスト側動圧発生溝の溝部には潤滑剤
が保持され、前記下部固定シリンダにはモータステータ
を有し、前記スリーブには、モータロータを有した回転
シリンダを取り付けた回転ヘッドシリンダ用流体軸受装
置。 - 【請求項2】 上部固定シリンダの一部をテーパ状にカ
ットした請求項1記載の回転ヘッドシリンダ用流体軸受
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13797898A JPH11325057A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13797898A JPH11325057A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325057A true JPH11325057A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15211199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13797898A Pending JPH11325057A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 回転ヘッドシリンダ用流体軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11325057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6389811B2 (en) | 2000-06-13 | 2002-05-21 | Twinbird Corporation | Stirling cycle engine |
CN100395459C (zh) * | 2003-09-23 | 2008-06-18 | 财团法人工业技术研究院 | 流体轴承模块 |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13797898A patent/JPH11325057A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6389811B2 (en) | 2000-06-13 | 2002-05-21 | Twinbird Corporation | Stirling cycle engine |
CN100395459C (zh) * | 2003-09-23 | 2008-06-18 | 财团法人工业技术研究院 | 流体轴承模块 |
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