JP3983435B2 - 動圧型軸受ユニット - Google Patents

動圧型軸受ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3983435B2
JP3983435B2 JP30724999A JP30724999A JP3983435B2 JP 3983435 B2 JP3983435 B2 JP 3983435B2 JP 30724999 A JP30724999 A JP 30724999A JP 30724999 A JP30724999 A JP 30724999A JP 3983435 B2 JP3983435 B2 JP 3983435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
thrust
shaft
radial
thrust bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30724999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001124065A (ja
Inventor
嗣人 中関
一男 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP30724999A priority Critical patent/JP3983435B2/ja
Priority to US09/696,669 priority patent/US6431757B1/en
Publication of JP2001124065A publication Critical patent/JP2001124065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3983435B2 publication Critical patent/JP3983435B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/106Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
    • F16C33/107Grooves for generating pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/10Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
    • F16C17/102Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure
    • F16C17/107Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure with at least one surface for radial load and at least one surface for axial load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/102Construction relative to lubrication with grease as lubricant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動圧型軸受ユニットに関する。この軸受ユニットは、特に情報機器、例えばHDD、FDD等の磁気ディスク装置、CD−ROM、DVD−ROM等の光ディスク装置、MD、MO等の光磁気ディスク装置などのスピンドルモータ、あるいはレーザビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータなどのスピンドル支持用として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
上記各種情報機器のスピンドルモータには、高回転精度の他、高速化、低コスト化、低騒音化などが求められている。これらの要求性能を決定づける構成要素の一つに当該モータのスピンドルを支持する軸受があり、近年では、この種の軸受として、上記要求性能に優れた特性を有する動圧型軸受の使用が検討され、あるいは実際に使用されている。
【0003】
例えば、情報機器の一種であるHDD(ハードディスクドライブ)の軸受ユニットでは、図5に概略図示するように、軸部材2’をラジアル方向で支持するラジアル軸受部10’、および軸部材2’をスラスト方向で支持するスラスト軸受部11’をそれぞれ動圧型軸受で構成する場合がある。この図示例において、軸部材2’は、軸2a’と軸2a’の先端に固定したスラスト円盤2b’とで構成される。軸部材2’が回転すると、ラジアル軸受部10’の軸受すきまCr’やスラスト軸受部11’の軸受すきまCS2’、CS2’に油や気体等の流体動圧が形成され、軸部材2’がラジアルおよびスラストの両方向で回転自在に非接触支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、例えばノート型パソコンへの搭載等を考慮し、上記軸受ユニット1’のさらなるコンパクト化、特に軸方向寸法の短縮化(薄型化)の要求が高まっている。この対策としては、ラジアル軸受部10’の軸方向長さL’を短くすることが有効であるが、その場合には軸方向長さL’の短縮に伴ってラジアル軸受部10の軸受スパン(軸方向に離隔して設けられた動圧軸受間の距離)が減少するため、モーメント負荷に対する軸受支持力が低下する点が問題となる。
【0005】
特に従来では、スラスト円盤2b’と軸2a’との間の直角度等の成形誤差が避けられず、この誤差に起因したスラスト円盤2b’とスラスト軸受面11a',11b'との接触を避けるため、スラスト軸受すきまCS1’、CS2’をかなり大きめに形成している。ところが、この場合にはモーメント荷重によりスピンドル2’が傾いた際に(図5に二点鎖線で示す)、モーメント荷重のほとんどがラジアル軸受部10’(特にその上端)で支持され、スラスト軸受部11’ではほとんどモーメント支持力を生じないため、軸受ユニット全体のモーメント負荷容量が小さくなる。
【0006】
また、上記のように軸受ユニット1’を薄型化した場合、ラジアル軸受部10’の軸方向長さL’よりもスラスト円盤2b’の直径D’が相対的に大きくなるため、軸受ユニット全体のモーメント負荷容量は、スラスト軸受部11’のモーメント負荷性能によって大きく左右される。これに対して従来ではスラスト軸受部11’のモーメント支持力が十分に生じず、この点がモーメント負荷容量の増大を図る上で大きな障害となっていた。
【0007】
以上の問題点に鑑み、本発明は、特にスラスト軸受部でのモーメント支持力を増大させ、動圧型軸受ユニット全体でのモーメント負荷容量の増大を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかる動圧型軸受ユニットは、軸およびフランジ部からなる軸部材と、軸の外周面とこれに対向するラジアル軸受面との間のラジアル軸受すきまに生じた動圧で軸部材をラジアル方向で非接触支持するラジアル軸受部と、フランジ部の端面とこれに対向する二つのスラスト軸受面との間の二つのスラスト軸受すきまに生じた動圧で軸部材をスラスト方向で非接触支持するスラスト軸受部とを具備するものにおいて、ラジアル軸受すきまの幅δRとスラスト軸受すきまの幅δAが、以下の関係式を満たすものである。
(DδR/L)+ε≧δA≧DδR/L
但し、Dはフランジ部の直径、Lはラジアル軸受部の軸方向長さLを表す。εは加工誤差であって、軸とフランジ部の直角度の誤差と、二つのスラスト軸受面の平行度の誤差とにより生じるスラスト軸受隙間の減少量を表す。
【0009】
これにより、ラジアル軸受部およびスラスト軸受部の双方で実用上十分なモーメント支持力を確保することができる。
【0010】
この場合、加工誤差εは4μmとすることができ、また、フランジ部の直径Dは10mm以下とすることができる。
【0011】
以上の何れの構成においても、フランジ部の直径は、ラジアル軸受部の軸方向長さよりも大きくするのがよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図4に基いて説明する。
【0013】
図3は、本発明にかかる動圧型軸受ユニット1を備える情報機器用スピンドルモータの断面図で、一例としてHDD(ハードディスクドライブ)スピンドルモータを示している。このスピンドルモータは、軸部材2を回転自在に支持する軸受ユニット1と、軸部材2に取付けられ、磁気ディスクDを一又は複数枚保持するディスクハブ3と、半径方向のギャップを介して対向させたモータステータ4およびモータロータ5とを有する。ステータ4は、軸受ユニット1を保持するケーシング9の円筒状外周部に取付けられ、ロータ5はディスクハブ3の内周面に取付けられている。ステータ4に通電すると、ステータ4とロータ5との間の励磁力でロータ5が回転し、ディスクハブ3および軸部材2が回転する。
【0014】
軸受ユニット1は、軸部材2と、有底円筒状のいわゆる袋型ハウジング6と、ハウジング6の内周面に固定された厚肉円筒状の軸受部材7と、軸受部材7の一端側(ハウジング6の開口側)を密封するシールワッシャ等のシール部材8とを主な構成要素とする。軸部材2は、軸2aと軸2aの下端部に設けられ、外径側に突出するスラスト円盤2b(フランジ部)とで構成される。この軸部材2は、軸2aを軸受部材7の内周部に、フランジ部2bを軸受部材7とハウジング6の底部との間に収容して配置される。
【0015】
軸受部材7は、例えば銅や真鍮等の軟質金属、あるいは焼結金属等で形成される。軸受部材7の内周面には、一あるいは複数(本実施形態では2つ)の動圧発生部を有するラジアル軸受面10aが形成され、これより軸部材2と軸受部材7の相対回転時(本実施形態では軸部材2の回転時)には、ラジアル軸受面10aと軸2aの外周面との間のラジアル軸受隙間Crに動圧が発生し、軸2aをラジアル方向で非接触支持するラジアル軸受部10が構成される。なお、図中のラジアル軸受隙間Crの幅は誇張して描かれている(後述のスラスト軸受隙間Cs1、Cs2についても同様)。
【0016】
軸受部材7を焼結金属で形成した場合の動圧溝は、圧縮成形、すなわち、コアロッドの外周面にラジアル軸受面10aの動圧溝形状(図4(a)参照)に対応した凹凸形状の溝型を形成し、コアロッドの外周に焼結金属を供給して焼結金属を圧迫し、焼結金属の内周部に溝型形状に対応した動圧溝を転写することによって、低コストにかつ高精度に成形することができる。この場合、焼結金属の脱型は、圧迫力を解除することによる焼結金属のスプリングバックを利用して簡単に行える。このように軸受部材7の素材として焼結金属を用いる場合、軸受部材7に潤滑油や潤滑グリースを含浸させた動圧型含油軸受として使用することができる。
【0017】
フランジ部2bの軸方向両側には、軸方向の隙間であるスラスト軸受隙間Cs1、Cs2が設けられる。スラスト軸受隙間Cs1は、フランジ部2bの上端面とこれに対向する軸受部材7の端面との間に形成され、他方のスラスト軸受隙間Cs2は、フランジ部2bの下端面と、これに対向するスラスト支持部13の上面との間に形成される。本実施形態は、スラスト支持部13をハウジング6の他端開口を封口する底部とし、かつハウジング6と一体に形成した場合を例示しているが、スラスト支持部13をハウジング6と別体に構成してもよい。一方のスラスト軸受隙間Cs1を臨む軸受部材7の下端面、および他方のスラスト軸受隙間Cs2を臨むスラスト支持部13の上面には、それぞれ動圧溝を有するスラスト軸受面11a、11bが形成され、これより上記回転時には、スラスト軸受隙間Cs1、Cs2に動圧が発生し、フランジ部2bをスラスト方向両側から非接触支持するスラスト軸受部11が構成される。
【0018】
上記ラジアル軸受面10aおよびスラスト軸受面11a、11bの動圧溝形状は任意に選択することができ、公知のへリングボーン型、スパイラル型、ステップ型、多円弧型等の何れかを選択し、あるいはこれらを適宜組合わせて使用することができる。図4は動圧溝形状の一例としてへリングボーン型を示すもので、同図(A)はラジアル軸受面10aを、同図(B)は、スラスト支持部13のスラスト軸受面11bを示す。図示のように、本実施形態のラジアル軸受面10aは、一方に傾斜する動圧溝14が形成された第1の溝領域m1と、第1の溝領域m1から軸方向に離隔し、他方に傾斜する動圧溝14が配列された第2の溝領域m2と、2つの溝領域間m1、m2間に位置する環状の平滑部nとからなる動圧発生部を2つ備える。各動圧発生部では、平滑部nと動圧溝13間の背の部分15とは同一レベルにある。スラスト軸受面11bの動圧溝16は、半径方向のほぼ中心部に屈曲部分を有するほぼV字状をなしている。
【0019】
上記軸受ユニット1は、ハウジング6内にフランジ部2bを下にして軸部材2を挿入し、さらに所定幅(10〜20μm程度)のスラスト軸受隙間Cs1、Cs2が形成されるようにハウジング6内周部の所定位置に、軸受部材7を圧入あるいは接着することにより組立てられる。そして、この軸受ユニット1をケーシング9の円筒状内周部に圧入あるいは接着し、さらにロータ5やディスクハブ3からなるアッセンブリ(モータロータ)を軸2aの上端に圧入することにより、図1に示すスピンドルモータが組立てられる。
【0020】
本発明においては、ラジアル軸受部10とスラスト軸受部11の双方でモーメント荷重を支持できるよう、ラジアル軸受すきまCrおよびスラスト軸受すきまCs1、Cs2の幅が設定される。すなわち、図1および図2に概略図示するように、傾斜した軸部材2のうち、軸2aの外周面がこれに対向するラジアル軸受面10aの軸方向両側で接触すると同時に、フランジ部2bの両端面外径端もそれぞれに対向するスラスト軸受面11a、11bと接触できるよう各軸受すきまCr、Cs1・Cs2の幅が設定される。
【0021】
図1は加工誤差がないと仮定し、ラジアル軸受部10内で軸2aがとり得る可動傾斜角θ1 とスラスト軸受部11内でフランジ部2bがとり得る可動傾斜角θ2 とを等しく設定して(θ1 =θ2 )、両軸受部10、11内での上記同時接触を実現したものである。この時、フランジ部2bの直径をD、ラジアル軸受部10の軸方向長さをL、ラジアル軸受すきまCrの幅をδR とすると、スラスト軸受すきまCs1、Cs2の幅δA (すきまCs1、Cs2の幅の和)は、θ1 、θ2 が微小であるから、
δA =DδR /L …▲1▼
で表わされる。この関係を満たすように各軸受すきまCr、Cs1・Cs2を設定すれば、モーメント負荷により軸部材2が傾いたとしても、ラジアル軸受部10およびスラスト軸受部11で同程度のモーメント支持力が生じるため、ラジアル軸受部10のみでモーメント荷重を支持する従来品(図5参照)に比べて軸受ユニット1全体のモーメント負荷容量を増大させることができる。
【0022】
図2は加工誤差εを考慮したものであり、この場合、上記▲1▼式の右辺に、経験的に見出される加工誤差ε(現状では4μm程度)を加算したものをスラスト軸受すきまCS1、CS2の幅δA とすればよい(δA =DδR /L+ε …▲2▼)。ここでの加工誤差εは、軸2aとフランジ部2bとの直角度の誤差と、スラスト軸受面11a、11bの平行度の誤差とにより生じる軸方向すきまの減少量を意味する。
【0023】
実際の加工誤差εは、加工方法が決まればある分布内で一義的に定まる。上記▲1▼および▲2▼式より、(DδR /L)+ε≧δA ≧DδR /Lの範囲でδA を設定しておけば、ラジアル軸受部10とスラスト軸受部11でほぼ同程度のモーメント支持力を確保することができ、実用上十分な効果が得られる。
【0024】
フランジ部2bの直径Dが、ラジアル軸受部10の軸方向長さLよりも大きい場合(D>L)、軸受ユニット1全体のモーメント負荷容量は、スラスト軸受部11でのモーメント支持力に大きく左右されることになるが、本発明によりスラスト軸受部11で十分なモーメント支持力が確保される結果、かかる条件下でのモーメント負荷容量を大幅に増大させることが可能となる。この場合、フランジ部2bの直径Dは10mm以下とする。
【0025】
なお、図1および図2では軸2aおよびフランジ部2bが軸受面10a、11a・11bと接触した状態を図示しているが、実際の軸受運転時には、このような接触状態の発生を回避できるようモーメント負荷容量が決定される。当然ではあるが、動圧溝14、16の形状や深さは、上記の条件から定められたラジアル軸受すきまCrおよびスラスト軸受すきまCS1、CS2の幅δR 、δA に適応して形成される。
【0026】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ラジアル軸受部のみならず、スラスト軸受部でも十分なモーメント支持力を確保することができる。従って、動圧型軸受ユニット全体のモーメント負荷容量を増大させることができ、これより動圧型軸受ユニットのさらなる薄型化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる動圧型軸受ユニットの概略構造を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる動圧型軸受ユニットの概略構造を示す断面図である。
【図3】動圧型軸受ユニットを有するスピンドルモータの断面図である。
【図4】(A)図は軸受部材の断面図、(B)図はスラスト軸受部の平面図である
【図5】従来の動圧型軸受ユニットの概略構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軸受ユニット
2 軸部材
2a 軸
2b フランジ部
7 軸受部材
10 ラジアル軸受部
10a ラジアル軸受面
11 スラスト軸受部
11a スラスト軸受面
11b スラスト軸受面
Cr ラジアル軸受すきま
Cs1 スラスト軸受すきま
Cs2 スラスト軸受すきま

Claims (4)

  1. 軸およびフランジ部からなる軸部材と、軸の外周面とこれに対向するラジアル軸受面との間のラジアル軸受すきまに生じた動圧で軸部材をラジアル方向で非接触支持するラジアル軸受部と、フランジ部の端面とこれに対向する二つのスラスト軸受面との間の二つのスラスト軸受すきまに生じた動圧で軸部材を両スラスト方向で非接触支持するスラスト軸受部とを具備するものにおいて、
    ラジアル軸受すきまの幅δRとスラスト軸受すきまの幅δAが、以下の関係式を満たす動圧型軸受ユニット
    (DδR/L)+ε≧δA≧DδR/L
    但し、Dはフランジ部の直径、Lはラジアル軸受部の軸方向長さLを表す。εは加工誤差であって、軸とフランジ部の直角度の誤差と、二つのスラスト軸受面の平行度の誤差とにより生じるスラスト軸受隙間の減少量を表わす。
  2. 加工誤差εを4μmにした請求項1記載の動圧型軸受ユニット。
  3. フランジ部の直径Dを10mm以下にした請求項2記載の動圧型軸受ユニット。
  4. フランジ部の直径が、ラジアル軸受部の軸方向長さよりも大きい請求項1乃至3何れか1項に記載の動圧型軸受ユニット。
JP30724999A 1999-10-28 1999-10-28 動圧型軸受ユニット Expired - Lifetime JP3983435B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30724999A JP3983435B2 (ja) 1999-10-28 1999-10-28 動圧型軸受ユニット
US09/696,669 US6431757B1 (en) 1999-10-28 2000-10-26 Hydrodynamic type bearing unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30724999A JP3983435B2 (ja) 1999-10-28 1999-10-28 動圧型軸受ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001124065A JP2001124065A (ja) 2001-05-08
JP3983435B2 true JP3983435B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=17966837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30724999A Expired - Lifetime JP3983435B2 (ja) 1999-10-28 1999-10-28 動圧型軸受ユニット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6431757B1 (ja)
JP (1) JP3983435B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6712514B2 (en) * 2000-08-23 2004-03-30 Ntn Corporation Hydrodynamic bearing unit
JP2002233105A (ja) * 2000-11-30 2002-08-16 Seiko Instruments Inc 流体動圧軸受モータ
JP2002354747A (ja) * 2001-05-21 2002-12-06 Sony Corp スピンドルモータとディスク記憶装置
JP2003077156A (ja) * 2001-06-20 2003-03-14 Mitsubishi Electric Corp 光ヘッド装置
JP4794907B2 (ja) 2005-05-24 2011-10-19 Ntn株式会社 流体軸受装置およびこれを備えたモータ
JP2007177808A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 動圧軸受ユニット
JP2008082414A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Nippon Densan Corp 流体動圧軸受装置、磁気ディスク装置、及び携帯型電子機器
JP2008259261A (ja) 2007-04-02 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータおよびディスク状媒体記録再生装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05240241A (ja) * 1992-02-28 1993-09-17 Ebara Corp スピンドルモータ
JP3558768B2 (ja) * 1995-12-26 2004-08-25 日本電産株式会社 動圧流体軸受を備えたモータ
JP3544098B2 (ja) * 1997-05-19 2004-07-21 日本電産株式会社 動圧流体軸受装置
JPH11218128A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Seiko Instruments Inc スピンドルモータ及び回転体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001124065A (ja) 2001-05-08
US6431757B1 (en) 2002-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6390681B1 (en) Dynamic pressure bearing-unit
JP3893021B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
US8356938B2 (en) Fluid dynamic bearing apparatus
JP3774080B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
KR100709101B1 (ko) 동압형 베어링 유닛
JP3983435B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP2002061641A (ja) 動圧型軸受装置
JP2006300245A (ja) 動圧流体軸受装置
JP3842499B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP3892995B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP4152707B2 (ja) 流体軸受装置
JP4024007B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
EP1555671B1 (en) Spindle motor for disk drive
JP3782918B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP4048013B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP3773721B2 (ja) 動圧型軸受
JP7195195B2 (ja) 軸受スリーブ、動圧軸受装置、及びモータ
JP4731852B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP2004183867A (ja) 動圧流体軸受装置およびこれを備えたモータ
JP2000220633A (ja) 動圧型軸受装置およびその製造方法
JPH11190340A (ja) 動圧型軸受装置
JP2006194383A (ja) 動圧軸受装置
JP2002139028A (ja) 動圧型軸受ユニット
JP4030517B2 (ja) 動圧軸受装置
JP2002061647A (ja) 動圧型軸受ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20041105

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20041215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050506

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070704

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3983435

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term